アスカから見たシンジの可愛いところat EVA
アスカから見たシンジの可愛いところ - 暇つぶし2ch450:連投スマソ
07/10/11 22:21:21
私 「これからは・・・順番に・・・教科書、忘れましょ。あんたが忘れたら次は私」

シンジ 「そんな・・・アスカに悪いよ・・・」

私 「あんた・・・前に私が遅刻した時に、一緒に遅刻して、私に言ったわよね?」

シンジ 「???」

私 「忘れたの?"二人なら、半分こ"って言ってくれたじゃない」(※>>363参照)

シンジ 「あっ!」

私 「だから・・・ね。そうしましょ。そうして・・・欲しいのよ」

シンジ 「うん・・・アスカ・・・・ありがとう」

私 「お礼を言うのは私の方よ。そして・・・今までごめんなさい。せめて、こうしている間は無理
しなくていいから、ね?」

嬉しそうにはにかむシンジ。その顔を見て、今まで知らぬフリを続け、結果としてシンジに嫌な思いを
させてしまった事を心から詫びる私。 "二人なら、半分こ"これから、たっくさん実践していくわよ


451:連投スマソ
07/10/11 22:23:00
・すみません・・・一括で投下するつもりでしたが、何故だか途中で規制になってしまってました。
 お話、間延びしちゃってますね・・・

 また週末投下します、それでは・・・

452:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/11 22:24:49
何この萌え連発(*´д`*)ハァハァ
GJ
続き楽しみにしてる!

453:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/11 22:35:21
アスカちゃんは将来PTAの会長になりそうだなw

454:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/11 22:39:20
>>453
いや、シンジの事以外は無頓着な希ガスw

萌え感動しました。激GJです!

455:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/11 22:49:02
これはやばい…wktkが止まらない
職人の仕事いつも楽しみにしてます!

456:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/11 23:42:34
アスカーカコイイヨーアスカー

457:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/12 05:35:57
シンジを守る為に攻めに転じるアスカの母性に禿しく萌えた。GJ!
こんなアスカに惚れられるシンジがデラウラヤマシス

458:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/12 05:38:57
これはもっとネタ溜まったら保管庫要るか…?

459:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/12 07:13:19
>>458
いるかもしれんなw

しっかし最近いたものばっかりぶち当たってたから癒される気分だぜ……
乙!


460:連投スマソ
07/10/14 08:06:58
待ちに待った縁日。日本のこういったイベントには馴染みがないので楽しみだわぁ。何よりシンジと一緒だし、
ネルフから支給される給金で懐は潤沢の私たち、今日は遊び倒すぞぉーっ!おーっ!

境内には道を両脇から挟み込む体裁で趣向を凝らした様々な屋台がびっしりと並んでいる。まずは腹ごしらえ。
ヤキソバやらイカ焼き、焼きトウモロコシ、日本の由緒正しきジャンクフードに舌鼓。けれど、どれも味が
イマイチよねぇ。シンジの料理で舌が肥えたツケをこういった場所で払わされてるわね・・・


腹が程よく膨れた所で様々な屋台ゲームに目が移る私たち。商店街のゲーセンと違って、レトロでアナログ
なところが味があるわね


私 「ねぇねぇ、あれは何を射ってんの?」

シンジ 「ああ、あれは射的って言って、空気銃を使ってコルクの玉を景品に当てて落っことすゲームだよ。
     落ちた景品は貰えるんだ」

私 「へぇーっ、面白そうじゃないっ!私アレやりたいなぁーっ!」

シンジ 「じゃ、二人でやろう!」

射的コーナーの前に立つ。ずらっと並ぶ獲物達。早まる鼓動。研ぎ澄まされたスナイパーの血が滾る


461:連投スマソ
07/10/14 08:08:39
勝手が分からないので、最初はトレイに出されたコルクをシンジが銃に込めてくれる。こういった動作一つに
しても"男の子"を感じるわ

シンジ 「それじゃあ、自分が欲しいと思う景品を撃ってみて」

言われるまでもない。手のひらサイズのクマのぬいぐるみに照準を絞る。周囲の喧騒も今の私には届かない。
空気が、一瞬、止んだ。 既に、ターゲットは沈黙してる。そのイメージを脳内で展開させながら、呼吸を
殺し引き金に指を掛ける

パンッ

乾いた銃声。予測通りの弾道を描きコルクがターゲットに吸い寄せられる。ヒット! フッ、殺ったわ・・・
スナイピング後は、失せた高揚感で気だるさが襲ってくるわね・・・シンジ、私の後ろに立つんじゃないわよ

シンジ 「あー残念! アスカ、ああいった大きな景品の場合、中心を狙うより落ちやすい上部の端っこを
     狙うんだよ・・・」

私 「黙んなさいっ!そんな事で使徒を倒せると思ってんの!?常にターゲットのコアを狙撃しなければ
   敵は倒せないわ!」

シンジ 「し・・・使徒って・・・ハァ・・・やれやれ・・・」


・・・結局、景品はシンジが全て取ってくれたわ。癪だけど、ありがとうね・・・


462:連投スマソ
07/10/14 08:10:07
私 「ねぇねぇ、あれは何?」

シンジ 「えっ?あー、あれは"金魚掬い"って言うんだ。日本の屋台の定番だね」

私 「金魚を・・・救うの・・・? あのケイジから・・・あの狭いケイジに閉じ込められた彼女達を・・・
自由な世界に・・・私の・・・手で・・・」

シンジ 「ア・・・アスカ・・・?」

私 「やるわっ、シンジ! 私のプライドに賭けて彼女達を救い出してみせるわっ!」

シンジの制止を振り切り金魚掬いコーナーの前に腕組みして仁王立ちの私、その只ならぬ殺気を察して周囲から
人の気配が徐々に消えていく。店番の気のいいオッチャンを睨み付け

私 「そこの極悪人っ!このアタシが金魚を全て救い出してやるわっ!覚悟しときなさいっ!」

シンジ 「アスカッ!違うんだ!そうじゃないんだよっ!」

私 「何が違うっていうのよっ!あんたは黙ってなさい!それとも、あんたもこの悪党の片棒を担ごうっての!?」

おっちゃん 「まぁまぁ、お嬢ちゃんたち・・・おっちゃん、頭ァ悪くて事情はよく飲み込めないんだけども、
       遊んでいくって言うなら大歓迎だよ」

シンジ 「そ・・・それじゃ、、2人分でお願いします・・・トホホ」


・・・金魚を救うには、あの破け易い丸い膜だけでは無理だわ。でも、シンジが10匹、救ってくれた。感謝するわ


463:連投スマソ
07/10/14 08:11:22
遊び尽くしてちょっと小腹が減った私


私 「ねぇねぇ、あの棒に付いた雲みたいなふわふわしたヤツって何?」

シンジ 「ああ、あれは"綿菓子"って言うんだよ。甘くて美味しいんだ」

私 「へぇーっ、ねーねーシンジィ、私にもアレ買ってよ!」

シンジ 「いいよ。ちょっと待ってて」

私 「ウキウキワクワクドキドキ・・・」

綿菓子を二つ買うシンジ。大きい方を私にくれた。こういう些細な事も、シンジらしいのよねぇ

シンジ 「ハイッ!これはね・・・こうやって手で千切って食べるんだよ・・・って、アスカ?」

後ろを向いておめかし中・・・

私 「じゃーん!サンタクロースだぞー!えっへへへっ・・・悪い子はいねぇがぁーーっ!」

眉毛と鼻と顎下に千切った綿菓子をくっ付けておどけてみせる私。予想外に喜んでくれるシンジ

シンジ 「ハハハッ・・・おいおい、東北のサンタかよ! って、後で大変だよ、それ・・・」



464:連投スマソ
07/10/14 08:13:43
5分後・・・

私 「あーん、ベタベタして気・持・ち・悪・いーっ!シンジー、なんとかしてよぅ・・・」

シンジ 「ほら言わんこっちゃない・・・ウェットティッシュでもあればいいんだけど・・・生憎
     普通のティッシュしかないんだよね・・・これで拭くと一層サンタ化しそうだし・・・」

私 「ねぇ・・・シンジィ・・・」

シンジ 「? 何?」

顔を上げて目を閉じ、シンジに近づく私

私 「舐めてー」

シンジ 「ええっ!?なっ、何を言い出すのさっ!」

私 「舐めてよぅー このままじゃ虫が寄ってきちゃうーっ、眉毛もカピカピになっちゃうーっ!」

シンジの喉が『ゴクリ』と鳴った

シンジ 「あっ、まぁ・・・怪我してると思えば・・・この際仕方ないか・・・し・・・じゃあ・・・」

シンジの顔が近づいてくる。シンジの両手が私の肩に触れる・・・シンジの匂いが鼻腔をくすぐる・・・



465:連投スマソ
07/10/14 08:15:24
私 「ハイッ!そこまでよっ!」

スッとシンジの手を掻い潜り、巾着袋の中のウェットティッシュを取り出して顔を拭く

シンジ 「・・・って、あっ! アスカ、ちゃんとウェットティッシュ持ってるじゃないかっ!ひどいよ
     もう・・・」

ぶんむくれのシンジ。それって、まんざらではなかった、という事よね・・・照れ隠しに舌をペロッと出し
シンジに謝る私

私 「機嫌直してよシンジィー、やっぱりこういう反則技よりも、ちゃんとしたシチュエーションでした
   方がいいわよね・・・あっ・・・」

またしても後半部の心の声が口から漏れる私、だけど肝心のシンジはぷりぷり顔でそっぽを向いてて聞いて
なかったみたいね。ホッとする反面、何だか残念・・・

私 「ごめーん、これで許してよぉー」

シンジの腕に絡み付いて甘える私。ふくれっ面に赤みが差してくるシンジ

シンジ 「もう・・・アスカにはかなわないや・・・」


違うわよシンジ・・・私があんたにかなわないのよ・・・ でも、この台詞だけは喉元で収めとかないとね


来年もまた、一緒に来ようね


466:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 08:16:25
萌え殺す気ですかorz
GJ(*´д`*)ハァハァ

467:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 08:30:59
素敵な休日をありがとう!GJ!

468:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 10:40:14
ムキョー!
痒い! 背中が痒い!
でもそれがイイッ!

469:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 14:27:30
もはやシンジよりも、ぶっちぎりでアスカが可愛いスレになってるw
でもGJ

470:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 16:34:26
二人とも大好きだ!

471:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 20:46:44
いつも良い仕事です!

472:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 22:41:18
あ―もう駄目だ、みんな早く逃げろ! ここで萌え死ぬのは俺だけで十分だ!!!

473:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 23:25:12
俺たちを助けてくれるのか?

474:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 23:26:27
もちろん

475:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/14 23:30:16
だが断る!
この青葉シゲルが最も好きな事のひとつは
自分一人で犠牲になろうとしてるやつに
「NO」と断ってやる事だ

476:連投スマソ
07/10/17 08:06:39
学校の家庭科で調理実習だったのよ。私の出来栄えが良くてみんなから褒められちゃった。
こういった事は忘れないうちに反復しとかないとモノにならない、というからねぇ。
早速、今日の夕食の献立に入れましょ

~ 放課後 ~

私 「シンジィ~、今日は私が夕飯作るからさ、帰り商店街寄ってこ!」

シンジ 「へぇ~っ、アスカが料理なんて、明日は傘が必要かな?」

私 「あんた・・・今朝ぶつけた足の趾はもう痛くないのかしら・・・?」

シンジ 「・・・あーっ!楽しみだなぁ!アスカどんな料理作ってくれるのかなぁ!」

私 「腑に落ちないわね全く・・・さっさと支度するっ!」

-・-・-・-・-・- ところ変わって商店街 アーケード前 -・-・-・-・-・-

私 「とりあえず、最初に魚屋さんに行って、次に八百屋さん、それとお肉屋さんも」

シンジ 「ちょうど順に並んでるね。お店の人とは仲良しだから、上手な買い方を伝授するよ」

私 「上手な買い方?そんなものが存在するのね・・・そういえば、あんたに聞きたい事があったのよ」

シンジ 「ん?なぁに?」


477:連投スマソ
07/10/17 08:07:46
私 「あんたってさ、夕食の献立とかいつもどーしてんの?」

シンジ 「結構行き当たりばったりのことが多いんだ、ヘヘッ」

私 「はぁ?」

シンジ 「アスカやミサトさんが事前にリクエストしてくれる時は優先するけど、それ以外の時は、その日に
     お店屋さんに並んでる食材を検討して決める事が多いんだよ。魚屋さんやお肉屋さんで、おかずの
材料に鮮度が良くてお買い得な○○が手に入るなら、付け合せはどうしよう、とか、旬の野菜や
果物はこれにしよう、とか、味噌汁も、野菜類や魚介類など、大まかに分けておいて、どちらかで
より良い状態の安いものが調達できるなら『今日は○○のお味噌汁にしよう』とかね」

物凄くいきいきと話してくれるシンジ。これなら、将来的に私がキャリアウーマンになっても、家庭の事は任せて
おけそうよね・・・って、何考えてんのよ私ってば!

私 「あんた・・・頼もしいわね・・・女の私としては結構複雑だけど・・・」

シンジ 「何言ってんのさアスカ・・・まぁ、こんな事位しか役に立てないけど、分からない事があったら何でも
聞いてよ」

私 「助かるわ。出来れば今後も料理をするクセを付けたいからさ、是非ご教授願いましょうかね」

シンジ 「お安い御用、まっかせてよっ!」

頼りにしてるわよ。これから先も、色々ね・・・


478:連投スマソ
07/10/17 08:08:59
一件目:魚屋さん

お店のお兄ちゃん 「おっ、シンジ君らっしゃいっ! 今日はイキのいいのが上がってるよっ!」

シンジ 「あ、いえ、今日は僕じゃないんですよ」

お兄ちゃん 「うん?はっはぁ、なぁ~るほど、それじゃ、お隣のカワイイ女の子がアスカちゃんだね!いつも
        シンジ君が話してくれてるから一目で分かったよ! 今日はカノジョの手料理かいっ、ハハハ
        ・・・って、どこ行くのさシンジくーん!・・・」

顔が茹蛸状態のシンジに手を引かれていきなり店を飛び出す。何故か私も走らされる始末。こういう時のシンジは素早い

シンジ 「・・・と・・・とりあえず次の八百屋さんに行こうか・・・」

私 「・・・そ・・・そうね・・・(なんで私まで・・・後でたっぷり説明してもらうわよっ!)」


二件目:八百屋さん

お店のおばちゃん 「あーらシンちゃんいらっしゃいっ!今日はいい青物が入ったから、御浸しにしても炒めても・・・」

シンジ 「いえ・・・今日は僕じゃないんです・・・」

おばちゃん 「あら?ひょっとして、お隣のお人形さんみたいなカワイ子ちゃんが、いつも言ってるアスカちゃん?まさか
         こぉーんな美人さんなんて、おばちゃん妬けちゃうわ・・・って、シンちゃーん、何処行くのー?」

またも顔がトマト色したシンジに手を引かれて走り出す。それも全力疾走


479:連投スマソ
07/10/17 08:10:06
シンジ 「ハァッ、ハァツ・・・気・・・気を取り直してお肉屋さんを・・・」

私 「ハァッ、ハァっ・・・そうね・・・(帰ったら釈明させる前にS・T・Fを掛けてやるんだからっ!)」


三件目:お肉屋さん

お店のおじさん 「おっ、毎度っシンジ君!今日は豚バラがオススメだよっ!」

シンジ 「ええと・・・」

おじさん 「うーん?おっ!さては隣の別嬪さんがいつも話してくれるアスカちゃんだね?髪と目の綺麗さで一目瞭然だねぇ、
       いやぁ~っ、羨ましいねっ、色男っ! アスカちゃん、シンジ君から色々聞いてるよ・・・って、シンジ君!?」

私 「そっ・・・くぉらっ!シンジっ!待ちなさ~~~いっ!」

走り出そうとするシンジの腕をガッチリ握ろうとするも、寸でのところで逃げられる。まぁ、後でゆっくり締め上げれば
いいとして、とりあえず"キョトン"としてるおじさんにちょっと質問してみようかしらね

私 「あのー・・・おじさん、ちょっと聞きたい事があるんですけど・・・」

おじさん 「え・・・ん?なんだいアスカちゃん!おっちゃんで良ければ何でも聞いてちょうだいな!」

私 「・・・あのぉ・・・シンジ・・・私の事・・・いつも何て言ってるんですか?」

おじさん 「ん?気になるかい? シンジ君はね・・・ゴニョゴニョ・・・それでね・・・ゴニョゴニョ・・・だから・・・」


480:連投スマソ
07/10/17 08:11:36
おじさんと話し終えて店の外、しょぼくれてるシンジ発見。悪い事やって叱られてる子供のようだわね。今度は私の顔が
火照ってる・・・見られないようにしなきゃ

私 「ほ、ほーら、なぁーにしょぼい顔してんのさ!さっさと行くわよっ!」

シンジ 「えっ?行くって・・・何処へ・・・?」

私 「一件目の魚屋さんからよっ!」

シンジ 「ええっ・・・行くの・・・?」

私 「当たり前でしょっ!あのまま逃げっぱじゃ私達の印象が悪くなるじゃないのよっ!それよりも・・・」

シンジ 「それよりも・・・?」

私 「その・・・ちゃんと・・・みんなに・・・私の事・・・紹介しなさいよ・・・ね」

シンジ 「うん・・・ごめんね、アスカ・・・」

私 「まっ、まぁ、いいわよ・・・って、別に許したわけじゃないわよっ!少なくても、お肉屋さんでとびっきり恥ずかしい
   思いしたんだからねっ!このぉ・・・ウフフッ!」

シンジ 「???」

終始シンジに背を向けたままの私。ったくっ!恥ずかしいったらないわよっ!そりゃ、嬉しいけどさ、とってもね・・・
えっ?シンジが何て言ってたかって? 秘密よヒ・ミ・ツッ! ウフフッ・・・


481:連投スマソ
07/10/17 08:13:34
次の日、お肉屋さんにて・・・

シンジ 「あの・・・昨日はどうも・・・」

おじさん 「よっ!シンジ君、今日は一人かい?・・・って、どーしたの、その大きな絆創膏はっ!?」

シンジ 「おじさん・・・昨日の・・・アスカの件ですが・・・」

おじさん 「ん?昨日のアスカちゃんが、どうかしたのかい?」

シンジ 「"思い遣りがあって、とっても優しい"って、僕が言ったあれ・・・若干修正させてください・・・」

おじさん 「・・・うんうん!わかるよその気持ち・・・だがなぁシンジ君、尻に敷かれるってのも、悪い事
      ばかりじゃないさ・・・イテテッ!」

おじさんの奥さん 「あんたっ!下らない事言ってないで仕事しなっ! あらぁシンジ君いらっしゃいっ!」

おじさん 「イッ!まっ、まぁそーゆー事だからシンジ君、身体だけは鍛えといた方が・・・イタタッ! ったく、
       黙ってりゃ綺麗なんだがねぇ、うちのヤツも。アスカちゃんにはかなわないけど、ね・・・グハッ!」

頭をはたかれ耳をつままれ、やられ放題で苦笑いのおじさんに同情の念を隠せないシンジ君
そんなお肉屋さん夫婦のやりとりに、ちょっとだけ未来の自分を重ねるシンジ君


シンジ 「身体、鍛えとこっかなぁ・・・トホホ」


482:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 09:24:56


483:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 12:38:49
ぐはー(*´д`*)
萌え死にそう…GJ!

484:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 13:13:10
只今本スレにて非常に強い萌えを観測しました。
念のため余波に注意してくださいw

グッジョブ!

485:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 17:17:47
お前ら、俺があれだけ逃げろと言ったのに…犠牲が増えるばかりじゃないか! 萌え死ぬのは俺だけでいいんだ!! GJ

486:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 21:03:24
うをっ!良い仕事であります!
逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ…

487:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 22:32:11
これは・・・非常に・・・良い・・・

488:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/17 23:32:46
マヤ「このスレで反応がありました。パターンピンク 萌え です」
冬月「3日ぶりだな」
司令「ああ、間違いない萌えだ」



489:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/18 17:06:17
「AA地雷も効かないだと!?」
「我々の切り札が・・・」
「クッ。化け物め」

490:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/19 09:42:16
嘘寝のすばやいところ。

491:連投スマソ
07/10/20 12:45:08
いつもシンジと一緒にいる事もあって、下駄箱へのラブレター投函もめっきり数が
減っちゃった。それはそれで寂しいものがあるのよねぇ・・・ そりゃさ、シンジが
いりゃぁ別にいいんだけどさ、なんていうか・・・人気のバロメーター?みたいな?

でも、たまーに入ってるのよね。以前は鬱陶しいだけだったけど、なんだかファンレター
みたいでこれはこれで嬉しいわね。そう、アイドルって、こんな感じなんだろうなぁ。
差出人はどーでも良くて、手紙が来た、という事実が重要、なんてね・・・


私 「シンジィー、入るわよぉーっ」

シンジ 「どーぞー」

一般的には"納戸"と呼ばれるシンジの部屋。ベッドに寝そべって漫画を読んでいる
ふんっ!そーやってのーんびーりーしてられるのも今のうちだぜよ!(何者?)

私 「ちょっとそこに座んなさいよっ!」

シンジ 「どうしたのさ急に・・・その片手に持ってる手紙って・・・何?」

私 「ヘヘーン!久しぶりに来ちゃったわよ、ラ・ブ・レ・タ・-!」

シンジ 「!!!!!・・・」


492:連投スマソ
07/10/20 12:47:21
とても寂しそうな顔、うつむくシンジ。ったく、なんだってこーゆー時だけ早合点するかね!

私 「そんな顔しないの!こんな物にまるっきし興味ないし、くれた相手はシカトンケイルよ!
・・・それよりさ、ここに書いてある内容、あんたに読んで欲しいのよ」

シンジ 「えーっ?何でまた他人の書いたラブレターを、僕が読まなくちゃなんないのさ!」

あんたの不満は尤もだわ。だけどね、私の予想ではこのプロジェクトで十分採算が合うのよね。
ちょっとご機嫌ナナメなシンジの顔の前に取り出した手紙をちらつかせる

私 「説明している暇はないの。い・い・か・ら・よ・み・な・さ・い・!業務命令よっ!」

渋々手紙を受け取り文面に目を通すシンジ。"やれやれ"という表情

シンジ 「業務って何さ・・・それで・・・どうしても、読まなくちゃ、ダメ・・・?」

私 「ダァーメッ! あんたに選択の余地はないのよ。もし読まないとっ、あんたが大切にしてる
恥ずかしい本の隠し場所と雑誌のタイトル、みんなにバラすわよっ(含ネルフスタッフ)!」

途端に姿勢が良くなるシンジ。一頻り頭をボリボリかきながら、意を決して大きく一つ咳払い

シンジ 「えー・・・ゴホンッ! それじゃ読むよ・・・『そっ、惣流・アスカ・ラングレー様』」

私 「差出人の名前や日付は要らないわ!本文に移って頂戴」


493:連投スマソ
07/10/20 12:48:46
シンジ 「・・・えー、『あなたがはじめてこの学校へ来た時の事、今でも昨日の事のように
     覚えています・・・しなやかで洗練された物腰、知的でクール、上品な横顔、気品に
     満ち溢れた佇まい。どれをとっても完璧で・・・』」

私 「あー、その"こそばゆい"所は省いていいわ。5行目からとっとと読みなさい」

シンジ 「・・・『いつも、私の心は、あなたの事で一杯です。こんな気持ちになったのは、・・・
生まれて・・・初めて・・・です』」

私 「ふんふん・・・」

シンジ 「『もっとあなたに、近づきたい。もっとあなたの事を知りたい。そして・・私の事も、
     知って欲しい』・・・ア・・・アスカ・・・『さん』・・・」

私 「ふんふ・・・えっ!・・・なっ、なぁに・・・」

私の名前の部分だけ、情感の篭った声で呼んできた。余りにも不意に名前を呼ばれてドキッとする。
こんな筈じゃなかったんだけど・・・ 予定では、手紙を読んで照れるシンジをからかってやるつもり
だったのに・・・ いつの間にか、シンジのペースに乗っかろうと昂ぶってる私がいるわね・・・
手紙を読んでいる、という既成事実が、徐々に崩れていく・・・シンジを見ると、直視するのを躊躇う
ほどの澄み切った眼差しで見つめ返してくる。部屋の温度が、確実に上がった

シンジ 「私は、あなたの事・・・事が・・・・すっ・・・好き・・・です・・・(ポッ)
     こっ・・・こ、ここっ・・・心っ・・・か・・・から・・・」

最早手紙を読むという動作すら放棄したシンジ。文面に認められた言葉である事に間違いはないはず、
が、まっすぐにこちらを見つめて放たれた曇りなき台詞に全身を射抜かれる思いがする


494:連投スマソ
07/10/20 12:49:57
私 「あっ・・・あ・・・・・・(カァ~~~~~ッ)」

シンジ 「あっ・・・あの・・・・・・(ポォ~~~~~ッ)」

『沸騰中』

私 「・・・わ・・・わた・・・わたし・・・(カッカァ~~~~~ッ!)」

シンジ 「・・・ア・・・ア・・・ア・・・アス・・・(ポッポォ~~~~~ッ!)」

やっばーっ!泣きそう、私泣いちゃいそう!シンジはただ手紙を読んでくれてるだけなのにっ!
ああーーーっ、シンジも目元が潤んでるわ・・・ もう、自分の気持ちに逆らえない。
他人のアシストってぇのが多少気に入らないけど、この際そんな事ァどーでもいいわ・・・
このラブレターをくれたどこぞの馬の骨に、感謝感激雨あられ!これからの君に幸多からん事を。
アディオース、アミーゴォッ!!!

バサッ! 徐に手紙を落とすシンジ。もう手紙に頼る必要はない、という意思の表れと見たわ

シンジ 「アッ・・・アスカッ・・・僕・・・僕はっ!・・・」

シンジの顔が近づいてくる。そんな顔、するんだね、シンジ・・・ いいわよ、こちとら万が一に備え
腹ァくくってるわ・・・どんと来いっての・・・でも、その前に、あんたの口からちゃんと・・・
手紙の文章じゃない・・・あんたの心からの・・・アドリブとパンチの利いた・・・


495:連投スマソ
07/10/20 12:51:14

(クェ~~~ッ、クァッ、クァッ)(あっ、バッ、ペンペン!聞こえちゃうわよっ・・・)

私・シンジ 「!!!!!!!」

馴染みのある囁き声が何処からともなく漏れ聞こえる。途端に血液が内臓に逆流し始め、みるみる
青ざめていく私とシンジ。互いに顔を見合わせて声のした方向へゆっくりと顔を向ける

襖の隙間からこちらを伺う、高い位置と低い位置にある二つの眼。バレたのを悟り襖を開ける覗き魔達

ミサト 「いやぁ~~っ、ペンペンがさぁ、"二人の様子がおかしい"って言うもんだからさぁ・・・」

ペンペン 「クワッ、キュゥ~~~ッ!」

ミサト 「ごぉ~めんごメンゴ、こっちの事は気にしないで、ささっ、どんどん続けて・・・ダメ?」



私・シンジ 「・・・ミサト(さん)~~~っ!!!」



その日、夕食はミサトの奢りで洒落たレストランにてフルコースを頂いたわ・・・
シンジも私も、腹は膨れたけど、腹の虫は治まらなかったわよっ!

これからは、もっと場所を吟味しないといけないわね・・・


496:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/20 13:11:16
ミサト吹いたwwwwwww
GJ

497:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/20 13:23:00
癒されるわぁ


498:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/20 14:53:38
ふぐっ!直撃だ…GJ!
シカトンケイルwwww

499:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/20 23:55:34
萌え癒されワラタ。GJです!

500:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 00:15:26
つ【最大級のGJ】
500ゲト

501:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 01:15:56
二人とも可愛すぎるうう
GJ!GJ!

502:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 01:29:05
LASスレでのミサトさんの空気の嫁なさ具合は最早天賦の才と言ってもいいww

503:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 11:10:02
いやぁ、相変わらずイイ仕事してますねぇw
景色がいいですね景色が。

504:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 13:28:34
>>502
俺はそんなミサトさんが大好きだw

505:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 14:34:21
このスレは…いい物だ! GJ!

506:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/21 22:13:17
シェフを呼べ!
とても面白かったです!

507:連投スマソ
07/10/24 08:20:27
ヒカリとショッピングを楽しんで夕方近くに帰宅すると、リビングでアニメを観てるシンジ発見。
私はアニメなんてこれっぽっちも興味ないんだけど、シンジが興味を持っているのなら、今後の
為にも一応知っておく必要はあるわね・・・ あら、なによ今後って(ポッ)

私 「たっだいまぁ~っ!」

シンジ 「あ、お帰りアスカ。このアニメが終わったら夕食だからね」

私 「あら・・・何観てんの?」

何気にスッと、身体が密着するように隣へ座る。一瞬ピクッとなるシンジ。もう、可愛いんだから

シンジ 「え・・・ええっと・・・内容は『学園ラブコメ』のアニメなんだ・・・これから始まる
     から、一緒に観てみる?」

私 「面白そうじゃない、いいわよ。恋愛ありドタバタありって感じなのかしらね?」

シンジ 「まぁ・・・そんな・・・感じ・・・かな?」

私 「なによ歯切れ悪いわね・・・まぁ観てみようじゃないの」

シンジ 「・・・・・・・・・・(何だか胸騒ぎが・・・)」


・-・-・-・-・-・-・- かれこれ30分が経過 ・-・-・-・-・-・-・-・


508:連投スマソ
07/10/24 08:21:45
私 「・・・・・・・・・・(イライライラ・・・)」

シンジ 「ア・・・アスカ・・・?」

気に入らないわ。とっても気に入らないわね。たかがアニメとは判っているけど、これはシンジを
問い詰める必要があるわね・・・ ちょっとシンジとの間を空けて、シンジに向き直るように座り
直す。何かを感じたのか、動揺の色を隠せないシンジの目を見つめる

私 「・・・一体全体・・・何なのよこのアニメはっ!」

シンジ 「え・・・?」

私 「ありえないわ!なんであんな軟弱な男子によってたかって女子が思わせぶりなのよ!しかも
   美人教師や従姉弟のお姉さんなんぇのまで出てくるじゃない!」

シンジ 「だっ、だからそういう設定のアニメなんだってば・・・」

私 「シンジ・・・あんたこんなモン観て、ひょっとして自分を主人公に重ねて喜んでんじゃない
   でしょうね!」

シンジ 「そんな・・・事は・・・・」

私 「その見逃せない間は何よっ! ひょっとして、あるのね!・・・許せーーーーーん!!!」

シンジ 「ひっ!」


509:連投スマソ
07/10/24 08:22:49
シンジを睨み付ける。私だってこんな事ァしたかぁないわよっ!だけど、こう言った事は納得いく
まで話し合うクセを付けとかないと、一緒になったときに困・・・って違――うっ!

私 「じゃあなに!あの『優等生で寡黙な美少女』ってのは、レイの事なのっ!?」

シンジ 「そんな・・・何も無理やり当て嵌めなくても・・・」

私 「それじゃあ、あの『クラスのまとめ役で明るくまじめな美少女』って・・・ヒカリぃ!?」

シンジ 「・・・(微妙に嵌ってしまってるのが怖い・・・)」

私 「そんでもって、『破天荒で酒豪な姉御肌の美人女教師』って・・・まさかミサト・・・」

シンジ 「(弐号機が・・・暴走してる・・・もう・・・僕では止められない・・・)」

私 「って事は・・・『ショタコン嗜好のボーイッシュな美人従姉弟』って・・・マヤさん!!!」

シンジ 「(ああ・・・誰か僕を助けてよ・・・)」

私 「ん・・・あら?・・・待ってよ?・・・ええと・・・」

シンジ 「え・・・?」

ふとアニメの内容を思い返す。へっぽこ主人公と最も絡みが多かったヒロインがもう一人居たわね・・・


510:連投スマソ
07/10/24 08:24:20
私 「って事は・・・あの『元は幼馴染で主人公に暴力を振るう勝気でお転婆な帰国子女』って・・・」

シンジ 「うわぁ・・・ついに嵌めちゃった!(恐れていた事が現実に・・・)」

ドッカーーーーーン!!!!!

私 「くぉりゃあっ!シンジぃーーーーっ!」

身体が勝手に動く。シンジの腕を取り足を素早くシンジの首元で四の字にクラッチさせ締め上げる。
スカートが捲れ上がってるけどそんなぁ事どーでもいいわこの際!

私 「あんたっ!私がいっつもあんなに手を上げる暴力女だと思ってんのっ!」

シンジ 「ぐぐ・・・ぎぎ・・・」

私 「こんなにか弱く純真可憐な乙女をなんだと思ってんのよっ!!!」

シンジ 「ぎ、ぎゅうぐんごうぎょぐぐぐっげぐぅ(じ、十分暴力ふるってるぅ)・・・ギヴギヴ・・・」

シンジの手が腿をタップする。はっ!私ったら! またシンジを落としかねないわね。慌てて技を解除する

シンジ 「ぐ~~~っ、ゲホッ、ゴホッ・・・ひ、ひどいやアスカ・・・」

私 「わっ、悪かったわねっ!わざとじゃないのよ、身体が勝手に反応しただけよっ!」


511:連投スマソ
07/10/24 08:26:02
シンジ 「(そっちの方が余計タチ悪い・・・) もう・・・このアニメは観るの止めるよ・・・」

止める?何を今更言ってんのかしらねこの男は・・・涙目で苦しげなシンジの背中を擦っている手が止まる

私 「ハァ?何言ってんのよあんたっ!」

シンジ 「え・・・?」

確かに設定としては気に入らない要素が過分に含まれている。だけど、そんな事よりもずーっと気になる
事があったのだ。放ったままにはしておけないのよっ!

私 「来週から、きっちり視聴させてもらうわよっ!あんたも一緒に観るのっ!」

シンジ 「どどっ、どーしてさっ!」

私 「だってぇシンジ・・・気になるじゃない・・・」

シンジ 「気になるって・・・何が・・・?」

私 「・・・あの主人公が『最後に誰とくっつくのか』がよっ!!!!!」

シンジ 「あっ・・・」

判ってくれたようねシンジ・・・


512:連投スマソ
07/10/24 08:27:10
私 「だって・・・イヤよ!・・・優等生や美人教師に奪われるのは・・・いくらアニメでも・・・」

シンジ 「(これはマズイッ! 確かこのアニメの原作漫画ってケンスケが持ってるから、明日にでも
      借りてチェックしないと・・・命が・・・) そ・・・そうかな・・・ハハ・・・」

煮え切らない返事のシンジにちょっと意地悪がしてみたくなった私。演技モード起動。悲しげな顔をしてみる

私 「でも・・・もし・・・あの帰国子女が・・・」

シンジ 「えっ・・・?」

私 「主人公と・・・一緒に・・・なれなかったら・・・」

深刻そうな顔をしているシンジ。そうよ、ちょっとは私の事で困りなさいっ!

シンジ 「・・・なれなかったら・・・?」

私 「私たちも・・・」

目元をちょっと拭う仕草。鼻を啜り上げるマネ、同時に肩を震わせる

シンジ 「そっ・・・そんなっ!アニメと僕たちは関係ないっ! 関係ないよアスカッ!」

強い、強い視線。嬉しいじゃない、その眼が見れたなら満足だわ。それじゃ、モード解除しますかね・・・


513:連投スマソ
07/10/24 08:28:23
私 「んべぇ~~~~~っ!」

あっかんベーをしておどける。安心したのか急に腰砕けになるシンジ

シンジ 「・・・って、あーーーっ、もう何だよっ!こっちは大真面目だったのに・・・」

いつものぶんむくれモードのシンジ。いいのいいの。私たちにそんな深刻なシチュエーションは似合わない

私 「バカねぇ、この私がアニメの顛末なんかで取り乱す訳ないじゃないのよっ!」

シンジ 「(さっきまで存分に取り乱していたような・・・) まぁ、アスカが良ければ・・・いんんだけどさ」


私 「でもっ!でもねっ、シンジっ!」

シンジ 「?」

私 「やっぱり、他の女とくっついたら・・・シンジ、そん時は分かってんでしょうね!」

ただ事ではない私の表情を読み取って、どうやら観念した様子のシンジ

シンジ 「・・・分かったよ・・・その時は・・・何かプレゼントするよ・・・トホホ・・・」

私 「よ~~~し!それじゃ、もし主人公が、あの帰国子女とくっつかなかったら、あんたが私にプレゼント。
   それで、帰国子女がくっついたら、私があんたに何かプレゼントしようじゃないの!」


514:連投スマソ
07/10/24 08:29:27
シンジ 「それって・・・確率からすると圧倒的に僕が不利な状況なんですけど・・・」

私 「あらぁ、この期に及んでなんか文句があるのかしらシンジく~ん!?」

シンジ 「いいえぇ、ありまっしぇ~ん!・・・」

私 「さ~てっと、来週から俄然楽しみねっ!何を買ってもらおうかしらぁ、ウフッ! あんたは精々帰国子女
   ちゃんが主人公と結ばれる事を祈るのねっ!」

シンジ (一緒に観ようなんて言うんじゃなかった、あー、悔やまれる・・・)






2ヵ月後、結局、私がシンジに『携帯ゲーム機』をプレゼントする羽目になったわ・・・
痛い出費だったけど、アニメの内容がとっても良かったからチャラね。DVDのBOX買っちゃおうかしら!
ついでに今度、第21話のシチュエーション、試してみようかしらね。レイの協力が必要なのがアレだけど、
まぁ、ヒカリでもいいか・・・ なぁんてねっ!

・・・どんな内容かって? お・し・え・な・い・っ・!


515:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/24 13:42:02
素晴らしい!GJ!


516:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/24 14:35:57
2ヶ月ぶりに来てみれば…
こりゃ、命がいくつあっても足りないなwwww
職人さんGJです!

517:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/24 15:18:15
もの凄い速さでごろごろごろごろごろ
GJであります!
第21話のシチュを所望であります!

518:連投スマソ
07/10/26 16:47:47
-・-・-・-・-・-・-・-・ 後日、リビングにて -・-・-・-・-・-・-・-・

ミサト 「ふぅ~っ、書類整理完了っと! ねぇ、シンちゃ~ん!」

シンジ 「はいは~い、何でしょう?」

ミサト 「あのさ~っ、肩凝っちったのよねー、チョッチ揉んでくれないかしらン?」

シンジ 「いいですよ・・・」

モミモミモミモミトントントントン・・・

ミサト 「はぁ~~~っ、きんもっちイイ~~~っ、癒されるわぁ~シンちゃん・・・えいっ!」

シンジ 「ああっ、ちょっとっ、手を握られると揉み辛いですよぉ・・・」

ミサト 「いいじゃない・・・力強い男の手になってきたわねぇ。保護者としては嬉しい限りだわン!」

シンジ 「もう・・・からかわないで下さいよぅ・・・」

ミサト 「チョッチ目を離すと、この年の男の子って、あっという間に成長しちゃうわね。きっとシンちゃん、
     これからどんどん格好良くなっていくのね・・・ うふっ、今のうちにツバ付けちゃおかなぁ!」

シンジ 「何言ってんですか・・・ミサトさんには加持さんが居るじゃないですか、もう・・・」


519:連投スマソ
07/10/26 16:48:59
傍観モード終了、即座にカット・イーーーン!

私 「くぉらぁ~~~っ!!!そこのエロ教師いっ!シンジに何やっとるかぁ~~~っ!」

髪の毛が逆立つほどの剣幕でミサトに食って掛かる。何の事やら意味不明でキョトンとしているミサト

ミサト 「ええっ!? え、え、エロ教師ィ・・・? ど、どーしたのアスカぁ・・・?」

私 「そのいやらしい手を退けてシンジから離れなさ~~~いっ!」

ミサトの手をむんずと掴んで二人の間に割って入る。シンジを背後に庇い後ずさり

私 「分かってんのよアンタっ! この後『恋の課外授業、二人でたっぷり実践しましょうか、ウフッ』
なぁんてほざいてシンジをたぶらかす気ねっ!そーはさせないわよっ!」

ミサト 「ほへっ?・・・あ・・・あの・・・シンちゃん・・・?」


シンジ 「・・・ええっと・・・多分、この間観たアニメの、恐らくは第15話の影響かと思われます・・・」

ミサト 「??????????」



こんなやりとりも、ずーっと続くといいなぁ・・・


520:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/26 21:29:47
くぅ~!良いですなGJ
これからも続けて下さいね

521:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/27 16:36:34
良スレ


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