新聞雑誌でアニメ・オタク特集が載ったら集まるスレ5at ASALOON
新聞雑誌でアニメ・オタク特集が載ったら集まるスレ5 - 暇つぶし2ch77:メロン名無しさん
07/03/20 20:35:15 0
URLリンク(www.sankei.co.jp)
産経新聞 2007年3月19日(月)東京朝刊3面 (>>58の続き)
【知はうごく 文化の衝突】第2部 コンテンツ力(6)短編動画 評価はこれから

 「バーチューブ、ナイト・ラーイブ!」
 店内に拍手がわく。突然、指名され、司会者2人の間で恥ずかしそうだった女性客が、次第に冗舌になる。「これ、ユーチューブに
アップしますよ」と司会。「えっ、いつですか」と驚く女性。「仕事帰りにちょっと一杯」のつもりが、いつのまにかカメラの前に…。
そんな様子がありありと見える。
 東京・渋谷センター街の雑居ビルにある「BarTube(バーチューブ)」。テーブル席だった空間がスタジオに早変わりする。
ビデオジャーナリストの神田敏晶氏(45)が、10年余りの経験から「映像ほどリアルな表現手段はない」と実感し、昨年11月に開店した。
 ゲストは即興で動画制作への参加を求められる。編集なしですべてをさらけだし、全世界で視聴できる場に公開される。出演した
コンピューター会社勤務の永嶋愛さん(31)は「ネットで公開されると思うと、ドキドキする。普段はあがり症だけど気持ちいい。
いっぱいしゃべってみたくなる」と顔を上気させた。
 司会を補佐した共同経営者の佐藤豊彦氏(48)は「普通のお姉さんが、突然、多くの視聴者を集めることもある」と語るが、
もちろん、内輪受けの可能性も高い。
                   ◇
 昨年、注目を集めたインターネットの動画共有サイト。集まる動画は、家庭作品から、プロやセミプロが制作したオリジナル作品、
問題となっているテレビ番組の違法投稿など玉石混交。作品ごとのコンテンツ力はピンキリだ。
 しかし、集積した数千万本の動画は、巨大な映像データベースとなっており、数十年前のテレビ番組が見つかったりする。
サイトとしてのコンテンツ力はすさまじいものがある。昨年11月に16億5000万ドル(約1950億円)の巨費を投じて動画共有サイト
大手ユーチューブを傘下に収めた米グーグルのデイビット・ユン副社長は、「ほとんど視聴されない動画も多いが、そこそこの作品も
相当ある。それがあれだけ集まると、独自の魅力は強い」と将来に期待を示す。
                   ◇
 次世代の有力コンテンツとして期待される短編動画。力ある作品発掘を目指す映画祭は世界中で毎日のように開催されている。
 2月23日から神奈川県小田原市で開かれた「小田原映画祭」もそのひとつだ。目玉は「ショートフィルム」と「携帯ミニミニムービー」
コンテスト。実行委員長で俳優の阿藤快氏は「映画・映像界の将来を担う才能を発掘し支援したい」と語る。
 最近、映画祭では短編部門創設がブームだ。「ネットでの視聴にちょうどいい作品」として価値が注目されているからで、
プロ予備軍からアマチュアまで映像作家の卵たちが作品を競う。
 携帯ミニミニムービー部門で金賞に輝いた「日本の夏」は、猛暑の中、冷やしたスイカを父娘でほおばる様子を描いた作品。短時間の
中に親子の交流、スイカのおいしさ、日本的風情を描いた。小野寺昭憲監督は16歳から映像制作を始め、今はプロとして活躍する26歳。
短編を得意とする気鋭の映像クリエーターだ。
 映画プロデューサーで同映画祭実行委員の露木栄司氏は「短い動画は独立した分野として確立されたが、新しい分野でもある。
映像作りを始めたばかりの人に、技術にこだわらず面白い作品を作ってほしい」と期待する。
 「では、その質は」という問に露木氏は、「日本の若手の水準は高い。短い作品で日本文化や情感、間を表現している」と評価。
「今後はビジネスにどう結びつけていくかが、映画祭運営者の課題」と考えている。
 野村総合研究所主任コンサルタントの北林謙氏は短編動画について、「試行錯誤の段階」と評価を下さない。ビジネス性についても、
「可能性はあるが、市場規模が小さい。そもそも、経済的成功が主眼ではなく、自分の作品を広めたいという考えのクリエーターも多い」
と従来のコンテンツとは一線を引く。
 Web2・0時代の主力と目される短編動画のコンテンツ力に対する評価は、まだ定まらない。 (知的財産取材班)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch