07/03/09 08:39:04
ネルフの治療施設の一室
「はあ、もうエヴァは動かない、私はパイロットとしてお払い箱。
私がここにいる意味なんてないんだな・・・」
「入っても良いかな、お見舞いに来たよ、アスカ」
「え・・・あんた誰?ああ・・・私の代わりにきたパイロットね」
「そうさ、名前は渚カヲル。よろしくね」
「一体何しに来たのよ。・・・そっか、あんたも私のこと笑いにきたのね」
「そんなことないさ。君は、自分に価値があるのは自分が何かに準じて
いるからだと思っているのかい?そうではないよ、君という存在自体に価値が
あるのさ」
「そんな事言われたって、もう私のことなんて誰も構ってくれないわ」
「僕じゃダメかい?今日は友達になりたくて来たのさ。ほら、花を持ってきたよ」
「私と・・・友達・・・(少し頬を赤らめる)」
「今はゆっくり休む方がいい、そうすればまた生きる元気も出るだろう。
今日はもう行くね、明日も来ていいかい?お見舞い」
「・・・う、うん。別にいいわよ」