07/03/16 09:45:19 ySa6b4ka0
>>350
ううん。ありがちかなあ…
中途半端な印象です。文学系ならこの手のネタはありがちだし、今更新鮮味は感じない。
文章でひたすら読ませるだけのすごみのある描写はできていない。
文章や描写の仕方、比喩は大体どこかで見たことがあるような感じ、
主人公たちの心の動きが、文学シリアス系なら「ああまたこれか」という感じでかなりのテンプレなので、
そういう読み方をすると、ひたすら平凡というのにつきるかと思います。
同人作品としては一般受けはしないだろうと思いますが、
ずっとこのクォリティを維持して何本も短編を書き、一冊の本に仕上げたときに、
その本が全体として、一つの完成された作品になっているかどうか、
というのが試金石になると思います。
要するに、この一本だけではキャラ立ちしていないということです。
作者の個性も、キャラクターも、世界観も。
オリジナリティが薄い。
もっともこの長さで独自の世界観を打ち出すのは相当に難しいことだと思いますので、
上に書いたとおり、数本の作品を通して、完成された世界をどれだけ感じさせることができるか
に、つきると思います。
先に出ている評価レスと意見が分かれてしまいましたが、
参考になれば幸いです。