【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part14【変な女】at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part14【変な女】 - 暇つぶし2ch50:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:08:41 PdBaXf26
>>46
谷口wwwwww


51:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:14:45 iVcbxgQc
佐々木式SOS団の作り方


「キョン、これをみてくれ」

入学して間もないある日。
入学してからずっと俺の後ろの席にい続けている親友、佐々木が一枚のプリントを持って話しかけてきた。
渡されたお世辞にも上質紙といえないよう中身に書かれた文章を黙読する。

「部活案内か」

「そう、新入生勧誘の人から貰ってきたんだ」

もう一度プリントに目を通すと部活の紹介と先輩の言葉が3行ほど載っている。

「で、これがどうしたんだ?何か部活やるのか?」

佐々木と知り合ったのは中3だが引退は中3の夏だったはずだ、須藤がないていたのを覚えている。
俺に佐々木が部活にいそしむ姿はメモリーされていないので佐々木は帰宅部だったはずだ。

「まぁそんなところといえばそんなところだね、ここをみて欲しい」

佐々木指し示したところは文芸部の紹介欄だった。
なぜかここには先輩の言葉が載っていない。

「そこは去年の三年生が卒業した後部員がゼロになった部活らしくてね、このままじゃ廃部だそうだ」

「この部活を廃部の危機から救うって事か?お前そんな文学少女だったか?」

「まぁ文学少女を気取るのもやぶさかではないが・・・・・・まぁ聞いてくれ
 僕らはこのたび目出度く高校受験というある意味人生最初の戦争を勝ち抜いたわけだ
 三年後には大学受験というさらに大きな戦争が待ち構えているとはいえ今は人生最初で最後の高校生活だ
 少しぐらい楽しんでもバチはあたらないだろう」

「だったらこんな廃部寸前のところより活気のある運動部にでも入ったほうがいいんじゃないか?」

「それは少し違う、僕が望んでいるのは気の会う友人・・・・・・主に君だが・・・・・・と共有できる穏やかな時間なんだ
 決して運動に汗を流すことじゃない、そのためにはそりの合わない先輩がいることはやはり好ましくないんだ」

「なるほど」

52:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:16:05 iVcbxgQc
「平たく言うとだね文芸部を乗っ取ってしまわないか?君と、僕とで
 君は受験が終わって早々塾を止めてしまったからね、僕としても君といる時間が減って寂しく思っていたんだ」

「そう言ってもな、俺は本はほとんど読まないし小説も書かないぞ?」

「そんなまじめにやる必要は無いんだよ、なにせ今のところ君と僕しかいないわけだからね
 まぁ生徒会に文句を言われるのも嫌だからたまに会誌くらいは出すかもしれないけど・・・・・・それも年一回で十分だろう
 文芸部の名を借りた仲良しグループさ、どうかな?君が嫌というならこの案は棄却するが・・・・・・」

そこまで言うと佐々木はこちらをいつもの不敵な目でこちらを見てきた。
しかしわずかながら不安も入り混じったような目だ、断られたらどうしようというような。
さて、返事はどうしようか?
・・・・・・まぁ佐々木がやりたいっていうならいいか。

「いいぜ、それで廃部を逃れるためには何人いるんだ?」

「3人だね、大丈夫もう1人にはアテがあるんだ、入学式のときに仲良くなった橘京子さんって子がね」


その橘さんにも首尾よくOKを貰い、連れ立って部室に行くと周防九曜という女の子が既に入部していた。
その後転向後最初の体育で花壇に突っ込んだためあだ名が決定したパンジーこと藤原が入部し、現在の人員となったのだ。
このあたりのリーダーシップを見るに佐々木は人の上に立つ才能があるかもしれない。
そういえば以前そういう話しを佐々木にしたときは

「くっくっ、僕は参謀タイプだよ、リーダーみたいなカリスマは無いが補佐ならできる、今もこれからもそのつもりだ」

とか言っていたな。何のことかはよく解らなかったが。

最後に、我が似非文芸部の部長は何故か俺で佐々木は副部長だったことを明記しておこう。

53:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:26:16 0iX+RYVv
パンジーw

54:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:31:17 /C1jNxKV
キョンと佐々木が同じ高校だったらとか妄想しちゃうよなw
>>51
GJ!

55:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:50:36 m2yy4rIz
「こんばんは、>>1乙。さて、七月になり、暑さも増してきているね。そんな中、TVアニ
メーション『涼宮ハルヒの憂鬱』第二期シリーズ製作決定という有力な噂はキミも耳に
していると思う。もし、本当なら、とても喜ばしいことだね。また、動くキョンが見られると
いうのはとてもよい。うん、とてもよいな。
 さて、変な女こと佐々木スレッドも順調に14スレッドに突入だ。面白いね、アニメシリーズ
第二期も14エピソードで作られるというじゃないか。今回のepisode0は何なのだろうね。
『長門ユキの逆襲episode0』なのではないかとにらんでいるのだが、どうだろう? といっ
ても、『長門ユキの逆襲episode0』は予告編だから、30分アニメ一本にするにはどうにも
尺が足りないような気がするね。う~~ん、これはないかもしれない。毎回episode0があ
るのも面白いと思ったんだけど。さて、今回は文庫第四巻である『消失』がメインエピソード
だと噂されているね。キミは、知っていると思うけれど、『涼宮ハルヒの消失』という長編は
その伏線となった短編エピソード、その伏線を回収する短編エピソードがとても多く、関連
するエピソードが完全に終わるのは第七巻に相当する『涼宮ハルヒの陰謀』にまでたどり
着いてしまう。
 時制順に記すと七夕の『笹の葉ラプソディ』、夏休みの『エンドレスエイト』は外せない
重要なエピソードだ。『消失』本編に加え、直後である『ヒトメボレLOVER』、『雪山症候群』も
欲しいね。『消失』本編が6話で構成されるとした場合、使えるのは8話、欲しいエピソード
が4話、残りが4話、そのうち1本がepisode0、もう1本がシリーズ最終回、これは残りのエ
ピソードも絞られるという物だろう。ねえ、キミ。キミなら残りの二話分に何を入れる?
 僕はアニメ第二期シリーズに登場できるだろうか。そう。たとえば、だね。12月18日に登校
したキョンの後ろの席に座っているのが僕だったりしたら、面白くならないかな」
 佐々木はそういって、大きな瞳をプレアデス星団のように輝かせた。


 今日の佐々木さんはずいぶんと喜んでいるようです。

56:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 03:57:52 GVwV4X/j
>>55
乙wさらりと読めちまった

57:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 06:40:56 QcufPpaD
GJ!
毎度よくできてるな

58:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 09:05:17 qHOUz5Cd
超監督ささっきー きたー

59:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 12:36:39 vQc+1S/S
>>55
毎度のことながらgj!
何スレ目から登場したんだ?過去のやつも読みたいんだが。

60:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 13:33:18 PdBaXf26
>>59
まとめにあるよ


>>47のSSにwktkしてるのは俺だけじゃあないよな?

61:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 15:07:43 QcufPpaD
佐々木は人に指示したりするのは苦手そうだ

62:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 18:11:55 LP+kmwWa
佐々木「……」パチン
橘「佐々木さんが指を一回鳴らしたらコーヒーを、二回鳴らしたらウィスキーを出して下さい」
藤原「なんで僕がこんな事を……」
九曜「―」

佐々木「……」パチンパチン
藤原「……」つコーヒー2つ

こうして、佐々木は一杯のコーヒーと二杯のコーヒーに困らなくなった

63:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 18:21:12 DqENNsc/
鈍感な佐々木さん。

「キョン、ちょっと話があるんだが」
「なんだ、佐々木。改まって校舎の裏に呼び出したりして」
「うん、その事なんだけどね、キョン。僕は、君の自転車の荷台にのせてもらって塾に向かっている。その間、いわゆる
二人乗りをしているわけだが、あれは、法律的にはあまりよろしくないことだ。いや、正確には法令、かな?」
「ああ……それはそうだが、人通りの多いところや車がきそうなところではやめてるだろ? お目溢ししてもらえる範囲
だと思うがな。まあ、お前がバスでいくというなら……」
「いや、バスはやはり時間がかかるし、昨今の不穏な情勢を鑑みると一人歩きよりは、二人の方が望ましい。なにより、
君と話しているのは実に楽しいからね」
「ふむ。それは光栄だが、なにが言いたいんだ?」
「うん、実は、いろいろ調べてみたんだ。で、これが答えさ」
 ばーん、とあるものを出してくる佐々木さん。
「……二人乗り自転車?」
「三輪タンデム自転車だね。二輪だと長野県を除いて、たとえ乗車機構……この場合はシートということだが、それが二つ
以上あっても、二人乗りは正確には条例違反になるんだそうだ。三輪の場合、二輪自転車とは区別されるので、条例違反
にならないという理屈さ。四輪軽車輛でももちろん言い訳だが、たまたま僕の伯父が三輪のこれを所有していてね」
「あ、ああ、そうか……」
「そういうわけで、今日からは、このタンデム自転車を使おう! 前々から、僕だけ楽をしていることにも、ちょっと気が
咎めていたんだ。それに、これなら、前後で話をしながら漕げるしね。一石二鳥じゃないか!」
「あ、ああ……そうだな、うん……」
「……キョン? なんで、そんな残念そうな顔をしているんだい」

64:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 18:32:47 PdBaXf26
>>63
いつもと逆だwwwwww
いつも散々フラグ折ってるからたまにはキョンも折られないとなww

65:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 18:39:43 QcufPpaD
フラクラ佐々木ww

66:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 18:44:31 i/hA3zDS
>>62
佐々木は提督だったのか、奥が深い。(違

67:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 19:22:41 iVcbxgQc
佐々木「乗るの!?これ、乗るの!?ねぇ!自転車!自転車乗るのかい!?」
キョン「あぁ、乗るよ」
佐々木「本当!?大丈夫なの!?大変じゃないかい!?」
キョン「あぁ、男だから大丈夫だよ」
佐々木「そうかぁ!僕女だから!女だから男性の体力わかんないからね!」
キョン「そうだね。わからないね」
佐々木「うん!でも大丈夫なんだね!そうなんだぁ!じゃぁ乗っていいんだよね!」
キョン「そうだよ。乗っていいんだよ」
佐々木「よかったぁ!じゃぁ乗ろうね!二人乗りしよう!」
キョン「うん、乗ろうね」
佐々木「あぁ!荷台付きだから二人で乗れるね!ね、キョン!」
キョン「うん。しがみついてていいよ」
佐々木「あぁーキョンと僕は二人乗りで自転車に乗っているよー!気をつけようねぇー!」

うん、ごめん。なんかこのコピペみてたら改変したくなったんだ。

68:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 19:26:19 RyQQz1ZD
犬のやつか

69:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 20:00:03 UbebN/4N
>>67
駄目だ、そのコピペ見ると反射で笑っちまうww

70:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 20:04:09 QcufPpaD
佐々木のテンションにワロタw

71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 21:29:10 PJC8U0xa
>>67
犬しゃしゃきを思い浮かべてワロスw

72:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 21:50:59 pY5zE7nV
>>71
犬しゃしゃきって何?

73:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 22:02:45 OZjfoZTR
佐々木は雨が好き

74:犬しゃしゃき
07/07/09 22:12:14 /pZVZyDf
佐々木さん犬しゃしゃきじゃなくて犬佐々木になるの巻
キョン「どうした佐々木、こんな人目を避けるような公園の隅に呼び出して。
     しかもそんなフードまで被って。なんかえらく怪しいぞソレ」
佐々木「……キョン、驚かないで聞いてほしいんだ。僕にも理屈はわからない。
     正直、僕自身混乱している。ただ、朝目覚めたら、こうなってしまっていたんだ!」
キョン「うわ! 佐々木に犬耳!? しかもふさふさの尻尾まで!!」
佐々木「君には迷惑だと思うが、他に相談できる相手も考え付かなかったんだ」
キョン「九曜とかそっち方面詳しそうだけどな」
佐々木「……考え付かなかったんだ(力説)! やっぱりこんな僕はイヤなんだね。
     気持ち悪いとか関わりたくないとか思っているんだね」
キョン「いや待て落ち着け佐々木。分かった分かった。正直俺に何が出来るかわからんが、
     お前を見捨てるような真似はしないから安心しろ」
佐々木「キョン……、ありがとう」パタパタ
キョン「まあ、とりあえず人目につくとアレだから、ウチにでも来るか?」
佐々木「そうさせてもらうよ。さすがにこの姿を両親に説明する言い訳は思いつきそうにないからね」
(中略 とくに妹とか中略)
キョン「何とか妹に見つからずに部屋までたどり着けたはいいが、
    こらシャミ、全身の毛を逆立てて威嚇するのはやめなさい。気持ちはわかるがこれは佐々木だ」
キョン「それにしても、本当に毛がフサフサの犬耳だな。普通の耳とは別に生えてるのかコレ」
佐々木「き、キョン、そんなに耳をやさしく撫でないで……アン」パタパタ
キョン「ああすまん、気持ち悪かったか。きちんと感覚もあるんだな」
佐々木「もっとやっても……いやいや、僕も動転してきちんと確かめなかったんだが、
     確かに今の僕は生物学上異質に過ぎる体のようだ。
     今更突っ込む話でもないが、耳が4つあるということは、つまり僕の聴覚神経が
     犬耳の方にもついているのであって、頭蓋骨の形から変形していると見るべきだろう。
     まあつまりどうにも、常識的な見地からすれば、今の僕はナンセンスの極みというわけだ」
キョン「まあマトモにつっこみはじめると切りないしな。尻尾とかも」
佐々木「き、君の好奇心は次は尻尾の付け根がどうなっているかに向かうんだね。
     これでも年頃の女性として羞恥の極みだが、事態解決のためにどうしてもと言うのなら、
     君が不埒な気を起こさないことを条件に観察を許さないでも……」パタパタパタパタ
キョン「いや俺が見てもどうにかなるもんじゃないしなあ。
     ここはやっぱり、ウチの長門か、そっちの九曜のコズミックパワー関係者にでも
     来てもらうしかないだろ。とりあえずここに長門呼ぶから。お前も九曜呼んでくれ」
佐々木「……わかった。でもキョン、もし、このまま僕が元に戻らなかったらどうしよう……
     衆目に知れたら、僕は学術機関に解剖されたり、マスコミの晒し者になってしまう。
キョン「お前でも不安になることはあるんだな。いやすまん、でもお前のそういう顔、初めてみたよ」
佐々木「僕をなんだと思っているんだね。僕はただの平凡で臆病ないち高校生に過ぎないよ」
キョン「すまんすまん、なんか、まわりに異常な現象ばっかりおきるもんで、
     どうにも常識的なセンスがずれちまってらしい。俺にできることは何でもするから、
     許してくれ」
佐々木「じ、じゃあ、もし僕がこのままだったら、君がずっと匿ってくれるかい?
     その、君の……いわゆるひとつの愛玩動物としてでかまわないから」
     パタパタパタパタパタパタパタ
キョン「まあ冗談が言えるくらいならまだ平気だな」
佐々木「ちょ、冗談なんかじゃ」
キョン「大丈夫、長門ならきっと何とかしてくれるって。あ、もしもし長門、すまんが、
    またトラブル……、え? 来てくれる? 話が早くて助かるよ。
    いつものこと? あなたなら問題ない? いや本当すまん、恩に着る」
佐々木「…………」

(色々あって治りましたとさ)

佐々木「……寝る前に! ふと考えたんだ! どれだけ言葉を連ねても分からない人に、
     犬の尻尾みたいに! 見てすぐ分かる指標があれば! 少しは伝わるかなって!」
橘「佐々木さん、泣きながらなまこをグーで殴らないでクダサーイ!! 
  拳は痛まないけど、見ていて人の尊厳がギュンギュン傷ついていきますー!」
    




75:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 22:23:08 wVCZAkGQ
>>74
gj!佐々木カワイソス。
>>僕はただの平凡で臆病ないち高校生に過ぎないよ
ないちち…?と思ったのは俺だけでいい。

76:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 22:29:02 2TSQKWp0
>>74
丁度うちの犬の散歩から帰った所だぜww
佐々木は犬耳似合いそうだな
犬に例えるなら何犬だ?ラブラドールとか?

77:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 22:31:21 OZjfoZTR
佐々犬・・・それは佐々木最後の希望
「これでいつでもいっしょだよキョン・・・・」

しかし、彼女の前に巨大な敵が立ちふさがる!
シャミセン「・・・・そう(猫語)」

78:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 22:41:19 QcufPpaD
佐々木はポメラニアンかチワワだな

79:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/09 22:43:11 uhwp0F4S
>>74
なまこに笑った

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 00:03:18 d83kALQ/
犬耳アイビスを連想した

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 00:22:26 lzTvR9gd
意表をついて佐々木ガリクソンとか。

小さいころに名前で苛められて男の子とは接しなくなったが
キョンは名前(あだ名)が変という共通点で意気投合。

一方、ハルヒが「自分をちっぽけだ」と言わしめた親父との野球観戦、
マウンドにはガリクソン(本物)の姿が・・・

キーンコーン
答えはいつも私の胸に~

82:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 00:35:07 o5YJx32R
>>80
佐々木は負け犬だと、そう言いたいのかね?

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 00:35:57 bCezzyYG
息子の名前がキョンになるフラグw

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 01:36:59 vepNYK3z
もいっちょ。
佐々木さん、文化祭であえて小説版の方で映画を作るの巻

佐々木
「キョン……。よく聞いてほしい。
 君がこのビデオを見ている頃、僕は多分、この世にはいないと思う。これは、僕の親友への、最後の頼みだ。
 君に渡した包みの中には、手編みのマフラーのほかに、涼宮さんの能力についての僕なりの推論を収めた品が入っている。
 君が、僕や涼宮さんの対象になったわけを、僕の知る限り納めた。
 もし、クリスマス手編み作戦が失敗したら、これを、機関か、統合思念体の人に届けてほしい。人外の機関が本当だと信じてくれたら、
 君はこれ以上トラブルに巻き込まれることはないと思う。僕から、もうひとつのクリスマス・プレゼントというわけさ。
 僕が自分で届けようと思ったんだけど……悲しいけど、僕も佐々木団の団長なんだ。やっぱり涼宮さんを、この手で討ち取ってやりたい。
 そう思う。別に、高校に入ってからキョンを独占したことが憎いとか、なんで涼宮さんだけ名前で呼ぶんだよとか、そんなんじゃないんだ。
 ただ、こんな僕を選んでくれた橘さんや九曜さんに、団長として、少しでも恩返ししたって……。わかってもらえるかな? キョン……。
 キョン。僕のフラグはたぶん折れるだろうが……そのことで、涼宮さんや、とりわけ涼宮さんを恨んだりしないでほしい。
 彼女だって、僕と同じで、どうしても譲れないものを、勝ち取ろうとしているだけなんだ。これは僕の、最後の頼みだ……。
 もし、運良く生き延びて、この騒動が終わったらさ。必ず、一緒の塾に通おう。また二人で月夜の下を歩こう。約束だよ。
 じゃあね、キョン。元気で暮らしてね。涼宮さんによろしく。くっくっ」

(自主制作映画「ポケットの中のフラグ」じょうえいちう)

橘「佐々木さーん、これ死んじゃうじゃないでずがー(号泣)」
佐々木「いや、ちょっと待って。小説版では……」
キョン「佐々木ー(号泣)」
佐々木「ちょっと! キョンまで!」
九曜「--安らかに--眠れ」
佐々木「九曜さんまで!」
藤原「俺の出番は……」
佐々木「ポンジーはカツかハザウェイ、好きな方を選んで」
藤原「ちょっ!」

(エンディングテーマ「ポケットの中にはフラグがひとつ~♪ ポケットをたたくとフラグが折れる~♪ 以下略」)

小説版のネタバレ



実は生きてるんですよ、小説版だと。

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 01:40:24 2MJGPNqL
嘘だと言ってよササッキー!

つうかエンディングテーマなにげに名曲

86:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 01:53:28 ivF6NOr6
>>77
介入吹いたw

87:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 01:54:43 bCezzyYG
>>84
ポンジー死亡w

88:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 02:19:19 0wL30C88
パンジーは後にマフティー・ナビーユ・エリンとなるのか

89:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 02:44:29 UAQOeWPt
パンジー「腐った機関や未来はパンジーが粛正する!」

橘「佐々木さんのためにも、この戦、負けるわけにはいかないんです!」

九曜「──目標──確認──これより──破壊───────」

佐々木「やらせはしない、たかが一年の付き合いの女に、キョンとのフラグ成立なんてやらせはしない!」

キョン「フラグクラッシュは伊達じゃない!」


90:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 02:50:22 c3XR0IVm
定期あげ

91:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 08:08:44 iWR8/6nC
ガンダム化進行中

92:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 08:11:30 LLgqQsU0
>>74
そして佐々木が帰ったあと部屋でゴロゴロしているときにふと、

「そういえばあいつ、どうやってパンツ穿いてたんだ?」

と、いまさら過ぎる疑問を感じるキョンであった。(ツッコミ役不在。)

93:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 08:19:03 HDyHD1XX
ぱたぱたゆれてたら、スカート全開だしなあ。
それでも動じないキョン!


……なにか彼には致命的な欠陥があるのだろうか、と悩む佐々木。

94:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 08:31:01 LLgqQsU0
そして真相究明のため、SOS団女性陣に個別面談を実施。

……。

朝比奈みくるが仲間になりました。
長門有希が仲間になりました。
涼宮ハルヒが仲間になりました。

仲間の数がいっぱいです!誰かリストラしますか?

ニア 藤原


95:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 09:58:26 0wL30C88
藤原―(闇)パンジー
  \
   (光)ポンジー


96:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 10:53:56 mGwEAUvw
聖剣自重

97:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 11:27:15 Ezz0IKeL
藤原「俺はついに生まれ変わった! 光のパンジー、闇のポンジーを併せ持ち、
    一つに昇華した最高の形態、そのなもベンジー!」

キョン「……『ラブいぬベンジー/はじめての冒険』を高校生に分かれというのは、
    ちょっと無理があると思うぞ未来人。20年ばかり時代間違えてないか」
佐々木「……キョン、彼は多分、ブランキージェットシティの浅井健一のあだなが、
     ベンジーだったという方でつっこんでほしいんだと思うよ」
キョン「ああ、映画「グローイング・アップ」の主人公に似てるから、って理由でついた奴な」
佐々木「なんで君はそう、年齢に似合わぬ雑学に詳しいんだろうね」
キョン「おいおい、ほとんどはおまえの受け売りだよ」
藤原「……(こっちみてよー)」
九曜「--バカップルの--話のツマ--」
橘「そ、そもそも変な名前って誰かつっこんであげましょうよ。ポンジ-さんがかわいそうなのです」
藤原「うわあああああん」(逃走)


佐々木「ああ、自分がオチ担当にならないってなんて爽快なんだろう」
橘「まったくなのです。ヒエラルキーというのは大事なのですね」



98:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 11:33:51 HmkM0DC2
ベンジー「イシヤキィモォッ!」

99:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 11:41:52 HmkM0DC2
九曜「ー私をーーGretschでぶってーーー」

100:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 12:25:36 7BqAMCvc
Gretschって何?昆布?

101:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 12:46:16 HmkM0DC2
楽器ブランド

102:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 15:01:35 NZ+i0pea
犬しゃしゃきを想像したらこんな感じで浮かんだ。
URLリンク(www.nicovideo.jp)

103:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 16:42:50 KhLm4Q1V
ちょいと長めのSSができたんだが
需要あるー?

SOS団絡めたんでちと薄くなってるけど
佐々キョンもの

104:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 16:44:34 A+LZPE3b
めっさありまする職人様

105:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 16:56:40 3kOw3E4Q
めがっさにょろにょろ

106:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 17:01:53 1hbxvpZK
久しぶりのSS投下にwktk

107:1
07/07/10 17:03:59 KhLm4Q1V
何が始まりかと言えば、それは昨日の回線上のやりとりなのだろう。
「くっくっくっ、なるほど。それでキミたちは文集を書くことになったというわけだ。
それにしても涼宮さんの行動力と牽引力は目を見張るものがあるね、これがカリスマと
いうものかな?」
「そんな大層なもんじゃねえよ。単に自己中でわがままで自分勝手なだけだ。引っ張り
まわされるこっちの身にもなってみろってんだ」

 時間は夜の1時ごろ、相手は中学時代からの友人佐々木だ。春先に会って以来、また
付き合いが始まって最近では夜な夜な取りとめもない話を電話でするようになった。
 はじめは身の回りで起こったことなんかを話していたんだが、健全な高校生活を送っ
ていてはそうそうネタになるようなこともなく、佐々木は早々にネタ切れ宣言をしてきた。
というわけでそういったネタには尽きることのない俺がハルヒ絡みの話をして、佐々木が
それを聞くという中学時代とは真逆の構造ができあがってしまった。
俺は今までどおり聞き役のほうがよかったのだが、なぜか佐々木がハルヒのことを熱心
に聞きたがっていたという理由もある。まあ、遠くから眺めている分には楽しいんだろ
うな、あいつは。

「しかし、キョンの書いた作品というのは興味があるね。今度機会があったら読ませて欲
しい。まさか中学のときに読ませてもらった日記とも詩とも判別のできない読書感想文の
ようなものではないんだろ?」
「その話はよせ、今思い出しても悶えたくなる。それに俺の書いたラブストーリーなんか
一読の価値もないさ。文集の中で言うなら、そうだな、鶴屋さんって先輩の書いたのはベ
ストセラーになるくらい面白かったぞ。あれは死ぬまでに一度は読んどくべきだろう」
「……キョン、今何と言った?」
「?だから鶴屋さんの作品はすごく面白くて―」
「そこじゃない、その前だ。キミはどんな作品を書いたって?」
「ああ、だからラブストーリーだよ、一読の価値もない」
「是非読みたい」

 実際に佐々木がそこにいたら10センチは顔が近づいたんじゃないかってくらいの食いつ
きぶりだ。なんなんだ一体。俺の書いたラブストーリーのどこに琴線に触れる要素があっ
たんだ?
「ん、いや、その……なんだ。ギネス級の鈍感さを持ち合わせた、朴念仁の最上級ともい
えるキミがどんなラブストーリーを書いたのか気になってね。うん、それだけだ。他意は
ないよ」
「ちぇ、冷やかしかよ。そういや谷口なんかもえらくからかってきやがったな」
 ラブストーリー!お前が!?ぶははははは!大笑いする谷口の顔が目に浮かんできた。
くそ、腹が立つ。明日会ったらぶん殴っておこう。

「それで、その文集というのは今君の手元にあるのかい?だったら明日にでも借りに行こ
うと思うのだが」
「いや、今手元にはないんだ。この前妹の友人に読ませたら、なんか気に入ったのがあっ
たみたいで『コピーさせてください』って頼まれてな、貸し出し中なんだ」
「そ、そうなのか……」
 佐々木はさっきまでの勢いはどこへやら、急に落ち込んだような声を出した。その落差
があまりに激しかったためか、俺は思わずこう言ってしまっていた。
「まあ、部室に一冊置いてあるからさ。今度それを借りてきて読ませてやるよ」


108:2
07/07/10 17:06:58 KhLm4Q1V
「ダメよ」
 一言で却下された。電話の翌日、つまり今日、俺はハルヒに文集の貸し出し申請をした
のだ。はじめは「別にいいけど、何で?あんた自分の持ってるでしょ」と軽く許可したの
だが、問われるがままに俺が自分の文集の行方や昨日の電話のやり取りを話していくと、
だんだん眉間にしわがよりはじめに、最終的に先ほどのセリフへと行き着いてしまった。
「なんでだよ。さっき別にいいって言ったじゃないか」
「さっきはさっき今は今よ!自分で読むならまだしも人に貸そうなんて何考えてんのよ!
この文集は私たちSOS団の歴史を綴った最初の公式文書なのよ!今にプレミアが付いて
天文学的な値段になるの!ほいほい部外者に貸し出すもんじゃないの!」
「佐々木なら汚したりなくしたりするようなことはないって。ああ、もういい。長門、文
芸部部長のお前からも言ってやれ」
「ダメ」
「ほら長門もこう言って……、な、長門?」
「部の備品。持ち出し厳禁」

 それだけ言うと長門は顔を伏せ読書に戻ってしまった。まさか長門にまで許可されない
とは……。古泉はハルヒのイエスマンだし、朝比奈さんは……戦力外だし。むう、これは
無理だな。すまん佐々木。あきらめてくれ。
「それはいくらなんでもあっさり引き下がりすぎだと思うよ」
 振り返ると、国木田が立っていた。風通しをよくするために開け放したドアのところか
ら、相変わらずのにこにこ顔を向けている。
「国木田か。珍しいな、お前がこっちに来るなんて」
 いつもは帰宅部仲間の谷口と連るんで帰ったり、いつの間にか消えていたりで放課後に
顔を合わすことはめったにない。部室で会うと新鮮、というか違和感があるな。

「うん。ちょっと用事があってね。人を案内してきたんだ」
案内?ここに?
 まさか国木田のやつ依頼人なんか連れてきたんじゃないだろうな。喜緑さんにせよ阪中
にせよ、今までの経験上うちにくる依頼はろくなものじゃない。頼むぞ、国木田、余計
なことはするなよ。

 などと心の中の祈りが通じたのか、国木田が連れてきたのは依頼人ではなかった。依頼
人ではなかったが、そんなものよりもっと厄介な、
「佐々木!?」
「やあキョン。電話は毎日のようにしているが、顔を合わすのは久しぶりだね」
 そう、国木田に連れられて登場したのは我が中学時代からの友人佐々木その人だった。
「なんでお前がここに、っていうかその格好は……」
 その上SOS団を訪れた佐々木は私服ではなかった。制服を着ている。ただし有名進学
校の制服ではない、北校のセーラー服だ。
「友人に借りたんだよ。言ったろ?北校に行った友人はキョンだけではないと。もっとも、
親友と呼ぶには遠い関係だったけどね。実際突然の申し出にかなり戸惑っていたみたいだ
よ。僕がSOS団に用があるといったら、ひとしきり納得したあとに、『がんばってね』と
エールまで送られたけどね。きっと取り返せる云々とか言っていたけど、彼女の中でどの
ような判断がなされたんだろうね」

 さあな、大方パソ研部部長みたく何か強奪の被害に遭ったとでも思ったんじゃないか。
「まあ、あながち間違いじゃないだろうね。実際はもともと僕のものじゃないし、涼宮さ
んもまだ手に入れてないのだけれどね」
 そう言うと佐々木は団長机で憮然としてこっちを見ているハルヒに視線を向けた。
「挨拶が遅れたね。こんにちは涼宮さん、お邪魔しますね」
「いらっしゃい、佐々木さん。ようこそ我がSOS団本部へ」

 笑顔と笑顔の対話。なのになぜだろう、ものすごく居心地が悪い。真夏なのに背筋が寒
くなってきた。空気の異変を感じたのか朝比奈さんもおろおろしている。ああ、いいなあ。
本人には悪いけど、やっぱり朝比奈さんはおろおろしてなんぼだなぁ。癒される。


109:3
07/07/10 17:09:10 KhLm4Q1V
「癒されているところ申し訳ありませんが、いい加減事態の収拾に乗り出してもらえませ
んか」
 なんだ古泉。俺の至福のときを邪魔する気か。
「それはまた明日にでも堪能してください。それよりもこの状況です。一体どうまとめて
くれるんですか」

 詰め寄ってくる古泉の言葉には非難めいたものがあった。俺のせいだって言うのか。
いささか不本意ながらも促されるままに現状を確認してみた。

 ハルヒと佐々木は「うふふ」などと微笑みながら見つめ合っている。それをみて朝比奈
さんが「ひぃえぇぇ」と震えている。長門は本を閉じ佐々木に敵意のこもった視線を向け
ている。(天蓋領域の仲間として認識しているんだろうか、今度しっかり言い聞かせないと
な。)少し離れたところで国木田がニコニコしている。お前まだいたのか。で、俺と古泉が
隅っこのほうでこそこそしている、と。
 なるほど、妙なことになったもんだ。

 俺が悪いみたいな言い方は心外だが、仕方ない。このままで朝比奈さんに入れてもらっ
たお茶も充分に味わえそうにないしな。現状打破に乗り出すとするか。
「それで、何でまたセーラー服借りてまで乗り込んできたんだよ、お前は」
 と混沌の原因たる友人に話しかける。すると佐々木はさも当然のように言い放った。
「何でって、昨日キミが言ったんじゃないか、部室に文集があるって。だから拝読させて
もらおうとこうしてやってきたんだよ」
「わざわざ読みにくることはないだろ?俺が借りれば済む話なんだから」
「さっきのやりとりを聞く限りじゃ、それも無理だと思うけどね」
 む、持ち出し厳禁、貸し出し禁止のくだりか。確かにあいつらを説得するよりかはよっ
ぽど早いかもしれんが。それにしたって失敗する前から尋ねるとは気が短すぎやしないか。
「どうせ、こうなることは予想が付いたからね。キミのことだ、何も考えずいらないこと
まで喋るだろう、とね。だったら後手に回るよりも一気に畳み掛けるほうが得策じゃない
か。あのままいけば文集は団長が厳重に保管、なんてことにもなりかねなかったしね」
 くっくっくっと佐々木が例の笑いを浮かべながら言った。いや、いくらハルヒでもそこ
まではしないだろう。
「そ、そうよ。するわけないじゃない、そんなこと!」
「そう。それじゃあ読ませてくれるかしら、文集」
「それはダメ!」
「どうして?理由を聞かせてくれる?」
「えっ……いや、それは……」
 

110:4
07/07/10 17:10:38 KhLm4Q1V
 なにやら口の中でもごもごと呟くハルヒ。ずいっと距離をつめる佐々木。

 おお、俺はまさかハルヒが追い込まれるという非常に稀有な現場に居合わせたのか!な
どとちょっとした感動を味わっていると、あたふたうろたえ中のハルヒと目が合った。
 その口は横一文字にきゅっと結ばれ、目は完全にすねたときのそれだ。そのまま上目遣
いに睨まれると「う~~~」という心の中のうなり声まで聞こえてきそうだった。
 そんなハルヒを見ていると流石にいたたまれなくなってきた。別に俺が悪いわけではな
いが、何故か罪悪感めいたものを感じたので、
「まあ、落ち着けよ佐々木。ハルヒも気心の知れた奴ならまだしも、よく知らない奴に目
の前で読まれるのは恥ずかしいんだろ」
 とフォローを入れておいた。
 とたんにハルヒの顔は花が咲くのを時間短縮で流すみたいにぱあっと明るいものになり、
逆に佐々木は間違えて渋柿に噛り付いたような顔になった。

「はぁ……。そうやって誰彼かまわず優しくするから……」
「ん?なんか言ったか古泉」
「いいえ、何も。それにしてもこれでは話が進みませんね。佐々木さんもせっかくご足労
頂いているのですから、文集は読んでおきたいでしょうし、涼宮さんも涼宮さんなりの理
由で文集を読ませたくない。ならばこういうのはどうでしょう。優れた物事にはいつも対
価が付きまといます。物語には物語を、文集を読む対価として、佐々木さんには何か小話
の一つでも披露していただいては。特に、中学校時代の話などを」
 そういいながら一同を見回す古泉。待て、何だその条件は。それだとネタにされるのは
九割九分九厘、十中八九俺じゃないか。

「それよっそれ!ナイスアイディアよ、古泉くん!」
「ふぅむ。まあ、代価無しに得ることはできないか。そうだね、涼宮さんたちの武勇伝を
一方的に聞いているのはフェアじゃないしね」
「待てよ!これはハルヒと佐々木の話だろ。なんで俺が被害に遭わにゃならん!」
 しかし俺の至極当然のはずの反論はその場に居合わせた全員のため息によって返された。
長門、お前ため息つけたのか……。

「前々から、あなたには何らかのペナルティを与えたほうがよいと思っていました」
 どういうことだ。俺が何をした。
「あのう……。私もそう思います」
 そんな、朝比奈さんまで。
「……同意」
 長門、お前もか!
「そういうことよ。観念してみんなの肴になることね」
「キョンにとってこの程度のペナルティでは何の意味もないだろうけど。僕らの心の平静
を保つためには有効だろうね」

 五人からの視線に追い詰められ、後ずさる。なんだこの状況は、こんなのならさっきま
でのほうがよっぽど過ごしやすかったぞ。いっそこのまま部室から逃げ出してしまおうか、
いやいや俺がいなくなったらどんな話をされるかわかったものじゃない。佐々木にも良心
があるだろうから、修学旅行のあの話や、プールの授業のあの話はしないと思うが……。
 考えつつも念のため逃走経路を確認しようと振り返ると、間近に国木田のニコニコ顔が
あった。お前まだいたのか。ていうか近い、顔近い。
「キョンが文集に書いたのはラブストーリーだったよね」
 あれがラブストーリーと呼べるかどうかは甚だ疑問だがな。それがどうした。

「だったら恋愛絡みでちょうどいい話があるよ。佐々木さんほら、『ラブレター騒動』につ
いて話したらいいじゃない」



とりあえず一段落
続きます

111:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 17:33:56 GOBL9f6w
長門の「同意」に萎えた

112:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 17:36:37 yselcvbN
おまえのレスに萎えた

113:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 17:43:32 1hbxvpZK
GJ!
続きが気になるな

114:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 18:33:14 bL2hu0IH
長門の怒りの原因を、天涯領域の仲間と誤解しているというのもわらう

115:5
07/07/10 18:45:31 KhLm4Q1V
続き
「だったら恋愛絡みでちょうどいい話があるよ。佐々木さんほら、『ラブレター騒動』につ
いて話したらいいじゃない」
「なあっ!?」
「うぐ!」

 凍りつく部室、思わず声を上げる俺と佐々木――佐々木?
「なんでお前まで焦ってるんだよ」
「い、いや、別に。なんでもないよ。ははは」
 普段とは違う笑い方が怪しさを際立たせている。しかしそのことを追求する前に、怒涛
の攻めが俺を襲い来た。
「ラ、ラブレターって!誰が誰に!?まさかキョンあんたが書いたの?」
「ラブレターって好きな人に想いを書面で伝えるものですよね!この時代にはまだそんな
文化が残っていたんですか!」
「……詳細を」

 ラブレターって単語に乙女センサーが反応しちまったようだ。どうすんだよ、これ。
「いや、そんな期待するような話じゃないんだって、マジで!」
「そ、そうそう!別に面白い話じゃないし、他にもっといい話があるよ」
 意外なことに俺の抗弁に佐々木が援護を入れてきた。恩に着るぜ佐々木、やっぱりお前
は親友だ。

 しかし俺と佐々木の言葉など本領を発揮したハルヒ率いるSOS団三人娘の前には台風
の前のビニール傘程度の防御力しかなく、結局俺は忘れてしまいたいエピソードトップ10
に入るその話を白状しなければならなくなった。
佐々木が話すんじゃないのかって?他人が話すのを聞くのより、いっそ自分で話したほ
うがまだ恥ずかしくないさ。細かいところはごまかせるしな。
さて、どこから話したもんか。
そうそう、あれは確かいよいよ受験が足音を立ててきた秋ごろのことだった。


116:6
07/07/10 18:49:00 KhLm4Q1V
「最近カップルが増えてきたねぇ」
 中学三年のある日、登校中の俺に横から国木田が声をかけてきた。
「いよいよ終わりが近づいてきて、このままじゃいけないって考えるやつが多いんだろ」
「キョンは誰かと付き合ったりしないの?例えば佐々木さんとか」
「国木田、あのなあ……」

 まったくどいつもこいつも。自分たちがくっつくならまだしも、人をくっつけるのも好
きときてやがる。どうして俺が佐々木と付き合うんだよ。
「わかってるよ。佐々木さんとはただの友達なんでしょ?でもさ、今はそうじゃなくても
今後そんな関係になるかもしれないじゃない。だったら試しに付き合ってみたら?」
「そんなもん、佐々木のほうがお断りだろうが。大体俺は思い出作りに走れるほど、学力
に余裕はないんだよ」
「向こうの気持ちも、学力向上も問題ないと思うんだけどなぁ……」
 
 とまあ、そんな会話をつらつらとしていると学校に着いていた。いい加減いちいち否定
すんのも疲れてきたな。いっそのこと佐々木と口裏合わせて付き合ってることにしちまう
か。嫌がるだろうなぁ、恋愛は精神病だなんて言ってる奴だし。止めとこ止めとこ。
「ん?」
「どうしたの?」
「いや、下駄箱の中になんか……手紙が」

 はい、そこのお前、何を連想した?恥ずかしがらずに大きな声で言ってみな。大丈夫、
きっと俺と同じこと考えてるから。ついさっきまでしていた話題が話題だし、何より下駄
箱に手紙っつったらアレっきゃないだろ。
 しかしここで騒ぐか落ち着いていられるかが俺と谷口の違いだ。いや、このときは谷口
なんか知らなかったけど。とにかく、俺は浮かれ騒ぐことなく、冷静に対処したわけだ。
 手は震えて、喉はからっからだったけどな。

 実際のところ何とか理性を保っていられたようだが、そこは思春期真っ盛りの男子中学
生だ。ラブレター(らしきもの)をもらって浮かれるなと言われても、無理というものだ
ろ。ふとした弾みで頬が緩み、その度に佐々木に気味悪がられた。
肝心の中身については、確認しようと何度もトイレに向かったが、こんなときに限って
先客がいやがる。別のトイレに行くのは目立つし時間もかかる、個室に入るのは別の意
味でリスクが高い。そんなこんなで結局中身が確認できたのは四時間目の直前だった。

 で結論から言うと、ハズレだったんだな、これが。
 手紙は確かにラブレターだった。が、俺宛ではなく俺の隣の下駄箱を利用している成績
優秀、スポーツ万能、品行方正なモテ男くん宛だった。間違えるなよ、紛らわしい。
 ちなみに送り主はうちのクラスの女子の、あんまり話したことのない、どちらかといえ
ば優等生グループの娘だった。結構可愛いかっただけに、脱力感も一入だ。


117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 18:49:34 c3XR0IVm
定期あげ

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 18:50:34 bL2hu0IH
国木田自重

119:7
07/07/10 18:51:16 KhLm4Q1V
「くっくっ、なるほどそれで今日はやけに落ち着きがなかったというわけか。君は今日6
回も僕の話を聞き逃し、4回も先生に注意されていたんだよ。先生の話を聞かないのはいつ
ものことだが、僕の話を聞き流すなんて珍しいと思ってね、カウントしていたんだよ。も
しかしたら熱でもあるのかと懸念していたが、取り越し苦労だったようだね」
 昼休み、佐々木と駄弁りながら、早速俺はことの顛末を話していた。こんなのはいっそ
笑い話にしたほうが気が楽だ。それに佐々木はどんなにマヌケな話をしても、嘲笑しない
奴だからな。そういったところでも俺はこの奇妙な友人を信頼している。

「ま、どうせこんなオチだろうとは思っていたけどな。にしたって、なんとも情けない話
だ。俺にお似合いといえばお似合いだが」
「まあ、これに懲りたら恋愛なんかにかまけずに、学業に専念することだね。前の模試の
結果も芳しくなかったのだろう?放課後の勉強会の回数を増やすかい?」
「いきなりそっちに話を持ってくなよ。これでもけっこう凹んでんだ。もっとこう、明る
くなるような話題にしてくれ」
「へえ、思ったよりショックだったようだね。そんなに嬉しかったのかい、恋文をもらえ
たことが」
 佐々木の視線が鈍く光る。やめてくれよ、そうやって意味もなく意味深に振舞うの。
「別に意味を込めてないわけじゃないんだけどね。まあいいよ、それより肝心の恋文はど
うしたんだい?まさか捨ててしまったわけじゃないんだろ?」
「ああ、ここにあるよ。正しい相手に渡すつもりだけど、中身を確認したのが四時間目の
前で、今まで軽く凹んでたからな。暇がなかった。ちょうどいいや、今からちょっと下駄
箱に行ってくる」
 そう言って立ち上がると、佐々木は拗ねたように、
「これで先の6回と合わせて計7回、僕はキミとの会話を邪魔されたことになるね。まっ
たく、手紙の送り主は厄介な間違いをしてくれたものだよ」
 などとうそぶいていた。
「そんな対したこと話してないだろ」
 佐々木の軽口を流しながら席を立つと、
「ああぁーーーーーー!!!」
 耳をつんざく絶叫が響き渡った。何事かとあっけに取られていると、バシッと手の中の
手紙を奪い取られた。そして目の前にいるのは、件の手紙の送り主。……おいおい、まさ
かこれは。
「な、なんであんたがこれ持ってんのよ!変態!!」

 嫌な予想というのは当たるものだ。まさか自分が相手を間違えたとも知らず、彼女は大
声で「中身を見られた!回し読みされた!」と吹聴して回っていた。いや確かに隠しもせ
ず堂々とラブレターを見せていた俺も悪いし、他人が自分のラブレターを持って談笑して
いるのを見たら心穏やかではないのは解る。解るがもう少し落ち着いて行動して欲しかっ
た。弁解の余地すらないじゃないか。
 かくして俺は人のラブレターを勝手に覗き見る変体男という世にも不名誉な肩書きを手
に入れたのだった。ことが恋愛絡みなだけに多感な年頃の女子たちからは親の敵でも見る
ような目で睨まれ、クラスの女子全員を敵に回した俺に味方する度胸もない男子からは巻
き込むなとばかりに距離を置かれてしまった。ラブレターの宛先違いってだけでも充分間
抜けなのに、さらに間抜けなオチがついちまったってわけだ。


120:8
07/07/10 18:56:41 KhLm4Q1V
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……で?」
「で、とは?」
「それで、どうなったのよ!まさか何の反論もせずにそのまま残りの一年を過ごしたわけ
じゃないんでしょ?」
「いや、そのまさかなんだが……」
「はあぁ!?何考えてんのよ!明らかに間違えたそいつが悪いじゃない!何泣き寝入りし
てんのよ!」
 自分のことでもないのにやかましい奴だ。
「放っときゃ収まると思ってたんだよ。実際三日ぐらいで向こうから謝ってきて、クラス
の誤解も解けたしな。その後は今まで通り普通のクラス生活だ」
 あんまりすんなり終わるんで俺自身も拍子抜けしたくらいだ。

「う~~ん。なんか気に入らない結末ね……」
 そんなこと言われてもな。実話なんだし、ラストをいじることもできんだろ。だから言
ったんだよ、大した話じゃないって。ただ俺が情けないだけだ。
 そうやって話を終わらそうとしていると、
「まあ、キョンが知ってるのはそこまでだよね」
 と今まで黙って聞いていた国木田が口を挟んできた。
「く、国木田!キミ、まさか」
「? どういうことだ?俺が知ってるのって、当事者の俺が知らないことでもあるのか?」
「うん。後日談っていうか、裏話みたいなのがね。そうでしょ、佐々木さん」

 皆の視線が佐々木に集まる。佐々木は真っ赤になりながらあうあうと呻いている。お、
こんな佐々木を見るのも初めてだな。今日は珍しいものがよく見れる日だ。野山に行った
らツチノコの一匹でも見つかるかもしれん。
「そんなどうでもいいとこ拾ってんじゃないわよ!何よ裏話って!ほら、あんた、もった
いぶってないで話す!」
「や、止めろ国木田!そればっかりはダメだ!」
「うーんとね。あれはキョンが遠巻きにされてから二日後くらい、事態が収まる前の日だ
ったかな」
 佐々木の懇願を無視して話し始める国木田。なんなんだ、俺の知らない裏話って。それ
に佐々木のこの取り乱しようは……。まあ聞けば解るか。

「キョン!何腰を落ち着けているんだい!僕がこんなに嫌がっているのに、キミという奴
は黙って見過ごそうというのかい!この裏切り者ー!」
 わめく佐々木を尻目に国木田の話が始まった。


121:9
07/07/10 18:59:08 KhLm4Q1V
「まだ女子の怒りは解けないみたいだねー」
「気楽に言ってくれるなよ。こっちはほとほと参ってんだから」
 机の向こう側でキョンがうんざりしたようにぼやいた。
 ラブレターをもらって変体扱いされてから二日、キョンは未だ女子たちからの総無視攻
撃を受けていた。男子たちも巻き添えを恐れて、また人のラブレターを盗み見たキョン(結
局そういう風に伝播してしまった)を非難して、今やキョンに話しかけるのは男子の中で
は僕一人ぐらいになっていた。
「これでも心配してあげてるつもりだけど。ほら、こうしていつもどおりに接してあげて
るじゃない」
「ああ、そのことについては感謝してるよ。こんな形で友情のありがたさをかみ締めると
は思ってなかったけどな」
 軽口にもいつもの切れがない。こりゃほんとに参ってるみたいだな。
「だったらさ、本当のことを言えばいいじゃない。ラブレターは間違ってキョンのところ
に入っていて、中身を見ちゃったのは不可抗力だって」
「俺がんなこと言って、聞いてくれると思うか?」
「……まず会話自体ができないだろうね」
 思わず苦笑い。対してキョンはため息も出ない様子だった。

「なら僕が橋渡しをしてあげようか?」
 振り向くと後ろに佐々木さんが立っていた。僕同様にラブレターの真相を知っていて、
今や女子の中では唯一キョンと接している人だ。
「あの娘本人とはそれほど交流はないけれど、あの娘のいるグループには何人か友人もい
る。弁解の機会ぐらいなら作れると思うよ」

 いい提案だと思った。佐々木さんは変な女として広く認知されているけど、「奇人変人・
腫れ物扱い」って感じじゃなくて、むしろ「ちょっと変わってて癖のある面白い人」程度
の扱いだ。実際交友関係も広くて、件の娘のいる優等生グループとも何度か連れ立ってい
るのを見たことがある。最近はもっぱらキョンとばかりいるけどね。

 けどそんな申し立てをキョンはあっさり拒否した。
 曰く「たとえ弁解の機会を得ても、どうせ嘘だ本当だの水掛け論になるだけだ。それに
事実が知れたら向こうの立場がなくなってしまう」と。
「でも、それは自業自得じゃないか。向こうが勝手に間違えて、逆上したんだ。面目を失
ったとしても、仕方のないことだろう」
 珍しく佐々木さんが食い下がるけど、結局キョンは
「なに、人の噂も七十五日って言うだろ。そのうち収まるさ。半日夢見させてもらった代
価ってことで、我慢するよ」

 そう言ってへらへらと力なく笑うと、トイレに行くといって教室を出て行った。
 その足取りは傍目にはしっかりしていたけれど、僕の目から見れば無理をしているのは
明らかだった。
「何を強がっているんだ、まったく」
 苛立ちを隠そうともせず、佐々木さんが吐き捨てた。
 うわ、これはかなりご立腹みたいだね。普段はクールなのにキョンのことになるとすぐ
熱くなるんだから。ここは下手に刺激したらこっちに火の粉が飛んでくるかも。気をつ
けないと。

「うん、さっきの水掛け論だの相手の面子だのって話も建前だろうね」
 無難な話題で話を合わす、っと。
「ああ、実際はもう彼女に関わりたくないだけなんだろう。長くはないがそこそこ深い付
き合いだ、それくらい僕でもわかる。まったく、そこまで疲れているんなら、もうちょっ
とこっちを頼ればいいのに。不器用な奴だ」
 素直に手を差し出せない佐々木さんも充分不器用だと思うけどね。
「どう思う?キョンの言うとおりその内収まるのかな、これって」
「さあね。あいにくと今までこういった事態には出会わずに生きてきたから、予測も立た
ないよ。ただこれを世間一般で言ういじめと同列に捕らえて考えるなら、時間が解決する
ことはないだろうね」


122:10
07/07/10 19:00:27 KhLm4Q1V
 言いながら、佐々木さんは眼光を鋭く尖らせていく。もしも時間が解決しなかったら、
自然に現状が収まらなかったら、彼女はどうするつもりなんだろう。想像もつかないけど、
敵にだけは回らないほうが良さそうだ。
 けど、少なくとも彼女たちはそんなこと考えてもいないみたいだな。

 ドアが開き、女子の一団が教室に入ってきた。件の送り主とそのグループだ。
 けらけらと笑いながら、会話に花を咲かせている。時折、「デリカシーがない」だの「女
の敵」だのと言った単語が耳に入る。誰のことを言っているのかは、言わずもがなだ。
 休み時間はもう残りわずかで、クラスメイトの多くが帰ってきて騒がしいくらいなのに
彼女たちの声はよく響いた。わざと響かせているのかもしれない。

 そんな彼女たちを見ていると不意に言いようのない怒りが胸の内から湧き上がってきた。
 理不尽じゃないか。なんで元凶の彼女が笑っていて、キョンが責められるんだ?
 僕は普段からよく飄々としていると言われるし、そうありたいとも思ってる。けどこれ
はあんまりだ。キョンが例え建前だったとしてもあんたの立場を考えてたんだぞ。
 僕は常にない感情に揺さぶられた。このまま大声で真相を話してやろうか。腹の中でそ
んな算段をしていた。
 だから僕は、そのとき隣の彼女がどんな顔をしていたのか見ることができなかったんだ。

 気付いたときには佐々木さんは女子の一団に向かって、ずんずんと突き進んでいた。
その迫力は背後からでも充分に察せられ、とてもじゃないが声をかけることなどできなか
った。
 そしてその勢いのまま、問題の送り主の前に来ると、その顔を真っ向から睨み付けた。
 向こうは何が何だか解らない様子で、首をかしげ、
「え……、佐々木さん? どうしたの―」
 そう口に出そうとして、

スパアァーーン

 すべてを言い終える前に平手打ちをくらっていた。

 クラスにいた全員がいっせいに振り向き、教室内は沈黙に包まれた。
 叩かれた本人はぽかんと口を開けていたが、やがて自分が何をされたのか理解したらし
く、わなわなと震えだした。
 クラスの連中も状況を把握しだすと、互いに目配せをし、自分の判断が正しいのか確認
しあった。そうして沈黙が騒然に移る瞬間、
「いい加減にして」
 凛とした声が教室内に響いた。

「彼はあなたの手紙を読もうとして読んだんじゃない。あなたが、間違えて彼の下駄箱に
入れたから中身を確認しただけなの。自分の過ちに気付きもせず、被害者と呼べる人間を
あざ笑う今のあなたはとても不愉快だわ」
 声はとても静かなものだった。同時にとても冷たく、とても鋭く、まるで氷のような言
葉だった。あまりの切れ味に相手は反論することもできず、たじろぎ後ずさった。
 水掛け論にすらならない、圧倒的な発言力。
 氷が融け水になるように、言葉の余韻が消え全員がその意味を飲み込むまで少し時間が
かかったようだ。しかし状況を理解しだすと、反応は一様に早かった。まず罰の悪い顔を
し、その後非難の目を彼女に向けた。
 反論もできず、白い目に囲まれ、件の送り主は焦ったのだろう。
「あ、あなたには関係ないじゃない」
 考えもせずそんな抗議をしていた。それが自分の間違いを肯定していることには気付い
ていないようだった。そしてそんな精一杯の抵抗すらも佐々木さんは許しはしなかった。


123:11
07/07/10 19:02:40 KhLm4Q1V
「私は、自分の想い人が理不尽に傷つけられて、安穏としていられるほど寛大ではないわ。
もし今後もあなたが反省せず、同じことを続けるのなら、目には目を、たとえでっち上げ
てでもあなたに同様の苦しみをしてもらうから」
 覚悟して、と言いよどむことすらない、一方的な通告をしてのけた。この状況で、あの
迫力で言われて、戦意を保っていられ人間は果たして何人いるのだろう。

 これが本気の佐々木さんか。思わず僕は舌を巻いた。敵に回らなくて本当によかった。
多少肩身の狭い思いをしても、キョンと接し続けて本当によかった。キョン、僕も今君と
の友情をかみ締めているよ。
 けれど、佐々木さんがすごかったのはここからだったのだ。
 完膚なきまでに言い負かされ、うつむく彼女に
「あなたも誰かを好きになったのなら、この気持ち解るでしょ?」
 一転して優しい言葉をかけた。
 それはそれは見事な手際だった。叩かれ、罵られ、制裁通告され、ぼこぼこにされた彼
女にとって、それは救いの言葉となったんだ。不意に掛けられた言葉に、彼女は泣き崩れ
た。同時に頑なになった心もほどけたのだろう、
「ご……、ごめんなさい」
 と素直に口にしていた。
「その言葉はキョンに言ってあげて。私のほうこそ、叩いたりしてごめんね」
 謝罪をあっさり受け止める佐々木さん。

 感動の和解だ。クラスの皆もさっきとは違い温かい眼差しを二人に向けている。
 もしもあのまま打ち負かせただけだったら、彼女はクラスから浮いた存在になっていた
かもしれない。佐々木さんはその口から謝罪の言葉を引き出し、自分があっさり受け入
れることで、無理やりハッピーエンドを作り上げたのだ。なんて手腕だ。

 まあ、なんにせよ、これでこの騒動も一件落着かな。さっきまでの緊張も解け、思わず
顔が弛緩する。クラスのみんなも同じようで、暖かな空気が教室を包んでいた。
 けれど、そんな空気などこれっぽっちも読まない男がいた。そう、キョンだ。
「お~い、国木田。次の古文の予習見せてくれよ。日付から見て今日俺当たるかもしれな
いんだ」
 間抜けな声が耳に入ってきた。
 暖かい空気が一瞬で凍りついた。みんなが恐る恐る佐々木さんのほうを見やる。僕の角
度からは顔が見えないけど、向こう側にいた中河には見えたようだ。固まっている。
「い、いや、今はちょっと……」
「何だよ、他の奴に貸してんのか。しょうがねえな」
 必死になって現状を伝えようとするけれど、そこはキングオブ鈍感、まるで気付きもし
ない。そして
「じゃあいいや。おい、佐々木、古文のノート見せてくれ」
 よりにもよって一番選んじゃいけない選択をしてしまった。

「……キミってやつは……」
「ん?何だ?お前も誰かに貸してるのか?」
「キミのために僕がどれだけ……」
「どうしたんだ、佐々木?体調でも悪いのか?」
「くぅっ!!」

スパアァーーン

 本日二度目の音が教室内に響き渡り、クラス全員のため息が合唱された。




ここまででまた一段落
まだ続きます 申し訳ない


124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:29:01 1hbxvpZK
続きが気になりまくりだ

佐々木かわいいよ佐々木

125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:33:00 +idej/z7
そろそろ冷えてきたよ
全裸でwktkして待機してるから

126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:38:17 AMw5vdLB
wktk

127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:39:50 +moCTH4W
>>125此処はエロパロ板じゃねえぞ
とりあえず上着を着ろ

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:44:40 EIA1GHLV
>>125
靴下くらいはけよ

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:54:12 MnVTzr09
国木田のポジションが素晴らしすぎる

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:55:06 Z8jtGnjM
>>125
ほらよ、エプロンだ。風邪ひくなよ?

131:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 19:57:00 7BqAMCvc
>>125
腹冷やさないようにな、腹巻やるから

132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 20:01:55 Qn/LdciX
靴下とエプロンと腹巻だけの佐々木か
これはいい

133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 20:06:51 HmkM0DC2
>>132
>>125

134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 20:16:15 Qn/LdciX
>>133
それがどうかしたのかな?
俺はここの書き込みを見て靴下佐々木を脳内に描き出した
それで十分じゃないか

135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 20:26:18 1hbxvpZK
腹巻はねーよww

136:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 20:54:05 7wM5FnCz
>>125
温かい風呂に入って
温かい布団で寝やがれ
この野郎
べ、べつにお前が風邪ひいたって心配なんてしないんだからなっ!

137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:05:35 AMw5vdLB
>>136
かけらもドキリとしないのはなぜだろう・・・

138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:06:44 spUGye3Z
パンジー乙

139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:11:33 HmkM0DC2
>>137
俺が暖めてやるよ。














このホッカイロでな

140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:12:18 fybnrFKS
>>139
大竹かよっ!(なつかしいw)

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:31:56 A+LZPE3b
>>123 最高でござる。もはや勇者。
夏だから全裸待機余裕だな。明日雨みたいだからちょっとあれだけど。

142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:35:18 mAKh3Gdn
国木田「さあ。みんな今日佐々木さんがキョンに告白するって言う話だよ。
     フラグ折る、折らない?どっちに賭ける?」


連日こういう行事が行われ、平穏を愛するキョンは人知れず誰よりも有名になっていた

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:37:44 7kTyBiE1
>>142
折らないに賭けるのが佐々木しかいない罠

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:40:11 jrUpT/JX
まさに必至だな

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 21:46:24 7wM5FnCz
>>144
必死な佐々木
佐々木「もう!今度こそ大丈夫なんだからぁ!」

同情票獲得

146:12
07/07/10 22:28:29 KhLm4Q1V
「…………」
「あ、いや……」
「…………」
「そ、その……」
「知らなかった……」
「!!」
 国木田の語りが終わり、明かされる事実に驚きその余韻に浸りながらも、俺は何とか
声を絞り出した。
「ち、違うんだキョン!お、想い人というのはその、言葉のあやで!あの場はほら、嘘で
もはっきり言い切らなくちゃ、格好がつかないだろ?言いよどんだら負けって言うか。だ
から、その、ほんと全然そういうんじゃなくて、つまり僕が言いたかったのは―」
「ああ、解ってるさ。確かにそういうときは嘘でも勢いをつけとかないとな」
「そうそう!そうなんだ――え?」
「いやあ、それにしても全然知らなかったぜ。まさか裏で佐々木が解決してくれていたと
は。貸し一つだな、こんどなんか奢るよ。カレーでいいか?」
「え、あ……うん……」
 まったく、そんなに勢い込んで弁解しなくても、お前が本気であんなこと言うなんてお
もわないさ。俺とお前の仲だ、そんぐらい心得てるって。
なんだ佐々木急におとなしくなったな。カレーじゃだめなのか?どうした古泉、頭痛か?
アスピリンは持ってないぞ。

「あなたは本当に……。もしかしてわざとやってるんですか?だとしたら正直に仰ってく
ださい、お願いします。怒りませんから」
 ペナルティを与えると言ったり、怒らないと言ったりわけの分からない奴だ。それに何
度も言ってるが俺には何の心当たりもないぞ。
 盛大に溜め息をつく古泉。溜め息の数だけ幸せは逃げていくんだぞ。

「くっくっ、まあ、いいよ。こんなところだろうとは思っていたさ」
 気が付くといつの間にかさっきまでうなだれていた佐々木がいつもの笑みを浮かべてい
た。そのまま不適な視線を滑らし、ハルヒの方に向くと、
「それにあながち悪いことばかりでもない。一年間出遅れたかと思っていたけど、この様
子だとまだ誰も先んじているわけではなさそうだからね」
 その後しばしハルヒと無言で顔を合わせていたが、急にきびすを返すと
「今日は楽しかったよ、キョン。予想していたものとは違ったけれど、なかなか実りのあ
る一日だった。制服を用意してまで乗り込んできたかいがあったよ。くっくっ」
 じゃあ、また電話するよ、と言い残してさっさと帰ってしまった。

 後に残されたのは、仏頂面のハルヒと不機嫌そうな長門(俺判断)、もはや半泣きの朝比
奈さんにケータイに出ている古泉だった。
「ふう、何やらどっと疲れたな」
「あなたが言わないでください。しまいにゃ殴りますよ」
 何だよ、さっき怒らないっていったばかりじゃないか。情緒不安定な奴だ。
「しかし、なんだろな。なんか佐々木が帰ってから、こう、胸の中がもやもやするんだが」
「「「「!!」」」」
「何か……、気づくべきことがあるような……」
「キョ、キョン、あんたまさか……」
「そうか……、そうだった、今ようやく気づいたぞ……」


「あいつ文集読んでねえ!」
「このドアホンダラぁあぁあああああ!!!」

ズパアアァアーーーーン!!!
 ハルヒの平手打ちは、佐々木のそれよりずっと痛かった。



147:おまけ
07/07/10 22:29:37 KhLm4Q1V
「すまなかったね、わざわざ案内までしてもらって」
「気にしないでよ。キョンほどではないけど、僕も君の友達を自負してるんだ」
「それに、仕事でもあるから、だろう」
「ふふ、まあそれもあるけどさ」
「……何であの話をしたんだい?」
「そんなに睨まないでよ、僕だって好きでしたんじゃないんだから。上からの命令だよ。こう着状態が続いて久しいから、少し揺さぶりをかけろってね」
「揺さぶるのはキョン?それとも僕?」
「ふふ、さあ。そこら辺は上司の方に直接聞いてよ。僕は所詮末端の人間なんだから」
「……君は、相変わらず底が読めないな。食えない奴だ」
「そんなつもりはないんだけど、ね。ああ、ここまで来ればもういいかな。橘さんによろしく。僕のボーナスはあの人の査定しだいなんだよね」


終わりです 途中間が空いてすみませんでした

個人的に国木田は、イラストなどを見ていて
こいつ絶対腹黒いよ、と妄想していたので
今回こう使ってみました。
あとキョンと佐々木の共通の友人てこいつぐらいですし

それでは 長々とお目汚し失礼しました


148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:33:08 S2dxL+tF
GJ!
途中の焦らしプレイもたまらない!

149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:35:37 Ymlha26l
GJ!

国木田の策にまんまと填められちまったぜ
いい奴だと思ってたのに……

しかし、こうなるとキョンのあのフラクラっぷりはまさに無意識の自己防衛?
そして谷口が実は機関のエージェント?!

なんだかパタリロの警察長官の正体がわかった回のようだぜ

150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:36:16 JSCmZhW1
何の続きか解らんからここだけ読んだけど面白いw
これから検索してくるよ GJ!!>>147

151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:38:21 5u3sjhoF
国木田…!よりにもよって橘の、それも部下かよw
とりあえず久々に面白いSSが読めた。一時期に比べれば
職人も投下する数も減ったし、みんな飽きたのかなと思っていたが、
まだこんな良作があるんだな。

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:38:35 spUGye3Z
GJ!
しかし佐々木に文集見せたリアクションも見たいな…

153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:39:29 A+LZPE3b
>>147
うはー佐々木に萌えました。才能ありますね。
たしかにながるんは国木田を使ってくるかもしれん…

154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:48:16 MnVTzr09
しかし気が付けば佐々木スレも14か。
鶴屋さんを超えて古泉と同じとは。

実質未完の話しか出ていないのに
今更ながら特殊な魅力ですな。

155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:49:26 AMw5vdLB
めちゃGJ!!!
最後の国木田はめんくらたwwwww

156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:49:39 c3XR0IVm
定期あげ

157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 22:52:46 5u3sjhoF
>>154
前にも書いたが、正に谷川流の真骨頂って感じのキャラだな。

しかし俺の中では、(古泉+国木田)÷鶴屋さん=佐々木という感じなんだが。

158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 23:12:47 HDyHD1XX
むう、国木田そうくるか。
でも、腹黒そうなのは同意w

159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 23:32:16 90yfaNFS
谷口に対してきっついもんな。
何かBLEACHの水色っぽいよね、国木田。

160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 23:47:39 g7nzfUY3
           ├\  ├\
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ
             /         \
         / / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ     
        ,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i '  悪い子はいないかね?
        !  !.ト●    ● ! !ノ、i !   フラグをへし折るキョンはいないか~
        ,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 ! 
        /⌒ヽ!;!l|ヘ       j/⌒i/  
      \ / | l>,、 __, イァ/  /!ノ´  
.        / /| | |___|{ヘ、__∧
       `ヽ<.| |         彡'


161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 23:48:45 WUfHaqsa
>>146
GJwwwww

キョン氏ねwwwwwwwwww
良い意味でwwwwwwwwwwwwwww

俺涙目wwwww(笑いすぎたという意味で)

162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/10 23:49:18 n31ZfLt6
テンションたけえw

163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 00:29:43 1vLyLfaR
くっくっくっ………くぅーっくっくっくっくっくっくっくっく、待ってたよゼーロー!

164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 00:34:08 YkvioQzN
GJ

何気にコピーを希望しているミヨキチにも萌えた
しかしミヨキチに読ませたのは……やはり佐々木の最後の壁は妹か

165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 00:47:42 9CvNEfQO
ミヨキチは自分のことが書かれてるわけだしな。
読んでてどう思ったことやら。
しかもキョンが恋愛小説を書けと言われてたと知ったら…

166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 00:50:56 8RQi8aND
てーへんだてーへんだスジってるー

167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 01:03:13 04/HYGU2
佐々木さんの恋文の巻

拝啓 我が親友殿

 普段、言葉にできないことも、手紙でなら伝えられるかと思い、
 こうして君に文をしたためている。
 メールや携帯の方がずっと楽なのに、と多分君は笑って、
 それでもこの手紙を大切に受け取ってくれるのだろう。
 それが確信できるくらいには、君の親友をやっているつもりだ。
 この手紙に込めた思いが伝わるかどうかはともかくとして。

 どれほど文字を連ねれば、僕の思いが分かってもらえるだろうか。
 中学3年の1年間、僕が君の傍らで、いつも君の横顔を見つめていたことも、
 クラスに打ち解けない僕が、君のおかげでどれだけ救われていたかということも。
 君は気づいていないかもしれないけれど、僕は、君にとてもとても多くのものを
 貰っていたんだよ。 
 
 そして、離れていた一年で、あの時からずっと育んできた思いは、
 消えることなく、帰って強く、大きく育ち、僕の胸に根を張り巡らせているんだ。
 それが、自分を言葉にしろと、僕をせきたてるんだ。
 キョン、僕はね、君のことが……




キョン「よう、どうした佐々木、やけに眠そうな顔をして」
佐々木「ん、ちょっと予習復習が大変でね。進学校に通うというのは、
     やはり楽ではないね」
キョン「そりゃまた大変なこって。季節の変わり目だからな、風邪とかひくなよ。
     夏風邪は長引くぜ」
佐々木「うん、心しよう」


何度も書き直しては、引き出しにしまいこむこの手紙。
いつか勇気を出して、君に送ることができるだろうか。
衒学と冷笑をまとった僕ではなく、臆病な本当のこの僕を、
君にさらけ出すことができる日が、いつか来るのだろうか。

その日が来るまで、今はまだ、この距離のままで。



橘「佐々木さーん、手紙を書き直す度に、神人を大量発生させるのは
  許してくださいなのですー」
佐々木「……人がせっかく”いい話”で〆ているのに。
     意外に空気読めない人だったんだね、橘さん」
橘「いやー!! 群れなす神(ry」

168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 01:48:22 ZJBe2tqW
>>167
切ない佐々木さん……だと思ったらww

169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 09:00:08 Auo2iPXD
橘さんwww

170:166
07/07/11 12:05:42 8RQi8aND
だ、誰も気付いてないのか。例のほぼ毎日更新サイトで佐々木がスク水を披露してるんだ!

171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 12:12:56 Jf2M6RcQ
つまり、ついに妹までヘンタイ路線に突入と。(待て

172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 12:37:11 XZkszEmR
佐々木の閉鎖空間って神人いたっけ?

173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 12:46:55 UjPUTA0D
>>172
本当はおりません。
なんかえらく静かで生き物はなんもいない場所でござる。

まあそれも佐々木さんの精神が落ち着いているおかげという可能性があるので、
親友のフラクラ君があまりにフラクラだと、ハルヒと一緒で、
無意識領域ではなんか色々ぶっこわしたくなるんじゃないかと。

あと佐々木さんの閉鎖空間が凄いと、あまりに橘がほめるので、
なんとなくヘタレ臭がする橘女史なだけに、
「イヤー! 佐々木さんの空間になぜか神人がー!」
という展開が妙にハマるなあという妄想の産物でござるよニンニン。


6回フラクラしたら神人がきたでござるの巻

174:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 13:48:15 BPPbBvXL
>>107>>147 遅れながらGJ

なぜか漫画痴漢男のYOKO氏の作画で脳内再生されましたww

175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 18:18:15 xZWC4YsR
人大杉のせいで過疎ってるな

佐々木かわいいよ佐々木

176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 19:42:00 y+6LS7M8
専用ブラウザ導入は、必須条件ではないのかい?
ネット環境が学校や職場であるために制約があるというなら仕方が無いが、僕と一時を
すごそうとする人なら、その程度の技量は当然だと思ってたんだが、それは少々僕の買い
かぶりがすぎていたのかな。
おっと、僕自身のスキルについては、追求はしないでおいてほしい。
原作で一行足りとも言及されていない上に、長門さんのような存在を知ってしまっては
多少のスキルは自慢にもならないからね。

177:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 19:53:11 QoD1IUn4
定期あげ

178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 20:27:37 PuhtJk+L
佐々木かわいいよ佐々木


179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 21:31:43 XVV18a4G
>>170
ちょっと見ないうちに話数伸びまくっててワロタ

180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 21:49:38 tMgluv16
>>170
ヒントプリーズ

181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 21:52:42 LzyOctd5
「JO-HTB」でぐぐるんだ
あそこの佐々木さんは色っぽくて包容力があって好きよ

182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 21:56:27 lQyf0g+G
普通に調べるかスレ見てたらわかるんだけどな

183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 21:58:11 0FPcdgv9
あそこの佐々木は逞しい感じがするな。
考察も面白い

184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 22:14:37 3N6GhSyf
なんか突然ほぼ全板で規制くらってしもた。何事だソネット。
>>175みて 過疎ってる⇒寂しい⇒佐々木さんが寂しい(腐ってます)
佐々木さんの雨の夜と寂しい午後はの巻(誰がさだまさしのマイナーな歌なんぞ知っていると)

  ♪忘れらない人がいる 青春のきらめきの彼方に
   その人は 季節はずれの薔薇のように 
   いつも あざやかに ひそやかに 咲いてる♪

佐々木「おやキョン、今日の天気で傘を持たずに走って下校とは。
     かばんの中までぬれると、教科書がだめになってしまうよ」
キョン「おう佐々木、そういうお前も雨宿りとは珍しいな」
佐々木「まあ、とりあえずこちらで一休みしていきたまえよキョン。
     ほら、あちこちこんなにびしょぬれじゃないか。
     実は、学校の帰りに本屋に立ち寄ったら、傘を別の人に持ち去られてしまってね。
     買いなおすのもしゃくだし、雨が小降りになるのを待っていたというわけさ。
     ほらほら、首の後ろもべっとりだ。ほら、かがんで」
キョン「ああ佐々木、お前のハンカチがダメになるからいいよ。どっちみちもうずぶぬれだし」
佐々木「以前はよくやってあげただろう。いいからいいから」
キョン「お、おう。すまんな」
佐々木「こうしていると、昔を思い出すね。君が身の回りをかまわない質だというのは、
     あの頃からあまり進歩がないらしい。くっくっ」
キョン「悪かったな。どうせ素材が平凡なだけに、飾っても効果ないんだよ。
     しかし昔って言い方もどうなんだ佐々木。たかだか中学時代の話だろう」
佐々木「年寄りくさい、とでも言いたいのかね、キョン?
     まあ、そうかもしれない。僕にとっては、中学の、とりたて最後の1年間というのは、
     それだけまぶしくて、特別な一年だったんだ。それだけに、回顧する気持ちも強くてね」
キョン「そんなに受験が楽しかったのかお前。前から変な奴だとは思っていたが。
     安心しろ。あと1年で、またお前の大好きな受験戦争に突入だ。俺は今から気が重いよ」
佐々木「くっくっくっ。キョン、相変わらず君の返しの鋭さには脱帽するよ。
      もし言葉のボクシングなるものがあったら、君は最強のクロスカウンターとスウェイの使い手として、
      あらゆる女性の恐怖の的となることを保証するよ」
キョン「なんじゃそりゃ」

  ♪おそらく あゝ一杯のスープ分け合うような
    ささやかなぬくもり 求め合う恋だった♪

佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「こうやって、雨音の調べに無言で耳を傾けるというのも、時には心楽しいものだね、キョン」
キョン「本気で年寄りくさいと思うが、まあ悪くはないな」
佐々木「雨と言えば、知っているかい、キョン。水というのはね……」

  ♪あゝ雨の夜と淋しい午後は
   君という名の花が咲く季節(シーズン)
   あゝ雨の夜と淋しい午後は……

翌日
ハルヒ「なんですってぇ!」
長門「事実。雨の中でずっと観察していたから間違いはない。
    彼と佐々木という女性は、公衆の面前で「もうずぶぬれ」や「こんなにびしょぬれじゃないか」
    「だめになってしまう」などの会話を交わしつつ。相手と接触を楽しんでいた」
朝比奈「き、キョンくん、なんてハレンチな。あわわわわ」
●「あの、長門さん、それはもしかして非常に恣意的な観察結果のごく一部では……」
長門「…………」
●「何でもありません」
長門「……最初に私が図書館に雨宿りに誘う予定だった」

キョン「何故か凄い悪寒がするんだが、昨日ので風邪ひいたか?」

……なんで、「いい話」を書こうとして自分で下にオトしてしまうのだろう。不思議だ。

185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 22:28:44 CnSBgXzc
>>184
そこで「雨宿り」をもってこないあたりがしぶいw

♪それはまだわたしが神様を信じなかった頃

しまった、それだとキョンの前歯から右に四本目が虫歯だ(ぇ

186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 22:34:59 bbjWw9s+
>>184
古泉カワイソスw

187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:17:53 gRpW6mir
むちゃくちゃだw

このスレで言うのもなんだが、あそこは九曜を愛でるサイトな気がする

188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:22:54 HTE4ZCz1
なんかいろいろあって佐々木さんが神になりました。

佐々木「くくっ・・・・・・さて、せっかく能力を手に入れたことだし何をしようか」

キョン「おいおい、いじる気満々かよ」

佐々木「安心してくれ、あったかい雪を降らすような真似はしないよ」

キョン「まぁお前なら大丈夫だろうが・・・・・・」

佐々木「ヘブンズドアー!『佐々木に対してフラグクラッシュすることが出来ない』ッ!」

キョン「何ィ!?」

佐々木「さぁ、キョン。せっかくだからどこかで食事でもしようか」

キョン(そうだな、他の奴らも誘って・・・・・・)「そうだな、二人っきりなのも悪くない・・・・・・!?」

佐々木「くくっ・・・・・・これから楽しくなりそうだ・・・・・だがある意味地軸を曲げるより無茶した気もするよ」

189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:32:06 Wd6Sx01K
>>188
この後はどうなりますか?
まさかの展開クル━(゚∀゚)━!?

190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:45:58 btr7JSg5
きっとフラグクラッシュに代わる必殺技を身に着けるんだぜ

191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:53:09 0FPcdgv9
偶然ハルヒと会って、3人で食事
偶然古泉と会って、3人で食事
偶然みくると会って3人で食事
偶然帰りの遅くなった妹に会って、食事断念

食事に行った店で九曜さんと藤原がバイトしている
和風ハンバーグを注文したのに、ネギラーメンが来る




192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:55:33 7ixu4oDU
残念ながらキョンはフラグクラッシュの他にも
フラグデストロイ、フラグブレイク、フラグパニッシュメントetcを標準装備

193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/11 23:57:06 CiWeweDL
フラクラ具現化しすぎw

194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 00:10:04 3/ZcHyaA
>>191
しまいには頼んでないのにコーヒーが来たと。

195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 00:16:20 xE9IzgAQ
>>191
君はスーパーアルバイターを忘れちゃい無いか?

そう、どの店に行ってもそこで喜緑さんがアルバイトしてるんだよ!!

196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 00:16:42 yG8yx2im
「局地的な個人情報の改竄はその個人に後遺症を発生させる可能性がある」
「後遺症て、どんな感じ?」
「寿命の短縮、致命的な遺伝病の発症、免疫力の異常な低下」
「で、でも可能性でしょ?」
「重要な情報の改竄は特に重大な影響を及ぼしかねない。彼のあれは・・・」
「た、たいへんです、キョン君が倒れました!!!」


てな感じで神となった佐々木にさえ、改変できないかも・・・・・・

197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 00:29:53 6E+fywRS
>>191>>194
ファミレスボンバーwww

198:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 01:00:43 Lhgz24Mp
>>188
キョン「すまない佐々木。家族から電話があって猫にエサをあげ
    なきゃならなくなったんだがいいか?
    コーヒーくらいならウチでも出せるんだが」
佐々木「ああいいよ。まさか僕のわがままで猫君のお腹を空かせる
    訳にも行かないだろう。お邪魔しよう。
    (むしろ最高の展開じゃないか、くっくっ)」

キョンの部屋に辿り着いたふたり。
キョン「ちょっとの飯用意してくるからくつろいでろ」

佐々木「ああ(今日こそ誰の邪魔も入らないな、くっくっ)」
   「ーそれにしても可愛い三毛猫ね。何てお名前?なんちって」
シャミ「私か?私はシャミセンと呼ばれておる」
佐々木「ーーーーーーーーーーー!!!」
シャミ「ほう。君はあの少年の友人か、よくぞ参られた」
佐々木「・・・・・・・・・」
シャミ「なるほど、君は話が得意ではないようだな。それでは
    私の事について話をしよう。私が生まれたのはーーーーー」
   「ーだから私はこう言ったのだーーーーーーーーーーーーー」
   「ーーすると向こうから頭に赤い洗面器をのせたーーーーー」
   「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

佐々木「・・・・・・・・・」

…一時間後

シャミ「ーーーそれで私はだな」

バタン!

キョン「ったく、お袋の奴、人に物を頼んどいてエサをきらしてる
    とは。俺が買いにいくはめになっちまったじゃないか。
    またせたな佐々木・・・ってお前なんで泣いてるんだ?」
シャミ「おお少年、いまこの客人に退屈な思いをさせてはならない
    と思って私の一代物語を語っていたのだよ。いや、久しぶり
    に人間に話かけたので随分長い事話してしまったよ。」

199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 01:18:38 eHYzaZnQ
>>197

藤原「いらっしゃいませ~。何名様ですか?」
佐々木「な、なんでいるんだ……二人だが、一人は遅れてくる」
藤原「かしこまり~。注文が決まったら呼んでくださいねー」
佐々木「キョン……遅いな……」

佐々木「すいません」
九曜「―」
佐々木「うわぁ!九曜さんまで……和風ハンバーグ」
九曜「―かしこまり―」
佐々木「……キョン……まだか……」

藤原「周防さん、コレお願い。……どうした?」
九曜「―名前で―呼んで―くれないと―イヤ―」ツーン
藤原「バイト中は名字でって二人で決めたじゃないかぁ」
九曜「―呼んで―」イチャイチャ
藤原「く・よ・う、コレお願い」イチャイチャ


佐々木「……」イラッ

200:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 01:21:47 tB6XT4tn
俺までイラッとしたじゃないかw

201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 01:22:21 eHYzaZnQ
>>199

佐々木「キョンも料理も何時まで待たせるんだ……」

佐々木「すいませーん!和風ハンバーグ頼んだんですけど~」
藤原「少々お待ち下さ~い」

九曜「―ネギラーメン―お待ち―」
佐々木「私は和風ハンバーグ頼んだの!」
九曜「―すいません―」
藤原「申し訳ありません、石焼ビビンバですねー」
佐々木「真面目にやれっ!」


佐々木「……キョン……」
喜緑「どうぞ」コトッ
佐々木「えっ……頼んでないですよ」
喜緑「いいからいいから」
佐々木「ありがとうございます……(凄く疲れた……)」ウウッ


藤原「ありがとうございましたー(終わったら家に来る?)」イチャイチャ
九曜「ありがとう―ございます―(え~―どうしよう―かなぁ―)」イチャイチャ


佐々木「二度と来るかぁ!」ウワーン

202:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 01:52:45 4bSZTLnH
wwwww

203:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 02:48:44 inNujt+8
この二人はwww

204:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 03:34:41 gbQp9hKH

橘「―という段取りで宜しいですか?」
佐々木「ああ。かまわないよ」
九曜「――いい」
藤原「…ふん。何でこの僕が現地民の立てた作戦などに」

橘「…ポンジーさんノリが悪いですね」
佐々木「まぁ何だかんだ言っても協力してくれるんだからいいじゃないか。
    ね、ポンジー君?」
九曜「――ポン―ジー」
藤原「誰がポンジーだ、誰が!?」

橘「え?あなたの他に誰がいるんですか?ポンジーさん」
佐々木「キミは確か名前などただの識別信号だとか言ってなかったかい?ポンジー君」
九曜「―素敵な―名前――ポンジー」
ポンジー「違う!僕はパンジーだ!!・・・・あ」

橘「すいませんでした。パンジーさんw」
佐々木「そうだった。キミはパンジー君だったねw」
九曜「――ぱんじー」
パンジー「だああああぁぁぁぁあ」。゚(゚ `Д)ノ



橘「こんな感じで良いですか…?」
佐々木「うん」
橘「でもいったい突然どうして」
佐々木「いやまあちょっとね…」


205:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 07:48:09 eJUP6Tjs
フラグブレイク発動かw

206:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 14:22:32 kcE5jley
保管庫更新まだっすか

207:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 16:08:14 inNujt+8
人大杉でこれない罠?

208:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 16:28:16 Lhgz24Mp
だから専ブラ使いなよ。

209:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 16:29:23 p+CrchAA
何回この流れを見たことか

210:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 16:33:58 YVUGVMLV
定期あげ

211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 19:12:31 9VWxp+oL
また既視感w

212:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 19:16:53 BQJEnLSg
だからwikiにしとけよ



wikiにしても初期作業やった奴しかメンテナンスしないから同じなんだよなw

213:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 19:41:25 hE2x9Cio
意味不明

214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 19:47:06 4bSZTLnH
佐々木って本当にかわいいよな

215:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 19:49:11 iI2fGULg
むしろ佐々木ってかわいくね?

216:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 19:51:49 jBSzhX/k
僕のこと可愛いって思ったことないかい?

217:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:05:03 3D5ZcJO0
キョン「たしかに佐々木は可愛い。きっといい彼氏ができると思うぞ」

218:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:09:59 CbOVESzV
ここまでかわいいのだから驚愕の表紙は佐々木で決定だよな。
定例どおりみくるが担当とかありえないよな。

219:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:10:48 iI2fGULg
クラスで虐められる佐々木が見たい

220:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:12:34 za89VAZv
佐々木は女の子からたくさんバレンタインチョコもらうタイプとみた

221:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:28:14 1bKSzb28
女の子の前では僕っ子も消えて、りりしい女って感じだから女にモテるタイプかは微妙だな
出しゃばらない朝倉みたいなイメージなんだろうか

222:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:38:09 2muRWWGZ
佐々木はきょこたんからの愛のこもった手作りチョコでお腹いっぱいじゃね?
胃にもたれそう

223:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:40:49 Lcaxlfwx
高一のバレンタイン、女生徒からたくさんのチョコレートをもらって途方にくれる佐々木。

224:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:45:11 Lcaxlfwx
いかんなあ、脳内佐々木ボイスが高山みなになってる・・・・・


うーむ、最近の声優をよく知らんせいかのう・・・・・

225:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:47:06 HUjnGLQx
退屈でキョンが妹じゃなく佐々木連れてきてたらどうなったろうな。

226:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 20:48:16 Lcaxlfwx
>>225
試合開始前に古泉が早退。



急遽メンバー補充にミヨキチが呼ばれ、さらに修羅場。

227:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 21:06:30 gAQSYnlg
>>225
佐々木のプレイで普通に勝ったりしてなw

228:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 21:10:35 IwNx+syp
>>224
むしろ、羨ましい。
俺なんか最初、男だと思っていたから、浅野まゆみの少年声で再生していたよ。
なんとか桑島法子まで軌道修正したけど、ちょっとなぁ…
それに桑島だと死亡フラグ立つし…

229:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 21:16:51 AsBfSqPE
橘「キョンさん!佐々木さんを神にしましょう!」

キョン「やかましい!これ以上は話すことは無い!」

佐々木「まぁまぁ、そんな邪険にすることも無いじゃないか。そんなに僕らと会うのが嫌かい?」

キョン「お前と二人ならいいがあいつらがいるんじゃな」

佐々木「・・・・・・」

キョン「・・・・・・どうした?」

佐々木「・・・・・・君は恥ずかしいことを言うやつだな」

キョン「なにがだ?」

230:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 21:35:17 4bSZTLnH
キョンは自分が言ったことを何とも思ってないだろうなw

231:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 21:48:44 V9DQGNBY
佐々木は僕の神様だよ

232:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 21:55:59 YVUGVMLV
定期あげ

233:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:39:29 kSBP508B
(佐々木団+キョンIN喫茶店)
キョン「佐々木、ちょっと話したいことがあるんだが」
佐々木「君から話題を振るなんて珍しいな……いいだろう、聞こうじゃないか。何だい?」
キ「いや、他の奴らには聞かせたくない。二人だけで……ぜひ、お前だけに相談したいんだ」
佐「な、何をあらたまって……し、仕方ないな。橘さん、九曜さん、藤原、悪いけど、ちょっと席を外してくれないか」
…………………………
佐「よし、三人とも外に行ってくれたよ。で、話って?」
キ「実は、今日は親友としてじゃなく、一人の女性としてのお前と話がしたいんだ」
佐「えっ……ど、どういうこと?」ドキッ      キ「俺のことを、今までみたいなただの友人だと思わず、一人の男だと思って、ある質問に答えてほしい」
佐「……き、キョン……い、異性としてだって? 何を言う気なんだ……?」ドキドキ
キ「お前なら、きっと誠実に答えてくれると思う。どんな答えが出ようが、俺は受け入れる覚悟だ」
佐「……君に、そこまで言ってもらえるなんて……わかった、何でも聞いてくれ!」
キ「ありがとう、佐々木。じゃあ聞くが…………」
佐「…………」ドキドキドキドキ

キ「九曜と付き合いたいんだが、女としてはどんな風に告白されると嬉しいんだ?」






ガシャーン(喫茶店の窓が割れる音)
橘「ひい!?」

234:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:42:48 9MwrnFEv
窓かよ!wwwwwww

235:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:48:44 63hO3kDN
まず九曜に告白するとして
佐々木に聞くのは実際どうなんだw
さすがフラクラのキョンww

236:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:51:17 iwZWxMFn
佐々木「なら、僕で練習するといい。まずこの紙に氏名と判子を押し・・・」

237:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:52:41 9MwrnFEv
立ち直りはやーいw

238:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:54:40 iwZWxMFn
ガシャーン!!

喜緑「ああ、申し訳ありません!濡れませんでしたか?すぐにお拭きいたしますね」
佐々木「くっくっく・・・少しやる気が出てきたよ」
キョン「やる気?なんのだ?」
佐々木「・・・今ならこの世を好きに動かせる気がする」

239:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 22:59:34 O2+dwzJx
ガシャーンのAAで戻ってくる佐々木

240:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/12 23:01:01 0AAzrAkW
>>170
のいぢ絵の佐々木よりそこのサイトの佐々木の方が俺の脳内イメージには合うんだよな。
毎日チェックするのを楽しみにしてる。

241:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 00:34:28 a8SHtB8l
佐々木さんのバレンタインデイの巻




を書こうと思ったけど最近忙しくて眠いのでお休みなさいの巻

242:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 00:40:40 soLkRzog
季節外れだし無理しなくていいぜ

243:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 06:35:53 FkGiPQCK
佐々木かわいいよ佐々木

244:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 08:19:12 uXJkhRBA
ここで2時間佐々木と言ってみる

245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 08:23:13 IFjsRo1P
キョン「残念だがそれは無理だ、佐々木は俺の嫁だからな」

246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 08:44:22 gRR++B7h
>>245
だったら何でフラクラするのかと、小一時間(ry

247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 08:59:11 Niw2Zlve
キョン「ハルヒの能力のせいなんだよ。やれやれ、全くはた迷惑な奴だ。」

248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 09:01:46 oNevgsIi
ハルヒ「そうやって、何でもあたしのせいにしてればいいのよ……」

249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 09:41:06 YRBjMO2l
ポンジー「ふん、現地民どもが・・・ちなみに今発言したのも規定事項だ。決して会話に交ざりたいとかそう言うのではないからな。」

250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 10:33:03 cLYMGvq6
西宮から電車で通える私立で共学の進学校ってあんまり思いつかないんだが。
関西だったら、公立中学からいく進学校といえば、公立か国立が多いと思うけど
どこをモデルにしているんだろうか。

251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 10:59:20 Qx79HiTR
白陵高校あたりは共学だと一番高いんじゃないか?
私立だけど。
甲陽学院は男子校だしな。
公立だと神戸高校なんかもアリだな。
しかも灘区にあるし。

252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 11:51:41 FmZHOk1L
現実では男子校な灘高があの世界では共学なんだと思う

253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 13:36:38 cLYMGvq6
というか関西ではなく、関東のイメージで設定しているのでは
関東圏だと私立のほうが進学校が多いからね

254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 15:03:45 P/BeAQYS
灘高だろ
少なくとも関東ではない。

255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 15:31:04 Tq/gAJbT
灘高って中高一貫じゃなかったっけ?

256:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 18:13:03 +LD4F3g4
現実と整合性を追求してもあんまり意味がない気もするが……。
あくまでフィクションであって、あの世界はあの世界の中での整合性を持ってるわけだし。

>>255
高校受験でも入れるよ、灘。
まあ、たいていの中高一貫校は、高校から入学可能。
(難易度の高低、募集人員の偏り、外部生呼ばわりとかの諸々はおいといて)

257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 19:31:44 MUpP+n8G
>>251
甲陽だと北高のすぐとなりだから話が面倒になりそうだ

女子校の進学校にすれば神戸女学院もあるのに
わざわざ共学校で電車通学にしているのは何か意味があるんだろうか

258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 20:15:00 FqZtnvAu
なんか地元ネタで盛り上がってるみたいなんでついでに訊きたいんだが

URLリンク(maps.google.co.jp)

この地図で見るとキョンが自転車停めてるのってどこらへんなの?

259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 20:28:00 9lXm4dKR
てかまずキョンの家がどの辺か知らん

260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 20:33:08 FqZtnvAu
>>259
てか家なんか関係なくて学校手前でチャリ停めてるじゃん。

261:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 20:39:19 ahb71dml
そこまで分かってるならどうして自分で探さないんの?

262:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:00:23 LFH+geeH
つうかその地図JR西ノ宮かよ

263:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:06:10 FqZtnvAu
>>261
どうやって探せっての。
土地勘ありそうな会話してたからわかるかと思ったんだが。
まあスレ違いだったな。スマソ。

264:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:11:08 FqZtnvAu
リンク間違えてたな。別にだからなんだという話だけど。

URLリンク(maps.google.co.jp)


265:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:18:11 ypVUv7GG
定期あげ

266:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:54:01 LFH+geeH
不思議探索の時に自転車停めてる場所か、通学の時に停めてる場所かはっきり言ってくれよ。
キョンが通学の時に停めてるのは阪急甲陽園駅駐輪場だと思うぜ。
駐輪場の正確な位置まではわからんが。

関連して
不思議探索の時に使ってる駅はアニメの描写だと阪急西宮北口だと思うんだが、
分裂の佐々木初登場時の記述で「ローカル私鉄駅」とあったのはどういう事なんだろう。

267:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:57:52 DK2hBkrB
ハイソな空気が漂っているわね。

268:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 21:58:14 BD0ipQIQ
補足頁の更新まだかな

269:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 22:04:21 MUpP+n8G
>>258
但馬銀行甲陽園支店すぐ北側

>>259
ファミリーマート みつわ上ヶ原店の近所

270:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 22:13:36 1NcOIrl3

  このところ 「角川夏の百冊」を書店で見るたびに思うんだよ
  「驚愕」が発売日通りに出ていたら、
  ここに並んでいるのは 「分裂」と「驚愕」の二巻じゃないだろうか、とね
  そうすれば 僕とキョンは、
  一般層に対しても事実カップルとみなされて・・・
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       , -‐- 、.     ,. ‐-ー- 、  6月にちゃんと出てても、
      ,'. /  ト、 ヽ.   ノ /    ヽ  それはまず ないと思うぞ・・・
.      i. ((从ソ 从〉  ノハハハハハ !  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      l. (|┳ ┳i!l   .!|─ ─;iリ)!
     .ハNiヘ  ー ノハ!.  ’ 、 - ,ノル´ アノ センテイ
.        {iつ旦O    O旦と'!}   ダイ2キ ハ エイキョウ シテルノダロウカ?
.       とくュュュュ〉    〈_.〈__,i'つ

271:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 22:39:40 GjI6af3L
>>262
残念だったね、
水を差すようで悪いが3月18日にJRも西宮になってノが抜けたのだよ。

272:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 23:38:39 SXzVqzmQ
さくら夙川という謎の駅が西宮・芦屋間に出来てだな…。

273:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/13 23:48:06 OgwrwLII
佐々木とキョンは中学が同じってことは結構家近いのかな?
案外1kmも離れてなかったりして。

274:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:08:15 UDdREixp
>>273
> 案外1kmも離れてなかったりして。

1mに見えたからこんな妄想した。


コンコン
「夜分遅くだが、お邪魔させていただくよ」

「もう深夜2時じゃないか。さっさと寝ろよ。それに家が隣同士だからといって、屋根を渡って窓から入るのは止めろと言ったろう?」

「くっくっ。キミはそんな事を気にするのかい?深夜に若い男女がベッドに腰掛けている事の方が問題ではなかろうか」

「その問題こそ些細な事じゃないか。お前が俺の部屋に入るときに落ちてケガでもしてみろ。俺は心配で気が気じゃないぜ」

「そ、そうか…ありがとう…」

「それにもう間違いも済ませてあるんだ。俺が佐々木から奪う物は残っちゃいないさ」

「…僕の姓を奪う気はないのかい?」

「…それはもう少ししたら、な…」

「…あ、ああ…」


これなんて幼なじみ?

275:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:11:14 ffq3+ljv
佐々木かわいいよ佐々木

276:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:18:33 wx9Xb2Cy
キョンと結婚したら佐々木って呼べなくなっちゃうな

277:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:20:00 AlbsEcud
キョンが婿養子に入ればおk

278:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:20:19 xdUliPKz
逆に考えるんだ


キョンが婿入りすると考えるんだ

279:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:21:41 UDdREixp
>>277-278
お前らも結婚すればいいんじゃね?

280:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:22:03 AlbsEcud
>>278
こんな俺ですがよろしくお願いします

281:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:22:28 XCHsjIcd
「佐々木さんを消滅させようだなんてこの私が許さないのです!!」

絶賛勘違い中の忠臣橘が乱入。

282:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:26:21 vxq3hXaX
実はキョンの苗字も佐々木

283:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 00:29:06 xdUliPKz
>>280
           .,__    ., \
           ‐-;-.,_ "''=;- .,_\ \\
             "‐ニ‐-> "`"'-' \
      ______二)          ヽ
         ̄"'''─-、             ヽ
__   ____-─        ハ,,ハ    ヽ,
   ̄ ̄ ̄ ̄    三        ( ゚ω゚) 全力でお断りします
                    /   /     |
  ―=              ⊂ /   /っ     |
        ―        ( ヽノ        |
    _____        ノ>ノ       !
 ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ヾ、 レレ         /
               ヾ./_     _   //
              、ー`、-、ヾ、、,  、, /i/
               // ./// /
               /  / / /


284:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 01:08:00 UDdREixp
>>283
ここにもフラクラがww

285:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 01:19:21 17m/iXuE
さすが佐々木スレ住人

286:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 01:20:59 gmrFjAEV
BBSPINKまでポンジー広めるのはやめてけれ……
自分でもなんでああ打ったか不思議なくらいなんだようorz

287:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 01:24:15 vxq3hXaX
まあ、気にするな、
とはいえ、他スレに持ってくのは嫌がられるわな。

288:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/14 01:59:32 yDUItSC0
佐々木「そこでこの僕は考える、はたしてキョンはどの程度立ったフラグをおれるのかと?2本か?3本か?」

佐々木「ひょっとして無限に折れることを理解しているのに知らないフリふりしているのではないだろうか・・・・・・とね」

佐々木「・・・・・・まさかそんなことはないよね?信じてるよ?キョン?」

キョン(佐々木がなんの事をいっているのわからねぇ・・・・・・フラグがなんなのかも解ってないとこいつにばれたら一巻の終わりって奴だ・・・・)

佐々木「そこでキョン!君が何本折れようと関係のないフラグ成立方法を思いついたよ!」

キョン「?」

佐々木「鈍感な君は気づいていないようだな・・・・・・さっき涼宮さんからいただいてきた・・・・・・」

佐々木「逃れることはできないよ!君はチェスや将棋で言うチェックメイトにはまったのだ!」

佐々木「世界改変能力(ザ・ワールド)!」

佐々木「閉鎖空間に突入した・・・・・・これで二人っきりだよ・・・・・ふふ、一本目!」

佐々木「僕は君と二人なら何処だっていいんだ・・・・・・二本目!」

佐々木「君が状況を理解したとき、いくら君のフラグクラッシャーの能力でもこの数のフラグ・・・・・・果たして全部の本数を折れるかな?」

佐々木「ここで一緒に暮らそう・・・・・三本目!」

キョン「・・・・・・こんなとこじゃ困るだろ、妹も心配だ」

佐々木「ふふ・・・・・・それだけかい?・・・・・折れるのは・・・・やはり折れるのは数本だけというのが証明されたようだね」

佐々木「どれ、駄目押しにもう一本・・・・愛してるよ、キョン」

キョン「佐々木・・・・・おまえ・・・・」











キョン「フロイト先生も爆笑だっぜ!・・・・・やれやれ・・・・・しこたま立てやがって」

キョン「閉鎖空間を警戒してさっき事前に眠っといた・・・・・・これで夢オチだ」

キョン「もう一度アレだけの数のフラグをあめあられのように立てられたら・・・・・・2度も夢オチじゃ読者がゆるさないな」


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