07/08/24 04:55:35 KSiTrJJf
一度はあったかもしれないホームドラマの一場面。
まつり 「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
自分より劣るかわいそうな妹だと 」
いのり 「それは…」
まつり 「優しい言葉をかけたことも手をかけてくれたことも
私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
いのり 「違う…」
まつり 「自分が上だと…自分はお父様に愛されていると そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
いのり 「それは違うわ… 違う… 私は…」
まつり 「うるさい! …嫌な女。少しばかり先にうまれただけなのに
たまたまお母さんに似てただけなのに…
私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
いのり 「違うわ! 私はせめて、まつりがお嫁に行っても幸せに暮らせるようにと思って…」
まつり 「それが私を馬鹿にしているといっているのよ! 私を鷹宮のあととり娘として認めてくれてなかった!」
いのり 「…だってあなたは! 」
まつり 「あなたみたいな女、跡継ぎになれるわけがない! 」
いのり 「おばかさぁんのくせに…」
まつり 「…なんですって?」
いのり 「お勉強もできない… おばかさぁんのくせに」
まつり 「!」
いのり 「おばかさぁん!!」
まつり 「!! うおおおお!!! 姉さんっっ!!」
(かしわ手の音)
ただお 「何事にも潮時はあるというもの…」
二人 「お父さま!」
ただお 「かがみ・つかさが眠りにつき、母さんも一緒に寝ている。
今日はもうお休みの時間になりました。
お楽しみはまた明日…」
まつり 「何を言っているの? うっ!」
(二人が引き離される)
まつり 「姉さん!!」
いのり 「くっ…」