07/06/11 16:39:27 XGZqidcy0
今の女の子や子供の性欲が、強くなった訳ではない。
生物の三大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲。
これらは、教えなくても、生き物が欲求として元々持っている物である。
しかし、「だから、親が教えてくれないなら自分で覚える」という理論が正しいかと言えば、それは言い訳にしかならない。
欲求の赴くままで自由に行動して良い、法律で定められていない事なら
ば、何をやっても良いと胸を張って言える人間を、果たしてまともな人
間と呼べるだろうか。
今までの歴史や風俗の流れから人々が考察し、積み重ねて来た社会生活
(俗にマナーであったり、倫理であったり、道徳であると言われている
事柄)の根底を否定しても、良い結果は生まれない。
『自由』という言葉は、『義務や責任』を果たしてこそ、初めて使える
権利である。
新しい命を産む、もしくは中絶するリスクを伴う事象を、未成年が、
自ら労働納税(もしくは法律で定められた配偶者の労働納税)した賃金
以外で補う事は、義務や責任を果たしているとは言い難い。
児童が性的な事に興味を持つ事は、成長の過程で必ず起こりうる事である。
それを害悪とくくるのは性急であり、生き物の自然欲求を悪とし、蓋を
する事も行うべきではない。
しかし、性の過程のみを取り扱い、起こりうる結果を示さないものは、
正しい道筋を示しているとは言えず、害毒にしかなりえない。
情報が氾濫している現在、保護者が、自らの保護監督下に置いている子
供が目にするであろう、全ての情報を管理する事は不可能である。
出版物が自由に発行される権利を主張するのならば、受取り手側にも
情報を喜捨取得する権利があるはずである。
以下の理由をもって、出版物において、少女漫画のみゾーニングの対象
に置かれない現状には、疑問を抱かざるを得ない。