07/07/13 12:54:39
第八使徒 サンダルフォン(巨大なユスリカ)を農場の井戸の底にて発見。
まだ羽化していない使徒を虫取り網で捕獲する、というミサトの作戦に、自ら進んで志願するアスカ。
マッスルスーツに着替えると、うやうやしく左腕のPF・改をシンジに預け、井戸に潜っていく。
「シンジ殿、どうかその子をよろしく頼みます…」
その後ろ姿は、どこか哀愁を帯びていた。
「糜夫人?…って、ちょっ、アスカ、死亡フラグ!」
降下していくアスカ。途中で使徒が羽化して捕獲から殲滅に。
だが途中でつるべが切れてしまい、井戸の底へ落ちてゆく。
間一髪でアスカの手を取るシンジ。
「アスカ、大丈夫?絶対に助けるから!絶対離さないからね!」
「戦場でラブロマンスか… ガルマらしいよ、お坊ちゃん。」
手、離してやろうか、と思うシンジ。ほっとして意識を失うアスカ。
仕方なくアスカを背負って一旦退避するシンジ。
だがしかし。
懐にPF・改、アスカを背中に背負った状態では、マッスルスーツ着用とはいえ、なかなか登れない。
使徒の攻撃をかわしつつ登っていくが、あと少しのところでスーツの限界が…
「…もうダメか。」
と、その時。
粉塵を巻き上げ、単騎駆けつける猛将の姿が!
「我こそは!名は張飛、字は翼徳、燕人張飛ここにあり!ここから先は一歩も通さねえぜ!」
見れば、青葉シゲルにまたがり、片手に電気蝿叩きを持ったレイがいた。
青葉は青くなって息を切らしている。
「ファーック!何をちんたら走ってやがる!この資本主義のオス豚が!」
ロン毛の頭に噛み付くPF。電気蝿叩きで尻を叩くレイ。
張飛じゃなくてDMCのクラウザーさんかよ、と心の中で突っ込むシンジ。
かくしてレイの活躍により、シンジ達は引き上げられ、使徒は電気蝿叩きの餌食となったのだった。