07/07/25 23:36:12 cWQsLtju
それか
凉宮ハルヒと言う。
消失verなら凉宮さんが良いと思う。
暇潰しネタ【長門】
「俺には眼鏡っ娘属性ないしな。」
「勘違いしないで。再構築を忘れただけ。別に貴方の好みに合わせたつもりはない。信じて。」
137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/25 23:37:20 ZMicGKkc
>>136
これはいいツンデレ(;´Д`)ハアハア
138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 07:07:08 KgAZl5pw
>>133
続きマダー?((o(´∀`)o))ワクワク
139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 09:26:56 RcgBp125
>>133
続き頼む
140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 11:21:17 860M5Gx+
期待
141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 15:59:08 y4nGQvpO
すみません、長門は黒乙女だとしても
呼び方は涼宮ハルヒにしておきます。
口調は長門の脳内仕様のつもりです。
期待しないで下さい。
142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 16:39:04 y4nGQvpO
私は家に帰った。
真っ先に涼宮ハルヒをどうするか考えた、
彼は涼宮ハルヒに気がある。
少しだとしても気がある・・・
でも彼は私を「利用してる」としても
私は利用されている事がとても嬉しいよ。
彼に頼られてるんだもん。
彼は優しいから少しは私に感謝しているはず。
恋愛対象じゃないとしても、私はこれから作ってゆくの。
邪魔者がいない世界で・・・ね
プルルルルルルルル
電話が鳴る、きっとホルスタインかガチホモ。
あいつらが何を言うかは理解してるから
電話を取らなくても同じだろうと分かりつつも
私は受話器を取った。
「長門?」
─彼の声、本当に嬉しい。
まさか彼だなんて!
・・・聞いてくる事は予想してたけどね。
「朝比奈さんと古泉の事なんだが」
彼らしい、でも彼が幸せになるには必要ないでしょ、ね。
彼は何があった、と私に問うはず。
「長門、嘘をついたのか?」
!
143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 17:24:16 y4nGQvpO
あいつらか・・・!!
「何故」
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い
私はホルスタインのように巨乳じゃない
ガチホモのように男同士は理解できない
だけど彼への想いは
「朝比奈さんと古泉から電話があってな
朝比奈さんは大失態してしまいましたと泣きながら
2日後にはもう私はいませんと、古泉はアルバイトで
学校に行けそうにありませんと。聞くと長門が何とかと
ハルヒに聞いたら、長門がそう言ったと。そうなのか?」
やめて!違う。違うの。違う、違う
私は浮かれていた。情報をロックするのを忘れていた。
・・・しまった。でもまだ彼は私が嘘をついている事しかしらない
私が彼に迷惑をかけるような詳細事情をしらないならば・・・
「私は涼宮ハルヒに密告した。」
あと一息だったのに・・・
「何をだ?」
「朝比奈みくる、古泉一樹が行った悪事」
私はまた嘘をついた
「・・・本当みたいだな。」
偽りを真実に変えればいい。
信用さえあれば簡単に騙せるものだ。
144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 20:06:59 RcgBp125
そういえば、SS集まだ更新されてないみたいだね
管理人さん忙しいのかな
145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/26 22:15:14 C7p/glSW
暇潰しネタ【いじめ】
ハルヒ、俺はお前の事が…
「キ、キョン?」
嫌いだ。お前の顔を思い浮かべると吐き気がする。死んでくれないか?
「な、何言ってんのよ!」
皆だって、そう思ってるぞ。なぁ?
「えいっ」ハルヒの頭にお茶をこぼす朝比奈さん。
「…読んで。」【他人に迷惑をかけない自殺BOOK】を渡す長門。
「もし、自殺をするのなら、いい場所を教えますよ。」と、古泉。
「なによ、なによ グスッ みんな゙、バカぁー!」泣きながら飛び出してしまった。
「やりました~」
「…やった。」
「いやー本当にめでたいですね。」
ハルヒの能力が消え今までの恨みを解消した俺達。
関係ないが、長門と朝比奈さんとは恋人関係だ。(秘密だが古泉とも関係がある フヒヒヒ)
蛇足だがハルヒはその後、不登校になり今は引きこもりニートらしい。皆も、ハルヒみたいになるなよ!
完
146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 08:30:50 WN4EWzOi
>>145乙
なんかワロた
147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 15:46:40 vxlhZA9g
>>秘密だが古泉とも関係がある フヒヒヒ
不覚にもワロタ、GJ
148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 15:56:36 3nLdvbJi
>>145
アッーーーー
149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 16:48:37 WN4EWzOi
暇つぶしに書きます
推敲足らず、表現が変な部分があるところをご了承ください
ここは部室。
このときは、朝比奈さん、長門、古泉はいなかった。つまり、俺とハルヒだけだった。
ハルヒは団長席の机にうつぶせで倒れるように寝ていた。
俺は、寝ているハルヒの前に立ち、こいつがいつもつけてる黄色いリボンを奪い取った。
それに気付いたのか、ハルヒは、
ハルヒ「ちょっとキョン、返してよ!!あたしのリボン!!」
ほら、怒りだした。
キョン「あぁ、返してやるよ…、死んでくれたらなぁぁ!!」
そういうと俺は、ハルヒから奪った黄色いリボンでこいつの首を絞めた。
ハルヒ「うっ、…や……め・・・・・・・・・・て……………キョン……」
苦しそうにもがいている。
最初はハルヒは、じたばた動いていたが、次第に抵抗しなくなった。
そして、ハルヒは息をしなくなった。
ハルヒが死んだのを確認した俺は、荷物を持って、部室から立ち去った
150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 16:59:29 WN4EWzOi
推敲足らずですいません
何かこのスレで出来ることはないかなと思いやりました
151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 17:44:28 5b/t7GTA
>>149いきなり死にネタwww
暇潰しネタ【朝比奈】
今日は、長門さん手作りカレーを食べることになりました。
学校帰りに長門さんの家に行って食べることになりました。
家に着くと、早速準備をしています。
しばらくすると、長門さんがカレーを運んできました。
食欲をそそる香りです。
朝「おいしそうですね。」
キ「おっ!旨そうだな長門。」
古「これは凄い!。」
ハ「美味しそうね。でも見た目より味よ。早く食べましょう。」
「「「いただきます」」」の声と共にカレーを口の中に運びます。
―パクリ。
キ「旨い!長門、料理上手いんだな。最高だ。」
古「これは素晴らしい。文句のつけようのない美味しさです。」
ハ「悔しいけど……本当に美味しいわ!今日から有希はSOS団料理長ね!」
………あれ?おかしいです。
皆は美味しいって言ってるのに私は美味しくありません。
あれ?何故か舌が痺れてきました。
どうしたんでしょうか?
これは……辛い?
辛い辛い辛い辛い辛い辛い。尋常じゃない辛さです。
舌が【痺れ】から【痛い】に変わってきました。
ハ「どうしたの?みくるちゃん。」
朝「な、なんれもありません。」
やっとの事でカレーを食べました。もう、帰りたいです。…
長「…おかわりは?」
古、キ、ハ「もちろん!」
ハ「あれ?みくるちゃんはいらないの?」
えぇ。もうお腹が一般で……
ハ「ほらほら、遠慮しない。ほらドボドボ(山盛りにされるカレー)
もう、勘弁してください………
長「ニヤリッ」
152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/27 18:29:00 t2Vci7pQ
ああーあのガチホモ!最近いつもに増して顔近づけすぎじゃないかしら!
よーし鬱な気分になって閉鎖空間発生させちゃえ!
ヴヴーヴヴー
「すみません、今週はバイト先が忙しいようで…」
ふふふ、ちょっと鬱な気分になるだけでどっか行ってくれるんだからちょろいもんよね!
153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/28 06:31:40 wo1wdeWw
>>144
時期が時期だし、コミケの原稿とかやってるのでは??
とか考えている俺が居る。
154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/28 07:34:51 olCfv9LG
>>153
なるほどね
155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/28 16:38:33 olCfv9LG
>>153
でも
第四弾の後半神作品が多いんだよね
できれば更新をしてほしいものだよ
156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/28 23:14:23 T5+rKeQ+
>>29の前編がどんなのだったのか気になってしょうがない…
前スレの最後のほう読みそびれてしまったorz
157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/28 23:59:07 zYW8QoLt
>>155
どんなのがあったけ?
確か、管理人のSSとかがあった気がする。
158:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 03:33:05 9t1cDVWz
暇つぶしネタ
部室にて
キョン「鶴屋さん、前々から気になってたんですが聞いてもいいですか?」
鶴屋「なんにょろ?キョン君?何でも答えちゃうよ!」
キョン「あなた結構ハゲてますよね」
鶴屋「え?」
キョン「いや、ですからその年でそのデコの広さはまずいと思いますよ」
鶴屋「な、何だそんなことか!私はそんなのちっとも気にしてないっさ!…」
朝比奈「だ、だめですキョン君。いきなりそんなこと言ったら可哀想ですよぅ」
鶴屋「みくる…(否定はしてくれないんだね…)」
古泉「確かに、僕も以前から貴方の生え際の後退ぶりは気になっていました。
将来のためにも目を背けずに一度真剣に考えてみてはどうでしょう?
僕としてはスモークチーズの食べ過ぎに原因があるのではないかと
考察しますが思い当たる節はありませんか?」
鶴屋「だ、だから私は気にしてなんか…スモークチーズ?
私別にスモークチーズなんて好きじゃないっさ…」
キョン「古泉、少し黙れ」
古泉「フッ、にょろーん」
ハルヒ「確かに名誉顧問がハゲなのは頂けないわね!SOS団のイメージに関わるわ!」
鶴屋「ハ、ハルにゃんまで…皆ひどいっさ…」
ハルヒ「でも安心して鶴屋さん!SOS団が総力を上げて
あなたのハゲを治してみせるわ!ペチペチ(デコを叩く音)」
キョン「そうですよ!頑張りましょう!ペチペチ」
朝比奈「わ、私も協力しますぅ!ペチペチ」
古泉「僕も微力ながらお手伝いしますよ。ペチペチ
しかしやはりスモークチーズがry」
キョン「黙れ」
古泉「フッ、にょれろーん」
長門「…ペチペチペチペチペチペチ」
鶴屋「み、皆ひどいっさ!私はハゲてなんかないっさ!」
ハルヒ「出て行っちゃった。ちょっといじりすぎたかしら?」
キョン「ま、いいんじゃないか?あの人がいると騒がしくてかなわん」
古泉「彼女にはいい薬になったと思いますよ。
さて、先日購入した同人誌(女性向け)の続きを読むとしましょうか」
朝比奈「これ以上鶴屋さんのおでこが広くなりませんように」
長門「…もっとペチペチしたかった…」
オチが思い浮かばんかった
159:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 09:01:27 4X1y4qUY
>>158
乙です
160:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 10:29:53 fqV7TxZ/
>>158
吹いたwwwこれは良SSwww
161:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 11:22:16 fRm8acaY
>>158
これはwwwwwwwww
もう乙としか言いようのない良SS
162:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 14:27:44 zpsoYo3t
>>158
ペチペチwwww
163:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 18:30:59 9t1cDVWz
読んでくれた人さんくす
初SSだったんだけど楽しんでもらえたならよかったです
またなんか思いついたら書き込みます
164:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 18:45:12 4X1y4qUY
>>163
期待して待ってる
165:がやるど
07/07/30 01:07:12 cLLh8m8I
久々に投下してみるw
題名は【涼宮ハルヒの異常動作】
166:がやるど
07/07/30 01:10:04 cLLh8m8I
知ってるか? ダメな人間は三種類に分けられる。
何も考えず、ただ行動する奴。
何かを考えるも、それを行動に移そうとはしない奴。
そして…。何も考えず、何も行動しない奴。
俺の言いたいことがわかるか?
まあ、わからんだろうな。何故なら、俺も自分が何を言わんとしているかわからないからだ。
何はともあれ、意味の無い前置きはここまでにして、そろそろ本題に移させて頂く。
昼休み。俺はいつものように教室で谷口達と輪を作り、仲良く弁当を摘んでいた時の事。突如ハルヒの百獣の王が如き雄
叫びが、教室内を揺るがした。
「キョン! 大発見よ!」
俺を含むクラスメイト達は一斉に、さっきまでの平穏だった昼休みをブチ壊し、教室の入口付近で仁王立ちの体勢を構え
るハルヒにお世辞でも好感を持った、とは言えないような視線を向けた。
「何よその目は! とにかく大発見なのよ。大発見! はやく来なさい!」
そんなに念を押されても困る。どうせ大したモンじゃないんだろ。まあ、ここで反抗したら後でハルヒに何をされるかわ
からないので、一応付いていく事にしよう。一応、な。
俺が席を立った瞬間、谷口が半分同情、半分嘲笑のような顔をしてこう言ってきた。
「キョンよ~お前も大変だな。ま、せいぜい命だけは落とすなよ」
俺はそんな谷口の言葉に殺意を芽生えさせながらも、ハルヒの後を追い掛けた。
まったく、呼んでおきながら自分はスタスタ先に行っちまうんだからな。ハルヒにはもう少し思いやりを持ってほしい。
外回りで忙しいサラリーマンのようにきびきびと歩くハルヒにやっとの思いで追い付いた俺は、一つ問い掛けた。
「おい、なんなんだよ。大発見って?」
「ふふふ、それは見てからのお楽しみ」
毒リンゴをどこぞの姫君に渡した時の魔女みたいな笑顔で返すハルヒにとことん嫌な予感を脳裏によぎらせながら、俺は
ハルヒを追い掛けた。
まあ、その嫌な予感は見事的中する事になるのだが……。
俺がハルヒに引率されたどり着いた場所は、なんと文芸部室だった。
おいおいハルヒ。俺達が毎日のように訪れているこの部室で、今更大発見なんてあるのかよ。
「さあ、これが世紀の大発見よ! とくと刮目しなさい!」
ハルヒがそう高らかに声を上げ、ドアを開けたその瞬間。俺の目にとんでもない光景が飛び込んできた。
167:がやるど
07/07/30 01:12:20 cLLh8m8I
部室内に散乱する無数の破かれた書籍。足の踏み場も無いとはまさにこの事だ。しかもこの書籍の持ち主の長門は、平然
とパイプ椅子に座りいつもと変わらぬ姿で文庫本を読んでいる。
「おいハルヒ、長門、これはどういうことだ!? 一体何があった!」
俺は今までに出した事も無いような大声で聞いた。
「どうしたのよいきなり。何も無いわよ」
「何も無い訳無いだろ! 一体何なんだこの有様は!」
「だから、これが大発見なのよ」
ハルヒは長門の方へ歩み寄り、俺達のほうには目もくれずひたすら本を読み漁る長門の手を引っ張り、無理矢理立ち上が
らせた。
「キョン、すごいのよ。見てて」
ハルヒは罪悪感が微塵も無いような顔をして、いきなり長門の腹にパンチを食らわせた。
無表情な顔を保つ長門。
確かにすごいな。
って、納得している場合じゃない。よくよく考えてみれば長門は宇宙人だ。しかも俺はあの時の放課後に、長門がどれほ
ど強靭な肉体的身体的能力を有しているのか散々見せつけられた。ハルヒのパンチなんか屁でも無いのは当然だろう。
って、違ーう! 問題はそこじゃ無い!
「ハルヒ、お前長門に何やってんだよ!」
「ね、すごいでしょ!」
人の話ぐらい聞けよ。
「すごいとかすごくないとかじゃねーだろ! なんで長門を殴ってんだって聞いてんだよ」
俺はハルヒにこれ以上長門を殴らせまいと、無理矢理ハルヒの腕を掴んだ。
「ちょっとあんた何すんのよ!」
ハルヒは俺の手を振りほどこうと暴れる。俺も負けじと、ハルヒの暴れ回る腕を掴む手に力を込める。
「もう、何よバカキョン。せっかくの大発見なのに。あー、もう興醒めよ」
ハルヒは口をヘの字に曲げ、
「離しなさいよ!」
長門をもう殴る事は無いだろうと思った俺は、ハルヒの命令に従った。
そしてハルヒは、怒った様子で部室を後にした。
怒りたいのはこっちだぜ。
長門は長門で、何事も無かったかのように再びパイプ椅子に腰を降ろし、本に視線を固定した。
「な、長門…大丈夫か……?」
見るからに大丈夫そうだったが、一応訪ねてみた。
「…別に」
「いくらなんでもそんな事は無いだろ。物理的ではなく、心理的な傷とかは無いのか?」
「…特に」
「この破かれた本とかも別にいいのか…?」
「…いい」
「そうか…じゃあ、またな…」
168:がやるど
07/07/30 01:14:16 cLLh8m8I
俺は逃げるように部室から退散した。正直、あの深海のようにずっしりと重く、そして暗く息苦しい空気に耐えられ無か
った。
そして放課後。俺はさっきの事件から今に至るまで、ハルヒとまったく会話をしていない。俺の背中に話し掛けるなオー
ラが嫌と言うほど伝わってきたからな。
しかも俺は今週の掃除当番だった。おかげでハルヒが今頃部室で何をやらかしているか心配だ。
長門に暴行を加えてなければよいのだが。もしかしてワイドショーに出されるような事を…。いや、ネガティブな妄想は
止めよう。そうだ、もっとポジティブに考えるんだ。そう、きっとハルヒはさっきの行いを悔い改め、長門に詫びを入れて
いるはずさ。俺が部室に行った頃には、二人仲良く会話をしているさ。そうだ、そう考えることにしよう。うん、そうだ。それがいい。
俺はさっきから文芸部室の前にやってくるまで、脳みそをポジティブに働かせ、頭に言い聞かせ続けた。一種の自己催眠
という奴だ。ここでいくら俺がポジティブに考え続けても、所詮は他人同士の事なので結果はどうあがいても変わらないの
だが、ネガティブに考え続けるより幾分もマシだろう。というより俺が耐えきれない。
他人の事をここまで気に病む事が出来るなんて、俺は相当なお人好しなのかも知れん。
俺はそんな事を考えながら、部室のドアをゆっくり開けた。
そこに広がっていた光景は…、まったくいつも通りの日常だった。
朝比奈さんはメイド姿で部室に入ってきた俺に会釈をし、古泉はいつものにやけ面で定位置に腰掛けている。問題のハル
ヒと長門もいつも通りだった。ハルヒは団長席に偉そうに腰掛けネットサーフィンを楽しみ、長門はいつもの場所で本を読み耽っていた。
それに長門の本も前と変わらぬよう、本棚に綺麗びっしり陳列されていた。恐らく長門がトンデモ能力でも使い、元通りにしたのであろう。
俺は今、いつもと変わらぬ日常をこれでもかと言うほど満喫している。かつてこの日常がここまで素晴らしいと思った事は無い。
やっぱりポジティブシンキングって素晴らしいな。ポジティブシンキング最高。
「みくるちゃん、有希のお茶無くなってるわよ。注いであげなさい」
珍しいな、ハルヒが他人の心配をするなんて。やはり長門と仲直りしたのか。
「ひゃ~い。ちょっと待ってて下さ~い」
「はやくしてあげなさいよ」
「ひゃ~い」
169:がやるど
07/07/30 01:15:38 cLLh8m8I
実に和む光景だ。せっせとお茶の用意をするメイド姿の朝比奈さん。その姿を可愛い妹を見るかのような目で見ているハルヒ。
たまにはキテレツ体験をするのもいいかもしれないが、やっぱり何も変わらない穏やかな日常が一番だな。
その日の放課後は何事も無く、ただ平和に時間が流れた。そして活動終了の合図こと、長門が本を閉じる音で本日の活動は終了した。
そして、中睦まじく坂道を下る五人組。いつもなら先頭をハルヒと朝比奈さんがペアを組んで歩き、その少し後ろを長門が
二ノ宮金次郎像のように本を読み耽りながら随伴しているのだが、今日は違っていた。なんと長門が本を読みながら歩いていないのだ。
それどころか、長門はハルヒと朝比奈さんの間に挟まれ三人仲良く並んで歩いている。実にいい光景だ。
きっとハルヒと長門は、さっきの件を乗り越えさらなる結束を固めたに違いない。雨降って地固まると言う奴だ。
それぞれが四方に散らばる駅前。皆との別れ際に俺はこっそり長門に話し掛けた。
「良かったな、長門」
長門はゆっくりこちらを振り向き、
「……そう」
とだけ言い残し、夕闇に後ろ姿を消した。
end(?)
170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 02:02:07 vtX5IPIj
ちょwwwwハルヒ怖杉ワロタwwwww
続きあるなら是非書いてくれw
171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 02:15:19 xFd2S7JZ
ひゃ~い自重汁w
>>170
end?ってことはまだあるかもしれんな
172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 08:29:37 QvA+jafN
>>169
とりあえず乙
173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 09:02:21 6o5yfcyV
>>169
続き気になるなー
174:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:34:06 8WpYsfqU
「長門さーん」
私は毎日、彼女を迎えに行く。
「おはよ。涼子ちゃん。」
彼女は長門さん。同じマンションに住んでいる友達。彼女は昔から本が好きで暇さえあれば本を読んでいる。
「もう、遅刻しちゃうわよ!また、遅くまで本を読んでいたのでしょう?」
「うん。ごめん」
まだ、眠たそうな顔をしている。ちゃんと朝ごはん食べてきたのかな?
学校に着くとキョン君がいた。私が密かに恋心を抱いている人
「おはよう!キョン君。」
「おぉ、朝倉か…おはよう。朝から元気がいいな。あと、長門もおはよう。」
彼も長門さんと同じように寝不足のようだ。
「キョン君も寝不足?ちゃんと寝ないと駄目よ。」
「わかってるって。」
そう言いながらキョン君は大きなあくびをした。
教室に入るとキョン君は思いつめたように、私の元へやって来た。
「朝倉、数学の宿題やってあるか?」どうやらキョン君は宿題を忘れたらしい。
「やってあるけど。結構難しかったわよ。私なんか2時間も掛かちゃったわ。」嘘、本当は30分。
「マジかよ………た、頼む!見せてくれ!あとで何か奢るから、頼む!」
「わかったわよ。じゃあ駅前のカフェのビッグパフェで手を打ってあげるわ」
175:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:40:09 8WpYsfqU
「くっ……高いんだよな、あそこのパフェ…」
「あれ?キョン君、食べたことあるの?」あそこのパフェは今、女の子に大人気なんだけど男の人も食べるのかな?
「あ、いや、妹に頼まれてな。一緒に食べに行ったんだ。わかった。駅前のパフェだな。今度の土曜日でいいか?10時に現地で。」
「うん。別にいいけど…」
「じゃあ、見せてもらうぞ。」 そう言って彼は私のノートを見て自分のノートに写している。
土曜日かぁ。
あっ、これってデートなのかな?そうそう、長門さんとは違うクラス。長門さん、ちゃんとクラスに馴染めてるかなぁ………
数学の時間が終わると彼が来た。
「いやー、サンキューな朝倉。おかげで助かったよ。」
「別に構わないけど約束、忘れないでね。」
「わ、わかってるって。」
あーあー、早く土曜日にならないかな。
放課後、私とキョン君は文芸室に行く。元々、長門さんが一人だったんだけど私の提案でキョン君と一緒に入部することにしたんだ。
でも私は今日は委員長の仕事。キョンは先に行っちゃった。
私も早く終わらせて行かないと。
「遅くなっちゃってごめん!」
私は勢いよくドアを開いた。
「!!おぉ、あ、朝倉。遅かったな。」
176:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:42:49 8WpYsfqU
?どうしたのかな、キョン君の様子が少しおかしい気がするけど……
「じ、じゃあな長門。あ、えーと朝倉、俺は用事があるから帰るわ。じゃあな。」
キョン君はそう言って、そそくさと帰ってしまった。
「キョン君、どうしたのかな?長門さん知らない?」
「えっと、ごめん。知らない。」
ふと見ると長門さんの様子もおかしい気が………ううん。ううん。それなわけないよね。
「ふうん…そうだ長門さん、小説の方は進んでいるの?」
私達、文芸部員の活動は主に小説、短歌、俳句を各コンクールに応募すること。
長門さんは前々から小説を書いているらしい。
「うん。順調に進んでる。」
「ねぇ、読ませてよー。」
「恥ずかしいよ…。」
「少しだけ、お願い長門さん。」
「う…じゃあ少しだけ。」
すごくいい物語だった。内容は恋愛もの。気の強い女の子が恋をする話。好きな人の前だと素直になれなくて……結局は恋が実のらないシリアスな話。
「すごいじゃない!これだったら受賞できるわよ!」
「ありがとう。涼子ちゃん。」
177:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:44:45 8WpYsfqU
「そうだ、長門さんに相談があるんだけど…」
「何?わたしでよかったら。」
「あのね、土曜日にキョン君と一緒に駅前の店でパフェを食べに行くんだ。」
「!…そうなんだ。」
「その後に、えっと・・・キョン君ね、その…告白しようと思うの!私ね、前からキョン君の事が好きだったの!あのさ、長門さんはどう思う?」
「り、涼子ちゃんなら大丈夫だよ…自信を持って、がんばってね。」
「本当!?ありがとう長門さん!私、頑張るね!早く土曜日にならないかなー」
長門さんも応援してくれてる。
でも…どうして長門さんは浮かない顔をしていたのだろう?
そして土曜日。
私はいつもより綺麗にお化粧して服も可愛いやつを着てきた。
「悪ぃ、朝倉。待ったか?」
キョン君は遅刻してきた。
「もう!女の子を待たせるなんて!」
「スマン!さ、さぁ早く行こうぜ。」
「仕方ないわね…」
店に着くと既に沢山の人が居た。周りを見るとほぼ、カップル。
カップルにも人気があったんだ、私とキョン君も、あんなふうになれるのなか?
ビッグパフェは期待どうりに私を満足させてくれた。しかも2000円と安かった。まぁ、キョン君の奢りだけど。
178:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:46:43 8WpYsfqU
「それにしても朝倉もよく食うな。太ったりしないのか?」
「大丈夫よ!私は太らない体質なの。」
そのあとは私の希望で映画館や買い物に行った。キョン君は渋々、一緒に行ってくれた。
「ありがとう。キョン君。今日は楽しかったわ。」
「そりゃあ、よかったな。じゃあ俺は帰るよ。」
「ま、待って!」
告白するなら今しかない!
「なんだ?朝倉。」
「あの、キョン君……私、キョン君の事が好きなの!だから、私と付き合ってください!」
「あ、朝倉…その、スマン。」
キョン君は頭を下げて私に謝った。
「……そう。そうよね。ゴメンねキョン君、時間取らせちゃって。私、帰るね。バイバイ」
私は精一杯の笑顔でキョン君に別れを告げて帰った。
そして一晩中泣いた。
次の日、私は気分転換に町に出かけた。電車で一時間かかる少し遠い町に。
でも、そこで見てしまった。キョン君と長門さんが手を繋ぎながら歩いている所を。
「どうして?」
長門さんは私には見せたことの無い笑顔でキョン君と歩いている。これじゃ、まるでカップルみたい……
月曜日の放課後、私は早めに文芸室に行った。思ったとうり長門さんが居た。
179:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:49:01 8WpYsfqU
「あ、涼子ちゃん…あの、私、涼子ちゃんに……
私は長門さんの言葉を無視して問いつめた。
「長門さん…聞きたい事があるのだけれど…。」
「え、あ、」
「昨日、何してたの?」
「き、昨日は家で…「嘘!私、見たんだからね!長門さんとキョン君が一緒に歩いている所を!」
「あ……」
長門はうつ向いてボソボソ何かを呟いている。
「あ、あのね…ご、ゴメンね涼子ちゃん。私、キョン君と付き合っているの。」
やっぱり、そうだったの…ふうん。
「へー、長門さん、キョン君と付き合っているのにあの時【がんばって】言ったんだ。」
「それは…」
うつ向く長門さん。そうだ!フフフ。
――サクッ
ポタポタと床に流れる真紅の血。彼女のお腹に刺さっているのはナイフ。
そう。私は彼女を刺しちゃった。
ゴメンね。長門さん。貴方が余りにも憎らしくて。
180:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:50:59 8WpYsfqU
その時、部室のドアが開いた。
キョン君だった。
「!あさくら?な、何やってんだ!?」
ゴメンねキョン君。好きな人、奪っちゃって。
でもね………
―ザクっ
「、、朝倉?」
そのまま倒れちゃった。何が起きたかわからない様子。
冷たくなった長門さんと少し温かいキョン君。一緒に並べてあげる。
ウフフ。綺麗。
あの世でお幸せに。
そうして私はドアを閉めた。
二人を残して。
完
181:朝倉涼子の病み
07/07/30 16:58:56 8WpYsfqU
>>180はミス投下。
すいませんでした。
その時、部室のドアが開いた。
キョン君だった。
「!あさくら?な、何やってんだ!?」
ゴメンねキョン君。好きな人、奪っちゃって。
でもね………
―ザクっ
「、、朝倉?」
そのまま倒れちゃった。何が起きたかわからない様子。
私ね、キョン君のこと好きだったの。
でもキョンは長門さんのことを………
だからね、長門さん殺しちゃった。これで私を見てくれるよね?
私を見てキョン君。
キョン君。
冷たくなった長門さんを蹴り飛ばし、私はキョンの胸の中に顔をうずめた。少し温かいキョン君。
そして虚ろな目で私を見てくれる。大きな手で私を抱きしめてくれる。
幸せな気分。
もう少しこのままで………
完
182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 16:59:15 XagYPO2W
>>180
乙
しかし・・・・・・・・・・・・いじめSSを書かないか?
183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 17:03:48 QvA+jafN
>>182
まあまあ
>>181
乙
184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 18:12:17 8WpYsfqU
「古泉君、やっぱり貴方いらないわ!出てって!」
僕は驚きました。
「何故ですか?」
「うるさいわねー、さよなら!」
部室の外に追い出されてしまいました。
何故?
その謎は家に帰ってからわかりました。僕は今、2chにハマり毎日見ているのですが、あるスレを発見してしまいました。
【美少年】古泉の秘密【SOS団】
内容は僕を中傷するものでした。
ホモ・ショタ萌え、スカ好き、覗き、いじめ
もちろん全て嘘です。(ホモはあっている)
目を背けたくなるような言葉が散乱してました。
しかも合成写真がうpされていて、全てが真実に思えてしまいます。
多分、凉宮さんはこれを見て……
?、このHNは…
KYON:950 07/30(月) 18:05 t4gxiasC
古泉はホモ。マジキモイ。
今日、襲われそうになった。最悪。詩ね。
YUKI:951 07/30(月) 18:06 gaTpMKaD
私が癒してあげる。
HARUHI:952 07/30(月)18:07 a24vh268
大丈夫よ。退団させたわ!。
MIKURU:953 07/30(月)18:08 3Jna9dtg
古泉君って本当に最低ですね。
古「……………」
完
185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 18:16:14 mBuBiFXr
>>184
お、乙・・・・
186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/30 19:41:03 QvA+jafN
>>184
乙………です
187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/31 00:35:03 Hv4E13+d
>>184
管理人のSSを彷彿とさせたが、やっぱり古泉はこうなる運命なんだなwww
とにかく乙w
188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/31 09:41:45 luJH8SNe
>>184
乙
しかしハルヒ 長門の書き込みに激怒しないのかな
189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/31 17:15:11 stfSC8Y/
スレ立った当初からいる俺はやはりクマーさんのSSが好きなんだよな・・・
190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/01 10:43:19 FECm9tpP
>>189
俺もだ。やっぱクマー氏の作品が好きだな。
191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/01 21:01:10 01xQk3Ux
ハルヒ、いじめたいな。
蹴ったり、殴ったり。
あとは、水かけたり、制服をボロボロにしたい。
192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/01 22:20:13 qjZ1oqcp
キョン妹いじめってないんですか?
193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/01 22:21:54 LFGk2ALx
誰かキョンの妹いじめ書ける人いませんか~~??
194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/02 00:47:17 2ZTzGNUS
キョンの妹「ハルにゃんハルにゃん!キョン君はいるかい?」
ハルヒ「もうあたしが食べちゃったでしょ」
キョンの妹「いも~ん」
キョンの妹「!?///」
195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/02 01:47:31 VjYxMR6s
>>192-193
なにこれ
196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/02 08:26:01 tHy+TQNQ
?
197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/02 11:11:41 BCXIef61
ロリは好きだがキョン妹はどうしても好きになれない。
198:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/02 12:47:11 Edcchiy5
>>197同意。
199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/02 23:17:25 t/mP0Xjf
好きな子を抱きしめようとしたら
拒否されて、払いのけられたけど、
それでも無理矢理抱きしめようとして
それを繰り返してたら
ジャッキーチェンのカンフー映画みたいになったことがあります(´・ω・`)
200:短編SS お姫様だっこ
07/08/03 08:15:08 Q7hNDf/8
俺はいつもの様に部室へと入っていった。
「キョン!命令よ。私をお姫様だっこしなさいよ!」
なんだこのアホ女は?このキョン様に命令してんじゃねーよ!
と思ったが俺は我慢する事にしたのであった。
「わかったよ…」
俺はハルヒをよいしょとお姫様だっこした。クソ重いんだよ。
「ぽいっ」
あまりにもハルヒが重かったので俺はハルヒを窓から投げ捨てた。
~終~
201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/03 08:20:03 nalfrdKl
>>200
ワロた
乙