06/04/11 04:20:07
「シンジッあがったんなら早くこっち来なさいよ!お腹ペコペコだって言ってるでしょ!」
ビクンッ!
驚いてトウジが起き上がる。再びこちらに目を落としたトウジは、自分の状態に気がつき慌てて散らかったタオルを拾って股間を隠す。
「はは…シン、シンジも着替えんと風邪ひくで」
全くこっちを見ないでそう言うトウジの背中を見ながら、ゆっくりと起き上がる。
(何だよアスカ…!もうちょっとだったのに………でも、あんな展開は想定外すぎて助かったかも…)
着替え終わっても背を向けたままのトウジのに手の平を押し付ける。
再びビクンと驚いた背中を押してリビングへ向かう。
「もう!おそい~何してたのよ!」
「べ・べ・べ」
「別に何もしてないよ!トウジがちょっと…ふざけただけで!」
「…まあいいわ、で!今日のゴハンは何?」