07/10/04 23:58:44 2+lifnKK
>>442
沖縄で宮城家と過ごすことがなければハジと共にディーバを狩って、その後
朽ちるつもりじゃなかったのじゃないかな。もちろんハジも小夜を死なせた後は
自分も後を追うつもりで。ハジは沖縄での幸せな小夜を見て以来、小夜に未来を
生きてもらうことを考えて「約束」を反故にすることを考えた。小夜の悩みは
「滅ぶ」という決心が揺らぎカイ(ハジも?)と生きたいという願望が出来て
しまったから生じたのでは?
ハジ好きの自分としては本当に共感できないキャラだ。監督の思惑通り、カイと
くっつけるというパラレルもありなのかなぁ。その場合、ハジの死亡退場はなくカイ小夜不幸前提で。
(本当は悲惨なカイ小夜童話)
ディーバを倒した後、ハジは小夜の幸せのために、小夜の忌むべき罪の象徴であり
過去の存在に過ぎない自分は小夜の傍を離れるべきだと決意する。
カイに小夜を託し、ひっそりと小夜の前から姿を消すハジ。
ハジは居なくなったがカイとささやかな暮らしを楽しむ小夜。しかし翼手である
自分と人間であるカイの違いはやがて二人の人生に影を落としていく。
カイと死別、もしくは小夜との時間の流れの違いによってカイの心変わりが
始まり、小夜は再び、そして初めて孤独な存在となる。
小夜から別れて数十年、ハジはゴールドスミス家所縁の欧州の旧家に身を寄せていた。
ある日、ボロボロになってハジを捜し求めていた小夜はハジとついに再会。
ハジは苦渋の表情で、壊れそうな儚い笑顔を見せる小夜を無言で抱きしめて...
(妄想劇場 完) 前もこんなアホなこと書いた。懲りなくてスマン