07/08/31 11:06:50 nMGATXhJ
「ごめん、今返事できないわ。あんたのことよく知らないし……修学旅行、終わってからでいい……?」
―翌日。
「こなた、あのね、ゆうべ男子に呼び出されて告白されたんだけど……」
「うぞーう!Σ(=△=.)マジで!?」
「ばか!声大きいわよ!(////)で、迷ってるの。どうしようかなって」
「どんな人?」
「(指さして)あの人」
「へうっ!?Σ(=△=.)か、かがみ~ん、告白されて舞い上がってるでしょ。相手は選ぼうよ~」
「そ、そうかな?確かに二枚目じゃないけど、少なくとも悪い人じゃなさそうだし、試しに付き合ってみたら案外……」
「かがみんかがみん、本気で『試しに』って思ってるんだったら昨日の段階でOKしてるって。かがみんだって本当は断りたいんでしょ?ただ、自分ひとりじゃ決断できないから、私に『断れ』って後押しされるのを期待してんでしょ?」
「う……」
「はーいじゃあ断ってらっしゃいなヾ(=ω=.)」
「でもさ、せっかく好きだって言ってくれたのに気が重いよ。もしかしたら、この先告白されるなんてこと無いかも知れない……」
「大丈夫大丈夫d(=ω=.)かがみんは可愛いから。実は陰で人気あるんだよ。凶暴だから誰も声かけられないだけで」
「うっ、うるさいな!」
「もし行き遅れたら私が貰ってあげるから安心してΣd(=ω=.)」
「やかましいわ不吉なこと言うな!だいたい、そうなった場合どう考えても養うのはあたしだろ!」
「……えへへ~(=ω=.)」
「な、何よ急に気持ち悪い」
「いやぁ、かがみん昨日ずっと上の空だったからさ。そっか~、そんなことがあったんだぁねニマニマ」
「くっつくなよ離れろよ!」
「寂しかったよ~ボケてもツッコんでくれないし。やっぱ私かがみんいないとダメだわ。かがみん依存症ってヤツ?」
「あんたに言われても嬉しくな……いこともない……けど……」
「これからも末永くよろしくお願いしますペコリ」
「末永くって、本気でうちに寄生するつもりかよ!」