07/09/24 04:54:41
(↑の続き)
「……なにこれ?」
「だから小説」
呆れたようにアスカはリナレイを見返した。
「あのねぇ、小説ってのはもっとこう、タイムリープみたいな大きな出来事が起こったり、
クラスメイトに宇宙人や超能力者がいたりする日常のことをいうのよ。
大体自分の襟を姉妹に直してもらったりなんてのは作文じゃない」
「だってそんなネタ思いつかないよぉ」
リナレイは首をすくめた。
「それに宿題で小説を書けなんて出ても困るだけだよ」
泣きそうな顔でリナレイはちゃぶ台につっぷした。
「ちょっとアンタのも見せてみなさいよ!」
レイのをひったくり読み始めるとアスカは顔をしかめた。
「やっぱり双子ね。似たり寄ったりのこと書いてるわ」
「でも小説は日常から生まれることもあるわ」
「そ、そうそう。そういうアスカはどうなのよ?」
レイとリナレイの反撃にアスカがたじろぐ。
「それは……宿題として出して返ってきてから見せるわよ」
「ず、ずるい!アスカのズルッコズーズーだ!」
「卑怯」
「お姉ちゃん達、宿題しないの?」
ジュースを持ってきたちびレイが聞くが、三人は聞いちゃいなかったのだった。
レイ三姉妹だけっていうのは難しいな。
ついついアスカ登場させちゃったよ。
ダメダメだけど保守ってことでよろしく。
つうか前スレって読めないの?