07/08/30 09:53:35 BC/TBkHL
お前ら・・・俺とハルヒの仲を・・・!
ええい、約束は約束だ!
「うーす」
教室に入ると、ハルヒが机に突っ伏している。
まあ、いつもの光景だ。
「おす、ハルヒ」
・・・返事が無い。寝てんのか?
「・・・ん」
俺が机に座ると、ハルヒの声が聞こえた。
おう、起きたのかって、どうしたハルヒ、真っ青だぞ顔が。
「ん・・・なんかちょっと寒気がするだけ」
おいおい、ちょっとかホントに?
「大丈夫よ。これくらいで参ってたら団長は務まんないわよ・・・」
強がりもイマイチだぞお前。
ちょっと熱診てやる。
「大丈夫・・・だったら!」
いいから、ほれ。ピト。
「あ・・・」
う~ん、掌じゃイマイチ解らんな。
「おいおい、涼宮が静かにしてるなんて今日は台風でも来るんじゃねえか?」
うるさいぞ谷口!
「うわ!マジで怒るなよキョン・・・」
べ、別にマジになんかなってねえよ。
「キョン、熱を見るときには掌よりもおでこをくっ付けると良いんだよ」
お、国木田。なるほどそうか。サンキュ!
ハルヒ、ちょっとだけ頭上げろ。
「・・・何、すんのよ・・・」
いいから、ほれ。
ピトっ
ざわっ・・・
なんか教室がざわめいた様だが今はそれ所じゃねえ。
ん~、やっぱイマイチ解らんな。・・・いや、なんか凄く熱くなって来たぞ1
ハルヒ!お前やっぱ熱有るぞ!
「・・・!キョン・・・バカぁ・・・」
お、さっきは真っ青だったけど今度は真っ赤だな。
うん、やっぱ保健室行こう!
おい、俺ハルヒを連れて行ってくるから!
・・って、なんでお前らまで顔真っ赤なんだ?
さ、行くぞハルヒ。
「ちょ・・・!お姫様抱っこは・・・!」
背負うよりもこの方が早いだろ!
「もう・・・バカキョン・・・」
ダダダダダ!
「おい国木田」
「なんだい谷口」
「あのバカップル、どうしたら良いと思う?」
「放っとけば」