07/02/16 23:18:10
何しろ幼い頃の記憶なので、曖昧なのは勘弁してもらいたい。
今から10数年前、俺が小学生の頃なんだけど夜中に尿意で目が覚めたんだ。
それでトイレに行って、特に何があるわけでもなく小便を済ませた。
性に目覚め始めていた俺は「夜中にはHな番組がやっている」と思い込んでいた。
以前兄貴と見たことがあったちょび髭のおっさんがHなレポートする番組を見たくてテレビをつけた。
でも、テレビに映ったのはエロスでもなんでもなかった。
そこに映ってたのは、ドラえもんだった。
でも、その夜見たドラえもんは、ドラえもんだけどドラえもんじゃなかった。
グロテスクな描写があるわけじゃない。ばったもんってわけでもない。
ただしんしんと、のび太が歩いているだけだった。音は無い。
呆然と見るしかなかった。こんな時間になぜドラえもんがやってるのかとか、こんな話しは見たことがないとかいろんな考えが頭を駆け巡った。
そうこうしてるうちにのび太はその歩みを止めた。
親兄弟に気付かれたくなかったため音量を最小限絞っていたため、聞き取りにくかったが
確かにのび太が「行かなきゃ」と言ったようだった。
階段は無いのに、階段を上るような感じで再び歩き始めたのび太。
そのまま画面は白くフェードアウトして、試験電波の画面になった。
ドラえもんにこんな話ありますか?