【幸せ】シンジとアスカの夫婦生活5日目【LAS】at EVA
【幸せ】シンジとアスカの夫婦生活5日目【LAS】 - 暇つぶし2ch222:きも澤ほも直
07/08/19 19:32:28
ギャグボール付けて手首と足首に鎖つけて磔にするの
手術用の薄いゴム手袋に温感ローションをたっぷり塗ったら
シンジ君のお尻に中指を優しく出し入れするの
耳元で「お尻の力抜いて」とか「おっきくなってきたね、お尻気持ちいいの?」
とか言うの
シンジ君のおちんちんが大きくなったら首筋の動脈に麻薬を注射するの
十分に薬がシンジ君の中に廻ったら耳元でこう囁くの
「お前は要らない子」
「君に母親が居ないのは君がダメな子だからだよ」
「こんな事されて勃起するなんて最低」
シンジ君が泣き出したら激しいフェラチオで一気に絶頂へ誘う
口の中で発射を確認したらすかさず二回目のフェラチオ開始
今度はお尻も刺激しながらのフェラチオでイカせてあげるの
白目剥いて気絶するまでイカせてあげるの


223:192
07/08/19 21:11:26
投下予告した者です。
皆様、色々な意見があるので今回の投下はとりあえず控えます。
ネタを替えて、通常の話でまた投下します。
エロありかエロなしかは、空気読んで各々の職人様にお任せするのが現状では一番かと。
自分はスレが荒れるのがイヤなので止めときますね。楽しみに待って下さった方には申し訳ありませんが…
個人的には、エロネタが嫌いな人がいる以上、そういうネタは控えたいと思います。

224:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 21:20:55
予告とか要らんことするからスレが荒れる。
お前、ウザイからもう来るなよ。

225:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 21:43:51
>>223
新作待ってるわ
こういう所で書く以上叩かれる事もあるだろうが頑張ってくれ

全然ウザく無いからあんた

226:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 21:52:48
つーか何で>>206に投下しないんだ?

227:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:08:08
別に荒れてはないと思うけどね
特定カプ色が強いとエロパロではやりにくいんでないかい

228:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:31:28
エロパロ板は微熱、あのじが居た時は行ってたけどな~

229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:37:56
>>203
新作wktkして待ってる

230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:44:36
こういうのもだめ?
231:名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/07/11(水) 19:34:19 ID:DHkMAQz5
シンジ「アスカ…。」 アスカ「な、なによ…」シンジ「ぼ、ぼく、もう我慢できないよッッ」
アスカ「キャー!!何サカッてんのよバカシンジ!!!」

~テーブルを中心に、数十分のマジ追いかけっこ。そして~


シンジ「ハァ…ハァ…。やっと捕まえたよ、アスカ…。」
アスカ「…。」
シンジ「ぼくは、アスカにこうするのを、ずっと想像してた。」
アスカ「………バカ。」
シンジ「アスカ…。」
アスカ「ちょ、ちょっと!!待ってよ!」
シンジ「何…?」
アスカ「汗…かいちゃったから…シャワーだけ…浴びさせて…」
シンジ「いいよ、このままで…」
アスカ「やだ…クサいもん…」
シンジ「いいよ、別に…」



アスカのスクールソックスを脱がすシンジ。

アスカ「…え?」
シンジ「あぁ…走り回ったアスカのニオイだ…汗のニオイがする…いいニオイ…アスカ…アスカぁスーハークンカクンカ」
アスカ「な、何してんのよ!!!」
シンジ「あ、アスカ、もういいよ。じゃあぼくは部屋に戻るから。じゃあ、さよなら。」
アスカ「こ…こ…このド変態ォオ」

231:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:49:08
>>227
> 特定カプ色が強いとエロパロではやりにくいんでないかい
他のアニメもそれで我慢してるしなー。
原則一作品一スレだし。
そう考えると、エヴァは恵まれてたんだな。

232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:53:40
>>223
ここは理屈っぽい奴が多いようだ。他スレに掲載するのが正解。
というか、何も言わんと投下すりゃ良かったのに。

233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 22:58:02
>>230ちんこ立っちゃった

234:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/19 23:03:37
>>231
LAS小説投下スレ×2
こんなアスカは大好きだ
きゃあスレ
ツンデレ
ヤンデレ
夫婦LAS
LASだけでネタ、SSスレがこんなにあるからねえ
ひとつにまとまったらものすごいことにw

235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 07:58:26
SMスレもあるよ
今アスカSシンジM住人がファビョってシンジSアスカM住人追い出そうとしてるけど

236:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 08:07:44
個人的には量産と戦うアスカで一時期流行ってた『ぷいっアスカ』も忘れないで欲しい

237:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 08:16:47
セックスしよっかスレもある
これまとまったたら余計に荒れるんじゃね?
ただでさえカプで荒れてる上にシチュ別でも荒れてるし

238:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 11:58:59
LAS小説
落ちLAS小説
こんなアスカは大好きだ
きゃあスレ
ツンデレ
ヤンデレ
夫婦LAS
SM
セックスしよっか
同棲

ネタSSだけで10スレあるな…
他にはもう無かったっけ?

239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 12:58:02
ふたなりとかは?

240:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 13:35:59
あ、女シンジふたなりアスカスレもあったか

LAS小説
落ちLAS小説
こんなアスカは大好きだ
きゃあスレ
ツンデレ
ヤンデレ
夫婦LAS
SM
セックスしよっか
同棲
女シンジふたなりアスカ

全部で11?
どれだけ今までシチュやイタアマで揉めてきたって話になるな…

241:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 15:32:29
アスカから見たシンジの可愛いとこスレは?
過疎ってるけど

242:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 15:35:25
あと仮面夫婦と、猫になっちゃった

243:きも澤ほも直
07/08/20 15:50:40
ギャグボール付けて手首と足首に鎖つけて磔にするの
手術用の薄いゴム手袋に温感ローションをたっぷり塗ったら
シンジ君のお尻に中指を優しく出し入れするの
耳元で「お尻の力抜いて」とか「おっきくなってきたね、お尻気持ちいいの?」
とか言うの
シンジ君のおちんちんが大きくなったら首筋の動脈に麻薬を注射するの
十分に薬がシンジ君の中に廻ったら耳元でこう囁くの
「お前は要らない子」
「君に母親が居ないのは君がダメな子だからだよ」
「こんな事されて勃起するなんて最低」
シンジ君が泣き出したら激しいフェラチオで一気に絶頂へ誘う
口の中で発射を確認したらすかさず二回目のフェラチオ開始
今度はお尻も刺激しながらのフェラチオでイカせてあげるの
白目剥いて気絶するまでイカせてあげるの

244:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 18:30:51
分類してみた

■SS中心スレ×12       ■ネタSS両方スレ×2    ■ネタ中心スレ×3
LAS小説              ヤンデレ            こんなアスカは大好きだ
落ちLAS小説(イタモノ禁止)   猫になっちゃった      シンジの可愛いとこ
きゃあスレ                              ツンデレ
夫婦LAS
SM
セックスしよっか
同棲
女シンジふたなりアスカ
仮面夫婦(夫婦4スレ目重複再利用イタモノ)
アスカの日記5冊目(LAS含日常中心)
アスカの日記8冊目(LAS専用)
アスカの日記って何(練習)

日記だけで3つ…全部で17ってヲイヲイ('A`)
後シンジの日記にも一応LAS系職人が復帰したっぽいから入れると18か?

245:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 18:35:17
だが大半のスレが保守スレになってないか?

かなしいぜ

246:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 18:40:50
結構エロある奴が多いよな

247:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 18:45:49
>>245
スレを細分化しすぎると、争いが減る代わりに過疎るんだよな。
どうしても一スレあたりの職人数が減ってしまうから。

248:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 18:54:16
ここときゃあスレとSMと仮面と8冊目と大好きだスレはそこそこ動いてないか?
他に動いてるとこってあったっけ?



249:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 20:16:40
ふたなりスレにも定期的に投下きてるよ。あと、LASかは微妙だけど、姉弟スレもある。

250:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 20:33:24
他スレの話はもういいよ。
どっか余所でやってくれ。

251:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 21:09:53
整理してみた

■SS中心スレ×12       ■ネタSS両方スレ×4    ■ネタ中心スレ×3
LAS小説              ヤンデレ            こんなアスカは大好きだ※
落ちLAS小説(イタモノ禁止)   猫になっちゃった      シンジの可愛いとこ
きゃあスレ※           姉弟              ツンデレ
夫婦LAS※            素直クール
SM※
セックスしよっか
同棲
女シンジふたなりアスカ※
仮面夫婦(夫婦4スレ目重複再利用イタモノ)※
アスカの日記5冊目(LAS含日常中心)※
アスカの日記8冊目(LAS専用)※
アスカの日記って何(練習)※

■番外 碇シンジの日記   ※稼働中×9

約半分が稼働中、後素直クールもLASっぽいので追加
合計19スレ…多いがそれだけシチュやら内容で荒れたり揉めたって事か('A`)
普通にこれまとめるの無理だろ…夫婦ネタはここでFAでいいんでない?

252:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 22:45:37
分かったから、
どっか余所でやってくれ

253:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/20 23:04:25
>>252
同意
エロ云々以前にこういう議論が一番要らんわ。

以下元の流れで
――――――


254:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/21 08:18:10
二人「クッシュン!!!」

シンジ「だれか僕達の噂してるのかな?」
アスカ「そーかもね」

パンパンパンパン

アスカ「ん…っ」

パンパンパンパン

アスカ「ぅう~…」

パンパンパンパン

アスカ「あ…あぁ!!シンジィイ!!」



シンジ「ダイジョブ?」
アスカ「ふぅ~ベランダから落ちる所だったわ。布団叩きキライ」

エロ?妄想しすぎだ

255:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/21 17:42:25
>>254
ベランダで布団叩きを使ってアスカの生尻をパンパンしてるのを妄想した俺よりは、マシだよ

256:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/21 18:21:00
痴呆アスカ乙

257:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/21 19:29:21
>>255お前の妄想力に脱帽

258:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/21 23:12:09
>>257
まあな。ちなみに最初のクシャミしてるシーンも向かいのマンションから見てる人が噂してるからと思ってる

259:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/22 18:04:29
とりあえず病院いってこい

260:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/22 18:44:23
ぁん…あっ…ふぁ

261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/25 03:02:09
ペコの新作が幸せ夫婦系だったわ。
若干変態気味の18禁だから注意してね

262:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/25 17:28:02
行ってきまーす

263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/25 22:16:06
ミヨリの森のママとミヨリは
シンジとアスカみたい

これが現実か

264:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/26 05:47:36
いえ、どっちもアニメです。

265:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/26 18:30:58
そして2ちゃんは便所の落書きです

266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 03:17:44
定期的に過疎るな、ここw

267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 08:28:24
夜…

「ママぁ~おやしゅみなさ~い」
「はい。おやすみ~早く寝るのよぉ?」
「・・・あれ?ママぁ今日は3人一緒に寝ないの…?」
「そうなのよ。明日は日曜日だからパパとママは、とぉ~っても大事なお仕事が有るの」
「ふぅ~ん…。いつ終わるの…?」
「ごめんね…。朝までかかっちゃうの」
「ちょっとアスカぁ!?そんなにシないよ疲れてるんだから!!」
「うるさいバカ!!早くドリンク飲んで色々準備して待ってなさいよ!!」
「ママぁ…。僕もう眠いよぉ…。」
「あらホントに!?じゃあサッサと寝なきゃね!おやすみおやすみ!」
「うん…。おやしゅみぃ…。」
「はい。おやすみ!
あ!あとそれから、この扉は絶対に崩れないジェリコの壁よ?向こう側から、何が聞こえても開けちゃダメよ?」
「はぁ~い」





そして…。眠りに落ちる前にジェリコの壁の向こうから聞こえた声は…

『ちょっとぉ!!今日はスチュワーデスとパイロットの設定でしょぉ!!なんでセーラー服と体育教師ジャージなのよぉ!!』
『う…。だって売って無かったんだもん!しょうがないだろ!』
『もぉぉ!この設定先月やったばっかりだもん!ヤダっ!飽きた!』
『そんなぁ…』
『・・・あっ!じゃあ気分を変えて!アタシがジャージ着て、アンタがセーr…』

明日も良い1日でありますように…

268:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/31 08:54:14
アホすwwwww

269:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:41:27
折角の一緒の休みだと言うのに、アイツったら全く連絡が取れないの。
確かに一緒の職場で、一緒のセクションかも知れないけど、やっぱり同じ日に休める事って少ないのヨ?
一緒じゃない休日以外は毎日会えるけど、アタシ的には全然足りない訳よ。
「……全くぅ、どーこほっつき歩いてるんだか」
そう、休みだと言うのに今日は部屋に帰って来た形跡が無い。
お互いに交換した合鍵で、まだ寝てるのかなと部屋に覗きに来たらこれだもの。
無造作に乱れたベッドの上に脱ぎ散らかしたパジャマ。
洗濯機には数日分の洗濯物が放り込まれたまま。
キッチンのシンクには洗われていない幾つかのコーヒーカップ。
「忙しいのはお互い様だけど、もうちょっと何とかならないものかしらネ?」
どうせラボでそのまま寝ちゃったんだろうなぁ……。
昔はそんな無精じゃなかった筈だけど、これも時の流れってヤツかしら?
そろそろ帰って来いと携帯にラブコールをしてあげるべきか否か、非常に悩むトコロね。
アタシがこんな風に考えてる事なんか、気付きもしないんでしょうけど……。
取り敢えずは溜まった洗濯物から片付けなくちゃね。
その前に先に冷蔵庫に持って来た食材入れてっと…って!
何よ、コレ。
見事な位に空っぽ…ドアのポケットに一本だけ、申し訳なさそうに半分程中身の残ったミネラルウォーターのペットボトル。
「幾ら一人暮らしで気楽だからって、ここまで無精になるのぉ?」
これって、何時ぞやの誰かさんみたいにアルコールじゃないだけマシだと思うべきかしら?

270:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:42:32
洗濯物を片付けて部屋の掃除を終えて、食事の支度を始める頃には夕方に差し掛かる時間。
単身用の1LDKマンションだから掃除に大して時間が掛かる訳じゃないけど、洗濯物がちょっと多かったわね。
「休みもこれじゃあ意味が無いじゃないのよ…」
愚痴も溢したくなるってものよ、ホント。
だって、休日の度にこんな事繰り返してるんだもの。
単身赴任じゃないんだから、もうちょっと位一緒に過ごす時間が欲しい。
一人で食べる食事も、一人で眠る事も、味気無く感じて生きた心地がしないもの。
アタシの部屋の壁には姿見の鏡が一枚掛かってる。
仕事を終えて帰宅して、一息付く為にダイニングの椅子に座ると、気の抜けた様なアタシの姿が丁度映る位置。
もちろん、そんな事をする為に買った訳じゃない。
アタシが住む単身用の1DKマンションで掛ける場所を探したら、偶然にもダイニングが映る位置だっただけ。
それでも一人寝の寂しさを噛み締めるには充分過ぎた。
一緒に居られない時間が苦痛に思える程、アタシはアイツの事が好きだって事よ。

271:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:43:47
「後は帰宅を待つばかり…かぁ。それにしても遅いわね」
レタスを洗って千切り、食べる直前まで冷水に晒して鮮度を保つ。
他の野菜は一切入れない、レタスだけのサラダ。
一緒の休みの時にアタシが食事を作る時は、いつもこのサラダを作る。
このサラダの意味に気付くのは何時かしらネ?
妙な事には鋭い癖に普段は朴念仁に近い、超の付く鈍感な愛すべきバカの事ですから、気付くのは当分先に違いないわ。
そのお陰で他の女のアプローチに気付かないで居てくれたのは有難いけれど。
……そんなに何人も居た訳じゃないけどさ。
完熟トマトとホールトマトと玉葱を細かく刻み、バターと塩胡椒とたっぷりな量の合挽肉と一緒に炒める。
玉葱が半透明になったら赤ワインを少し入れて、アルコールを飛ばしてからトマトジュースとコンソメを入れて一煮立ち。
ここからがアタシの腕の見せ所、もう昔のアタシじゃないんだから。
一緒に暮らしてた懐かしき子供時代は、料理に関してはお世辞にも上手くなかったもの。
今はもちろん違うわよ?
アタシ特製のミートソースの隠し味は、ちょっとだけスパイスを効かせる為に辛口のカレールーを一欠け。
トマトに隠れて色も味もカレーだとは判らないけど、スパイスの風味だけは残るのよねぇ。
後はコトコト弱火で煮込むだけ。
たくさん作ったから今日の夕食で余った分は冷凍庫行き。
解凍してパスタを茹でるだけで、簡単にミートパスタの出来上がり。
忙しいと食事を作るのが面倒だと溢すアイツの為のささやかなアタシからの救済策。

272:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:45:12
「そろそろお風呂沸かしておこうかな…」
テーブルのセッティングを終えて時計を見ると、流石にもう帰って来てもおかしくない時間。
こういう時、電熱コンロって楽で良いわね。
弱火に合わせてタイマーオフをセッティングするだけで、焦げ付かさずに煮込めるんだから。
鍋を覗くと上手い具合にとろみが付いて良い感じになってる。
もう少し水分を飛ばしておきたいから、弱火でもう30分って所かしら。
タイマーをセットしてアタシは浴室に。
湯沸し機のスイッチをONにして、温度は熱めの40度、お湯の量は…冷めた時を考えて浴槽の半分位かな。
アタシにはちょっと熱いんだけど、アイツには丁度良いみたい。
何でも日本人の中の江戸っ子の粋という奴らしいわね。
外で汗を掻いた後は熱めの湯で汗を流すのがカッコいいとか?
アタシも日本に来て結構経つけど、どうもその辺の感性は解んないわね。
食事も後はパスタを茹でてサラダを盛りつけるだけ、お風呂は何時でも入れる様に沸かした。
洗濯物も片付けたし、掃除も終わらせた。
……する事、無くなっちゃったなぁ。
TVを見ても面白そうなのやってないし、本棚を見ても…見るだけ無駄だった、チェロの楽譜が数冊あるだけ。
「……もう、何時までアタシを待たせたら気が済むのよ」
ベッドの上で座ってたら、なーんか眠くなって来ちゃいそう―――。

273:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:46:29
「…カ? アスカ? 起きてよ、アスカ」
「うぅん…遅いわよぅ、待ちくたびれちゃったじゃない」
「来てるなら連絡くれたら良かったのに」
やっと帰ってきた。
やっぱり転寝しちゃってたわね、アタシ。
でも、これがアタシ達の休日のパターンなのよね。
「あら? どうせ帰るの面倒になって、眠いからそのまま寝ちゃえってラボで寝ちゃったんでしょ?」
「あはは…やっぱバレてた?」
「折角の休みなのに毎回コレだもの。お仕事熱心なのは良いけど、アタシの事まで忘れないでよネ?」
「別に忘れてる訳じゃないんだけどね…埋め合わせは次の休みの時にするから機嫌直してよ」
「もう、毎回そればっかりじゃ…んっ……もう! ごまかさないのっ!」
自分の都合が悪くなるといつもコレ。
拗ねたアタシのご機嫌取りにキスしてくれる。
その……まぁ、嫌じゃないんだけど。
うん、嬉しい……でもやっぱり何と言うか、ね?
ちょっと気恥ずかしいけど、アタシ達の仲直りの為のささやかな儀式な訳。
「お風呂用意してあるから先に済ませちゃってよ。その間に夕食用意するから」
「え? 一緒に入らないの?」
「調子に乗るな!」

274:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:47:54
アイツを体よく浴室に追いやった後、たっぷりのお湯でパスタを茹でる。
レタスを良く水切りして器に盛り付けてっと。
ドレッシングは…今日はパスタだから、ハーブソルトとオリーブオイルでシンプルにしようかな。
ミートソースを温め直して、茹で上がったパスタを軽く塩コショウとオリーブオイルで炒める。
別にバターで炒めても良いんだけど、それだとちょっと仕上がりがシツコイ。
皿に取り分けて、ミートソースを掛ければ出来上がり。
食べる直前にパルメザンチーズを振り掛ければ完璧ね。
「あ、これ久々だね」
丁度お風呂から上がったみたいね、タイミングばっちり!
「久々って…前に作った分結構あったじゃない」
「すぐ無くなったよ? ほら、簡単だからさ」
「早く帰って来た時位、無精せずにちゃんと食べなさい」
やっぱりね。
作る手間が省けるからパスタと冷凍ミートソースの食事ばっかり。
「そうは言ってもですね…一人だと作る気が削がれると言うか…お腹が膨れれば良いと言うか…」
「馬鹿な事言ってんじゃないわよ」
「いやぁ…食事は作って貰うのが一番かなぁ…と」
―――アンタ、ホントニバカネ。
翌日が仕事じゃなければねぇ…ご褒美にワインを出してあげても良かったんだけど。
アタシもつくづく甘くなったものよネ?
でも今日の所はワインは無し。
「煽てても何も出ないわよ?」
「別に煽ててないよ?」

275:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:49:11
やっぱり一人より二人の方が良い。
何かね、食べてても心が美味しいって感じるのよね。
別に味覚が狂ってる訳じゃないのよ。
美味しい物は美味しいって判るもの。
けど味の良し悪しが判るだけで、食事する時間を楽しめないの。
こうして二人で一緒に食事していると、何故だか料理も時間も美味しく楽しめるのを実感しちゃうのよ。
もう我慢出来ない!
一人で過ごす夜も、休日も、もう要らないっ!
それにしても、まだサラダの意味に気付かないのかしら?
「ねぇ、シンジ…アタシの事、愛してる?」
ちょっと上目遣いで聞いてみる。
「え? いきなり何言い出すのさ?」
この鈍感!
しれっと聞き直してんじゃないわよ!
人が一大覚悟でちょっと可愛子ぶって聞いてるってーのに!
「だーかーらー、アタシの事愛してるのかどうか聞いてるんだってば」
「うーん…少なくともこうして一緒に居るのは、好きじゃないと無理だと思うけどね?」
サラダに目が行ってるって事は話半分に聞いてるか冗談だと思ってるわね…。
「最近休みが重なってもアンタってば、ちょっとでも遅くなったら前日でもすぐラボで寝ちゃうじゃない」
「それ言われると僕も困るんだけどね…」
「お互い抱えてる奴が山場だってのは解るけど、もうちょっとアタシの事大切にしてくれても良いんじゃない?」
「例えば?」
「アタシの事ちゃんと見て、愛してるって言ってくれてもバチは当らないと思うんだけど?」
「それって今?」
やっとアタシの顔見たわね…。
ここまで言わないとダメってのも問題だわ。
「もちろん! ソレだけで愛しさも増すのヨ?」
「それって随分単純じゃないかなぁ…」
「そういうモノなの。女はみんな基本的に愛情に関しては単純だもん!」

276:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:50:29
もーっ、どうしてこう人間の機微ってヤツに縁が無いのかしらね?
そんな事を考えながら食事の後片付けをする。
残ったミートソースは小分けにして冷凍庫に。
今回は約10食分ってとこかしら?
何時まで持つか判んないけど無いよりはマシってとこね、一緒に住んでればしなくてもいい事なんだけど。
「ねぇ、アスカ…今日はえらく機嫌悪くない?」
「そうかしら? 気の所為じゃないの?」
シンクに食べ終わった食器を運んでくれるのは非常に有難いんですけどネ。
ああまで鈍感だと機嫌も悪くなるってのも普通だと思わない?
「どうしてそう思う訳?」
アタシもマリア様みたいに優しい訳じゃないから、ちょっと意地悪しちゃおうかな。
「うーん…そう言われると答え様が無いんだけどね。何となくじゃダメかな?」
ダメに決まってんでしょうが。
「何故だか知りたい?」
「判らなきゃ僕としてはどうしようもないからね」
「今日みたいにお休みすっぽかしてくれたのって何度目かしらね?」
「数えてない」
予想回答だわ、でもそんな事はどうでもいい訳で。
「アタシだってそりゃ一緒に居たいわよ? でも肝心の人がすっぽかしてくれたんじゃどうしようもないじゃない」
「それに関しては謝るよ、埋め合わせもする」
「アタシが言ってるのはそういう事じゃないのっ!」
「じゃあどういう事さ?」
「もう一人で過ごすのは嫌なのよ…会いたくても会えないのも嫌だし、一人寝も一人の食事も嫌なのっ!」

277:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:52:12
「だからって今直ぐどうこう出来る訳じゃないだろ?」
そんな事判りきってます。
でも我慢出来ないからアタシはこうして不機嫌な訳で。
「お互い大詰めだしさ、そんなに頻繁に時間取るのは無理だよ」
それだってアタシは解って言ってるんですけどネ?
「誰も時間取ってなんて言ってないじゃない」
ふぅ、食器の片付け終了っと。
濡れた手を拭いて、エプロンを外して本日の家事も終了。
「じゃあ、僕にどうしろって言うの?」
「簡単よ」
「そう簡単に行かないから困ってるんじゃないか」
「ホントに解んない?」
「うん」
「いつもアタシが作るサラダは何のサラダだったかしら?」
「レタス」
「他に何か入ってる?」
「いいや…レタスだけ」
「欧米じゃレタスだけのサラダはハネムーンサラダって言うのよ」
「何で? 結婚とは関係ないと思うけど」
「レタスだけって事はレタスオンリーでしょ?レタスオンリーの発音ってね、Let us onlyと一緒なの。私達だけにしてって事よ」
「……急に結婚なんて言われても困るんですけど? 準備も何もしてないしさ、まだ時期も早いよ」
「別に今直ぐ結婚したい訳じゃないわ。ただ、この部屋を一人だけの空間にするのは止めにしない?って言いたいの」
「それって…つまる所…」
「そろそろアタシ達二人の空間にしたいと思うんですけど、如何かしら? それともお嫌?」

278:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 11:53:19
その後はどうなったかですって?
聞くのも野暮じゃないかしら。
その後、抱きしめながら言ってくれた事を聞けば誰でも判ると思うわよ。
これから時間も空気も二人で分け合っていけるんだから、幸せじゃない方がおかしいわ。
尤も、後で二人とも上司に大目玉喰らったのはお約束かも知れないけど。
「今日はもう帰さないよ、明日は一緒に無断欠勤すれば良い。起きたらすぐ、二人で荷物纏めに君の部屋に行こう。
 それから役所に行って婚姻届出してこの部屋で一緒に暮らそう、アスカ?」
もう絶対離れないんだからね、バカシンジ!

279:この部屋で一緒に暮らそう ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 12:00:38
序公開当日にして電波受信。
別スレ投下中の話の?年後の後日談。
書き殴りなので荒があるのはどうかご容赦を。

280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 13:44:57
その電波にGJ

281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 15:47:33
GJと言わせて下さい

282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 15:54:55
その某スレから誘導されてきた。
GJでつ。

283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 23:30:07
そのスレを誘導してくれ頼む。

284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 00:54:18
GJです!!


285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 01:18:48
>>283
きゃぁ で検索


286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 01:55:13
新劇場版のキャラクターをみるかぎり
アスカはツンギレからツンデレになりそうだ

お前ら喜べ もう性格改変なんてバカにされねーぞ

287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 02:33:05
今までの方が良かった……、とか言われそうだな。

288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 02:34:52
つまんね

289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 02:44:59
でもシンジが前向きすぎってのは解消される
多少だが前向きなったじゃないか

290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 04:00:16
>アスカはツンギレからツンデレになりそうだ
アンチか?
アスカは十分ツンデレでもあったし、ヤンデレだったじゃないか
性格が丸くなるだけだろ

291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 04:35:57
いやアンチじゃない

あれはどーみてもキレ過ぎだって

292:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 05:17:16
旧作はドロドロやシリアスLAS用設定で良いじゃん
新作は甘甘ラブラブLAS用設定で良いじゃん
あとはLAS書きの方が頑張ったら良いじゃん

293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 05:21:29
>>291
アスカ→シンジを理解してたらツンギレなんて言葉浮かんでこないだろ
キレてるのは結局シンジが自分を見ないからだよ

294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 06:13:05
>>279
酉ではわかんなかったけど貴女だったのかw
GJでした

295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 08:06:01
>>279
GJ!
元スレの方も続きヨロ


>>285
サンキュウ愛してるよ!

296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 10:44:38
>>279
GJ~、あちらの続きも楽しみにしてます

297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 14:03:14
祝!劇場公開投下

アスカに幸あれ

298:かつての思い出
07/09/02 14:11:04
何故、あの時私はあんな事を聞いたんだろう

「ねぇ…綾波」
「なに?」
「あんたってさ…シンジの事、どうおもってんのよ」「何故そんな事聞くの?」
一瞬の気の迷い。聞くべきじゃなかった。
今の私が昔の自分に会いにいけたらひっぱたいても止める台詞

「べ、別に…。……ただ…その…私、シンジの事が…」
「好きよ」

わかりきってた答え…
綾波のシンジを見つめる表情、仕草、雰囲気。
そして

「…やっぱり…ね」
「貴方は?惣流さん」
「…嫌いよ。大っ嫌いッ!」

私のついた最大の嘘。
シンジが好き。大好き。
私の答えを聞いても表情を変えない綾波の側に私はそれ以上居れなかった。逃げ出すように…ううん。実際、逃げた。

『かつての思い出』

「アスカ~。朝だよ」
「んっ…何時…?」
「えっと、七時三分前」
「…後、五分寝か…。………」
「!」
「嘘ッ!遅刻しちゃうじゃない!バカシンジなんでもっと早く起こさないのよ」
そんな感じで飛び起きた私。シンジの目の前で慌てふためく私はさぞや旦那さまの目には滑稽に写っただろう

299:かつての思い出
07/09/02 14:18:12
「アスカ?今日は日曜日だよ」
「ふぇ?」

シンジは笑いを堪えるのに必死な顔で立ち上がる。エプロン姿が板につく、自慢の旦那さま。シンジは私の額にキスをすると

「朝ご飯出来てるから。冷めない内に着替えてきてね」

顔を紅くしてうつ向く私を置いて寝室を後にするシンジ。いつの間にか、私より背の高くなったシンジは私のオデコにキスをするのを癖にしたみたい。

「疲れてるのかな…私」

折角の美味しい朝ご飯が冷めない内に、私は部屋着に着替えて私とシンジの匂いが混ざった寝室を出る。

「美味しい!この玉子焼き私、好きぃ♪」

シンジは玉子焼きを堪能している私に今日の過ごし方を聞いてくる

「アスカ。今日はどうする?」
「ん~。たまには、家でのんびり過ごすのも良いかな」
「そうだね。アスカ疲れてるみたいだし」

そういって思い出し笑いをするシンジ。朝の出来事でまだ私をからかう気ね

「うるさ~い!この天才美少女アスカ様でも間違う時があるのッ!」
「美少女?」
「何よ…」
「どちらかって言うと…美女じゃない?今のアスカは」
「…バカ。」

まぁ…私達が結婚して三年経った今でもこんな調子で過してる訳で。

300:かつての思い出
07/09/02 14:21:28
シンジは年々、大人?ん~貫禄…かな?が出てきた感じ。かたや私は…シンジに甘えっぱなしの甘やかされっぱなしで幼児退行甚だしい。

「シンジぃ」
「アスカ、隣に座れば良いだろ?」
「いぃ~や!シンジの膝が良いの」
「しょうがないなぁ」

私は猫口にしてシンジに甘える。シンジは困った顔をして、でも嫌がった顔をしないで私を抱き寄せる。意味もなく流れているテレビの光と音。
外からはいつの間にか雨音がしはじめる。

「好き」
「僕もだよ。アスカ」

朝方見た夢の話。今の私を見たら昔の私に間違いなく殴られるわね。グーで。

「シンジはさ…」
「ん?」
「何でもない」
「何それ」

私は身体を斜めにして少し上にあるシンジの唇にキスをする。シンジの手が私の背中を撫で、そして胸にあてられる。

「んっ…だめ。シンジのえっち」
「なんで?」
「だって私、疲れてるんでしょ?だからエッチしな~い」

301:かつての思い出
07/09/02 14:23:10
シンジは今度こそ苦笑して私の言った台詞を嫌がってる顔をする。

「私をからかうなんて百億年早いのよ」

「はいはい…僕が悪かったです」

「よろしい♪」



今なら言える好きって言葉。シンジに届いた私の気持ち。頑張ってね昔のアスカ。

私、今、幸せだから。


【終わり】

302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 14:32:15
乙乙!!劇場版もみたしLAS分も補給できた
最高の1日だ

303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 21:47:03
自演乙

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/02 23:56:03
乙~

305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 06:14:37
夏休み明け前…。溜まりに溜まってしまった、息子(小1)の宿題を徹夜で手伝う碇夫妻…
「ほら、この問題。15個メロンがあったのに9個食べてしまいました。どうなる?」
「むぅ…。そんなに食べたらポンポンがいたくなるよぉ…」
「いや…。そうじゃなくて…。うぅ~んと…。」
「えへへぇ冗談だよパパ?残りは6つ!」
(がーーん!
7歳の息子にからかわれる僕って一体…)
「しくしく…。アスカは絵日記進んでるの?」
「もちろんよ!
はぁ…しかし絵日記を1日で30日分書くハメになるとは、思わなかったわ…」
「うぅ…。ママぁごめんなさい…。」
「まったく!夏休みの宿題なんてぇのはね毎日コツコツ終わらせていくモノなのよ!?」
(・・・その言葉を2016年8月31日の頃の君に伝えてきてよ…)
「ふぅ~。まぁ終わったから良いけどさ!」

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 06:17:37
「え?絵日記書き終わったの?
見せて見せて」
「ふふ~いいわよぉ~?
『7月25日、今日は飛行機に乗りました。もちろんパイロットはパパで、スッチーはママでした。空の旅は、と・て・も!気持ち良かったので、またシたいです』」
「??…ねぇママぁパパぁ?ボク飛行機なんか乗ったっけ?」
夏らしくブルーハワイ色になるシンジくん。
「え~次が『7月28日、今日はパパが不治の病になってしまいました。でも看護婦さんのママが、いろいろな玩具・・・
もとい、いろいろな医療器具で治療をしてくれたのですぐに元気になりました』」
「???…パパって病気だったの?
ママって看護婦さんなの?」
夏らしくリンゴ飴色になるシンジくん。
「んふっ、次は『8月2日、今日は待ちに待った体育大会!しかし、ブルマの下にパンティーを履き忘れてしまったママは、体育教師のパパに呼び出され…』」
「もうやめてくれえええええええええええええええええ!!!!」


学校…
「碇君?絵日記は、どうしたの?
忘れたの?」
「・・・はい先生」
「う~ん…。宿題全部提出しない子は怒るって先生言ったよね?」
「はい…。でもパパが、提出した方が怒られるからダメって言ってました…。」

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 07:30:28
こう言うほのぼの系、俺は好きだ

308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 19:24:41
新劇場版で逆行系に興味持ったのですが
夫婦LASまとめサイトのSSで逆行系オススメはどれですか?

309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 21:03:53
>>308
夫婦物で逆行なんかあんの?夫婦じゃないけど、このスレの逆行物は>>156かな?
>>305 GJ!

310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 21:42:52
捜索スレにでも逝けよ
スレ違いだろ

311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 21:54:13
夫婦LASスレで投下されたものってことだからスレ違いではないだろ
けど逆行ものはあんまりなかったみたいね

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 22:45:43
ループ説が事実なら>>156は個人的にすごいアリだ

313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 23:14:37
>>312
アスカが逆行する話ってシンジへの愛憎が消えて、愛だけのパターンが多いからな
>>156とかRE-TAKEとかは、俺も大好物だけど少ないね

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 00:07:59
ここは想像するスレだぞ。
捜索は捜索スレでやれってんだよ。
鬱陶しい。

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 01:09:27
同意だがお前も煽るのやめろ同類だ

投下待ち

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 01:14:31
さんざんヘタクソとかツマンネ言ってる癖に、今度は自治厨のフリか

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 04:28:17
投下待ち

318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 05:12:11
>>308
夫婦逆行モノが無いので、書いてみた


オーバー・ザ・レインボー…

「紹介するわ。この娘がセカンドチルドレンの惣流・アスカ・ラングレーよ」
「んふっアンタがサードチルドレンね?かぁ~わいぃ~」なでなで
「うわっ!なんですかこの人!?」
「あんっ逃げちゃダメよぉ~」
「ちょっと!アスカなにしてるのよ!」
「「いや~んな感じ!」」
「う~ん…。こんなに可愛いくりくり坊やが、あんなに絶倫浮気男になるとはねぇ…。人類の神秘ね」
「なに言ってるの…?」
「大体アンタが浮気したのが悪いのよ!!だからアタシが逆行する羽目になったんだから!!」
「君が何を言ってるのか分からないよ!」
「うるさーい!!とにかくアンタは二度とアタシ以外の女を見ちゃいけないのよぉ!!」
「な、なに言って…んんっ!?」
ちゅぅぅぅぅっちゅぱっちゅちゅぅぅぅ~
「何してんのアスカっ!!シンジくん!!」
「「い、いやいや~んな感じぃ!!」」
ちゅぱ…ぺちゃぺちゃ…くちゅぅぅ~
(はぅぁ…。キス…きもちぃ…。そうりゅうさん…)
ちゅく…ぷはぁっ
「はぁ…はぁ…。シンジ…?アタシの船室に来るぅ…?」
「うん…。惣流さんの好きにして…」
タッタッタ…
「な…なんだったの…?あの2人…?」

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 05:14:32
アスカの船室…

「さぁ…シンジ…。これに着替えて?」
「??これ惣流さんのプラグスーツじゃないか」
「うん…。スッチーとかナースでは、シた事あったけどさ!
一度でいいからプラグスーツで、シたかったのよねぇ」
「そ、惣流さん…経験豊富なんだ…。
アハっそうだよね…。惣流さん可愛いもんね…」
「あら、アタシ処女よ?」
「…え?だってさっき…。」
「う~ん…。話せば長くなるのよねぇ…。まぁそんな事より!
・・・ほら来て?アタシの全部をアンタにあげる…。
だからアンタも、アンタの全部をアタシにちょうだい…」
「そ、そうりゅうさぁぁぁぁぁぁん!!」
「あぁぁぁぁんシンジぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」





「はぁ~痛かったぁ…。もうっ!可愛い寝顔してるクセに、この時から大きかったのねコイツ!」
「すぅすぅ…」
「・・・・・・もう浮気なんかさせないんだから…。他の女なんかに渡さないんだから…。
シンジは…シンジはアタシだけの物なんだから!!」
「・・・僕はずっとアスカだけの物だよ?」
「!?」
「ふわぁ~…。
・・・えへっおはようアスカ」
「あ、アンタ…。いつから…?」

320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 05:16:30
「んっとねぇ…『この時から大きかったのね』っていうとこからかな?」
「う…うるさいうるさーい!!帰れ浮気者!!アタシは、アタシだけのシンジでいてくれるこの時代のシンジと幸せになるのよぉ!!」
「アスカ…僕はアスカだけの物だよ?
そして、アスカは僕だけの物だ…。たとえさっきHしたのが過去の僕だったとしてもアスカのした事は立派な浮気だよ…」
「ひっく…うるさい…きらいよアンタなんか」
「アスカ…大体夏休みのハワイ旅行で、地元の女の人と一緒にフラダンス踊っただけで浮気なんて聞いた事無いよ…」
「ぐすっ…あによ…デレデレしてたクセに…。」
「はぁ…デレデレなんかしてないよ…。どっちかと言うと、イヤがったのに無理やり踊らされたんだよ…?」
「・・・ほんとに…?」
「うん。僕が踊ってて楽しかったのは、ユニゾン訓練の時だけだよ?」
「・・・ばか」

どぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!

「使徒…ガギエルだね…」
「・・・行くわよシンジ!この時代も平和にしなきゃ!!」
「うん!頑張って戦うよ!そして…」
「ん…?」
「また碇アスカになってくれる?」
「ばか…」


この2人の夫婦物語は、これからはじまる…

321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 05:18:12
2025年ハワイのホテルの一室…

「ん…?
・・・・ここどこ…?アタシ確か船室で寝てたのに…。
なにここ…?ホテル…?」
「むにゃ…。ふわぁ~。
・・・あれ?惣流さん、ここどこ?」
「!!!!!
だ、誰よアンタ!?なんでアタシの横で寝てるのよ!!」
「え…?やだなぁ…惣流さんから誘ったんじゃないか…。
あれ?惣流さん…そんなにセクシーだったっけ?」
「へ?・・・・・な、なによこれぇぇぇぇぇぇ!!なんでこんなに胸でてるのよぉぉぉぉぉ!!」
「…ふぇ?僕も背が伸びてる…」
「と、とにかく!アンタ出て行きなさいよ!!」
「そんな…惣流さん。僕の事好きだって言ったじゃないか!!」
「ハァっ!?なにワケわかんない事言ってんのよ!!」
ガチャ…
「おはよぉ~パパ!ママ!」
「・・・誰よ、このガキ…?」
「さぁ…?」
「・・・どうしたのパパ?ママ?」
「・・・へ?あ、アタシ??」
「ぼ、僕??」

「うん」

「「ええええええええええええええええええええええ!!!!!!」」


この2人の夫婦物語は、これからはじまる…

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 05:36:37
堪能した。
早起きしてよかった。

323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 05:50:18
逆行だけかと思ったら入れ替わりとは
GJ!

324:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 06:21:13
>この2人の夫婦物語は、これからはじまる…

ちょっと続き気になるw
ドラマの海猿みたいな出会いかただな

325:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 10:03:35
GJ!
良かったよ~。2015年に帰って来たラブラブな2人…
2025年にやって来てしまった、ほぼ初対面の2人と子供…
どっちの続きも気になるわ~(特に後者)
出来れば続き書いてほしいな…。一応後者は夫婦だからスレ違いじゃないハズだし

326:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 17:55:56


327:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 18:05:59
>>306ふいたw

328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 18:39:03
台詞ばかりで描写が少な過ぎ。
つまりは低レベルな駄作。
精々精進しろ。

329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 18:44:22
誰に言ってんだ?w

330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 18:56:29
初めて書こうと思った奴とかいるんだから

書き方は自由

331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 19:12:57
別に書き方を指図している訳ではないと思うけど。

332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 19:26:32
同意。単に毒づいているだけの駄レスにしか見えん。

333:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 19:49:47
自演乙

334:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/04 19:53:53
>>318-321
おもしろかったよ~。>>267>>305-306も書いたの同じ人ですよね?(違ったらごめんなさい)
良い設定で書くね。ほのぼのHギャグで夫婦スレらしいネタで好きだな

>>328セリフばっかりなのは、そういう作風だろ?逆にスラスラ読めてイヤミが無くて俺は好きだが?

335:テンプレ
07/09/04 20:03:02
「う~ん~…今月も苦しいわね」
愚痴を言いながら家計簿見つめる主婦が一人
その名は前大戦、使徒と戦ったセカンドチルドレン・アスカラングレー。今はサードチルドレン碇シンジと結婚し、極普通の家庭生活を送っていた。
「ん~……よしっシンジのお小遣いカットしよっ。」

続け

336:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/05 00:18:43
>>335
小遣いカットではなく、パイプカットされるシンジくん
「子供が多いから、お金かかるのよねぇ。ゴム代削減にもなるしね♪」

337:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/05 01:32:34
>>335
小遣い下げる事に対してデモ行進するシンジと息子(5歳)
「ぼっぼくは、そんな腐った圧力に、くっ屈しない!!」
「くっしないじょぉ~!!」


所が、
「勝手に一人でやってれば?おやすみ」

「……」
「ママ~ぼくもねるぅ~」
結局負けました

338:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/05 02:45:23
小遣いを減らされたことをレイに相談するシンジ
援助してあげるから私と一つになってと迫るレイ


339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/05 05:14:55
>>338
「ご、ごめん…綾波…。僕アスカを裏切れない…。」

「・・・そう…」

シンジに断られなので、シンジの息子(5歳)にせまる綾波さん

340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/05 06:52:54
それを影で見ていた青葉に阻止される綾波さん。

考えに考えた末、「アスカを襲っちゃえばオールOKじゃね?」という結果に至る綾波さん。

341:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/05 22:07:45
「浮気とは、『浮ついた気持ち』と書く。
だが、僕のアスカへの愛は一瞬たりとも揺らいだことはないよ。
綾波とはスポーツ感覚で身体を重ねただけで、
精神的には友人の関係から一切出ていないんだ。
だから、僕は綾波と浮気していないと断言できる。
僕が愛しているのはアスカ、君だけさ」

342:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 02:57:31
アスカ(コイツ…なんか加持さんに似てきたわね///)

343:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 06:19:44
>>342
アスカ「…うるさいわよぶわぁ~~か!!」

シンジ(まるでミサトみたいだ、この反応)

344:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 06:29:51
「2人ともいい歳して、なにやってんの…??」

っと、高校生の娘をドン引きさせたバカ夫婦

345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 10:37:53
「先生…やめてください…。」
「んん?そう言うがアスカちゃんのココは、欲しい欲しいと言ってるぞ?」
「いやぁ…恥ずかしいよぉ…」
「へっへっへ…。じゃあ覚悟は良いな?」
「あぁ…いやぁ助けてぇ…」
「がははははっ!!挿入だぁぁぁぁ!!」
「いやあああああああああああ!!」
ガチャっ
「ママぁ~私の制服知らな・・・
なにしてんのよおおおおおおおおお!!!」





「いや、ダメです!先生やめてください!!」
「んふふ…。そんな事言いっても、シンジ君の…もうカチンコチンよ?」
「はぅぅ…はぁ…はぁ…。先生ダメ…イっちゃうよぉ…。」
「あはっ可愛いんだからぁ。いいのよイって…。先生の手の中で吐き出しなさい!!」
「はぅぅ!!せんせぇぇぇ!!イっちゃうよぉぉぉぉぉぉ!!!」
ガチャっ
「とうさ~ん僕の制服知らな・・・
なにしてるんだよおおおおおおおおお!!!」

346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 10:48:18
お笑い一家w

347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 15:53:21
ママとの記憶
目覚めるとママがいないの。いつも寝る時は隣にいたのに。
私1人ベッド上。
ママはどこ?周りは暗闇でなにも見えない。寂しい。怖い。
ママ!パパ!どこ!?
後ろから、殺気を感じる助けて!ママ!!パパ!!
私は目を覚ます。心配そうにママが私を抱きしめていた。
その時のママは、ママがよく私に見せていた写真に写っていた中学生の頃のママのような気がした…………。

―シンジとアスカの娘も中学生。2人の母校に通うことになりました。
アスカ「ごめん!パパが制服買い忘れちゃったの!」
「えー!!最悪ー…。」
娘はフッと昔みたあの怖い夢を思い出した。
「じゃあママのでいい。」アスカ「ええっ!?古いし汚いわよ?」

「ママたまに洗濯してるじゃん。制服も変わってないしだいじょぶよ」
アスカ「うーん…じゃぁそうしよっか」

ウキウキしながら着替える。あの時のママはすごく綺麗だったから。すこし、憧れていた。

アスカ「…ヨッシ!どう?初めてママの制服を着てみた感想は?」
「…………」
アスカ「…??」
「………………………パパの匂いがする……………」

アスカ「………」

最悪。

          終
          劇。

348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 18:01:59
この二人の子どもはまじめに育ちそうだw

349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 19:25:57
>>347シンジが制服を着てるって事?

350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 19:38:45
シンジとの制服プレイでシンジの匂いがうつったってことじゃなかんべか

351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 19:49:18
だから洗濯してたのね

352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 19:59:34
URLリンク(www29.atwiki.jp)

353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 20:05:36
アスカに肛門を舐めさせ、
娘にチンポしゃぶらせるシンジ。
亭主関白万歳。

354:347
07/09/06 20:27:07
>>350正解です

355: ◆KEVrvVR6eo
07/09/07 09:51:36
『たった一日限りの夏休み』


前編 『トゲアリトゲナシトゲトゲ』

「信じらんない!前もってあれだけ確認しておいたじゃない!」

妻の怒声に、なすすべもなくうなだれているシンジ。
リビングのテーブルの前で小さくなってしょげかえっている。
夜遅く、くたくたになって帰宅するや否やの出来事だった。

ここのところネルフの業務が忙しく、なかなか休日を合わせられない二人。
休日返上で働き、もちろん夏休みのような長期休暇もとれない状況であった。
その中で、奇跡的に同時に休みを合わせることの出来た「その日」。
二人は久々に旅行に行く予定になっていた。
だが、しかし。シンジに急なミーティングが入ってしまったのだ。
「その日」以外に休日をとるなどということは、二人に捻出できうる日程の限界を遥かに越えていた。
いや、正確に言えば、「その日」でなければ全く意味を持たないものになってしまうのであった。

旅行に行けないことをシンジが妻に告げた瞬間がこの様子である。
シンジにさして落ち度があった訳ではない。
悪いのは、ろくな休暇もくれずに、急なスケジュールを強制した上司のリツコである。
そのことはアスカも十分わかっていた。
むしろ、シンジも被害者の一人であることも。
しかし、アスカにしてみれば、やり場のない怒りをシンジにぶつける他なかった。

356: ◆KEVrvVR6eo
07/09/07 09:54:11
「…ごめん、アスカ。」消え入る様な声で詫びるシンジ。
そんなシンジに追い討ちをかけるようにアスカが捲くし立てる。
「はん!何時まで経っても飼いならされてる男なんて最低!アンタはアタシとの約束より仕事の方が大事なのね!」
職場での嫌なしがらみ。不可能な程の膨大なノルマ。枯れ果てた自分の才能。
仕事上のゴタゴタが続いていたシンジは、イライラした感情から逃れられず、思わず語気を荒げてしまう。
「しょうがないじゃないか!休めないものは休めないんだよ!」
そんなシンジの様子に、冷めた目で皮肉っぽくアスカが言い放つ。
「今度は逆切れ?そんな言い方しなくたっていいじゃない!
トゲトゲしいったらありゃしない!トゲアリトゲナシトゲトゲ並みのトゲトゲしさね!」
一瞬、ポカンとするシンジ。トゲアリ?トゲナシ?何だソレ?
「ごめん、アスカ… でも、トゲアリトゲナシなんとかって何?」
「トゲアリトゲナシトゲトゲよ!」
「それって… 何なの?」
「あんたバカァ?虫に決まってるでしょ!」
「…いるの、かな?そんな変な名前の虫…」
「いるに決まってるわよ!とにかくいるったらいるの!」
アスカは頭が良くて何でも知っているのはシンジも重々承知である。
でも。言うに事欠いてトゲアリトゲナシトゲトゲだなんて…
叱られているのに思わず苦笑してしまうシンジ。そんなシンジをアスカは見逃さなかった。
「えーえー、そうやってせいぜい笑ってればいいわ!そのかわり、ホントにいることが判った暁には―」
アスカが条件を提示する。シンジはよく考えずに快諾してしまう。
そんな虫なんているはずないじゃないか、とシンジは内心思っていた。
というより、若干論点がずれ始めていることに気付き、これ以上無益な言い争いをシンジはしたくはなかった。

アスカはプリプリしながら、一人、寝室へ篭ってしまった。
一方、リビングに残されたシンジは、明日までに仕上げなくてはならないプレゼンの準備をするべく、自分の書斎へと向かう。
二人は、釈然としない気持ちを抱えながら、それぞれの夜を過ごした。

357: ◆KEVrvVR6eo
07/09/07 09:55:49
翌朝。
書斎のPCの前で目を覚ましたシンジ。
プレゼンの資料を書き終えた後、どうやらそのまま少し眠ってしまったようだ。
徹夜明けの目を擦りながらリビングへ向かうと、アスカの姿は既になかった。
先にネルフへ行ってしまったらしい。昨日の喧嘩の後、一言も会話を交わしていない。
ふとテーブルの上を見ると、アスカが作ってくれた朝食がのっていた。
シンジにとって、それはせめてもの救いであった。
朝食を済ますと、シンジも慌てて家を出た。

足早に歩きながら、シンジは周りを見渡す。
上空は台風による分厚い黒い雲に覆われており、強風と共に大粒の雨が降り注いでいる。
通りを歩く背広姿のサラリーマンも、幼稚園の送り迎えで子供の手を引く母親たちも、
皆それぞれ、季節の合間に漂う不安定な大気の中で険しい表情を浮かべている。
湿った服や靴から早く逃れたいという性急な態度が、
信号待ちの交差点やバス停で待つ人々の間で無言のうちに衝突し、
互いに鋭い尖った視線を交わしながら、冷たい諍いを起こしている。
息苦しい天候と人々の苛立ったその様子は、
シンジの、昨日の夜から抱えてきた重苦しい気分を代弁するかのようであった。
人通りの少ない道を選びながら、シンジはネルフへの道のりを急いだ。

ネルフに着いてからも、シンジとアスカの間には会話はなかった。
すれ違うことがあっても、アスカはわざとらしく顔を背けてしまっている。
どうしようもない程の暗い表情で、シンジはプレゼン発表の会場へと向かう。
今日は、ネルフの業務についてを一般市民に向けて説明する大事なプレゼンだ。
しかしながら、その日の発表は、シンジにとって最悪なものとなってしまったのは言うまでもない。

358: ◆KEVrvVR6eo
07/09/07 09:57:27
「シンちゃん、お疲れ♪今日みたいな日だってたまにはあるから、あまり深刻に考えちゃだめよん♪」
ミサトの能天気な励ましの言葉を、シンジはこれ程恨めしく思ったことはなかった。
山のような抗議や苦情の報告書を前に、ただ溜息をつくばかりのシンジ。
半日がかりでようやくほぼ片付け終えた頃には、もう定時を過ぎていた。
背伸びをしてあたりを見回すと、アスカの姿は既にない。
すれ違いばかり。シンジはガックリとうなだれる。仕事など、もはや手につかなかった。
ふと、アスカとの昨日の「約束」を思い出す。トゲアリトゲナシトゲトゲ。
そんな虫、本当にいるのだろうか?
PCを拝借して、いるはずもないヘンテコな名前を入力し、検索してみる。
「(カタカタ、カチッ)…えっ、嘘…だろ!?」

『トゲアリトゲナシトゲトゲ の検索結果 約 647 件中 1 - 10 件目 (0.08 秒)』

シンジは目ぼしきサイトをクリックして確認してみる。
ご丁寧にも、その名の由来まで説明がなされていた。

元々、トゲのある虫として「トゲハムシ」という名前の虫がおり、その別名が「トゲトゲ」というらしい。
しかし、「トゲトゲ」の仲間であるのにトゲのない虫が発見され、
それが「トゲナシトゲハムシ」と名付けられたそうだ。
そして更に後になって、「トゲナシトゲハムシ」の仲間であるのにトゲのある亜種が見つかり、
それが「トゲアリトゲナシトゲトゲ」であるとのことであった。
ものすごく矛盾がありすぎる虫だとシンジは思ったが、現実にいるとなれば仕方がない。

359: ◆KEVrvVR6eo
07/09/07 09:58:49
呆然としているシンジにミサトが気付き、声をかける。
「…どしたの、シンジ君?」
シンジは昨日のアスカとの賭け事の内容について話す。
喧嘩の流れで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」という虫が存在するかについて口論になったこと。
もし、存在することが明らかとなった場合、無理にでも来週の水曜は休暇をとると約束させられたこと。
そして今調べたところ、本当に存在していたこと。
概要をミサトに話し終えると、大きく溜息をつくシンジ。
「まんまとアスカの術中にハマった訳ね。」
ミサトは苦笑いを浮かべながらしばらく考えこんでいたが、シンジに提案をする。
「だったら考えがない訳でもないわ。…シンジ君、今週、もう少し頑張れる?
もし、今週中にミーティングの原稿を仕上げられるなら、他の人に代わってもらって休んでもいいわよ。」
「えっ…いいんですか、ミサトさん!?」
簡単に休暇のOKをもらい、あっけにとられるシンジ。
「その日はシンジ君達にとって特別な日でしょ。ま、代役はこっちでなんとかするから。ね、日向君?」
突然話を振られて驚く日向。
「ちょっ、待って下さい、葛城さん。あの…いえ、はい、わかりました…」
ミサトの眼力に負けて引き受けざるおえなくなった日向。
日向二尉には本当に申し訳なかったが、ミサトの粋な計らいにシンジは感謝した。
「ありがとうございます!今週中に必ず仕上げます!」
早速取り掛かろうとするシンジに、ミサトが優しく諭す。
「仕事もそうだけど…その前にするべきことがあるんじゃない?」
その言葉にハッとしたシンジは、挨拶もそこそこに、慌ててネルフを飛び出していった。

360: ◆KEVrvVR6eo
07/09/07 10:00:28
その夜。
帰宅途中のシンジは、滑り降りるように電車を降り、混みあったホームをすり抜け歩いてゆく。
改札を出ると、携帯からアスカに電話をかける。
「…もしもし。何よ、バカシンジ。」
いまだ不機嫌な様子の妻の声が耳に飛び込んでくる。
「あの…今、みどりの窓口の前にいるんだけど…昨日言ってた場所でいいんだよね?」
「…え?何よ、急に、バカシン…」
「買っておくよ、新湘南行きのグリーン車の特急券、往復二枚。約束どおりに。
―僕たちの結婚記念日の日の予約で。」

今年、唯一たった一日限りの夏休み。
その休日は、シンジとアスカの結婚記念日でもあった。
その日、二人は海へ行く。
きっと、「その日」は、二人にとってまた特別な記念日となるに違いない。

朝から降っていた雨は既にあがっており、あれだけ分厚かった雲も姿を消していた。
上弦の月が足下を明るく照らし、空には星もいくつか輝きを見せている。
そんな明るい夜空に見送られながら、シンジは歩を早める。
妻の待つ、家へと急ぐために。



~前編 『トゲアリトゲナシトゲトゲ』 Fin~

361:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 10:38:19
続き気になる
GJ

362:キョーコ
07/09/07 10:40:31
つGJ!いい感じ!
家庭菜園の人乙です
虫が題材な所が新鮮でいいですね。

わっふるわっふる♪しときます

363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 11:02:09
こういう二人は忙しいってのを見る度に思うんだが
ネルフって相当なブラック企業だよね
本編でもマヤ達が洗濯出来るだけ良いみたいに言ってたから休みも少ないんだろうし
ミサトがステーキじゃなくラーメンおごってるのを見てると給料も少ないっぽいから
絶対働きたくない場所だ

364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 11:53:30
しかし「やっと仕事できると諜報部が喜んでた」 と聞くかぎり使徒が来る前は仕事なかったみたいじゃないか。
まぁ絶対働きたくないがね

>>355-360
GJ 続きWKTK

365:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 15:50:09
虫嫌いな俺だが、この話は好きだ
GJ~

366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 16:17:06
GJ!

>>363
ミサトの場合は酒で殆ど消えてるんじゃね?貯蓄とかしなさそうだし

367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 17:11:32
車にもかなり金掛けてるみたいだしな

368:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 19:40:37
ペンペンの冷蔵庫は特注っぽいから金かかってそう…

369:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 19:46:31
電気代もな

370:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 20:36:30
それに加え他人の子供二人を養ってるわけだしな
そりゃ金なんかないわな

371:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 22:27:49
じゃあ夫婦生活は貧乏がデフォで

372:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 01:35:30
数多くのコスプレ衣装代も馬鹿になりません。アスカさんは同じ衣装は2回で飽きます…
ちなみに学生服は東日本の高校すべてコンプリートしました

373:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 10:30:40
>>372
やっぱり金があるんじゃないかと

374:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 13:08:39
>>373
いや、学生服に埋もれながら借金に苦しむアスカとシンジを想像してみろ…


















ほら泣けるだろ…?

375:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 16:42:46
お前ら一体どうしたんだ………

376:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 17:04:46
>>374お笑い夫婦w


新劇でアスカが貞アスカになって新キャラがアスカの義姉の場合、
夫婦生活はどうからませるのだろうか
職人達にオラわくわくしてきたぞ

377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 23:32:25
亀レスながらGJでした! 続き楽しみにしてます!

誰もツッコまないから俺がツッコむよ・・・

日向さん当スレ初登場おめでとう!

378:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 23:58:46
>>377ワロタwそう言えば初登場w名前はたまにでるんだがな。オメ

ってかこのスレ、SSとか結構投下されて人気のはずなのに絵師様は降臨されないな

379:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 12:08:23
一部の人が騒いでるだけで、人気無いんだろ。

380:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 12:17:18
ねーよwww

381:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 13:12:13
投下町

382:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 17:31:56
日曜日は朝から電王、プリキュア、鬼太郎
最後に録画していたグレンラガンを見てから二度寝をするシンジに
イライラ気味なアスカ

383: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 17:54:06
『たった一日限りの夏休み』
後編 『コズミック・シーのランチ・タイム』

五回目の結婚記念日の朝。
シンジは窓を開け、顔を突き出して天気を確かめていた。
透き通るような真っ青な空に、スッと筆で刷いたような一筋の雲があるだけの好天。
その青空と白く輝く太陽の光に誘われ、シンジは遥か昔の記憶を思い起こし、一人夢想していた。


先生の所に預けられていた頃。
漫然と冴えない休暇の日々を過ごしていたシンジにとって、夏休みは苦痛でしかなかった。
どうすれば早く夏休みが終わるのだろう?
ただそれだけを思っていた。
しかし。
碧眼の少女と出逢い、使徒という敵を一緒にすべて殲滅し終わった後の夏。
どうすればその少女との楽しい夏休みの日々を永遠に続けられるのだろう?
シンジは、ただそれだけを考えていた。

やがて大人となり、ひと夏にも渡る休暇とは無縁な日々を送っているシンジは、
あの夏に、今は彼の妻となったその少女と過ごした日々こそが、
もはや戻ることのない永遠の夏休みへの入り口であったことに気がつく。
遠く、長い夏休みは、今もシンジの記憶の中にあり続け、燦然と光輝いていた。


「いつまでボケッとしてんのよ、バカシンジ!電車、乗り遅れちゃうわよ!」
妻の声に、現実へと引き戻される。
慌ててタオルなどの入ったボストンバックを肩に背負うと、シンジもアスカの後を追った。

384: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 17:55:43
『―まもなく7番線に、新湘南行きの特急列車が参ります。危ないですから黄色い線の内側まで…』
無機質なホームの音声案内を聞きながら列車を待っていた二人は、
ようやく到着した列車のドアが開くと、乗車券に記載されている席へと向かう。
アスカを窓側の席に座らせると、シンジもその隣に腰を下ろす。
ポテチを食べながら、ご機嫌な様子で発車を待っているアスカを、シンジは優しく見守っていた。
二人が海へ行くのは、これが三度目だった。
最初は高校生のとき。夏休みに、新しく出来た人工ビーチの新湘南へ行った。
二回目は新婚旅行のとき。有給を二人でとり、三泊四日で沖縄へ行った。
それ以来の海なのだから、アスカがはしゃぐのも無理ないな、とシンジは思う。
『大変お待たせ致しました。7番線・新湘南行きの列車が発車致します。』
二人を乗せた列車が動き出す。加速していくにつれて、景色が風のように流れ、移ろう。
そんな窓の外の風景を眺めているアスカに、シンジは先週からずっと聞けなかった疑問を投げかけた。
「何で今回の結婚記念日に新湘南に行くことに決めたの?」
「たった一日だけの休みじゃ、近場しか行けないじゃない?それに…久しぶりにあの海を見たくなったし。」
照れ隠しのためだろうか、少しぶっきらぼうに答えたアスカの態度に、シンジは確信する。
アスカも、あの楽しかった遠く長い夏休みの記憶の引き出しを確認したかったのだろう、と。
今朝、シンジが思いを馳せていたように。
いつの間にかに外は、都市の殺伐としたビル群から、田舎の緑の色濃い木々の風景へと変化していた。
ガタンと一際大きく揺れると共に列車は止まり、終点のアナウンスが流れた。
二人はそのまま海岸行きのローカル線へと乗り換える。
駅のホームでは、潮騒が遠くに聞こえ、ほんのりと潮の香りもしてきた。
ガタン。ガタン。やや老朽化した車両が音をたてて走り出す。
「…この辺りは、あの頃とほとんど変わってないわね。」
「うん。何だか懐かしい感じがする。」
目的の駅に到着すると、改札を抜け、しばらく真っすぐに歩く。
目指す海岸は、すぐ近くだ。

385: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 17:57:51
海岸に着くと、アスカは砂浜へと一直線に駆け下りていった。
背伸びをするかのように両手を高く突き上げ、潮風に逆らって水平線に向かって叫ぶ。
「う~ん、気持ちいいー。海~ってカンジ!」
そのまま砂浜を縦横無尽に駆けまわるアスカに、シンジは慌ててビーチサンダルを手渡す。
「さっすがシンジ。よく気が利くじゃない?」
そう言いながら悪戯っぽく微笑む妻に、少しドギマギしてしまうシンジ。
二人はおそろいのサンダルに履き替えると、波打ち際まで歩いていった。
シーズンをやや過ぎた海には、沖合いにいる数人のサーファー以外誰もおらず、
まさに二人のための貸切状態といった感じであった。
するりと上着を脱ぐと、アスカは水着姿になって、波と追いかけっこを始めた。
「ねぇシンジ、アンタもこっちに来なさいよ~」
「僕はここで荷物番してるから、アスカは泳いできなよ。」
「あんたバカァ?他に誰もいないんだから大丈夫よ。ほら!」
「うわっ!濡れちゃったじゃないか!やったな~!」
アスカに両手ですくった海水をパシャッとかけられたシンジは、
荷物を砂浜へ置くとTシャツを脱ぎ捨て、その後を追っていった。
二人は沖の方まで泳いでいく。思った以上に海水は暖かく、思い切り海水浴を満喫する。
「見て見てシンジ!ほら、あそこに魚がたくさん泳いでるわよ!」
海中に顔を出したり沈めたりしながら子供のようにはしゃいでいるアスカを眺めながら、
こんなに溌溂とした、心から楽しそうな妻の笑顔を見るのはいつ以来だろうと、シンジは思う。
しばらく二人は泳ぎまわったり、綺麗な貝を探したり、クラゲを海草で突いたりしながら、
一緒の時を過ごしていたが、シンジは疲れてしまい、一旦浜辺に上がった。
「あらぁ、もうお疲れ?無敵のシンジ様が?」
波間で濡れた口を尖らせながら、アスカはしばらく文句を言っていたが、再び沖へと泳いでいった。
優雅に泳いでいる妻の姿は、とても眩しく輝いて見えた。
高校生の頃の、あの日のように。

386: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 18:00:30
ふと、風が変わる。空は明るいままなのに、突然スコールのような雨が降ってくる。
二人は慌てて浜辺の無人となっている海の家へと避難した。
「何よイキナリ~!せっかく人が楽しんでる時に!」
ちょっとプリプリしている妻の姿を愛おしく感じながら、
シンジは建物の淵にゆっくりと腰をかけ提案する。
「雨が止むまで、ここでちょっと昼食にしない?ちょうどお昼時だし。」
「そうね。おなかも空いてきたことだし…早くお弁当出して♪」
シンジはバックからサンドイッチの入ったランチパックと水筒を取り出す。
水筒から熱い紅茶を注いでアスカに手渡すと、シンジもサンドイッチを一つつまむ。
仲良く並んで、しなやかに降り注ぐ雨となだらかな海を眺めながら昼食をとる二人。
『愛するとは、お互いに見つめ合うことではなくて、同じ方向を見つめることである。』
誰かのそんな格言を、シンジは思い浮かべていた。
遠くでは雷鳴が聞こえ、波の音と相まって耳に心地よい。
頭の上では、何匹かの海鳥が雨の中、空を舞っている。
その様子を見ていたアスカが、唐突に問いかけてきた。
「ねぇ、シンジ。鳥って何で飛べるか知ってる?」
「…翼があるから、かな?」
「ううん。あんなか細い翼じゃ飛べるはずないじゃない。」
「そうかぁ…じゃあ、どうして?」
「鳥は、自分が飛べないことを知らないから飛べるのよ。」
「へぇ、そうなんだ?」
そんなやり取りを交わしながら、シンジは、芦ノ湖畔で海賊船を見ながらアスカと語り合った夏の日を思い出していた。
そういえば、あの時も突然雨が降ってきたっけ?
ぼんやりとそんなことを考えていたその時だった。

387: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 18:03:47
突然黒い影が背後から迫ってきたかと思うと、シンジの手からハムサンドが消えていた。
状況が呑み込めず、唖然として固まっているシンジを尻目に、アスカがおなかを抱えて笑い転げている。
先程まで上空を旋回していたトンビが、シンジのサンドイッチを奪い去ったのであった。
「アハハハ… ボケーッとしてるからよ。」
アスカは目に涙を浮かべながらまだ笑っている。
シンジは、トンビによる第二波の攻撃を警戒しながら、この後の悲惨な状況を想像する。
今日家に帰ってからはもちろんのこと、きっと、ネルフの中でも家の中でも、
しばらくの間は事あるごとにアスカにからかわれるに違いない。
「クスクス。今度はツナサンドを狙ってるわよ。」
おちょくる妻と低空飛行で迫ってくるトンビに怯えながら、シンジは思う。
でも、甘んじて受けてましょう、その攻撃を、と。
こんな不甲斐ない出来事であったにせよ、今日この日のこの瞬間が、
この先ずっといつまでもアスカの記憶に残るのであれば、と思ったからだ。
今後、また二人で海に来る度、いや、将来子供達と一緒に来た時に、
このエピソードでからかわれようとも、覚えていてくれることの方が幸せだとシンジは感じていた。

ビクビクしながらの昼食を終えた頃には、雨は止み、再び強い日差しが二人に注ぎ込んできた。
荷物をまとめると、二人は再度砂浜へと歩いていった。

388: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 18:05:03
「ねぇシンジ、もう一回泳ぎに行く前に日焼け止め塗ってよ。」
甘えるような緩慢な声でそう囁くと、アスカはシンジに身体をゆだねる。
「はい、終わったよアスカ。…アスカ?」
ふと気付くと、アスカはシンジに寄りかかったまま眠ってしまっていた。
午前中にはしゃぎすぎたのと、日頃の疲れが溜まっていたせいなのであろう。
シンジは、起こさないようにそっとアスカの頭に膝枕をしてあげる。
そして、焼けすぎないようにバスタオルをふわりとかける。
柔らかに微笑を浮かべながら寝息を立てている妻の寝顔を眺めながら、
シンジはほんのりと潮の香りのするアスカの髪を優しく梳いてあげた。
このまま寝かせてあげたら、後で何で起こさなかったのか叱られるだろうな、と思ったが、
こんな風にゆっくりと二人の時間を過ごすのも悪くはないな、ともシンジは思う。
アスカは今日という日を記憶に焼き付けてくれただろうか?
そして、あの頃の、遠く長い夏休みの記憶を確認出来ただろうか?
僕は、あの頃のことも今日のことも、忘れないようにしっかりと記憶の引き出しにしまっておいたよ。
来年もまた海へ行こう、また新しい思い出を作るために。
シンジはそうアスカに呟いた。

早くも暮れてきた太陽の光は、赤く二人を染めてゆく。
そんな夕陽に照らされながら、寄り添う二人のシルエットはいつまでもゆらめいていた。



~後編 『コズミック・シーのランチ・タイム』 Fin~

389:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 18:08:08
ふむ。素晴らしい出来だ。惜しみないGJを送ろう。

390: ◆KEVrvVR6eo
07/09/09 18:09:20
お待たせした割にしょぼくてスイマセン…
今の私にはこれが限界です。
でも、二人を海に行かせてあげたかったんです!

391:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 18:15:31
何年前か忘れたけど
さわやかな風が吹く海岸の景色を思い出したよ。


392:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 19:09:47
前より特大のGJだ…ただではすまんぞ…!!

imepita.jp/20070909/68808

俺の地元の海貼っときますね

393:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 19:11:16
URLリンク(imepita.jp)
ミス

394:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 19:34:02


395:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 19:35:06
キモーw

396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 22:09:00
乙っ

397:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 22:09:54
>>390
よかったよ~海はちょっと季節ズレくらいが俺も好きだな。冷たくて気持ちいいから
あと地味にサンドイッチ食いたくなった

398:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 23:57:04
>>390
アンタ描写の技量が半端ねぇよ
文章も丁寧で文句のつけようがない出来
激しくGJ!

399:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 00:27:33
GJ!

400:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 00:33:03
自演乙
マジ肝杉

401:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 00:41:06
褒めちぎるほどいいかは微妙だがキモというほど悪くはないんじゃないか?

402:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 01:12:17
この手のスレは職人がいないことには始まらないから
とにかくほめてほめて職人をノリノリでダンシングさせることが鉄則
そして職人自身もそれをわかってる

まさに予定調和の世界なんだよ
その予定調和こそがきもいという意見もあるだろうが
そういう人はそっとスレを閉じて、このスレのことを忘れてほしい

403:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 01:19:48
待て
本気でGJしてる俺の立場があわわわwww

404:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 01:34:00
ソレ言われると>>403同じくマジでGJしてる自分の立場がねぇよwwwww
まぁ、書き手の立場から言うとGJじゃなくても感想貰えるだけで嬉しい

405:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 01:42:08
言うなれば、ここは養殖場ってことさ。

406:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 01:49:55
養殖された後どこの市場に出されるんだ?

407:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 01:57:22
残念ながら、育てるだけ育てておいて、後は放置というのが通例だね。
調子に乗って投稿サイトに訳のわからないモノを投下する人っているでしょ。
ああいう人って、ウンコを垂流してもGJされる環境で育てられた人なんだろうなぁ、と思ってしまう。

408:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 02:24:56
わかったわかった
一人で熱くなるなよ。
巡回いつもご苦労さん


つ職人GJ!また頼む!

409:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 03:20:59
おっと、養殖の邪魔だったかな。
迷惑をかけたお詫びに一応協力してあげるよ。

GJ
頑張れ
超面白かった

410:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 04:10:23
投下なんてサイトで身バレするかスレで名無しでやるか位の違いだ (゚Д゚)y─┛~~
書き手にすれば修行の場みたいな物
スレでやる方がダメな点もダイレクトで伝わるからって承知の上で投下する職人も居るのも忘れないでくれ
次こそはリベンジって書く意欲も湧くがだだ凹む事もある諸刃の刃の華麗にスルーが一番辛いがな

つ次の職人待ち

411:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 05:14:41
結婚して専業主婦になったアスカ。暇な時間、庭でスイカ作りをすることにしました。

412:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 08:42:43
なんか自演の巡回さんが頑張ってんな。このスレはある程度平和と思ってたのになぁ~
>>390
まぁ気にせずまた書いてね。小説形式のを投下してくれる人は貴重なんだしさ!

413:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 08:45:48
>>411
「アタシはここでスイカに水をまく事しか出来ないわ…
でもアンタには、やるべき事があるハズよ!!」

「・・・いいから家事してよアスカ…」

414:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 10:43:56
養殖の人も頑張ってるな。
定期的に餌を与えなきゃいけないとは、何とも大変な作業だ。
大丈夫、その努力はいつか報われるさ。

稚魚の人は頑張って、早く立派に育つんだぞ。

415:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 12:38:48
みんな貰ったレスで萎える内容なのってどんなの?

住人=養殖の人、レス=養殖の餌、職人=稚魚
養殖の人も稚魚の養殖お疲れ様
定期的に餌与えないとダメなのも大変な作業だね、その努力もいつかは報われるさ
稚魚も早く立派に育てよ

同じスレの職人に宛てたこんな内容のレスを見てめちゃ萎えた('A`)
ちなみにそのレス貰った人は他のスレでも大体7割位はGJ貰えてる人
こんなレス貰うよりは酷評された方がマシだと思った
ま、自分だったら一晩経ったらリベンジするぞーってなもんで新作書きそうな気もするが

416:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 12:46:08
>>415は書き手スレへの誤爆…
みんなすまん

でも流石に>>414は自重してくれ


417:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 13:05:33
>>411
シャリシャリ
「う~んっスイカはやっぱ美味しいわねぇ~」
「ママぁこのスイカってママが作ったんでしょ?」
「そうよぉ?やっぱり自分で作った物は美味しいからね!」
「だったら料理も自分で作ったらいいのに…」
「むっ!うるさいわよシンジっ!!」
ぷぷぷぷぷっ!
「うわっ!ちょっとタネ飛ばさないでよ!!」
「うわぁママすご~い!!ボクもするぅ~」
「こう唇をすぼめてするのよ?」
ぷぷぷぷぷっ!
「ちょっとアスカ!変な事教えなくていいから!」
ぷぷぷぷぷっ
「あ!できたぁ~やった~!」
ぷぷぷぷぷっ
「それっ!目標をセンターに入れてスイッチよ!!」
ぷぷぷぷぷっ!
「待てぇ~パパぁ~!」
ぷぷぷぷぷっ!
「ちょっと2人共やめてよぉ!
・・・あぁもう!こんなに散らかして!!」
「あ…ホントだ…。パパごめんなさい…」
「アハハっいいのよ謝らなくて!パパが全部掃除してくれるって!」
「はぁっ!?なんで僕が掃除しなきゃいけないんだよ!?」
「あらイヤなの?」
「当たり前だろ!タネ飛ばしたのアスカ達なんだから!!」
「ふぅ~ん。夜飛ばす種はアタシの口で掃除させるクセに?」
黙って掃除するシンジくん

418:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 14:07:57
確かに養殖、養殖と言ってちゃ、育つものも育たない。
稚魚の精神安定の為、少しは考えてレスするように。
こいつは大事な資産なんだから、丸々と肥えて貰わないとこっちが困るだろ。


つGJ

419:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 15:00:25
荒れてるw
おまえらバーカwww
いつも荒らしとアンチはスルーしてただろーがよwww
なにファビョッてんだよww

SS読みたいからお前ら自重汁

420:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 15:05:27
>>413ワロタ

421:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 15:41:18
まあ餌もらってんのは俺の方なんですけどね
円満LASは読んでるだけで癒されるう

422:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 17:07:54
>>416
自重って>>414はアンチだろw

423:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 18:48:43
>>417
ほのぼのエロギャグww
これぞ夫婦スレ

424:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 21:41:53
>>414はきっと素直にGJできないツンデレなんだよ

425:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 23:55:50
つGJ

どんどん食べて、大きくなるんだぞ。

426:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 02:48:16
GOOD JOB!

427:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 02:50:55
アスカ「もう一度…アナタと合体したい…」

428:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 06:15:46
>>427
シンジ「キツイ…。今日8回目だよ…」

429:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 06:37:10
アスカ「…これがあなたの本当の力…!?」

430:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 17:35:05
>>411
「よく熟れたスイカだなー!」
間違えてポンポンとアスカのお腹を叩いてしまうシンジ君。

その夜、仕返しとばかりにガンガン責めるアスカさん。
それが>>427ー429

431:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 19:53:17
妊娠中のアスカにそんな激しい運動させちゃいけません。
お腹の中の子供に精子ぶっかける気か?

432:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/11 21:34:34
life respect~アスカ編~

433:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 22:25:13
アスカ「一生洗濯してくれや」
シンジ「かなしいよ、僕にやらせるなんて」
アスカ「目を見て私にいってみろや」
シンジ「やります、今の僕にとっちゃアスカがすべて」

アスカ「一生料理もしてくれや」
シンジ「…アスカが死ぬまで、しなきゃいけなーい…?」
アスカ「ちゃんと声上げていってみろや」
シンジ「ううん!、メチャメチャ異論なーし!」

アスカ「いつも、アンタちょっと仕事しすぎ!たまにアタシの事ほっときすぎ!etc.」

シンジ「…もう…嫌…」

434:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/13 06:30:17
アスカそっくりな娘に欲情しだす碇シンジ

435:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/14 06:04:06



アスカ「大好きッ!」

436:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 00:08:38
噛めだが>>417クソワロタw

437:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 12:54:34
「そうそう指はこの位置に置いて…」
「こぉ?パパ?」
「あら2人で何やってんのよ?」
「あっママおかえり~!今ねパパにチェロ教えてもらってるのぉ~」
「あはは…どうしても弾きたいって言い出してさぁ…」
「ふぅ~ん。」
「ねぇママは楽器しないの?」
「ん?ママは楽器は得意よぉ~。シンジも知ってるでしょ?」
「アスカ…。子供の前だからって強がりは止めようよ」
「失礼ね!強がりじゃないわよ!
アンタだってアタシの腕前知ってるでしょ!?」
「ホントに?ママ聴かせてよぉ~!!」
「ほらアスカ…嘘がバレる前に正直にさ…」
「ふふふ…いいわよぉ?聴かせてあげるわ!
ほらシンジ!あっちの部屋行くわよ!」
「イタっ!なんで僕まで行かなきゃダメなんだよ!」
「うるさーい!
いい?この楽器は大事な物だから弾いてる所は見せれないの。だから部屋の外から聴いてるのよ?」
「はぁ~いママ!」
ぴしゃんっ!
『なんだよアスカ!楽器なんか無いじゃないか!
・・・・・・・って何シてるんだよ?!やめ…やめてよぉ!』
『うるさい!まずは尺八いくわよ!』
『やめ…あぅ…あぁっ!はぅぅ…あはああああああああっ!!』

縦笛横笛なんでもOKな音楽家なアスカさんは、今日も素敵なメロディーを奏でます

438:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 15:59:13
むしろ、子供まで堂々とチンポ咥えるアスカ。
しだいに興奮してきて、そのまま本番まで突入。

439:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 17:45:29
すこし溜まりすぎだぞオマイラ。
ちゃんとオナニーしてもちつけ

440:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 21:14:57
EOEで弾いてたのはスルーですかw

441:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 22:37:32
EOEではないな
それに、あれはアスカであってアスカじゃない

442:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 23:22:48
アスカ
事実よ、受け止めなさい

443:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 00:07:12
シンジとアスカの娘を時かけの真琴と美雪にしてみた


アスカ「ほら~早くご飯食べちゃいなさい、2人とも!」

シンジ「………」

美雪「お姉ちゃんご飯食べながら着替えないでよ」

真琴「だってー着替える時間なかったんだもん。あっ美雪!今日遅くなるからアレ録画しといて!」

美雪「はいはい…。」

アスカ「あんたも新聞ばっか読んでないで食べなさいよ。」

シンジ「………うん。」

シンジはなんとなく将来ゲンドウみたいになりそうなんだ

444:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 00:16:01
>>443
>シンジはなんとなく将来ゲンドウみたいになりそうなんだ
顔は二人とも実はソックリだけどなwww
メガネ無しの素顔のゲンドウはシンジにあまりにも似てる

445:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 00:39:31
>>444

・・・思い出し中・・・


・・・思い出し中・・・


・・・思い出し中・・・


似てねえよw

446:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 00:42:48
>>445
ゼーレ、魂の座の新聞写真のゲンドウは似てた気がする

447:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 00:46:18
>>445
老化を考慮するとかなり似てるぞ?

448:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 02:30:01
新劇は似てる

ってか二人ともかっこよくなってる

449:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 02:30:32
というか、みんな同じ顔に見える

450:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 09:42:43
アスカ「ぃいっっっっっけぇぇぇぇえええ!!!」

451:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 12:08:07
シンジはむしろアスカに似ている。

452:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/16 16:49:59
やっぱり、みんな同じ顔に見える

453: こんな臭ぇモン投下すんなよ



454:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 23:26:52
>>455
ネタを投下してくれるだけでもありがたいジャマイカ。
そこまで言うなら、貴殿も何か投下しておくれよ。

でも>>453、勝手に冬月先生死なせちゃうのイクナイw

455:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 23:34:54
養殖乙です。
こんな出来損ないでも育てようとするんですね。
貴方の献身的なまでの養殖活動には頭が下がります。
どうか身体に気を付けて、いつまでもGJ、GJと言い続けてください。

456:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:13:09
他のLASネタスレにも同じ時間帯に荒らしが来てるね。
同一人物まるだしwww

457:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:15:05
>>458
馬鹿をスルーするスキルをいい加減覚えようか。このスレの一部住人は

458:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:22:04
>>459
馬鹿はいい加減スルーしろよ。
何度も言わせるな。

459:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:27:45
まあこの流れで言うのもあれだが。

>>457
このスレはそんな真っ当なSS求めて無い。
お前がやってるのは、ラノベの新人賞を決める選考で
「馬鹿じゃねえの?何この表現芥川とか参考にしろよw」
とか言ってる馬鹿な行為なんだ。
その程度の事は、…
考え付く訳無かったな。すまん。

460:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:35:54
こういう系のネタスレでは台詞だけの方が良い事も多いと思う

461:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:39:42
ラノベの新人賞に小学生の読書感想文が紛れてるから言われるんだろ。
このスレではそんなもの求めて無い。
チラシの裏にでも書いてて下さい><

462:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:42:29
こういう系のネタスレでも台詞だけの糞はウザイだけの場合が多いと思う

463:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:43:20
>>455
「・・・あなたは人に誉められるために何かを書いてるの?」
って綾波さんに怒られますよ

464:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:46:56
台詞の使いどころを間違いてるだろw
意味不明だっつうの

465:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:52:59
米作品みたいにnakayaに書かせたら7割カット出来るだろ
みたいなのは好きじゃないわ

466:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 01:58:43
一部の人にしかわからない固有名詞を出されてもなぁ
何を言いたいのかさっぱり分からん

467:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 07:31:20
「そう、よかったわね」

「あなたは死なないわ。私が守るもの」



アスカ「どう、似てた!?」

シンジ「もっとクールにしたほうが…」


「…あなたは人に誉められる為にエヴァに乗ってるの?」

シンジ「そんな感じ!!」
脳内変換してくれ

468:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 13:27:05
>>469
会話文だけが小学生の読書感想文なら、これは起承転結、設定すら無い時点で幼稚園児の日記だわ…

下手でも良いが最低限人に読ませる努力はしろ。

469:立身
07/09/18 13:48:02
「ねぇ、シンジぃ・・・」

「え、なに?」

「あの・・さ・・・私・・・さ・・・あの・・・私・・・女に・・・してよ・・・」

「ええっ!?そんな・・・ええっ!? 今、なんて言ったの!?」

「二度は同じ事言わないわよ?」

「えっ、ああっ、分かったよ!がんばるよっ!」

そそくさとズボンを下ろし、ブリーフを下げて自分のナニをシゴキ始めるシンジ

「ちょっ、バッ、あっ、あんたっ、何やってんのよっ!」

「え!? だって、今、アスカ言ったじゃないか! ”私でオナニーしてよ”って!」

「あんたねぇ・・・ まぁ、それはそれで面白いから、ちゃっちゃと続けなさいよ」

470:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 17:19:20
>>471
ワロタwww

471:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 19:02:42
改行多過ぎ。無駄に行間空けんな。
水増してまで少しでもボリューム多そうに見せたかったのか?

472:立身
07/09/18 19:30:53
嫌な感じだね。もう投下は止めるわ

473:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 19:59:36
いつもの荒らしなんで気にすんなや
GJだったよ~

474:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 20:11:16
>>474
乙です。wktkですよ。

475:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 20:52:17
>>474
まぁ夫婦スレで投下する意味はあまりないけど、おもろかったから良いと思うよwww
ていうかアンタ達みたいな良ネタを投下してくれる人が居ないとタダ荒れるスレになっちゃうし
>>453の人もまた書いてね~コスプレちょいエロネタ好きですよ~

476:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 21:12:38
シンジ「プシープシー」

アスカ「ドゥンドゥン」

シンジ「プシープシー」

アスカ「ドゥンドゥン!!」

シンジ「プシープシー!!!!」

アスカ「ドゥンドゥン!!ドゥンドゥン!!」

シンジ「やっぱ無理だよ!娘の文化祭でボイパーするなんてできっこないよ!!」

アスカ「バカ!あきらめちゃだめよ!!!ドゥンドゥン!ピーチクプシープシー!」



文化祭後、彼らの姿を見るものはだれもいなかった

477:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 22:54:04
低レベルなのが続くな。
こんだよこれ。

478:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 23:13:46
>>478-479 自演乙。

479:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 23:22:00 T7QeCDrJ
保守

480:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 23:37:45
ま、こんな時期もあるさ

481:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 23:43:16
アスカ「あ"ーメンドクセ」

シンジ「なにしてんの?」
アスカ「ブログよ今流行りの。子育て日記の中じゃ私のブログは、ダントツの人気なんだから!」
シンジ「へぇ~見せて。…!!」

そのブログの大半がアスカの自分自身の写真だらけだったとさ



投下街

482:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 23:55:59
アスカ「最近さぁ…二人で外食してなくない?」
シンジ「そうだね。久しくいってないね」
アスカ「たまにはさぁ~、ワインとおいし~いパスタのフレンチ料理食べましょうよ!」

シンジ「いいね~!僕いい店知ってるよ!」

アスカ「ホントに!?じゃいきましょ!たまには役に立つじゃないの!









…………ってなんでサイゼリアなのよ!!ファミレスじゃんバカ!」

シンジ「えっ?安いし美味しいよ?ワインもあるよ」

アスカ「あんたには女心が…もーいいわよバカ!」

シンジ「…???あっペペロチーノ一つ!」

483:キョーコ
07/09/19 01:43:27
~第三新東京市某タワー~
鮮やかな夜景… 流れるクラシック音楽…

手には血のような真紅のワイン…
夜景を眺めながらワインを飲む赤髪の女性…
「…この夜景に抱かれながら飲むワインは美味しいわ」

女性に近づく紳士が一人…
「…今日からこの夜景は君の物さ…」
「シンジ…」
そして紳士は女性の頬を触れながら耳元で囁く。
「そして今日、君は僕だけのものさ…。」
その熱い愛の言葉に思わず照れる
「なによそんな臭いセリフ…アンタらしくないわ。」
プイッと顔を横に流し夜景を見つめる赤髪の女性。
その顔もまた赤い…。

「こんな僕は…嫌いかい?」
女性は戸惑いながら答える。
「…きっ嫌いじゃないわ。」
紳士は微笑み、女性に顔を近づけ、ゆっくりと唇に近づいていく。
女性は目をつぶった。

484:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 01:45:40
アスカ(胸がドキドキする…。
今日はなんでコイツこんなに大人なのよ!いつもあんな大人しい癖して…。
シンジがクサいセリフ言うだけですごいドキドキする……。あんなクサいセリフに…。
なぜ?
…ギャップ!?そうだわ!ギャップにクラッっとしてるのね!あーもう!ノーマルに戻ったらおしおきよ!もう!
……キスはまだかしら…ちょっと目を開けてみよっかな…。
えーい行ったれ!!)

485:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 01:47:47
目をあけると、そこは見慣れた自宅への帰り道。
アスカはシンジにおんぶされ、帰宅する途中だった。
「あれ!?どーして!?」あれが…夢?受け入れられないアスカは周りを眺める。まるで別世界だった。

「あっアスカ起きたの??」
シンジがアスカに話しかけるがそのシンジは普通のシンジ。やはり紳士ではなかった。
状況がまるで掴めてない様子のアスカにシンジが聞く。
「いきなりアスカ怒りはじめてさ、大量にビール飲んでたじゃん?」
「あっ…!!」
期待してた場所がファミレスというオチでキレたアスカはやけ酒と称しに酔いつぶれてたのだった。

「ごめんアスカ。サイゼリアなんか選んで…。今度はちゃんとした店調べるよ」

苦笑いを浮かべながら答えるシンジにアスカが答える。
「別にもういいわ。ちゃんと連れて行ってもらえたから。」

「へっ?」とシンジが答えた。
「あたしの夢の中でね。あんた面白かったわよ」
アスカはニヤリと笑い シンジの背中でまた目をつぶった。
夢では感じられないシンジの体温を感じる。

「ねぇねぇ夢の中の僕どんな感じだったの?」
「ん~…内緒よクスクス」
「そんなあ」

2人が歩いてる姿もタワーの夜景と同様いつまでも輝いていた。

486:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 04:15:37
微笑ましいですな。Goodです!

487:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 10:14:54
良かった~なんかほのぼのするね!
ひょっとしたら荒らしが批判にくるかもしらんけど華麗にスルーしてな~

488:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 17:43:47
スレリンク(eva板)l50
ネ申降臨中につき萌え警報発令

489:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 23:19:48
まとめ管理人?
なんにしろ俺の糞ネタから話広げてくれてありがとうw

490:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 23:47:33
自演宣伝乙

491:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 01:04:04
「ねえアスカ」
「なによ」
「……暑くない?」
「別に」
「そう」
「なんか言いたいことあるなら言えば?」
「いや」

 確かに、別に嫌と言うわけではない。首筋に絡みつく腕の感触も、足に絡みつく足の
感触も、胸の辺りに感じる吐息の感触も。……真夏だけど。

 アスカはいつも寝るときはこの体勢だ。僕にしがみつくように、というか実際にしがみ
ついているんだけど、そうやって寝る。トイレに起きたりすると、すぐに気が付いて起き
ているみたいだ。別に責めるわけじゃないけど、横に寝るとすぐに元の体勢に戻るし、
前より強い力で僕の腕を抱く。
 理由についてちゃんと聞いたことはない。結婚する前、そういう関係になって同棲を
始めてからずっとこんな感じだった。聞かなかったのはなんとなく理由を察っしていた
からだ。

『傷を舐めあって、ずっと生きていけるわけじゃないのよ』

 結婚する前に、ミサトさんにそう言われた。僕とアスカの関係について、あまりよい
印象を抱いていないようだった。でも、そんなのはどうでもいいことだ。
 お互いがお互いを必要としているのなら。縋りついてしか生きていることができない
なら、縋りあうしかないから、僕らは

492:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 01:05:28
「ぐえっ」

 突然アスカの腕の力が強くなって、僕の思考は中断された。
 ……これもいつものことだ。僕はアスカを起こさないようにそっと腕の位置をずら
すと、苦しげな表情を浮かべるアスカの髪をそっと撫で、耳元で「大丈夫」と囁く。
そうしているうちに、徐々にアスカの寝顔は穏やかになっていった。いつものように。
 これでいつもの僕の仕事は終わり。最近は寝入りばなに一度うなされるだけ、く
らいになってきた。その変化が僕と暮らしていることによるものだとしたら。僕なんか
でも必要としてくれる人がいるということだ。そしてそれがアスカだというのが、何より
僕にとって大事なことだ。だから、僕はこの生活を止める気は無い。たとえそれがミ
サトさんや、他の誰に止められようとも。


 ふと思い立った。アスカに向き直り、頭を胸の辺りに抱え込む。正面から抱き合う
ような姿勢になり、僕は目を閉じた。
 しばらくして。

「ねえシンジ」
「なに?」
「確かに暑苦しいわね」
「そう? 離れようか」
「……いや、いい」
「そう」

「シンジ」
「ん?」
「おやすみ」
「……ん、おやすみ」 

493:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 02:12:11
たまらんぜよ



494:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 02:44:44
アスカ「やっべポテチうまぁ。ピザうまぁ」

シンジ「………………」

アスカ「ケーキうまぁwジュースうままぁww」
シンジ「………」

アスカ「松坂牛ヤヴァイうますぎwwもっと」




シンジ「……………………………ギャル曽根?」
アスカ「あ?」

シンジ「いえなにも」

495:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 05:15:28
>>494 いいぞ。もっと書いてくれ。

496:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 07:18:58
アスカは今日も苦しそうだ。
僕とアスカしか居ないこの世界では、微生物も細菌も存在しないようだ。
あと、レイの顔もあったっけ。……半分崩れてずれているけど。

徐々に治りつつあるかもしれないのは、白血球の働きくらいはあるのだろうか?
いつまでも汚れない包帯をめくりながら、アスカの顔色を見る。

傷痕は良くなっているようだ。元通りにはどうやら戻りそうもないけど。

意識がはっきりしたら、アスカはどう思うんだろうか。それともこのままのまま
僕と二人だけの世界を意識することもなく拒み続けるのだろうか。

アスカが起きたら、いや、アスカが起きた時、うなされるアスカ以上にアスカを。

今のアスカはどうとでも出来る。アスカをこれ以上苦しめることも、もしかしたら喜ばせることも。
目覚めたアスカは? いや、今はそうじゃない。目覚めるかどうかもわからないことを考えても仕方がない。
もし叶うなら、アスカと二人でこの世界の先を見開いて行きたいんだ。

497:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/20 22:24:39
このままのまま

498:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 01:36:41
>>498わっふるわっふる


499:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 22:04:08
深夜1時…
「むにゃ…目が覚めちゃった…。
・・・あれ?パパもママもどこ行ったんだろ…」
『ふふふっ…美味しそうだねアスカ』
『うん!シンジぃ~いっぱい食べてねぇ?』
「あっ!パパとママこんな夜中に内緒でなんか食べてるんだ!」
『ははっ温かくて良い匂いだね
…じゃあ剥いちゃうよ?』
『うんシンジぃ…むきむきして…。シンジにいっぱい食べて欲しいのぉ…』
『ふふふっ全部剥けちゃうよアスカ?ほらほらぁ~白くて美味しそうな身が丸見えだよ?』
『あぁんっシンジったらぁ~。ほら早く食べてぇ~っ!!』
「ズルいや!パパもママも!僕も食べたいよ!!」

ガチャ!!

「パパママ!!僕も食べるぅ!!」
「あっ!起きちゃったの!?」
「ほらぁアスカの声が大きいからじゃないかぁ~」
「ごめんごめん!ほらっ黙っててゴメンね?一緒に『お芋』食べよっか?」
「うん!」
「ほらシンジ皮剥いてあげなさいよ!アンタ上手いんだからさ!」
「はぁ~い…」


エロネタ想像した人-10ポイント

500:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 23:00:00
ちんこだしてた

501:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 00:09:18
男ならわかるが女で剥く皮なんてあるのかと思ってる
童貞の俺参上

502:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 00:48:09
剥いたのは服と予想。
いや皮なんだけどね

503:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 00:59:37
芋より栗が良かった

504:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 01:34:21
甘栗むいちゃいました

いや、言ってみただけ

505:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 02:40:07
この流れにやられた
俺のコーヒー返せ

506:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/24 16:12:42
「もうすぐ十五夜だね、アスカ。
そろそろお月見の用意しないとね?」

「そうね!お月見、お月見!」

「…って、アスカ?何供えようとしてるの?!」



続け~

507:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/24 18:47:22
asuka「ヒント、丸くて二つあるものよ」

508:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/24 23:57:23
ベランダでお月見中の碇家族

「もぐもぐ…じゅ~ごぉ~や~お~月さぁ~ん~♪る~るる~る~る~♪」
「歌途中からだし、歌詞知らないのママ…?」
「むっ!こういうのは雰囲気を楽しむモノなのよ!!」
「雰囲気って…。アスカお団子食べてるだけじゃないか…」
「むむっ!うるさいわねぇ~!『月より団子』ってことわざ知らないの?バ~カ!」
「『花より団子』でしょ?」
「う…。ドイツにあんのよ!『月より団子』ってね!」
「ドイツに団子ってあるのママ…?」
「最近生意気ね…誰に似たのかしら…」
「さっきの歌は、ウサギが月を見て跳ねてる歌だよアスカ」
「ふ~ん。ウサギってそんな習性あったっけ?」
「う~ん…よく知らないけど日本には、月にウサギが居てお餅をついてるっていう伝説があるんだよ
ひょっとしたらそのお餅を欲しがってピョンピョン跳ねてるのかもね」
「月でウサギが餅ついてるぅ~?月に住んでる馬鹿はナルシスホモだけよぉ?」
「そんな事言われても…」


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