07/07/17 01:09:45 uqR3MnHs
>>529
ぜんぜん心当たりがないので親切なほかの人を待つでござる。
佐々木さんポニーに再挑戦の巻
佐々木「中学時代の苦い思い出を踏まえ、
きちんと髪を伸ばしてからポニーにしようと思ったんだ」
橘「そうなのですか」
佐々木「でも、涼宮さんが無理やりポニーにしたという情報を妹さんから入手したので、
とりあえずウイッグで仮ポニーにして偵察してこようと思ったの」
橘「いわゆるヅラって奴ですね……ごめんなさいごめんなさい、睨まないでください」
佐々木「でも、それでは今までと変わらないと私は気づいたんだ。
おそらく私のシミュレートでは、キョンは髪型を変えても、気づかないか、
似合わないと言下に切り捨てられるかしかありえない。
ここはまず、慎重な偵察の上で、キョンにうまく髪型を意識させる
最善のタイミングを選ぶべきだと考え直したんだ」
藤原「なにをくだらないことでシミュレートなどと……ああごめんなさい!
それは癖になるからやめて!」
九曜「--ポンジーは、いい声で鳴く--」
佐々木「やあキョン……、キョン? どうしたんだね。まるっきり上の空じゃないか」
キョン「おお佐々木か、すまんすまん。
最近な、SOS団で妙なイメチェンが流行っててな。そのことを考えてた」
佐々木「イメチェン?」
キョン「ああ。長門がこの前、突然メガネを掛けてきたんだ。何かあったのかと聞いたら、
『……気分転換』とか答えるもんだから、まあそれはそれで人間ぽくっていいことだ、
って答えたら、なんか一日返事をしてくれなくってな」
佐々木「……へえ」
キョン「ところがそれを見たハルヒが、何故か突然翌日からあの髪をショートポニーに
無理やり変えてきて、「イメチェンよ!」とか怒鳴るんだよ、こっちが何も聞かないうちに」
佐々木「……そのせいか」
キョン「あいつが誤解してるようだから、お前はポニーテールの奥深さを分かってない、
って説明してやったら、何故かここ数日やたら不機嫌で活動も休止なんだ。
おまけに古泉も学校休んでるし」
佐々木「……君という奴は」
キョン「挙句に朝比奈さんも、何故か最近メイドルックやめて、朝比奈さん(大)みたいな
妙に胸元が開けたシャツ着るんだよな。『暑くなってきましたから』って。
まあ、こちらとしては正直嬉しいが、目のやり場に困るんだよな。
なあ佐々木、最近女子の間でそーゆーイメチェンって流行ってるのかね?」
佐々木「…………」
橘「佐々木さん!? いくらなんでもウイッグにメガネに豊胸パッドを一度にやるのは、
どこから見ても異様だと思います! 特に最後のがムリありすぎです! 何枚重ねてるんですか」
佐々木「わかってる! 自分でもわかっちゃいるんだよ!
でも、SOS団が自爆覚悟でああも積極的に攻勢に出ている以上、
私も何かしなきゃならないじゃないか」
橘「さ、佐々木さんが血の涙を……」