07/07/21 17:21:58 Ovra2WCc
エンディング
あの凄惨な一件は情報思念体が派遣した処理班によって処理、抹消された。
3人の内の1人は重要人物、その内1人は組織の一員だったため
記憶抹消などはなかったが、ハルヒは記憶を抹消された。
長門や生徒はもともといなかった事になり、俺達は他のクラスの生徒というように
情報操作をされていた。
だが俺にはまだやる事が残っている。長門の言った事を果たさなければいけない。
俺はハルヒを教室に呼び出した。
「・・・キョン、こんな所に呼び出して何か用?部活始まっちゃうわよ」
ハルヒはいつも通りにそう言った。
「俺はお前が好きだ」
「・・・・・え」
ハルヒは信じられないという顔をしたがすぐに歓喜の表情を見せた。
まぁ分かるのは長門の表情さえ理解できる俺ぐらいだろう。
「俺はお前を幸せにする。不幸にしないと誓う。」
「・・・・不幸にしたら終身刑なんだから!」
なんだよ結局それじゃ一緒にいることになる、と思う前に
ハルヒが抱きついてきた。
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それから数年、ハルヒは閉鎖空間を出さなくなり組織は解体。
古泉は超能力者ではなくなり、朝比奈さんは未来へ帰った。
「長門・・・・・俺は約束を守ったぜ」
「長門?誰なのそれ?」
ハルヒは聞いた。
俺は教えてやる。
「ただの親友の宇宙人さ」
<今度こそ本当にEnd>