07/10/28 21:57:23 nLwNqp+X
>>256
大学生になり数年が過ぎた頃、たまたま北口駅に来たハルヒとキョン。
本来の予定より少し時間が空いたのでかつてSOS団で集まった喫茶店に行くことに。
しかしその店は、全く別の店に変わっていた。
懐かしい思い出に浸りかけていた二人は、時間の流れを感じることとなる。
「ま、こんなものだな」と、あっさりと割り切るキョン。
それに対し仕方ないと分かりつつもハルヒは上手く割り切れない。
「…アンタ、何でそんな平然としてるのよ」
「店がなくなっても、俺たちの思い出まで消えちまう訳じゃないだろ?
それに、変わらない物だってある」
「なによ? 変わらない物って」
「俺がお前とずっと一緒に居たいって思ってることさ」
そう言うとキョンはポケットの中から、必死にバイトをして溜めたお金で買った『小箱』を取り出すと…。