07/09/22 21:01:46
どの体液よりも尿に近く感じる程熱く、ほやほやと湯気が立って見えた。
「止めちゃうの? ……凄いその気になってるみたいね」
笑み交じりの問いに答える余裕等一切無い。
彼女はシンジの顔を見て笑った。嬉しそうに、子供が他者を無邪気に馬鹿にするように。
何も言えずに開きっ放しの口から大量に唾液を垂らしていた事に。
見れば触れてもいない平らな胸の尖端も汗を乗せて女性のそれのようにプックリと膨らんでいる。
「……は、はぁ、はぁ、はぁっ、はぁッ……」
呼吸がどんどん酷くなる。何かの病を患ったと思わせる程危険な音を立てた。
そんなシンジの様子を、上半身を起こして上から下から値踏みするように見る。
「もうこれ使い物にならないわね」
待っていましたと言わんばかりの楽しげな言葉。一見普通の女性も被虐なり嗜虐なりの性的な倒錯を抱えているケースが有り、シンジの前でほくそえむ彼女こそその後者の代表例だった。
手が伸びたのは当然のごとくシンジの性器。瞬間、ただでさえべたべたになっている肌がブワッと汗を噴き出す。
だが指していたのはどうやら避妊具のみらしく、器用に右手だけでするりと剥がした。
金に糸目を付けず購入した薄手の避妊具はよく漏れなかったと誉められても良い量の精を受け止めている。
それが無くなった性器は精でべったりと濡れており、更に未だ吐精したりないと硬さを保っていた。
「ひっ! ああぁッ!」
シンジは後ろに引っ繰り返ってしまいそうな勢いで体を反らして痙攣したかのように震える。
性器も血液を循環させながらビクビクと震え、鈴口が未だ吐きたりないとその口を無理矢理開いて見せる。