06/04/10 21:45:29
>>139
「わあったったっ!たあっ!」
「!」
ドタンッ!ガラガラッ!
「もう、遊んでんじゃないわよ!こっちはお腹ペコペコなんだから!」
「いたたた………っ!」
お尻をしたたかに床に打ち付けてしまったようだ。
ジンジンと伝わってくる痛みに耐えながら、ゆっくりと目を開けると同時にずっしりとした重みが体にかかっているのがわかった。
(トウ…ジ…)
目だけで左を向くとトウジの頭が見える。
腰にあてていたタオル以外のあらゆる部分で、濡れた肌と肌がピッタリと接触していることを認識し、声を出せなくなってしまう。
「ハッ…ハッ…」「ドクンドクンドクンドクン…」
お互いの呼吸、心音、時折落ちる水の音だけに世界が支配される。