07/10/24 23:49:46
発令所
「ターミナルドグマの使徒がどんどん巨大化していきます!!
初号機、量産エヴァ、共に活動停止しました!!」
「シンジ君!!シンジ君返事して!!」
地下、地上の異変の状況説明に必死な青葉シゲルと、急に通信が途絶えた初号機に呼びかける伊吹マヤの声が響く
「・・・リツコ、どうなるの…?」
「さぁ?どうなるかしらね
でも初号機と量産エヴァが止まったのは地下にいる人が原因なのは間違いないわ
そして、これから私達がどうなるかも、その人次第よ」
リツコはそう言うと煙草に火を灯す
「『その人』って誰よ!?誰が地下にいんのよ!!
そいつは、なんでこんな事すんのよ!?」
ミサトは隣で煙を吐き出すリツコに向き直り、怒鳴りつける
「・・・それがわかっても私達にはどうする事も出来ないわよ
ほらっ、煙草いる?」
そう言うと、胸ぐらを掴む勢いのミサトに1本差し出して少し微笑む
「・・・もらうわ」
再び煙草片手にリツコの隣に立つ
「・・・あんたの笑顔なんか久しぶりに見たわよ」
「そう?最後かもしれないし、いい思い出でしょ?」
「ハァ…。ホントどうなんのかしらね…」
「さぁね。・・・まぁ生きて還ってきたら、また笑ってあげるわ」