07/07/20 01:12:46 TdSb95QA
おわび)つ「アナザーエンド」
鈍い光を放って、ナイフが踊る。
そして次の瞬間、
「「「私のキョンになにすんじゃあああ!!!」」」
怒号がハミングして、
男の背中にハルヒのドロップキックが突き刺さる。
男の顔面に佐々木の後ろ回し蹴りが決まる。
男のみぞおちに長門の肘鉄がめり込む。
男の顎を朝比奈さんの掌底が貫く。
「がはあっ!」
四方からの攻撃に、ダメージを受け流すことも出来ず、男はその場に崩れ落ちた。
しかし四人からの攻撃は止まない。
女子供でも絶大な攻撃力を誇ると言われる踵での踏みつけ攻撃を執拗に繰り返す。
あまりの迫力に身動きが取れずにいると、古泉が俺の肩に手を置いた。
「あなたが将来どのような道を進まれるかは存じませんが、これだけは言っておきます。くれ
ぐれも喧嘩だけはなさらないように」
普段なら軽く聞き流す古泉の言葉も、今回ばかりは真摯に受け止めることにした。