07/02/23 10:20:25 wnAGyo+z
「馬鹿か貴様?元からジャンクだろうが屑が!」
そう言うとエリックはまたもや謎の液体入りのビンを持って来た。
「飲めよ」
「そんなもの飲める訳ねぇです!!」
「安心しろ、これは塩酸じゃない」
エリックは翠星石の口に指を突っ込んで無理やりこの液体を飲ませた。
「うぅ!ゴボッ、ゲボッ!や、やめろです!く、苦しいでふぅ」
吐き出さない様に鼻と口をしっかりと塞ぐ。
コップ一杯分の液体を飲まされたクソミドリ。その直後嘔吐した。
「ゲボァ―ッ!ゲ―ッゲロゲロ」
「ハハハ美味いだろう?廃油の味は?汚れた工業用オイルだぜ」
「ゲホッ!ゲホッゲフッ!」
本当に苦しそうな翠星石。顔は涙と吐瀉物で汚れている。
「苦しいですぅ…もうやめて下さいですぅ…」
すっかり弱りきった様子だ。
エリックは再び鉄パイプを持つと翠星石を殴り始めた。
ガン!ガン!ガン!ドスッ!「ぐふぅ!」
「人形の分際で人間と同じ物食いやがってよ、食い意地の張った豚野郎め!そのくせ人間を馬鹿にする様な態度と喋り方しやがって、
何様だよテメェ!!」
鉄パイプを振るう腕に力がみなぎる。
エリックの怒りと憎しみは頂点に達しつつあった。
数分後、全身を乱打された翠星石はぐったりしていた。
エリックは金属の枷を外すと、糞翠を床に叩きつけた。
ドシャーン!身をかがめてロングヘアーを掴むと、そのまま引きずって、ベルトコンベアーの上に乗せた。
スイッチを入れると、ギューンゴゴゴ…という轟音と共にベルトコンベアーが動き出した。
ベルトコンベアーの先には巨大なローラーが待ち構えていた。
両足を失い、局部を塩酸で焼かれ、廃油を飲まされた上に全身を激しく乱打された翠星石は、
ボロボロになりながらもかろうじて動く両腕だけでそこから逃れようとした。
「ハァハァ…そ、蒼星石…ジュン…うぅ…」
呻きながら這いつくばる。しかし運命は残酷だった。
グシャーッ!バリバリバリバリン!!!ローラーは容赦なく翠星石の体を押し潰した。
バラバラに砕かれたビスク素体の破片は切り裂かれた下着やドレス、靴、
そして人工精霊スイドリーム入りの鞄ごと焼却炉に投げ込まれた。
ここに翠星石ことクソミドリの廃棄処分が完了したのである。
おしまい♪