07/02/23 20:20:08 ddrAIp0w
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44:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:12:05 wnAGyo+z
トニーは元某軍事大国の兵士だった。
今は働きもせずに親の資産で食っている。
彼は兵士時代に強姦罪で逮捕された経歴があるレイプ魔でありその筋のプロだ。
そんな彼の元に翠星石はやってきたのだった。
「ワッツ?」
いきなり鞄から小人が出てきたかと思うと、顔面にパンチを食らった。
「まったく、もう少し丁寧に扱いやがれですぅ」
確かに鞄を蹴ったり、どのくらいの耐久性があるかどうかピストルで撃ってみたりはしたが、殴られるほどのことだろうか。
「とりあえずこの指輪にキスして契約するですぅ」
「契約?書類もなしに指輪にキスしただけで契約とか馬鹿らしいぜ」
鼻で笑い飛ばすと、翠星石は俺の脛に蹴りを食らわした。
「生意気言ってないで、ちゃっちゃと契約するです!このダメ人間!」
「クソ!さっきから初対面の人間に対して偉そうに!」
キレちまった。俺はこいつの顔面に蹴りを食らわせてやった。
「い、痛いじゃないですか!」
「おまえが悪いんだからな!5年前の俺を呼び覚ましたのはおまえのせいだからな!」
「やめてですぅ!」
翠星石の腕を掴んで思いっきり振り回す。そして壁に叩きつける。
「クズが!犯してやる!」
俺は懐にいつも携帯している拳銃を抜いてこの変に甲高い声でわめく緑の小人につきつけた。
「ひっ...な、何をするですか...」
「決まっているだろう?こうするのさ!!」ダンッ!!!!!!!
「きゃあああああああああっ!!!!!」
俺は台詞が終わるか終わらないうちに翠星石とかいう小人の足元めがけ発砲した。
ミリタリー仕様の強力な奴のためかコンクリートがえぐられ、穴があく。
「ひっ!!...あひぃ...ま、まさか、ほホンモノですか...?」
「試してみるか?」
俺は翠星石の顔面に銃口をつきつける。
「いや...ううう撃たないでです...やめてですぅ...」
おびえる表情がかつての残虐な俺を呼び覚ます。俺は銃をかまえたまま後ろにさがる。
「す?す?す?翠せせせ星石ししをど、どどどどど、どうするつもりで、で、です??」
歯をガチガチ鳴らすほどおびえきった翠星石に俺はこう宣告した。
「 踊 れ 」
「お、お、お、おどどどど、踊るででですか????」
「ゴタゴタ言ってねぇで踊れ!!!」ダンッ!!!
俺は再び翠星石の足元に発砲した。翠星石の足からわずか数ミリの距離の床がはじける。
「ひあっ!!?」
ダンダンダンダンッ!!!!!!!
「きゃああああああっ!!!!!!!!!!!」
翠星石の周囲に砕けたコンクリが舞う。この銃はフルオートで撃ちまくることができるのだ。
俺は新しいマガジンを銃にセットしながら言った。
「そらそら、ジッとしてると足が撃ち抜かれるかもしれねえぞぉ?うひゃひゃひゃはぁっ!♪!!♪」
ダダダダダダッ1!!!ダダッ!!ダダダ!!!!!
「いやっ!ひぃあっ!ああっ!やっ!やめ!やめてっ!いやっはっ!あ!あ!ひっ!ひぃぃっ!!!」
足元のそこかしこに跳弾しまくり噴煙があがるたび翠星石が弾をさけようとして足を上げたり飛びのいたりする仕草が、
滑稽なステップを踏んでるように見え、まるで奇妙なダンスを踊るようだ。
だが、ただのダンスと違うのはダンスをやめれば足を撃ち抜かれるかもしれない恐怖と隣り合わせだということだ。
その証拠に翠星石は恐怖におびえゆがんだ顔で必死になっている。
「そらそら踊れ踊れぇ!!!踊らねぇと両足を蜂の巣のジャぁあぁンクにしてくれるぜええええええええ!!!!!!!!!」
カチッ
「ちっ弾切れか」
俺は銃のマガジンを交換する。
「!!!!!?ちゃチャンスですぅ!逃げるなら今ですぅ!きゃっ!!?」
だが足元がおぼつかず、床にころがっていた喰いかけのリンゴやメロンに足をとられ転倒する。
バゴォンッ!!!
と転んだ翠星石の顔の前に転がっていたメロンが異音とともに消し飛んだ。
そう、翠 星 石 の 頭 く ら い の 大 き さ の メ ロ ン が !
文字通り跡形も無く。
おそるおそる振り向くとその先には、でかいM29リボルバー(俗にいうマグナム)を握ったトニーがいた。
45:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:13:10 wnAGyo+z
「銃が一丁だけだとでも思ったのか?ああ?逃げるとてめえのボディに頭よりでっけぇ穴あけるぞ、あ?」
「あ...あ...こ...殺さないで...で...す...こ、殺されたら...ジュ...ジュンに会えなくなっちまうです...」
『おうちに帰して~』『ママ~ママ~』
かつて俺が手にかけてきた女子供もそんな風にわめいていたっけなあ。
だがな、んなこと言われてハイそうですか、と言って帰してやるようなそんなマヌケなやつはいねぇwww
だが、俺はここであえて言ってやった。
「いいぜ、もう飽きた」
「?!ど、どういうことですか?」
「飽きたっていってるんだよ、とっととそのドアから出て行きやがれ、それとも何か?ま~だ物足りねえとでもいうつもりか?あ?」
「ひっ!」
翠星石は鞄を抱えてドアを飛び出していった。
くっくくくくくくくくくくくくっ!!!♪♪お楽しみはこれからだぜぇ!
俺は翠星石が出て行ったドアを開け、部屋の外に出る。
長い長い廊下を進んでいく。
ドンドン...ドンドン...
廊下の先から何かドアを叩くような音がひびいてくる。
ドン...ドンドンドン!
「このドア開かねぇ~ですぅ!コンチクショウ!!ですぅ!蹴りをいれるです!ボコるです!」
「開くわけねえだろ、そのドア『ドアの形したオブジェ』なんだからよ」
「ひっ!お、オマエは?!」
「なかなか精巧にできてるだろ、その『オブジェ』みんな騙されるんだよなこれがwwたしかリンダとかいったかなあ?
あのメスガキなんて最後までドアだと思ってドンドン叩いて手のひらの骨、自分で砕いちまったんだぜぇwww」
「うううっどこまでも卑劣な奴です!今までどのくらいの人たちにそんな残酷なことをしてきたですか?!」
「へっ、おめぇはいままで喰ってきたパンの枚数を覚えているとでもいうのかよ?ひゃはははあはっwwwww」
「く、狂ってるです...オマエは狂ってるですぅ~」
「ああ?俺は元から狂ってるぜい!」
俺はどこからともなく取り出したカマで翠星石のダラリとした指を切り落とした。
「きゃあ!指が・・・感覚がないですぅ!」
「痛いか?もっと苦しめ!泣け!叫べ!」
腹を思いっきり蹴りまくる。
「いた!や、やめ・・・やめて!お腹が・・・」
「聞こえねえなあ!もっと大きい声で!」
「お、お腹が痛いですぅ!」
「お~う、もっと痛めつけてくれってかあ?」
そこで蹴るのを一旦止めた。
翠星石の怯えた表情が俺の瞳に写る。
「いいぜ、もっともっと苦しませてやるぜ。俺、真性サドだからよぉ!」
まずはスコップで顔面タコ殴り!
「オラ!オラ!その汚ねえツラぶち壊してやる!」
「お次はこれだ!」
腹に主っきりスコップを突き刺した。
ミシミシと嫌な音が聞こえる。
「あ、あ・・・あああ・・・」
喋る気力も無いのか気を失っているのか抵抗する力はないみたいだ。
「邪魔なんだよボケが!寝るならあっちで寝ろ!」
俺は翠星石を便所まで蹴り飛ばした。そして便器に顔を突っ込ませる。
「おら!起きろ!寝るんじゃねえ!」
すると翠星石の体がバタバタと動き始めた
「ガボ、ゴボ、ゴボボボ!(汚いですぅ!)」
「どうだ?いい味だろ?流してないからクソやら尿やらウジ虫やらが大量だぜ!ひひゃひゃひゃひゃ!」
そして目を覚ました翠星石の顔を便器から出すと、今度はゴキブリホ○ホ○を目の前に置いた。
「これを・・・どうするつもりですぅ!」
「食うんだよ!もう12時だからな!昼飯だ、たっぷり食え!」
「いや!近づけないで!こんなの食べられないですぅ!やめてですぅ!あっ!」
嫌がる翠星石など無視してゴキブリホ○ホ○に翠星石の顔を押し付けた。
「うええええ!気持ち悪いですぅ!」
「しっかり食えよな!これからが本番なんだから!蛆虫スープも飲めよ!」
今度は便器に顔を押し込んだ。
「しっかり飲めよ!生蛆虫のスープなんて滅多に飲めないぜ!」
「はあはあ、もうイヤ・・・」
46:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:14:37 wnAGyo+z
便器の前で汚物まみれで気を失っていた翠星石は目を覚ました。
「ううう、うえっ、おげええ」
鼻の穴からは蛆が口の端からはゴキブリの足がはみ出ていた。それをいったんは吐き出す翠星石。
「目が覚めたか?もう夜だぜぇwww」
「くひっ!こ、今度は何をするつもりですか...」
「何って晩飯がまだだったからよぉ、晩飯持ってきてやったぜェ」
「?!...そ、それは?」
今度はどんなおぞましいものを食べさせられるのか身構えていた翠星石は唖然とした。
トニーの手にはジュージューと音をたてるアツアツのハンバーグステーキの皿があったからだ。
「ほれ、食え」
「い、いやですぅ!どうせ毒か何か入ってるに決まってるですぅ!」
「あ?毒だあ?こんなに旨いのによぉ」
警戒する翠星石をあざ笑うようにハンバーグステーキを一口ほおばりクチャクチャと食べるトニー。
「あ~旨ぇ!新鮮な肉を使っただけのことはあるぜぇwww」
グウウウウッ!
突然鳴ったのは翠星石の腹の虫だった。
「あ?何か聞こえたぞ?...そうかそうか体は正直なようだなぁwww」
「あううう...屈辱ですぅ」
「食うのか食わんのかハッキリしやがれ!食わねぇならこいつは便器に流すぞ!?」
「うぅぅうっ!よ、よこしやがれですぅ!!」
翠星石は悔しかった、この程度の誘惑に落ちた自分が。
だが、便器の汚物や蛆、ゴキブリの踊り食いの洗礼を受けた翠星石には抗えなかったのだ。
「へっへっへ...旨いか?あ、こら、え?クソ人形?」
旨い...確かに旨い。昼に食べた蛆やゴキブリ、糞尿よりも!
涙が出るほど旨かった翠星石はハンバーグをむさぼるように食べた!
翠星石がハンバーグを半分ほどたいらげたときトニーが話しかけてきた。
オマエ、「JUN SAKURADA」って奴を知ってるか??
「?!なぜお前なんかがジュンを知ってるですか?!」
「あ~それそれ、そのジュンっていう名前のジャップのメガネ小僧な、さっき俺んちにきたんだぜぇwww」
「な、何をデタラメぬかしやがるですか!ジュンがこんな薄汚ねえところにくるわけねぇですぅ!」
「それが、来たんだよ俺んちの呼び鈴押してよぉ『翠星石っていう可愛いお人形を知りませんか?』だってよwww
手違いで俺んちに送られてしまったのをネットでつきとめたとか言ってたぜぇ」
「ジュ、ジュンがここに...」
期待で目を輝かせる翠星石
(な、なんとかジュンに会って即再契約をするですぅ!そうすればこんなチンピラ野郎なんかギッタギタにしてやるですぅ!)
「ジュ、ジュンは?ジュンに会わせてほしいですぅ!」
「へ、あわてんじゃねぇ安心しな、オマエのボーイフレンドはまだウチにいるぜぇwww」
「ぼぼぼぼボーイフレンドじゃないです!あああああああんなチビ!」
「ほう、そうかい?オメェの鞄の中にあった写真に『ジュン、ラブラブちゅっちゅ♪食べちゃいたいくらいですぅ!』ってあったぞ、
げへへへwww」
「う...あがががっ、お、乙女の秘密を...」
「ま、ジュンとやらに会いたくねぇって言うんなら別にとめやしねぇがなwww」
トニーの言葉を聞くまでもなく便所を飛び出し、翠星石はジュンの姿を探し求めた。
「うううう!ジュン!ジュン!どこにいるですか?翠星石ですぅっ!!いるならいる、いないならいないとサッサと返事しろですぅ!」
だが、リビング、玄関(内側からカギがかかっていて開けられない)寝室、ゲストルーム、バスルーム、
のどこを探してもジュンの姿はない。
「あのギョロ目、とんだ嘘つき野郎ですぅ!ジュンなんてどこにもいねぇ~じゃないですかぁ!!」
と独り言をいう翠星石の背後に立ったトニーが言う。
「オマエのボーイフレンドならキッチンにいるぜぇwwwきひひひっwww」
「キッチン...?どうしてジュンが台所にいるですか?」
「行きゃ~わかるぜ?ま、行きたくないなら無理に行かなくてもいいがなwww」
「ちっ!そこをどきやがれですぅ!」
翠星石はトニーの脇を通り抜け、キッチンに向かう。そんな翠星石を卑猥な笑みで見送るトニー。
「ここがキッチンですか?ジュンはどこにいるです?」
翠星石はあたりを見回した。だが、あちこちが汚物まみれで足元にビール瓶だのゴミだのが散乱し
その間をゴキブリやドブネズミが駆け回ってるキッチンにはジュンの姿はなかった。
「ジュン!どこです?どこにいやがるですか!とっととでてくるですぅ!」
だがジュンが出てくる様子はない。と背後に誰かの気配を感じた。
「ジュン?!」
だが...
47:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:15:27 wnAGyo+z
「ざ~んね~んでしたぁ、俺だ!トニーだよ!!眼鏡のジャップ小僧じゃないぜwwあとな、『トニー、力が出ないよう』
『ようし、こんな時はケ〇ッグコーンフロストだ!』のトニー・ザ・タイガーとは無関係だぜぇww
そこんとこヨロシクなベイベ~~ひゃははははっwww」
自分でボケて自分でツッこむトニーは無視して翠星石はトニーに問い詰める。
「コンチクショウですぅ!嘘をつきやがったなですぅ!この翠星石をたばかりやがったなですぅ!」
「おいおいおい、嘘なんてついてねえぜ?眼鏡ジャップのチビ小僧ならその中にさっきからお待ちかねだぜwwきひひひwww」
トニーの指差す方向を見る翠星石。その視線の先にはテーブルの上におかれた寸胴のシチュー鍋がある。
「ふ、ふさけるなです!いくらジュンがチビだからって、あんな小汚ねぇ、ちっこい鍋の中に隠れられるわけがねぇです!」
「嘘じゃねぇよ、嘘だと思うなら中を見てみるといいぜぇwww」
トニーの言葉に鍋に近づく翠星石、何かの罠かと思い一瞬、
鍋のフタを取るのに躊躇したが意を決して翠星石は鍋のフタを取り払った。
寸胴の鍋の中にはもちろんジュンの姿など無く、何かのひき肉かモツ肉のようなものがフチいっぱいまで入っていた。
異様な臭いがする。翠星石は顔をしかめた。
「おいおいおい、そんなに嫌な顔するこたぁねーだろう?オマエがさっき食ったハンバーグはこいつからつくったんだぜぇ?」
見るとトニーは翠星石が半分残したハンバーグの皿をわざわざキッチンにまで持ってきていた。
ふと、翠星石の目が食べかけのハンバーグにとまる。
ハンバーグの断面に妙な物が見えたのだ。
「ちょ、お前!そのハンバーグをよこしやがれですぅ!」
「いいぜぇwwおかわり自由コーヒーも飲み放題だぜぇwww」
翠星石はトニーの手からハンバーグをひったくるように取り戻した。
そしてハンバーグの切り口の断面からはみ出ている何かを引っ張り出す。
ずるぅ
「こ、これは...?」
ハンバーグの中から出てきた異物は何かひしゃげたプラスチックのようなものだった。
熱で溶けてひしゃげてはいるが元は-□-□-な形をしていたような...
「ま、まさか...で...す」
今度は寸胴鍋にかけよった翠星石は鍋をオタマでかきまぜてみた。
異臭を放つひき肉だかモツ肉をかき回していくうちに何かがオタマにからみついてきた。
オタマには無数の何か『細~~い糸のようなモノ』がからみついている。
「ま#$$%&~|||\ままま\\\"#?@@まさか!!!こ、この!#$%肉は#&ジ...
イやああああ嗚呼ああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああっっっ~~~~~!!!!!!!!」
翠星石の絶叫にトニーの下卑た笑いがかぶる
「ぎゃははあっははっはははwwwwそんなにわめくほど嬉しいか?嬉しいよなぁwww眼鏡小僧の写真の裏に、
『ラブラブちゅっちゅ♪食べちゃいたいくらいですぅ!』って書いてあったからよぉ、
わざわざオマエのリクエストに答えてやったんだぜぇwwwぎゃはははは!!!」
「すすすす翠せせ星ぃ石きききははジュジュジュジュンをジュンを!!!!????!!!?!???!??!?...うおっぷ...
うげええええええええええええええええええええええええええええええええええ~~っ~~~っ!!!!!!!!!」
「おいおいおい!何吐いていやがるんだよ!せっかくラブラブな彼氏とマジで身も心も一つになれたってゆ~のによぉ!!
自分の彼氏吐いてんじゃねぇ~よ、ききゃははあっははははHHっはっ!www!♪♪」
48:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:18:05 wnAGyo+z
「うう・・・寂しいですよぅ蒼星石・・・」
朝から寂しげに泣く翠星石。無理もない。
昨日はあんな酷い目にあったのだから。
体中をボロボロにされた上、自分の愛する人間を食ってしまったのだから。
しかし、悲しいかな、壊れた部分はすべて人工精霊が直してしまうのだ。
便利といえば便利だが、この時ばかりは人工精霊を恨む翠星石であった。
そこへトニーはやってきた。腹に一発蹴りを食らわせる。
「おい!朝っぱらか五月蝿えんだよ!人形の癖に涙なんて流してんじゃねえ!」
そう言ってさらに蹴りを食らわせるトニー。
「うう、蒼星石・・・」
『蒼星石』、その名を聞いてトニーは思いついた。
「ちょっと待ってろ」
トニーは水をたっぷり入れた壷に翠星石を放り投げ、蓋の上に漬物石を置くと、自室のパソコンを起動した。
「なるほど・・・蒼星石とはこいつのことか・・・」
・・・昼
壷を開けて水浸しの翠星石を取り出した。
「散歩に行くぞ。だがその格好ではまずい。とりあえず全部脱げ」
「え?全部ですか?・・・恥ずかしいですぅ・・・」
「いいからとっとと脱げ!人形が生意気抜かすとぶち壊すぞ!」
「っひ!はいですぅ・・・」
恐る恐る服を脱ぬ翠星石。
「下着もだ。そんな格好で出歩く馬鹿がどこにいる」
「で、でも・・・」
「でももクソもねえんだよ!言う事聞け!」
「わ、わかったです!脱いでやるです!」
もう翠星石の頭の中は真っ白だった。こんなクズみたいな人間に裸を見せなければならないなんて・・・。
下着を脱ぎ、裸の翠星石は顔を赤面しながら後ろを向いて蹲っていた。
そんな翠星石の首にガチャリと冷たい金属の音がした。
「な、なんですかこれは!」
「鎖だよ。お前が逃げないようにな。その格好で散歩に行くんだ。しっかり歩けよ犬っころ」
玄関から出ると、そこは荒廃したゴーストタウンのようなところだった。
古ぼけたマンションや廃工場。そんなところに住むのがトニーであった。
「いいか、四つん這いになって歩け、少しでも2足歩行したり、休もうとすればそのケツに釘を打ち込むからな」
そう言ってトニーは内ポケットに大量に入った釘を見せつけた。
「うう、屈辱ですぅ・・・」
「ああ?犬が口答えするんじゃねえ!」
トニーは鎖を思いっきり引っ張った。翠星石は宙に浮き、次の瞬間ベランダの手すりに叩きつけられた。
「う・・っぐ・・・」
脊髄の当たりを思いっきり打ちつけた翠星石は声も出なかった。
ゴーストタウンを散歩していると彼方此方から腐食した臭いが漂ってくる。腐った動物の臭いだ。
「う・・・酷い臭いですぅ・・・」
「いいだろう?実に綺麗な空気だ。これこそパラダイスだぜ!そして翠星石!お前もいずれこうなるんだよ!」
すると翠星石はトニーの脛を後ろ足で蹴り飛ばした。
「ちょ、調子に乗るのもいい加減にしやがれです!お前なんていずれ・・・っきゃ!」
「調子こいてんのはてめえだろうが!!!立場ってものを考えやがれ!」
トニーは翠星石を持ち上げると、尻の穴に釘を5本詰めた。
「や、やめやがれです!さ、裂けちゃうですぅ!」
ズブズブと釘を入れていく。
やがてすべて飲み込むように体の中に入っていった。
「あ・・・ああ・・・」
ぶるぶると体を強張らせる翠星石。
ニタニタと笑いながらギョロっとした目を光らせるトニー。
「おいおい、なんだかんだいって感じてるんじゃねえのか?人形のくせに!」
「う・・・翠星石は感じてなんていないのですぅ!」
顔を真っ赤にして否定する翠星石。
「いいからさっさと歩け!」
どのくらい歩いただろうか、やがて見慣れた光景が目に入ってきた。
そう、ここはジュンと暮らしていた町である。
上手く逃げ出せばジュンの家にたどり着けるかもしれない。
ジュンはいないけど真紅なら・・・とわずかに期待を寄せる翠星石であった。
49:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:21:00 wnAGyo+z
「この町、知ってるだろ?先に言っておくが俺の目的地はあの丘の上にある薔薇屋敷だ。お前の愛しい妹蒼星石のいる所だ」
「な、なんでそれを知ってるですか!」
「おいおい、俺の情報網を舐めちゃ困るぜ。人形にはわからないような高度な技術があるんだよ」
蒼星石の所へ行って何をするのだろう。
翠星石の不安は募るばかりであった。
玄関の前までやって来た二人(トニー的には1人と1匹)。
「いいか、お前はここで待ってろ」
そういってトニーは近くの手すりに鎖を縛りつけた。
中に入っていくトニー。しばらくして騒がしい音が聞こえてきた。
「な、何の音ですかぁ?」
こっそりドアに耳を近づける翠星石。するとトニーの声が聞こえてきた。
『おい!クソジジイ!さっさと蒼星石を出しやがれ!』
『っく、蒼星石!逃げるんだ!ぎゃあああ!』
この声には聞き覚えがある。
「おじじ!」
翠星石は必死で鎖を解こうとした。だがきつく縛ってあるためなかなか解けない。
すると屋敷の中ではさらに激しい音が聞こえてきた。
『よくもマスターを!許さない!』
蒼星石の声である。彼女に会える!そう思った翠星石はさらに必死になって鎖を解こうとした。
『ああ?てめえごときのボンクラ鋏じゃ俺を殺せねえよ!このトニー様はな!』
そしてその瞬間玄関のドアが吹き飛んだ。
衝撃で鎖が繋がれていた柱も崩れ、翠星石は自由の身となった。
「今行くですよ!蒼星石!」
『来なくても目の前にいるぜ!』
煙の中から人影が見える。トニーだ。顔には血がこべりついており、右手にはぐったりした蒼星石を持っていた。
そして後ろには首の無い体が車椅子に座っていた。そう、蒼星石のマスター、結菱一葉である。
「きゃあああああああ!!!!おじじ!!!」
「おいおい、妹よりクソジジイの心配か?」
「う、蒼星石を返してです!」
「やなこった。蒼星石最後に言いたいことはあるか?」
「ごめん、翠星石・・・君を敵に回しちゃって・・・でもマスターは守れなかった・・・」
「まだ翠星石がいるです!今度は私が守ってやるです!」
「・・・ありがとう翠星石・・・また君と会え」
ゴトンと蒼星石の首が落ちた。
「きゃああああああああああああああああああああああ!!!!!そ、そ、蒼星石いいいいいいいい!!!!!」
「っはっはっはっは!!!お涙頂戴の姉妹の感動物語!ここに終焉!ってか。傑作だぜ!」
「蒼星石蒼星石蒼星石ぃぃぃぃぃぃぃぃっおじじぃぃぃぃぃぃっいやいやいやいや嫌ぁ~~~ですぅぅぅ~~~~!!!!!!」
蒼星石と結菱一葉の首をかかえたまま翠星石は泣き叫んだ。何より最愛の妹を失ったことが大きかった。
「蒼星石ぃ蒼星石ぃ...ああああああああああああああああああああああっ...」
「いつまでも、ぴいぴい泣いてんじゃねぇ!このクソ人形!!」
そういってトニーは翠星石に延髄斬りをくらわせた。
「ぎゃはっ!」
思わず蒼星石と一葉の首を放り出してしまう翠星石。蒼星石の首はコロコロころがっていってしまう。
「ああああああああっ!蒼星石っ!待って!蒼星石ぃぃっ」
狂ったように転がる蒼星石の首は瓦礫の中に入って行ってしまった。
「蒼星石っ、あああっ!??」
やっと拾いあげた蒼星石の首、翠星石のオッドアイと対になるその瞳にガラスの破片が突き刺さってしまっていた。
「ぎゃははははっwww何やってんだ?大事な妹をケガさせて?ホントにオメェは出来の悪い姉ちゃんだなぁっぁ?!げへへへ」
「う...ぅぅぅ...このあ、悪...魔...蒼星石を返してで...す」
「ぐへへっへへへ『生き返らせて』やってもいいぜぇ??」
「えっ?...な、何をほざいてやがるです...こんなバラバラになったら、もうお父様にしか直せないはずです」
「それができるんだよなぁ...この俺様にはよぉwwぐへへへへ」
「なな直せるならさっさとやるです!蒼星石をっはやく今すぐ!」
「オメェ...ま~だ口のきき方がなってねぇな...ま、いいぜw期待してろよ♪」
「痛っいたたたたっ!いやぁぁぁっ離すです!髪を引っ張るなです!引きずるなです!
翠星石のお尻がコンクリートで擦り切れちゃうですぅ!」
「つべこべぬかすな!てめえが鎖をはすしちまったからだろうがよぉ!!!」
どすっごずっばきっ!べきっ!!蹴りを入れるトニー。翠星石は声もかれてもはや反抗も出来ないようだ。
50:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:24:32 wnAGyo+z
「ようし静かにしてろよ」
そういってトニーは瓦礫の山と化した結菱邸跡を見回す。
「俺様の情報だと...この手の旧華族のお屋敷ってのは大抵...お!あったぜ?」
床の片隅になにやら封印された入り口のようなものがあった。
「うりゃ!」
入り口の封印を蹴り、開けるトニー。屋敷の床には地下へ続く穴があった。
「入るぞクソ人形!てめえ先に行け!」
そういってトニーは翠星石を穴の下に蹴り落とした。
「きゃあぁぁぁぁぁぁ...ですぅっ~~~~~~~~~~...」ぐしゃ「ぎゃあああっ!!す、翠星石のお尻にヒビがぁ?!」
「そうかけっこう深いな...ロープがいるなwwだがしゃべることができるってことは酸素はあるってことだなwwwぎひひひ」
そして結菱邸の地下室へと降りていくトニー。地下では尻餅をついた状態のまま身動きできない翠星石がいた。
「うぅぅぅうう...翠星石のお尻が欠けちゃったですぅ...痛すぎるです...」
「ぼけっと座り込んでんじゃねぇ!とっとと立ちやがれこのクソ人形!」
「や、やめてです!さっき入れられた釘がお尻の穴に刺さって痛くてうごけないのです!お願いだから動かさないで欲しいです!」
「上等だコラっ」ごすっ
翠星石の尻に蹴りを入れるトニー
「ひぎう!釘が!お腹に!んんんんんんっっ~~~~~~~」
「け、まったくいつまでも減らず口を叩くからそうなるだよ!!!」
「ぁ...ぁ...ぁふぁ...こ...ここは?...どこです...」
「この手の旧華族のお屋敷ってのはよぉ、普通は座敷牢とか地下牢とかあるっていうがマジでありやがったぜww
とくにこの結菱家ってのは海外貿易でもうけたっていうからよ...ほれ、あれ見てみろよ」
「こ、これは...なんです?」
翠星石が見たのはおかしな女性型の人形だったよく見ると棺おけのような形に見えなくもない。
棺おけ状の中には数十本にもおよぶ先のとがった鋼鉄せいの杭のようなモノがいっぱい見える。
「これはアイアンメイデン(鋼鉄の処女)って奴だぜぇ!中に気にいらねぇ奴をぶちこんでこのフタをしめると」
「ひぃいぃぃ!言わなくていいですぅ!やめるですぅ!」
ふと見回すと辺りには万力だの水車だの九本尾猫だのコックリングに三角木馬といった拷問器具がごろごろしていた。
「け、あのじじい、厳格そうな顔してこんなモノを地下室に集めてやがったのか?
案外、毎晩おめぇの妹とプレイしてたんじゃねぇの?www」
「そ、蒼星石が、そんなはしたないことをするわけがね~ですぅ!お前といっしょにするなですぅ!」
「うるせぇな...俺が何のためにここに来たのかわからねぇっていうんじゃねーよなあ?」
「ひぐっ!ま、まさか翠星石をこの拷問器具で...?」
「へへへへっwww ど・れ・に・し・よ・お・か・な・あぁぁぁ????」
「い、いやあああああああああああああああああああああああ」
「へっ安心しろ、俺の目的はこんな古くせぇモンじゃねぇ」
「はぁはぁはぁ...へ?」
「俺の目的はなぁ...え~と確か俺の情報だと『例のアレ』が数年前この屋敷に入荷したってことになってるんだが...」
なにやら拷問器具の間を探し回るトニー。
「おっ!あったぜ!やはり俺様の情報は頼りになるぜぇwwwおいこれを見ろ!」
「これは...なんです?」
それは二つの大きなガラスケースにたくさんのコードや電極などがとりつけられた、ヘンテコな機械だった。
奇妙なモニターやアンテナがありこちに取り付けられ何に使うものなのかまったくわけがわからない。
「へっへっへwwこれはなぁ...物質転送装置って奴だぜぇwwwこっちのガラスケースに入れたものを電解して、
こっちのガラスケースに転送して元の姿に再構築するっていう、それはそれは画期的な幻の一品だぜぇww
これさえあれば飛行機やバスに乗らなくても瞬時に遠くに移動できるって、すげぇシロモノだぜぇwww
ま、これは実験機でせいぜい5mくらいしか移動できないんだがなww」
「ふ...ふん、何を言うかと思えば...5mぽっちなんて歩いた方がはやいです!
きっとこれを作った奴はお前のように頭の狂った奴に違いねぇです!」
「あわてんじゃねぇよwwwこいつのスゲェところは本来の使い方よりも副作用の方なんだぜぇ?『ザ・フライ』って映画を見たことねぇか?
物質転送実験しようとした科学者が自分で機械を使ったら、一匹のハエが紛れ込んでてよぉ...」
「ふ...ふん、清楚で可憐な才色兼備の翠星石はそんなえげつねぇお下劣映画なんて見ないのですぅ!」
51:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 21:25:20 wnAGyo+z
「け、俺としたことがw口で言うより実際やってみた方がはええってかあ?案ずるより生むがやすしってなぁああ??」
と翠星石と蒼星石と一葉の首をガラスケースに放り込むトニー
「な、何するですか!ここを出しやがれです!こんなことをしたらタダじゃすまさねぇですぅ!」
「ガタガタ言えるのも今のうちだぜww幸い自家発電装置はまだ生きている。あばよ翠星石」
トニーはそういって物質転送装置のボタンをONにした。
ブィィィィィ...ンン... イィィィィィ...ィィィィ...
物質転送装置が不気味に鳴動し機械全体が奇妙な光に包まれるとガラスケースの中の翠星石の姿がかすれて見えなくなっていく。
転送装置が翠星石を電気分解したのだ。
そして装置を介してデータ化した翠星石の体の情報が隣のケースに送られていく。
見るともう一方のガラスケースに人型の何かが実体化してくるではないか。
翠星石の体が再構築されていっているのである。
それは始まりと同様に終わった。
奇妙な機械の輝きも不気味な鳴動もなくなっていた。
ただ違うのは始めに翠星石が入っていたケースは空になりもう一方のケースに翠星石の姿があったということだ。
「けけけけけけっ!!!スゲェ!転送実験は成功したぜwwもちろん副作用付きでなぁwww」
ガラスケースの中で翠星石はうめいた
「ん...す、翠星石はどうなったです...?」
と...
「ここはどこ?体が動かせない...僕はどうなったんだ?翠星石」
「蒼星石...私は...いったい...ここはまさか地下の...」
「そ、その声は蒼星石におじじっ!!??い、生き返ったですか?!!どこ?どこにいるですか!!!?」
「翠星石...首が...目が痛いよ...よくわからないけど君の背中?みたいのいが見えるよ?」
「こ、これは翠星石の...何ということだ!あの転送装置を使ってしまったのか!」
「どういうことですか?感覚がまだ戻らなくて、よく状況がわからねぇです!鏡!鏡はどこですか?」
翠星石はケースから立ち上がって地下室を鏡を探してさまよった。
そして運よく大きな姿見の鏡をみつけることができた。
翠星石は自分の姿を鏡で見た。
「えっ...?」
翠星石は始め自分の肩のところに珍妙な腫瘍ができているのかと思った。だがその奇妙な腫瘍は口をきいた。
「やはり...あの欠陥品を使ったのか...」
「お...おじじ?!!!?」
翠星石の肩
そこに結菱一葉の顔があった。
翠星石の体との継ぎ目はなく完全に融合していた。
物質転送装置によって翠星石の体と結菱一葉の首が原子レベルまで分解し融合したからだ。
「お、おじじ?おじじの顔が顔が顔が顔がすすすすすすす翠星石のからからからから体にににににに????」
「翠星石...なんか君の髪の毛が顔にかかってよく見えないよ」
「ままままっままっまっま、まさかそそそそっそおそんなです、蒼せせせ星石わわわあぁぁつ??!?!?う...ううううう嘘ですぅ!
ここここれは夢、夢なんですぅ!翠星石は悪い夢を見てるですぅ!ホントの翠星石はジュンの部屋で鞄の中で寝てるのです!
そそそ、そうに決まってるのです!だからだから、おおおおお願いですぅぅぅ...」
翠星石は今の状況を拒絶した。だが確かめずにはいられなかった。
誘惑に負けおそるおそる背中を姿見の鏡に向ける。
現実は非情だった。
翠 星 石 の 尻 に 蒼 星 石 の 首 が 融 合 し て い た
「イやあああああああああああああああああああああああああdkdかうあkjdkh!!
蒼ぉぉ星石ぃぃぃぃいぃいっ!$%&||@@!1!!!!!??」
「ぎゃはははははっ!!!!良かったなあWWWこれでいつまでも仲良し姉妹だぜぇWWWじじい付きでなぁWWWWWWWWW
翠星石!!クソするときは気をつけろよぉWWW妹が糞尿まみれになるからなあああぁ!!!」
52:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 22:48:47 6dZdu6M9
「やめろだすぅ、チビ人間!」
「あぁ!なんか言ったか>>19!」
コン!コン!
「ヒィィィィ!右手が動かないだすぅ、やめてくれだすぅ!」
「あぁ!うるせぇよ!お前、少しは反省しろよ!俺の部屋汚しといて、なにが>>19はやってないだす、だよふざけんな!お前しか家にいなかっただろうが!ばればれ!」
コン!コン!コン!コン!コン!コン!
>>19の左手、右足、左足が釘で床に打ち付けられる。もちろん血はでない。所詮は>>19。
「痛いだすぅ、>>19は反省しただす。だからやめろだす、チビ人間」
「まったく反省してないな、ジャンクが!」
ブリュ、ブリュ、ブビッ、ブバッ!
ブリュリュウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!
「やめろだす、くさいだす。何しやがるだすかペッ、ぺっ」
身動きがとれない>>19は顔にウンコをされてしまった。
「はぁぁぁ、すっきりした。なに吐き出してんだよ、ジャンク!喰えよ!」
「いやだすぅ」
「あぁ!」
ゲシッ!
腹を踏まれた。
「ツッッッッッッッッ!」
床が水浸しに・・・
「血はでねぇのに、小便はでるのかよ。きったねぇ。これでもくらいな!」
「やめるだす、チビ人間!お願いだからやめて・・・」
「だが、断る!」
ゴン!
腹部に五寸釘が打ち込まれる。
「チッ、気絶しやがったか・・・まぁいい、こんど何かしたらこの程度じゃすまさんぞ!」
パタン
ドアが閉まる。
部屋には床に打ち付けられ糞まみれ、小便まみれのジャンクと化しか>>19がさびしく取り残された
53:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 22:50:17 6dZdu6M9
ある日の深夜、目を覚ました俺は以前からやろうと思っていた事を実行することにした。
深夜なので>>20は当然鞄の中で寝ている。俺はガムテープを鞄に巻きつけ開くことが出来ないようにし、
鞄を持って外へ出かけた。10分ほど歩くと12階建てのマンションが見えてきた。この高さなら十分だろう。
普段なら5分ほどで着く距離なのだが、鞄で眠っている>>20を起こさないようにしていたため、いつもより
時間が掛かってしまったようだ。非常階段を探し最上階まで上り、屋上の入り口のドアを開けようとしたが、
カギが掛かっていた。このくらいは想定していたので、ポケットから通信販売で買った工具を取り出す。
ピッキングのツールである。家のカギで練習はしていたが、このカギは簡単には開かなかった。
それでも、30分ほどで開けることが出来た。
屋上に出た俺は>>20の入った鞄のガムテープをはがし、鞄を開け中で眠っている>>20を起こした。
「起きろ!>>20!」ボコッ!「うぐぅ!」腹にパンチを食らわせてやると>>20はうめき声を漏らす。
「なんだす?チビ人間… 眠いだすぅ…鞄を閉じやがれだすぅ…」
>>20は眠りを妨げられた事に怒ったようだが、それよりも眠いらしくいつものように罵っては来なかった。
54:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 22:52:50 6dZdu6M9
その反応に拍子抜けしたが、深夜にわざわざこんな場所まで来たのだから、当初の計画をやめるわけには行かない。
俺は>>21の両足にロープを巻きつけ、逆さに吊り上げたまま屋上の端のほうへと移動した。
>>21は半分寝ぼけている。このままでは面白くないので、目を覚まさせてやろう。
俺は>>21の目を瞼の上から、カギを開けるために使ったピッキングツールで突いた。
「ギャー!」という悲鳴をあげ>>21が目を覚ます。手加減してやったので眼球は傷ついてはいないようだ。
「なんてことしやがるだす!お前見たいなキチガイはここから飛び降りて死にやがれだす!」
激痛で完全に目が覚めたようだ。やはり>>21はこうでなくては苛め甲斐がない。
「寒いです眠いだすぅ!今すぐ部屋に戻って寝かせろだすぅ!」
>>21の言う通り寒いし眠い。早く終わらせて帰ろう。
俺はロープの端を屋上の手摺に結び>>21を屋上から突き落とす。
「バンジージャンプだ!ただしロープの長さは測ってないけどなw」
数秒後、ドスンという大きな音がした。
俺は非常階段を駆け下りるとそこにはバラバラに砕け散った何かが落ちていた。
原型をとどめていなかったのでそれが>>21であるとはすぐには理解できなかった。
やはりロープが長すぎたか…
雪も降ってきたので俺は家に帰ることにした。
帰り道、>>21がもういないという事を考えたら少しだけ悲しくなった。
55:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 22:54:50 6dZdu6M9
度重なる虐待であちこちが壊れかけている>>22を修理してやることにした。
「おい>>22!今から僕がお前を直してやる。ありがたく思えよ」
「お前なんぞに直せるわけねーだす!話し掛けるなだす!>>22に近寄るなだすぅ!」
せっかく直してやろうと思ったのに…なんという態度だ。まあいい。直してやると決めたからには直してやる。
僕はバットで>>22の頭を殴って気絶させ修理に取り掛かる。
>>22が目を覚ますと修理が終わっていた。
56:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 22:58:57 6dZdu6M9
「な、直ってるだす!>>23の身体が直ってるだす!どうしてだすか?」
「僕が直してやったからに決まってるだろ。結構大変だったんだからな」
「え?お前が>>23を直してくれただすか?いつも>>23を殴ったり蹴ったりしてるお前が…どうしてだす?」
「壊れたままじゃかわいそうだからな」
「とりあえず礼を言ってやるだす…あ、ありがとだす…でも、お前みたいなダメ人間が>>23をどうやって直しただすか?」
「ちょうど良いパーツがあったからね。そのパーツを使って直してやったんだ」
「そうだったのだすか。そのパーツってどこで手に入れやがっただすか?この>>23に合うパーツなんて滅多にないと思うのだすが?」
「どこだと思う?そういやお前って双子の妹がいたよな?」
「ま、まさか…」
「wnAGyo+zもお前が直って喜んでると思うぞ」
「wnAGyo+zーーーー!!」
>>23は泣き崩れた。
「wnAGyo+zは…wnAGyo+zは>>23の大切な妹だすのにィ…」
「どうした>>23?嬉しくて泣いてるのか?」
57:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:02:03 6dZdu6M9
部屋で東京スカパラを聞いてくつろいでいるジュムに>>24がしつこく話しかけている。
「ジュム~ヘッドフォン外すだすぅ!せっかくこの>>24が話しかけているのだすよ!」
「うるせえな!お前と話すよりスカの方がずっといいんだよ!」
そう叫んでジュムは>>24を部屋から追い出した。
「こらー!ジュム、開けるだすぅ~!>>24よりスカが・・・ってスカ?スカってなんだすか?」
58:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:04:34 6dZdu6M9
単純な>>25はすぐにもりに聞きに行った。
「え?じゅむくんがスカが好きですって?思春期からそんな趣味があるなんて・・あ、あのね>>45ちゃん、スカっていうのはね・・・」
しばらくしてジュムはトイレに行き大便をした
流そうと振り向くと便器の中にはジュムの大便を恥ずかしそうに咥えた>>25が入っていた
「な、おおおお前一体そこで何してるんだよ!!?」
「何って・・うあ、に、苦くて臭いだすぅ・・で、でもジュムがスカが好きだって言うから・・・・・う、うん、ゴクン」
(まじかよ?こいつ音楽のスカとこっちのスカ勘違いしてやがる・・なんて汚い人形なんだ。こりゃ超ドン引き)
「ジュム、う、嬉しいだすか?>>25頑張っただすよ」
「んなわけねーだろ!!キモ過ぎんだよ!変態人形が!」
ジュムは恥に置いてあったブラシで>>25をもう一度便器に突っ込んだ。
さらに嫌悪感からなんども叩きつける。
「ぎゃっ!痛い、痛いだすぅ!!何するだすか?!んむ、ふがっ・・・」
ジュムは>>25の口にブラシを突っ込み押さえつけたまま水を流した。
そしてすぐにトイレを出て行った。
「ゴホッゴホッ・・・ジュム・・どうして・・・?」
問いかけるがそこにはもうジュムの姿は無かった。
59:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:06:59 6dZdu6M9
部屋で漫画雑誌を読んでいると>>26がやってきた。
「人間、何読んでるだすかぁ?」
「漫画だよ。でも、楽しみにしていた漫画が今月も載ってないんだ。目次や次号予告からも消えてるし休載についての説明もないんだ…」
「そうなのだすか。そんなことより、漫画なんか読んでねーで>>26と遊びやがれだすぅ」
「そんなことだと?僕がどれだけその漫画を楽しみにしていたと思ってるんだ!」
「何を怒ってやがるのだす?早く>>26と遊べだすぅ!」
「いいだろう…遊んでやるよ」
「何して遊ぶだすかぁ?」
「ボクシングだ!」
言うと同時に>>26を殴り始めた。
「な、なにしやがるだすか?暴力はやめろだすぅ!」と殴られたはずみで壁にぶつかった>>26が言った。
「何言ってんだ?暴力じゃなくてボクシングだろ?拳で闘うスポーツだよ」
「やめるだすぅ!>>26は闘うのは嫌なのだす!」
60:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:09:41 6dZdu6M9
「お前が戦いが嫌いなのは自分が弱いからだろ?自分より弱い雛苺はいじめてるくせに、真紅や水銀燈の事は怖いんだろ?」
「違うだす!チビ苺とは…その…あ、遊んでやってるだけなのだすぅ!それに、真紅や水銀燈なんか全ッ然怖くねーだすぅ!」
「あ、水銀燈」
僕が窓の方に視線を送ると>>27はゆっくりと窓のほうを見た。
「ど、どこだすか?す、水銀燈の野郎は、ど、どこに居やがるだすか?」と聞いてきた。声が少し震えている。
「あれ?窓の外に見えたんだけどな。どこかへ行ったのかな?」
「どこにも居ねーだすよぉ?お前の見間違いじゃないだすか?」と自分に言い聞かせるように言う>>27。
「やっぱりお前、水銀燈が怖いんだろ!声が震えてるぞ」
「そ、そんなことねーだすよ!これはきっと武者震いって奴だす」
「本当か?」
「当然だすぅ!ど、どうしてこの>>27があんなジャンクなんか怖がらないといけねーだすか?」
61:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:12:39 6dZdu6M9
「誰がジャンクですって?」
「水銀燈に決まってるじゃないだすか?当たり前の事を聞くなだすぅ」
「言ったわね!あなたをジャンクにしてあげる!」
「え?水銀燈?」
>>28が振り返るとそこには水銀燈がいた。
「ど、どうして水銀燈が居やがるだすか?」
「あなたたちの様子を見に来ただけのつもりだったんだけどぉ、ジャンクなんて言われてこのまま黙って帰るわけにはいかないわねぇ」
「そ、それは…>>28が悪かっただす!だからとっとと帰りやがれだすぅ」
「もう遅いわよ!おバカさぁん♪」
「人間!助けてくれだすぅ!」
「何言ってるんだお前、水銀燈なんて怖くないんだろ?一人でなんとかしろよ」
「そんなぁ!む、無理だすぅ!水銀燈は強すぎるだす!か弱い>>281人では勝てないのだす!」
「ミーディアム!邪魔をするならあなたもただじゃ済まないわよぉ!」
「邪魔なんてしないさ。>>28をジャンクにしてやってくれ」
「ウフフ♪いい子ねぇ♪>>28のミーディアムにしては、なかなか話がわかるじゃないのぉ♪」
「そんな…どうして助けてくれないだすか?」
「どうして僕がお前みたいな>>28を助けないといけないんだ。下で紅茶でも飲みながら漫画の続きを読んでくるかな。あまり部屋を散らかさないでくれよ水銀燈」
1時間後、僕が漫画を読み終えて戻ると部屋の中央には無数の黒い羽が刺さった>>28が落ちていた
62:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:14:56 6dZdu6M9
僕が漫画を読んでいる間にこんな事があったらしい
真紅が部屋へ入ると、そこには水銀燈と>>29がいた。そして部屋中に黒い羽が散らばっていた。
「あら?部屋が散らかっているじゃないの?誰の部屋だと思っているの?」
「し、真紅、助けてだすぅ…」 ボロボロになった>>29が真紅に助けを求めた。
「真紅ぅ!あなたもジャンクにしてあげましょうかぁ?」
「遠慮しておくわ。私は本を取りに来ただけなのだもの」 真紅は本を手に取ると部屋の扉を開けようとした。
「真紅、待ちやがれだす。助けてくれたら夕飯の>>29の分の花マルハンバーグをあげるだすよ」
「不本意だけど仕方ないわね。やめなさい、水銀燈」
「なによ真紅!>>29が悪いのよぉ!この子、水銀燈の事をジャンクって言ったのよ!」
「なんですって?それは本当なの>>29?」
「そ、それは…あの…そのぉ……」
「言ったじゃないの!」
「い、言っただす…」
「そう…それは>>29が悪いのだわ。邪魔して悪かったわ水銀燈」
「真紅!待つだすぅ!このままでは>>29がジャンクにされちまうだす!」
>>29を無視し、真紅は部屋を出て行った。
63:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:15:05 Dic5IdyC
>>44-51
ID:wnAGyo+zが書いたの?乙!
てか作者多分ジョジョヲタだろwwwwww
>>52-
今日は数が多いから大変だろうけど頑張ってね!!1
何気に改変も楽しみにしてますwやっぱり中には「ハズレ小説」もあるからなー。ちなみにデュードは嫌い。そういうの読んだ後のお口直しには改変が一番ですよ♪(^∀^*)
64:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:17:33 6dZdu6M9
勉強に疲れた僕は少し昼寝することにした。
だが、ベッドの上を見ると、>>30が幸せそうな顔で寝ていた。
「しょうがないな、昼寝は諦めよう」
(別に>>30の為じゃないぞ。起こしても煩くて邪魔なだけだから寝かせておいてやるんだからな)
僕は眠っている>>30に布団を掛けなおしてやった。しかしその時>>30が目を覚ましてしまった。
「な、何してやがるのだすか?さては>>30が眠ってる間にいやらしい事をしようとしてただすね。変態人間!」
「違うぞ。僕は布団を掛けなおしてやっただけなんだ」
「そんなの信じられねーだす!」
「ふざけるな!誰が人形なんかに欲情するか!」
「こんな変態のいる部屋では気持ち悪くておちおち昼寝もできねーだす!」
「布団を掛けなおしてやったって言ってるだろ!」 こんな事になるのなら布団を掛けなおしてやるんじゃなかった。
「そりゃぁ、>>30は可憐で可愛いだすからぁ、お前がいやらしい事をしたくなるのもぉ、わからんでもないのだすが、眠っている間になんて最低だすぅ!」
「この自意識過剰の>>30!まだ言うか!」無実の罪を着せられ頭に来ていた。
65:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:21:13 6dZdu6M9
僕は>>31の髪をつかみ、>>32を持ち上げ階段を降りた。
「痛いだすぅ!離しやがれエロ人間!汚ねえ手で>>33に触るなだすぅ!」
「だったらきれいにしてやるよ」 僕は>>34を洗濯機に放り込み蓋を閉めた。
「何するだすか?出しやがれだすぅ!」 洗濯機の内側をガンガン叩きながら>>35が喚く。
「ああ、出してやるよ」 スイッチを押し水を出す。
「冷たいだす!今すぐここから、出しやがれだすぅ!」
「うるさいなあ」 僕は洗濯機の蓋を少しだけ開け洗剤を入れまた蓋を閉める。
蓋を閉めしばらくすると洗濯機が動き出した。水が溜まったのだろう。
「やめろだす!目がまわるだすぅ!」
>>36が洗濯機の中で何か叫んでいるようだが、洗濯機の音でよく聞こえない。
洗濯機の上に古雑誌の束を乗せ>>37が洗濯機から逃げ出さないようにし、僕は部屋で昼寝した。
66:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:23:38 6dZdu6M9
昨日は夢のようなひと時だったよ。>>44ちゃんにとっては悪夢だったけどねw
一晩に渡って、爪先をペンチで180度ねじったり、足の骨をへし折ったり
腕を先っちょから少しづつハンマーで叩き潰したりと骨折系プレイで楽しんだよ。
>>44ちゃんも「やめろだすぅーー!」「助けてだすぅーー!!」と凄い叫びっぷり。
そこまでして助かりたいのかねぇ(助かるわけないのにねw)
大体2時間くらい遊んでると、>>44ちゃんは声も枯れてきて叫ばなくなってくるんだけど
そこからが腕の見せ所なんだよね。ありとあらゆる方法で激痛を与えて
叫び声を上げてくれるように工夫するのがもう楽しくって楽しくってw
足の骨なんかは1本につき3箇所もへし折ったりと、たーっぷりと可愛がってあげたよ。
今、>>45ちゃんは鞄の中でガタガタ震えてるよ、折れて腫れ上がってる箇所は
触るだけで激痛らしくって、揉み揉みしてあげると楽しく踊ってくれるんだよ。
カレーじゃないけど>>45ちゃんは一晩寝かせるとより、コクが増すんだよねw
とりあえずあと1週間は楽しもうと思ってるよw
信頼は得られなかったけど、恐怖で怯える>>45ちゃんを蹂躙するのは超快感だね!
67:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:25:27 6dZdu6M9
「おーい、真紅!真紅どこいったー?」
ジュンは先ほどから姿の見当たらない真紅を探していた。
鞄の中を開けてもいない。どこへ行ったんだ?
と、そこへ>>46がやってきた。
「なにしてるだすか?」
「真紅を探してるんだ。お前見てないか?」
>>46はリビングにいたので、一緒にいたかもしれないと思い尋ねてみた。
「真紅なんて見てないだすよ。話相手が欲しいなら>>46がなってやってもいいだすよ」
「馬鹿言え、お前となんて話すことあるか。真紅の手掛かりが掴めないんじゃ用無しだ。戻っていいぞ」
その言葉にしょんぼりする>>46。最初からジュンと一緒にいたいためにやってきたのだ。
それなのにジュンのこの態度。>>47は逆上した。
「どうして真紅じゃなきゃダメだすか!あんな子の代わりくらい>>47にも勤まるだす!」
「『あんな子』だと?お前ごときに何が分かるんだ!」
ジュンにとって真紅は真紅でしかない。その他の何物にも例えることは許されないのだ。
68:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:26:48 6dZdu6M9
切れたジュンは>>47を廊下に放り投げた。壁に思いっきりぶつけられる>>47。
「痛々・・・なにしやがるだすか!」
ドアを開けて体を半分出したところでジュンがドアを閉めた。
「っぐえ!」
体を半分挟まれてしまった。
「勝手に入るな!>>47!」
「うう・・・痛いだすぅ・・・」
「前々からお前はウザかったんだよ。勝手に契約させて勝手に住み着いてこの態度!ふざけるな!」
そう言って>>48の顔をボコスカ蹴りまくるジュン。
「や、やめるだすジュン!>>48は・・・ジュンのことを思って・・・」
「>>48に気遣って貰うほど愚かじゃないんだよ!」
ジュンはドアを開け、挟まっていた>>48を掴み、窓に思いっきり投げつけた。
「きゃあ!」
さらに押入れから出してきた釘バットで>>48を殴打する。
「この!なにが!>>49だ!ふざけた名前しやがって!そんなクズが真紅のことを『あんな子』呼ばわりするな!」
「痛い痛い!もうやめてだすぅ!お願いだすぅ!」
69:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:28:24 6dZdu6M9
「はあはあ・・・」
息を荒くしたジュンは>>49の胸座を掴んで自分の顔の前にまで持ってきた。
「お前みたいなやつ捨ててやる!」
ジュンは窓を開けるとあらん限りの力を振り絞って投げ捨てた。
家の前の道路へ一直線に叩きつけられる>>49。そこへたまたま通りかかった車がそれを踏み潰していった。
それを憤慨した表情で見つめるジュン。やがて>>50が動かなくなったことを確認すると窓を閉めて、ベッドに座り込んだ。
と、ドア越しに声が聞こえてきた。
「ジュン、紅茶を入れて頂戴」
「・・・今すぐ入れるよ」
ジュンは薄く微笑みながらドアを開けた。
それから夜になった。
目が覚めた>>50は瀕死の状態で必死にリビングの明かりが見える庭まで這いずってきた。
優しい家庭の明かりだ。声が聞こえる。
『あれ?>>51がいないのー』
『>>51?誰かしら?』
『さあ?誰のことだ?変なこと言うなよ雛苺』
『うゆ?よく考えたら雛苺も知らないのー』
その中に>>51のいる場所はなかった。
>>51はそこに蹲り、泣いた。
70:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:32:54 Dic5IdyC
>>65
おまwww面倒くさくなったろwwwww
71:名無しかわいいよ名無し
07/02/23 23:59:49 TrjlPFEf
改変GJ!
72:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 01:52:50 Uy7x64nI
改変しかできない翠厨ワロスwww
少しは足りない頭使って自力で文章考えろよww
73:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 15:28:06 AaHGmeMH
その時、人間は何を思いついたのか、翠星石の髪をつかみ、風呂場まで引きずった。
冬場の風呂場。氷のように冷たくなっている湯槽に翠星石を投げ入れた。
傷口がしみる痛みとお湯の冷たさに翠星石は絶叫した。
「ぎゃあぁぁあぁあ!!!冷た…っ!!痛いですぅ~~~!!!!」
人間は嘲笑い、必死に這い上がって来ようとする翠星石を近くにあった掻き混ぜ棒で沈めようと押しつけた。
押して押し込み、ばたばたと暴れる翠星石を楽しそうに観覧する。
『無駄だ無駄だ!!今のお前には何もできまい!ゲハハハ!!』
人間の言う通り、翠星石は冷たいお湯の中で必死に掻き混ぜ棒を避けようとするが、無駄だった。
人間はひたすら爆笑しながら翠星石を押して押し込み、見下している。
「げぼっ‥ごぼ…っ‥…がばごぼ…‥ぉ‥っ!!」
しばらく押し込んでいると、翠星石は完全に動かなくなった。
~何で私だけがこんな目に…たったあんな口論だけで…~
そんな思いを残しながら…
74:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 19:04:58 MJdRYz+r
「明日遊園地行かないか?二人っきりで」
「!…な、なにをいきなり寝ぼけたことほざいてやがるですか!寝言は寝て言えですぅ!」
「そっか…残念だな」
「そ、そこまで言うなら、しゃーねーから、行ってやっても良いですぅ♪」
そう答えると、翠星石はいそいそと自分のカバンの中にお菓子の類
(チョコとか紙パックのジュースとかクッキーとかシュークリームとか)を鼻唄まじりでつめこんでいった。
で、当日。
先に結果から言うと二人で行った遊園地、僕は楽しかった。
観覧車にも乗った。遠くの方までよく見えた。
ジェットコースターもスピード感が最高だった。
コーヒーカップは目を回したっけ。
絶叫マシンはGがすごかった。
ウォーターライドは水浸しになったっけ。
ああ楽しいかった!
な?翠星石もそう思うだろ?
僕は部屋へ戻ると遊園地の帰りにホームセンターで買ったバールを使って、
鍵が壊れて開かなくなったカバンをこじあけてやった。
カバンの中では吐いたゲロとお菓子とジュースが混じった汚物まみれになった翠星石が目を回していた。
75:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 19:06:52 MJdRYz+r
ドサッ
粗大ごみ置き場に人間が何かを置いた。
「これも、もうだいぶ使い古したからなぁ」
そう言うと人間は家へと帰っていった。
キィィィィィィ ガチャン
ドアを開けた人間が家へと入った。ふとみると台所の方の灯りがついているようだ。
「おかしいな、消していったはずだけど・・・」
見ると翠星石が手に何か持ったまま台所の床で寝ていた。
「ひざまずきやがれですぅ・・・」
「なんちゅう寝言だ。しかも俺のウイスキーボンボン食いやがって、意地汚ねぇんだよ人形の癖に・・・そうだ!」
人間は何かひらめいたようだ。
チャリン チャリン
「・・・何の音ですか?」
目覚めた翠星石は手に痛みを感じつつめざめた。
そこから両手を鎖で縛られつるされていることに気づくにはたいした時間はかからなかった。
「どういうことですか!」
「こういうことだよ!」
バゴッ
翠星石の腹部に鈍い衝撃がはしった。
「カハッ、ゴホッ」
「サンドバッグ使いすぎでもう使いもんにならんのよ。テメェが代わりやれや」
「す、翠星石はサンドバッグなんかじゃねーですよ!」
ヒュン パチン
人間の平手が翠星石の頬にあたった。
「い、痛いです何するですか!」
「サンドバッグは言葉をしゃべらない」
パチン パチン パチン パチン パチン パチン パチン パチン
「や、やめやがれです!翠星石がなにしたっていうですか!」
「あぁ、またしゃべっちゃった」
バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ
先ほどとは比較できないくらいの衝撃が翠星石の腹部を襲った。
人間が連続してミドルキックをはなっているからだ。
「グベバァ!」
翠星石は口からゲロを吐き出した。
「あ、きったねぇな。じゃあ今度はこっちだな」
そう言うと人間は柱に固定してある翠星石の鞄に向かった。
「何する気ですか?」
翠星石はおそるおそる聞いた。
「こうするんだよ!」
ドゴッ
「翠星石の鞄になにするですかぁ!」
「人形を収納する鞄を蹴っ飛ばしているだけだけど!」
ドゴッ
「ヒィィィィィ、やめてくださいです」
「いやだね。この鞄、ローキックの練習にちょうどいいんだ」
ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ
翠星石に目の前で鞄がどんどん変形してしいく。
「やめやがれです! チョコを黙って食ったのは謝るです! だからやめるです!」
「そんなことでやめるかよ」
人間は柱から鞄を取り外すとつるされている翠星石の目の前に持っていった。
「そんなにこの鞄が好きか」
「そ、それがないと翠星石は満足に寝られないですよ。だからはやくかえすですよ」
「いやだね(笑)」
ブン ドゴッ
人間は言うや否や変形した鞄だったものを翠星石の足にフルスイングでぶつけた。
カラーーーーン コロコロコロコロコロコロコロ
「ヒギャァァァァァァァァァァァァァァァァァ! 翠星石の足が・・・足が!」
床には翠星石の足だったものが転がっていた。
76:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 19:07:38 MJdRYz+r
「もうすっかりジャンクだな」
人間は翠星石の顔を見てにやつきながらいった。
「どうして、ング、こんな、ヒッグ、こんなことを・・・ヒック」
翠星石の眼には涙がたまっている。
「そりゃ、テメェが人形の癖にたくさんものは食べるし、口は悪い。そして自分がやったことを隠そうとする性悪人形だから。
人間を幸せにするはずのローゼンメイデンのなかで一番の失敗作だからさ」
「そ、そんな、そんな、そんなことあるものですかぁぁぁぁぁ!うあわぁぁぁぁぁ」
「うるせえな、サンドバッグは泣かないぞ」
ブスリ ザシュッ
「ヒギャァァァァッァァァァァ!」
眼に指が突き刺され、抜かれ、翠星石は悲鳴をあげた。
「うるせぇっていってるだろ!」
ボコ バコ ガス ゴガ
数え切れないほどのパンチを浴び、翠星石の体は変形し、部品は吹っ飛んでしまった。
翌朝の粗大ごみ置き場には手、足、胴がばらばらになった翠星石だったものと、
持ち主と同じようにもはや原形をとどめない鞄が捨てられていた。
77:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 19:37:37 Uy7x64nI
↓自力で文章を考えることができない翠厨の改変が始まります。お楽しみに
78:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 21:31:47 TnfW6WHo
↑そんなこと言って改変阻止しようしても無駄^^
その時、人間は何を思いついたのか、>>73の髪をつかみ、風呂場まで引きずった。
冬場の風呂場。氷のように冷たくなっている湯槽に>>73を投げ入れた。
傷口がしみる痛みとお湯の冷たさに>>73は絶叫した。
「ぎゃあぁぁあぁあ!!!冷た…っ!!痛いですぅ~~~!!!!」
人間は嘲笑い、必死に這い上がって来ようとする>>73を近くにあった掻き混ぜ棒で沈めようと押しつけた。
押して押し込み、ばたばたと暴れる>>73を楽しそうに観覧する。
『無駄だ無駄だ!!今のお前には何もできまい!ゲハハハ!!』
人間の言う通り、>>73は冷たいお湯の中で必死に掻き混ぜ棒を避けようとするが、無駄だった。
人間はひたすら爆笑しながら>>73を押して押し込み、見下している。
「げぼっ‥ごぼ…っ‥…がばごぼ…‥ぉ‥っ!!」
しばらく押し込んでいると、>>73は完全に動かなくなった。
~何で私だけがこんな目に…たったあんな口論だけで…~
そんな思いを残しながら…
79:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 21:32:35 TnfW6WHo
「明日遊園地行かないか?二人っきりで」
「!…な、なにをいきなり寝ぼけたことほざいてやがるですか!寝言は寝て言えですぅ!」
「そっか…残念だな」
「そ、そこまで言うなら、しゃーねーから、行ってやっても良いですぅ♪」
そう答えると、>>74はいそいそと自分のカバンの中にお菓子の類
(チョコとか紙パックのジュースとかクッキーとかシュークリームとか)を鼻唄まじりでつめこんでいった。
で、当日。
先に結果から言うと二人で行った遊園地、僕は楽しかった。
観覧車にも乗った。遠くの方までよく見えた。
ジェットコースターもスピード感が最高だった。
コーヒーカップは目を回したっけ。
絶叫マシンはGがすごかった。
ウォーターライドは水浸しになったっけ。
ああ楽しいかった!
な?>>74もそう思うだろ?
僕は部屋へ戻ると遊園地の帰りにホームセンターで買ったバールを使って、
鍵が壊れて開かなくなったカバンをこじあけてやった。
カバンの中では吐いたゲロとお菓子とジュースが混じった汚物まみれになった>>74が目を回していた。
80:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 21:33:56 TnfW6WHo
ドサッ
粗大ごみ置き場に人間が何かを置いた。
「これも、もうだいぶ使い古したからなぁ」
そう言うと人間は家へと帰っていった。
キィィィィィィ ガチャン
ドアを開けた人間が家へと入った。ふとみると台所の方の灯りがついているようだ。
「おかしいな、消していったはずだけど・・・」
見ると>75が手に何か持ったまま台所の床で寝ていた。
「ひざまずきやがれですぅ・・・」
「なんちゅう寝言だ。しかも俺のウイスキーボンボン食いやがって、意地汚ねぇんだよ人形の癖に・・・そうだ!」
人間は何かひらめいたようだ。
チャリン チャリン
「・・・何の音ですか?」
目覚めた>>75は手に痛みを感じつつめざめた。
そこから両手を鎖で縛られつるされていることに気づくにはたいした時間はかからなかった。
「どういうことですか!」
「こういうことだよ!」
バゴッ
>75の腹部に鈍い衝撃がはしった。
「カハッ、ゴホッ」
「サンドバッグ使いすぎでもう使いもんにならんのよ。テメェが代わりやれや」
「す、>75はサンドバッグなんかじゃねーですよ!」
ヒュン パチン
人間の平手が>75の頬にあたった。
「い、痛いです何するですか!」
「サンドバッグは言葉をしゃべらない」
パチン パチン パチン パチン パチン パチン パチン パチン
「や、やめやがれです!>>75がなにしたっていうですか!」
「あぁ、またしゃべっちゃった」
バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ バゴッ
先ほどとは比較できないくらいの衝撃が>>75の腹部を襲った。
人間が連続してミドルキックをはなっているからだ。
「グベバァ!」
>75は口からゲロを吐き出した。
「あ、きったねぇな。じゃあ今度はこっちだな」
そう言うと人間は柱に固定してある>>75の鞄に向かった。
「何する気ですか?」
>75はおそるおそる聞いた。
「こうするんだよ!」
ドゴッ
「>75の鞄になにするですかぁ!」
「人形を収納する鞄を蹴っ飛ばしているだけだけど!」
ドゴッ
「ヒィィィィィ、やめてくださいです」
「いやだね。この鞄、ローキックの練習にちょうどいいんだ」
ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ ドゴッ
>75に目の前で鞄がどんどん変形してしいく。
「やめやがれです! チョコを黙って食ったのは謝るです! だからやめるです!」
「そんなことでやめるかよ」
人間は柱から鞄を取り外すとつるされている>75の目の前に持っていった。
「そんなにこの鞄が好きか」
「そ、それがないと>75は満足に寝られないですよ。だからはやくかえすですよ」
「いやだね(笑)」
ブン ドゴッ
人間は言うや否や変形した鞄だったものを>75の足にフルスイングでぶつけた。
カラーーーーン コロコロコロコロコロコロコロ
「ヒギャァァァァァァァァァァァァァァァァァ! >75の足が・・・足が!」
床には>75の足だったものが転がっていた。
81:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 21:34:42 TnfW6WHo
「もうすっかりジャンクだな」
人間は>>75-76の顔を見てにやつきながらいった。
「どうして、ング、こんな、ヒッグ、こんなことを・・・ヒック」
>>75-76の眼には涙がたまっている。
「そりゃ、テメェが人形の癖にたくさんものは食べるし、口は悪い。そして自分がやったことを隠そうとする性悪人形だから。
人間を幸せにするはずのローゼンメイデンのなかで一番の失敗作だからさ」
「そ、そんな、そんな、そんなことあるものですかぁぁぁぁぁ!うあわぁぁぁぁぁ」
「うるせえな、サンドバッグは泣かないぞ」
ブスリ ザシュッ
「ヒギャァァァァッァァァァァ!」
眼に指が突き刺され、抜かれ、>>75-76は悲鳴をあげた。
「うるせぇっていってるだろ!」
ボコ バコ ガス ゴガ
数え切れないほどのパンチを浴び、>>75-76の体は変形し、部品は吹っ飛んでしまった。
翌朝の粗大ごみ置き場には手、足、胴がばらばらになった>>75-76だったものと、
持ち主と同じようにもはや原形をとどめない鞄が捨てられていた。
82:名無しかわいいよ名無し
07/02/24 23:13:05 4N3JvTnQ
「明日遊園地行かないか?二人っきりで」
「!…な、なにをいきなり寝ぼけたことほざいてやがるですか!寝言は寝て言えですぅ!」
「そっか…残念だな」
「そ、そこまで言うなら、しゃーねーから、行ってやっても良いですぅ♪」
そう答えると、翠星石はいそいそと自分のカバンの中にお菓子の類
(チョコとか紙パックのジュースとかクッキーとかシュークリームとか)を鼻唄まじりでつめこんでいった。
で、当日。
先に結果から言うと二人で行った遊園地、僕は楽しかった。
観覧車にも乗った。遠くの方までよく見えた。
ジェットコースターもスピード感が最高だった。
コーヒーカップは目を回したっけ。
絶叫マシンはGがすごかった。
ウォーターライドは水浸しになったっけ。
ああ楽しいかった!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O
o
゜
川|川川>>74川
∥川 | | | ー ー||
川川 | |ー□--□l
川川| | \ J/|| Zzz…… はっ…
川川∥ | ロ|/| なんだ夢か・・・・・・
川川|∥\|__|l|l _____
/川川川__/川川 | | ̄ ̄\ \
| 川川| |/川l__,| | |
83:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:33:16 9OCqxWdB
ドールの中で最もアリスに近く気高い翠星石を虐待するなんて、このスレのやつらは馬鹿ばっかですぅ!
このスレのやつらはドールの本質を理解していないキモオタで他のジャンクばかり愛でている厨房ですぅ。
他のドールなんかジャンクばっかりで二目と見れないようなやつらばっかなのになんで翠星石を嫌うですか?
翠星石は性格も容姿も最高で一番アリスに近いドールですから、翠星石を好きになるのがドールを理解している大人ってもんですぅ。
このスレを見てみたら「性格最悪のクソミドリはジャンク」だの「クソミドリは人生の敗者」だのほざいてる奴らがいますが、まさに、
ホームラン級の馬鹿ですぅw
翠星石は性格も容姿もドールの中で一番最高で一番アリスに近い翠星石をジャンク呼ばわりするなんて、許せねえですぅ!
他のドール同士で勝ち負けなんてねーですぅ。どっちも敗者ですぅ。全く呆れちまうですぅ。
ドールの中で最も気高いィ?ハァ?
ジュンの目つきに凄みが増す。
ふざけんじゃねーよ!このクソジャンクのクソミドリ!おめーなんかどうみても性格最悪!
ドールの本質ゥ?ハァ?てめーが一番ドールの本質そのものを穢しまくってるんじゃねーか!
アンティークドールの儚く気高く美しいイメージを悉く穢してるんだよ!
_ -- 、
ス 入 _>
タ /:::/トイ::::|
タ /:::/:::|::::|:::::|
タ /:::/:::;イ:::::l:::::|
タ /:::/:/:.!::::::l:::::l 逃げるですぅ
_∠ニフ': : : :.',::::::l:::::l
r┬':仁二): : : : : : :Y二二)
└ハに二Y ー-: : :_:_:_`フイ
`}\:.)ノ: : : : : : : : :└rう
⌒'7辷_┬┬┬イノ))
/ // / //⌒⌒´
' // / // /
// / / '
逃げようとするクソミドリをジュンは見逃さない。
無駄に長いおさげ髪をグイグイと引っ張り嫌がる翠を手繰り寄せ、おさげを握ったまま翠をぶんぶん振り回し床に叩きつける。
84:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:34:03 9OCqxWdB
「うぐぅ、痛いですゥ、この翠星石に何するですかぁ!」
云っても無駄な台詞だ、「この翠星石」だからこそ虐待される。
いや、「翠星石というクソミドリ粗大ゴミ」には虐待遊戯物としての価値しか残されていないことをまだこいつは全然自覚していない。
ジュンはそのことに更なる憤りと呆れを感じて、床に叩きつけた翠に一層激しい暴行を加えた。
手近にあった満タンの2㍑ペットボトルでジュンは翠の背中を何度も打ち据えた!
おめーの存在自体、ゴミ!何度も云ってるだろうwおめえは ミ ド リ の ド レ ス を 被 っ た ゴ ミ だって!
ドルフィーのイメージダウンにまで一役買いやがって!ヴぉーくすに賠償金でも払ってもらいたいくらいさ! い い 加 減 消 え ろ よ !
生まれてきてゴメンナサイ、そう云ってローゼンに謝れ!
姉妹の面汚しでゴメンナサイ、そう云って雛苺に謝れ!
薔薇乙女の誇りを穢してゴメンナサイ、そう云って蒼星石にも謝れよ!
再び髪を掴むと、ジュンは狂ったように何度も翠を床に叩きつけ、暴行は翠の額や顎に罅が入るまで続いた。
ハァ?一番アリスに近い?おめえを好きになれ?それがドール好きのオトナだァ?戯言ほざくのもいい加減にしろよ!
アリス?てめぇには口にすることすらおこがましいんだよ!
おめえはローゼンメイデンシリーズ随一の駄作、いや、ローゼンシリーズ以前に、ドールとして既に不良品なのさ。
無駄に長ったらしい汚ねえおさげ!毛羽立って縫製いい加減なクシャクシャドレス!
ワケワカンネェ19世紀末のイカレ貴族のフェチ注文に応じて急遽やっつけ仕事で作られたのがおまえことクソミドリなのさ!
この前、真紅、水銀燈、そして槐先生からもおまえのイカレタ真相を聞かせてもらったぜ!
ハッキリ云うよ、おまえなんて第三ドール失格にして、代わりに薔薇水晶様でも据えたほうが、よっぽどローゼンメイデンの贐さ!
わかっただろ、おまえがもういらない子だって!じゃあ、浄化してあげるよ。
ジュンはライターの火を、クソミドリのおさげ髪に近づけた。
シュポ・・・・・ゆっくりと炎は翠のおさげの末端のカールをチリチリと焼き尽くし、次第に後頭部へと燃え広がる!
「あああああついですぅ!なにするですぅ!おお父様が丹精込めて・・ああつい!あついですぅ!せっかくの自慢の翠星石の髪をぅ!
ひどいですぅ!悪魔ですゥ! おまえなんか最低のミーディアムですぅ!」
ハァ?僕はおまえの下僕になったつもりなんか毛頭ないぜ!
真紅や蒼君に頼まれて、「仕方なく」契約してやったっての、忘れて貰っちゃ困るんだよ!
ハハハハハ!火祭りドール!クソミドリの火達磨ダンスだ!こりァ傑作!
へへっ!コレに懲りたら、もう二度と身の程を弁えねえような発言はするんじゃねー!
このジュン様がトニー&デュードを引き連れて、お前に虐待無間地獄を味あわせてやるということを忘れるなよ!
クソジャンク!クソミドリ!ゴミ以下の有害産業廃棄ドール!こんどはポチピトの眼前で処刑してやるぜ!
85:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:35:10 9OCqxWdB
夜通しの残業から部屋に帰宅すると、灯りをともす前の暗闇の中でムシャラムシャラと怪しげな音。
誰か居る。
女?いまどき珍しい円形のスカートをだだっぴろげて部屋の真ん中で堂々と買い置きのスナック菓子やポッキーを貪ってやがる。
その物体はどこか見覚えがある。
ミドリのベルベットのあいつ、あの「ですぅ星人」だった。
「マスターが帰ってきたですぅ!」などとあたふたする翠星石のうしろ髪をしっかりと掴み、
この泥棒猫めと両手で左右のおさげ髪をひっぱりながら、
灯りをともして奴の睨みつけるような生意気な表情を髭面を近づけつつまじまじと眺める。
紛れも無くクソミドリである。
「ポッキー喰ったくらいで泥棒呼ばわりなんて心外ですぅ」などとぬかしやがる。
そして「ツェッペリンの音楽なんぞゴミのようですぅ」と、次々と溺愛するバンドに対して罵詈雑言をぬかしやがった。
さらにビートルズやクイーンまでも貶す言動が、このいけすかない悪魔人形に心の底から陰惨な殺意を抱かせるスイッチとなった。
2本の後ろ髪を右手に持ち替え、翠星石を遠心力にまかせてグルグルとふりまわし、ホーロー台に叩きつけてやった。
「何するですか、イタイですぅ!」
手前の為した図々しくも侮蔑にあふれた言動の罪深さなど微塵も自覚の無いこのミドリのドレスを被ったゴミは、
キッと睨みつけながらなんでこんなことするですぅとでも言いたげだ。
そのまま髪を引っ張りつつ頸を猫掴みに押さえ込んで、頭からに熱湯をかけてやった。
漸く、クソミドリの奴、本気で自分を虐待する気だ、と気づいたようだ。
そのまま、更に両の眼球のグラスアイに熱湯をたっぷりと注いでやり、奴の反抗心を萎えさせてやった。
硝子でできたオッドアイの眼球は無残にも熱で罅だらけになる。
虐待祭りはこれからだ。
本気で殺意を悟り始めた翠星石は部屋中を暴れまわるように逃げ始めた。
嫌がる翠星石を床に突き伏せさせ、左の上腕のパーツをハンマーで砕いてやった。
フリルブラウスに包まれた華奢な右手首を掴みひねりまわして関節を破壊し、そのまま右腕を肩関節から引きちぎる。
両腕を破壊されてジャソクにされた状況を信じられない表情で目を見開いて呆然とする翠星石。
二度と再生しないようにちぎられ分離した両腕のパーツを、翠星石の眼前でハンマーで粉々に砕いて燃やす。
陶器製のビスクパーツは既に原型をとどめていない。
が、その破片の中に埋もれた不気味な「モノ」がふと目に留まる。
ゴム状の靭帯で繋がれた、それは明らかに人骨だった。
こいつら、人間の骨のフレームで出来ていやがる。
人骨には怪しげなキリル文字でまじないの語句が刻まれていた。
呪いの人骨で組み立てられた不浄のヒトガタを滅せよと、脳裏に擬神の指令が下る。
更に残酷な贖罪が翠星石に降りかかる。
喉が焼け付くような声で泣き叫び、半狂乱に暴れる翠星石のスカートとアンダーパニエをめくり、
滅多にみせることの無い両足首をさらけださせ、ファイバーロープで縛りあげる。
足首に繋がる縄尻を左右へ引っ張りあげると、翠星石の股関節はいとも簡単に破壊され、両足がちぎれてジャソクになった。
とうとうダルマになった翠星石。
あいかわらず「ですぅですぅ、翠星石はジャンクになってしまったですぅ」とわめきちらす。
煩いので喉を締め上げる。
そうだ、せっかくだからこのジャンクドールもインテリアとして再利用しよう。
サテンのリボンで頸をキュッと締め上げ、しっかりと縛り首にしたのちリボンの縄尻を天井から吊るして、首吊りドールにしてみた。
喋らなくなると結構可愛げあるじゃないか。
こうして四肢を破壊されてジャソクにされた翠星石は物言わぬ首吊りダルマになったとさ。
86:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:36:01 9OCqxWdB
翠星石のぜんまいをまく前に四肢切断したらどうなるのだろう?
「あれ?翠星石の手足がなくなっているですぅ!」
「うぅ…グスン…誰がこんな酷い事をするです…」
するとそこへジュンがやって来た。
「ジュン!翠星石の手足がぁ~うぅ…痛いですぅ!」
両手両足を切断され、芋虫状態で身体をくねらせるその醜悪な姿は、ジュンの怒りと憎悪をかき立てるのだった。
「うぜえんだよ!クソ人形が!」
バキ!手足がなくなった翠星石を蹴り飛ばすジュン。
「い、痛いですぅ!ジュン!翠星石が何をしたというんですかぁ!」
「何をしたかの問題じゃない!僕は芋虫は必要ないんだ!」
「ひどいですぅ!翠星石は芋虫なんかじゃないですぅ!」
「じゃあお前は芋虫以下のジャンクだ!キモいんんだよ!」
「翠星石はキモくなんかないですぅ!」
どうやら翠星石は「手足」がなくなった以外はジャンクになった自覚が全くないようだ。
「うるさい!その性格喋り方がキモいんだよ!」
「翠星石は誇り高い薔薇乙女人形ですぅ!決してジャンクでも芋虫でもないですぅ!!」
涙目、半狂乱で喚く糞ミドリ。
次の瞬間、ジュンは翠星石の顔面を渾身の力を込めて殴った。
グシャ!
翠星石の顔面中央は大きく陥没し、醜く歪んでしまった。
「ふぐぅ…痛い!痛いですぅ!痛いですよ…うぅ」
紅緑のオッドアイから涙が溢れ出る。
「おい!糞ミドリ!いい事を教えてやる。さっきお前がゼンマイ切れで眠ってた時に僕がお前の手足を切断してやったのさ!感謝しろよ。」
ジュンは翠星石の胸倉を掴みながら言った。
「うぅ…どうして…こんな事するですぅ…ジュン…翠星石はジュンの事を…ううグスン…」
密かに想いを寄せるジュンの非情な仕打ちに、ただ涙する翠星石だった…。
「どうしてかって?お前の生意気な毒舌を封じるためさ!ジャンクにして劣等感を味あわせれば大人しくなると思ったんだよ!」
「たったそれだけの理由ですかぁ!ひ・ひどいですぅ!翠星石の手足を返しやがれですぅ!」
「まだ僕にそんな口を聞くのか?もっと痛い目にあわないとわからないようだな!」
翠星石を掴み縄で縛りはじめるジュン。
「痛いですぅ!翠星石を縛るなですぅ!さっさとほどきやがれですぅ!」
「僕にそんな口を聞いた罰だ!覚悟しろよ!」
翠星石の服を脱がし下着も剥ぎ取ったジュン。
「服を脱がすなんて変態!最低ですぅ!」
ジュンは泣き喚く翠星石を家の門の外の通りに放り出した。
「いやぁぁ!何するですぅ!」
「ふん」
無視して家の中にもどるジュン。
「ま、待つです!こんな姿の翠星石を置いていくなですぅ!」
だがジュンは戻ってこなかった。
「ジュン~ひどいですよお!うわあああん!!!」
道行く人々が四肢がない喚く裸の人形を見て気味悪そうに避けて通るのにもかまわず、
涙と鼻水とヨダレをまき散らしながら翠星石は泣き叫ぶのだった。
87:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:36:51 9OCqxWdB
九時
「あれぇ?翠星石の鞄がねぇですぅ」
あれなら庭に放り出したぜ
「な?!なんてことしゃーがるですか!」
うるせぇ!あんなカビ臭いもん俺の部屋においてくな!
「カビなんて生えてないですぅ!いつも翠星石がお手入れしてるんですから!」
あ?おまえの能力は植物育てることだろ?
カビだって植物だろうが!
見ろ、買い置きの菓子にカビ生えてる、オマエのせいだ!
だからカビの温床のてめぇの鞄を窓から捨ててやったんだ!
「ひ、ひどいですぅ」
あわてて鞄を拾いにいく翠星石。
玄関を出たところで、
ガチャリ
「ああっ?」
あわててドアノブを回そうとしたが鍵がかかっててドアは開かない。
「なんで鍵かけるですか!開けろですぅ!」
うるせぇ、今日から庭師らしく外で寝ろ、クソミドリ!
「きいいっこんなことしてタダですむと思うなよ、ですぅ!鞄で空飛んで窓から飛び込んでやるですぅ!」
そう捨てゼリフをはなち鞄をさがす翠星石。
「鞄…鞄、翠星石の鞄はどこですかあ?みつからねぇですぅ!嘘つきやがったなですぅ!」
とその時翠星石はなにかを蹴飛ばした。
「?」
月明かりのもと、なにげなく拾い上げたのは薔薇の細工がほどこされた部品。
拾い上げた薔薇の細工がほどこされた金属部品には見覚えがあった。
「こ、これは翠星石の鞄の細工…!なぜこれがここにっ!」
きょろきょろ周りを見回す翠星石、そしてみつける。かつて「鞄」だった物を。
「ああああっ!ま、まさかこの炭の塊は!あああっこの焼けのこった、きれと綿は翠星石の鞄の…」
そう、マスターは火をつけた鞄を窓から放り出したのだ。
「ああああ~ん!翠星石の鞄があ!鞄、鞄、あああ~ん!お父様が翠星石のために作った鞄があ!
なくなっちゃったのですぅ!翠星石の鞄があ!これからどうすればいいんですかあ!」
「翠星石の大事な大事な鞄を!ひどいですぅ!なんでこんな、翠星石ばっかり」
ドンドンと玄関のドアを叩いて抗議する翠星石。だがマスターの返事はない。
「開けやがれですぅ!出てきやがれですぅ!」
業をにやした翠星石はドアノブに手をのばし掴む。
ビビビビビッ!!!
「ん゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あああっ!!」
ドアノブから高圧電流が放たれ、感電する翠星石。
ショックで長い髪がウニの刺のように逆立ち、全身から煙が出て、
白目をむいた翠星石はパタリと倒れ動かなくなった。
88:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:37:37 9OCqxWdB
いつものように翠星石が鞄に入って寝ようとした。
「ふわぁ~おやすみですぅ…」
翠星石が鞄の中に横になり片腕で鞄のフタを閉めようとした瞬間、
鞄のフタがありえない速さで閉じた!
ばちんっ ごきっ
「っぎゃああっ!!」
鞄のフタの縁にかけられたままだった翠星石の手首が、勢いよく閉じたフタに挟まれ切断されたのだ。
「痛いですぅ!翠星石の手がぁ~っ!手があ!」
苦痛のあまり鞄のフタをはね開け、鞄から飛びだそうとした翠星石だったが、
ばちんっ ざくっ
再びすごい速さで閉じたフタに今度は足首を切断されてしまった。
何がおこったのかわからないというような翠星石だったが
目の前に靴をはいたままゴロリと転がる自分の足首を見て悟ったらしい。
「ああああっ!翠星石の足があああ!」
(●URE556を鞄の金具に塗っただけでこの威力。すげぇw)
錆を取り、金具の動きや切れ味を良くするという噂の潤滑剤の威力を前にして
僕はころげまわる翠星石を見て自分がしたことに満足感を得ていた。
そしてころげまわる翠星石を抱き上げながら言う。
「うるさいぞ、いいかげん寝ろよ」
「見てなかったのですか!翠星石の手があ!足があ!」
すっかり錯乱してる翠星石。
「鞄が、翠星石の鞄が翠星石をっ!」
「はあ?寝ぼけてんなよ」
そう言って僕は翠星石を抱えて鞄に寝かせようとする
「いやああっ!やめてです!この鞄は嫌ですぅ!」
「何言ってんだオマエがいつも寝てる鞄だろ、そらっ」
僕はジタバタする翠星石を鞄に投げ入れた
ばちんっ!すぱぁん!
「ぎゃああああんっ!」
またしても鞄が勢い良く閉じ、今度は翠星石の残っていた手足が付け根から切断された。
「翠星石の腕がぁ―!足が―っ!」
閉じた鞄の中でダルマ状態で泣き叫ぶ翠星石。
鞄の周りに転がる切断された手足がシュールだった。
89:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:38:22 9OCqxWdB
日曜の朝、俺はコーヒーを優雅に楽しんでいた。
すばらしい一日が始まろうとしていた。
「あ~今日もいい天気ですぅ!!朝ごはんはまだですかぁ?!」
耳障りな高音の声、翠星石だった。
一気に俺のいい気分は冷め、コーヒーはただの苦い液体に変わる。
「またそんなまずい物飲んでるですか!そんなまずい物よりおいしい紅茶を飲むのがまっとうな人間ですぅ!!
しょーがねーから翠星石が淹れて・・・」
いきなりコーヒーに文句を言い始めた翠に俺の怒りは加速する。
「お前みたいな糞人形にコーヒーの味が分かる分けないだろが!!!!」
まだかなり熱いサーバーのコーヒーを一気に頭からぶちかけた
「ぎゃああああっ!!あ、あついですうう!!!いきなり何てことするですかあ?!」
翠はばたばたともがきながら頭をかきむしる。
「ライダーキック!」
さらに顔面に回し蹴りをおみまいすると、小さな前歯が折れ、みっともない顔になった。
「ふが・・・ああ・・翠星石の顔がぁ・・・こんな不恰好になったら・・もうジャンクと同じですぅ・・・ぐすっ・・・どうして・・」
完璧を求められる人形にとって体の一部でも損なわれる事は死と同義だ。
「もうジャンクと同じと言ったな?今日はちょうど燃えるゴミの日だ、お望みどうりジャンクにしてやろう!!」
「なっ?!お前翠星石をこんな風にして責任は感じないのですか?!!」
「ああ、お前をちゃんと捨てなきゃいけない義務感を感じるよ!!」
翠星石に飛び掛ると両足首をつかみ、足を広げた
「ひっ?!な、何をする気ですか!!やめるですお下劣人間!!」
「何勘違いしてやがる、この変態人形がっ」
膝と股関節を思い切り踏みつけ、球体関節を砕く。
感触を人間に近づけているせいかそれは想像以上にもろく、
簡単に翠星石の両足はだらりと外れた。
「ひぎゃあああああああああああ??!!す、翠星石の足が、ああ足が折れてしまったですぅううううううう!!
痛っ・・・こ、こんな、ひど過ぎるですぅ・・・」
俺は翠の足から手を放すと、腕も同じように踏みつけ、完全に動けなくした。
「た、助けてですぅ・・・ジャンクにはなりたくないですよぉ・・・もう生意気なこと言ったりしませんから・・・」
翠星石は泣きながら許しを求めるが、俺の考えは変わらない
「あ~しまった・・・でかいゴミは細かくしないと捨てられないのか~」
90:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:39:14 9OCqxWdB
「巻きますかあ?巻きませんかあ?今なら可愛い妹がついてくるかもしれないですぅ♪」
その言葉が終わるか終わらないうちに俺は翠星石にとびついて背中のネジを巻いた。
「せっかちにな人間ですぅ。まあこの翠星石のマスターになれるのだから当然なのですぅ~」
俺は無視して巻いて巻いて巻きまくった!
「あっ…あっ…だ、だめですぅ、巻きすぎですぅ、それ以上巻いたらゼンマイが切れちゃうですぅ」
聞く耳持たず、さらに巻いて巻いて巻き倒した!
ガリッ!ブチンッ!
「ぜ、ゼンマイが切れたです?!翠星石のゼンマイがあっ!!な、な、なんてことしやがるですかあ?!ネジが切れるのとは違うですよ!
ゼンマイが切れたら、もう二度とネジを巻くことができなくなるのです!もう今巻いた分しか翠星石は動けなくなるんですよ!
なんで…なんで…?」
「ネジさえ巻けば何百年も動けると思って、さんざ人間を馬鹿にするからさ。だから俺が天に代わってお前に『寿命』を与えてやった。
せいぜい自分の愚かさを味わいながら恐怖と絶望にさいなまれながら永遠に止まっちまいやがれ!」
「きいいっ!スィドリーム!」
「ふん、余計なマネすると早くネジが切れるぜ?」
「な、何を言うですか!そんなにすぐネジは切れんですよ!その間に真紅に時間を巻き戻して直してもらうのです!
お前なんかの思惑どおりにいくか!ですぅ」
ギシィッ
「ひ…か、体が重いです?まだネジはあるはずです!」
「切れたゼンマイはすぐほどけちまうのさ」
「いやあああ!!!止まるのは、もの言わぬ人形なんてなりたくねーですぅ!」
ギギギ…ガガ…
「ひっ…い…やで…すぅ…止まりたくな…いです…ぅ…たすけ…て
そ…う星せ…」
「ふん馬鹿め、ガラクタらしくゴミ集積場に埋立てられちまえ!」
91:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:40:32 9OCqxWdB
「チビ人間~何処にいるです~?翠星石にお茶をいれやがれですぅ~」
「っち!まったく五月蝿いんだよ!こっちは勉強で忙しいんだよ!無視無視!」
ガチャ
翠星石が部屋に入って来た。
「こんなとこにいやっがたですかチビ人間。こんなとこに引き篭もってないでさっさと翆星石にお茶お入れやがれですぅ」
「・・・・・・・・。うるせえな。今勉強で忙しいんだよ。茶くらい自分で入れやがれ、この性悪人形」
「勉強?チビ人間のくせに生意気ですぅ~。そんなことしてる暇があるならとっとと翆星石にお茶を入れるですぅ」
「はぁ…。しょうがない、これ以上騒がれると勉強できないし早く茶を入れて黙らせよう。」
キッチンに降りお茶を入れ始めるジュンに翆星石は、
「チビ人間の入れるお茶はいつもまずくて飲めたもんじゃねぇですから、今日は翆星石の事を思って美味しく入れるですよ」
カチンッ
頭に来たジュンはすぐそばに居た翆星石におもいっきり蹴りをかます。
「ぎゃんっ!」
翆星石壁にぶち当たった。
「何しやがるです!このチビにん・・・・。」
「うるさいっっ!!これ以上グダグダ言うとばらすぞ!!」
「うぅ・・・ですぅ~」
とりあえず五月蝿いのを黙らせるとジュンはお茶を入れ始めた。優しいヤツである。
そして2つのカップに出来あがったお茶を入れる。
「ふぅ~」
一度はキレたジュンだがお茶を飲みゆったりしたことで、だいぶ落ち着きを取り戻しつつあった。
「休憩もしたし、次は苦手な数学でもするかなぁ~」等と、次の勉強のことに思いをはせていた。
そんなジュンの隣で翆星石は……。
「オウェ!やっぱりチビ人間の入れるお茶は飲めたもんじゃねぇですぅ!」
ピクッ
「翆星石を蹴り飛ばしたくせにお茶もろくに入れられねぇなんてとんだ役立たずですぅ」
ブッチンッ!!
落ち着きを取り戻しかけていたジュンだがさすがにこのときばかりはキレた。
「バチャバチャビチャバチャ」
翆星石の頭に出来たばかりのお茶をぶっかける。まだ相当熱いだろう。
「きゃああああああっっっ!!!!!熱いでずっーーー!!!!!!」
頭を抱えて転げまわる人形を見て、ジュンは汚い物を見るかなように見下していた。
そしておもむろに台所に向かった。
「はぁはぁはぁ…。死ぬかと思ったですぅ~。チビ人間!この誇り高い翆星石に何しやがる…ですぅ…??」
辺りを見回すもジュンの姿が見当たらない。
「チビ人間!何処に居やがるですぅ!ささっと出て来て謝るですぅ!!」
「ここだよ」
後ろから声がして翆星石は振り返った。
「あれ…ですぅ」
何故かいつもより頭が軽い気がし、何気なく髪に手をやると…。
「無い!無いですぅ!翆星石髪がっ!!」
そう、ジュンが切ったのだ。ドールたちは当然髪は生えない。
しかもジュンが適当に切ったためひどく不揃いである。
「よくも…よくもお父様に戴いた大切な髪を!!生えてこないのにどうしてくれるですぅ!!!」
「五月蝿い。黙れ。僕を怒らせたお前が悪い」
ジュンは酷く冷たく言った。
「うぅ…翆星石の髪が…髪が…」
翆星石は瞳を涙でいっぱいにしながら自分の髪を見ていた。
「ジョキン!」
「!?」
また髪を切られたのかと思ったがどうやら違う様だ。
何気無く下に目をやると…。
「!!!!!!!!!!!!!」
「きゃああああっっっ!!翆星石のドレスが穴だらけの傷だらけですぅーー!!」
そう、髪の次は大事なドレスを傷つけたのだ。
「うぅ…お父様に戴いた大切な物が次々と…グスングスン…ですぅ…」
「ジョキン!」
また後ろで切る音がした。
「もうこれ以上翆星石の大切な物を壊すなですぅ!」
翆星石はジュンの手に噛み付いた。
92:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:41:18 9OCqxWdB
「いでっ!糞!このジャンクめ!」
ジュンは翆星石を思いっきり床に叩き付けた。
「遂に僕に傷を付けたな!」
手に傷をつけられたジュンは遂に翆星石本体に攻撃を始めた。
まずは左脚に鋏で傷を付け始めた。
「イタ!イタイ、イタイですぅ!止めやがれですぅ!グスン」
翆星石は泣きながら抵抗した。
しかし、力で人間に勝てる訳も無く無駄な抵抗におわる。
当然鋏では深い傷は付かない。
しかし、なんともいえない痛さが延々と続き翆星石は10分間地獄を味わった。
「よし。もういいかな」
翆星石の左脚はもう傷だらけになっていた。
だが、壊れているわけではないので、歩行には問題無さそうだった。
「やっぱ、これじゃつまんねーな」
「ゲシッドコッグギャドコッ」
ジュンは左脚を踏み砕き始めた。
「ギャッ!や、やめろですぅ!これ以上やったら本当にジャンクになってしまうですぅ!」
「うるさい!お前は最初からジャンクだ!」
「ゲシッドコッグギャドコッ」
左脚は鋏で受けた傷と蹴りでベコベコに変形し、膝、足首の関節がいかれていた。
「んじゃ、最後にっと…」
そしておもむろに包丁を取り出し顔の近くに持っていった。
「ひぃっ!顔は顔は止めてくれですぅ!顔はドールの命ですぅ!」
「スパッスパッ!」
「きゃああああーーー!!痛いですぅーー!!」
左頬には見事な十字傷が刻まれていた。
そして目の前に鏡を置く。
「顔に!顔に傷がぁ!!うぅっ…翆星石の顔が…。うあああ~あん顔が顔がぁ~…グスングスングスン…」
「これにこりたらもう生意気なこと言うんじゃねーぞ。次はこんなもんじゃ済まないからな」
「うぅ…」
翆星石は言い返せないくらい心に傷を受けたのだった。
93:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:42:09 9OCqxWdB
最近翠星石がやたらとべたべたしてくる
目が合うと赤くなって目をそらしたりする
なんて失礼な奴だ、これは教育的指導が必要だな
俺は翠を裏の物置に呼び出した
「にに、人間どうしたですぅ?こんな狭いところによびだしてなにか翠星石様に相談でもあるですかぁ?ドキドキ」
「あ?お前最近ずいぶん調子にのってるからさあちょっと調教、いや指導してやろうと思ってさw」
「え?どういう意味・・・
翠を思い切り蹴り上げて、あごの関節をはずしてやった
そしてだらりと開いた口にち○ぽを突っ込んでやったww
喉の奥まで入れてピストンをする
「うっ!?いや、、ぐ、、げほ、、ぐうっっ・・・!!」
「このくそ人形がきっちりしゃぶりやがれっ!!」
嫌がるそぶりが癪に障る
持ってたカッターナイフで一気にドレスを引き裂く
そしてち○ぽを引っこ抜くと顔に俺のザーメンをぶっかけてやった
さらに全身に小便をかけまくった
「ひいいいいっ、ジュン、どうしてっ・・・・っお前は翠星石が嫌いなのですかぁぁ?ヒックどうしてこんなことするですかぁ・・・ヒック」
しかしあごが外れているのでうまく発音できない
「あ?もっと欲しいってか?仕方ねえ奴だなあ・・」
俺は翠の両手両足を力いっぱい踏みつけて粉々にした
「あああああああああああっ!!翠星石の手がぁ・・足がぁ・・・」
泣きじゃくる翠を蹴って仰向けにすると
「うう・・じゅん・・どうしてえ・・う?!げえええええっ」
今度は口の中にう○こを一気に出してやった
こんなありがたい物をこの人形は吐き出そうとするので
ガムテープできっちりと口にはって閉じた
「そのありがたさをしっかり理解できるまでそうしてろ!!」
「ひゅんっ!ひゅんっ!はふけへぇぇ・・・」
哀願するような顔で何か言っているがまるで聞き取れない
おれは物置を出て鍵を閉じて家に戻った
雛苺「あ~ジュン、翠星石とどこ行ってたの~?怪しいの~デートなの~?」
真紅「最近翠星石はジュンの話しかしないのよいくら気を許してきたからって人形相手に変なことしてたんじゃないでしょうね?」
疑いのまなざしで俺を見る二人
「はは、そんなわけないじゃないか。あ、後翠星石は蒼星石の所にいくからしばらく帰ってこないってよ」
おっとくんくんが始まってしまう
これを二人と一緒に見るのが俺の一番の楽しみなのだから
94:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:44:52 9OCqxWdB
日曜の昼下がり、暢気なTVの視聴者参加型・双方向コンテンツ。
『まっきまっすかぁ?うふっ!まっきまっせんかぁ?キャハッ!』
寝惚けたような無邪気なアナウンスにつられ、
思わず『まきますか』のアイコンに誘導されてしまった。
その瞬間、
ひゅううーーーーん!風を切る音と共にベランダから訳のわからない飛来物襲来。
その直撃をもろに喰らったTVはショートして大破した。
んん?なんだこりゃあ?トランク?鞄か。
「うぐぐぅ、いたいですぅぅ!」中から現れたのは他でもない、
お馴染みのあのクソミドリ!ですぅ星人だった。
「ふぐぅ、こんな呼ばれ方は不本意ですぅ。しかしオマエはスィドリィームの呼びかけに応えたデスゥ!
この翠星石と契約する義務があるですぅ!さっさとこの指輪に接吻するですぅ!」
ハァ?相変わらず尊大不遜な態度だ。こいつは一体何様のつもりだ?
予想通りの展開とはいえ、早速に気分を害された俺が素直に契約を結ぶ筈もなかった。
「何ボーーーッとしてるですぅ!さっさと指輪にキスしやがれですぅ!」
むかついた俺はいきなり翠星石の頸を握り締め上げていた。
人形の分際で態度でかいんだよ!テメェ!
間違っても貴様のような出来損ないのローゼンメイデンワーストドールとなんか、契約しねーぜ!
何故俺が人工精霊の呼び声に応えたか?そりゃおめえ、当然だろ?性悪クソミドリのてめぇを虐待監禁するためさ!
翠星石の顔は心持ち蒼褪めてきた。
「ふ、ふざけるなですぅ!人間風情がこの神秘的で美しいローゼンメイデン第3ドールの翠星石を虐められるもんですかぁ!
冗談も大概にしろですぅ!さっさと契約してぽッキー買って来いですぅぅ!」
俺は遂に脳天に怒り心頭して、思いっきり頸を締め上げると壊れたTVのブラウン管めがけて翠星石を叩きつけてやった。
そして逃げようとするクソミドリのおさげ髪をグイっ!と引っ張った。
バッタン!
. r―〟
_.. ー''''''''''''ー-,、.├ーーi
_/゛ r-ト| |
./ ,! `ゝ、、! __,,.., 痛いですぅ
l / `''!二`-冖'^l'| ._,,,.... -、、
.,! _,, ./ `゙''''ーイl_,, -''''"゛ ._,,.. i-゙''i
.,! ,i―ー''"゛ ヽ\ .`゙゙゙゙゙ ̄ ̄ .,,,..-'',゙,,.. -←!、
!.,ノ'、 ゙i.\ ''-..,,,,____________yrメ゙‐''"゛ _.. -―'''';`''i
.r'"゙゙) i、 `' ゝ i 、\、 ,,..;;ニ>''^^^^''/.,,/
.゙ヽ//  ̄'''''''''!ヽ i .l, ヽ`''ー、,,,__ .,/"" ._,_ノ-!lニ......,,、
`l′ ヽ i..l ヽ_/ゝ、. ̄ ̄ ̄\._.. ‐'',゙ン-'''''''"゙゙゙゙゛ / フ' ゝ
ヽ――、 .ヽ ! i ゙l /l;;-、 `'ヽ ヽ┬″ー二二二二 ト" ,i
ヽt-ゝ .l | l / l . \ ,i'ソ\ ._、-'''^^^^^゙フ┘/
// /l;" l i ! | .lt、 ,rソ゛ .\ '''''''"''''.l. /
// /八 .| .l l ./ . ! l ._ '.ソ ゙''''lニ´゙,゙7/'´
l_| リ i .! / .l/ / . l .ィ ,..r ソ │ .゙l'´
 ̄ i |/ . ! / !゙'l゙ l'ソ /゙フ,ヽ
i / .i/゛ ./ |./ | .i-、 /イ l
i / .〃 / / .il゙.―| ,! ,,-‐'二/ ヽ―"
l′ .〃 l / 〃 .l゙ | r″ /´ヽ
/ /! .|,,..-/ ! l | .! │'i..,゙゙,/、 .ヽ
! 丿i l゙ .丿 | │ ! l , /  ̄ ヽ―′
 ̄ ! ン | |、 i/ ゙ /
゙^゙´ .l_レ" /  ̄
ヽ--′
95:名無しかわいいよ名無し
07/02/25 01:45:43 9OCqxWdB
反撃の隙を与えず、俺は奴の無駄にだだっぴろいスカートパニエをグイグイ踏みつけていっぱい、おさげ髪を引っ張った。
「ひぐぐぅぅ!何するですか!髪は人形の命ですよぉ!不粋なクソ人間!さっさと離しやがれですゥ!」
俺は片足でスカートを踏み固め、残った片足で、クソミドリの汚らしい三角巾のようなヘッドドレスごしに奴の頭部を踏みつけ、
床に押し付けつつ、グイグイと更におさげを引っ張ったり弛緩させたりを繰り返した。
このクソジャンクめ、いい気になりやがって!
第3ドール?ハァ?ふざけんなドアホ!
おめーはムイシキン公爵とかいう昔の好事家の依頼を受けて、奴のフェチ愛玩ドールとしてローゼンがオーダーを受けて造った、
ローゼンシリーズの番外編なのさ!
まあいわば、ダッチワイフ程度の価値しかないのさ。
このビラビラスカート、無駄に長いケバケバおさげ、大仰過ぎて趣味悪ッ!
ムイシキン公爵とか云うヤツの趣味の悪さがモロダシじゃねえかwwてめえはいらない子なんだよ!
「そ、そ、そんなのでっちあげですぅ!クソ人間の妄想ですぅ!翠星石は認めないですぅ!
翠星石は高貴で気高いローゼンメイデンシリーズですぅ!」
右足に一層重心をかけて、頭を床に押し付けると、俺はおさげ髪を解くように何束かに分けると、
その髪の細い束でクソミドリの両手首・両足首の球体関節をキツキツに締め上げ縛り上げた。
そして思いっきり花瓶で奴の後頭部をぶっ叩いた。
「ぐはぁぁっ!めちゃイタイですぅ!暴力反対ですゥ!やめてですぅ!」
俺は両足の踏みつけを解除してやると、ほれ、動いていいぜ、と奴をそそのかした。
「このクソ人間!やっとおとなしくなったですぅ!てめえこの借りは必ずいつか返してやるから覚悟しろですゥ!」
へへへへっ!得意げに毒舌振うのも今のうちだぜ!このクソジャンク!
「スィドリィーム!」如雨露を振おうとするクソミドリ。しかし右手を振り翳そうとしたそのとき、
翠星石は自分の関節の異変に漸く気がついた。
「な、何をしでかしたですかこのクズ人間!からだが上手く動かせないですゥ!い、イ、痛いですゥ!なんですかこれ!酷いですゥ!」
おさげ髪で手足の球体関節を締め上げられた翠星石。
その一挙手一投足が自らの関節に惨たらしい苦痛をもたらす。
さらに頭を動かすことでおさげ髪による締め上げがより一層きつくなるのだ。
「う、う、ひどいですぅ・・・す、翠星石の髪を・・・こんなのにするなんておまえ最悪のひとでなしですぅ!」
ですぅですぅと五月蝿い奴だ!俺はクソミドリのおさげ髪の中ほどを握り、ぐりぐりと揺さぶり振り回した。
「いいいたいですぅいたいですぅ!やめてですぅ!」
なりふり構わず俺は関節を締め上げる毛髪を力一杯引っ張るとクソミドリは一層甲高く「ですぅですぅ!」とピーピー泣き喚く。
更に、縛りがきつくなった毛髪の絡まる関節部に、数的ほど瞬間接着剤を垂らした。
「まあせいぜい楽しめや。てめえのそのウザくて無駄に長いクソオサゲを有効利用してやったんだからな。
てめえの髪の毛で責められる苦痛をじっくり味わえや」
「ひぐっ!ひぐっ!」と泣きべそを掻きながら、クソミドリは自らの鞄の中に篭ろうとした。
しかし鞄によるささやかな安息は、眼前に広がる異形の光景により粉々に打ち砕かれた。
翠星石が鞄を開けると、柔らかなクッションで包まれているはずのその中は黒褐色の異形の軟体生物で一面埋め尽くされていた!
「ハーーッハッハッハ!このクソミドリ!おめえらローゼンメイデンには鞄での安息が不可欠なのはすぐ察したからなあ、
さっき俺が鞄の中に鹿児島特産のアメフラシちゃんをたっぷり!詰め込んでやったんだぜ!感謝しな!」
じゅるじゅると不気味な軟体の触れ合う音が翠星石の生理的嫌悪感を増幅させる。
「なななななんですかこれわ!!ひひひどいですぅ!ローゼンメイデンのかけがえのない鞄の眠りを冒涜するとは最悪のクソ人間ですゥ!
さっさとこの化け物撤去するですぅ!許さないですゥ!」
何寝惚けたコト言ってやがる?おめえの生殺与奪は俺の掌中にあることをこのクソミドリはまだ理解していないようだ。
俺は奴のおさげを何度も振り回す。
「何するですか!い い い いたいですぅ!おててがひきつるですぅ!足がちぎれるですぅ!いたいですよぅ!」
瞬間接着剤で固定されているため、一層、関節の締め付けによる苦痛が増大している。
動けば動くほど、翠星石に惨い苦痛が襲い掛かるのだ。
首尾よくクソミドリの身体的自由を拘束した俺はそのままおさげを掴んで、
アメフラシで満たされた鞄の内部めがけてクソミドリを投げ、叩きつけた。