きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part7at EVA
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part7 - 暇つぶし2ch750:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/08/30 10:39:05
GJ!!

751:559 ◆Yqu9Ucevto
07/09/01 12:22:27
序公開当日の夜中に突如電波受信。
迎え火?年後の後日談を別スレにて投下しました。
書き殴りなので荒があるのはどうかご容赦を。

752:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 15:21:24
どのスレなのか分からないのが歯がゆい(゚ω゚)ニャンポコー

753:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 15:43:58
つ【幸せ】が頭についてる。後は自分で検索汁 

754:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/01 17:24:38
見てきた
GJ(゚ω゚)ニャンポコー
ついでにはぴえんどが待ってると分かって安心(゚ω゚)ニャンポコー

755:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/03 07:16:26
迎え火投下町

756:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/06 17:11:08


757:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/07 13:27:49
ho

758:迎え火 ◆Yqu9Ucevto
07/09/08 04:55:26
気付いたら、そこはアタシ達が普段寝泊りしている客室の布団の中。
アタシは何も身に付けていなかった。
今迄と違うのは部屋の灯りが蛍光灯ではなくて、部屋の隅にあるランプの薄暗い灯りだという事。
視線を窓に向けると外は激しい雨……窓に打ち付ける雨粒の音と一緒に、ゴロゴロと雷の音も聞こえる。
薄暗い曇り空は一転して暗闇に。
中庭で見た雲の隙間の光は雷だと思う。
稲光が遠くで弾けるのが窓から見えた。
体を起こそうとするとあちこち痛みを感じる。
腕や背中を始め、体中の至る所が痛い……勿論、アイツを受け入れた箇所も。
暫くは痛みが残っても当然な事をしたのだから当たり前だけど。
受け入れた時にアタシの少女時代は幕を下ろしたと言えるのかしらね。
「……流石に相手は予想外だったな」
でも今更、だ。
アタシ達二人以外人間が居ないのだから、何れは避けて通れない事だったのだと思う。
ただその時期が早いか遅いかの違い。
馬鹿馬鹿しい。
元々選択権など無いに等しいじゃないの。
それでもアイツはアタシを選び、アタシは受け入れただけに過ぎない。
それだけの事なのに何故悲しいんだろう、涙が止まらない。
アタシが自ら望んだ事なのに。
後悔なんかしてない……してないけど、悲しくて仕方ない。
「多分酷い顔になってるわね、今」
顔を洗って頭を冷やそうと思った。
涙を拭おうとした時、包帯は全て引き剥がされたのを思い出す。
両目で問題なく物が見えている事に今頃気付くなんて。
なら、体は―――?

759:迎え火 ◆Yqu9Ucevto
07/09/08 04:57:13
部屋の入り口横にはチェックアウトの時に身形を整える姿見がある。
とうとう一番避けては通れない時が来たって事だ。
痛みを堪えて体を起こす。
布団の位置から入り口まで大した距離はないから、下腹部の痛みにも大して響く事は無い筈。
―――訂正、やっぱり痛い。
入り口の場所を確認し、目を瞑ったまま四つん這いになって姿見の前迄移動する。
頭に壁がぶつかる感覚で姿見の前まで辿り着いたのを確認した。
手に冷たい鏡の感触を覚えながら、ゆっくりと立ち上がり瞼を開く――――。
傷痕が無い。
一番恐れていた顔の傷が無い。
腕にも傷は無かった。
そんな事があって良いの?
あの槍に貫かれた痛みも、腕が引き裂かれた感触も、昨日の事の様に覚えているというのに!
鳩尾から脇腹に掛けても同様に傷は無かった。
しかし、そんな事よりも一番目を疑ったのは姿見の中のアタシの姿だ。
窓から差し込む稲光ではっきりと浮かび上がる、体中に遺された無数の紅い花弁の様な斑点。
首筋、乳房、腹部……右腕にもある。
特に乳房を中心とした胸部に集中していた。
首筋に遺された斑点の一つに触れてみる。
一瞬にして中庭での行為が脳裏に浮かび上がる。
「ぁ………」
何かが流れ落ちる感触を感じ、恐る恐る下腹部に視線を移す。
申し訳程度に生えた薄い繊毛と両脚にこびり付いた破瓜の残滓。
体を起こした事によってどす黒い血と胎内に吐き出された精液が混ざり合い、脚を伝って落ちていくのが姿見に映っている。
足元の畳を確認しようと俯こうとしたら、足を後ろに引き摺られて転んでしまった。
引き摺られた――――?
まさか――――?!

760:迎え火 ◆Yqu9Ucevto
07/09/08 05:00:54
「何処に行くの、アスカ?」
アタシを覆う様に背後から伸びた影。
振り向くと、アタシと同じ様に何も身に付けていない、何か紐の様な物を手にしたアイツが立ってた。
手にしているソレを視線で辿ると、片方の端はアタシの足首と繋がっている。
もう片方の端はアイツの足首に。
よく見るとそれは浴衣の帯……帯の端と端でお互いの足首を鎖の様に繋いでるの?
一体何の為に?
「ダメだよ、逃げちゃ」
アタシが逃げる?
どうしてアタシが逃げなきゃならないの?
アタシを見下ろすその顔は、薄暗い照明を背にしているからか表情が見え辛い。
ただ、目だけがはっきりと見えた。
それは獲物を狙う肉食獣の様に光を帯びて輝いて見える。
視線に射竦められて、アタシは動くに動けなかった。
体が抱き上げられると、布団の上に下ろされる。
「きゃっ!」
まだそれ程時間が経っていないのが災いしたんだろう。
体勢を整えようとしても、下腹部の痛みが邪魔をする。
少しの振動でも胎内の傷には響いた。
ぬるぬると精液と混ざり合った血が零れ、布団の上に小さな染みを作ってく。
「……謝らないよ、僕」
目の前に座りこみ脚にこびり付いたソレを指で拭いながら、暫くの間アタシの下腹部を凝視し、アイツはポツリと呟いた。
「これがアタシの欲しがったアンタの答えだって言うなら、アタシは何も言わないし、逃げたりもしない……」
そう、これが答えならば。
でも無性に悲しくて、涙が溢れて仕方なかった。
アイツに答えを示されても、頭の中で訳の解らない違和感を抱えるアタシが居る……。
それは多分、どれだけ深く快楽に溺れても、冷ややかに状況を客観的に理解していたアタシ。
「痛む?」
「体の中に擦り傷がある様な物だから。それよりはべとつく方が嫌、洗い流したいかも……」
「手伝うよ、落ちない様に掴まって」
再び抱き上げられる。
アタシはYESの代わりにアイツの体に掴まる腕の力を強め、違和感を振り払う様にその体にしがみ付いた。

761:559 ◆Yqu9Ucevto
07/09/08 05:09:38
上手く纏まらない…orz
既にラストまで話は決まってるんだが何かgdgdな気が('A`)

ラストを投下する前にシンジsideを先に投下しようと考え中。
先に迎え火を終わらせちゃうとオチが見えてしまう…
このままこちらに投下するか別のスレに投下するか悩む所。

後、先日投下した某スレの姉妹スレにも今回投下前に投下。
迎え火より約1年半後の後日談、姉妹スレ投下済分?年前の前日談。
前回同様書き殴りなので荒に関してはご容赦を。


762:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 05:56:51
出勤前に覗いて見たらキテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
しかしいま読んでる時間がない・・・orz

763:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 15:04:52
いいよいいよ~
GJ!!

764:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/08 20:03:09
全力でGJ!

765:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/09 00:37:22
今気付いた、GJ

766:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 10:36:51


767:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/10 18:37:31
>>761
卑下することはない、頑張ってくれGJ

768:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/12 02:30:29
お願いですからヨソにいかんとって下さい!!

769:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/14 19:32:23


770:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/15 02:25:42
エロいのに涙がぼろぼろ零れる。

771:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/17 13:58:02


772:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 14:33:41 AZJQcjes
待ってなんかいないんだからね!ひまだから覗いてみただけなんだから!

773:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/18 18:28:28
ここ、シンジにS入ってる軽く鬼畜な感じのは禁止?

774:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/19 18:02:54
そうでもないとこんなスタレイのシチュにはなかなかならないだろうから、その程度の改変は全然OK
投下出来るならして欲しい
個人的希望はアスカはイヤイヤ言ってるけど、内心OKってことで。本編からはそうだろうし

775:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 03:25:59
設定はレリエル戦後の病室

シンジ「あれ…誰か居るの?」
さっきから病室をドアの隙間からチラチラ覗く人物が居た。
赤い髪の毛がチラッと見える。
シンジ「アスカ…アスカなの?」
髪の毛に反応するシンジ
アスカ「バーカ…」
部屋の前で小さく呟いた。
シンジ「何の用だよアスカ…」
アスカ「勘違いしないでよねっ!
ただ通りかかっただけなんだから…別にアンタのお見舞いに来たワケじゃないの。」
そう言っていきなり部屋の中へと入ってくるアスカ。
シンジ「ふーん」
アスカ「なによ…このアタシがせっかく来てやったのよ?
ちったぁ明るくしなさいよ!」
そう言ってシンジの肩を揺する
シンジ「なにすんだよっ…そんなこと言って!
僕が使徒に取り込まれていたのアスカだって知ってるだろ!?」
怒ったシンジはアスカの髪の毛を引っ張り
自分のベッドへ無理矢理押し倒す。
アスカ「キャッ…ちょっとなにすんのよっ…シンジ…?」
弱弱しく反応するアスカ
シンジ
「散々僕をバカにして…はぁ…はぁ」
起き上がってアスカの服を容赦せず無理矢理剥いでいく
アスカ「いっ…いきなり…ちょっとバカ!
やめなさいよっ…んっ」
口では抵抗するものの体はされるがままの状態になっていた。


776:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 03:43:10
シンジ「アスカには僕の痛みなんて分かってないんだ…このっ…!」
ブラをむしり取り胸を鷲掴みにして揉みしだいていく。
アスカ「やだっ…ちょっとなにすんのよバカシンジ…やめ…や…あん!」
胸を揉まれ体をビクつかせる。
シンジ「なんだよ…もうこんなに硬くしちゃって…アスカはエロいなぁ」
そう言って乳首を摘むながらキュッキュッと指を動かしていく。
アスカ「ぃやっ…んっ…ぁ…そんなワケな…ひゃん!」
乳首に伝わる刺激に思わず声を上げてしまう。
シンジ「胸でこの感度ならアソコはどうなのかな?」
ニヤニヤ笑いながらスカートに手を忍ばせるシンジ
アスカ「そこはだめっ…シンジ…ぁ…//」
すでに意識が朦朧としているアスカには今のシンジに抗う術はなかった。
シンジ「うわ…予想通りスゴいことになってるよアスカ…」
シミのついたパンツの上からアソコを指で撫でていく
アスカ「…っ!ゃっ…シンジぃ…そこは…」涙目になりながらシンジを見つめる
シンジ「なんだよアスカ…もしかして止めろって言うの?」
更に激しく擦る
アスカ「んぁっ…!
違…ぅ…んっ!ふぇ…」
アソコからくる刺激に耐えられなくなりビクンビクン体を震わせてしまう
シンジ「うわ…汁が溢れてきたよ」
クチュクチュ音を響かせながらパンツのシミが更に広かっていく
シンジ「で…止めてほしいなら止めるよアスカ?」
そう言うと指の動きを止めてしまう
アスカ「はぁ…ん…止め…なぃ…で」
涙声で呟く
シンジ「聞こえないなぁ…アスカもう少し大きい声で言ってくれなきゃ」

777:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:00:38
アスカ「…な…い…で」
さき程より少し大きい声で呟く
シンジ「聞こえないよアスカ…次言わないと出てってもらうよ?」
アスカ「もっ…もっとしなさいよバカシンジ…あたしのおマンコをもっとグチュグチュにしてっ!!」
シンジ「ふふっ…いい子だねアスカは…」
そう言うとスルッとパンツを脱がしてそのままマングリ返しの体制に足を開かせる
アスカ「やだっ…この格好恥ずかしいったらないわ…///」
顔を真っ赤にさせるアスカ
シンジ「丸見えだよアスカ…ほら…こんなに濡らしてエロいなぁ…」
指でアソコの汁を掬って糸を引かせてアスカの顔に近づける。
アスカ「~っ!?
ちょっと汚いから止めないよっ!//」
思わず目を閉じてしまう
シンジ「汚くなんかないよ…アスカのだもの」
アスカを見つめながら指についた愛液を舐めていく。
アスカ「~~~!///」
目を閉じたまま顔を更に真っ赤に染める。
シンジ「アスカのマンコ綺麗だ…」
そう言いながら中指をゆっくりアソコへ挿入していく。
アスカ「んっ…!
ゃんっ…シンジの指が…奥まで…ぁんっ」
どっ、と愛液が溢れだして背中とお腹両方に垂れていく。
シンジ「すごいグチュグチュじゃないか…アスカ気持ちいいんだろ?」
グチュグチュといやらしい音を響かせながら指を上下していく
アスカ「気持ちよくなんてっ…やんっ…ないんっだから…ぁん」
シンジ「強がり言っちゃって…これでもまだ強がっていられるかな?」
そう言うと指をもう一本挿入して中で激しくかき混ぜる。
アスカ「きゃああっ!!
いやっそんなにっダメっ…やぁんっ…壊れちゃぅ~!!」

778:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:22:03
シンジ「スゴいよアスカっ…こんなにたくさん溢れて…音もすごくイヤらしいよっ!」
二本の指を高速でピストンさせる。
摩擦で白濁さた愛液を飛びちらせながら。
アスカ「ひゃんっ…ダメダメダメぇぇ~そんなっ音響かせないでぇ!!!」
シンジ「何言ってんのさ…アスカが音源なのに…すごい締まってきたよイキそうなのアスカ!?」
指のスピードを遅くすることなく激しく上下していく。
ギシッギシッとベッドが軋む音も聞こえてくる。
アスカ「ふぁぁっ…もダメッシンジ…ぃやっイクッイクッ…ちょっヤダッ!///」
恥ずかしさと快感のあまり周りのことなど忘れて喘ぎまくる。
シンジ「いいよアスカっ…僕にイクとこ見せてよっ…アスカッ!!」
ピチャピチャといやらしい水音を部屋中に響かせながら
指ね速さを最大の速度で出し入れする
アスカ「むり無理もうダメッダメッ…ぁああっイクッ…シンジイッちゃう…
イッイクッあっイクイクイクうぅぅぅ~~~ッ!!っ!!!」
アスカが絶頂を迎えると共にプシャア…と大量の潮を吹いて意識を失ってしまう。
シンジ「こんだけ僕のベッドを汚しておいて…起きたら弁償してもらわいとね…」
そう少年は呟いた。

~終わり~

779:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:24:43
無理矢理終わらしてスマソ。書いてる途中に睡魔がorz
あと駄作でスマソ。


780:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:34:15
うおおおGJ!!
激しく抜いた乙

と明らかに自演するのはありですか?


781:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:41:00
いいんじゃないの
これだけ酷い出来なら

782:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:45:41
>>781
黙れクソニートが

783:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:47:09
>>781
お前の顔の方よりマシだ

784:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:48:58
>>780-783
本編よりお前の自演の方が面白いw

785:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:50:41
何コレwww

786:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 04:53:09
ちょっと待ってくれ…作者なんだがコメントあるかな~って覗いてみたら( Д )゜゜
>>779以降は俺は何も関与してないぞ!?wwww

787:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 05:12:21
>>781
貴様の頭よりは酷くないよ。
>>781は真性包茎童貞キモヲタデブニート
悔しいのうwww
悔しいのうwww

788:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 05:31:47
以後このスレは>>781を罵倒するスレになりますた

789:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 05:54:42
これは素晴らしいw

790:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 06:11:28
なんだコレ
マッチポンプ自演かと思ったら別人の一人ボケツッコミ?
手の込んだ叩きか?
しかし早起き保守しようと思ってたら、4時台によくもまあw

>>775-778
乙。睡魔に襲われつつ書いたっぽい無理矢理感がいい味出してるなw

791:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 07:13:52
以下いつもの流れでヨロ

792:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/21 09:21:47
無かったことにするのが最善

793:迎え火 ◆Yqu9Ucevto
07/09/22 03:19:47
雷雨で外の露天風呂は使えない。
仕方が無いので屋内にある大浴場に移動する。
外を展望出来る大きな窓の向こうは暗闇と稲光だけ、外からの光は殆ど入って来ない。
間仕切りされている半分のスペース分しか照明は使用していないので、浴室内は余り明るくはなかった。
それでも部屋のランプの灯りに比べれば遥かに明るい。
湯船に満たされている温泉特有の濁り湯は、鈍く照明を反射し深さを感じさせる。
湯煙と薄暗く感じる照明の為か、アタシにはそれがまるで底無し沼の様に見えた。
ゆっくりとシャワー前の床に下ろされる。
湯を汲み上げようと洗面器に手を伸ばすと、横からアイツに洗面器を取り上げられた。
「動かないで」
広い浴室に響くアイツの声は別人の様。
入り口横に並んだアメニティのボトルを取りに行くアイツの背中が鏡越しに飛び込んで来る。
全体に幾筋も縦横に刻まれた爪跡。
間違いなくあれは破瓜に至る際にアタシが付けた物。
所々血が滲んでいる。
ふと自分の両手の爪先を確認してみる。
弱った力とは言え、背に立てた爪の中には皮膚を切り裂いた名残が僅かにあった。
「どうしたの?」
「……何でもないわ。タオルとボディソープ貸して貰える?」
体中にこびり付いた残滓と爪に残った僅かな血を早く洗い流そう、ただそれだけしか頭に無かった。
「アスカは動かなくていいよ、僕が全部洗い流すから。まだ痛むんでしょ?」
一瞬冗談かと思ったけど、言葉の中に痛みを心配しているのを感じた。
実際まだ鈍い痛みが残っている。
それにアイツが望んですると言うのだから、アタシが拒否する理由も無い。
「そうね…じゃあ、お願いするわ」
肩から何度もシャワーで湯を掛け、こびり付いた残滓を少しずつ肌から浮き上がらせる。
アイツはタオルを湯に浸した後、ボディソープを丁寧に泡立ててく。
何の変哲も無いタオルではスポンジと違い泡立ちは悪いが仕方が無い。
真新しい下ろし経てのアメニティなら尚更だ。
水を吸わないタオルにはボディソープも沁み込まない。

794:迎え火 ◆Yqu9Ucevto
07/09/22 03:20:57
シャワー台に設えられた簡素な鏡の中に映るアタシ。
薄暗い照明に照らされたアタシの肌は、病人の様に青白く、体中に遺された赤い斑点が浮き上がる様に目にチラつく。
その上を不十分な泡立ちの泡が所々引っ掛かりながら流れ落ちる。
幾ら残滓を洗い流したとしても、アタシの肌に遺された情事の名残は消えやしない。
消えないのは泡立ちの悪い泡の所為……。
そう錯覚してしまう程、赤い斑点は目の奥に鮮やかに焼付く。
そして泡立ちの悪いボディソープは、ただ肌の上に滑りを残すだけ。
アイツの手が泡を肌の上で滑らせ磨き上げる様に洗おうとするのを感じる。
まるで壊れ物を扱うかの様に、腫れ物に触れる手付きで。
でもタオルの繊維は肌を滑ってくれない。
肌から汚れを落とすのを拒むかの様に思える程、このタオルでは上手く洗い流せない様に思えた。
アタシの薄い肌には結構な刺激になり、タオルが触れた部分は薄らと赤く染まってくから。
痛みは感じないけど肌に引っ掛かる抵抗感。
仕方が無いが他に方法は無い。
アイツはボディソープを手に取り、お湯で伸ばしながら泡立て始めた。
幾分かタオルよりも細かく泡立った泡を、直接手でアタシの肌に伸ばしていく。
さっきよりも滑りはマシなのか、するすると肌を泡が滑り落ちる。
その手の動きはタオル越しとは比べ物にならない位、優しく繊細に触れているのを感じた。
反面、否応無しに体に刻まれた情事の記憶を呼び覚ましていく。
荒々しく触れられた箇所を順番に辿る様に。
名残の汚れを洗い流すのだから、辿る様に触れるのは仕方が無い事。
けど、それがアタシには更に体中に毒を廻らせる行為にしか取れなかった。
余りにも違い過ぎるから。
汚れを落とす為のその手の動きは、自ら洗い流す時の動きと何等変わり無い。
ただ他人の手で行われているというだけで天と地の差の様に思えて来る。
ましてやその手の持ち主は男だという事が、余計にその手の動きを意識させてしまう。
たった一度だけでこんなにも変わってしまう物なの――――?
アタシは自分の体の変化に戸惑いを覚えるしかなかった。

795:迎え火 ◆Yqu9Ucevto
07/09/22 03:22:19
ただ全身の汚れを洗い流しているだけ。
勤めてそう思う様にすればする程、肌に触れる手はアタシの体を融かしていく。
早鐘の様に心臓の鼓動を激しくさせる。
肌を覆う滑りはボディソープなのか汗なのか、アタシにはもう区別が付かない。
意識が霞む。
指が背に、腰に、脚に、乳房に、赤い斑点に、柔らかく触れる度に。
汚れを洗い流す為に指に髪を絡ませる事ですら意識も融かそうとする。
頭上から降り注ぐシャワーの刺激がかろうじてアタシの意識を繋ぎ止める。
しかし、繋ぎ止める事そのものが既に苦痛。
湯と水の違いとは言え肌を叩く刺激は雨と変わらず、場所も中庭と浴室の違いだけで行為自体は大して違わない。
ゾクゾクする。
一度毒を口にしただけで、それが全身に廻る早さが変わるのが解ったから。
俯けば視界に乳房が飛び込む。
肌に薄く紅が差して見えるのは、湯で温まっただけじゃないと思う。
視線を上げると、シャワーの湯気で鏡は曇って、ぼんやりとしたアタシとアイツの姿が映ってる。
もし、曇っていなかったら……?
想像するだけで体中の血が沸騰しそう。
そこに映るアタシ達の姿を。
女の体を背後からまさぐる男の手。
泡に塗れ紅く染まっていく裸体。
両の先端が硬く尖り切った乳房。
快楽で歪む顔。
毒は体と意識を融かすだけでなく、その在り方も歪めていく。
急に下腹部が鈍く痛み出した。
破瓜の痛みを覚えた部分よりももっと深い部分で。
月の使者が訪れた時の様な痛みじゃない。
もっと全身を締め付けるような、理性が揺さぶられるそんな痛み。
そう、まだ完全に出来上がっていない女たる器官が自己主張し、胎内の奥で疼き始めてる―――!
自覚した途端、一気にヴァギナが綻び、どろっと蜜がタイルの上に滴り落ちるのを感じた。

796:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 03:31:45

待ってました。


797:559 ◆Yqu9Ucevto
07/09/22 03:43:06
思ったよりも長くなりそうな予感…orz

1:迎え火を一旦ラスト迄投下し終えた後、引き続きこのスレでシンジsideを投下。
2:迎え火のラスト以外を投下し終えた後、引き続きシンジsideをラスト直前迄投下。
  その後、両sideのラストを投下。
3:迎え火をラスト迄投下し終えた後、シンジsideは別LASスレに投下。

前回の投下時に少々混乱した方が居た様子なので。
この3択で迷ってると言う事で変換お願いします。
シンジsideよりも先にラストで種明かしするのもどうなんだろうという事。
シンジsideが迎え火と比べて更に病んでいる方向に取れる為一見イタモノに見える事。
ASではなくLASだが流石にこのスレではイタモノ紛いになるとスレ違いかなという事。
この3点が理由です。
宜しければ住人の皆様からご意見お伺いしたいです。

798:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 03:58:00
>>797
1か3希望。
ラストを先にした方が個人的には良い。
理由としては、

2chのスレって形式上市販のノベルみたいに一気に読めるものじゃないから
今までの展開でもやっぱチョクチョク忘れるし、ラストをどちらの視点で書くのか
分からないけど、シンジside後にアスカ視点でラストとか言われても
アスカsideをある程度読み返さないと楽しめない部分があると思う。
身勝手だがまとめサイトが無いし、正直それはタルイ。
それに億が一に途中で何かの事情で連載続行不可能とか
なったら、オチが気になりすぎる。

まあってもラストは作者様次第なんだがね。
ラストを後にするって言うのは普通の小説の形式だしね。

799:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 04:15:16
>>797
乙、楽しみにしております

1か2がいいな、作者さんのやりたい方で
まぁ最後まで読めるならどんな形でもおkなんですが、できるだけ一つのスレ(つまりここ)に投下して欲しい

個人的には、あなたの作風ならイタモノ寄りでもいいかな~と

800:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 11:09:39
俺は1がいいな
ラストが気になって生殺し状態(;´Д`)


801:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 11:34:02
モツカレー

1がいいなぅ。
完結してからなら安心して読める
(中断したら結末がないまま終わるかもしれないという連載特有の恐怖があるからの)

802:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 11:36:13
>>797
個人的には1で。
ラストがわかっていても、キャラクターの心理や行動の機微が読めると面白いし。
なにより、「終わらせる」ってすごいたいへんだから、先のばしにするのはあんまりよくないんじゃないかな、と。
でも、まあ、最終的には作者のおもうように、だけれども。

いずれにせよ、たのしみにしています。

803:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 11:45:52

俺も1が良いな

804:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/22 21:32:51
ぜ…全部。欲張りすぎ?

805:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/23 12:50:28
このまま「1がいいです」で1000まで埋まったらワロス

806:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/23 13:56:03
1の方で…!

807:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/24 02:21:28
>>797
1でお願いします!


808:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/25 17:52:53
オレ、こう思ったよ。
同人も悪くないな・・・って。

809:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/25 21:49:55


810:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/26 01:27:18
迎え火の続き楽しみにしてます。


811:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/26 01:36:49
人はなぜエヴァンゲリオンのエロSSを書くのだろうか?

とりあえず迎え火さんを小一時間問い詰めたい

812:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/26 07:08:09
おお、久しぶりに矢らしいのが来てるw
乙でし

813:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/27 16:04:02
透過街

814:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/28 01:02:25
迎え火様…早く…続きを…

815:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/09/29 12:58:47


816:559 ◆Yqu9Ucevto
07/10/01 01:07:34
とりあえず他スレ投下分を含めた投下済分を全部纏めて保管サイト作りました

URLリンク(green.ribbon.to)

今後は続きを投下後保管していくので纏めて読みたい方はこちらへ
続きは今書いてる最中です
また全鯖規制なんで投下迄時間掛かったら申し訳ない(´・ω・`)

817:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/01 01:35:36
うおっ、ご苦労さまです。続き待ってますよ~

818:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/01 02:15:25
サイト開設ありがたやありがたや
新劇場版を見るためにEOEを見返して、
アスカの悲痛な叫びでアスカ大好きになった自分は、
あなたのお陰で心の安らぎを得ました。
昔はアヤナミストだったのになあ。

819:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/01 02:33:24
おぉ……作者氏乙

820:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/01 08:23:23
乙ですー

821:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/10/01 08:37:35
乙です
続きwktk


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