07/08/30 01:59:27 BC/TBkHL
バタンっ!ドタドタドタ・・・
「あーははは、いやいやなかなかいいものを見せて頂きました。」
「こんな事でホントに気温下がるんのか?」
「まあ、様子を見ましょう」
くっくっくといやらしく笑う古泉を見ながら、俺はやれやれと呟いた。
ジャーーーー!
キュッ。
ふう、やっと頭が冷えたわ。
もうバカキョンのやつ、いきなりなんて事言い出すのかしら!
・・・でも、キョン、私にくっ付きたいって言ってたわね・・・
ピトって、くっ付きたいって・・・
べ、別に私はキョンとなんかくっ付きたくないけど、
キョンがどうしてもって言うんなら仕方ないわね!
でも、暑いからくっ付けないって言ってたし・・・
・・・あら?なんか涼しい風が吹いてきたわね。
これくらいなら、くっ付いてやってもいいカンジね。
うん!バカキョンがどうしてもって言うんだから仕方なくよね!
よ~し、寒くなってきたから部室に帰りましょ!!
「急速に気温低下中。現在気温20℃。涼宮ハルヒが部室を出る前の気温からマイナス18℃」
おいおいおい、なんだこのエアコン効きすぎチックな温度低下は。
「・・・ちょっと効果有り過ぎましたかねこれは」
・・・ハルヒが帰ってきたら・・・
「もちろん、心行くまでくっ付いてください。僕たちは今日は帰りましょう。
寒くてやってられない上に、涼宮さんが戻ってきたら部室の一部だけ温度上昇しそうですし」
「・・・明日は、私とくっ付いて・・・」
ん?なんか言ったか長門?ってお前も帰るのかよ!
「それでは、ごゆっくり」
おーい、お前ら・・・
ふー。しかしマジ寒いくらいだな。明日風邪で休むやつが出そうだな。
ガチャ。
!ハルヒ!お、お帰り・・・
「ただいま・・・」
うーむ、なんかいつものハルヒじゃないぞ。
「い、いきなり涼しくなったなははは。」
「そうね・・・」
う・・・なんでそ頬赤くしてるんだ。かわいいじゃないか・・・
くそっ、古泉からチケット貰っちまったしな。
「なあ、ハルヒ」
「何よ。」
むきゅっ
「あ・・・!」
くっ付いちゃったぞ。
「バカキョン・・・あんた熱いのよ・・・」
イヤか?
「・・・ううん」
そっか・・・
「うん・・・」