【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part20【変な女】at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part20【変な女】 - 暇つぶし2ch414:SS
07/08/31 19:17:05 qsnxWwNu
それは塾の帰り道,私は偶然にもキョンと会った。
おつかいの帰りらしい。こんなチャンスは滅多にないだろう。
家まで送ってもらうことにした。
「こうしていると中学のときを思い出すね,キョン。」
「あれから一年以上なんて時間というのは早いもんだな,佐々木。」
僕にとっては長かったけどね。それこそ君とのもしもを妄想できるくらい・・・
今の僕の頭の中では君と結婚した後,男一人,女二人を産んで長男が
反抗期になって二人で頭を悩ませているところさ。幸せな家庭だよ・・・
「オーイ,佐々木?大丈夫か?」
「え,だ,大丈夫だよあなた。」
「いや,やっぱおかしいぞ。お前変なもん食ったか?」
ああ,キョンにお前と言ってもらえるなんて・・・じゃない,深呼吸,深呼吸。
「大丈夫と言ってるだろう。ちょっと考え事さ,これでも健全な高校生だからね。
悩みはいろいろあるのさ。」
「そうか,相談だったら乗ってやるぜ。」
言えない・・・『妄想であなたとの間の子供の反抗期について悩んでいた』なんて言えるわけがない。
「ところでキョン,送ってくれるのは嬉しいんだがおつかいは急ぎの用じゃないのかい?」
「この前お前と出かけたときは朝比奈さんも一緒だったろ?せめてもの罪滅ぼしさ。」
そ,それはキョンもしかして僕の伴侶に・・・じゃない。気があるのかい?
チャンスだ,今ならいける『結婚を前提に付き合ってくれないか?』を言える気がする。
「キョン,ちょっと話があるんだが・・・」
「なんだ?佐々木。お前の言うことならたいていは協力するぞ。」
「そうかい?じゃあケ,結こ・・・
そのとききょんと僕の間を何かが飛んでいった。飛んでいった方を見るとコンクリにナイフが刺さっている。
キョンは顔が青いなぁ・・・。これは夢?
「あ,朝倉。お前消えたはずじゃ・・・」
「長門さんに命令されてさ,今から言うことを成功させたらもう一度チャンスをやるって・・・
出来なきゃもう一度消すって言うし・・・アノトキノナガトサンコワカッタ。えーと佐々木さん?長門さんから伝言『この泥棒猫』だって。」
「長門が?あいつまた暴走するんじゃないか?ちょと様子見てくる,すまん佐々木。送ってもらうなら朝倉に送ってもらえ。俺より安全なはずだ。」
そう言ってキョンはいってしまった。
「あなたも苦労してるのね,佐々木さん。」
「ええ・・・アシータガアルアシータガアル・・・」

   おまけ
「長門,大丈夫か?」
「勝った。」


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