07/10/22 01:41:56 zuDAZ8i40
レヴィとロックについて自分なりに分析してみました
レヴィなりの愛、それはいわゆるラブコメとか純愛とかで扱われるような単純なもんでなく
複雑というか、屈折というか、とにかくストレートには形成できない、でもどこかで求め渇望している
その間での葛藤があって、ことあるごとに揺れている。でもどこか異性関係の、セックスの延長線上で
叶うものだというふうに想定している。自分の生き方について既にほとんど染み着いてしまって
諦観してしまっているからこそそういう方面に求めるのかもしれない。
一方でロックは、レヴィのようには自分の求めていることに自覚的でなく、もっともやもやしたものである
だけども少なくとも一対一の異性関係上ではなく、さまざまな人との関係によって生ずる人生の道理や掟に
首を突っ込み、できうるなら変える、ということを通して得られるものだという風な想定をしているように思う。
つまり、生き方に諦観はしていない。また確固たる理念もなく、特定の立場も取っていない。
だからこそ「弾丸」になれる。
レヴィがずるいと言ったのは、自分が求めていた応えを幾らかは満たしていた、あるいは想定外だったけれど
それが腑に落ちるものだった。しかし、「銃と弾丸」いう比喩でぼかされたものであり、その比喩はレヴィ
「君だけを」という要素は含まれていないため、そんなのズルイ、となったのではないか
(普通の恋愛においてみると、「君といると幸せだ」とか「君が幸せになれるように力を尽くすよ」とまで言ってても
「付き合おう」「結婚しよう」みたいな決定的な言葉でない、みたいな)
ちょっと穿ちすぎた分析かもですねw