07/10/06 14:36:50
>>69
まあ、80年代のZの時点で、
「ニュータイプになってお互いのことを理解できても、結局争い合うのが
人間ですからー」って富野自身が1stでニュータイプ論に
過剰な希望を抱きがちだった当時のファンを一旦切り捨ててるくらいだしな。
それ以降の富野ガンダムでは、ニュータイプは単純に戦闘の才能、
もしくは超能力としか扱われなくなってきて、それもやがて∀では
言葉としてすら登場しなくなり完全に消滅した。
ニュータイプ論に有効性がなくなったとしても、1stには
主人公の成長物語としての普遍的な価値が十分あるわけで、それだけで
名作としての評価には妥当性があるんだが、あくまでそれは「古典」としての
評価になるわけなんだよな。