【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part20【変な女】at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part20【変な女】 - 暇つぶし2ch729:SS:RPG永遠の夏「涼宮ハルヒの暴走」その10
07/09/04 20:22:16 +sSc2CR4
変な電話があり、そのため、俺はハルヒからずっと逃げることができた。初めての電話は佐々木と再会した夜のこと。

「もしもし、キョンさん。初めまして、私、橘と言います。実は古泉さんの機関の対抗勢力の者なんですけど。」
「その暴力組織の末端が俺に何の用だ」
「む、何ですって。いえ、単刀直入に言うと。佐々木さんと別れないで下さい。」
「何?人の恋愛事情に首を突っ込むとはお前らとことん暇なんだな。」
「いえキョンさんが涼宮さんをどうしても好きなら仕方ないですけど、
もし古泉さんに言われて佐々木さんを振って、無理やり涼宮さんと付き合うつもりなら、止めて下さい。」
「世界が滅びても良い、ということか」
「そんな気持ちで付き合っても長続きしないですよ。それに、これは重要なことなので、しっかり聞いてほしいのですけど」
「何だ」

「佐々木さんも涼宮さんと同じ神かもしれないから。」
「というと、気分が悪くなると閉鎖空間に巨人が発生するのか」
「いえ、それは今の所無いですけど。その理由は今の所、佐々木さんの精神が安定しているからである可能性が高いのです。
そして、何故安定しているかもあなたなら判りますね。」
「全然わからんが」
「実は最近、涼宮さんの能力は落ち着いています。それも、涼宮さんの精神が安定しているからであるのです。」
「そうか?最近閉鎖空間から出てきたばかりのようだが」
「それ以降は比較的安定しているのです。ここまで言えばわかりますよね」
「いや全く」
「2人ともあなたが好きだからじゃないですか!!だから、あなたといっしょにいる時は精神が安定するのじゃないですか。
そして、私達はあなたに2人との関係についてもっとよく考えてほしいのです。」
「だが、ハルヒが神様だろうと、佐々木が神様だろうと、ついでに長門が宇宙人であろうと関係ない。
俺は俺が好きなほうと付き合う。向こうが受け入れてくれば、の話だが」
朝比奈さんの名前が出なかったのは何故だろうか。やはり、違う時代を生きる者として既にあきらめていたのであろうか。

「すごいですね、尊敬します。涙が出ました。」
「そうか、俺はてっきり無責任と言われると思ったのだが」
「神様の能力を目の当たりにして、そんなことを言えるなんて。私なんて遠くから見るだけで膝がガクガクなのに。
私達には神様なのに、キョンさんにとっては普通の人間なのですね。お2人に好かれる理由がわかりました。以上です。ありがとうございました。」

それから度々電話がかかってきた。
「あ、そうそう、今、涼宮さん達がキョンさんの家に来てますよ。駅の方からやってきます。着くのはあと15分くらいですかね。」
「おい、スパイしてるのか」
「すいません。古泉さんの所も同じようなことを行っているはずですけど。」

「今日は佐々木さんの家に行くらしいですよ」
(図書館で待ち合わせるか)

そして、俺はストーカーから逃げるように、ハルヒから逃げた。正面からハルヒと向き合うのを避けたのである。
何日もの間、佐々木に対して、俺は言葉にならない自分の気持ちを伝えることができなかった。

730:SS:RPG永遠の夏「涼宮ハルヒの暴走」その11
07/09/04 20:24:45 +sSc2CR4
佐々木と再会してから11日が経った。宿題はとっくに終っているが、俺は相変わらず佐々木と勉強会をする。
正直俺は勉強が好きになっていた。その理由の大半は佐々木と一緒だということであるが。

また夢に出た、朝倉の死んだ次の日のハルヒ。そう、佐々木との中学時代夢と交互にみる。
その前日俺は朝倉に殺されかけ、その日の昼にみくる(大)に会い、放課後は朝倉の転校についてハルヒと無駄な調査をした。
そして、その夜、古泉と共に閉鎖空間に行き、その数日後(だったけ?)俺とハルヒは閉鎖空間に閉じ込められた。そして、、、

あの夜、閉鎖空間が発生していたということは、ハルヒの精神が不安定になっていたということか。あの時古泉もそう言っていた。
「意外に早かったですね」
「解っていただけましたか」
「とっくに気付いていたと思いましたが」
古泉の言葉がフラッッシュバックする。

古泉の言いたいことは解っている。ハルヒの精神は俺がいるから安定化して、俺との関係が崩壊するとハルヒの精神も崩壊すると。
つまり、ハルヒには俺が必要だと。それが、ハルヒなりの恋や愛の形なのか?古泉や橘はそう言ったが、俺にはあれが恋や愛だとは思えなかった。
「フン、大方、何でも言うことを聞く下僕が欲しかったのだろう。俺みたいなお人好し滅多にいないから。」

朝倉の死んだ次の日、ハルヒが怒っていたのは何故だろう。
「俺は朝倉の正体とかを全部知っていて。初めからやる気ゼロだったからなー」
普通クラスメートが急に転校すれば驚いて、そして本当の理由を知りたいと思って興味を持つはず。
ハルヒのような行動力でもって調査する奴は少数派あろうが。
その興味を持ってないということは、転校することをあらかじめ知っていたということ。
そして、転校する者が、一人だけにそれを打ち開けるとしたら、それは最も仲の良かった友人か、又は
「そうか、ハルヒは俺と朝倉の関係を疑っていたのか」
でも、聞こうとして聞けなかったのは何故?
それは、多分今の俺の気持ちと同じ。同じ?

そう考えたとき。俺は初めて気がついた。俺が誰を好きなのか。そして、ハルヒが俺に理不尽なことをする理由を。ハルヒのはかなり歪んだ愛だが。
でも、俺が好きなのはハルヒじゃなくて佐々木なんだよ。悪かったな、ハルヒ
そう言えば、あの日俺は言ったよな(幼馴染みが照れ隠しで怒っている感じで頼む)そう、それは佐々木みたいに?
俺は佐々木との関係を徐々に深めていきたかったのだ。別々の高校に行ったため、それはできなかったが。
でも、初めてハルヒを見たとき、佐々木と同じものを感じたと思うのだが。だが、それは全く別のものだった。はず

よし、明日は佐々木に告白し、愛の言葉を囁いてみよう。
あいつが俺を恋人に選んでくれるかはわからないが。

731:SS:RPG永遠の夏「涼宮ハルヒの暴走」その12
07/09/04 20:26:10 +sSc2CR4
貴緑「以上がエンドレスエイトの記念すべき第1回目のシーケンスです。
こうして、キョン君と佐々木さんは恋人どうしとなり、仲良く暮らしました。となるはずだったのだけどなー」
橘「佐々木さんが恋人どうしになるシーケンスは何回ですか?」
貴緑「再会したのが1万5498回中で7025回、その中で恋人になったのが3005回」
(後半は有希の操作で、できるだけ佐々木さんと会わないようにしてたから。本来は再会率ほぼ100%のはずだったんだけどなー)
橘「そんなに多かったのですか?それなのに佐々木さん可哀想です。えーん」
古泉「本当なのですか?長門さんの話と違うのですけど」
貴緑「いえ、有希嘘は言ってないわよ。全てのシーケンスで必ずキョン君が参加していると勘違いしたのはあなた方」
古泉「彼が誰かと恋人になるシーケンスが有ることも言ってませんが」
貴緑「それ、聞いたの?聞かなかったのに勝手に無いと判断したのはそちらのミスじゃない」
(他の女の子と恋人になるシーケンスあるわね。
涼宮さんが恋人になった回でも巻き戻されたのは、今から考えると長門さんの陰謀だったわね。あの時は全然気がつかなかったわ。
私がキョン君刺そうとして長門さんに止められたのが3回。思い止まったから涼子のようにはならなかったけど)
古泉「というか、彼が皆勤したのは何回ですか」
貴緑「9512回」
古泉「意外と多いですね」
貴緑「途中で計画が縮小されたり、余計な人が付いて来る回もあったけどね」
橘「古泉さん。やっぱり佐々木さんを神様にしましょうよ」
(完)


途中でサルに引っかかりました。
妄想のまま書きました。SSの出来は今一だったと思います。

732:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/04 20:30:18 agQpzmD+
Goodなんだが一つだけどうしても貴緑が気になって仕方ない
喜緑です、ハッピーグリーンです

733:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/04 20:33:01 jRX9MQRl
>>731
GJすごく楽しかった
その妄想を貫き続ける
あなたでいてください

734:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/04 20:33:39 2kQUevlt
GJ
だが一つだけ言わせてくれ
喜緑さんだ

735:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/04 21:00:58 ftLEUf66
出来はまだまだ練り込みが足りないとは思うけど、面白かった。
GJ!

736:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/04 21:33:56 a1chYRMJ
誤字丸出しの挙句台本形式で
ホントどうでもよくなった


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