02/12/04 19:16 ah2UyJVO
>>40
見出しは「クラシックでほっこり気分」
本文から抜粋すると、
「温泉が恋しい季節に、ほっこりきぶんが味わえる一冊。(このあと内容紹介)舞台となる旅館同様、妙にひなびたイイ感じなのである。
…ラブストーリーというよりは夫婦善哉。どこか古風な人物達にレトロモダンなファッションが映え、そこにクラシック音楽が適度なボリュームで響いている。
…<生>と<音楽>とが抜き差しならない関係で、ある種の息苦しさを感じさせるそれらの作品(「いつもポケットにショパン」「神童」)より、本作ぐらいゆるゆるな方が、鳥の声や救急車のサイレンがドレミで聞えない人間にとっては、むしろ共感しやすいかもしれない。
端正なタッチはたぶん青年誌でも通用する。今後が楽しみな作家である。」