【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その58at ANICHARA2
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その58 - 暇つぶし2ch151:SS 有言実行1
07/08/29 16:54:58 5vY/wH0X
「無ければ作ればいいのよっ!」

あの時、ハルヒがいった言葉の真の意味を俺はようやくわかったような気がした…。
実際あのあとSOS団を作ったのだが、ハルヒの目的はそのときの俺にはまったく
想像もしないことだった…

いや、違うな。
今にしてもまったくハルヒの考えは理解しがたい状態だ。

ま、事の発端は古泉との会話だったのだが。
七夕のハルヒはやはりメランコリックに陥っていた。
古泉曰く、ジョン=スミスのことを考えているのでしょうね、ってことなのだが。
たしかにハルヒにしてみればあの日に出会った俺、つまりジョン=スミスが唯一、の
不思議体験なことだからな。

そういや別世界のハルヒはあのあとずっとジョン=スミスを探していたと言っていたなぁ。
国木田もいってた、涼宮ハルヒの学力ならもっと上の学校に行けるはずなのにっと。
なんでわざわざ立地条件のわるいこの学校を選んだのか。
答えは簡単だ、ジョン=スミスがここの制服を着ていたからにほかならない。

そうかんがえると一番最初の挨拶もなんというかこいつらしいというか…。

っと出会った時のことを考えてたら
「そういや涼宮さんはあなたとの会話によってこのSOS団を作ろうと思い立ったようですが
どういう会話をなさったんです?」っと古泉。
なんだ古泉、とっくに調べて知ってるんじゃないのかおまえなら。
「いいえ、当時はまだ僕は転校する前ですし、あなたのこともほぼノーマークでしたんで、ね」
ああそうかい、─まぁ秘密にするほどのことでもないしまぁいいか。
っで、なんていったっけかなあんときは、ええっと…

「なるほど、その会話の直後に涼宮さんはこのクラブ活動を思いついたのですね、
無ければ作ればいい─たしかに彼女らしいです。」
ん?、ちょっとまて。少し違うぞ古泉。
ハルヒが思いついて俺の後頭部に衝撃が走ったのはその後の授業中だったはずだ。
なんだ古泉その不思議そうな笑顔は…。

「おかしいですね、涼宮さんなら、いえほとんどの方ならあなたとの会話で、
無ければ自分で作ればいい、っという結論に達すると思うのですが、
その会話の直後、彼女はなんていってました?」
言われてみれば古泉の疑問はもっともだ。あのときの会話はうるさい!の一言で中断されたしな。
そして不機嫌な顔のハルヒをおもいだした、確かに変だ。



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