07/05/30 22:53:06 Zl9JYNv60
>>728
わかりやすいです。原作が何かすらわからないのですが、なんとなく状況が飲み込めます。
登場人物の個性も伝わってきます。いいですね。
気になったところを。
>リンの少し後ろに、火のついていない煙草をくわえた源泉の姿が見えた。
これはリンの視線ですね。でも「リンの後ろに~見えた」なので、他の人物の視線のようです。
>断末魔の恐怖に歪んだ顔と、その中にただ一人悠然と佇むシキの後ろ姿。
複数の怯えた人達の中に、シキは「悠然と佇」んでいたということかな。
それともカズイの「恐怖に歪んだ顔」と、血の中に佇むシキということでしょうか。
この部分は少しわかりにくい。
それから、リンが源泉の親切な申し出を簡単に信じてしまうのがひっかかりました。
申し出には何か裏があるのではないかとも、源泉の話は真実なのだろうかとも、
リンは少しも疑っていないのです。殺伐とした世界観なのに、
源泉がただで仕事を引き受けるくだりは甘い話になっています。ここだけ苦味が足りない。
ただこれは原作がそういう話なのかもしれませんし、リンは幼くて隙のある子供という
設定なのかもしれません。源泉の人徳かもしれません。
原作を知らないので、見当違いの指摘だったらすみません。
>感じる威圧感はその前とは比較にならない。
鞘に収めていた日本刀を引き抜くと威圧感が増した、ということですね。ちょいわかりにくいかな。
スティレットについては729さんと同じ。