シンジとアスカの同棲生活at EVA
シンジとアスカの同棲生活 - 暇つぶし2ch151:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/19 08:24:21
>>150
すみません。加持でしたね…orz

152:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/19 21:46:39
こうして彼はまた一つ職人への階段を登ったのであった。


つ乙 よかったぜ

153:k
07/11/20 12:44:38 6lZIqpbS
実話の恋愛物語!ブログ『4.5畳の恋人。』が連載を再開!
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154:149
07/11/20 22:54:04
三日後、二人は新居にいた。
その家にはすでに生活に必要最低限の家具や電化製品が用意されていた。ネルフが用意した物だろう。ミサトが気を利かせて前の家より学校に近くなっていた。

「まったくミサトったら、いくら早く新婚生活を楽しみたいからってこんなに早く私達を追い出すことはないんじゃない?」

「う、うん、そうだね」

シンジは戸惑っていた。
三人で暮らしていた時もこうして二人きりの時間は多かったのに、アスカと二人で同棲という決して邪魔者がはいらないという状況になった途端、何故かよそよそしくなってしまう。
それにあんな妄想やこんな妄想が頭から離れない。
「なに?アンタなんかヤラしいこと考えてるんじゃないてしょうね?」

「え!?そ、そんなこと考えてないよ!全然!全く!」
シンジは多少顔を赤らめながら両手を大袈裟に振る。
確かに高校生になったシンジがアスカを無理やり押し倒すことは簡単だろう。しかしアスカはこの臆病者のシンジがそんなことをできないのを知っていて、こうしてからかうのを楽しんでいる。

「どーだか。
まあいいわ。それより早く御飯作って。私お腹空いちゃった」

「うん、すぐに作るよ!」
そう言ってシンジはキッチンへ向かった。

この時すでにアスカは決意していた。
この状況を利用してなんとしてもシンジを自分に告白させて恋人になってやると。

155:ビニールのない傘 ◆Yqu9Ucevto
07/11/21 02:49:00
窓硝子を確認してみると、眉を顰めたアスカが仁王立ちしているのが写っている。
「鏡のつもり? 身嗜み整えるなら整えるで、人の目に付かない所でやりなさいよ」
「ぁ……いや、そういう訳じゃないんだけど」
「じゃあどういうつもりよ?」
そう言われても困る。
単に強張った顔の筋肉を解していただけだし。
「もぅ、人が話掛けてんのよ? こっち向きなさいってば!」
強引に体の向きを180度回転させられた。
勢いが付きすぎて少しよろけてしまう。
肩に背負ったバックのお陰で重心が後ろに傾き、背中を軽く窓にぶつけた。
「……ごめん、力入れすぎちゃった」
「いや、いいよ。痛くなかったから大丈夫だし」
変わったな、と思った。
以前のアスカなら多分、トロいだのぼんやりしてるからだの、一言小言が先に付いてきた。
事実だから否定はしないけど。
「ホントに?」
「うん。それより診察は終わったの?」
「終わったわよ。これから病室に荷物取りに行く所」
「どうだった?」
「さぁ? また次の診察でねって話しただけよ。特に何も言われなかったわ」
診察内容は僕と余り変わらないのか、それとも形式だけの物か……退院出来るのは間違いないみたいだ。
「じゃあ、ここで待ってるから荷物取っておいでよ。窓口迄一緒に行こう?」
「ん、解った。そこ動くんじゃないわよ」
ペタペタとスリッパの足音を鳴らしながら、アスカは廊下を走っていく。
「あっ、ダメだよ! まだ病院内なんだから走っちゃ!」
曲がり角の影から顔だけ覗かせて、あっかんべーしてる。
誰からこういうの習ったんだろう?

156:ビニールのない傘 ◆Yqu9Ucevto
07/11/21 02:50:00
「お待たせ」
「だから、病院内は走っちゃダメだって」
靴に履き替えてあるから足音が変わってる。
ヒールよりは少し鈍いけど、コツコツって硬くて軽い音。
入院中はスリッパの音ばかりだったから、こういう音を聞くと退院するんだという実感が沸く気がする。
「そりゃそうだけど……こんなトコ早く出たかったのよ」
「気持ちは解るけど、他の患者さんが居たら迷惑になるよ?」
患者なんてそんなに居ないのは判ってる、聞こえる足音やすれ違う人は医療部の人が殆どだから。
それでも浮き足立って転んだりしたら病室に逆戻りだ。
僕の本音としてはこっちの方で心配して言っている訳じゃない。
ここに運ばれた時、僕達は自分の体の状態を理解してなかった。
見た目よりもずっと体力も落ちていて精神的にも衰弱していた。
大した怪我もしていなかった僕でさえ、他の人から見ても明らかに弱っていた。
量産機との戦闘での強いフィードバックを受けたアスカの状態なんか僕の比にならない。
自宅療養出来る状態になったとは言え、まだまだ完全に体力が回復した訳じゃないし。
あくまでも、これ以上検査をして入院を続けても大した効果は無いって判断が出ただけ。
これで転んだりしたら、まだ退院するのは早いとか言われかねない。
「解ったわよ、もう走らないから。じゃ、行きましょ? お迎えの人来るんでしょ?」
アスカは軽い足取りで先に進んでいく。
入院の始めの頃が嘘の様だ。
病室に入って直ぐ、2~3日の間はまだ良かったんだ。
自力で歩く事も食事を摂る事も出来た。
でも衰えていた体力は容赦してくれなくて、それまでの疲れが一度に溢れた。
僕の方は長く微熱が続いたし、アスカの方は高熱を出して一時は面会謝絶になった位だ。
「青葉さんが来てくれるって聞いてるけど、まだかも知れないよ」
「それなら先に退院手続済ませる方が良さそうね」
総合案内のあるエリアに直通のエレベーターを確認する。
下手に広い病院だと、エレベーターの位置に拠って遠回りする羽目になるからだ。
下の階へのボタンを押し病棟に止まるのを待つ間に、バックのサイドポケットからIDカードを取り出しておく。

157:ビニールのない傘 ◆Yqu9Ucevto
07/11/21 02:52:08
「あれ?」
「何だ、2人共下りる所だったのか」
止まったエレベーターの中に居たのは青葉さんだった。
「荷物持ちのつもりで病棟まで来たんだがなぁ……荷物は他に無いのかい?」
「はい、洗面用具と下着位ですから」
僕の荷物は肩に掛けたデイバックだけだし、アスカの荷物もボストンバック一つきりだ。
アスカは青葉さんへの返事の代わりに、胸の位置までバックを持ちあげた。
「なら、このまま下りようか。乗った乗った」
ああ、そっか。
開ボタンを押したままで僕達が乗るのを待ってくれてるんだ。
「はーい。ほら、ボケっと突っ立ってないで乗んなさいよ」
アスカに背中を押される。
「そんなに急かさなくても大丈夫だから。段差で転んだりしたら事だぞ?」
背中を押されながらエレベーターに乗り込む。
アスカが乗り込んだ所でドアが閉まったのか、背後から空気が圧縮される音が微かに聞こえた。
「えーっと……俺の車は地下駐車場だから……」
「僕達まだ退院手続取ってないですよ?」
「あれ? 聞いてなかったのかい? 手続なら赤木博士が今取りに行ってる筈なんだけど」
初耳だ。
僕は青葉さんが迎えに来る事しか聞いてない。
「お迎えは青葉さんじゃないの?」
アスカも首を傾げている。
僕の保護者は一応父さんだから、直属の部下の青葉さんが代理で来るのは解らないでもない。
でもどうしてリツコさんが来るんだろう?
嫌な予感がする。
エレベーター内の僅かな気圧の変化が、粘ったL.C.Lの中に放り込まれた感触に思えてきた。

158: ◆Yqu9Ucevto
07/11/21 02:57:22
続き投下。
亀ですまんです。
暫く鬱々とした展開やも知れませぬ。
甘い展開期待してる人には申し訳無い、もう暫く待って下され。

>>149>>154
萌えました(*´д`*)
続きwktkして待ってます。

159:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/21 03:02:36
おう、神が二人も!www

二人とも乙&GJ!
続き、楽しみにしてるよ!

160:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/21 10:16:02
コイツはたまらねぇ

つ乙乙乙乙乙

161:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/21 17:37:10 WdfSym3Q
乙乙乙乙!!!!

162:149
07/11/23 11:52:19
「なんや?センセはまた惣流とデートかいな?」
いつもの帰り道と違う道に行こうとしている二人を見てトウジが冷やかす。
「あ、そういえば僕達、昨日から二人だけで一緒にごふぇ!」

「そ、そうなのよ。今日もシンジとショッピングなのー。あははー。」

シンジに見事なリバーブローをいれつつ、ごまかすアスカ。

さすがに同棲してるなんてことがバレたら、何を言われるかわかんないじゃない!この馬鹿シンジ!

それを見ていたヒカリが
「アスカったらまた惚気ちゃって。それよりトウジ、今日は何処に行く?」

「そうやなぁ、今日はお好み焼きなんかどうや?」

「『今日は』じゃなくて『今日も』でしょ?トウジったら本当にお好み焼きが好きなんだから」

「ええやないか。ヒカリだっていっつもワシのお好み焼きを焼いてくれるやないかい。ワシはヒカリが焼いてくれたお好み焼きが一番好きやで」

「もうトウジったら…」

また始まったよ、この二人…
呆れた顔で見ているアスカと、先刻の一撃で青い顔のシンジ。

163:149
07/11/23 11:53:47
「碇君。今日は私と遊びましょ?」
どこからともなく紅い瞳の少女が出てくる。

「わっ!ビックリした…ってレイ!シンジは私とショッピングに行くって言ってるでしょ!?」

綾波レイ。昔は一緒に戦った戦友。そして今は親友。でも事あるごとにシンジを誘惑してくる。昔はこんなに積極的じゃなかったんだけどなぁ。人って変わるもんね。

「そう、それは残念ね。
じゃ碇君また明日」

「まったくレイったらまたシンジを誘惑して…。
いいシンジ?あの女の誘惑に乗っちゃ駄目よ?アンタはアタシだけを見てればいいんだから!」

「う、うん。わかったよ」

アスカはよくこんな恥ずかしいことを言えるなぁと顔を赤くしながら、自分の三歩前を大股で歩くアスカに付いて二人の家へ向かうシンジであった。

164:149
07/11/23 12:07:19
>>158
ありがとうございます。
自分も楽しみに待ってます!

165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/11/24 07:42:39
乙です

166:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/01 02:50:39
保守

167:149
07/12/04 02:05:55
今日はシンジが学校から帰ってきてから何か変だ。ずっとそわそわしてるし、時々ぶつぶつと独り言を言ってる。いつも一緒のソファでテレビを見ているのに今日は顔を赤くして自分の部屋に行ってしまった。私なんか変なこと言ったかな?

そして夜の11時半頃になって急にシンジが「今日も暑いから近くの公園にでも涼みに行こうよ」なんて言い出した。
さすがに一年中夏の暑さだけど、この時間になるとさすがに外に涼みに行くほど暑くない。第一、部屋にはエアコンがある。
そんなことを私が言うとアイツは「いいから、いいから」なんて言って、ほとんど無理やりに私を外に連れ出した。
もう、一体何なのよ?

そうして私たちは近くの公園にやってきた。
公園のベンチに二人で座る。それでもシンジは何も言わない。でもさっきらチラチラと腕時計を気にしている。私はシンジが一体何を考えているのかわからなかった。
すると突然シンジが口を開いた。

「ア、アスカ…」

「何よ」

「誕生日おめでとう」

「え?」

168:149
07/12/04 02:07:29
私は一瞬なんのことかわからなかった。するとシンジが自分の腕時計を私に見せてきた。時間は0時ジャスト。

「今日はアスカの誕生日だよ」

「そういえばそうだったわね。でもなんでこんな事…」

「誰よりも先にアスカにおめでとうって言いたかったから…。それと誕生日プレゼントなんだけど、喜んでもらえるかわからないけど今から言うから…」

誕生日プレゼントを言う?この時、私の頭の上には「?」が出ていただろう。

「僕はずっと前から…、多分出会った時からアスカのことが…」

え!?嘘!?ついに!ついに待ちに待ったこの時がきたの?

「アスカのことが…、す、すk」

その時二人の耳に聞き慣れた車のエンジン音が。
時間は0時を過ぎているというのに、物凄い爆音を響かせてミサトが自慢の愛車で颯爽と登場した。

「あれ?なんで二人共こんな所にいるの?
そんなことよりアスカ!今日はアナタの誕生日よ!今からウチで誕生日パーティーするわよ!」

「ち、ちょっと、今大事な所…」

有無を言わさず二人を車に連れ込むミサト。

もう!ミサトったら大事な所で邪魔するんだから…。でもまあいいわ。シンジの気持ちは伝わったし…。ま、焦らずじっくりとね♪

その日、二人はミサトにベロベロになるまで飲まされ、その日の学校では完全に沈黙してしまった二人だった。

169:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 02:55:12
おつ!

170:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 02:58:28
めぞん一刻ばりにもどかしいぜ……


171:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/12/04 09:14:16
ミサトさんってKY?(笑)


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