07/04/04 22:32:41 0
>やっぱ胃腸辺りとか?
まぁそんな所かな。
ホラー好き=この日常がすぐにでも崩れるものだと思ってる。虚無的。
オカルト好き=この日常が永遠に続くだと思っている。楽観主義者。
そんな差があるかな。
血ドバー!内臓ベシャー!・・だけがホラーじゃないんだよ。つとむが何を持って
最近のホラーはぬるいと言っているのかが解らないが・・。
でも本来のホラーとはもっと精神的に奥深いものなのである。
そんな刺激だけのホラーはバブル時代全盛を極め終わった。
今のホラーの主流は・・モダンホラーという所かな。
チャチャの時代、1994年ごろの事、福田和也がそうしたホラーにおける
「精神のドロドロさ」を説いていたのを思い出す。
赤ずきんチャチャはもちろんホラー漫画ではない。そう、彩花みんはホラー漫画家
では無い。だがかなりのホラー映画通であることは間違いない。
時折ギャグにかいま見るグロテスクさ・・にそうしたダークサイドを感じ取る
事ができたのだ。彩花みんが売れなくなったらホラー漫画家に転向するのも
それはそれで面白いと思うけどね。思いっきりブラックユーモアをこめてさ。
しっかし篠塚ひろむはホラー映画なんか嫌いなんだろうなぁ・・(苦笑)
そうした90年代半ばの事である。オウム真理教の地下鉄サリン事件が起きた。
この頃はいじめ自殺もブームだった。>>354のサイトを見て改めて思う。
例え目の前で人が苦しんでいるのを見てもその痛みは痛ませた方には伝わらないと。
だからあの事件の時には「もうこのまま殺し合いの時代が来るのか・・」と
絶望的になったのだ。
が・・週が空けてゴーマニズム宣言をみたら・・!以降、やれオウムと全共闘の
共通点だとか大きな物語を望んだ彼らとかむしろオウムは「取り除ける」ものだという
意見が集中した。
しかしそれでは本質は何も見えてこないと思う。矮小化だ。おめでてーな。
1991年、湾岸戦争が起きたとき「例え東西冷戦が終わっても人は憎しみ続けるし、
殺し合いを続ける」と言われた。これは911とそれに伴うイラク戦争の時も
そういう意見が多かったね。
実はこうした思いと全く同じ思いをオウムの時に私は思ったのだ。これは酒鬼薔薇
の時でさえもそう。
教義だけみてもオウムよりイスラム教の方がずっと危険なことを説いているんだよ。
オウムよりずっとイスラムの方が人を殺しているんだよ。
ただ単に規模が違うだけではないのか?