07/11/05 21:27:20 I3K3yzCh
「バターに決まってるでしょ!」
「バカ言うな。日本人なら醤油だろ普通!」
「おやおや、どうしたんですか」
「おう古泉、
ハルヒのやつが牡蠣にはバターが一番うまいなんてバカなこと言ってやがるんだが、醤油だよな?」
「バカキョンに気なんか使わなくていいわよ古泉くん、当然あなたもバターよね!」
「西洋かぶれめ。 醤油以外は邪道だ!」
「団長にたてつく気? バターしかありえないわ!」
「・・・申し訳ありません、ボク牡蠣が大嫌いなんですよ。よくあんな気持ち悪いものを食べますねお二人とも」
「ええー!? 古泉くん、それ本気で言ってんの?」
「・・・おいハルヒ、行こうぜ、こいつには牡蠣のあの美味さがわからんのだ。全くこれだから味音痴は・・・」
「そうね。副団長にあるまじき発言よ古泉くん。
あ、いいこと思いついたわ。帰りに牡蠣を買って帰りましょう」
「よくそんな金があるな。
よし、今日は俺んちで食ってけ。醤油焼きの美味さをとっくりと教えてやる」
「そっちこそ、バター焼きのあまりの美味しさに失神するんじゃないわよ♪」
「・・・毎回毎回大変ですね、古泉くん」
「はあ、あんな美味しいものを嫌いなわけないでしょう。ちなみにボクは、レモン汁以外は認めません」
「・・・今夜は二人とも私のマンションへ来るといい」
「名案ですね。今回も鍋の材料費は『機関』で持ちますので、ご心配なく」
「それじゃあ、今日もはりきっっておいしいお鍋作りますね」
「・・・開始早々ご飯を放り込んで『おじや』にするのは今度こそ断固拒否する。うちに土鍋はない」
おわり