07/04/04 12:47:09 2WowL9hF0
>>444
>焦る意思とは裏腹に、限界を超えた彼の足はぴたりと動きを停止した。
ランニングで力尽きた場合は、ぴたりと足が止まるのではなく、
足が遅くなり歩幅が小さくなって立ち止まってしまう、
自ら立ち止まって塀や膝に手をついて息を切らす、
小さな段差につんのめって転ぶ、
膝の力が抜けてへたり込む、
そんな感じではないだろうか。
>轟々と吹き荒れる風にあっさりと掻き消された。
>そのまま成すすべも無く前に揺らいだ彼の身体は、
>向日は驚き目を見張る。
>向日はびくりと肩を震わせた。
>向日は思わず素っ頓狂な声を挙げた。
>込み上げてくる笑いを噛み殺し
>珍しいものでも見るような目を日吉に向けた。
>身体中にみるみる力が湧いてくる。
等々、使い古された言い回しのオンパレード。
使ってはいけないというわけではないが、ここまで多いのは、
自分自身の言葉を探り選びとることをしていない証拠ではないだろうか。
使い古しの言い回しよりは、ごく普通の、ひねりのない言葉の方が、
ずっと好感が持てると思う。