07/07/26 21:38:36 m0SUGLbm
具体的に言うと、
真琴って「他人を助ける、助けない」の基準が性格と不一致すぎて「は?」ってなる。
◆助ける
浩介その1 (後輩からの告白を成立させる)
一応真琴が原因(少なくとも真琴本人は後ろめたさを感じてる)だったからタイムリープでなんとかした。
ただし、別に大惨事でもなんでもないし、途中までは何度やってもほぼ同じ結果を迎える。
だからタイムリープで解決しようとしても全てが徒労に終わる雰囲気だった=消火器事件と同じ雰囲気。
でもとにかく助ける。
浩介(と後輩)その2 (踏み切り事故)
死亡は大惨事過ぎるし、自分の自転車が原因だし、
ある意味(踏み切り事故で死亡するはずだった)自分の身代わりとして死んでしまうので
タイムリープでなんとかしようとした。
千昭 (消火器事件)
千昭が真琴の身代わりになろうとしてたわけで、間接的には真琴にも責任があるわけだし、
何より好きな友達だったから。
◆助けない
友梨 (消火器事件)
間接的には真琴にも責任があるけど別に大惨事でもないし、
千昭が原因で友梨と真琴の間には溝が生まれていたため助けない。
友達である友梨を助けてもまた他の友人か、赤の他人が被害を被るかもしれないし。
高瀬 (消火器事件)
かなり真琴が原因だし、真琴本人も後ろめたさをかなり感じているし、
事件もなかなかに惨事だし、高瀬は多分なんらかの処分を受けるだろうと思われるが、
身近な友達ではないし、最初から自覚的に「身代わり」として利用した程度のクラスメートなので
何が何でもタイムリープで助けない。ただし、高瀬に対して「やめなよ」と声をかけるなど、
タイムリープ以外ではなんとかしようとしている。
どう見ても物語の大まかな流れを成立させるために
個人の性格の整合性を犠牲にしてます、本当にありがとうございました。