ふたなりアスカ×女シンジ 2本目at EVA
ふたなりアスカ×女シンジ 2本目 - 暇つぶし2ch250:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/23 06:09:42
ほっしゅ

251:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/24 22:41:56
保守

252:インク
07/01/26 08:00:46
先に言う、この辺アスカが受けくさくなった。
しかし巻き返し図るから見逃して。

「絶対そうよ…っはんっ、てことはぁ、普段手ぇ抜いてたのね!?」
思い込みにも近い一人合点でアスカはシンジを叱る体勢に入った。
「ほぉいわへやらいへほぉ…」(訳、そういうわけじゃないけど…)
…が、まぬけにも性器を咥え込んだまま話そうとするシンジに毒気を抜かれた。
もとい、呆れた。
「…何いってんの?しゃぶるか話すかどっちかにしたら?」
「んゃーはうる」(訳、じゃーしゃぶる)
「そ、そう…」
「んっ、ところれさ」
(…しゃぶるんじゃなかったの?)
妙に素直でいい加減なシンジのテンポにアスカは軽い疲労感を感じた。
シンジはアスカを見上げて問う。
「アスカっておま○こもあるのにこっちは何もしなくてもいいの?」
シンジの口から飛びでた固有名詞にアスカはカッと目を見開き顔を赤くする。
そして頭の冷静な部分で思う。
ペニスのほうがあまりに気持ちよくてそっちのほうの意識がなかったな、と。
「っバカ!!!何いってんのよ!」
しかし恥ずかしさに負けてアスカの口からはそれしかでてこなかった。


253:インク
07/01/26 08:01:58
「気持ちいいのに?」
シンジは微妙に合ってない焦点で首をかしげる。
「な…っ」
アスカは更にカカッと赤くなる。
「うん、やってあげるよ」
酔っ払いはわけがわからない。
「は?」
「おち○ちんもおま○こもいっぱいしてあげる…、ん…」
うわ言のようにぼやいてシンジは再びアスカの男性器を咥え込み、女性器のほうに人差し指を一本挿入した。
アスカの女性器はすでにそれなりに濡れていたので簡単に指を入れることができた。
シンジは『いっぱいしてあげる』の言葉どおりにさっきのよりも気合をいれてアスカを唇で強く激しく扱く。
人差し指はどこをどうすればいいのかさっぱりなので適当にゆるく動かすだけだった。
「あっ!こ…っ、あん…ぅんん…っ!シン、ジっ」
中途半端に猛った男性器へのいきなりの強い刺激と今までに触れられたことのないところからくる感覚に
一瞬狼狽したが快感にアスカはすぐに呑まれた。
膣のほうからは慣れもないのでどちらかといえば異物感といったほうが正しいくらいだったが
本日のシンジは本当に口淫上手だった。
それでもアスカは更なる快感を追ってシンジの頭を強く押さえつけ腰を押し付ける。
「ん…っ!うぅっ!?む、うぅ!」
シンジから驚きと苦しさを訴える、くぐもったうめきがあがる。
「―っっ!」
元々、大分高められていたアスカは強い刺激にすぐに精をほとばしらせた。


254:インク
07/01/26 08:02:44
その精液は大量でシンジは飲み込み切れず少し萎えた男性器と口の隙間からぼたぼたとこぼれ落ちる。
シンジは固まったように動かない。
「…シンジ?」
特有の疲労感に包まれてアスカはシンジの頭を押さえつけていた手を離し声をかけた。
途端、シンジは涙目で顔をあげた。
「…あっ、ひ、死ぬかと思ったじゃないかっ!頭押さえつけるなんて!」
「わ、悪かったわよ…」
本当に少しだけそう思う。
うっかり人の足を踏んでしまった時と同じような気持ちだった。
「もう…一昨日もあんなにだしたくせになんでこんなでるの…?」
シンジは口のまわりの精液がまともな姿勢に戻ったせいで下にたれて胸元や腹に落ちたのを両手で拭う。
擦り付けているのと何が違うのかわからない。
「うっさいな…」
少し拗ねたようにアスカがつぶやいた。
それからアスカの綺麗な形の両手がシンジの両肩を押さえる。
「アスカ?」
シンジがアスカを見るとアスカは瞑想でもしているように目を閉じていた。
そしてその澄んだ青い瞳が開かれる。とても、勝気に。
「さぁて今度はあたしの番ね、覚悟しなさいよ!」
一度すっきりしたところで今の今までに溜め込んだストレスと屈辱、を晴らすときがきたと意気込む。
シンジの戸惑う表情を期待して。
ところが


255:インク
07/01/26 08:04:28

「期待してるから…」
シンジは照れたように微笑むだけだった。
「………」
(なんかもー調子狂うわね…まぁ、たまにはいいか)
気を取り直しアスカはシンジの肩から胸に手をのばす。
「まったく、人の了承も得ず乙女の花園に触れてくれちゃってさぁ」
そのまま、きゅっとシンジの綺麗な色をした乳首をつまむ。
「…んっ」
シンジは目を瞑りピクリと震えた。
「あんたもう絶対酒禁止ね」
人差し指と親指で押し潰すように強くつまみ引っ張る。
「あっ痛い…っ」
「当たり前でしょ、わざとやってんだから」
「んっ、うぅ…ん…」
アスカは力を緩め、くにくにと弄るように指を動かした。
まるでほぐすような指使いなのにシンジの胸の乳首は硬さを増していく。
シンジは堪えようとはしているのだが、うまく堪えきれない声が乱れてきた息とともにもれていた。
「んっ…く、ふ…ぅ」
「ふふん、やらしいわね」
主導権がようやくまわってきてアスカは優越感バリバリに微笑んだ。


256:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/26 09:56:16
受けアスカにときめきつつ
エロシンジにハアハア・・・

257:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/26 19:17:16
待った甲斐のある素晴らしさ!
インクさんありがとう(つД`)

258:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/28 15:14:06
ふと思いついたんだけどさ、シンジが口の中に出された精液
をアスカのマンコに戻すプレイってあり?

259:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/28 15:44:40
>>258
それでアスカが孕んじゃうと
分裂現象が発生して、アスカ×アスカ×シンジのプレイも可能に・・・

260:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/28 17:37:52
なにその展開?



















いいかも…

261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/30 20:12:47
分裂アスカ達に上の口と下のほうを執拗に責められて喘ぐシンジ

262:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/30 21:46:41
それはそれで凄そうだが、分裂ってw

263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/31 13:40:58
分裂どうこうは知らんけど>>258のは見てみたいかも…

264:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/04 10:32:33
保守

265:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/05 15:16:12
ankoオワタ
この時間帯に過疎・・・

266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/05 16:04:56
誤爆・・・

267:インク
07/02/06 18:31:11
>>258とか分裂とかは自分には無理かも
他職人さんへ期待町


「あ…だって…」
時おり、体をピクリと揺らしながらくらくらするような快感にシンジは耐える。
しかしアスカは攻めの手を止めない。
「んん…っ!」
不意に二回ほど大きくシンジの体がはねた。
「あんた今もしかしていった?」
軽く。
「わかんな…はぁ…」
「無駄に感度だけはいいのね、あんたみたいなのをインランとか言うのよ、変態シンちゃん」
アスカは何かを壊そうとしている無邪気な子供のように笑った。
今度はシンジの胸をわし掴み押し倒す。
「なんですぐそういうことい…、っうぅ!あっ!そんな強く揉まれたら痛いぃ!!」
抵抗もせず押し倒され悲鳴をあげるシンジ。
「あんたのちっちゃなおっぱい、大きくしてあげようとしてんじゃないの…っ」
アスカは馬乗りになり容赦なく、押し潰さんばかりに揉む。
揉めば大きくなるというあれはあり得ない。


268:インク
07/02/06 18:32:22
「お…おおきくならなくていい…っ、いいのっ!」
シンジは痛いのか、ぐずぐず泣きながら自分の胸を揉みしだいている手に手を重ね、静止を求めるがアスカがやめてやろうとする気配はない。
むしろシンジに泣かれれば泣かれるほど激しくなっている。
「どっちの『いい』なのよ?ここ、こんなにぬらしてるクセに!酔っ払って本性丸見えじゃない」
アスカはシンジの股間にぐりぐりと膝を押し付けた。
そこは被虐的な行為に感じたのか、すでに十分潤っていた。
「ひゃ…っ、く、ぅ…」
シンジは直接的な快感に大きくのけぞる。
「ねぇ、シンジ。やらなくていいの?気持ちいいの?」
ようやく手を止めてアスカはシンジの耳元に唇を寄せ囁くように問いかけた。
「答えなさいよ」
「…っん!き、きもち…っいいよぉ」
身を少しよじりながらシンジは答えた。
「いつもこう素直ならねぇ…」
呆れたような顔のアスカ。
(もう少し優しくしてやってもいいのに)


269:インク
07/02/06 18:33:07
そう声には出さず、アスカは呟きシンジの首筋辺りに唇を寄せた。
「…石鹸の匂いがする」
シンジの首筋からは石鹸の匂いがした。さっきまで風呂に入っていたから当たり前だ。
肌が汗ばんでいてシャンプ-の匂いもアスカの鼻孔をくすぐった。
ひたすら汗臭いよりも清潔感漂う、こういう匂いのほうがアスカは断然興奮できた。
むしろ汗臭いのは萎えだった。
「はぁ…アスカ…?」
アスカからの愛撫が止みシンジは不思議そうにしている。
「うは!?」
直後、そんなシンジから変な声が上がった。
アスカが舌でれろぉっとシンジの首筋を舐めたせいだ。
シンジの肌がざわりと粟立った。
「んっ、は…、あ、アスカ、くすぐった…い」
ペロペロとアスカは猫のようにシンジの肌を舐める。
そのたびにシンジはぞくぞくとした感覚に襲われた。シンジはその感覚に震えている。
その様子がおもしろくてアスカはシンジの耳の穴に舌を挿入させてみた。
「ひゃあ!!」
過剰な反応を示したシンジの体。
「相変わらず耳、弱いわねー」
アスカはくすくす笑いながらシンジの耳をしつこく舐る。


270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/06 18:50:23
(*´д`)ハァハァ 

271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/06 20:12:21
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/06 20:21:48
エロいですのうGJ!!

273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/06 22:34:08
なんなんだこのDQNアスカはΣ( ̄□ ̄;)!!

274:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/07 12:57:54
DQNていうかサディストだろ

275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/07 13:24:51
女シンジきゅんがマゾだけにけっこうなことじゃないか

276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/07 15:10:01
インクさんの神ssで抜いた奴









277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/07 15:19:14


シンジきゅんマジカワユス(*´Д`*)

278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/07 16:08:21
エロカワイイシンジきゅん・・・( ´д`)ハァハァ 

279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/11 12:45:31
ho

280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/11 20:41:09
アスカ「わしのチンコは108本まであるぞ」

281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/12 01:47:36
URLリンク(chiquita.blog17.fc2.com)

ハアハア

282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/12 02:02:34
減点されちった

283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/14 19:08:58


284:インク
07/02/15 19:43:34
>>270から>>278
ありがとう、とても嬉しい。

「うぅ…ん、や。はぅ…、も、もう…アスカってば…っ」
特有の舌の感覚にだいぶ慣れてきたのかシンジはさっきほど過剰な反応は示さなくなった。
しかしアスカはやめない。
「ん…もうちょっと」
おかげでシンジの耳元はすっかりアスカの唾液でぬれていた。
「…も、う」
シンジはあきらめたのかアスカに抗議するのをやめた。
代わりに両手を下半身の方へとのばす。
「あ!?」
アスカから驚いたような声があがった。ようやく舌の動きがとまる。
原因はシンジの両手がアスカのイチモツを捉えたせいだった。
少しやりにくい体勢だったがシンジはなんとかアスカのすっかり硬度を取り戻している性器をゆるゆると擦った。
けれど付け根の辺りまでは手が届かないので先の辺りばかりを擦るかたちとなってしまっていた。
「ちょ…邪魔しないでよ「アスカが」
敏感な部分を触られて生まれた快感を堪えているようなアスカの文句をシンジは遮った。
「アスカが、気持ち良くなりたいんでしょ?だったら…さ」


285:インク
07/02/15 19:44:29
「…っな、」
アスカはドキリ、とした。
「何よ…」
この通りからすればシンジが何を言おうとしているのか予測はできた。
何故だかわからないがアスカの胸にうれしさが込み上げる。
…が、そんなことは今まで一度もシンジから言われたことはないしシンジはさらっと期待を裏切ってくれるかもしれない。
後者、可能性0パーセントとは言い切れなかった。
短い沈黙に不安も募る。
「いれ…た、ら?…いれていいよ…」
幸運なことにシンジは今回は期待を裏切らなかった。
更にシンジは体をずらして自分の性器とアスカの性器を近づける。
「ヘン…タイ」
ついアスカの口からそんな言葉がもれた。照れ隠しの類。
アスカの頬は見てとれるほどに赤かった。
「い、言われなくたってしてやるわよ!ちょっと遊んでやろうと思ってただけなのに自分からおねだりするなんてホンットいやらしいわねぇ!!」
アスカ本人は侮蔑の表情でその言葉の数々をくれてやりたいのだろうが、どうしてもどこかうれしそうな様子だった。
普段ならこのようなことを言えばシンジは対抗、反抗するのだが酒のなせる技だろうか、
「うん…今僕はヘンなんだよ」
そんなシンジの呟きはちょっとハイなアスカには届いていない。


286:インク
07/02/15 19:45:17
「それに!いれていい、じゃなくていれて下さいの間違いじゃないの?」
「ん…いれて、下さい…」
傲慢な言葉にもシンジはとても素直だった。
「もう一回!」
「いれて、下さい!」
アスカはようやく満足したようでとてもご機嫌そうだ。
「ふふ…いいわよ、お望み通りにしてあげるわ」
アスカはシンジの足を大きく開かせ女性器に自分の男性器を宛がいゆっくりと挿入していく。
潤ったシンジの女性器はなんの抵抗もなくそれを飲み込む。
「んぁ…っ」
「あっ、つい…」
いつもよりも熱を持っているような気のするシンジの膣。
その熱をしばらく感じてからアスカはシンジに一応問いかける。
「シンジ、動くわよ、いい?」
「ん…、うん…」
何か堪えるような表情で目を瞑っていたシンジが潤んだ瞳を開く。
それを見届けたアスカは腰を振り始めた。


287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/15 21:34:40
キタ!

288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/16 00:30:04
アスカ裏山シス

GJ。

289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/18 15:36:15
超絶GJ!

290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/18 16:52:36
シンジきゅん
いやらしい子

291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/23 03:43:17
ほす

292:インク
07/02/24 06:11:56
始めは緩やかだった腰の動きは快感を得てそして更なる刺激を求めて激しくなっていく。
部屋には淫猥な濡れた水音と肉がぶつかりあってでる乾いた音が止むことなくしている。
音がするたびにシンジは乱れよがった。
「…あっ!はぁっ、あ…うぁ‥っあすっ…かぁ!」
「ん…っふ、はぁ、は…っん」
幾度もシンジの体にこの行為を繰り返してきたアスカは体格にしてはかなり立派な男性器でシンジが好きなところを摺ったり突いたりしてやった。
そうすればシンジの膣壁が絡みつくように肉棒を締め付けアスカにより良い快感を与えてくれた。
ただ、シンジはあまりにダイレクトにスポットを攻められ何度か達してしまい感度の高まった体を更に攻められ続けられているので
気が狂ってしまいそうだった。
縋るようにシンジはアスカに抱きつく。
そのせいで柔らかい胸と胸が触れ、乳首にも刺激がわたる。
それすらも気持ちが良くてアスカもシンジに抱きつき体を摺りあわせた。
汗のせいでしっとりとした二人の皮膚。
体が冷めた状態だったならそれは不快なものでしかなかったのだろうが今は全てが熱く気持ちが良い。
「あぁ…あっ、ひ…っく‥ぅ、あっ!あぁんっ、…はぁっ、はぁんっ…や…ぁ」
シンジは体をビクビクと痙攣させては強すぎる快感をあらわにしている。
薄く開かれた目も虚ろで死にそうだ。


ゴメ…軽いスランプと私事の重複が。

293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/24 07:55:47


294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/26 06:36:52
ho

295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/02/28 20:15:28
何かよくわかりませんがティッシュ置いときますね

  _,,..i'"':,
  |\`、: i'、
  .\\`_',..-i
   .\|_,..-┘

296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/01 04:25:58


297:インク
07/03/03 16:10:14
そしてようやくアスカに本日二度目の射精の兆しが訪れた。
「あっん!あ…で、る…っ、あぁ…出す、わよ!」
そう言った直後、アスカはシンジの一番深くに性器を埋めた。
子宮口を思い切り猛ったもので突かれシンジの膣壁が驚いたように締まる。
「あアぁぁあああアアッッ!!!!!」
二人の絶頂の嬌声がユニゾンした。
同時にアスカはシンジの胎内に熱く濃い精液を放った。四回ほどに分けられて放たれる、精子。
アスカに深くはないが鋭く強い快感が押し寄せ、シンジもまた達してしまった。
精液が先端から勢い良く溢れるたびにシンジとアスカはきつく目を閉じ互いを抱きしめ、体をびくびくと震わせながら縋りついた。
「は……あぁ…」
全てを出しきり、力が抜けぐったりした体が重なる。互いの体温がひどく心地よい。
しばらく目を閉じ余韻に浸っていた。
だいぶ息が落ち着き、ふとアスカが問う。
「シンジ…もう一回しても良い?」
少し疲れていて、甘えるような声だった。
シンジは無言。
「ねぇ、聞いてる?」
アスカは繋がったまま自分の体を起こした。
シンジは目を眠っているように閉じていて聞いている、いない以前にそれよりもちゃんと起きているかの方が問題だった。


298:インク
07/03/03 16:11:42
「ねぇ、シンジ」
つんつんとシンジの頬をつついてみる。
赤みを帯びていて涙のあとが有るが弾力があってふにふにだった。
ふとシンジの唇が動く。
どうやら気絶はしてなかったらしい。もしくは気絶していたがつつかれて目を覚ましただけなのかもしれない。
「………」
「…何?」
シンジは何かを言ったのだがアスカには本当に唇が動いているだけにしか見えずシンジの声が小さすぎて聞き取れなかった。
もう一度シンジは唇を動かして言いたいことを伝えた。
今度は、アスカにもちゃんと聞き取ることができた。
「いいよ…、今日は、アスカの好きなようにして…」
ぐったりしたまま目を開けはしなかったけれどシンジは確かにそう言った。

その後は…。

ご想像通りの展開だった。


299:インク
07/03/03 16:12:42
多分まだ朝。
カーテンの隙間から光が差し込んでいる。室内全体ははカーテンのせいでかなり光が遮断されているのでほの暗い。
ミサトは幸運にもまだ帰ってきてないらしい。
帰ってきていたなら全裸で横たわっている二名はミサトの悲鳴で目を覚ますことになっていただろう。
シンジはぼんやりと目を覚まし体を起こした。
全身が痛い。擦られすぎたソコも痛い。
そして最終的に気絶するように汗だくのまま眠ってしまった体が不快だった。
「…オフロ、沸かさなきゃ」
シンジは体を庇いながら立ち上がった。
一瞬、目眩がした。体が重たい。
右手で額を押さえているとシンジはいきなり足首を掴まれた。
「ぅあっ!?」
シンジ声をあげて驚く。それから自分の足首を掴んでいるものを確認した。
足首を掴んだその手は白いけれど健康的で幽霊の類などではなくアスカのものだった。
アスカはうつ伏せの状態で寝転がったまま顔を上げ、シンジを見ている。
「…っと、今からお風呂沸かしにいくんだけど…」
シンジは驚きに目を丸くしたままトギマギしながら聞かれてもいない予定を言う。
「シンジ、あんた昨日途中からもう酔ってなかったでしょ?」
大して間も置かず、アスカは寝起きとは思えないほどはっきりとした口調で言った。


300:インク
07/03/03 16:13:39
「え!気付いてたっ!?…っあ…!」
シンジはうっかり墓穴を掘ったことに気付き自分の手で口を塞いだ。
アスカが意地の悪そうに口元を吊り上げた。
「あんたって昔からほーんと甘いわよね、バーカ!ヘンタイ!インラーン!」
寝転んだままアスカはシンジに罵声を浴びせる。からかっているような感じだった。
シンジは恥ずかしいから聞きたくないというように耳を塞いでいた。
「酔ってる振りしてあんなこと言うなんて、シンちゃんはどこまでいやらしいのかなー?」
「うぅぅぅっ!だって、アスカ最近不満そうっていうか…その、だからたまには好きなだけさせてあげてもいいかなって思ったんだよ!!」
恥ずかしさにヤケクソ気味なのかシンジは顔を真っ赤にして叫んだ。
アスカは目を丸くする。
(そう思うんならいつもあたしがやりたい時にやらせてくれればいいのに…)
それから正直に思った。
「ふーん…、そ」
でもアスカは嬉しかった。照れにも似ていた。
「で、あんたいつから酔いが覚めてたの?」
シンジはしばらく黙り込む。
「答えなさいよ」
ぎゅうぅ、とアスカはシンジの足首を掴んでいる手に力を込めた。
「イッ、痛い!言う!言うから手を離してよっ」
「答えたら離してあげる、いつから?」

301:インク
07/03/03 16:19:03
「……アスカの飲んだ時」
少し間を置いてシンジは小さめの声で答えた。
瞬間、足首にさっき以上の痛みが襲う。
「しっつれいね!!あたしのが酔いが飛ぶほど特別まずいみたいじゃない!」
「イタタタタッ!!痛いってば!」
だから言いたくなかったんだ、とシンジは嘆く。
飲んだ量が少なかったから早く覚めただけでアスカのが特別まずいというわけではない。
「まったく、早くお風呂沸かしてきてよ!また熱くしたら許さないわよ!!」
アスカはシンジの足を解放した。
「そんなに言うなら自分ですればいいのに…」
シンジは少し涙目でぼやいた。
「腰が痛いのよ!」
完全開き直りでアスカが言った。
「…わかったよ…もう」
シンジは自分もあちこち痛いのだがアスカにもう何を言っても無駄だろうと判断して大人しく風呂を沸かしに行った。
残されたアスカは近くにあったクッションを抱き仰向けに転がった。
天井を見つめながらシンジが自分の為にああいうことをしたのか…と思った。

それから

「バカシンジ…」
クッションで顔を隠し本当に嬉しそうに笑った。

終わり

遅筆でごめんなさい。
そして今度からまとめて下とすようにしよう。
取り合えずオチは頭にLがつきそうな感じにしてみました。

302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/03 17:45:26
インク氏おつ
微妙なアスカの乙女心?に萌え
シンジきゅんみたいな嫁欲しい・・・

303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/03 18:22:48
とりあえず一回死んでみたらどうかな?

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/04 17:31:05
いいもん読ませてもらったよ。
インクさん乙!

305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/04 17:58:01
乙、永く堪能しました。

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/07 15:06:40
ホシュ(・Д・)

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/07 23:53:03
URLリンク(www.rei-ayanami.com)

どこで聞いたらいいかわからないんでここで詳細キボンお願い。

308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/08 03:41:00
>>307
森まん商店の KATZE-15に掲載されてるHALMAKI作のVITALOGY

分厚い本だぞ~4cmはある。


309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/08 05:33:39
>>308
ありが㌧。
4㎝てすごいね…今度探してみまつ(゚∀゚)

310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/11 01:05:14
既に桜も散り落ちる頃、季節は梅雨入りへと差し掛かっている。ここ葛城邸も例外ではなく
梅雨前独特の湿気た空気に覆われていた。
外の雨の音も心地よく、シンジは自室でお気に入りのDATを耳に読書に勤しんでいる。
そんな中、不意に開く部屋の襖。そこには肘を持たれかけさせ、不機嫌そうに同居人で
あるアスカが立っていた。
ヘッドフォンを外し、アスカの方に目線をやる。
「どうしたのさ、アスカ?」
尚も質問には、ふて腐れたまま答えないアスカに何やら違和感を感じる。感じるが、何が
どう違和感なのかは理解できない。
目付き?いや、いつもの人を小ばかにした目付き。何か怒ってる?確かに昨日はアスカの
プリン勝手に食べちゃったけどさ・・・
そんな事を思い返しながら遠めにアスカを見ると下半身には何も履いていない。
「ななな、アスカ!下何も履いてないじゃないか!」
顔を紅潮させ後ずさりするシンジは、先から感じている違和感はそんな些細な事ではない
事に気付いた。そのシンジの様子に気付いたのかアスカが重く口を開いた。
「朝、起きたらこうなってたのよ・・・どうなってんのよ?」
アスカは自分の下腹部から生え出た突起物を指差し目を細めシンジを鋭く睨みつける。
しかも、その突起物は目覚めたばかりなのか、仰々しく天を仰ぎ、溢れんばかりの血液を
脈打っていた。


後は適当に宜しく~

311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/13 11:59:15
>>310
どうぞどうぞ

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/16 14:02:50
ho

313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/16 20:32:14
syu

保守ついでに投下
URLリンク(kininaruweb.sakura.ne.jp)

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/16 20:35:33
URLリンク(kininaruweb.sakura.ne.jp)
失敗・・・

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/16 22:35:25
>>314
うまっ
感動したそして萌えた

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/17 11:25:23
>>314
微妙な再開、乙。

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/18 04:10:51


318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/18 13:14:19
ていうか、いつの間にかこんなにスレ下がってたんだな
もうすぐで最下層じゃないか・・・

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/18 16:19:58
では急速浮上

320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/20 19:06:54
しゅ

321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/27 01:34:44
ho

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/03/27 16:12:00 Sp5QdWyU
かすすれあげ

323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/02 06:24:14
ほす

324:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/06 05:22:45 7y3r3eht
あげ

325:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/09 18:02:00
hosyu

326:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/12 07:47:49
ホシュ

327:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:44:49 EEsLR7Rx
0 プロローグ

―夢を見た。

 赤い―赤い海の底―

 不思議な場所。思い出―感情―自分の意識全てが、周囲の水に溶け出す様に次々と溢れ出す。
喜びもあるが、悲しみや苦しみもある。だが、不思議と楽しくも無ければ嫌な気もしない。

 聞き覚えのある声が、何をか問い掛ける。
 それが何で、何と答えたか―思い出せない。
 とても大事な事だった気がする。

―ああ、月が見える。

 体が赤い海の底から水面の月に向かい、ゆっくりと浮かび上がり始める。

 ゆっくりと―ゆっくりと―



 ―朝。
 軽い頭痛を伴いながらいつもより少し遅い時間に目を覚ましたアスカはまどろみの中、股間に奇妙な違和感を覚える。
何なのだろう? 股の間の体から少し浮いた部分が、長時間歩いた後のふくらはぎの様に“張って”感じる。
「ううん?」
 それが何であるかを確認する為に股間に手を伸ばしたアスカは、その手に触れた感触に驚き、焼けたトースターの様に飛び起きる。
「きゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
 布団をまくり、“それ”をその目で確認した時、やはりというかアスカは渾身の悲鳴を上げた。
 
 それ―
 
 自らの股間に昇天するラオウの如く雄雄しく立ち、パジャマとショーツを突き破らんばかりに天突く一物を……

328:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:45:38

          ., -ー-, _i ̄Z,   IZ _
        ._, 、し,ニ>ノ_!-, ,='=! ̄ ! !, .,-、 _
        / i',,,ノ .) l/ .l=ニニZ,./ / ̄ / _/_/ /
      /  / _, -'--'--'' ''''ー''/ム__\ Z,__ノ
     `'ー''~    /~ ヽ, . - 、(_____ノヽi
 /~ ̄ ̄`>    .l r-、, -、  }                               __
./       ̄ ̄ ̄`l l  / _ノ                          _, --、  /  /  
l            .l ~ //~ ̄~'i /~ ̄~'i/~ ̄ ̄ ̄ ̄~7/~ ̄ ̄ ̄ ̄~7 /    ̄ ̄    ̄ ̄,/
.\           レ'~ ./   ././   /l       /~       /  {___  __   /
  `ー-、,,,,,,,, -,      ,{   ノ/   ./''~ ̄/ ̄///   ̄ ̄ /  /      / /  /  /
        /      /_,~二'-'~   /ヽ、, /  /    '--'-'~    \     /  /   /  /
 , -ー-、 ./     /~      ,/ ,,-' /  /.  /''~    /\  \  /  /.ヽ、_/  /
./   (_ノ     ,/_,,,,,,,,,、 ---ー'~''''~~~~~~~~~`''''ー----------------'''''~   /.ヽ、_   /
.l        , -' ~/      * P U S S Y P E N I S +           _,,,/   r-''~
..ヽ、_   _, -''~ ./    _,,,,、 -一一''''''''''''''''''''''ー-----------------一'''~
   ~ ̄   ./_,, -ー''''~

329:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:47:08
 第壱話 
   変
   身

「アスカ!! どうしたの?!」
 突然ドアが蹴破られたように大きな音を立てて開き、悲鳴を聞きつけたミサトが飛び込んでくる。
アスカはそこで更に驚き、見開いた目で思わずミサトの方を見る。
「は、はうあ……」
 混乱した頭でアスカがとっさに取とうとした選択は、ともあれ股間の“それ”を隠す事だった。
 しかし布団は跳ね除けてしまっているし、寝起き、それも突然の事で上手く体が動かない。仕方なく両手でそれを隠そうとしたものの、
もとよりそんな事の叶うサイズではない。

―亀頭隠して勃起隠さず。

 ふざけている場合ではない。これはマグマ・ダイバー以来のシリアス・ハードなピンチ。見られた以上、
今度はミサトが悲鳴を上げる事は寝起きかつ、混乱したアスカの頭でも容易に想像できた。自身ですら理解し切れてないこの状況が、
更なるパニックに発展する予感にアスカは一瞬眩暈を覚える。しかし、次の瞬間のミサトの反応に、アスカは2重の意味で
度肝を抜かれる。
「ぷっ、ぶはははははははははははははははははははははははは!!」
 ミサトは両手で腹を押さえ、腰を屈めて大笑いする。アスカはあっけに取られてその様を呆然と眺める。
「ちょ、ア、アス……ぶはははははは!……ああ、駄目! ぶはははははは!」
 ミサトは何か言おうとしたが、腹の底から起こる笑いに耐え切れず、再び悶絶する。と、その時、ミサトの背後から聞き覚えの有る、
しかし妙に細く甲高い声が聞えた。
「あの……アスカちゃん……ミサトさん……一体どうしたんですか……?」
 後ろから現れ、ミサトの背後に立ったその姿を見た時、混乱が頂点に達したアスカは気絶しそうになる。

  なよなよとした肢体。小さな頭。少し垂れた大人しそうな目 細い顎。小さな桃色の唇。細く、艶のあるやわらかな髪……
                       
―シンジ……なの? 女?


330:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:47:57
 そこに立ったのは第一中学校の“女子”制服を着た、どう見ても“女の姿をしたシンジ”だった。
「ぷくく……あらあ、駄目よ、シンちゃん……」
 ミサトがシンジを遠退けようとするが、一足遅くシンジはアスカの“それ”を目撃してしまう。
「?! きゃっ!」
 シンジは短く叫ぶと両手で顔を覆い、パタパタと廊下を駆けてどこかへ行ってしまう。アスカは成す術も無くその場に固まる。

―何がなんだか訳がわからない……

 混乱するアスカにようやく笑いの収まったミサトが声を掛ける。
「ハァー、ま、シンちゃんには刺激が強すぎたわね~。アスカ、アンタ案外やるじゃな~い」
 アスカはどう答えていいか分からない。
「さ、もうとにかく着替えちゃいなさい。早く朝ごはんしないと遅刻しちゃうわよん」
 そう言うとミサトはドアを閉じ出て行く。残されたアスカは、しかし残されたままの一物をどうしてよいのか分からず
しばし呆然としていたが、血の気が引いたせいかそれがやや大人しくなると、取りあえずパジャマから制服に着替える。
無論、混乱はなお収まらなかったがこのまま座っていた所で何がどうなるわけでもない。

―シンジ……女装か……? これは―夢?

 取り合えずそう考えてみたが、そう思う事が馬鹿馬鹿しく思える程、これが現実である事は先刻承知していた。
確かに現実感はまるで無いが、窓から差し込む陽の眩しさや耳に響くセミの声、そして指先から例の一物の先端に至るまでの体中の感覚が、
圧倒的なリアリティーを持ってこれが紛れない現実で有る事を認識させる。

―何これ? アタシ、男になったの?

 恐る恐る自身の身体に触れてみる。股間から生えた“モノ”はやはり男性のそれに間違いない
(とはいえ、現物を見たことなど無いのだが……)が、それと共に身体には胸も、女性のそれもちゃんと付いている。

―訳が……分からない……


331:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:48:44
 なんとか気を鎮め着替え終えたアスカは、リビングへと向かう。
 キッチンのテーブルではミサトと、“アスカと同じ制服を着た”シンジが先に朝食を摂っていた。
 アスカは釈然としない表情のまま、フラフラとテーブルにつく。シンジは一瞬頬を赤くして目を逸らしたが、
すぐに向き直ると「はい、アスカちゃん」と、トーストにサラダ、ハムエッグをアスカの前へ並べる。
 アスカは無表情のままそれを黙々と食べる。やはり、というか、トーストは香ばしく、ハムエッグの塩コショウの風味もリアルだ。
 アスカはシンジを見る。やや髪が伸びている以外は顔付きなどそのままだが、肌の艶や雰囲気、仕草などは女そのものだ。
「ああ、いけない! 遅刻しちゃうわ。アスカちゃん、急ぎましょう?」
 食べ終え、空になった皿をボーっと見つめるアスカにシンジが声を掛ける。
「…………いい。……行かない」
 アスカは皿を見つめたまま返事する。
「ええ……? そんな……具合でも悪いの?」
 シンジは心配そうにアスカを見る。
「だ~めよ? アスカ? ズル休みは。シンちゃん、だ~いじょうぶ! だってアスカ、あ~んなに元気なんですもの。ねえ?」
 そういうとミサトはまたげらげらと笑い出す。シンジは顔を赤らめる。
「も、もう、ミサトさんったら……。ねえ、アスカちゃん、行きましょ? ねえ?」
 シンジはアスカの手を掴む。小さく、柔らかい少女の手だ。
「……準備してくる」
 そう言うとアスカは部屋へ向かい、カバンを手にする。訳のわからない事だらけだが、
結局このままここに留まっても状況は変わらないのだ。
ここはとりあえず周囲の情報を集め状況を確認しつつ、今後の方針を模索すべきだろう。
アスカは混乱しつつも持ち前の能動的精神で何とか自分にそう言い聞かせる。
「ミサトさん、行ってきます」
「いってらっしゃ~いン」
 シンジとアスカは共にマンションを出た。


332:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:50:10


 登校中、特に世の中に変わったことは無かった。町並みの風景もそのままだし、
毎日玄関先で得体の知れないマントラを唱えている近所の老婆もそのままだ。
今の所変わった事といえばアスカの股間とシンジの性別だけだ。そこは把握した。だがそれはいい。ありえない事とはいえ、
こうして起きた以上信じない訳にはいかないし、そうすることでそこになんらかの原因や対策を後々見ることが出来るだろう。

 コギト・エルゴ・スム。

 だからそこはいい。しかしこの状況に関する他人の反応はどうだ?! 少なくともアスカは驚いている。
しかしシンジとミサトはどうだ? まるでこれが当たり前であるかの様に振舞っていた。
これで股間が作り物なら間違いなく2人がアスカを担いでいる事になるが、アスカのそれは紛う事無く股間に直接生えている。

―ネルフの実験? 使徒?

 取り止めも無い荒唐無稽な考えがアスカの頭を巡る。だが学校に行けばその辺もはっきりとするだろう。
幸いアスカが股間を見せずとも、女になったシンジが居る。これを見て驚くのであればそれは“アスカと同じ”ということだ。
それにもしかしたら他の3バカも女になっているかも知れないし、この世の女全員にこれが生えた可能性も有る。

―いや、そしたらアタシだけ変に思うのも変か。アタシはザムザか?

「どうしたの? アスカちゃん?」
 家を出てから一言も喋らず、なにやら小難しい顔をしているアスカを見かね、シンジが問う。アスカはゆっくりと口を開く。
「……ねえ、シンジ……アンタ、男? 女?」
 シンジは目を丸くする。
「えっ? ……やだなぁ、アスカちゃん。女の子に決まってるじゃない」
「そう。それって勿論、身体もよね?」
「? ええ……って、だって普通性別って身体で決まるものなんじゃ……」
「じゃあ、ミサトは? ファーストは? ……アタシは?」
「……どうしたの? アスカちゃん……? ……今日、ホント変だよ?」
 シンジが心配そうな顔をする。アスカはそこで意を決し、自らの股間に生えたモノについてシンジに尋ねようとする。―が……

333:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:51:21
「おおおっはようさーーん!! シンジィ!!」
 聞き覚えの有る声と共にシンジの背後から何者かがシンジの両胸を鷲掴みにする。
「きゃっ!!」
 シンジが驚いてそれを振りほどくと、さらに後ろから見覚えの有る男が人差し指を突き出して両手を組み合わせ
シンジの背後に屈み込むと、それを股間めがけて勢い良く突き立てる!
「マンチョーーーーーーーーーッ!!」
「きゃああああああ!!」
 シンジはビクリ、と大きくえび反るとその場から一歩飛び退き、顔を両手で覆ってその場に屈み込む。
「将軍様!! 残念ながらテポドン2号は落下地点を誤りケツメドに命中!! 処女膜貫通には至りませんでした! ニダ!」
 ソバカスメガネ―相田ケンスケは勢い良く立ち上がり、敬礼すると高らかに言い放つ。
「う~ん。やわらかで濃厚な味わいや……ト・レ・ビ・ア~ン」
 
―んな…………

 アスカはシリアスな場面に突如割って入ったこの闖入者にド肝を抜かれる。
「こらあ!!」
 その時二人の後ろから怒声が飛んだ。ヒカリだった。
「あんた達! また碇さんいじめて!! いい加減にしなさい!! 大丈夫? 碇さん……?」
 ヒカリはそう言うとシンジのそばに屈み込む。
「洞木さんのーー。言うそれはーー。違いまーーーす。僕達はーーー。碇さんとーー。遊んでいただけでーす。カンチョーもーーー。
当てる気はーーー。有りませんでしたーーー。碇さんがーーー。動いたからでーーす。これはーー。事故でーーーす」
 トウジとケンスケは帰りの会調に言う。
「委員長……うう……」
 シンジは顔を押さえ、泣き出す。

334:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:54:16
「なーかしたーなーかした~~いーいんちょうがーなーかせた~~」
 2人はアホの坂田の動きをしながらシンジ達の周りをグルグルまわる。
「っっ! ザケんじゃないわよ!!」
 ヒカリは立ち上がりざまにトウジの股間を蹴り上げる。崩れ落ちるトウジ。さらに逃げようとするケンスケの襟首を掴むと、
アスカに向かって勢い良く放り投げ、右腕を構える。
「マグネット・パワーマイナス!! アスカ!! クロス・ボンバーよ?!」
 アスカは無表情のまま、飛んで来たケンスケの顔面に思い切りパンチを打ち込む。ケンスケは鼻血を噴出しながらその場に昏倒する。
「……アスカ……?」
 ヒカリは行き場の無くなった右腕をゆっくりと下ろす。
 アスカはくるりと踵を返すと、そのままその場を後にした。



 学校はやはり……というかいつもどおりだった。いつもの教室、いつものクラスメイト……。
 いや、やはり何かがおかしい。確かにパッと見、皆同じに見えるが、今朝会ったヒカリ、3バカはやはりアスカの知る彼女らと
どこか食い違っていた。それにやはりというか、予想していた事だが、シンジにも“女として”普通に接している。
しかし、だったら“シンジ”という名前は女として変ではないか? 何故誰もそこに突っ込まない? アスカは憮然とする。
 HRが終わり、教室がやや慌しくなる。女子だけがそそくさと教室を出てゆく。そこへシンジが近付いて来た。
「どうしたの? アスカちゃん? 1限目水泳だよ? はやく更衣室行こ?」


335:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:55:18

―うっ……

 何というお約束且つ最悪の展開だ。ゆでたまご風に言うと“ゲェーーーッ!!”である。アスカはそんな事もちろん忘れていた。
そう、忘れていたのである。
「そ、そうよ、出ない。出れないわ。だってアタシ、水着持って来てないもの!」
「大丈夫、ほら。さっきミサトさんが届けてくれたの」
「ゲェーーーッ!!」
 ―お約束。アスカは気絶しそうになる。
「さっ、早く!」
 やがて男子の数名がアスカ達に構わず着替えを始めると、シンジはアスカの手を掴み、教室を出た。





 アスカははんばヤケクソの気持ちで更衣室に居た。
 教員に見学を申し出たが、もとより厳しい体育教員は「とりあえず水着にだけはなりなさい」と聞かなかった。
 
―だからその水着になりたくないのよ……!

 しかしアスカは思い直した。これは周りの反応を見るいいチャンスかもしれない。もし、アスカの“それ”を見て、周りが
何らかの驚きの反応を示せば、“アスカの身体は異常だが、精神は正常”である事がハッキリする。逆に何の反応も示さなければ、
“アスカの精神が異常”ということ。

―……どっちにしろ最悪じゃない……

336:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 02:57:04

 しかしそうとはいえ、そこをハッキリさせなければこの先自分がこの世界でどう振舞っていいか分からなくなる。
 世の中に対して積極的にアプローチできない事……そっちの方がよほどアスカには苦痛だ。
悶々とした気持ちで立ち止まっていると気が狂いそうになる。
 更衣室にはアスカしかいなかった。もう皆着替えたらしい。
 アスカは服を脱ぎ、なるべく“あれ”を見ないよう水着に着替える。やはり“あの部分”が下腹部に異様な膨らみを作る。

―こうなりゃヤケよ。

 アスカは意を決し、プールサイドに向かう。
 既に授業は始まっていた。だが授業とは言っても、実質プールでの自由時間だ。みな思い思いに水と戯れている。
「アスカちゃーん!」
 シンジが声を掛け、近寄ってくる。胸こそそう大きくはないものの、その腰周りや体の肉付きはやはり女性のそれだ。
股間にも異様な膨らみは無い。
「どうしたの? 泳がないの?」
「アタシは……いい」
 そう言って目を逸らす。
「そう……じゃあ、気分が良くなったら……ね?」
 シンジはそう言うとプールに飛び込む。
 アスカは気恥ずかしさを押し殺し、あえて座らずに立ったままフェンスに寄り掛かる。たまにアスカのそばを通ったり、
彼女を見るものがいるが、誰も股間の異常に気付かない……いや、もとより気にしていない。

―つまりおかしいのはアタシって訳ね……

 アスカは途方に暮れ、ゆっくりと周囲を見渡す。女子一人一人の股間に注目するが、やはりアスカと同じ者など一人もいない。


337:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:02:50

―まあ、いたからってアタシがどうなるもんでもないけど……

 その時、アスカはプールにレイの姿を発見する。レイはプールサイドまで泳ぎ、プールから上がろうとしている。

―ファースト……

 アスカは何の気無しにそれを眺める。

―ファーストって、案外いい体型してるわね……アタシ程じゃないけど。あのお尻辺りの肉付きなんか……何ていうか……
いやらしいっていうか……。男って、ああいうのが良いのかしらね?―って、アタシ、何考えてんのかしら?

 その時、事件は起こった。

「ああああああああっ!! 惣流が勃起しとるで~~!! 綾波の尻見て勃起しとる!! アホや!! デ、デカ~~~!!
コイツやる気じゃ~~~!! 発作か~~~!!」

 ああ、何という事だろう! アスカは彼女を見るうち、自覚の無いまま勃起してしまっていたのだ! そしてそれをフェンス越しに
女子を覗いていたトウジ達に見つかってしまったのだ!
 その声を聞いて全員がアスカを見る。そしてそれまではだれも気にしていなかった筈のアスカの股間に、突如皆が注目する。

『きゃああああああ!!』
『あははははははははは!!』

 女子から悲鳴。
 男子から爆笑。
 アスカはこの予期せぬ状況に戦慄し、赤面する。

338:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:04:14
「こらぁ!! お前達!! なにをしとるか~~!!」
 教員が男子に向かって叫び、トウジ達を追いかける。
 アスカは堪らずにその場から走り去り、更衣室に駆け込むと制服に着替える。
 着替え終え更衣室を出た所で追ってきたシンジと出くわす。
「アスカちゃん……」
「どきなさいよ!!」
「きゃっ!」
 アスカは目を逸らし、シンジを突き飛ばす。その時アスカの手が彼女の胸に触れる。その瞬間、股間に熱い物が走り、ビクン、と脈打つ。
「ううっ……」
 アスカはシンジを振り切り、腰を屈めたままその場を去った。 




 アスカは校舎内の女子トイレの個室に駆け込んでいた。
 そのまま学校を抜け出すつもりであったが、いきり立つ股間がスカートを持ち上げ、とても表を歩ける状況ではなかった。

―くうううっ……何なのよぉ…? コレぇ……

 恐る恐るスカートを捲る。ショーツからにょっきりとはみ出す、浅く黒ずんだ一物が姿を現す。
充血し、凶暴に張り出した赤黒い先端……。
それに続く幼児の腕ほどの肉の棒が、アスカの鼓動にあわせて別の生き物の様にビクビクと脈打つ。気を鎮める為に深呼吸する。

―なによ……どうなってんの? 全然収まんないじゃないの……

 今朝の朝勃ちと違い、今回のそれは待てど暮らせど収まる気配が無い。いや、それどころか興奮はどんどん高まり、股間が一層充血する。
息は荒く、鼓動は早まり、はちきれそうな膨張が切なくて仕方ない。頭がクラクラする。そして何故かアスカの脳裏には、
プールサイドで見た綾波のヒップライン、更衣室前で触れたシンジの胸の感触がリフレインする。
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ………………」
 朦朧とする意識の中、アスカはその怒張を収めんとしてか、無意識に両の手で自身から生えたペニスを握り締める。と、その瞬間、
杭を打ち込んだ様な快感がアスカの股間を貫く。

339:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:06:03
「うっ!! ああ!!」
 思わず背筋が仰け反る。驚き、両手を離すが、再びゆっくりと触れてみる。

―嘘……気持ち良い……

 両手で握ったり緩めたりを繰り返す。それに合わせて痺れる様な快感が一物に走る。やがてその手を先端に向け、カリの部分に
指を這わせてみる。
「あっ! はあっ! ふうううううんんん……!」
 どうやら最も敏感な部位らしいそこは、少し擦り上げるだけで今までの数倍の快楽を誘う。膝が笑い、もはや立っていられない。
 アスカは股間を握り締めたまま、蓋を閉めた便器の上に崩れる様にへたり込む。

 快感。

 やがて彼女の自らを慰める動作は、本能的に最も感じるカリ首を素早く擦り上げる動作へと洗練されてゆく。
自分の美しさにプライドを持ち、誰も見ていない一人の時ですら自分の仕草や表情に気を使うアスカが、だらしなく口を半開きにし、
虚ろに宙を見る。両足を便座に乗せ、股でM字を作る様にして自慰に専念する。狭い個室に我を忘れたアスカの、
熱い吐息とペニスを擦り上げる音だけが単調に響く。
「はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ……」
 感覚的にはクリトリスを玩ぶ時の快感に似ている。しかしそれに伴う圧倒的な興奮はその比ではない。いまアスカの感じている
性的な欲求は、これまで感じた生理前のそれの何倍も強い。アスカはこれまでオナニーをする時、
この小さく指先で撫で回す事しか出来ないクリトリスを、思い切り両の手で擦り上げる事が出来たらどんなにか気持ち良いだろう?
と何度か考えた事が有った。その答えを、アスカは今まさに自らの身体で芯から味わっている。
 ―と、その時、手の平にぬるりとしたものが触れる。見るとペニスの先端から透明な液が滲み出し、それが触れたものだった。

―ヤダ……何? これ……?……もしかして、これが精液? 射精?


340:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:07:18
 一瞬、予期せぬ状況に戸惑うが、そこに自身の拙い性の知識を当てはめて納得する。しかし精液とは白いのでは? 
射精とはもっと勢いのあるものでは? などと新たな疑問も沸く。
男の興奮が射精すれば大きく収まる事をアスカもなんとなく聞き知っていた。自身の興奮も射精すれば収まるかもしれない。
しかしこんな滲むような勢いでは……。だがこの興奮を収める為には行為を続け、その全てを吐き出すまで搾り出さねばならない。
 しかしここでアスカは新たな発見をする。この液体はどうやら愛液の様に粘性を帯びていて、
手に絡ませて動かすとより強い快感が得られた。特に敏感な亀頭部分をこれを使い、
手の平全体で包む様に擦るとあまりの気持ち良さに意識が一瞬遠退くほどだった。
 アスカは夢中で液を塗り込め、ペニスを擦る。先ほどまでの乾いた摩擦音が、淫らな水音へと変わる。  
「はあっ! はぅン! くっ……! あンっ!」
 もはや自らの口から漏れる淫らな声すら、彼女の耳には届いていない。
 アスカは夢中でそれを繰り返す。
 そして快楽の波が悦楽の塔を登りつめ、その頂きに達した時だった。

―!! な、何?! あ、熱いぃいいい!! 

 一瞬、ペニスの根元が引き攣り、そこに何かとてつもなく熱く、ドロドロとした塊が集中するのを感じる。
 次の瞬間、それはもの凄い勢いで肉棒の中を突き抜け、先端から激しくほとばしる。

「――!!~~~~~~~~~~!!」

 ペニスの中を熱湯が通る感覚。それは凄まじく熱く、痺れるほど気持ち良い。目の前が白く霞み、体中がガクガクと震える。
何よりも、その液体を吐き出す度に感じる開放感、放出感……。最早声すら出せない。
アスカのペニスから吐き出される大量の精液は、その収縮に合わせ2度、3度と勢い良く飛び散り、
信じられない距離まで飛散し、ドアにぶつかると窓を叩く夕立の様な音を立てた。
アスカは恐ろしくなり思わず手を離すが、支えを失ったペニスはさらに激しく上下しながら白濁を暴虐無人に吐き散らす。

―何?! 何?! これ?! す……凄い!!

341:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:08:55

 ひとしきり欲望を吐き終えた剛直は、快感の余韻を引き摺りながら小刻みに脈打つ。
「はあ、はあ……あ……あふぅン……」
 初めての射精の快感……。しかしその余韻の中、急速に収まる興奮と反比例してアスカの中では言いようの無い罪悪感の様な感情が膨れ上がっていた。

―嫌だ……アタシ……何てことを……

 個室中に飛び散り、ゆっくりと滴る精液や、先端から残り汁を垂らしながらだらしなく萎んでゆくペニスを見るにつけ、
堪らない不安に襲われる。自分が怖くなる。

―嫌……嫌……

 アスカはトイレットペーパーで飛び散った大量の精液を拭き取る。
拭きながら、自分の分身を無駄に死なせてしまった様ないたたまれない気持ちになる。

―最低だ―アタシ―

 アスカはそれをトイレに流した後、誰にも会わぬよう学校を後にした。





 アスカが向かったのはネルフ本部だった。
 ゲートを通り、エレベーターに乗ると地階へと向かう。探すのは少なくとも自分が一番信用できる人物―加持だ。 
 
―おかしい。やっぱりなにかがおかしい。


342:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:11:08
 それが自分か、世界か? 初め明らかに世界だった天秤は、今、徐々に自分の方に傾きつつある。

―加持さんなら……

 しかし加持はアスカにとって本当ならこんな事を最も知られたくない人物だ。
それに別に加持に会ったからといってどうなるとも限らない。それどころか自分の知る加持ではない可能性すらある。
だが、今のアスカは誰かに寄り掛からないと気が変になりそうだった。
 寄り掛かる誰か―アスカはその役目をいつも加持に求めていた。子供子供とはぐらかされもするが、
それでも彼は他の男共には無い包容力でアスカを受け止めてくれていたし、それによりアスカは救われていた。
「加持さん……加持さんなら……」
 小さく呟く。 
 加持はいつものオフィスにいた。
「おや? アスカじゃないか。どうしたんだ? 今日は本部に用は無い筈だろ?」
 アスカは周囲を見回し、部屋に誰も居ない事を確認すると切り出した。
「……大事な話があるの」
「はは、どうしたんだい? 改まって」
 加持は軽い調子で言いながらもアスカの真剣な表情を察し、作業の手を止めると彼女の方へ向き直り、椅子を勧める。
アスカはそれに応じる。 
「で、なんだい? 話って?」
「……シンジの事よ」
 流石に自分のあれの事は話しにくいので、先ずは加持の意識確認も兼ね、少し遠回しにアプローチする。
「シンジちゃんがどうかしたかい?」
 
―ちゃん……駄目だ。やっぱり……

 そう思いながらもなんとか二の句を次ぐ。
「加持さんは……アイツがなんか変だって思わない?」
「? いいや。俺は特に感じないなあ。まあ、確かに自分の意志を上手く表現できない所は有るけど、思いやりのある優しい子じゃないか?
パイロットとしても頑張ってる。……彼女がどうか?」 

343:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:14:49
「女なのにシンジって名前もなんとも思わない? 男の名前でしょ? あれ?」
「うーん。少し珍しいとは思うけど変とまでは行かないなあ。それに、それを言うんだったらアスカって男の子だっているぞ?」
「……もういいわ」 
 なんだか話がずれて来たのを感じ、アスカは話題を打ち切る。
やはりシンジに関しては女ということで共通認識が出来上がってしまっているようだ。
それにアスカと違い、体も女そのものなのだから“昨日まで男であった”などと言っても証拠が無い。唯一残った名前もこの反応だ。
仮に過去の写真などが有ったとしても、同じ反応が返って来そうだ。いや、当然写真も女になっているであろう。
「なんだい? ひょっとして話ってこれかい?」
 加持が少し“やれやれ”といった表情を見せる。

―仕方ない―

 アスカは少し考えると意を決し、本題を切り出す。
「……加持さん……見て―」
 アスカは立ち上がるとスカートを捲くり上げ、一物で膨らんだ股間を加持に見せる。
「うおっ! おいおい! 何するんだ?! アスカ」
 加持は思わず目を覆う。
「いいから! 見て! ほら、アタシの身体変なの! 今朝見たらこうなってたの! 何なの?! これ?! 
ミサトは見ても笑うばっかりで何にも言わないし……ううん、なんだか周りも皆変だし……アタシ、どうにかなりそう……!」
 加持はゆっくり手をどけ、それを少し見ると優しい表情でアスカの目を見る。
「……とりあえずスカートを下ろして。こんなとこ見られたら大変だ。クビになっちまうよ」
 加持は笑う。
「ご、ごめんなさい」
 アスカは急に恥ずかしくなり、それに従うと再び椅子に腰掛ける。
「でも……アタシ、急にこんな風になって……どうしていいのか分からないのに誰にも相談できなくて……加持さん……アタシ……
どうしよう……?」
 アスカは涙ぐむ。加持は一つ溜息をつくと立ち上がり、アスカの肩を軽く叩いた。
「少し、散歩しようか?」

344:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:16:34


 加持がアスカを連れ出したのはジオフロント内の本部から少し離れた所にある畑だった。
 彼は畑の端にある小さな小屋から如雨露を取り出すと、小屋の脇の水道で水を汲み、畑に撒き始めた。
「? 加持さん……これ?」
「ハハ……今スイカを育ててるんだ」
 アスカは少しあっけに取られるが、まあ、彼らしいといえば彼らしい。
 加持は水をやりながら話す。
「毎日こうやって水をやってな……スーパーに行けば年中売ってるが、自分で育てるとなると呆れるようなペースさ。
本当にこれがあのスイカになるのか? って疑心暗鬼になってくる。でも生き物だからな。それが当たり前なんだ。
ゆっくりとでも芽を出し、実を結んで……そこがいいんだ」
「……そう……」
「コイツもきっと喋れたら同じ事を考えるんじゃないかな? でもそれは今だからそう思うんだ。今の不安が未来を打ち消す訳じゃない。
だから安心して大きくなればいいのさ」
 加持は振り向き、にっ、と笑う。

―…………何、それ……?

 どうも加持は自分流にアスカに何をか言わんとしてここに連れて来たようだ。確かに……含蓄に満ちたいい話だと思う。
その通りだろう。しかしそれが今の自分への言葉として適切かといえばアスカには加持の本意が理解できない。
“何故そうなる”といった感じだ。話が噛合わない。加持はアスカを色々とはぐらかす事は有っても、
全く訳の分からない事を言って煙に巻くような事はしない男だ。
 アスカはここで得心する。もはやシンジと自分の身体はこの世界において常識の範疇なのだ。
つまりこれを異常だと感じるのは世界でただアスカだけ……それが事実だ。受け入れるしかない現実だ。
 アスカはようやく出た答えに軽い眩暈を覚えた。


345:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:19:20


 アスカがミサトのマンションに帰ったのは日が暮れた後だった。
 あの後、加持はアスカをドライブに連れ出し、市内を流してからレストランで夕食を摂った後、マンションの前まで送り届けた。
「悪いが仕事が有るからここで失礼するよ。葛城に宜しくな」
 加持はそう言うと慌しく帰ってしまった。そういえば自分が仕事を中断させてしまったままだった。
きっと自分の為に無理して時間を割いてくれたのだろう。そう考えるとアスカは加持に対して感謝の気持ちで一杯になるが、
しかしそれはまた自身の状況を裏付ける事にもなった。
「?! アスカちゃん! よかった、心配したのよ?」
 アスカが玄関を開けるとリビングにいたシンジが駆け寄り、声を掛けてくる。どうやらずっとこうして待っていたようだ。
ミサトの姿は見当たらない。
「お腹空いてるでしょ? ゴハン、暖めよっか?」
「……いい。食べて来た」
「そう……。じゃあ、お風呂沸いてるよ。入るでしょ?」
 アスカはそれには返事せずに部屋へ向かうと、制服を着替えて浴室へ向かう。
 服を脱ぎ、身体を流して湯船に浸かると、浴槽の中で腰を浮かせ、改めて自身の一物を眺める。

―何よこれ……気持ち悪い……

 股間でゆらゆらと浮かぶそれは湯に浸かりややだらしなく膨らんで、アスカの白い腹の上で不釣合いにその浅黒い姿を晒している。
勃った時に比べ、今は1/3程度の大きさしかなく、余った皺々の包皮が亀頭を半分ほど覆っている。非常に不本意極まりないが、
こうなった以上、自分はこの世界でコイツと共存していくしかないのだ。
それが出来なければ結局自分の方が異常者として社会から疎外されてしまう。少なくともそれが―現段階でアスカの出した結論だった。

―受け入れるったってね……フン。どうでもいいわよ、もう。やるしかないじゃない。

346:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 03:21:28

 アスカはそれを摘まみ、剥いたり引っ張ったりしてみる。
 その時、浴室の戸が開きシンジが入って来る。
「あの……わたしも……いいかな…?」
「わっ! シンジ?! ごぼぼ……!」
「きゃっ! アスカちゃん?!」
 アスカはとっさに股間を隠そうとして手を滑らせ、全身湯船に沈む。

―な? な?…………ああ、コイツも女なんだっけ。あ、でもアタシは男……いや、両方付いてるし……これは?

 アスカは少し混乱するが、シンジが普通に振舞う以上はそれに合わせてゆく事にする。取あえずは常識の見極めだ。
 シンジは一瞬驚いたが、くすくすと笑うと手桶で身体を流し、アスカの横に並んで湯船に浸かる。浴槽をまたぐ時、
股の間から薄桃色の肉がちらりと覗く。アスカは妙な昂ぶりを覚える。
 狭い湯船に無言で並ぶ二人……。シンジのすべすべで柔らかい肌がアスカの肩に、肘に触れる。なんだか妙に意識してしまう。
「……あのね、アスカちゃん……」
 無言に耐えかねてか、やがてシンジがゆっくりと話し出す。
「わたし―アスカちゃんが好きだよ」
 シンジはそう言うと少し照れくさそうな表情をして続ける。
「お父さんからここに呼ばれて、エヴァに乗る事になって……ミサトさんとか、みんないい人で少しすると慣れたけど、
やっぱり不安な事ばっかりで……。だからアスカちゃんが日本に来て、ここで一緒に生活するようになって、わたし、とっても嬉しかった。
だって、今までこんなに誰かと仲良くした事なんて無かったから……。ねえ、覚えてる? ユニゾンの特訓した時の事?」
 覚えている―と言って良いのか?“彼女”に。 アスカは無言で受け流す。
「アスカちゃん、わたしと違って明るいから、ホント毎日が修学旅行みたいに楽しくて……色んな悩みとかも聞いてくれて……
わたし、凄く救われたの……。とっても……感謝してる。だから……だからもし、アスカちゃんが悩んでる事とか有るんだったら……
わたしにも話して欲しいな……。わたしに力になれるかは分からないけど、自分なりに精一杯頑張るつもり。
だから……わたしにも話して。もし、わたしに悪い所があって避けてるんだったら……直すように努力するから……。
アスカちゃんが悲しそうにしているの……わたし、絶えられない」

347:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:12:49
―シンジ……

 シンジの言葉にアスカは胸がキュンとする。だが今の彼女は実はそれどころではなかった。
―そう、彼女は今勃起してしまっていたのだ。シンジの肌が狭い浴槽内で身体に触れるたびに、
固くなったペニスがギュンギュンと切なく痛む。
「……………………(この恥知らずが……)」
「? アスカちゃん?」
 アスカは前に手をやり、ペニスを腹に押し付けると、それを悟られぬようシンジに背を向けながら無言で湯から上がり、浴室を出た。
 


―アスカちゃん……どうしちゃったんだろう……
 
 風呂から上がり寝巻き代わりのシルクのシミーズに着替えたシンジは、ベッドに寝転び、湯上りで火照った身体を冷ましながら考える。

―やっぱり、わたしの事、嫌になっちゃったのかな……?

 美人で明るく何事にも積極的なアスカとは対照的に、平凡で引っ込み思案、
そのせいでいつもトウジ達男子にからかわれては何も出来ずに泣き、その度にアスカやヒカリに助けられてばかりいる自分……。
そのくせ寂しがりで、レイの様に独りにもなりきれない自分……。

―レイちゃん……違う―

―絆だから―

 レイはかって自分にそう言った。彼女はエヴァに乗る事で誰かと―或いは世界と繋がっているのだ。
そんな彼女の内に秘めた強さをシンジはこれまで何度となく目にし、知っている。常に迷い、怯え、自身の内面に引篭もり、
誰かに助けられる事を望んでばかりいる自分と彼女とはまるで違う。

348:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:15:06
―だから……嫌になっちゃったのかな……?

普段は底に沈んでいても、少し揺れる度に舞い上がり心を濁らす自己嫌悪の澱……。
それはいつも苦い涙に乗って溢れ、シンジの頬を濡らす。
「わたし……また……独りだ……」
 シンジの口から嗚咽が漏れそうになった時、彼女の部屋のドアが音を立てて勢いよく開かれた。
 思わず起き上がり何事かと見るシンジ。
 そこに立っていたのは下着の上からパジャマの上だけを羽織ったアスカだった。
「アスカちゃん?」
しかしすぐにシンジは彼女の様子がおかしいことに気付く。目が血走り、息が荒い。
「アスカちゃん? 一体どう―?!」
 その時、アスカのパジャマの裾の切れ目から、赤黒く光るグロテスクな怒張がシンジの目に飛び込む。シンジは思わず口を覆うが、
あまりの事に目が逸らせない。
「えっ?! な、何?!」
アスカはそんなシンジに詰め寄ると、彼女の両手を掴んでそのままベッドの上に組み伏せ、左の乳房を服の上から鷲掴みにする。
「ッ痛! 痛いよ?! アスカちゃん?! ―あッ!」
 突然の事に訳が分からず怯えるシンジ。しかしアスカは俯き、更に息を荒げながら、今度は服の上から浮いた乳首にしゃぶり付き、
胸に頬を擦り付ける。
「アスカちゃん?! どうしちゃったの?!」
 やがてアスカの動きが止まる。肩で息をしながら、ゆっくりと顔を上げる。乱れた髪の間から、透き通ったターコイズが覗く。
アスカは―泣いていた。
「アンタがッ! アンタが悪いんだからね!!」
 アスカは激情を吐き出す。

349:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:16:51
「いきなり、こんな事になってッ! 恥ずかしい、訳の分からない思いしてッ! アンタとアタシ、二人がオカシイ筈なのに……!
アンタだけ普通の女の子になって! 何で……何でアタシだけこんな……! これだって、さっきのアンタのせいでこんなになって、
凄く苦しくて、何とか収めようと思っても……いくら……いくら“シテ”も全然出せないし! それどころかどんどん苦しくなって!!
もう―もう、こうするしか無いじゃない!! アンタがッ! アンタが悪いのよ!! シンジ……アンタ……アンタ……」
「アスカ……ちゃん……」
「―アンタ、何で―何でこんなにかわいいのよぉ!! うっ、うっ……あああああっ!!」
 アスカは目頭を抑え、一気に嗚咽を漏らしながら真赤に充血したそれを激しく自身でしごき立てる。その姿は見ていて痛々しい。
「ごめんなさい……! ごめんなさい……! シンジ。でも……出ない……出ないのよぉ……凄く……苦しいのに……助けて……
助けてよぉ……シンジぃ?! ううっ……」

―?! んっ―?!

 その時―アスカの唇にシンジの柔らかく暖かい唇が押し付けられる。アスカは思わず手を止め、シンジを見つめる。
「…………嬉しい……」
「シン……ジ……?」
「凄く―怖かった。わたし……こんなだから、だからアスカちゃんに嫌われちゃったんじゃないか、って。
もう―もう駄目かって思ってた……。でも、でも、そうじゃないって、今―分かったから……。ううん、それどころか、
わたしの事を女の子として見てくれて、そんな風になる程、わたしの事考えてくれるなんて……。だから―だから今、凄く嬉しい」
 シンジの潤んだ瞳から涙が一気に溢れ、ぽろぽろとシーツにこぼれる。


350:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:18:59
―シンジ―

「謝るのはわたしの方。ごめんなさい、アスカちゃん。だってわたし、
まさかアスカちゃんにそんな風に女として見てもらえるなんて夢にも思ってなかったから……。だから、色々無神経な事しちったよね?
あなたの体の事……知ってたのに……。アスカちゃん、さっきお風呂で言った事……本当だよ? わたし、アスカちゃんの事、大好き。
わたしに出来る事なら、何でもしてあげる。だから……いいよ? わたしを好きにして……。ううん、お願い。して―欲しいの―」
 そう言うとシンジはゆっくりシミーズとショーツを外し、一糸纏わぬ姿になると、アスカの前に身体を開く。
 しかしいくら懸命に悟られまいとしても、やはりその身体は未知への怯えに震えている。それはアスカにも手に取るように理解できる。
男として―女として―。

―ヤダ―シンジ―凄く……可愛い!!

 その感情は同性に感じるそれや、男性に感じる物とも違う―男として女性に感じる感情であった。
アスカはこれまでの劣情にも増し、シンジを愛おしく感じる。
「シンジぃ! シンジぃ!」
「ん……アスカ……ちゃん……」
 アスカはシンジの胸にむしゃぶり付く。小振りではあるが形が良く柔らかい胸に吸い付き、舐り、思うままに堪能する。
シンジは未知の恐怖に身を震わせながらも、やがて徐々にアスカの激しい愛撫に身を任せ、快楽の波に曳かれてゆく。
「んっ……はッ……あン!」
 最初はただの強い息だったシンジの声は、それに従い何時の間にか“女の声”に変わる。
 アスカはそれに一通り満足すると、徐々に身体をずらして愛撫の位置を下へと向け始める。
 やがて臍の下を通過したアスカの唇が一旦体から離れると、シンジの両足がアスカの手によって大きく左右に開かれ、
中心の秘所が露になる。

351:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:21:40
「あ……そ、そこは……」
 思わずシンジは固く目を結ぶ。柔らかく盛り上がった肉丘に手が添えられると、更にその奥を垣間見る為、ぐい、
と柔肉が左右に押し広げられる。滅多に外気に晒す事の無い敏感な粘膜に、ひやりとした空気の感触に次ぎ、
荒く、熱い息が吐き付けられる。

―み、見てる……。アスカちゃんが……わたしの……恥ずかしい所を……わたし……見られてる……!

 シンジの顔が俄かに紅潮し、これまでに無い程の羞恥に思わず涙が溢れる。それをアスカに悟られぬ様、顔を両手で覆う。
 しかしアスカには既にそんなシンジの感情の機敏を感じ取る余裕は無い。目の前に現れたいやらしくうねる肉の襞に、
ただただ心奪われていた。

―これが―シンジのアソコ……。凄い……! 凄い……! いやらしい……!

 自分にも同じ物が付いている筈なのに、何故にこうも興奮するのかアスカ自身にも分からない。
少なくともこれまでに同性の身体にこんな感情を抱く事など無かった。きっと股間のこれに関係有るのだろう。
こんなに離れた場所に有る器官が脳さえ支配する事実―。
 だが今のアスカにそんな事は関係なかった。ただただ感じるまま、目の前のエロスに唇を押し付け、
涎で滑った舌を這わせて、次々とシンジの体の奥から溢れ出す快楽の露を啜り、その味に酔いしれる。
「ア、アスカちゃん!! 待って! ちょっと、待って!! ああっ!!」
 敏感な粘膜の窪みを熱く尖った舌で縦横に掻き回される快感。羞恥と未知の快楽にシンジは、
先程まで無垢であった、まだ“女”になるには早熟な身体を、早すぎる悦楽にわななかせ、今にも消し飛びそうな理性を守る為、
必死でアスカに懇願する。無論―シンジは分かっていない。そうする事が返って男の“火”に“油”を注ぎ、
興奮をエスカレートさせる事を。
 
―もっと、この声を聞きたい!!

352:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:24:17
 アスカは更に強く、素早く舌を動かし、奥にある部分ほど丹念に、ほじくる様に執拗に攻め立てる。
元より“女”であるアスカの、“ツボ”を捕らえた愛撫に、今日初めて肌を晒す生娘が耐え切れる筈も無い。
「ああああああああっ!! だ、駄目!! らめへぇ!! 変!! 変なのぉ!! お、おかしく!! おかひくなるぅう!!
アスカちゃん!! 待って!! 待って!! お願い!! お願ひぃいい!!!」
 既に大量の潮をほとばしらせながら腰を大きく浮かし、必死にアスカの頭を押しのけようとするシンジ。
 しかしアスカも渾身の力で腰に抱き付き、閉じようとする足を押さえ付けてシンジの股間に頭を貼り付ける。
「アッ!! ハッ!! あああああああッ!! お、おかあさあああああああん!!! たすけてぇえええ!!」
 身体を思い切り弓反らせ、頭を激しく左右に振り乱しながら、マンション中に響くような絶叫を上げ、
シンジは―初めての絶頂を迎える。
 全身を小刻みに震わせながら、ぐったりと弛緩したシンジを確認すると、アスカはようやくシンジを解放し、
シンジから噴出した粘液に塗れた顔を上げる。アスカの口元から垂れるシンジの愛液が幾重にも光る糸を引き、
顎から喉元をつたい、シャツの胸元をベトベトに濡らす。
 アスカは汚れたシャツとショーツを脱ぎ捨てると、まだ絶頂の余韻覚めやらぬシンジに覆い被さり、唇を重ねる。
 柔らかいアスカの唇から伸びた、先程まで自身の性器を嘗め回していた熱い舌がシンジの唇と歯を割って滑り込み、
少し酸い刺激のある自身の恥ずかしい汁の味と、アスカの甘い唾液の味が絡み合い、朦朧とする彼女の意識を再び淫蕩な世界に引き戻す。
「アスカちゃん……」
「シンジ……」
 くちくちと音を立てながら夢中でお互いの唇を貪る2人。しかし夢見心地のシンジと対象的に、アスカの“それ”
はまだ終わりを迎えるどころか、ここからが正に佳境なのだ。
「シンジ……アタシ、もう―」
 アスカは真赤に張りつめ、もう一刻の猶予も無いといった感じの怒張をシンジに示す。

353:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:28:14
「うん……来て……」
 シンジはアスカを受け入れる為、両の足を広げ、ずくずくに濡れそぼった、しかし未熟な性器を彼女に差し出す。
 怖いのだろう。彼女の両の手はしっかりとシーツを握り締め、小さな肩が微かに震えている。
こういうのも変だが、同じ女としてアスカにはその気持ちがよく分かった。しかもアスカの“それ”は、
とても初めての者が受け入れられるとは思えない、おおよそ世間の平均を遥かに超えるであろうサイズなのだ。怖くない筈が無い。
アスカ自身でさえも、これを受け入れるのが自分であったらと考えると身震いする。
「ごめん……なるべく優しくするから」
 そう言うとアスカは、様子を確かめる様に赤黒い先端をシンジの秘所に擦り付け、愛液で濡らすと、狙いを定めて軽く腰を押し出す。
「んっ……」
 シンジが軽くうめく。少し先がめり込んだ所で、狭くしこる壁に押し返される。処女膜だ。
「……いい?」
 シンジは無言で頷く。アスカはシンジの抵抗に備え、腰を掴んだ両手に力を込める。

―早く―入れたい!!

 既にアスカもギリギリ一杯なのだ。結果これがアスカのシンジへ対しての最後の気遣いになる。
 アスカはもう一時ならずといった様で先端を一気に彼女の体の中へと押し込む。
「――ッ!!」
 シンジの体が一瞬仰け反る。ぶちぶちと肉を千切る様な感触を感じながら、しかしアスカにとって初めての“女性”
は想像以上に甘美なものだった。破瓜の激痛―アスカも想像でしか知らぬ、だが容易に想像の付くそれに、
今シンジが必死に耐えている事はアスカにも分かっている。
しかし―しかし、今のアスカは更に想像すら越える新しい快感に、シンジへの思いやりも消し飛ぶ程随喜していた。
 
―これ! これ、凄い!! 凄い気持ち良い!!
 
 熱く―柔らかく―滑り、絡み付き、それでいてきつく締め上げてくるシンジの処女肉にアスカの腰は蕩け、
快感は脊髄を伝って頭頂を付き抜け、天にも届かんばかりだ。深く―浅く―抜き差しする度に絡む肉の襞が、
アスカのペニスに痺れる様な快感を与える。
 アスカは全てを忘れて夢中で腰を振る。

354:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:32:03
 一方―シンジは焼ける様な破瓜の激痛、初めて体内の粘膜を擦り上げられる痛み、
内臓を熱い肉のシャフトで掻き回される苦しみに必死に耐えていた。―大好きなアスカが、悦んでいる!
自分の―自分などの身体で、我を忘れる程に感じてくれている―! その歓びがシンジに、本来なら絶叫し、
身悶える程の苦痛を耐え忍ばせていた。アスカの快楽に水を差してはいけない―。
シンジは無意識に引いてゆく腰を自分からアスカに打ち付け、苦痛に歪みそうな顔で必死に笑おうとする。

―アスカちゃん―良い? わたしの身体、気持ち良い?

「お願い……もっと……もっと動いて……いっぱい……気持ち良くなって……」
 もう動かないで欲しい。早く終わって欲しいと感じる身体と反対の事をシンジは口にする。アスカに―満足して貰える様に―。
 やがてアスカの腰に昼間の自慰の時感じた、しかしあれ以来自分ではどうしても到達出来なかった絶頂の前触れが訪れる。

―ああ、イ、イク! 出る! 出る! 出る! 出る! 出るぅ!!

 アスカは絶頂に向かって駆け上る様に更に動きを早め、より深く、強く腰を叩き付ける。
「シ、シンジ! アタシ、もう―!!」
「アスカちゃん! 来て! 来て!!」

―あああああああっ!! 熱い!! 熱い――!!

 灼熱の精を胎内の奥に吐き出し、叩き付ける感触。

 灼熱の精を胎内の奥に吐き出され、叩き付けられる感触。

 それをお互いに自身の男と女の部分で感じながら、二人の初夜はフィナーレを迎えた。

355:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:37:51
10

「―ごめん。シンジ……」
 事を終え、裸でベッドに横たわる二人。二人の間、ベッドの真ん中に出来た鮮血の染みを見つめながら、
すっかり落ち着きを取り戻し、自己嫌悪に駆られたアスカが言う。
「? どうして……謝るの?」
「だって……アンタの……その……初めてを……その……アタシが……。大体そもそも、
これってアタシが無理矢理しちゃったようなもんだし……。ホント、ごめんなさい……」
 シンジはアスカに向き直る。
「ううん。言ったでしょ? 謝るならわたしの方。それにわたしこうなって本当に凄く嬉しいの。今だって、幸せな気分で一杯。
ありがとう。アスカちゃん」
「シンジ……。でもアタシ、あんな激しく……優しくするって言ったのに。痛かったでしょ?」 
「うふふ。……ちょっと、ね」
「……嘘」
「うふふ……。でも、仕方ないよ。だってアスカちゃんは―」
 その瞬間アスカの中に、さっき一瞬気に掛かったがそれ所ではなく流してしまった疑問が甦る。
そうだ、確かにシンジは言った。『体の事知ってた』と。だが聞くまでも無く、シンジの次の句にその答えは含まれていた。
「アスカちゃんは“ふたなり”なんだもん」
「ふた―なり?」

356:ミハエル  ◆eyH5F3DPSk
07/04/14 04:40:24

―なん―じゃ? そりゃ?

「そう。男の子、女の子、ふたなりっ子。だから―仕方無いよ」
 
―ふたなり……ふたなり……アタシはふたなり……

 アスカは何度かそう呟く。

「アスカちゃん」 
 シンジはアスカの手を取る。
「だから……その……これからも……ね……?」
 シンジが恥ずかしそうに言う。

―ふたなり……アタシはふたなり……

 アスカは心でそう呟くと、目の前の可愛らしい唇にキスをした。

―とりあえず――ま、いっか――。




                       つづくかもしれない

357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/14 08:11:55
朝からすごいものを見たよ!この上ないほどGJ!

358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/14 11:51:29
えろすぎ
乙。

359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/14 19:06:35
次回もエロエロでお願いします
GJ!

360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/15 00:25:32
過疎化したスレに潤いが与えられた(*・Д・)
次回作をwktkして待ってます!GJ!

361:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/15 01:24:25
俺も何らかの貢献しようと思うけど
いかんせんグズグズに終わるんだよな

362:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/19 07:40:24
俺もそのうちの一人なんだな

363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/21 01:46:33
ho

364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/23 02:20:56
mo

365:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/23 10:13:15
homo

366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/25 18:49:14
暫く来なかった間にものすごいのがきてた…。
超GJ!

367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/26 22:39:15
URLリンク(xtp0001.s3.x-beat.com)

誰か持ってませんか。繋がらないorz


368:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/27 00:17:58
あたりまえだ
とっくの昔に落ちてる

369:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/27 00:22:26
>>368
そうですか。誰かまとめくれないかなぁ。

370:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/27 06:23:08
367じゃないけど前スレのログ誰か頂戴

371:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/27 07:28:51
自分で探して来い
たいていのものはここで見つかる

2ch DAT落ちスレ ミラー変換機 ver.4
URLリンク(www.geocities.jp)

372:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/27 08:28:24
>>371
thx

373:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/29 05:41:32
女シンジがアスカを挑発する夢を見た・・・
それで逆に犯されてた
エロかった

374:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/04/29 11:55:10
kwsk

375:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/03 05:14:51
保守

376:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/08 09:31:35
保守

377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/11 18:40:43
職人町捕手

378:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/12 19:32:05
このスレのアスカは
シンジきゅんの栗とリスを愛撫しないの?

379:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/15 17:01:41
もまいがシンジきゅんのリスとクリを愛撫すればおK

380:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/15 17:03:51
×すれば
○させれば

381:378
07/05/16 15:14:40
>>379
他のスレで投下してるSSが終了したら考えようか。

しかしエロは読むのはいいが書くのは難しい。
難しいというか恥ずかしい。

382:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/16 17:14:20
インクさんマダー?

383:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/16 22:27:49
>>381
待ってる
エロはほのめかす程度でもいいんじゃない?

384:インク
07/05/17 06:30:02
>>382に呼ばれたので途中まで投下します。
今までと書き方が全く違うんでその辺り了承してください。


今日はいつもよりかは比較的涼しい日だろう。
だからといって良いことなどはひとつもない。

なので、現代ならそこら辺に頻繁にいるだろうオタクの健全な中学生の俺は退屈な社会の授業を抜け出し屋上を目指していた。
(そういやあのじいさん先生の名前なんだっけ?…)
…思いだせん。まあいい。
「………」
先に言っておくがオレはオタクとはいえ現実に興味がないわけではない。
普通に彼女とか欲しいとは思っている。
でも今時ろくな女がいない。俺が悪いんじゃない。今の女共の親の教育が悪い。
だが例えばクラスの綾波とか惣流級の美少女に告られたりしたら即OKだ。
たとえ一人は鉄面皮なロボみたいな女。
もう一人はヒステリー女だとしてもだ。
ああいう奴らは二次元だと限りなく萌えの対象になると思うが現実では…ちょっと、アレだ。
(まず、俺が美少女に告白されるなんてことがないとわかっているけどなw)
美少女というワードで思い出した。
そういえばコイツも同じクラスなのだが、碇シンジという奴がエヴァンゲリオンとかいうどっちかと言うと悪役面の馬鹿でかいロボットの事故で女になったらしい。
実際に碇は女子として学校内で過ごしているし、制服も女子のものを着ていた。
しかし俺は碇の裸を見たわけではないのでにわかには信じがたい。
ぶっちゃけリアルで女化はないだろうと思う。
手術したり薬を投与しても完璧女化はありえないと思う。

385:インク
07/05/17 06:31:11
…が、しかしだ。
碇は女子の制服を着ていると正直可愛いと言える。
十分俺は美少女と言えると思う。
碇が男子制服だった頃は興味も何も湧かなかったが…正に服装ミラクルというやつだろう。
何も一生の伴侶ってわけじゃないんだから顔があんだけ良ければ三人ともいっぺんくらいはヤってみたいと思うのが男で若さだ。
惣流と綾波はプールの授業で見た限りじゃ良い体してるし。
碇は女装趣味のカマ野郎でも。
(マジでヤるわけじゃないしな。)

―などといかにも厨房臭いことを考えていると屋上についた。

換気を良くするためか開閉が面倒なのかは知らないがこの学校の屋上のドアは常に全開だった。
見渡す限り人影は、ない。
屋上には日が容赦なく照っていた。
空は青いが気分は下がっていく。
(今日もいい天気だな、このクソ野郎)
暑い、無駄なくらい暑い。
いつもこんな調子でため息がでる。
なんでセカンドインパクトなんぞ起きやがったんだ。
「…や、これ以上は…」
「うるさいなぁ、あんたもうこんなじゃない!」
(!!?)
俺の心臓は一瞬止まった。ビビった。
誰もいないと思っていた矢先に屋上のドアがある反対側から声がいきなりしたからだ。


386:インク
07/05/17 06:32:19
この声には聞き覚えがある。
(…惣流と…碇、か?)
そういえばアイツらもさっき教室にいなかったような気がする。
「こ…こんなのダメだよ、それにここ学校だろ!?」
「そうよ、だから何だっての?」
「何…って、良くないよ、こんっあぁ…っぅ、嫌、だってば」
俺の心臓はバクバクと鳴っていた。
なんだ、こいつらそういう関係だったのか。
(ほぉー…、ナルホドナルホド)
昼前から盛りやがって…。
(ここはばれんうちに立ち去るか…)
俺は踵を返した。
「………」
(ちょっとくらいなら良いよな?)
所詮、俺は子供だ…、しかも思春期の男だ。
好奇心に勝てるわけがなかった。
俺は返した踵を更に返して薄汚れている白い壁をつたって裏手にまわった。
もちろん俺も馬鹿ではないので飛びだすなんてアホなことはしない。
壁の角の陰からそっと不良エヴァパイロット達を探す。
(…居た)


387:インク
07/05/17 06:33:24
惣流と碇は丁度、日陰になる位置でくっついていた。
碇が座った体勢で壁に背をつけ、碇の開いた足の間にいる惣流がそれに覆いかぶさろうとしている感じだ。
二人共俺の存在には気がついてないようだった。
「ふ…ぅ、アスカ、ダメ、お願いだから挿れないで…っ」
「ダメよ!このままじゃ次の授業でれないじゃないっ、あんたはあたしにこの状態で授業に出ろっての?どこの変態ド鬼畜なのよ!」
「べ…別にそうは言ってないケド…」
碇の歯切れが悪くどうやら揉めているようだ。
(ていうかww碇wwwwおまwww受身かよww)
まぁ、アイツはそんな感じか。
碇は顔を赤くして半泣きだった。
Mっ気全開とはああいう奴のことをいうのだろう。
一方、惣流の方は…怒って…いや、笑っている。
意外と惣流みたいな女がMだったりしたら萌えるやつは萌えるんだろうな。
ただ俺が見る限りではあの女はS、もしくはいじめっこにしか見えない。
「じゃあ、いいじゃない」
「…だけど」
「あーもう!ハッキリしなさいよバカシンジ!!」
ぐちぐち揉めていると碇の態度に本当にイラついてきたらしい惣流が碇の顔を両手で挟み唇を奪った。
碇は一瞬大きく目を開きそれから耐えるように閉じた。
「んん…っ!う、む。んぅー…」
「ん、ん、…んん、む…」
おそろく舌が入っているのだろう。
碇の方からは嫌がっているようなそうでもないようなくぐもった声が出ていた。
惣流は碇の口を犯すことにかなり集中しているようだ。
ピチャピチャと卑猥な音がし始めて二人の赤い舌が俺にも見えるようになった頃には碇の口元は唾液で汚れていた。
「はぁ…、ん…」
息継ぎの為か一度惣流が唾液に濡れた唇を離した。
碇も空気を取り入れようと口を開く。
「…っぷはぁ、アス…ん」
だが、すぐさま惣流は再び碇の口を塞ぐ。

388:インク
07/05/17 06:35:46
(…すげぇ)
俺からはそれ以上、それ以下の感想は出てこなかった。
二人共女子制服だからレズにしか見えないがキタ。
腰にキタ。
しかし不満がある。
何故、一切制服自体は乱れていないんだろか。
碇の足首には女物の白いパンティがひっかかっているのでヤる気はあるようだが。
俺が見たい重要なところ全ては隠れている。
(ヤんなら服脱げよ、チクショウー!!!!)
俺は悔しさを叫びたかったが何とか抑えた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ようやく口を解放された碇は潤んだ虚ろな目で肩で息をしていた。
口元は唾液だらけで赤ん坊のようだがいやらしさを演出している。
惣流は碇の顔の横に手をつきこっちも荒い呼吸のままで碇を睨みながら言った。
「…あんたはあたしのしたいことに大人しく付き合ってればいいのよ」
「………」
「あたしの方があんたなんかよりずーっと不幸なんだから!」
更にぐぐっと碇に顔を近づけて惣流はでかい声で言った。
碇はぼんやりしているだけだった。
聞こえてるんだろうか。
(一体過去に何があったんだよ…)
俺はぼんやりそれが気にかかったが気にするだけ無駄だろう。


中途半端ですみません。

389:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/17 07:13:44
インクきたー

期待と共に乙

390:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/17 07:44:17
呼ばれてから出てくるまでの時間の早さに吹いたw
インクさん激しくGJ!


391:382
07/05/17 08:13:28
Σ(°д°;)インクさんホントにキター!

なんていうか、ダダこねたみたいで申し訳ない…

392:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/17 09:10:01
インク氏おつ
第三者視点は新鮮でいいな

393:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/18 00:19:57
この書き方なんか良いわw
文章力とかのボロも無くなってるし

394:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/20 02:09:50
力尽きた・・・orz
URLリンク(a-draw.com)
職人さんの期待を込めて

395:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/20 09:52:14
>>394
上手いな
ぜひ完成させてくれ

396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/20 13:56:56
>>394に萌え殺されるw

397:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/21 12:27:47
>>394
毎度乙。
肩の辺りは男骨格なんかな、これ?

398:インク
07/05/22 21:00:33
>>390
私も正直皆さんのレスの速さに驚きました、朝なのに。
ありがとうございます。
>>391
いえいえ、取り掛かるタイミングを与えてくれてありごとうございます。
行動に移すまでが時間がかかるんです。
>>392
>>393
ウザイといわれずに安心しました。
こう書くとウザイと書き込む人がいそうだw
>>394
可愛いですねw
また投下して下さい。

あと皆さんにはとても申し訳がないんですが
ちょっと子猫を悪餓鬼共から保護したので亀投下が更に亀になります。
すみませんが気長に見て下さい。

399:インク
07/05/22 21:01:25
不意に惣流が碇の肩にアゴを置くような体勢になった。
そこでようやく碇は我に返ったようだ。
「あ…っ!ダメだってばアスカ!!」
碇の拒否の言葉も聞かず惣流は碇の肉棒を飲み込む………あ?
(ちょ…その体勢はおかしくないか?)
惣流は碇の足の間に居たままで、碇を跨ぐ様子も一切見せず右手を自分のスカートの中に手をいれ碇の股間部に腰を押し付けている。
惣流がそうしたことでスカートがいくらかたくしあげられたり捲れたりしているがギリギリで無修正な重要なところは見えない。
碇の足のせいで見えない。
しかし碇の足はスネ毛もなくなかなかの脚線美だ。
それはともかく、その体勢から惣流が碇の肉棒をマ○コに挿れるのはどう考えても絶対に無理だ。
できる奴がいたらそいつエーリアン。
―が、碇から高い声が上がる。
「あっ!んうあぁん…っ!!」
(う…!)
再び腰にクリーンヒットした。
碇…恐ろしい奴だ…。
「あ…く、はぁ…、ン!…バカシンジ…そんなに締め付けたら気持ち良い通り越して痛いじゃないのよ…っ!」
惣流もそう言いながらも随分エロい顔をしている。
(…どうなってんだ?)
俺は聴覚と視覚からの素晴らしい刺激によってすっかり勃起した股間を抑えながら、もちろん二人からは目を離さず推測を立ててみた。
おそらく惣流がペニバンかなんかで碇のケツに突っ込んでいるんじゃないだろうか。
アブノーマルな奴らだ。
惣流がよっぽどのホモ好きの腐女子で碇を使って擬似体験してるとかなんだろう。
(…そんな内容のエロ本があったな)
もしくは惣流がどうしようもないドSの痴女で男のケツ掘りマニアとか…?
(そんなエロ本もあったな…)


400:インク
07/05/22 21:03:07
俺が考えを巡らせていると碇が耐え切れなくなったといった感じで惣流のシャツの袖を掴み抗議の声をだした。
「あ、あぅ、や…いやだ、僕の方が授業にでられなくな…っちゃ!」
惣流はぐいぐいと腰を押し付けている。
それに碇は声をなんとか抑えようとして目を閉じて眉を八の字にして子犬みたいにくんくん言っている。
(マジで女みたいだ)
同じ男としてけなす、見下す、蔑むよりも逆に関心してしまった。
もしこれが碇じゃなくその辺の男っぽさがでてきたような奴だったたなら俺は即効この場を立ち去っていただろう。
「一回くらいなら平気でしょ!ん…」
(惣流…お前な…)
こっちもこっちで女のくせに男のようだ。
女が強くなっているっていうのはこういうところにもあらわれているんだろうか。
だが、もし自分の彼女がセックスに積極的な女だったら良いかもしれない。
いや…掘られるのはごめんだが…。
荒くなってきた呼吸の中喘ぎ声混じりでまた二人が口論を始めた。
「だっ、だってアスカ中に射すつもりなんだろ…っ?はふ…」
「まぁ…屋上汚すわけにはいかないしね…は…ん…」
「ん、んっ、…んっ中で射されるとっ、あとからでてきちゃうんだよ!」
「それなら…っ、あたしの生理用品貸してあげるわよ」
「そんな…ァ」
「あーもう!とっとと終わらせてやるからあきらめなさい!ここまで来てうだうだ言うんじゃないわよ!!」
「…うぅ…わかったよ………アスカの鬼」
「なんですってぇ!?」
バシッ、と惣流は碇の頭をはたいた。

401:インク
07/05/22 21:04:32
「イタッ!なにも打たなくたって―きゃ!?」
「この絶世美少女捕まえて鬼とは何よー!あんた以前にも増してナマイキになったんじゃない!?」
更にぐんっと強く腰を碇に押し付け惣流は軽く鬼の形相だ。
碇は腰を押し付けられたことにより内臓に衝撃がきたのか女のような悲鳴をあげた。
「やっ、う…あァ…アスカ…奥は、弱いから…っ」
「んっ、はあ、あんっ、あ、わざとに決まってんでしょうが…っん!」
「ああ!ソコいや…っ、うぅんっ!アスカ、あすかぁっ」
そのまま惣流が腰を動かし始めたので喘ぎ声は止まなくなった。
「………」
ここで俺が思うべきことは…。
しゃべるか喘ぐかどっちかにしろ。
阿呆で平和な奴らだなぁ。あんなやつらに人類守られてるのかよ。
―違うだろ、俺。
(何だよ、今の会話…)
今の俺は正にドギモを抜かれたといった感じだ。あぼーん。
俺は混乱している。間違いなく。
どういうことだか全く理解ができない。
(イメージプレイってやつなのか?そうなのか?)
それ以外説明がつかないと思ったのだが俺の脳は色んなことを思いついた。
もしかして惣流は実は男かふたなりだったりして。
前者は胸は上げ底で。
馬鹿な話しだ、俺はスクール水着を着た惣流を見たことがあるじゃないか。
そこに碇がエヴァの事故で女になったというの思い出す。
もし、あの話しが本当なら惣流にも体に異変があったとしたら―
そういえばここ最近惣流が水泳、体育の授業に出ていない。
(まさかな…んなことあるかっつーの)
俺は考えを払拭し、自嘲気味に笑ってみた。
こんなのイメージプレイで偶然に決まっている。
わけわからん妄想ばっか蔓延る困った頭だ。

402:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/22 23:32:43
シンジきゅん…「きゃ!?」だなんて…
すっかりおにゃのこになっちゃって…(*´Д`)

403:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/23 00:00:54
これは、イイ!

404:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/25 14:47:49
責められシンジきゅん(;´Д`)ハァハァ

405:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/26 09:12:07
(;´Д`)ハァハァ

406:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/26 10:47:02
君たち、落ち着きたまえ。

ワッフルワッフル

407:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/28 09:21:50
インクさんGJ!

408:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/28 15:09:46
>ああ!ソコいや…っ、うぅんっ!アスカ、あすかぁっ

腰に直撃したw

409:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/29 15:48:12
ほしゅ

410:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/31 23:27:12


411:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/05/31 23:51:16
続きも気になるが、いんくさんが保護したぬこのその後も気になる。

412:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/03 22:09:30
ho

413:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/04 19:23:56
シンジとしました

414:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/04 19:54:22
アスカにされました

415:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/04 22:43:31
kwsk

416:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 02:37:14
シンジがやらせてくれない。

いや、そりゃこの前は自分でも少し激し過ぎかったかなって思うけど。
だからってえっち禁止令出す事ないでしょ!
そう思ってシンジに抗議したら、

「アスカだって女の子なんだからあんなにされたらどうなるかわかるでしょ!?
いつも乱暴にして、アスカのケダモノ!」

なんて言い返された。シンジのくせに!
どうせ私はまだ女の子としての経験してないから、そんな事わからないわよ!

…って、なにこの敗北感…女としてシンジに負けた…?
いや、確かに可愛いし。そこらの女子より女の子らしいところあるし。

ああもう!なんか腹立つ!いっそ強引に襲ってやろうかとも思ったが、
確実にシンジに嫌われるだろうから断念。

私はただ、シンジが可愛いあまり激しくしちゃっただけなのに…

417:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 02:44:02
かわいいな

418:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 02:49:48
懐かしいな
期待。

419:416改めbroken ◆zA4Cele172
07/06/05 02:59:12
前スレにあった「アスカの禁欲日記」を見て、ノリと勢いで書いた。
反省はしていない。

ていうかこんな時間にレス速いよ!

420:broken ◆zA4Cele172
07/06/05 03:21:28
シンジがやらせてくれない。

悶々とする私をよそに、家事全般にいそしむシンジ。
私がここに住むことになった時、既に家事当番は決まっていた。
ミサト…保護者としてこの扱いは無いんじゃない?まぁ、私も何もしてないけど…。
いや、そんな事より。

今、シンジは洗濯物を取り込んできた。
ちゃんと正座して衣類をたたむ姿は、どこか母性すら感じさせる。

…まずい、あまりじっと見ていると自制が効かなくなる。
いっそ自分で処理すればいいのかもしれないが、
相手がいるのに何が悲しくて自己解決しなくちゃならないのよ!

…処理しておくべきだった。

教訓・悶々としたまま就寝してはいけない。
いくらなんでもこんなのシンジに洗わせる訳にはいかないよぅ…
私は朝一番のお風呂で、泣きながらそれを洗った。

421:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 03:43:47
エロアスカGJ。

こういう形式で色んな職人に書いてもらうのも一つの可能性かも

422:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 14:04:19
>>420の続きを!!!

423: ◆zA4Cele172
07/06/05 14:44:09
インク氏が続きを投下するのをただ保守するだけじゃつまらないと思って、
それこそノリと勢いで思い付いたネタを書いたから
続き構想してないのよね、これが(´・ω・`)
まぁ何とか考えてみようか。

424:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 16:34:04
職人が増えるのはいいことだ

425:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 18:00:07
>>423
ガンガレ

426:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 18:34:34
wktkが2倍になる

427:broken ◆zA4Cele172
07/06/05 18:41:05
シンジがやらせてくれない。

ミサトは今日遅い帰りになるという書き置きがある。
『アスカ、シンジ君を襲っちゃダメよ?』
そうは言うがな三佐、性欲を持て余す。
…って、冗談言ってる場合じゃないわ。

私は大学で生体工学を専攻していた。女性のアレと男性のソレとは
解剖学的に同じものであることは知識として知っている。
しかし、とてもそうは思えないくらい、コイツは言うことを聞いてくれない。

現に今も、お風呂上がりのシンジにしっかりと反応してしまっている。
具体的には、ほのかに紅く火照った頬とか、しっとりと潤った肌とか、
艶やかに濡れた黒髪とか、リラックスできて開放感あふれる表情とか、
慎ましい肢体を頼りなく覆うバスタオル姿とかに。

…私にえっち禁止令出しておいて、その恰好はなんなのよ!
しかも、劣情を必死にこらえる私の様子を
「アスカ、どうしたの?具合でも悪いの?」
なんて心配そうに聞いてくるし。
あんたを襲いたいのを我慢してるなんつ言えるわけないでしょ!
ああしかもそんなに近付かれると、お風呂上がり特有のいい匂いが…

これじゃあ、また朝に下着洗うハメになっちゃう…シンジの意地悪…

428: ◆zA4Cele172
07/06/05 18:43:57
×なんつ
〇なんて
携帯から投下はきつい…
次はPCにしておこう…

429:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 20:22:30
>>428
いいよいいよ~
アスカ早く切れろ切れろw

430:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/05 23:06:57 g0JWNhH0
これはgj!

431: ◆zA4Cele172
07/06/06 03:11:30
wktkしてくれる人。GJしてくれる人。ありがとう!
そしてごめんよ、無理矢理は好きじゃないんだ(´・ω・`)

432:broken ◆zA4Cele172
07/06/06 03:13:25
シンジがやらせてくれない。

…結局、私はまた今日も朝からお風呂で洗濯をするハメになった。
うう…すごい屈辱感…
しかも、二日続けての暴発にもかかわらず、なお元気。
溜まっているモノを出すだけでは収まりがつかない。
そう、私はシンジが欲しい。

もういっそ強引にでも気持ちよくしてしまえばこっちのもの―
いや、そんな下衆な男のようなことはしたくない。
それこそシンジの言う通りのケダモノになってしまう。
私の女としての尊厳に関わる一線を越えてしまう。

…そう、そうか。
だからシンジは嫌がったんだ。もうシンジは女の子だから。
私は快楽に溺れて、ただただ激しくしてた。それがシンジには
自分がえっちなおもちゃにされてるように見えてたんだ…

厄介なのは、それが解っても相変わらずの聞かん棒。
最後にシンジとした時の光景を思い出したら、しっかり反応してるし。
ああもう!確かにすごい乱れっぷりだったけど、
今度乱暴にしたら本当にシンジに嫌われちゃう!そんなのはイヤ!

次にする時は、女の尊厳に誓って優しくしてあげよう。
…でも、可愛いシンジの乱れ姿も見たい…

浴室でこしこしと汚れ物を洗いながら、私の思考はまとまらずいるのであった。

433:broken ◆zA4Cele172
07/06/06 22:22:10
シンジがやらせてくれない。

…え!?今日はいいの!?
ミサトは松代へ出張。邪魔は入らない。それじゃ早速…
ってわけにはいかない。今回は優しくするって決めたんだから。

「また乱暴にしたら、嫌だよ…」

ベッドに横になり、伏目がちにシンジはそうささやいた。か、可愛い…!
い、言われなくてもそのつもりよ!
なんて言いつつ、早速めちゃめちゃにしてしまいたくなる。
なんとかこらえて、衣服をそっと脱がす。

細身で小柄なシルエット。繊細な柔肌。
大きすぎず小さすぎず、形のいい慎ましやかな胸。
くびれた細い腰。愛らしい丸みを帯びたヒップ。美しい曲線を描く脚。
既に経験済みとはいえ、まだ幼ささえ残す秘部。
そして期待と不安の入り混じった表情。
微かに黒髪は震え、潤んだ黒瞳が私を見つめる。

すべてが私を魅了し、激しい性衝動に駆られる。

434:broken ◆zA4Cele172
07/06/06 22:23:06
…ダメ!優しくしなくちゃダメ!
私は必死に獣性を抑えて、シンジと体を重ねる。

「んぅっ…!」

苦悶によるものか快楽によるものか、シンジが声を漏らす。
一瞬、びくっ、とした。また刺激が強すぎたのかと。
だがシンジの表情からは、苦痛の色は感じ取られない。
私はそのまま、シンジの顔を見つめ続けてゆっくり動き始める。
シンジが嫌がったら、すぐ止められるように。

「ふぅっ…ん、あっ…あっ…んぁっ…」

私が動くたび、シンジの嬌声があがる。表情も艶を帯びてきている。
その様子がいとおしくて、私は目を離せなくなっていた。

「あ、アスカ…んっ、恥ずかしいから、じっと見ないで…あんっ…」

頬を紅潮させてシンジがつぶやく。私の視線に気付いたらしい。
だがそれは、私の中に新しい欲望を生み出してしまう。

435:broken ◆zA4Cele172
07/06/06 22:24:07
以前の私は、シンジが嫌がろうと自分の快楽のためにしていた。
そのため、情事の最中のシンジはいつも泣きそうな顔をしていた。
いや、それすらも私はしっかり見ていなかったと思う。
だが、新しく生じたこの欲望は、全く違うもの。

もっとシンジの可愛らしい反応を引き出したい。
もっとシンジの恥らう姿を見てみたい。

そのためには、シンジに気持ちよくなってもらわないといけない。
苦痛ではなく快楽と羞恥に耐えるシンジの姿が見たいから。
私はシンジの表情から具合を察しながら、刺激を少しだけ強くする。
シンジ…可愛い…もっと気持ちよくなって…もっと可愛い姿を見せて…
そうシンジの耳元でささやきながら。

「やぁっ…ん、アスカぁ…アスカぁ…!」

私の言葉と共に送り込まれるその感覚に、ぴくんっ、とシンジの体が軽く跳ね、
手はシーツを握る。その手にそっと私の手を重ねて、優しく包み込む。

「あっ…」

シンジと目が合う。羞恥の色がありありと見てとれる。
いや、私を見てすぐに表情が変わった。私は、どんな表情をしていただろう。
思わず動きが止まる。

436:broken ◆zA4Cele172
07/06/06 22:25:07
「今日のアスカ…優しいんだね…」

嬉しそうに、照れくさそうにシンジはささやいた。
うっ…!
面と向かって言われると、なんというか、その、こっちが恥ずかしい。
しかもはにかんだ笑みの可愛らしさときたら、もう…

その後私は、ゆっくりたっぷりとシンジを高まらせてから二人一緒に達した。


情事を終えて、シンジは私の隣に寄り添い安らかな寝顔で、安らかな寝息をたてている。
もしシンジがえっち禁止令を出さなかったら、こんな可愛い寝顔を見ることはできなかっただろう。

シンジ…ありがとう…

私はシンジにちょっぴり感謝して、眠りに身を委ねた。





437: ◆zA4Cele172
07/06/06 22:29:07
さて、>>381で言った通り投下してみたけど。
ごめん、やはりエロは難しかったよ。

さあ、後はインクさんの続きを待とうか。

438:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/06 22:33:44
GJ! シンジきゅんもアスカもかわいいな(^ω^ )

439:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/06 22:44:12
すごくGJ!
シンジきゅんの誕生日に相応しいSSだったよ(*´Д`*)

440:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/09 13:33:31
ホシュ

441:broken ◆zA4Cele172
07/06/09 14:01:11
シンジが…シンジが…

「この前はケダモノなんて言ってごめんね…
今日は僕がアスカにしてあげるから。さ…横になって」

前回は優しくされたのがそんなに嬉しかったのか、
シンジの方からこんな事を言ってきた。
え、ちょ、ちょっと…うぁっ!

言うなり、シンジは私の上に跨がり、自身に私を迎え入れる。
そして自ら動き出した。
んっ!ああっ!シ、シンジ…!

「はっ…あんっ…いつも、アスカがしてくれているから…
んっ…どうすればアスカが気持ちよくなってくれるか、
よく知ってる…だから、任せて…んんっ!」

シンジの動きが激しくなる。
あっ、あっ!くぅっ…ん、あうっ…!シンジぃ…!
言うだけあってシンジは的確に私の快楽を引き出してきた。

442:broken ◆zA4Cele172
07/06/09 14:03:17
シ、シンジ…私、もう…

「…だめ。いつもアスカはこのくらいじゃ満足してくれないじゃない」

私は何度か果てて、それでもなおシンジは私に快楽を送るのをやめない。
主導権は完全にシンジが握っている。
こ、このケダモノ…あっ、だめ!動いちゃだめ!

「アスカ…この前のお礼と、いつものお返し」

き、気持ちいいし嬉しいけど…も、もう許して~~~!






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