【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part14【変な女】at ANICHARA2【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part14【変な女】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト109:3 07/07/10 17:09:10 KhLm4Q1V 「癒されているところ申し訳ありませんが、いい加減事態の収拾に乗り出してもらえませ んか」 なんだ古泉。俺の至福のときを邪魔する気か。 「それはまた明日にでも堪能してください。それよりもこの状況です。一体どうまとめて くれるんですか」 詰め寄ってくる古泉の言葉には非難めいたものがあった。俺のせいだって言うのか。 いささか不本意ながらも促されるままに現状を確認してみた。 ハルヒと佐々木は「うふふ」などと微笑みながら見つめ合っている。それをみて朝比奈 さんが「ひぃえぇぇ」と震えている。長門は本を閉じ佐々木に敵意のこもった視線を向け ている。(天蓋領域の仲間として認識しているんだろうか、今度しっかり言い聞かせないと な。)少し離れたところで国木田がニコニコしている。お前まだいたのか。で、俺と古泉が 隅っこのほうでこそこそしている、と。 なるほど、妙なことになったもんだ。 俺が悪いみたいな言い方は心外だが、仕方ない。このままで朝比奈さんに入れてもらっ たお茶も充分に味わえそうにないしな。現状打破に乗り出すとするか。 「それで、何でまたセーラー服借りてまで乗り込んできたんだよ、お前は」 と混沌の原因たる友人に話しかける。すると佐々木はさも当然のように言い放った。 「何でって、昨日キミが言ったんじゃないか、部室に文集があるって。だから拝読させて もらおうとこうしてやってきたんだよ」 「わざわざ読みにくることはないだろ?俺が借りれば済む話なんだから」 「さっきのやりとりを聞く限りじゃ、それも無理だと思うけどね」 む、持ち出し厳禁、貸し出し禁止のくだりか。確かにあいつらを説得するよりかはよっ ぽど早いかもしれんが。それにしたって失敗する前から尋ねるとは気が短すぎやしないか。 「どうせ、こうなることは予想が付いたからね。キミのことだ、何も考えずいらないこと まで喋るだろう、とね。だったら後手に回るよりも一気に畳み掛けるほうが得策じゃない か。あのままいけば文集は団長が厳重に保管、なんてことにもなりかねなかったしね」 くっくっくっと佐々木が例の笑いを浮かべながら言った。いや、いくらハルヒでもそこ まではしないだろう。 「そ、そうよ。するわけないじゃない、そんなこと!」 「そう。それじゃあ読ませてくれるかしら、文集」 「それはダメ!」 「どうして?理由を聞かせてくれる?」 「えっ……いや、それは……」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch