学園エヴァの女体化シンジ 萌えat EVA
学園エヴァの女体化シンジ 萌え - 暇つぶし2ch300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 11:46:26
そういうの掘り返しても仕方ないよ
カヲル厨の腐れは救いようがないんだから

何か投下来ないかな
179は投下出来ないのか

ネタでも良い
女の子なシンジきゅんと仲間たちにによる良作町

301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 12:32:19
近頃のカヲル腐れのパターンは
カヲル×レイorアスカでカヲル×わたくしをやって
シンジ他男使ってカヲル受やるってパターンじゃないかね。
で一部は気に入らないLksやらLasやLrsを叩くと
個人的にカヲル受とかTSとか気持ち悪いがなw

302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 12:54:51
そういう奴らに渚カヲルは好感を持たないだろう

303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 14:49:44
べつにもう荒れてないのにわざわざぶり返すなよ

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 15:32:23
伸びてるから投下あったかと思ったのに


305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 15:41:05
伸びてるか?

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 01:20:45
なんか議論してるやつらがこのスレ潰そうと工作してるように見える

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 02:40:47
こんなスレ潰れる間もなく過疎で落ちる
保守しなきゃww

308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 14:14:49
新作のシンジきゅん良かったな~

309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 00:13:59
保守

310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 14:20:02
凄まじい親馬鹿ゲンドウなゲンシンが読みたいよ、ギャグで

311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 13:53:37
シンジ腐しね

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 14:24:54
変態腐女子の巣窟
お前ら腐が嫌われる理由がよくわかるよw
お前らこんなふうにシンジを改悪して、本当はエヴァに興味がないっての見え見えなんだよ


313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 14:31:48
>>299-300>>301
シンジストの俺から見れば正に目くそ鼻くそを笑うってやつって感じだよww
カヲル腐であれシンジ腐であれ腐女子はキャラに酷いことしてるって自覚しろよ
本当にシンジが好きならこんな酷い妄想して喜んでるなんて有り得ないだろ

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 16:04:08
全く…カヲル厨は…保守ご苦労様

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 20:14:43
「本当に好き」って何なんだよ?
寝ても覚めてもそのキャラのことを考えてるわけじゃねえんだよ
所詮は二次元の世界、趣味、キャラ萌えレベルなんだからこの手のスレにいちいち乗り込んでも無駄

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/14 11:04:18
よし!ハルヒのポジションにシンジ、環のポジションにカヲルでいこうか

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/14 11:11:25
その他大勢はどうする気?

318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 18:06:36 AKBuJqWc
なんでぇ

319:長くなって御免なさい。
07/09/16 08:09:38
ピンポ~ン
―碇家玄関口前
アスカ「オハヨ、バカシンジ迎えに着てやったわよッ」
シンジ「えっ…?あぁ…うん、お早う…」
アスカ「何ボヤボヤしてんのよッ学校に遅刻するでしょ!行くわよ!!(突然声音を変えて)おば様行ってきまーす!」
シンジ「母さん…行ってきます」
ユイ「はい、行ってらっしゃい」

―早朝学路、人気は無しシンジ「アスカ」
アスカ「何よッ」
シンジ「アスカから僕の事迎に来るなんて珍しいね、普段はいつも、僕が起こしに行くのに…」
アスカ「なっ、何よ!?こっ、のアスカ様がわざわざバカシンジの処に迎に着てやったんだからねッ感謝しなさい!」
シンジ「う、うん…(困惑気味」
アスカ「ねぇ、シンジ」
シンジ「うん?」
アスカ「アンタさぁ…バカとナルシス、どっちが好いの?」
シンジ「はっ?(ビックリ)えっと…バカ?ナルシス??」

320:長くなってゴメンなさい。
07/09/16 08:49:37
>>319の続き

アスカ「はっ!?鈴原トウジと渚カヲルの事よ!でっ、どうなの!?どっちが好きなのよっっ!!(詰め寄るアスカ)」
シンジ「うっ!えっ?いやっ、どっちが好きって言うか…何と言うか…友達だよ、ふっ、二人とも!(アスカの気迫にビビリマクリなシンジ)」
アスカ「……あんた、それ本当でしょうね…嘘着いたら殴るるわよッ」
シンジ「嘘じゃない、嘘じゃないよっ!だいたい、アスカいきなり何言い出すんだよ!もぅ…」
アスカ「/////ちっ、違うわよ!あんたの事が気になるとか、そんな訳じゃ無いんだからねッ違う、違うのよっッ」
シンジ「アスカ真っ赤だよ…熱でもあるの?」
―シンジが心配気にアスカの額に手を伸ばすが、アスカは驚いて咄嗟にその手を払ってしまった
アスカ「!」
シンジ「あっ、ゴメン…僕なんかに触られるの嫌だよね…」
アスカ「ちっ、違う!違くて―あぁーもぅ!バカシンジ~ッ」
―ヒステリーを起こしながらガシガシ髪を掻き回すアスカ、対象的にビクビクするシンジ
アスカ「いいわよッもぅ!行くわよッ」
シンジ「うわぁ!」


―強引にシンジの手を掴みアスカは学路を急ぐ
そんなアスカの顔は、少し赤面しつつ少し嬉しそうでした。

321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 09:00:28
腐女子wwwww

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 09:00:46
百合キモイ

323:179
07/09/17 02:57:00
青く青く澄み切った空に真っ白な雲が流れている。
太陽が惜しみなく降り注ぎ気温は上がる一方だった。
蝉の声も一段と高くなっていく放課後の体育館裏に二つの影があった。
細身の体に艶々とした黒髪。ほんのり染まった赤い頬。
青い制服はこの暑さの中一服の清涼剤のように涼しげに見えた。
珊瑚色の唇を震わせて『少女』は目の前の少年に
おじぎをしながら意を決したかのようにこう言った。
「わ、私…一年の一条ユイと言います!鈴原先輩のこと、ずっと見てました!
 良かったら私と付き合ってください!!」
「………………はい?」
一瞬、青い空も白い雲も暑さも蝉の声も動きを止めたように感じられた。

一体なんだってこんなことに…。

制服のスカートをきつく握りながら『少女』は考えていた。

「ええ!?本当に?本当にやるの!?」
「あったりまえでしょ!こうでもしなきゃ気がすまないわ!」
遡る事1時間前、シンジはいつものようにアスカの
よく通る高い声の集中砲火を受けていた。
それがいつものことと少し違ったのは、
怒りの原因が自分ではなく他の存在にあること。
その原因は、シンジの親友の鈴原トウジにあるようだった。
「まったく頭にきちゃう!あのバカを一発ギャフンと言わせてやるのよ!」
一日の恒例行事のように口喧嘩をしてるアスカがとうとう切れたのだ。
その切れた理由としても、思い出せないくらいほんの些細なこと。
いつもならば、蹴りなりビンタなりの制裁を加える彼女だったが
今日だけは違っていたらしい。

324:179
07/09/17 02:59:21
アスカの作戦はこうだった。

名付けて

『熱血ジャージにまさかの愛の告白!!舞い上がる阿呆とラブラブデート!
 盛り上がってきたところでバーカ!ドッキリだっつーの!
 真の告白は裏切りの告白!!作戦』

「まんまだね…」
「いいじゃない。別に」
「で、何で僕までここにいるの…?」
「決まってるじゃない!!」
空の青より澄み切った瞳を輝かせながらアスカは言った。
「あんたが、やるからよ」
「…………え?ええええぇぇえ!?な、何で僕が!?」
「あんた馬鹿ぁ?あたしがやったらすぐばれるでしょうが!」
「だからって何で僕が!?」
「その方が面白いからに決まってんじゃない!!」

シンジは盛大にため息を吐いた。

女子用の制服は一年を装うため新品に近いアスカの予備を着用。
女子にしてはありえないほど短い髪はウィッグで女らしいセミロングと化している。
さらに付け睫毛で色つきリップで少女らしさを演出。
極めつけに自己主張の少ない胸には購買のあんぱん2個が詰められた。


325:179
07/09/17 03:01:56
「完璧ね!!」
「完璧じゃないよ!!どっからどう見てもすぐばれるよ!!」

いくら制服を新しいものに変えたと言っても
いくら短い髪がロングヘアになってると言っても
いくら薄化粧を施したため普段のシンジとは少し違うと言っても

「漫画じゃあるまいし!声と顔ですぐばれるよ!毎日会ってるんだよ!?」

そうなのだ。声はもちろんのこと顔立ちはリップと付け睫毛だけで大して変わっていない。
いくら取り繕っても『碇さんってよく見ると美人ね』のレベルだ。
知ってる人がいれば完全にばれる。
「もっと化粧をすればよくなると思うんだけど、
 でも濃い化粧をした方がそれこそばれるじゃない。
 そんなバリバリ化粧した中学生なんていないわよ」
「だから…!どっちにしろすぐばれるって…」
「大丈夫。あいつ馬鹿だから。絶対騙されるわ。
 そんな男みたいな喋りじゃなくて
 ちゃんと女らしい話方しなさいよ!声も高めにね!」

シンジは本日2回目のため息を吐いた。


326:179
07/09/17 03:04:30

「ちょ…!待っ!ほ、ホンマに言うてんのかい!」

見ようによっては微笑ましい告白の風景である。
だが、中身は女友達が親友にドッキリというコントだ。
トウジが慌てながら言葉を返してくる。手で顔を隠しているのは照れているからなのか。
「あの…私、2週間前に転校してきたばかりで…。
 そ、そのときに2年棟で鈴原先輩を見て…か、カッコいい人だなぁって…」
アスカが考えた架空の少女、一条ユイのプロフィールを若干高めの声で語った。
はっきり言って歯が浮くような台詞である。
「あ、あの…良かったら…ぼ、いや、私と…お付き合いしてください!」
そして再びお辞儀とともに顔を伏せた。
つむじのあたりに痛いくらい視線が刺さるのをシンジは感じていた。
これでいい。これで自分の役割は終わりだ。
シンジはアスカが言う程トウジは頭の悪い人間ではないと思っていた。
多少鈍い節はあるが、基本的にはしっかりとして自分よりずっと大人だと認識していた。
だから最初は告白自体には驚いたとしても、きっとすぐに気付くはずだ。
薄化粧したといっても顔は毎日のように眼にしている自分の顔だ。
多少高めに変えているとはいえ、毎日話している自分の声だ。
その時を密かにシンジは静かに待った。

ところがどっこい。


「よ、よ、よ、喜んで!!」

(えぇエエエエえぇええぇえぇえぇえぇええぇぇぇえ!?)

シンジは本日初めての奇声を心の中で発した。


327:179
07/09/17 03:09:30
むしゃくしゃしてやった
反省はしてる

一応続くんだがこのまま投下しても良いものか

328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 05:51:57
わたくしはいっこうにかまいませんのことよ

329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 12:20:01
GJ!!!続けてくだされ。
そういやこうゆう漫画がどっかのサイトにあったなw

330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 22:03:41
なんか腐女子の妄想に使われるシンジが可哀相だ
そうだ、ここの腐みんなフタナリになれよ
犯してやるからwwww










嘘だよ、キモイ腐マンコ

331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 22:13:46
カヲル厨さぁ、巣が風前の灯だからって八つ当たりするなよ

あ、ゴメ、スルーすべきだね

332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 00:32:22
自演乙

333:179
07/09/18 00:41:26
『鈴原先輩!好きです!付き合ってください!』
『アホやな~。お前シンジやろ』
『あははは!ばれちゃった?』
『気付くに決まってるやろ?さては惣流の仕業やな?』
『そうなんだよ。僕は嫌だって言ったのに』
『でもそういうんのも結構似合ってるで』
『何言ってるんだよ!もう!』
『はっはっは!冗談やって~』

青い空に二人の少年少女の笑い声が響き渡る光景…。

「いやぁ。こんなべっぴんさんにそんな風に思われてたなんて
 ワシは幸せものやなぁ!!」

(えええぇええぇえええええぇぇえぇえええ!?)

そんな日常は一向にやってくる気配は微塵もなかった。
しかし、シンジは思い出した。
自分は今顔を伏せてトウジには見えない状態だ。
ならばしっかり自分の顔を認識すれば気付くのでは。
「あ!あの!す、す、鈴原先輩」
「ン?」
「僕…いや、私の顔…どこかで見たことありませんか?」
「……………」
トウジは眉を少し曇らせながら、顔をあげたシンジを見つめた。


334:179
07/09/18 00:44:10
そうだよ。
トウジ、僕だよ。

僕だって!!

「…………どこかで会うたことあったっけ…?」

(ええぇええぇええええぇぇぇえええ!?)

二回目の奇声は危うく言葉に出るところだった。
実際言葉に出しても良かったのだが、裏でアスカがこの様子を見ている。
きっとさぞかし喜びガッツポーズの一つや二つしていることだろう。
何かヘマをしでかせば、あとで罵声を浴びるのは間違いない。
そういうわけで、口調は女言葉のままだった。
この声もアスカには聞こえているのだろう。下手なことは言えない。

…声?
そ、そうだよ!!
声だよ!!
僕、今高めの声で喋ってるじゃないか!
口調は変えられなくてもせめて声さえ!

「あの…鈴原先輩」
「トウジでええよ」
「じゃ、あの…トウジ…君」
「はい」
「ぼ、私の声も聞いたことありませんか…?」
「………………」

トウジは今度は首を傾げた。
その様子を期待の眼差しで見つめながらシンジは願った。

335:179
07/09/18 00:47:14
気付け!気付け!気付いてよ!!
今気付かなきゃどうにもならないんだ!!

アスカの筋書きはこうである。
ミッション1 とりあえず、告白。
ミッション2 OKを出したトウジとデートの約束をこぎつける。
ミッション3 ラブラブデート。
ミッション4 盛り上がったところでネタばらし。

今はミッション1である。
このままでは確実にミッション2が遂行される。
ちなみにアスカの中では失敗という二文字は存在しないようである。
実際問題とんとん拍子でうまくいっている。
これが他人事ならばどんなに面白いことだろう。
だが、今それに直面しているのは紛れもなく自分であった。
何が悲しくて初デートをこいつとしなければいけないのか?
昨日までほし●あきの乳は年の割りにどうとか女の自分に語っていた人物である。
完璧に女扱いされていない。
っていうか、こちらも彼を男として意識したことはない。
それだけは避けたいシンジだった。
だが世の中には避けられない事態もあることを黒髪の少女は知る。

「…………すまん。思いだせへん…」

(うそおおおおぉおおぉおおぉぉおぉぉぉおぉ!?)

シンジは本日3回目の奇声を上げた。
それでも心の中で上げるしかない自分が嫌だった…。

336:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 00:48:14
179氏乙b
待っていた

337:179
07/09/18 00:49:02
「すまん!ホンマにすんません!」
「あ、あ、あの」
「こんなべっぴんさんなら絶対わかるはずやのに!!」
「ね、ねえ…トウジ……くん」
「ああ!ワシは最低や!」

自分を責め立てるトウジをシンジは宥めながら、頭の中は完全に他の事を考えていた。
シンジはアスカが言う程トウジは頭の悪い人間ではないと思っていた。
多少鈍い節はあるが、基本的にはしっかりとして自分よりずっと大人だと認識していた。
だが、しかし。その認識は早くも崩れ去ろうとしていた。

トウジ、君は本当に馬鹿なの…?
ホントは馬鹿だったの…?
これじゃ3馬鹿トリオじゃなくてピンで活動できるじゃないか…。

「すまん!ユイはん!」
「…え?え?あ、ああ!何!?」
「こんなアホなワシやけど…幻滅したりしてへんですか!?」
「え?あ、その、ええと、はい」
ガバッと勢いよく詰め寄られ、肩を掴まれた。
白いブラウスの袖がくしゃりと皺ができる。
さらに急に手を握られ熱い眼差しで見つめられた。
その一連の行動に飲まれ、シンジはつい頷いてしまった。
「ホンマでっか!?良かったわぁ~」
その返事にトウジは嬉しそうに笑った。本当に嬉しそうに。
その笑顔があまりにも楽しそうだったので、何も言えずに
シンジは引きつった微笑みを返すことしかできなかった。
そして引きつっている間にトウジはさらにとんでもないことを言い出した。

338:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 20:27:48
一条ユイって綾波の初期設定の名前だっけ?

339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 23:42:44
職人期待あげ

340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 19:53:05
職人いようがいまいが関係なく過疎ってんな

341:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 01:43:01
人いないね

342:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 01:48:29
トウシンも良かだけどカヲシン読みたいな

343:179
07/09/22 19:07:11
「せやったら、明日休みやし。どっか行かへん?」
「………へ?」
「まぁ、平たく言うたらデートやな」

ミッション2である。
本来ならば自分から切り出すことを相手から切り出してくれた。
奥手なシンジではどう誘おうか悩みどころだったので、ありがたい。
しかし、今はそんなことはどうでもいい。

デートって。
デートって!?
トウジ、お前は本当に僕とデートがしたいのか。
初めてのデート(たぶん)を僕としたいのか。
ほ●のあきはどうしたよ!オイ!!
って、ああ!そうだ。僕今トウジに恋する可憐な女の子だった…!!
って、違う。そうだよ!断らなきゃ!
こんなの間違ってるって!!

「あ、あの…トウジ…くん」
「ああ。すまん…。いきなり過ぎたな…」
「………え?」
「やっぱ、すぐにやなんて。こんなん間違っとるよな…」
そしてトウジは伏し目がちに少しだけ悲しそうな目をした。
さっきまでの嬉しそうな、楽しそうな笑顔はすでに消えていた。
その横顔があまりにも痛々しくて、
シンジはついうっかり何かをしてあげたくなってしまった。

344:179
07/09/22 19:08:11
「そ、そんなことない…ですよ?」
その言葉をトウジが認識すると同時に、彼は再び少年らしい笑みを取り戻した。
その笑顔は青い空と似合っていて、シンジはつい見惚れてしまっていた。
「ホンマ?ホンマに?」
「………うん…て、あぁあぁああああぁああ!!」
しかし、それはそれ。
これはこれである。
しつこいようだが何が悲しくてこの巨乳好きとデートをしなくてはいけないのか!?
(断ろう!断らなくちゃ!!)
もうアスカに怒鳴られようが、どうでもいい。
もう一度決意を固めてトウジに向き直ったが時すでに遅し。
トウジは手を振りながら足早に立ち去っていった。
「あ、あの!トウジ…」
「ほな。明日10時に駅前でな~。ワシ、色々準備しとくわ!」
先ほど見たときと同じように、満面の笑みをたたえてトウジは教室へと戻っていった。
トウジは本当に嬉しそうに笑っていた。
トウジの笑ってる顔の中でも、今ほど嬉しそうな顔は
見たことがないことに気が付いた。
「何なんだよ…もう」
その呟きが、誰に向けられたものだったのかは
まだシンジにはわからなかった。
そしてとりあえずその背中を止めることができなかったシンジは
盛大にツッコミを入れることにした。

(準備って…準備って何だよ!!オイ!?)


またしても心の中で。

345:179
07/09/22 19:09:50
「やったじゃない!シンジ!偉いわ!」
アスカが近年稀に見ない勢いで褒め称えている。
「アンタがそこまでやれるなんて、あたし思ってなかったわ!
 もう見直しちゃった!アンタもただの馬鹿じゃなかったのねぇ」
「………………」
本来ならば喜ばしいことなのであるが、
今のシンジには全く心が揺り動かされなかった。
シンジは恐る恐るアスカに尋ねた。
「ねぇ…アスカ。本当にやるの?」
「何を?」
「…デート」
「あったりまえじゃない!!」
「だ、だって!今度こそばれちゃうよ!?」
「アンタ馬鹿ぁ?それが目的じゃない!」
さも当然のことの様に彼女は言い放った。
「明日はあたしの勝負服を貸してあげるわ!
 本当はいつか加持先生とのデートに使おうと思ったんだけど…
 特別に貸してあげる。ありがたく思いなさいよね!」
アスカは腕を組みながら胸を張った。
「ど、どうすりゃいいって言うんだよ!!」
制服のスカートがヒラリと風に靡いていた。

下校中の生徒達が賑わう廊下を抜け、トウジは教室へと戻ってきた。
2―Aの教室ではちょうど掃除の時間だ。
何人かの生徒が箒やモップで床のゴミを集めている。
「鈴原?どこ行ってたのよ?何よ。ニヤニヤしちゃって」
込み上げる笑みを抑えきれずに無意識に笑っていたらしい。
明るい声が残っている教室で、トウジに話しかけてくる者がいた。
振り返った先には、髪を二本に束ねた真面目そうな少女がいた。
「貴方今日当番でしょ?駄目じゃない。勝手に抜け出したりしちゃ!」

346:179
07/09/22 19:11:53

少女。

青い制服に身を包んだ少女。

…少女。

「………………ぶッ!!」


限界だった。



「ぶはははははははははは!!」


「す、鈴原!?」
「あ、あかん!もう駄目や!あっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」
「鈴原!?どうしちゃったのよ!?鈴原!?」

ヒカリは突然笑い出したトウジに心配そうにかけよった。
青いスカートがヒラヒラ揺れる。
普段は何だか可愛らしいその光景も、今のトウジにとっては
こみ上げてくる爆笑の一つでしかなかった。
「ぐふ…!笑いすぎて腹が…!ひっひひひひっひひ」
「鈴原…とうとうおかしくなったの?」

347:179
07/09/22 19:14:05
おかしい。
おかしすぎる。
笑いが止まらない。

シンジのあの表情ったらない。

「あ、アホや!あいつアホや!ぶはははっははははは!!」

ヒカリは怪訝そうな顔でトウジを見つめている。
だがその様子すらトウジの頭には入ってなかった。
自分はたぶん頭の悪い人間だとは思う。
だがしかし、それにしたって限度があるだろう。
どうやら相当のアホだと思われていたらしい。

そう、トウジは全部気付いていた。
あのままネタばらしをしても良かったのだが
このままで済ますのにも状況が面白すぎる。
たぶん惣流あたりに唆されでもしたのだろう。
そのことを思うと同情を禁じえないが
シンジのあの必死な表情に笑いをこらえるのは大変だった。


誰が騙されたままで済ますかい!!


トウジは怪訝な目で見つめるヒカリを尻目に一人笑い転げていた。

348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/23 19:33:17
これはwktkする展開だなw

349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/23 20:14:37
トウジの今後の行動が気になるね!

350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/01 14:28:59
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351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/03 18:58:33


352:179
07/10/03 23:21:07
このスレ削除依頼出てるんだが投下再開してもいいのかな?

353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/03 23:22:01
ここでないと嫌ならばどうぞ

354:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/04 00:15:01
いいんじゃね
エロじゃなければ違反じゃないし

355:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/06 22:00:28


356:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/07 02:19:50
シンジ「そ、その・・・胸だけなら・・・いいよ・・・」

357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/07 12:22:01
ふたなりスレとか倒錯スレは停止くらってるのに
ホモスレが停止していないのはおかしい
削除人も腐女子なのか?

358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/07 12:35:42
ふたなりや倒錯は過度なエロネタが投下されたからじゃね?まあ倒錯スレは立て直せばいいけど
しかし女キャラスレは相変わらずエロネタが投下されてんのにな

359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/07 12:38:15
倒錯スレもエロネタやるなら移動しないと駄目だろ
それか控えるか

360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/09 02:38:34
ホモネタはどの板にもあって大体うざい
それなりに削除はされてるけど何故かすぐに新しく立て直されてるし
だから削除人もめんどくさくて放置してるのかね

361:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/16 03:44:33 DJ1f+N12
色々収まってきたし179の投下待ち!
職人待ち!

362:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/31 01:24:28
エヴァ板良スレ保守党

363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/23 00:31:30
僅かな希望を込めて、保守

364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/02 12:14:34 XesrGZ/R
学園黙示録のシンジを女体化させるのもあり?

365:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/02 13:43:03
クソ同人のシンジは女体化させないでくれ

366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/02 14:17:59
いいんじゃないかな。レイのことが気になるシンちゃんか

367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/02 15:59:26
育成シンジよりもはだいぶまし。
育成シンジが女体化したらただの糞ビッチ。よくて痴女。

368:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/02 17:01:11
>>366
貞シンジじゃないのか?
学園黙示録なんてシンジ全然かわいくないだろ

369:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/03 12:56:16
男勝りなツンデレシンジきゅん・・・
かわいいじゃん


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