07/09/26 21:20:39 GIAS2EKA0
昔のコネタ。
僕女に付きまとわれて困っていた友人がいた。
僕女が家にまで押しかけてきたので、私と友人で追い返した。
次の日に道を歩いていたら、見知らぬ男に呼び止められ、タックルをかまされ、
仰向けに倒れこんだところに馬乗りされた。
視界の隅に僕女。男を連れて報復に来たか、無用心だったと後悔。
男は「このゲス野郎、思い知れ、握りつぶしてやる」と鬼の形相。
いきなり股間を掴まれた次の瞬間、私と男は同時に悲鳴をあげる羽目になった。
「お前！こりゃ女じゃねえか！どういうことだ」と私を放り出して僕女に詰め寄る男。
「え、そんなはずない！」と僕女。
私は「なんなんですか！ひどい！」と無様にも泣いてしまった。
僕女逃走後、男はアスファルトに額をこすりつけて土下座してきた。
聞いてみると、僕女の話では「友人だと思っていた人のうちに行ったら、知らない男が出てきて殴られた。
しかも無理やりヤラれた。敵を打ってくれ」ということだったらしい。
たしかに私は超デカ女。サイズの合う服がなかなかなくて、休日は男物のジャージを愛用している。
僕女襲撃時は、威嚇するために声もドスをきかせていた。
でも髪は長くしてるし、明るいところなら女に見えるだろう、と思っていただけにショックだった。
男の話によると、昔、彼の姉も暴漢に襲われ、警察に言ってもろくに相手にされず、長いこと苦しんでいたらしい。
僕女とは面識は薄いが、いつも本を読んでいてドレスばかり着ているので、おとなしいお嬢様なんだろうと思っていた。
そんな子が泣きながら助けを求めてきたため、ろくに調べもせず信じてしまった。
私を見たとき男にしては細すぎる、とは思ったが、頭に血が上っていて判断を誤った、とのこと。
気の毒にも思うが、こちらは怪我をした上にまたぐら掴まれてかなりショックだった（一応、花も恥らう年頃だった）し、
なにより僕女を放置するのは危険と判断したため警察に来てもらうことに。
男は、女に手を挙げてしまったこと、自分が暴漢になってしまったことにかなり落ち込んでいた。
ちなみに程なくして捕まった僕女は余罪が出て、しぼりがいがありそうだった。
その後友人が、お詫びに、と特注のデカいドレスをプレゼントしてくれたのが嬉しかった。