07/07/02 10:50:31 wk2p9Z5G
>>858
水戸黄門はね。
前半でたっぷり悪党の悪行三昧と罪もない市井の民の苦しみを描くから、
ラス前の糞マンネリな「この印籠が~」が生きるわけ。
印籠を出すことに価値があるわけではない。
それで前半のストレスが解消されることに意味がある。
悪は栄えない。正しい者は救われる。
そんな既に存在しない理想があそこにはある。
現代の政治や社会に対する不満解消の代償行為なんだよあれは。
ではグレンラガンはどうかっつーと、
ストーリーが単純すぎるから善悪二元論に落とし込むしかないのに、
主人公達は正義ではない。視聴者が応援したくなることもない。
敵は恐ろしい巨悪じゃない。こいつらを倒さないと大変だと思わせない。
モブはRPGの村人みたいにスカスカ。共感もへったくれもない。
そんな状態で主人公が勝ったところで、視聴者はキモチヨサを感じない。
韓国と北朝鮮が戦争しようがどっちが勝とうがどうでもいいだろ?
そういうこと。
つまるところ肛門からスカスカ漏れるすかしっ屁アニメ。
糞アニメでもでかい糞なら存在感がある。
こいつはすかしっ屁。不快感はあるが存在感はない。