07/07/23 01:17:07 4xS3TQ2I
「仕方無いな。それなら朝倉、『ごめんなさい』って10回言ったら許してやるよ」
「えっ! ほ、本当……!?」
俺のその言葉を聞いて、朝倉はぱぁっと顔を明るくして口を半円に開いた。
「ああ本当だ。わかったらさっさとしろ」
俺がそう促すと朝倉は早口に『ごめんなさい』とまくし立て始めた。俺がスタンガンの安全装置を外したことにも気づいていない。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさ……ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は不意打ちで再び朝倉の体にスタンガンを押し当ててスイッチを入れてやった。突然のショックで体を痙攣させて朝倉は後頭部を壁にがつんとぶつけた。
だがそんな痛みとは比べ物にならない激痛によって、朝倉は叫び声を上げながら床の上をのた打ち回っていた。
俺の今日の遊びは、廊下から聞こえてきた知恵遅れ気味の妹の「ゴハンできたよー」という声によって終わりを告げた。
朝倉はというといつの間にか心臓が止まっていたらしく、顔をはたこうが腹を蹴飛ばそうが全く反応しなくなっていた。むきだしの太ももが妙になまめかしかったが、さすがに俺も死体に欲情するほど溜まっちゃいない。
電流で蘇生させようとしたがどうにもうまくいかない。やれやれ、まあ長門に頼めばまた簡単に生き返らせることができるだろう。
朝倉は長い髪を床にまき散らして、手足をだらしなく投げ出して仰向けに倒れていた。俺はその姿を一瞥にして部屋を後にした。明日はどうやって楽しんでやろうか? そんなことを考えながら。
完