07/03/02 21:56:10 RG6j96Zr0
「二階堂にバトル中止の報告をするべきだろうか…」俺はこの事ばかり気になっていた。
そろそろバイトの時間が終わろうとした時GSに一通の電話がかかってきた。
店長「おい栄児、おまえに電話だぞ」…それは修理工場からの電話であった。
話によるとどーやらMR-Sはフレームを多少修復すれば何とかなるとの事であった。
GT300のFRPワイドボディが衝撃を吸収してくれたのだろう。
しかしやはりエンジンは新しいのに載せ換える必要があるとの事。
ボディパネルは総とっかえでエンジンは載せ換え、おまけにチューンもやり直し…痛い
バイト終了後俺は180SX乗りの健介と共に修理工場へ様子を見に行った。
そこにはシャシが剥き出しになった見るも無残なMR-Sがあった。改めて見ると心が痛む。
親父「まぁまかせろや。元通りとはいかないが、純正MR-Sレベルくらいには直してやる」
…バトルまで3週間…純正じゃとても二階堂には勝ち目は無いし、そもそも間に合うのであろうか。
俺はかなり心配になってきた。直ったとしてもこれはもはやMR-S GT300では無い。
「さらば…GT300…」とてもじゃないが俺の財力ではGT300復活なんて事は出来ない。
~三日後~
店長「おい栄児!電話だ」そろそろ昼休みになろうかという時に修理工場から電話があった。
「もしもし…わ、わかりました」親父さんからすぐに工場へ来てくれとの事。
いったい何があったのだろうかと俺はすぐさま修理工場へ向かった。
修理工場には180SX乗りの健介やシルビア乗りの守達も来ていた。「いったいどうしたんすか?」
親父「これを見てくれ…」親父さんが指をさした方向を見ると一基のエンジンが置いてあった。
「もうエンジンが届いたんですか。早いっすね~」1ZZ単体だけで見ると案外大きいんだなと思った。
親父「いや、違うんだ。これは俺が取り寄せた物じゃ無い。これは2ZZなのだ…」
俺・健介・守「な、なんだってーーーーーー!!?」
親父「二階堂と言う男からおまえに届いたのだ」…何故二階堂が?何故奴が知っているのか?
俺は正直驚きを隠せなかった。守「二階堂グループの情報網を甘く見ないほうがいいぞ。」
健介「こんなエンジンをすぐに取り寄せられるのは二階堂グループだからこそだ…」
この時はまだこのエンジンの本当の姿に誰も気づいていなかった…
516:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 21:57:08 RG6j96Zr0
2ZZ-GE・・これはハイパワーと軽量を両立したトヨタの最新鋭スポーツエンジン。
あまりにも危険なためMR-Sに搭載は見送られたほどのエンジンである。
「何故こんなエンジンを二階堂が・・・」
敵に塩を送るような行為を何故二階堂はするのか俺には理解ができなかった。
でもありがたく使わせてもらおう。「・・・(ラッキー♪)」
~1週間後~
今日は遂に俺のMR-Sの修理が完了する日だ。バイトが終わったので早速修理工場へ。
2ZZを搭載したMR-Sはどれ程の戦闘力を持っているのか非常に楽しみである。
「すげーワクワクしてきたぜ・・・」
修理工場にはまたまた180SX乗りの健介やシルビア乗りの守達も来ていた。
親父「ずいぶん待たせたな。この通り完璧に出来上がってるぜ…」
そこにはパッと見ドノーマルのMR-Sが置いてあった。
親父「ほらエンジンルームを見てみろ」
「こ、これが・・・」
ガクガク・・俺は足が震えた。
2ZZを搭載したMR-S。それは言わば鬼に金棒、ガンダムにファンネルである。
「これで二階堂だろうが俺の敵じゃない!」俺はそう確信した。
新生MR-Sを手に入れた俺は早速峠に繰り出すことにした。
キキキキイイィ!!!!!!ブゥゥオーン!!!!!
俺は、すさまじいドリフトとサイドターンを絶妙なタイミングで
使い分けMR-Sを神の領域近くまで操っていた。 …はずだった。
「…!?遅い…明らかに遅い…」
スポーツエンジンなのにパワーも無い、伸びも無い、おまけにトルクも無い
これが2ZZなのか!?1ZZより明らかに遅いのである。
「おかしいな・・・このエンジン壊れてるんじゃないのか?」
俺はおかしいと思い、すぐに修理工場の親父さんの所へ向かった。
親父「何?壊れてるだと?そんなわけないだろ。」
「・・・でも明らかにおかしいんすよ」
二階堂の罠なのか?それとも・・・!?
517:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:17:04 Fdt5tTNd0
ケンタ的ベストキャラ
1位:k(中略)アッーん
2~5位: 同 上
518:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:21:38 mUCgRdp70
普通に読み飛ばした。
519:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:25:09 l6KGSYAjO
S2000よりEK-9ターボの方が速いんだよな…
520:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:34:21 EhIBDrEvO
ケンタ「髪切ったの、啓介さん気付いてくれるかなぁ?」
521:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:51:19 W70/qlDe0
>>503
涼介が「ウデは確かだ」って言ってたからそこそこ走れんじゃね?
エボDQNの二人は個人的に気に入ってるw
522:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:54:27 Nm/bcZRb0
そもそもGT300に出ているMR-Sは、市販車と共通のパーツなんてテールランプぐらいだから。
523:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 22:56:53 4jjOFLP10
複線ドリフトまで読んだ
524:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:12:52 BwuLALW/O
なんなのこれ・・・
ワンパターンな文脈・・・
こーやって触れちまうと良くないな。
うざったいからやめてほしい。
525:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:19:13 l6KGSYAjO
ほとんど荒らしだし
526:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:25:52 gEOsM/9pO
やっと……やっと分かった!!
拓海がハチロクで絶対勝てるのはあいつだけブーストオンだからだ!!
527:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:34:10 yug/aBAz0
わら半紙に書いてコミケで売ればいいのにな
528:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:45:32 9L9S7IBk0
藤堂塾のデモカーってどこが凄かったの?
アホみたいに速いって感じのこと言われてたけど、描写だと全然そんな感じがしない。
529:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:48:15 l6KGSYAjO
デフがレース仕様
以上
530:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/02 23:56:47 1k3BKRp20
自分の愛車で妄想に耽る人多いみたいよw
> マシンに乗り込んだ。私の愛機はマークX 250G Fパッケージの後期型だ。クールホワイトパー
>ルクリスタルシャインのボディが眩しいほどに輝いている。ブリッピングした。力強いレクサスV6
>サウンドが闇夜の峠にこだまする。今日は私もマークXも絶好調だ。いや、オレと言おう。今宵の
>オレの相手はBMW330iMスポーツ、下り一本勝負。世界的に評価されている高性能スポーツサルーン。
>マークXが登場するまでは、という但し書き付だが。2台が並ぶ。ブリッピングのサウンドが高まる。
>オレが放り投げたPEACEの空箱が落ちるのを合図に、公道バトルがスタートした。
URLリンク(minkara.carview.co.jp)
531:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/03 00:05:09 cYQzOJobO
これはイタい
532:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/03 00:23:46 rdQX7f6T0
親父「…うむ、わかった。よく調べてみる必要があるな…栄児!しばらくこの車借りるぞ」
親父さんはそう言うと俺の車に乗って走り出して行った。
~1時間後~
ブゥゥオーン!!ブゥゥオーン!!キキキキイイィ!!!
親父さんが帰って来た。
「ど、どうでした?」
親父「・・・うむ、確かにおかしいな。おそらくこれは2ZZでは無い」
俺・健介・守「な、なんだってーーーーーーーーーーーー!!?」
…なんて事だ。俺はまんまと二階堂に騙されていたのだ。
やはりおかしい筈だ。敵に塩を送るようなバカがどこにいるのか。
「チクショー!二階堂の野郎め!!騙しやがって~!!」
親父「待て待て、そうではない。おそらくこれは2ZZをベースに極限まで
チューニングされたエンジンだ。」
…俺は一瞬耳を疑った。トヨタの最新鋭スポーツエンジン2ZZを更にチューンした
エンジンだと言うのである。
健介「ならなんでこんな遅いんだよ?」
守「チューンどころかデチューンされてるみたいな感じだぜ?」
親父「うむ、ただの2ZZだと思ってセリカ用のECUデータを使ったのが悪かったのだ。
更にギアもエンジンパワーを引き出せてない。冷却系も強化しなければならない」
「そう・・したのなら?」
親父「おそらくとんでもないレスポンスとパワーを兼ね備えたエンジンになるだろう」
…何て事だ。このエンジンはダメエンジンどころかとんでもないポテンシャルを
秘めたスーパーピュアスポーツエンジンだったのである。
親父「栄児!あと三日くれ。三日で仕上げてみせる」
「お、おねがいしますっ!」
俺は見積もりもせずにとっさにそう答えた。
しかし更に金がかかるのは正直痛いが、このエンジンがタダで手に入ったのは儲けものである。
「・・・(三日後が楽しみだぜ)」
三日後。それは新生MR-S完成と同時に黄色い悪魔が降臨する日でもあった…
533:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/03 00:25:13 rdQX7f6T0
MR-Sを預けて二日後の夜…峠に一台の車が走っていた。
プシューーー!!ブゥゥオーン!!
守のシルビアである。
守「これ以上栄児に差をつけられてたまるかよっ!俺も頑張らなきゃ」
その時、後ろから凄いスピードと爆音で1台の車が追ってきた・・・
守「…!?なんだ?…どんどん近づいてくる…」
その車は守のシルビアの後ろにピッタリくっついた。・・・ドンッ!!
なんとその車は近づくや否や、守のリアバンパーに当ててきたのである。
守「!?こ、コイツぅ!!やる気か?」
・・・ドンッ!!
守「クソっ!!頭に来たぜ!!ぶっち切ってやる!!」
プシューーー!!ブゥゥオーン!!ブゥゥオーン!!
守のシルビアはフルスロットルで加速した。謎の車もピッタリ付いていく・・・
ヘアピンに差し掛かり、守はすぐさまドリフト体制に入る・・・
その時であった・・・ドンッ!!
守「何ぃーーーー!!!?」
謎の車はドリフト体制に入ったシルビアのケツに当ててきたのである。
守はコントロールを失いスピン…
キキキキイイィ!!!ドガタタタターーーー!!!ガガーーーン!!!
謎の男「ケッ、ザコが…しかし相変わらずFRってのは不安定な乗り物だな(笑)ハハハ…」
そう言い放つと謎の車は走り去って行った…
守「チクショ…ちくしょぉぉっーーーーーーーーー!!!!!」
~そして夜が明け~
「何!?守が峠で事故ったって?」…健介からの電話である。
健介「峠で謎の車にぶつけられたらしい。幸い怪我は軽いが車は入院逝きだって…」
「そうか…わかった。後で様子を見に行くよ」…ガシャ
今日は俺のMR-Sがようやく完成する日である。長い三日間であった。
「・・・(しかし朝からこんな事件を聞かされるとはな)」
その後悪魔は俺にも近づいてこようとは予想すらしなかった…
534:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/03 00:26:38 rdQX7f6T0
朝から悪いニュースを聞かされた俺は早速修理工場へMR-Sを取りに行く。
180SX乗りの健介やシルビアで事故った守達ともそこで待ち合わせる。
親父「おぅ栄児!イイ感じに仕上がってるぜ」
俺が到着するや否や、すぐに親父さんが待ってましたとばかりに出てきた。
「おっ!?…もう例のモノも装着されてるっすね~」
前に頼んでいたカーボンボンネット&エンジンフード、GTウィングも装着してあった。
軽量化&ダウンフォースUPで戦闘力アップ間違い無しである。
プシューーー!!ブゥゥオーン!!
その時健介の180SXが到着。助手席に守の姿もあった。
「おい守、大丈夫か?」
守「まぁ何とかな…しかし俺の愛車は板金10万円コースだぜ・・・トホホ」
健介「守をやったのはおそらくイエローデビルだ」
「!?イエローデビル?なんだそりゃ?」
健介「徳島エリア最速かつ最凶の男…勝つためには手段を選ばない極悪非道で
恐れられている男…イエローデビルこと品川慎也…」
守「チクショー!!すげームカつく野郎だぜっ…今度あったらボコボコにしてやる!!」
守が悔しそうに叫んだ。気持はわかるがボコボコにされそうなのは守の方である。
「しかしなんでイエロー?」
健介「奴のマシンは黄色のEK9…シビックタイプRだからだ…」
シビックタイプR。軽量な車体にテンロクながら185psを発生するエンジンを搭載した
車である。FFながらカミソリのような鋭いコーナーリングを誇る。
「しかしなんで徳島の奴がわざわざここに来てるんだ?」
健介「それは俺が聞きたいよ。何か目的があるんだろうけど…」
守には悪いが今はそれどころじゃない。俺は早速この生まれ変わったMR-Sを走らせて
みたくてウズウズしていた。
親父「あぁそうそう栄児、この車のタコメーター変わってるからな」
覗いてみると確かに変わっていた。なんと1万回転以上刻んであるではないか。
親父「栄児いいか、10000回転まできっちり回せ…」
俺は今夜早速峠へ繰り出した。そこには悪魔もやって来ている事も知らずに…
535:名無しんぼ@お腹いっぱい
07/03/03 00:29:47 rdQX7f6T0
ブゥゥオーーーーン!!ブゥゥオーーーーーーーーーン!!
「…何てすごいエンジンなんだ…伸びやレスポンスが半端じゃないぜ」
10000回転までストレス無く回り、官能的なサウンドを奏でる。
1.8リッターNAにして250馬力以上を搾り出すレーシングエンジンである。
「これならどんな奴が相手でも怖くないぜ」
しばらく走っていると前方に車が立ち往生しているのを見つけた。
「・・・(なんだ?事故ったのか?)」
またしばらく走っていると前方に一台の車がガードレールに刺さっていた。
「・・・(今日はやたらと多いな)」
今度は気になったので車を止めて降りた。
「おい大丈夫か?」
男「クソっ!…黄色のシビックがぶつけてきやがった」
「!!?(まさか…イエローデビル!?)」
まだ近くにいるはずである。俺はとっさに奴を追いかけなければと思った。
このMR-Sのポテンシャルを試す相手にもって来いと思ったからである。
それに守の仇を討つためにも。
「・・・(さぁ出て来い、どこにいやがる)」
ブゥゥオーーーーン!!ブゥゥオーーーーーーーーーン!!
しばらく走った時、山頂付近の駐車場エリアに黄色い車を発見した。
「・・・見つけたぞ」
俺はすぐに車を止めると、その車に近づいた。
向こうもこっちに気づいたのか車から降りてくる。
「おまえが品川慎也・・・だな?」
確かにイエローデビルの名を持つだけあってかなりの悪人面をしている男だ。
慎也「・・・おまえが安藤一馬を倒したMR-Sのドライバーか?」
「だったら何だ?」
すると品川慎也は半分笑みを浮かべてこう言った。
慎也「・・・たった今おまえは俺の獲物となった。ぶっ潰す」
この後イエローデビルとの危険なバトルがスタートする・・・