らき☆すたのSSを書くスレat ANICHARA2
らき☆すたのSSを書くスレ - 暇つぶし2ch79:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/12 00:23:07 yqR4wGIi
やべ、>>77に消しわすれ発見。
12行目の「あんたの」を消したら大丈夫

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/12 01:44:36 NtGwaFbA
至上最大のwktk!

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/12 12:29:18 SIvK4CcV
>>79面白かった

続きは?

82:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/12 23:17:41 yqR4wGIi
【もしも、白石とあきらの立場が入れ替わったら】
突然の役割入れ替え企画の発表…さて、スタッフの反応はというと普通であった。
いや、むしろ喜んでいた。
理由は言うまでもない、「予算もかからず、楽な上に話題性を確保できる」からである。
視聴率が低迷しているこの番組にとって、予算の問題は重要であった。
もちろん、あきらはここも計算していた。

一週間が経過した。
さて、楽屋を覗いてみよう。
楽屋では、あきらが鼻歌を歌いながら、凄まじいスピードで台本を暗記していた。
そのスピードは、アシスタント時代の暗記スピードとは比較にならず、三十分もしないうちに、分厚い台本の暗記が終わってしまった。
あきらは、暗記が終わった台本を、丁寧に机の上に置いた。

本番まで、あと一時間。
あきらは胸をときめかせ、台本に再度目を通しながら、本番を待ち続けた。

一方の白石も、それほどイヤというわけでもなく、いつもどおりに準備をしていた。

そして、本番まで三十分を切った。
有名掲示板の実況スレでは、白石派とあきら派の壮大な合戦が行われている。

そして、ついに…
あきらがメインのらっきー☆ちゃんねるが始まる…!

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/13 01:57:25 ux/MjS6Q
>>82乙です

続きwktk

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/13 02:06:24 YC6Z0jLV
>>69
続きまだぁー?

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/13 18:54:29 wRc8fGHp
>>69 >>82 続きwktk

86:IKAOH
07/06/14 00:42:29 rn6hdkUW
【らき☆すた、非エロの百合】

みゆき「朝からファーストフードというのも、たまには悪くないですね」

つかさ「そうだね~」つかさ(・・・・・・・・・・?)
かがみ「・・・・・・・・・・」
みゆき「かがみさん?大丈夫ですか?よく眠れなかったんですか?」

かがみ「え?・・・・・」
みゆき「顔色、悪いですよ?」

かがみ「い、、いやだな!元気よ、元気」

こなた「・・・・・昨日、夜中に私が起こしちゃったみたいでね」


かがみ(え?)


こなた「夜中、かがみんに扇風機取って来てもらったんだよ~」


つかさ「そうなの?昨日暑かったももんね~」

かがみ「え、ええ!」かがみ(こなた・・・・・ホントはわかってるんだよね?・・・・・あたしがキスしようとしたってこと)


こなた「かがみん!」
かがみ「な!なに?」
こなた「ありがと」

かがみ「あ、うん!いいのよ!」

かがみ(こなた・・・・・わかってるはずだよね・・・・・優しいんだね・・・・・)


こなた「?」

87:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/14 01:04:09 CjJbtK83
【もしも、白石とあきらの立場が入れ替わったら】
あきら「らっきー☆ちゃんねるぅー!」
全国のお茶の間に、桃色の髪の少女のタイトルコートが流れる。
あきら「はい、全国津津浦浦、老若男女のみなさんこんばんわー! 特別企画の間だけ司会を勤めさせていただきます、小神あきらです!」
(まあ、特別企画の間だけじゃなくて、ずっとだけどね…)

オープニングの時点で視聴率は全盛期クラス…いや、もはや全盛期クラスを超えていた。

あきら「そして、今までのあきらがやっていたコーナーの担当は、白石お兄さんでーす!ぱちぱちぱち」
白石「どうも、白石です。 特別企画の間、視聴者投稿コーナーとオタク文化担当です。 よろしくお願いします。」
あきら(気がきかないわね…もう少し自己紹介をひねりなさいよ…)
あきら「はい、それでは早速、今日のニュースのコーナーです!…」


それまでの視聴率との差は歴然であった。
それまで一桁代に落ち込んでいた「らっきー☆ちゃんねる」の視聴率は、特別企画一回目の放送で、同日のアニメ作品の視聴率を超えた。
結局、「らっきー☆ちゃんねる」はその日の視聴率第1位に輝いた。
最盛期であっても1位になったことがない「らっきー☆ちゃんねる」が、司会を変えただけでいきなり1位…
これには、製作スタッフも、掲示板で果てしない争いを続ける者達も驚くしかなかった。

あきら(見た?これが、この小神あきら様の実力よ!)
あきらは、メインの座…そして、アイドルの座を狙えると確信した。
もっとも、あきら自身も、この結果に驚きを隠せなかったらしい。

88:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/15 02:02:14 HiC9WBGn
【もしも、白石とあきらの立場が入れ替わったら】
特別企画二週目。
この頃には、すでに掲示板でも「司会完全交代」の可能性が高いという書き込みが溢れていた。
そして、事の当事者は、それを見て満足に浸るのであった。

あきら「wawawa忘れないでねっ☆らっきー☆ちゃんねるー!」
上層部からの指示で、二週目からのタイトルコールは白石が行なっていたものと同じものに戻った。
なんでも、スポンサーがあのタイトルコールを指定してくるらしい。
もちろん、あきらにはタイトルコールが元に戻っても人気が落ちない自信があった。
しかし、現実には人気が落ちないどころか、人気に更に加速がかかった。
その証拠に、あきらへのファンレターの数が日を追うごとにネズミ算的に増えている。

あきら(ふーん、世の中はホント、チョロいわね…)

この状態は、「計画通り!」というよりは、完全に「計画以上!」である。


が、しかし、三周目の放送中に、アイドル生命に関わる大事件が発生してしまうとは、今のあきらには予想も出来なかった…

89:IKAOH
07/06/15 23:08:02 WTwbV9xQ
>>88投下㌧クス!GJ!

90:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/16 00:41:50 oidoZF6J
>>41
つかさはこなたにどんなメール送ったんだろう・・・

91:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/16 01:35:06 Zu66MrxD
つかさ「コロネってウンコみたいだよね~☆アハハ~嘗糞だ~、バルサミコ酢~♪」

92:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/16 02:23:13 x/7b4NDV
メールの相手が、つかさだってバレバレでしょーが

93:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/16 05:40:42 3C/wFPKC
>>91
糞ワロタ


94:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/17 03:28:12 OpixB9MH
【もしも、白石とあきらの立場が入れ替わったら】
その出来事は、翌週の視聴者投稿のコーナーで起きた。
白石が読者からの手紙を読み上げる…

白石「えーと、次は神奈川県の網本 真咲(あみもと まさき)さんからのお便り… えーと、女性の方ですね」
すると、あきらが突然、異常なまでに怒りだした。
あきら「ちょっと…あんた!その子は『まさき』じゃなくて『まき』って名前よ!」
白石「え…あ…すみません…」

突然態度が変ったあきらに動揺する白石

あきら「あんた…すみませんで済むと思ってんの? あの子がどれだけ名前を間違えられるのを嫌がっていたかわかる?」
白石「そ…そんな…名前を間違えただけですよ…」

あきら(そう、確かに名前を間違えただけよ… でも…でも!)

あきら「あんた…私が読んだあの子の一回目の投稿の内容を知ってていってんの?」

あきらの怒りかたは異常な程であった。

あきら「あの子はね…『女の子なのに「まさき」っていう男っぽい名前だね』って言われてからかわれてたのよ! それで…それで!」

もはや、あきらの頭には、アイドルの話も、自分の完璧な計画の話も残ってはいなかった。

何故、あきらがこの事に異常なまでに執着するのか…
それを説明するためには、アイドルでも、アシスタントでもない『小神あきら』の過去を語らねばなるまい。

95:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/17 12:24:40 sKPjVxZU
>>94
wktkwktkwktk

96:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/17 17:48:18 SnLlOcfS
マターリやってるようだな
他のスレはレベル高すぎてきつい
ここならマターリかけそうだ

97:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/17 21:21:44 a8gViHtP
>>94もしもらっきー☆ちゃんねる、面白いです

期待してます


98:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/18 01:38:20 DC1PulmF
>>86
続きまだぁー?

99:IKAOH
07/06/18 19:17:40 rIV+MM7p
かがみ「こ、こなた?!今日、つかさとみゆき、用事があって来れないって・・・・・一緒にお弁当食べない?」

こなた「いいよ~」

【音楽室】
つかさ「~~~♪(お姉ちゃん、上手く行ってるかな)」
つかさ「♪~!(・・・・・だめだ・・・・・やっぱりアルトは難しいな・・・・・)」
つかさ(うぅ・・・・・どうしよう)


みゆき「つかささん?リコーダーの練習ですか?」
つかさ「ゆきちゃん・・・・・あはは・・・・・私、下手だから恥ずかしいな・・・・・」
みゆき(みんなについて行けないのを気にして、一人でこっそり練習してたんですね・・・・)

みゆき「ちょっと貸してもらえますか?」
つかさ「え?いいよー・・・・・あっ、まだ拭いてない・・・・・」

みゆき「♪~~~♪」つかさ(すごい・・・・・綺麗な音色・・・・・上手・・・・・)

みゆき(間接キス・・・・・古いですね・・・・私・・・ふふ・・・・・)
みゆき「ふぅ・・・・・」

つかさ「すごい!ゆきちゃん!初めてなのに!」
みゆき「ふふ、難しくないんですよ・・・・・」
みゆき「・・・・・私が後ろに回って、指使いを教えますから、落ち着いて、ゆっくり、吹いてください」
つかさ「うん!」
みゆき「では失礼します」

みゆき(つかささん・・・・・いい匂いですね・・・・・)
つかさ「♪~~♪」
つかさ(わ、私、吹けてる!嬉しい!)


みゆき(つかささん・・・・・このまま抱きしめたい・・・・・)

つかさ「♪~~~!」つかさ「ぷはぁっ!ゆ、ゆきちゃん?・・・・・!」

みゆき「(・・・・・ん?)きゃあ!すいません!私、なんてことを!」
つかさ「あはは、いいよー・・・・・気にしないでよー」

みゆき「ああっ・・・つかささん・・・・すいません!すいません!」

100:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/18 19:37:28 hKpmIBao
>>99続きが読みたい

101:IKAOH
07/06/18 19:41:20 rIV+MM7p
【放課後】

みゆき「あの、つかささん!昼休みの時は、すいませんでした!」

つかさ「いいよー・・・・・ゆきちゃんたら・・・気にしないでよ」

こなた「なに~?二人とも~?ケンカでもしたの~?」

みゆき「え!あの!その!」
つかさ「あはは、こなちゃんたら、何でもないよ」
つかさ(ゆきちゃんに抱きつかれちゃった・・・・・なんて言えないよ)

こなた「あ、昼休みにかがみんに映画誘われたんだけど、みんなで行こ!」

つかさ(あー・・・・・それは多分、こなちゃんだけを誘ったんだろうなー)
つかさ「あ、私たち、今日用事があるから無理かな~、ね?ゆきちゃん!」


みゆき「え?あ、はい!用事があります!」

こなた「そっか、まあ、私とかがみんだからね、多分ホラー物だと思うから、つかさやみゆきさんじゃ、かわいそうだね~」


つかさ「あはは、そうだね~」

かがみ「こなた!支度出来た!」

こなた「じゃ、楽しんでくるよ~」

つかさ「バイバイ~」
みゆき「さよなら・・・・・・・・・・」


つかさ「ゆ、ゆきちゃん!そんなしょんぼりしないでよ~」

みゆき「・・・・・はい・・・・・うぅ・・・・・」

つかさ「そうだ!私たちもなんか映画見よっか!気晴らしにさ!」

みゆき「え?」

102:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/18 20:14:50 hKpmIBao
wktk

103:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/19 00:09:34 bqyBnAt1
>>101
ぐっじょぶ

104:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/19 18:45:38 KYiiqHKU
wktk!!!!

105:IKAOH
07/06/19 21:43:42 vLUacbQt
【映画館】
つかさ「わあっ!見てゆきちゃん!広い!」

みゆき(え?この規模の映画館は・・・・・あまり広いとは・・・・・)
みゆき「そ、そうですね」


つかさ「恋愛映画って私初めてだよ!楽しみ!」

みゆき(!・・・・・恋愛・・・・・っ!)
みゆき「私が・・・・・私が相手じゃ駄目で・・・・・」

ビィイーー

つかさ「わっ!始まったよ!」
みゆき「は、はい!」みゆき(つかささん・・・・・)


つかさ「わあー!」
みゆき(なんでしょう・・・・・一人ではよく見に来るのに)


つかさ「あははは」
みゆき(いつもより、何倍も楽しいです・・・・・)

つかさ「うぅ・・・・・ぐすっ・・・・・」
みゆき(こんな気持ち・・・・・初めてです)


みゆき(叶うのならずっとこのまま・・・・・)
みゆき(このまま・・・・つかささんと・・・・・・・・・・つかささん?)


つかさ「・・・・・すー・・・すー・・」

みゆき(つかささん、寝てしまったんですね・・・・・)

みゆき(可愛らしい寝顔です・・・・・)
みゆき(・・・・・肩を抱くくらいなら・・・・・いいですよね・・・・・)

つかさ「ん・・・・・すーすー・・・・・」
みゆき(あ・・・・・寝息が・・・・こそばゆい・・・です・・・)


みゆき(ど、どうしましょう!動悸が・・・・動悸が止まりません・・・・・)

みゆき「はぁ・・はぁ・・・(キス・・・・・していいですか・・・・・つかささん・・・・・)」


みゆき(もう!我慢出来ません!)
みゆき「ごめんなさい!」
つかさ「!」

106:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/19 21:51:22 Qart9hZ4
>>105GJ

107:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/19 22:00:34 yrqIlSJa
>>105GJ
続きwktk

108:IKAOH
07/06/19 22:14:31 vLUacbQt
【映画館】
こなた「おぉ~!」

かがみ「あはは・・・・・」

かがみ(なんでデートにホラー映画なのよ・・・・・)

こなた「あはは!」

かがみ(こなた・・・・・私の気持ちまるっきりわかってない・・・・・)


かがみ(無理かな・・・・・もう・・・・・諦めようかな・・・・・)


こなた「・・・・・かがみん」

かがみ「え・・・・・?」

こなた「かがみん、私のこと、好きなんだ?」


かがみ「なっ!なによそれ!」


こなた「ふふん・・・・・そうなんだ?」


かがみ「なによ・・・・・そうよ!私は!あんたが!好きなのよ!悪い!?」


客「なに?」

ざわざわ・・・・・

こなた「!・・・・・」


かがみ「あ!やだぁ!私!恥ずかしい!」

かがみ「こなた!出よう!」

こなた「うん・・・・・」


かがみ(ああ!もう!散々よ!どうしよう!)

109:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/19 22:51:33 shyfkd0d
にやにやしてきた

110:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/19 23:50:18 bqyBnAt1
>>105>>108
早く続きを…

111:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/19 23:52:08 OQR+VBUF
【もしも、白石とあきらの立場が入れ替わったら】
小神 あきら
彼女の芸能界に突入する前の時代は、一点を除いて恵まれたものであった。
その一点というのは、「名前」に関する事…つまり、「男のような名前」であるということだった。
もっとも、傍からみれば些細な事であろうが、あきらにとっては、これが後々までトラウマとなって残ったのである。
だが、話はそう単純には終わらない…

彼女の母が「アイドルを目指してみないか」という話を持ち込んできた。
彼女は、なんだかんだ言ってもクラス内の人気者であったし、また将来は『みんなに笑顔を与える人になりたい』と言っていた…
そこで、彼女は受けることにしたのだが…

112:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 01:19:12 h2Og9z1V
なぜか俺もときめいてきた

こな×かが萌え

113:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 02:13:15 1YkimngX
wktkが止まない

114:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 04:24:07 YE+pmjAJ
頼む!続きを早く・・・

115:ひぷ☆ほぷ
07/06/20 20:05:36 dvSk43+x
はじめまして、書かせてもらいます。ほんのりこな×かがです。

もう一つの「いろんな聖夜の過ごし方」

みゆき「もうすぐクリスマスですね」
こなた「そうだね~。私はイブもバイトだけどね。かがみん達は、家族で
パーティーでもするの?」
かがみ「いや、わ、私は・・・ちょっと・・・」
こなた「ん、ん~、んん~?ひょっとして、かがみん、オ・ト・コ~?」
つかさ「お姉ちゃんね、この前街で男の子に声かけられてさ。
イブに一緒に遊びに行く約束したんだよね♪」
かがみ「つ、つかさってば・・・!」
みゆき「まあ、それは素敵なイブになりそうですね」
こなた「いや~世間は真冬だけども、かがみんだけ春真っ盛りだねぇ♪
真っ赤になっちゃってぇ、うりうり~」
かがみ「ちょっとご飯食べたりするだけだからね、か、勘違いしないでよ・・・」
つかさ「ゆきちゃんはどうするの?私は家族とパーティーするからさ、
よかったら遊びにこない?」
みゆき「宜しいんですか?では、是非うかがいます!」
こなた「私もバイト早くに終われたらいこっかな。・・・かがみん、健闘を祈る!」
かがみ「余計なことしなくていいっ!(みんなでパーティーするんだ・・・
楽しそうだな・・・)


116:ひぷ☆ほぷ
07/06/20 20:29:17 dvSk43+x
その2

イブの夜・・・
こなた「もしもしつかさ?メリークリスマス!」
つかさ「メリークリスマス!バイト終わったの?」
こなた「うん、店長がもう上がってもいいってさ。これからそっちに
行っていい?店からお菓子いっぱいもらったんだよ」
つかさ「うん!ゆきちゃんもさっき来たばかりだよ。こなちゃんが着いたら
みんなでケーキ食べよ!」
こなた「りょ~かい~♪・・・今頃かがみんはどうしてるかねえ?」
つかさ「お姉ちゃん、楽しくやってたらいいねえ」

男「さっきの店、パスタ美味しかったね」
かがみ「う、うん・・・(こういうの慣れてないし、難しいなあ・・・。
こなた達は、今頃みんなで楽しくやってるのかな・・・)
あ、もうこんな時間だし、そろそろ・・・」
男「かがみちゃん、ちょっと休んでかない?」
かがみ「・・・へ?」
男「そこにホテルあるからさ」
かがみ「ちょ、ちょっと・・・今日はご飯だけだって言ってたのに!」
男「かがみちゃんも、そのつもりで来たんでしょ?いいから、さあ・・・」
かがみ「や、やめてよ!私・・・帰る!」
かがみ(最低・・・こんなことなら、こなた達と一緒に遊べばよかった・・・)

117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 20:35:32 y5MrfEl6
wktkwktk

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 21:57:18 J7Oq3LN4
wktkwktk

119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 22:00:01 lk+pWLmi
wktk

120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 22:13:47 5EqAZtmF
わーくーてーかー

121:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/20 22:23:39 2OyisWw+
>>108
>>116
どっちもGJ!
お前らのせいでロマンティックが止まらないじゃまいか!
かが×こなは至高だ!

122:IKAOH
07/06/20 22:27:26 YjQOTi+b
>>116GJ!

>>108(>>105)の続き

つかさ「あ・・・・・」
みゆき(つかささん!)

みゆき(どうしよう!つかささん!起きちゃった!)


つかさ「ゆきちゃん・・・・・」

みゆき「あ・・・・・あの・・・・・」
みゆき(ごめんなさい!お願いだから・・・・・嫌いにならないで下さい!)

つかさ「もっと!」


みゆき「え・・・・・・」

つかさ「もっと!ゆきちゃん!」

みゆき「ええぇぇ!?」


つかさ「起きて、ゆきちゃん!」

みゆき「ん・・・・・あっ!」

つかさ「映画、終わったよ」

みゆき「え・・・・・」
みゆき(夢?眠ってたのは・・・・・私?)

つかさ「あはは・・・・・可愛い寝顔だったたから・・・・・途中で起こしてあげられなかったよ」

みゆき「ふ、ふふ」
みゆき(よかった・・・・・・・全部夢だったんですね)


みゆき(本当によかった・・・・・つかささんに嫌われずにすんで・・・・・)


つかさ「ゆきちゃん!帰ろ!」

みゆき「え、ええ!」みゆき(でも・・・・・少ししだけ残念です・・・・・せっかく・・・・・つかささんと・・・・・)


つかさ「ゆきちゃん・・・・・」

みゆき「はい?」

つかさ「また二人で、映画見に行こ!」

みゆき「はい!」
みゆき(ううん・・・・・これでよかった・・・・・そうですよね?・・・・・つかささん)


つかさ(ふふ・・・・・ゆきちゃん・・・・・・・・・・)

123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 00:01:23 t6kjff4p
いいねー。

らきすたの小説サイトないのかな?
なんでもいいからもっと読みたい

124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 00:19:30 Ds5FdgGv
>>123
URLリンク(www34.atwiki.jp)


125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 00:21:46 izH49K2c
>>123
URLリンク(www33.atwiki.jp)

なぜかあっちこっちにあるんだZE

126:ひぷ☆ほぷ
07/06/21 00:41:56 NUglLbKQ
その3

柊家
かがみ「・・・ただいま」
つかさ「あ、お姉ちゃんおかえり!早かったね~楽しかった?
ゆきちゃんもこなちゃんもきてるよ、お姉ちゃ・・・ん・・・?」
かがみ「・・・・・・」
つかさ「・・・何か、あったの?」
かがみ「・・・ううん、ちょっと急に気分悪くなっちゃってさ、帰ってきたの。
悪い、部屋で横になってくるよ。こなたとみゆきによろしくゆっといて」
つかさ「う、うん・・・」

かがみ「なんか、私、バカみたい・・・何してんだろ。みんなの顔見れないよ。
ナンパくらいで勝手に一人で浮かれて・・・うう・・・」
(コンコン)
かがみ(つかさ・・・今はほっといてよ、私のこと・・・)
こなた「かがみん、メリークリスマス!具合悪いって聞いたけど大丈夫?」
かがみ「(こ、こなた・・・!?)わ、私のことは大丈夫だから、気にしないでよ」
こなた「・・・入っちゃだめ?」
かがみ「・・・・・・」
こなた「・・・ごめん、下行くね」
かがみ「・・・いいよ、入ってきて」

127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 03:39:32 t6kjff4p
>>124
>>125
ありがとうなんだZE

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 10:57:42 /feix/at
>>126
マダー?

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 12:23:36 HIxUHiPj
wktk

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 18:33:51 J7wRA+nu
ギトギトヌルヌル

131:IKAOH
07/06/21 19:08:11 F6T40hLc
かがみ「はあ・・はあ・・・・・」

こなた「そんなに急がなくても、誰も追っかけてこないよ~」

かがみ(なによそれ!原因はあんたが!・・・・・)

こなた「あ、つかさにみゆきさん!」

つかさ「あ、こなちゃんに・・・・・お姉ちゃん?」

かがみ「ええ!?あ、あんた達も映画館館にいたわけ!?」

つかさ「うん」

かがみ(嘘でしょ・・・・・どうしよう!)

みゆき「今、流行りの、恋愛映画をみてたんですよ」

こなた「あ、私たちはホラー映画見てたよ。同じホールじゃなかったんだ」

かがみ「そ、そうなの!?よかった・・・・・・・・・・」

みゆき(?)
つかさ(お、お姉ちゃん・・・・・何かあったんだ)

こなた「面白かったよ~」

かがみ(ひいっ!・・・・・やめてぇ!)

こなた「ふふん・・・・・そっちはどうだったの~?」

みゆき「私は・・・・・眠ってしまっていて・・・・・よく覚えていません・・・・・どうでした?つかささん?」


つかさ「え!?」


つかさ「えーっと・・・・・その・・・・・あの・・・・・」

つかさ「ごめんね、私も眠ってて全然覚えてないんだよ~」

みゆき(・・・・・・・・・・え?・・・・・)

かがみ「なにそれ、あはは」
こなた「あはは」

つかさ「あはは」

みゆき(つかささん・・・・・まさか)


132:IKAOH
07/06/21 19:18:31 F6T40hLc
かがみ(ん?)

かがみ「みゆき、なによ、そのバンソウコウ?」


みゆき「はい?」


かがみ「ほら、首んとこ」


みゆき「あれっ、本当ですね・・・・・なんでしょう・・・・・これ・・・・・私、首に怪我なんて・・・・・いつ張ったのかしら・・・・・」


かがみ「それって、私がつかさにあげた・・・・・」

つかさ(あ!)
つかさ「あー!」

かがみ「な、なによ」

つかさ「みんな!もうすぐバス来るよ!行こ!」

こなた・かがみ・みゆき(・・・・・?)



133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/21 19:29:50 5OrPfa7T
>>132
wktk!ていうかみゆきとつかさは用事あるって言った癖にこなたと鉢会わせて気まずいなw

134:ひぷ☆ほぷ
07/06/22 17:30:35 8XPRzaJx
その4

かがみの部屋
こなた「そっか・・・そんな事があったんだね」
かがみ「こなたがさ、前に”かがみは悪い男にひっかかりそうだね~”
って言ってたでしょ」
こなた「あ、あれはただの冗談で・・・」
かがみ「あんたの言う通り。私って、ほんとにバカだよ・・・」
こなた「・・・かがみん、あのね」
かがみ「・・・・・・・・」
こなた「私は、かがみんのそんな所も含めて好きだよ」
かがみ「え・・・」
こなた「私だけじゃないよ、つかさもみゆきさんも、きっとそう思ってるはず。
    真面目で頑張りやだけどおっちょこちょいな部分もあって、そんな
    かがみんが良いんだよ」
かがみ「こ、こなた・・・」
こなた「それにさ、かがみんに隙が無くなったら、私かがみんのこと・・・
    からかえないでしょ、だから・・・」
かがみ「・・・ぷっ、何顔赤くしてんのよ、柄にもなく照れちゃって」
こなた「う、うるさいっ!せっかく人が励ましてるのに・・・」
かがみ「・・・でも、ありがとう」
こなた「・・・もう大丈夫だね?さあ、ケーキ食べにいこ♪」
かがみ「・・・うん!」


135:ひぷ☆ほぷ
07/06/22 17:47:09 8XPRzaJx
その5

駅までの道
みゆき「わざわざ送ってもらって、ありがとうございます」
つかさ「気にしないで!もう10時過ぎてるし、夜道は危ないもん」
こなた「そだよね~。でも、今は用心棒かがみんがいるから安心だね♪」
かがみ「誰が用心棒だ!」
こなた「あうぅう♪(=ω=.) 」
つかさ「あははっ!それにしても良かった、お姉ちゃん元気になって」
みゆき「もうお身体の方は大丈夫ですか?」
かがみ「うん・・・大丈夫。みんな心配かけてごめんね」
こなた「・・・(にやーっ)」
かがみ「な、何よ!」
つかさ「そういえば、こなちゃんがお姉ちゃんの部屋に行ってから、
    お姉ちゃんすぐに下に降りてきたよね」
みゆき「確かそうでしたね・・・」
かがみ「い、いや、別にそれはただの偶然で、何でもないんだからねっ!」
こなた「ほんと、まさしく真のツンデレ体現者だね♪」
かがみ「な、何ですってぇ!・・・あ・・・雪だ・・・」
つかさ「ほんとだ!・・・綺麗」
みゆき「ホワイトクリスマスですね・・・」
こなた「ロマンティックだねぇ。これがギャルゲーならフラグの一つも・・・ん?」
かがみ「・・・・・・・」
こなた「・・・・・・・」

かがみは、こなたとそっと手を繋いだ。
勿論、コートの袖で上手く隠して、つかさとみゆきに気づかれない様に。
小さな手に、「ありがとう」の気持ちを一杯にこめて・・・。
                             (了)


初投稿で拙い部分も多々ありましたが、読んでくれた皆さんありがとう(=ω=.)


136:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/22 20:23:29 w2NkI1hA
>>135お疲れ!GJ

137:IKAOH
07/06/22 22:29:48 TXcd2hJ8
>>135面白かったです オチが旨いなあ

またヨロシクです

138:IKAOH
07/06/22 22:40:23 TXcd2hJ8
>>132の続き
【みゆき自宅】

みゆき「このバンソウコウ・・・・・なんでしょう・・・・・」

みゆき(剥がしてみよう・・・・・)


みゆき「えぇ!」


みゆき「これって、キ、キス・・・・・マーク・・・・・」

みゆき「つかささん・・・・・・・」


みゆき「夢じゃかなった・・・・・」


みゆき(つかささんのキスマーク・・・・・)


みゆき「わ、私・・・・・どうしましょう!」


【つかさの部屋】

つかさ「♪~~~~~(ゆきちゃん・・・・・)」


かがみ「あんた、上手くなったわね!急にどうしたのよ!」

つかさ「エヘヘ・・・・・」

つかさ(みんな・・・・・ゆきちゃんのおかげだよ・・・・・)

139:IKAOH
07/06/22 22:50:06 TXcd2hJ8
つかさ「あ、そういえば!お姉ちゃん!こなちゃんと何かあったの?」


かがみ「あ!」
かがみ(こなたのやつ!)


こなた「かがみん、私の事好きなんだ?」


かがみ「なんでもないわよ!あんなやつ!」

つかさ「あらら・・・・・」


【こなたの部屋】


こなた「あーあ」


かがみ「私、あんたの事好きよ!悪い!?」

こなた「あーあ・・・・・」

ゆい「やあやあ!遊びに来たよ~!」


こなた「あ、ゆい姉さん!」


こなた「聞きたいことがあるんだけど」


140:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/23 01:32:14 cT3oHE98
wktkが止まらない

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 02:24:12 Ly0CavoG
数ヵ月前に>>135を見てる夢を見たのは俺だけじゃないはず
当時はらき☆すた自体しらんかったー
まさか…元ネタは俺か

142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 06:14:16 6Tea3oIK
   /⌒\     おおお・・・
  ○ヘ⊂ニニ⊃   今時の女子高生が携帯も使わずにラブ会話とは
   ノ(〓ω〓.)<これぞ2ちゃんSSの王道・・・
  /(|二:二)   夢は壊さずそっとしておこうぞ
 (  |_|_|    
   ̄ (_)_)   

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 09:50:31 wwW2VWUC
vipから来ました。向こうのスレとこちらのスレ、
同じ小説ですし、こちらのまとめにのせたらどうでしょうか?

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 16:21:52 m5sNF5WR
あきら様の過去話はまだですか…

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 18:32:32 y5SwML7R
しっかし百合はいいな


146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 18:39:06 K0YfkR0Q
でも各キャラスレでちょっとネタ話書くとすぐ誘導厨が噛み付いてくるのは勘弁

147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 18:41:56 zi1rMLCE
>>146
各キャラスレは仕方ないとして、らき☆すたSSスレがあちこちに
分散してるのは何とかして欲しいと思う

148:IKAOH
07/06/23 19:14:01 VnuSB/Dh
>>143そうですね、宜しくお願いします。

149:小神 晶 ◆RpLOvduAKI
07/06/23 19:34:03 cT3oHE98
【もしも、白石とあきらの立場が入れ替わったら】
さて、時は流れてオーディション当日。
オーディションの出演者用の控室に入って時に、あきらを襲ったのは異様な緊迫感であった。
表向きは穏やかでリラックスできる空間ではあったのだが…
異様とも言える程願掛けをする者、頭を抱えて祈りを捧げる者、延々と喜怒哀楽を表現し続ける者、わけのわからないおまじないをする者…
それらの全ての者はリラックスできる空間との相乗効果で、異質さを放っていた。
だが、たった一人だけ、その異質さを超えた異質さを放っている女の子がいた。
ゲームボーイカラーでゲームをプレイしながら、彼女は「うわぁ…」や「あとすこし…」という声を上げていた。
彼女の姿は、長くウェーブがかかった青色の髪に特徴的なクセ毛、体系的に…小学一年生といったところだろう。
そばには、彼女の姉と思われる彼女と瓜二つの中学生が、鞄を抱えて座っていた。
あきらは、彼女の姉の隣席に座った。
その席しか空いていなかったからだ。

さて、ゲームボーイカラーをしているだけで異質であるというのは不満であると感じるだろう。
だが、彼女の場合は異質と言わざるを得ない状況なのである。

150:ひぷ☆ほぷ
07/06/23 19:44:12 HstmZX69
こんばんは。また書かせてもらいます。

六月のチョココロネ
(注・こなたのお母さんの誕生日を六月と仮定して書きます)

夕暮れ、河川敷の道。
風が吹き抜ける。草がざわざわと揺れる。
三人の親子が、手を繋いで楽しそうに歩いている。
「楽しかった!お父さんお母さん、また連れてきてね!」
「ははは、まったくこなたは元気っ娘属性まっしぐらだなぁ!」
「まあお父さんったら、うふふ・・・」
「お母さん、いっぱい遊んだからこなたお腹すいたよ」
「そうね・・・帰りにこなちゃんの好きなチョココロネ買っていきましょ」
「うん!」
お母さんの優しい笑顔・・・いつもここで視界がぼやけて、意識が途切れる。

「・・・・・・・」
この夢を見たのは半年ぶりくらいだろうか。
六月の朝。どんよりとした雲が空を覆う。じめじめと蒸し暑く最悪な気候だ。
「あ・・・学校遅刻しちゃう」
大きな伸びをして、ベッドから起き上がる。
いつもならPCを立ち上げてネトゲ仲間のメールをチェックするんだけど、
今日はそんな気分にはなれなかった。
「お父さん、おはよ。原稿できたの?」
「おおこなた、おはよう。これから届けにいくところだよ。
こなたも、早くしないと遅刻じゃないのか?」
「うん、もう行く。・・・お父さん」
「ん?」
「・・・もうすぐだね。お母さんの命日・・・」
「ああ・・・。今年は暑くなりそうだ」
「またお墓参り行こうね。・・・行ってきます」
「ああ。気をつけてな」
私は、家を出た。





151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 20:49:30 INKtMp7Q
>>147

実はそれには事情があるんだけど、確かに乱立しすぎな気はするな。

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/23 21:25:28 p3v/0PQm
投下します。
こなかがです。

153:アパート暮らし
07/06/23 21:26:32 p3v/0PQm
「あんたはど~してっっっそうだらしないのよッ!」
かがみんの雷が今日も部屋に響きわたる。同じ大学に通い始めて直ぐに私達は同棲を始め…

「ルームシェアよッ!」

…もう。
妄想にまで突っ込まないでよかがみん…
はっ、まさかニュータイプ?

「かがみ。私にも敵が見えるッ!」
「はぁ?またアニメのネタ?そ・れ・よ・り」

怒りMAXのかがみんが部屋を指差し再度、雷を落とす
怖い。これがビキニの鬼娘なら萌えようがあるんだけど…

「あれほど大学から帰ってきたら部屋を片付けてって言ったじゃない」

「………語尾にだっちゃって付けたら片付けるよ」

びきッ…びきびきッ…
あぁ…かがみんの血管が…
「ダーリン!早く部屋を片付けるっちゃ!」



一時間後―

「やればできるじゃない」
「かがみんってさぁ」

「…何ょ」

「ノリ良いよね♪」


結局私の部屋の片付けはかがみんが一緒に手伝ってくれて早くすんだ。結構埃も溜ってて汚れちゃったから今は二人でお風呂に入浴中
「かがみんも好きですなぁ~」

「ち、違うわよ…二人で入った方がガス代とか…その…」

「へっ?私はキャラに成りきるのがって意味で…」

「…馬鹿」

【終り】

154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 01:21:52 OaU+nzHi
こっちでいいのかな?
俺も前半後半2部構成のss書いたんだが・・・。
(少々えっちぃです)

155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 01:36:33 2ghXZpz4
ここは基本的に自由だな
そんな空気がある

156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 01:40:49 OaU+nzHi
>>155
わかった。なら前半を投下。
かが×こな

―12月28日、終業式も終わり、私とこなたは夕暮れに染まる町を歩いている。
こ「いや~買った買った!」
・・両手に握られているのは紙袋だが中には大量の同人誌。
私は半ば呆れ顔でこなたを見つめる。
か「つか、3万もそんなもんに使うなよ・・。」
こ「それは違うよ~かがみん。」
こ「目に止まったら即買い。これは基本だよ?」
・・あぁ、そうですか・。
―と、横断歩道に差し掛かる。信号は赤だ。
こなたは見えていないのか気づいてないのか
かまわず歩き続ける。
きっと、買った同人誌で頭がいっぱいなのだろうか?
か「ちょ!?あぶ・・・!!!!」
・・あぶ”ない”まで聞こえただろうか?
こなたの小さな体が”宙を舞う”。
バンパー。ボンネット。ウインドウ。
続いて派手なスキール音。
車道の左脇にたたきつけられ、こなたが横たわる。
一瞬の出来事が異常に長く感じる。
・・・体が動かない。
・・・何が起こったのか目で見て判断できるが、”理解ができない”。
ようやく体を動かしてこなたのところに駆け寄る。
か「こなた!?こなたぁぁぁ・・。」
多分このとき私の顔はバッカみたいに情けない顔をしていたと思う。
すでに目は閉じられ口から少し血も出ている
こなたの体を必死にゆする。
か「こなたぁぁぁ・・・・っ・・こなたぁぁ・!」
か「起きなさいよぉぉ!・・・っ」
・・・・・・・・・。
・・・・・。
・・・。
こなたは誰かが呼んでくれた救急車に乗せられ、
病院に向かったが、すぐに死亡が確認された。
今日が仮通夜だそうだ。
私はこなたとずっと一緒にいた。
急遽作られた低めの祭壇の中央に置かれた棺の中で、こなたが眠っている。
時間は夜中の4時。祭壇がある居間には、今は私とこなたしかいない。
・・・なんでこんなことになっちゃったんだろう?
・・・ずっと一緒にいられると思ってたのに。
・・・なんで私じゃなくてこなたなの?
・・・私、これからどうすればいいの?
白装束に着替えさせられたこなたを見て呟く。
か「アンタって結構和服も似合うんだね。」
?(・・・・・・・・。)
以前、夏祭りの時も、そう感じた。
でも、なんとなく気恥ずかしくて、そんなこと、言えなかった。
・・思えばあの時以来、感じていた、かすかな思い。
”大事な親友”以上の、何か。
・・・・好き。
・・・そっか。私、こなたの事、”好き”だったんだ。
・・・今さら、分っちゃった・・。
・・・失って、初めて気づくなんて、私、ホンット、バッカみたい。
?(・・・、・・・・・ktkr。)


157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 01:43:39 OaU+nzHi
か「!!!!?」
ハッとして顔を上げる。
今の・・なに?・・。
・・・こなたの声だった・・?・・・声が聞こえた・・?・・・・幻聴かな・・。
か「ほら、アンタのこと思い過ぎて、幻聴まで聞こえるようになっちゃった。責任、取りなさいよ。」
あてつけの様に言ってみる。
?(・・ぁ、・れ・・ンデレ・の・骨頂だね~。)
?(・がみん・・~。)
か「え?」
今度こそ聞こえた。幻聴だなんていうつもりもない。こなたの声が聞こえる。
気をつけて聞いていないと聞き取れないくらい、小さな声。
こ(ぉ?)
か「こなた、なの?」
こ(かが・ん?聞・えて・んだね?)
・・こなたとの会話が成立する。
こ(ごめ・ね?)
か「ううん。ずっと一緒にいたのに守ってあげられなかった。私のほうこそごめん。」
・・こなたの小さくて、か細い声に全神経を集中する。
こ(ま・話せて、嬉・・よ、か・みん♪)
・・・こなたの小さい声は本当に嬉々としている。
なぜか、照れてくる。
か「もっと早く返事しなさいよ。//」
こ(私はずっとかがみんに呼びかけてたんだよ?)
か「えぇ?ホントに?」
・・・心なしか、こなたの声がマトモに聞き取れるようになってきた。
こ(状況から察するにさ。)
こ(かがみんがアタシを思う気持ちに比例してるんじゃないかな。この現象♪)
か「私は・・いつも通りよ//」
半分以上照れ隠しだが言ってから後悔した。
こ(だ・・、ず~っ・呼・・た・だよ?)
・・また小さな声に戻ってしまった。
・・あわてて再び全神経を集中する。
こ(それがかがみんが私のことスキって思った瞬間から・・。)
か「なっ!!!??/////」


158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 01:45:24 OaU+nzHi
こ(ぅぁ・・。マズった。)
・・・・ってことは私の心を読んだのか!読めるのか!?
こ(うん。バラすと大体そんな感じ・・。)
・・バレた以上は仕方がない。開き直ってやれ!
か「そうよ!?。私アンタのこと好き!だぁ~い好き!!何か悪い!?」
こ「あのさ、かがみん?」
か「////・・なによ?//」
・・完全に赤面してると分っているので思わず下を向いたままになっている。
こ「私もかがみんのこと好きだからさ、とりあえず、顔あげなよ。」
・・諭すように言われる。
・・素直に従って顔を上げると信じられない光景が写っていた。
・・見える。
・・棺のなかの体の上にちょこんと正座して、
こっちをみてにっこり笑う女の子が。
・・半透明だが。
・・そういえばさっきから声も普通に聞こえていた。
か「あ・・。」
・・ありえない光景。ずっと見たかった顔。
もう一度見せてほしかった表情。
・・すべてが目の前にあった。
・・涙が・・あふれる・・。
こ「ど!?どったの!??」
か「アンタ・・が・・ひっく・・見えてるのよ・・っ。」
こ「mjd!?。んじゃこれは?」
言ってVの字を指で作る。
か「はっ・・うぅ・・なにが”ブイ”よ・・バカぁ・。」
・・・もう、感情の抑制は効かない・・。
・・こなたの声がますます聞き取れるとか
体の透明度がどんどん下がっていってるとかそんなことを計算したわけじゃない。
・・気づいたらこなたにキスをしていた。
こ「うむぅ!?・・ふぁ、ふぁふぁいん(か、かがみん?)」
か「うんっ・・ちゅぅ・・ずっと・・すきだった・・・」
言いながら、こなたの小さい口に舌を無理矢理入れて絡める。
こ「ひゃぁ!?ぅうん・・んっ・・」
・・やがて観念したのか抵抗がなくなる。
・・・・冬なのに暑い夜はまだまだ続きそうだ・・・。

つづく。のか?俺?

159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 02:45:34 UIPNwXNm
>>158
wktkしながら待ってる。全裸で

160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 05:50:58 OaU+nzHi
>>159
おまwww服着とけwww
書いてる途中だが最初は朝チュン仕様だwwwwwww

161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 08:21:40 dFtT9p8j
>>139
続きまだぁー?

162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 08:32:58 OaU+nzHi
ようやく後半書き終わったんだ☆ZE

早速投下。
かが×こな(後半)
み「・・みさん。朝ですよ。」
か「・・!!!はっ!?」
・・私、寝ちゃってた?
・・こんなときに!?
・・こなたは!?
・・大げさに頭を振って確認するがこなたを見つけることができない。
・・声すら聞こえない。
・・そんな・・昨日あんなに・・その・・しちゃってるのに!?
・・・・・・・・。
・・・・。
・・。

こ「ふぁ~ぶるすこ~・・・うぅん。・・・・・・・・んぅ?」
・・眠い目を掻いて私は目をこする・・ねむい。
・・そういや昨日死んだんだっけ?・・ってここどこ?
・・明らかにウチの中ではない。
・・どこかの渓谷のど真ん中、近くに川のせせらぎのような音が聞こえ、
空を見上げるとドス黒い雲の隙間に紫色の空が見える。
・・近くに人の気配はない。
・・私のマンガ的フィルタでは、ここは”三途の川”ということになるが・・。
(・・正解・・。聞こえてるかな?)
こ「誰?」
・・心の中に直接、響く。
(こなた・・。大きくなったね。)
・・気づくと目の前に私そっくりの人が立っている。
・・翼があるかないかを除いては。つか、翼でかっ!
・・F●7のセフ●ロスみたいに非常識に大きい翼が計6枚展開している。
・・これなら大気圏内も高機動で・・って今考えるのはさすがにそこじゃない気がする。
こ「おかあさん・・?」
(うん・・正解。)
(私のかわいい娘・・・あいたかった。)
こ「私だってそうだよ・・。」
・・母親の顔がほころぶ。・・見ていて私も嬉しい気持ちになった。
・・かがみんが読んでるラノベとかならこういうの”邂逅”っていうんだよね。
(こなた。大事なお話をするから、よく聞いてね。)
こ「うん。」
(あなたはまだここに来るべき人じゃないの。)
(私の力であなたの体の自然治癒能力を最大限に高めておいたの。)
(あなたがいつもやってた”ネトゲ”でいうならリザレクション+ヒールね)
こ「(イヤ・・その例えもどうよ?)」
・・かまわずお母さんの言葉は続く。
(・・ただし、生き返れるとは限らないの。)
(・・失敗した場合、あなたの魂は永遠に消え去ってしまうの。)
こ「(じゃあリザじゃなくてザ●ラルじゃん。)」
(もちろん、そういうリスクを負わないで私とこの世界で生きることは可能よ。)
(生活は保障できるわ。何かお母さん”天使”みたいだし。)
(どっちがいい?・・選んで。こなた。)
・・・どっちがいいだろう・・・?
・・・究極の選択・・この世界で生きるか?リスクを負って生存に賭けてみるか?。
・・・頭をよぎるのは・・・かがみん。つかさ。みゆきさん。みんなの笑顔。
・・・・・・選ぶほうは・・決まってる。
・・・・まっすぐお母さんを見つめる。
こ「私は・・・・・・・。」

・・・・。
・・。

163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 08:34:09 OaU+nzHi
・・みゆきが私の顔を見つめる。
(ちなみに昨日の時点で泉家にいつものメンバーは集合している。)
み「探し物ですか?」
・・キョロキョロと辺りを見回す私をみて、みゆきがたまらず聞いてきた。
か「うん。・・探してる。・・・こなたを・・。」
み「え?」
・・えぇ。そりゃ変な回答だったでしょうよ。
かまわず下を向いて意識を集中する。
・・が、何回やってもこなたの姿はもちろん声、気配すら感じなかった。

― 結局、その日こなたはいなかった。

― 翌日、出棺直前。

ああ・・・・体が・・・重い・・。
・・やたら私の大好きなチョコ系統の匂いがするけど、
暗すぎて何も見えない。
・・匂いをかいだせいですごい空腹感を覚え、
まだ重い手を使い手探りで匂いのありかを探す。
・・あった。なぜか私の顔の真横に。
・・構わず食べ始める。
すると、突然強烈な光が差し込む。うぉ!まぶしっ!
・・棺の扉が開いたのだ。
・・続いて覗き込むのは、嗚咽を漏らして顔がぐしょぐしょのかがみん。
目が合う。まさに邂逅の時ー。
お互いに思考回路がハングアップ(フリーズ)したようだ。
・・3秒後。
か「・・こ・・な・た?」
こ「かがみん・・お・・おはよう?」
か「生きてる・・・起きてる・・・。」
こ「と、取りあえず。」
・・意味不明な会話だが、意思は通じたらしい。
か「フタが邪魔だね。」
言うが早いか棺のふたをその辺に放り投げる。
・・・・アレ・・結構重いぞ。
ゴトン!!という音がしてみんなの注目がこちらに集まる。
こ「うわぁ~かがみんやっぱ凶暴~。」
か「こなたっっっ!・・・こなたぁぁぁ!・・・ずっと・・ずっと・・会いたかったんだからぁ!」
・・言いながら、私の胸のあたりで顔やほっぺたをスリスリしてくる。
じゃれあうように、無言でかがみんの髪をなでてみる。
か「・・・・っ!!」
・・またかがみんの中で何かが弾けたらしい。
こ「うむぅ?」
・・・何度目かのキス。
こ「あ、あのさっ・・・ぷはっ・・みんな見て・・うぅん・・だへろ(だけど)?」
か「し・・らない・・!!・・ちゅぅ・・。」
か「はぁっ・・うむぅ・・おかえり、こなた。」
・・・噛み締めるように、言う。
こ「ただいまっ、かがみん♪」
―また唇がふさがれる・・。

ー直後に予想できるその他の人たちの大混乱を前に今日も長い一日が始まろうとしている。

fin

(あとがき)
えぇ。なんつーかいろいろサーセンでした。つか、俺はかがみ総受け派みゆきさん萌えなのに
こなたが受けちゃったよママン。しかもみゆきさんとmksハブってるし・・orz。


164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 08:58:11 Dem3sFnr
全俺様が泣いた

165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 09:39:01 lzIXlidX
>>163
GJ!全俺が泣いた。
起床からこなた蘇りまでのかがみの心情描写も書いてくれぃ

166:163
07/06/24 11:49:07 OaU+nzHi
>>165
やろうとは思ってたんだが、すんげえ長くなりそうなんで挫折・・・orz
スマンカッタ。




167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 14:12:38 UIPNwXNm
>>163
GJ!こなかがは大好物だぜwww

次もwktkしながらまってていいよね?答えは聞いてない。

168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 17:33:17 wKwu2jLc
なんかどれがどれの続きかわかんなくなってきたYO

169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 17:51:36 2ghXZpz4
作品にタイトルつけてるから分かるだろ

170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 19:00:37 yZOEQo7m
URLリンク(www34.atwiki.jp)
vipのまとめに載せ
ようかという案が進行しているので、
載せるのはちょっと…
と言う人いたらいってください。

171:IKAOH
07/06/24 23:19:10 B+FtvJ4A
>>139の続き


ゆい「なに?なんでも聞いてくれたまへ!」ゆい「あ・・・・・恋愛相談とか?」


こなた「・・・・・うん」
ゆい「えぇ!?嘘!?」

こなた「女の子にね・・・・・告白されたんだけど・・・・・どうすればいいかな?」


ゆい「え・・・・・女の子?」
こなた「うん」


ゆい「・・・・・・・・・・」
ゆい「ごめんね・・・・・あたし、わかんないや・・・・・・・・・・あたし帰るね・・・・・」

こなた「え?あ・・・・・」
こなた(姉さん?どうしたんだろ)


ゆい「うっ・・・・・ぐすっ・・・・・ぐすっ・・・・・」ゆい(あたし、わかんないよ・・・・・)

172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 23:36:45 wKwu2jLc
wktkwktk

173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/24 23:52:25 lp37QG94
なぜ泣くwktk

174:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/25 00:02:49 aQO9XTYZ
なな子先生に襲われたトラウマが・・・・

175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/25 12:42:49 OP6EyVEQ
wktk

176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/25 21:27:55 4hEG1v91
>>171
(´・ω・`)早く続きが見たい

177:ひぷ☆ほぷ
07/06/25 21:42:33 7IVcod5k
その2

昼休み。いつもの友達、いつもの光景。平和そのものだ。
でも、私の心は今朝見た夢の方へ流れてしまっている・・・。

「この前お昼に卵かけご飯食べたのよ。そしたらつかさが
卵こぼしちゃってさ、どんくさいったらありゃしなかったわよ」
「も~お姉ちゃん、言わないでって約束したのに・・・」
「ご飯の真ん中にくぼみをつくるのがベストですよね。それはそうと、
皆さんお醤油は先に入れる派、それとも後がけ派ですか?」
「私たちは卵をお椀に入れて、その時にお醤油入れてかき混ぜるよね」
「後がけってご飯に乗せてからかけるの?初めて聞いたわ・・・。
こなたはどっち派なの?」
「・・・・・・・」
「ねえ、こなたってば!」
ハッと意識が呼び戻される。目の前には、私を睨む親友の顔。
「あ、ごめん・・・えっと、レイとアスカならどっち派?って話だよね。
TV版はレイだったけど、劇場版25話でアスカの株もなかなか上がって・・・」
「ぜんっぜん違う!!何よ、いつにも増してボーっとしちゃって」
「あはは・・・ごめんごめん(=ω=.) 」
「こなたさん、つかささん、次は体育です。そろそろ支度しましょう」
「そだね。あれ、こなちゃんチョココロネ残ってるよ?」
「うん、ちょっと食欲なくてね・・・かがみん食べる?かがみんなら、
まだまだいっくらでもお腹に入るでしょ」
「うるさいっ!・・・あんた体調悪いの?それなら体育も無理しちゃダメよ。
じゃあ、私そろそろ行くわ」
「お姉ちゃん、また放課後にね♪」

かがみは教室を出ていった。私とつかさとみゆきさんは更衣室へ向かうことにした。
何か・・・胸がざわつく。不思議な予感がする。


178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/25 21:53:25 NJuldHpa
wktk

179:ひぷ☆ほぷ
07/06/25 22:03:08 7IVcod5k
その3

5時間目。照り付ける太陽で、グラウンドが揺らいで見える。
体育は野球の試合だ。私たちの横では男子が同じく野球をしている。

「あ~三振だったよ~もうちょっとでヒットになったかもなのに・・・」
「あはは・・・(つかささん、さっきのはクソボールでしたよ・・・」
「こなちゃん、チェンジだよ。・・・こなちゃん?」
「あ・・・ごめん。つかさ、グローブ取って」
「こなちゃん、気分悪いなら見学してなよ。私、先生に言ってこようか?」
「大丈夫だよ、昨日遅くまでネトゲしててさ、寝不足なだけ」
「それならいいけど・・・」

私はレフトのポジションまで走っていった。
かがみもつかさもみゆきも、私のことを気にかけてくれてる。素直に嬉しい。
中学の時なんて、こんなに仲良くできる子、いなかったもんな・・・。
女子の試合なので、外野までボールが飛んでくることは滅多にない。
私はまた、今朝の夢を何度も反芻する。
・・・そのせいで、キン!というボールを打ち返す鋭い音が聞こえなかった。

「こなちゃん、こなちゃん!しっかりして、しっかりしてよ!」
「こなたさん・・・今すぐに先生を呼んできます!」
気づいた時、私はグラウンドに寝転んでいた。
つかさが涙を流しながら、私の左手を握っている。周りには、不安そうに
私を覗き込むクラスメイトの顔。視線を降ろすと、私の体操着は血に染まっていた。
そこで意識が急速に遠のいていった。

180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/25 23:12:06 b7vNHl5G
このスレもたぶん【いじめSOS団】の様に神スレになるんだろうな


181:IKAOH
07/06/25 23:54:08 SxwCModE
>>171の続き
【翌日】
かがみ「はぁ・・・・・」
かがみ(つかさに言って、早めに家を出たのはよかったけど・・・・・こなたに・・・・・どんな顔をして逢えばいいんだろ・・・・・)


ななこ「おーす!柊!早いな!」
かがみ「黒井先生・・・・・」

ななこ「なんや、柊!元気ないな!どしたん?」
かがみ「先生・・・・・」
ななこ「なんか心配ごとか?女は元気が一番やで!」

かがみ「・・・・・女同士の恋愛って、いけないこと、ですか?・・・・・」

ななこ「え・・・・・・・・・・」

かがみ「どんなに好きだと思っても・・・・・女の子同士じゃ・・・・ダメなんですか?」

ななこ「・・・・・・・・・・無理や・・・な・・」
かがみ「・・・・・え」

ななこ「絶対成就せえへん・・・・・お互い傷つくだけや・・・・・諦めたほうがええで」

かがみ「うぅ・・・・・そうですよね・・・・・」
ななこ(・・・・・柊・・・)

みゆき「そんなことないです!」

かがみ「みゆき!」
ななこ「高良!?」

みゆき「お互いが想い逢えば、性別なんて関係ありません!先生は間違っています!」


ななこ「な!・・・・・無駄や!無駄!絶対成就せえへん!」
ななこ「おまえ達になにがわかるねん!ガキが知ったような口叩くな!」


みゆき「うぅっ、そんなことないもん!うわぁぁん」

かがみ「みゆき!」

ななこ「あ!高良!・・・・・すまん・・・・・」
ななこ(あぁ・・・・・・・・・私、アホや・・・・・なにやってんやろ・・・・・)


182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 00:29:47 +V8ReBLp
修羅場ktkr

183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 00:36:25 6h1YNxCU
凄いな…このスレは…
台詞の前にキャラの名前書く奴とか
改行が全く出来て無くて読みづらい奴とか
台詞のみで進行する奴とか…
国語の勉強しようぜ小学生のみんな

正に神スレだなここは…
これからも楽しみにしてるよ
あとGJしてる奴ら。






本気で言ってるのか?

184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 00:56:16 oomy9FII
そっこうあぼーん

185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 02:18:56 wUoEXHs3
>>183
> 国語の勉強しようぜ小学生のみんな

…数年ぶりにこの言葉を使うぜ




オマエモナー

186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 02:58:23 qVmOUIhA
>>183
IKAOHさんって人は最初の方だけ変なSS投下するんだが、途中でいきなり
神SS投下して、住人が彼を称え始めるとスレから消えてしまう人なんだよ
要するにこれはまだ第一段階のはずなんだ。黙って見てろって

187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 05:18:56 3h56MndH
さぁ!皆さん>>183が素晴らしいssを投下してくれるそうです
wktkして待ちましょうwwwwwwww!!

某書き手より。

188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 12:05:09 PhK9nYYZ
>>183
そのレス、当然コピペだよな?
俺は初見だが、当然コピペだよなw

189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 12:59:41 6h1YNxCU
会話のみ進行ってなんなんだよ…orz
最初のいじめの奴今読んだけど
ラスト、つかさの心情とか簡単に許すこなたとか意味がわからないよ?
こなたは学校に来たく無いくらい傷付いたんでしょ?で、「ごめん」の一言で片がつくの?
それに頭のキャラの名前を取ったら誰が喋ってるかわからない。
性格づけがまるで無い。

あれなららき☆すたキャラじゃなくても成立するだろ(極論、登場人物Aとかな)

190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 13:01:39 oomy9FII
おまえら>>1
荒らしに反応して書き込む奴も荒らしだぞ
変な奴は即あぼーんしる

191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 13:21:57 6h1YNxCU
>>190
荒らしじゃない
感想だ
つまんない
やめちまえ
なんて短絡的な罵声じゃないだろ?

会話の間にキャラの立ち回り、心情、情景描写、が入ってSSだろ?
会話のみでその全てを表してるなら正に神SSだが…

かがみ「これあげる」

こなた「ありがとう」

これじゃなにがなんだかわかんないでしょ?

かがみは何をあげたのか、それはこなたにとって嬉しい物なのか?
こなたはありがとうと受け取ったが本心からの言葉なのか?

「こなた。これあげる」

かがみの差し出したクッキーはお世辞にも出来が良いとはいえないが可愛いラッピングのされた見るからに手作りとわかる心のこもったプレゼントだ。

「ありがとう。かがみん♪」

顔を真っ赤にしてうつ向くかがみの手からこなたはクッキーを受け取った。その場でパクっと一つクッキーをほうばる。こなたはクッキーを美味しそうに食べた。

こうすれば少なくとも情景、何をしたか、とかはわかると思うんですけど


192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 13:26:50 6h1YNxCU
それとも否定的な意見を書くと、ならこのスレに来るなとか、排他的な意見は大人なんだから言わないよな?
自分を褒めてくれる人以外は要りませんか?

ここの「某作者さん」は?

193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 13:34:38 0SvTY4bs
正論だがここは細かい事気にせずにまったりやるスレだから
文章レベル云々だけど、受け手もそれを理解した上でだろうし

ところで>>191の続きまだ?

194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 13:36:48 oomy9FII
書くのは自由、感想も自由

作品や内容を特定せずただ文句言うのはただの叩き
それに反論という形でSS以外の雑談始めるのも荒らし

荒らしや叩きはスルーしましょう

195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 13:57:06 Ig4zBxgo
>>191
(´・ω・`)お前消えろや。

196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 14:03:11 JFyrN9Km
>>191
うっわ・・・つまんね・・・

197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 15:17:08 krNanjHl
wktkwktk

198:ひぷ☆ほぷ
07/06/26 16:08:00 RS/UhKf1
その4

陵桜学園高校近くの病院。
廊下にはかがみ、つかさ、みゆき、黒井先生。
そこに血相を変えたそうじろうがやってきた。

「先生、どういうことですか?こなたが大怪我をしたって・・・」
「体育の時間に、野球のボールが頭に当たったんです。隣で男子が試合を
していて、それでボールが飛んできて・・・。先程手術が始まりました」
「お姉ちゃんどうしよう、こなちゃんが・・・こなちゃんが死ん・・・あっ・・・」
「しっ、つかささん・・・!」
「馬鹿っ!こなたは絶対大丈夫よ!大丈夫に、決まってるんだから・・・」
「・・・・・・・(こなた・・・かなたに先立たれ、お前までいなくなったら
俺はどうすればいいんだ・・・)」

「う、うう・・・」
私は目が覚めた。・・・周りは一面の花畑だ。蝶がそこかしこに舞っている。
私はボールが直撃して、確か病院に運ばれてたはずじゃなかったっけ・・・
ここ、どこ?それに・・・何故か生まれたままの姿、早い話すっぽんぽんだ。
「・・・へ、へーちょ!」
「そんなどこぞの関西人の様なクシャミがありますか、こなた」
「えっ!?」
すぐ後ろで声がした。懐かしい、胸を締め付けるような声。振り返ると・・・
私と同じ、青い髪をした女性が笑顔を浮かべていた。
「お、おかあさん・・・?」
「久しぶり、大きくなったわねこなちゃん。いえ、こなたと呼んだほうが
いいわね、もう17歳になったんだもの」



199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 17:34:01 w8MFkx2s
>>191

ほぼ>>193と同意見だが、
書き手のレベル云々はもういいとして
足りない情景やセリフ回しを自分で補完するのも
ssスレの楽しみの一つだぞ?
作者自身が自分で手直ししてることもあるけどな。

俺とか。orz

200:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 18:31:25 mB8Beg1V
欝SSしか投下しないクソスレはここでつか?

201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 18:35:42 eBIgA76H
はいはいそうでつよ

202:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/26 20:12:47 y+YMRpvm
>>191 ノシ

203:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/27 14:39:32 P0JlXYMw
>>200
のような奴は無視推奨・・・
本当に最悪なのはこういう奴だ。

>>183
それとお前。その書き方にまったく愛情が感じられない
本当にSS書きのためを思ってくれてるならそんな書き方しないぞ
GJ言ってるのは、その人の価値観だよ。いいと思う人はいいと思うわけだ。逆もまたしかり


とりあえず。俺からIKAOH氏に少しアドバイス
地の文がまったくないので、少なくてもいいから入れてみるといい感じになると思います
セリフのみで状況説明は少し難しいと思うので・・・
なにより作品に深みが出ます。絵も浮かんできますし
・・・・の使いすぎも注意です。使いすぎるとかえって読み辛くなってしまいます。
セリフを伸ばすときや、冒頭には――を使うとよいです。味が出ますよ



204:163
07/06/27 15:01:49 wx09TESW
>>203
俺のにも思い当たる節があるww
アドバイス、サンクス
参考にするわ。

205:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/27 21:10:04 SmWmJ1PD
>>203も言ってるけど、地の文をうまく使ったり、言い回しをうまく使って(名前を呼ばせるとか)、
台詞に名前をつけなくてもわかるように表現するといいと思う。

アニメや小説で、作品中の各キャラの口調が皆違うのは、そのためでもあるわけで。
(現実世界では、そんなに口調がバラけることってないでしょ?)

206:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/27 23:53:16 SmFdJqMd
意見厨がでてからまったく作品が出なくなったから終了

207:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/27 23:55:31 nao/yA9y
じゃあ再開

208:IKAOH
07/06/28 00:13:43 i7v+SUGL
みんなアドバイスありがとう
次回からそういうスタイルでやってみます

とりあえず今は、今までのスタイルで


209:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/28 00:18:14 32ven24j
>>208あなたの作品好きだから頑張って。べ、別にあんた自体が好きな訳じゃないんだからね!

210:IKAOH
07/06/28 00:55:05 i7v+SUGL
>>181の続き


ななこ「高良・・・・・・・・・・」
ななこ(なんでもっと優しく言ってやれへんのやろ・・・・でも・・・・・・この娘らには・・・・・傷ついて欲しくないんや!)


ななこ「お、女は男と付き合うもんや!・・・・・女が女を好きになるなんてな・・・そんなん病気や・・・・病気!・・・・・・・」


かがみ「酷い・・・・・」
みゆきき「うぅ・・・・・・・・・あんまりです・・・・・」
みゆき「先生なんて・・・・・先生なんて死んじゃえ!・・・・・」


ななこ「ふん!」
ななこ(違う!ホントにこの娘らに伝えてやらなあかんのは・・・・・こんな言葉やない!)


ななこ「うっ!」
ななこ(・・くっ・・・頭が・・・・・あかん・・・・・)

かがみ「せ、先生?どうしたんですか?」
みゆき「凄い汗です・・・・・」


ななこ「はぁ、はぁ、なんでもない・・はぁ・・・大丈夫・・・・や・・・・・・」

バタン・・・・・

みゆき「キャア!」
かがみ「せ、先生!」

ななこ(・・・・・ゆい・・・・・・・・・・)


211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/28 17:31:22 wK8BXPsS
wktk
IKAOH氏酉つけれ。

さて、163だが、かが×こな派の諸君!
俺の人生第二作目のssのコンセプトとプロットが決まったぞ!
投下は日曜朝頃の予定。
しばし待たれよ


212:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/29 12:20:24 DPyrannd
期待

213:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/30 10:30:29 3qoZ+QpZ
このスレで1000は無理なのか?
やっぱ皆エロパロとか本スレで書いてんのかな?

214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/30 10:32:02 RiwdQe7Y
最近エロくないのもエロパロでやってるからな
本ヌレとかキャラ個別でやってるのはちょっとイカレたのばかりだから
来ない方が良いけど

215:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/30 17:56:56 3qoZ+QpZ
まぁせっかく苦労して考えたSSなんだし、どうせなら見ている人も多くてちゃんと保管もしてもらえるエロパロで発表したい、っていう事なんだろうな
じゃあここの意味っていったい(´・ω・)…

216:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/30 19:18:27 9I+ea0OG
まぁ…エロパロで書いたら叩かれるのは目に見えた作品が多いじゃん…ここ。

実際、書きたいからカキましたみたいな厨のオナニースレだと思う。

エロパロには来て欲しくないし。ある意味必要な場所かな?

217:名無しさん@お腹いっぱい。
07/06/30 19:57:12 7Jt0j4lE
(`・ω・´)ノシ

華麗にスルーを猛特訓中なおいら!
みんなと一緒にブンブン!

218:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 00:27:20 Cq68Y9ad
まあアニメが全部終わったら人も増えるよ…

219:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 03:01:57 7dfZlM+r
↑逆じゃね?

220:163
07/07/01 04:29:54 VuU80EFp
さて、163だが公言通り、今前半を書き終えた。
ってか、なんか鬱な話題だな。
まぁ、なんだ。ここは”らき☆すたのssを書くスレ”なんだ。
”書きたいから” 書くやつがいる
”読みたいから” 読むやつがいる。
それでいいじゃないか・・・。
まったりいこうや。
というわけで書きたかったから書いた。

TT-33(前半)

―1月6日、午後7時58分。
柊家の前に、白いワンボックスカーが止まっている。

―車中。
「おい、火ぃ」
愛煙のマイセン(マイルドセブン)を口にくわえて、かなり威圧的な態度で呼ぶのは、
現在売れ出し中の子役アイドル、小神あきらだ。
「は、はい!あきら様」
相方の白石みのるがびくびく怯えながらタバコに火をつける。
小「・・・準備は?」
白「すべてできております。」
白「・・ですが・・本当にやるんですかぁ?・・あきら様。」
小「てめぇ!?、いまさらビビってんのかぁ?」
小「先輩の命令は是が非でも聞いとくもんだぜ!?」
・・小神あきらの口調はすでにサラ金の取立て屋のような口調だ。
・・とてもではないが”アイドル”とは言えないだろう。
白「は、はい!申し訳ございません!!」
―白石があわてて体裁を整える。
白「じ、10秒後に同期しまっす!」
・・何かのスイッチをいつでも押せる体制をとる。
白「9・8・7・6・5・4・・・」
白(柊、悪い。許してくれ・・。)
・・・・・。
・・・。

―同時刻。柊家。
夕食を食べ終えて家族団らんの時間。
か「つかさ~。ビデオの予約してたよね?」
つ「うん~。してるよ~。」
・・両人と間延びした声。
無理もない。今が一番リラックスしているときだからだ。
・・・20:00。
目的らしいTVが始まる。
・・・・。
―30分後。
―何だろう?変な違和感がする。
言葉にできないような”モヤっと”感。
・・TVの画面はどうということはない、東京の風景を写している。
・・シーンが切り替わり、秋葉原。
・・もはや説明不要の、ある意味”聖地”だ。
―かがみの脳裏に浮かぶのはアイツの顔。
か(あぁ・・ウザイ。)
なんで?と聞かれてもこっちが困る。
・・思ってしまったから仕方がない。
・・つかさがこっちを見て突飛なことをいう。

つ「・・こなちゃんてさ、ウザくない?」
・・・・・。
・・・。

221:163
07/07/01 04:30:56 VuU80EFp
―翌日。校門前
つかさと二人で、歩く。
今日から、また3学期が始まる。
み「あけましておめでとうございます♪かがみさん、つかささん。」
か「おっす、みゆき。あけおめ~」
つ「ゆきちゃん、ことしもよろしくねっ。」
・・いつもと変わらない風景。
・・空は青く晴れ渡って、とてもすがすがしい。
・・3学期も張り切っていってみよう!。思わずそんな気分になる。
―と、
こ「お~っす、かがみ~ん。おひさ~」
あの”物体”が背中に抱きついてくる。
・・・耐え難い不快感を感じて、思わず振りほどく。
こ「?」
―なぜだろう?
アイツの顔、体、いや?・・存在自体が、なぜだか分からないけど”ムカつく”。
・・遠巻きに見ているつかさも同じようで、あからさまに顔が引きつっている。
か「・・・・っ!」
一人早足で歩き出す。一刻も早くこの場所から逃げるために。

―結局、それ以来こなたと会っていない。
・・休み時間に何度かこなたが会いに来ているのが分かったが、
私のほうが逃げていた。
・・・・・・・・。
・・・。

―3日後。休み時間。
こ「ねぇ。みゆきさん・・。」
精神的にまいったような声を出すこなた。
み「はい?」
絶対に暗い方面の話が来ると口調で察したみゆきは、努めて明るく振舞う。
こ「私・・・かがみんに何かしたかなぁ・・。」
・・・ああ。・・やはりその件でしたか。
み「泉さんに心当たりはありますか?」
こ(ゔ・・むしろありすぎて、どれがトリガーなのか分かんないくらいなんですが・・。)
こ(でも、最後に話したときは別に普通だったしな~。)
・・少し考えてから口を開く。
こ「いや・・私は別に・・・?」
み「・・・泉さんに” 本 当 に ”心当たりがなければ、
今回は、泉さんに責任はないはずです。・・・”待てば海路の日よりあり” 
時間が解決してくれます。」
・・笑顔を崩さず、こなたに断言するみゆき。
・・こなたが釈然としない顔で、席に戻ってゆく。
笑顔で見送り、みゆきは一人考える。
み(私が動く必要が・・ありそうですね・・。)
・・・・・。
・・・。


222:163
07/07/01 04:32:03 VuU80EFp
―みゆきとかがみは、学級委員長であるため
結構頻繁に情報の共有を行っている。

・・その用事と、”とあること”のために、いまみゆきはかがみのクラスに来ている。
・・え~と・・かがみさんは・・?
―峰岸さんとお話されているようです。
み「かがみさん?」
か「おっす、みゆき。どうしたの?」
・・・少なくとも私に対しては普通のようです。
み「はいこれ、”生徒会からのお知らせ”、だそうです♪」
か「おぉ・・ありがと。」
み「それと・・・。」
か「うん?」
・・・かがみさん、すみません。ここからが本題なんです。
・・・すこし真剣な顔になってしまいます。
み「泉さんから、・・なにかされたんですか?」
・・・えぇ。触れられたくない類のお話なのは、こちらも承知しています。
・・・ですからそんなに睨み付けないでください・・・。
か「なによ?こなたに嗅ぎ回って来いって頼まれたの?」
み「いいえ。あくまで私個人として知っておきたいだけです・・・。
大事なお友達同士が、気まずい雰囲気というのは、見ているほうも
心苦しいものです。」
か「・・・・・・・ぅん。」
み「誰か、双方の意見や考えを知っている人間がいれば、
解決の糸口が見つけられるかもしれません。」
・・・かがみさんは聡明な方ですので、別に私のほうが意見を隠す必要はありません・・。
か「・・・別に・・アイツは何もしてないわ。」
か「私たちで勝手にやってるだけだし・・・。」

―え!?そうだったんですか・・・・?
てっきり泉さんが何かやらかして、謝る機会を逃して
ちょっとこじれている程度に思っていましたので・・・。
・・・ということは、今回ばかりは泉さんに責任はない、ということですね?
み「・・・泉さんに、謝ってみませんか?」
・・・泉さんなら最初は拒むかもしれないけど、
誠意が感じられれば許してくださる人です。
か「今さら、もう謝れるわけないじゃない!」
・・あぁ・・かがみさんが、ちょっと”ブチ切れモード”に入られました。
・・これ以上の説得は無理ですね。
み「そうですか・・・・。とても・・・残念です。」
―あきらめて戻りましょう。
・・みゆきが少し寂しそうにぺこりと頭を下げて、かがみのクラスを出て行く。
・・・・・・・。
・・・・。
・・。

223:163
07/07/01 04:33:30 VuU80EFp
―同日夕方、かがみの部屋。
・・もう!なんなのよ、昼間のは!
・・大体みゆきもみゆきで、”本当に”私たちだけでやってる事なんだから、
そんなめんどくさいことに、いちいち首突っ込まなくても良いじゃない!
―机に突っ伏して、考える。
か「はぁ・・・・・・・。」
・・そもそも、何でこんなことになってるんだろうか?
・・いや、今はそんなことはどうでもいい。
・・それよりもこれから先、ずっとこんな感じになってしまうのだろうか?
・・私とこなたは。
・・こんな、 ”ちょっと何日かウザかった”とか、くだらない理由で
こなたとの縁は切れてしまうのだろうか。
・・そんなの・・・やだな。
か「はぁ~・・。」
・・・みゆきが”泉さんに、謝ってみませんか?”って言った時に
謝っちゃえば良かったのかな・・・。
・・なんか、こういうのって、時間がたてば経つほど
ドツボにはまって行っちゃうよね。
か「あ~~っ!もうっ!!!」
―気が付いたら、こなたの家に向かって走り出していた。


前半終わり。続きは休憩後

224:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 04:37:55 frO7Ynpf
隼GJ

225:163
07/07/01 04:41:08 VuU80EFp
>>224
おまwwwwwマジにHAEEEEEEwww
ちょっとは休ませてくれwwwwww

226:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 04:49:13 frO7Ynpf
おk、寝とく

227:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 08:21:58 1kNSDHvG
IKAOHさんも早く続きを書いて下さい。






















   +
+  ∧_∧ +
 +(0゚・∀・)
  (0゚つと) +
+ と_)_)


228:163
07/07/01 09:35:17 VuU80EFp
後半投下。

TT-33(後半)
―泉家。午後6時30分
・・冬の日没は早い。午後5時30分ほどから空がオレンジ色に染まり
6時30分ともなると、あたりはすでに真っ暗だ。
空にはどんよりとした雲もあり、月は見えそうにもない。
―私は、ここまで来ておいて何だけど、ドアホンに手をかけるかどうか迷っている。
・・・夕飯の支度中じゃないかな?
・・・これこそこなたにとって迷惑じゃないかな・・?
・・・明日、学校で謝ったほうが良いかな・・?
―もう!今日謝るって決めたでしょ!何してるの!私!
・・・ええい!
(ピンポーン)
・・・家の奥のほうから電子音が聞こえる。
つづいてパタパタとこっちに近づいてくる足跡。
・・もう後戻りはできない。
―扉が開かれる。
こ「は~い♪。って・・・・・・。」
・・こなたの表情が一気に険しくなる。
・・視線が痛い・・・。
か「あ・・・あの・・・。」
やっとの思いで声を振り絞る。
こ「・・・。」
か「・・こ・・こなたっ・・ごm」

・・・”ごめん”と言おうとしたが、すでに玄関が閉じられていた。
代わりに、驚くほど冷たい声で「帰って。」と言う言葉を残して。

・・・全身を襲う脱力感。
・・・動くことが・・できない。・・・文字通り・・・崩折れる。
・・・終わりなの?・・・こんなところで・・・こんな下らない事で・・・?
・・・そんなのイヤだよ。
―どんよりとしていた雲から、雨が降り出す。
・・かがみの体にぽたぽたと降りかかる。
・・顔にも。
・・どちらが雨でどちらが涙なのかは、分からない。


229:163
07/07/01 09:37:17 VuU80EFp
―どのくらいの時間が経ったのだろうか?
雨が本降りになっているが、かがみは帰るわけでもなく
雨に打たれている。
・・相変わらずの崩折れた体勢で。

―玄関の扉が開かれ、かがみはハッとして顔を上げる。
か「・・・こなた。」
相変わらず表情は険しいが、話を聞く気はあるらしい。
こ「とりあえず、中に入りなよ。ずぶ濡れでしょ。」
・・コクっと小さくうなずいて、家の中に通される。
・・また、こなたに会えた。
・・謝れるチャンスが与えられた。
―それだけで満足しかけたが、やらなければならないことがある。
か「あのさっ!こなt」
・・また会話が邪魔される。バスタオルが飛んできたのだ。
こ「お風呂、入りなよ。風邪引いてもらったら困るしさ。」
・・・・素直にお風呂を頂戴することにする。
―自分が冷えていたのかは分からないが、
湯加減はノボせてしまうくらい熱かった。
・・・・。
・・。



230:163
07/07/01 09:38:07 VuU80EFp
―こなたの部屋、午後9時。
か「こなた、入っていい?」
こ「どうぞ。」
・・すんなり通される。
・・部屋に入ると同時に、それまで向き合っていたPCから私のほうに向き直る。
・・同時にキーボードにある何かのキーを押したらしく、瞬時に電源が切れた。
・・ファンの音が消えて静かな空間になる。
こ「・・・・・で?」
―沈黙を破るようにこなたが聞いてくる。
・・・今こそ言わなきゃ。
か「あの・・・その・・・本当にごめん。」
こ「・・・・。」
か「・・・。」
こ「・・・。」
―お互いに沈黙。
・・・・やっぱり、許してもらえないのかな?
・・・・そりゃ、そうよ。だって丸々3日も私シカトしてたんだし。
・・・・こんなことなら来なければよかった・・・?
・・・・もう、こなたともこれで最後なんだね・・・・。
こ「ふぅ・・。まぁ許すけどね・・・って、何泣いてんの?かがみん!」
か「うぅ・・・ぇう・・・っく・・・うぇぇ・・」
か「ごめ゙ん゙な゙ざい゙ぃぃぃ・・・・うぇぇぇん」
・・嗚咽と謝罪の言葉が一緒になって出てくる。
・・何がなんだか自分でも分からない。
―と、こなたがこっちに歩いてくる
・・・平手打ちでも食らうのだろうか?・・・私は。
こ「ん~♪そういうところが可愛いんだよね~かがみんは♪」
か「え?・・んぅ!!!?」
・・・予想だにしない、キス。
こ「ん~、ぅん」
・・・ひゃあ!!・・こなたの舌がっ・・・はいってくるぅ!
―自分がまともな精神状態ではないことぐらいは分かってる・・・。
けど、不思議なくらい自然に受け止めていた。
・・・こなたからのキス。
・・・もっと・・・シテほしい。
・・・私も必死に、小さくて可愛いこなたの舌を絡めとる。
こ「~♪」

・・・私って、こんなにもこなたのこと・・・好きだったんだ。
―お互いの唇を唾液でベトベトにしながら、ようやく自分の思いに気づいた。
・・・・・。
・・・。


231:163
07/07/01 09:39:32 VuU80EFp
―翌日、学校。
み「よかった。仲直り、できたみたいですね♪」
・・・手をつないでじゃれあいながら登校している姿をみゆきに見られる。
・・・私はかなり赤面したが、こなたは別に平気なようだ。
こ「あ、そうだ・・みゆきさん?」
み「はい?・・どうしましたか?」
こ「・・・・・・・、・・・・ってある?」
・・少し距離を離してこなたが喋っているため、うまく聞き取れない。
こ「・・・。」
み「・・・。」
・・・二人同時に私を見ている・・。なによ?。
み「かがみさんの家に行って直接調べるしかないようですね。」
こ「だ~ね。」
・・・・・・・。
・・・・・。

―柊家、夕刻。
・・なぜか家にみんなが集合している。
みゆきはなぜかいろいろ電化製品のコードを調べ上げているようだが・・・。
み「―見つけました!」
こ「やっぱり・・・。」
・・・・・だから何がだ?
・・置いてけぼりを食らっているようでなんか、悔しい。
こ「かがみん、そのビデオとってあるって言ったよね。」
えぇ・・言いましたよ、昨日・・ベッドの中で。
・・・だからあれは普通のTV番組だってば。
こ「再生♪再生♪」
・・嬉々として再生ボタンを押す。がTVが始まったあたりですぐ、
スロー再生に切り替える。
・・ビデオ機のヘッドがスロー再生に対応するために、コカカカカカと音を立てる。
―そして画面いっぱいに白抜きで表示される戦慄の文字―。


 ―コナタナンテシネバイイノニ
   ―コロシテシマエ

232:163
07/07/01 09:41:08 VuU80EFp
―わけが分からず、呆然と見る。・・・・なにこれ?
・・だから普通のTV番組だったってば。こんなの表示されてないよ?
み「サブリミナルです。」
こ「サブリミナルだよ。」
そのままみゆきが解説しようとするのをこなたが手で静止する。
こ「え~と、分かりやすく言うとね?人間の目って
意外と細かい部分まで見てる物なんだよ。」
こ「たとえば1/27コマくらいのものでも。」
こ「で、そういうのに限って、鮮烈に脳みそには記憶されてたりするんだよ。」
・・・・・え~と、どういうこと?
こ「もっと分かりやすく言うとね。かがみんとつかさはこの文字に
踊らされたって事。―私を嫌うように。―あわよくば私を殺すように・・・。」
―自虐するように笑う。
こなたの心がズタズタに引き裂かれるのを見ているようで、
心許ない。だんだん腹が立ってきた。
か「いったい誰が!?何のために!?」
こ「知らないよ~。やった奴に聞いたほうが早いんでない?」

?「・・どうやらようやく俺の出番が回ってきたみたいだな。」
―全員の注目が集まる。
そこには、こなたと同じクラスのセバ・・白石君。
白「あぁ。これ、全部俺がやったんだぜ・・・すげぇだろ?」
・・・私たちはこんなやつに踊らされていたのだろうか・・・・・。
踊らされた挙句、こなたをシカトして、ブルーにさせて、そして、
私が大好きなかけがえのないこなたを失わせようとして・・・・・・っ!!!
・・・許せない。・・・全身が怒りで震えているのが分かる。
白「でも俺、命令されて動いただけだから。
恨むんならあきら様をう・・がはぁぁっ!!?」
―白石の体が2メートルほど”飛んだ”。
・・・無理もない。・・こなたの飛びヒザ蹴りと
私の中段前回し蹴りが同時に決まったんだから・・・。

壁に全身をたたきつけられ、いとも簡単に気絶してしまう白石。


233:163
07/07/01 09:42:19 VuU80EFp
―瞬間。
パァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!
・・・・何がおきたのか理解できなかった。
こ「い゙づっ゙っっっっぅ!!!」
・・こなたが倒れ、足を懸命に押さえている。
―銃声だ!!こなたが撃たれたんだ!!
か「大丈夫!?こなた!?」
こ「~~~~~~~っ!!、・・ぅん、なんとか・・っ!!!」
・・命は大丈夫らしいが、血がどくどく出ているところを見ると
このままでは危ない。
小神「全員動くんじゃねぇ!!!!!!!」
―手にはこなたを撃ったものと思われる鉄砲を持っている。

―ラスボス登場というわけだ。

小「クソがぁ・・・ドイツもコイツもぉ!!」
小「ああ。アタシが全部こいつに命令したんだよ。」
小「あんたらがいなければ、あたしは本編にとっくの昔に出れてた。」
小「アンタらを内部崩壊させて、穏便に”らき☆すた”
乗っ取ってやろうと思ったのによぉ?」
小「途中まで計画通りだったのに・・・てめぇのせいで台無しだ。」
・・・言いながら私のほうを指差す。・・ちゅうか私の所為かよ!?
―小神の暴君ぶりをよそに、みゆきが声をかける。
み「・・・どうなさる・・おつもりですかっ?」
小「シラネェよ。状況がこうなった以上、一人ずつ死んでいってもらうか?」
み「!!!?」
聞きながらみゆきがとあることに気づいた。
―発砲したわりに”アレ”が落ちていないのだ。
み(安心してください、皆さん、 勝 ち ま し た よ。)
みゆきの目が挑戦的なものに変わる。

み「このご時世にトカレフTT-33ですか?」
小「あぁん?」
・・どうやら言ってることが分からないらしいですね。
み「いや?ライフリングにメッキがかかってるところからすると
51式か54式拳銃、と言ったほうが正しいかも知れませんねぇ。」
小「何言ってんだ? い ら な い こ は黙ってろよ!撃たれてぇか?」
み「フフッ・・おとなしくそのゴミを渡したほうが良いですよ?」
小「言っとくが脅しじゃねぇ、恨むんならテメェを恨みな。」
・・・言いながら小神がトリガーを引く・・・!!
・・・が”カキン”というだけで弾は発射されない。
小「なっ!?あれ?」
み「・・・弾詰まりですよ。撃てるはずないです。」
小「!!!!?」
・・・よく見ると鉄砲のスライドの位置が全く違うところに来ている。
み「ゲームオーバーですね♪」
言うが早いか、みゆきがあきらの鳩尾に一発”叩き込んでいた”。
・・・・・。
・・・・。


234:163
07/07/01 09:45:25 VuU80EFp
―一同が唖然としている。
・・・ええ。お気持ちは分かりますけどね。
でも、あなたたちはもっと別のことをやって頂かないとなりません。
み「つかささん!」
つ「ひ、ひゃい!!??」
み「警察と救急を呼んでいただけますか?」
つ「う、うん!!」
・・・うまくできる自信はないけど、住所を言うくらいならできそうだ。
み「こなたさん・・大丈夫でしょうか?」
こ「うくぅ・・・・~~っ」
みゆきが、こなたのふくらはぎの状態を確認する。
み(弾は貫通して抜けているようですね、骨は・・大丈夫。
止血すれば、病院までは余裕で持つはずです。)
み「かがみさん・・私は氷袋と縄を持ってきますので
清潔なハンカチかなにかで、泉さんの患部を押さえておいてください。」
か「OK。」
み「泉さんは、楽にしておいてください。」
・・・・・・・・・。
・・・・・。

―あれから数日がたった。小神と白石は駆けつけた警察によって緊急逮捕され、
こなたも無事だ。ただし、傷は残るという。
病院のベッドの上で、今こなたはDSをしてる。
か「こなた・・。傷が残るって・・。ごめんね?私のせいで。」
こ「別にかがみんのせいじゃないじゃん。」
こ「傷のほうは・・。かがみんとこに嫁に行くから問題ないんじゃ?」
か「こなたぁ・・・・。」
・・・言いながら唇がまた触れ合う。
キスの合間にこなたが言う。
こ「ずーっと一緒にいてね♪かがみん♪。」

fin

(あとがき)
ボクもう眠いよパトラッシュ いや、月曜から夜勤だから良いんだけどさ。
ご意見・ご指摘などあればどんどん言ってください。参考にできますので。

235:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 10:00:34 5nwBA9HC
しかしその時、ベッドの下から小神あきらが現れて…カナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ…

という電波を受信した。


236:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 10:33:35 Hhg04HnF
>>234

237:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 11:50:01 3Y38UATj
>>234
すげえええってか、みゆきかっこええええ
読みふけって電車乗りすごしたじゃねえかw
これから大牟田まで戻らなきゃ

163にキスシーン大魔王の名を与えようwww

238:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 12:14:56 pBBnfeQq
>>234に感想
全部読んだので言いますがまず「」の前に登場キャラの名前や頭文字は要らない読みづらいしキャラ別に性格付けをすればそんな必要は最初からなくなる。
あと・・・ではなく…を使った方が良い。

次に内容だけど細かいかもしれないが煙草の銘柄や拳銃の名を書くのは厳禁。
基本的にプロですら避ける行為ですその一文で文章がチープになります。(拳銃は逆にガンアクション物なら詳しく書かないといけませんが)
内容も酷く希薄でかがみ達は何故かかっていたサブリミナルがきれたのですか?
何故こなたは最初家に謝りにきたかがみに冷たかったのですか?
何故突然こなたはかがみにキスをしたの?
特に話の流れをぶったぎりエロの方向へ
(この話の場合、前半鬱設定なのにいきなりキスしたりすると話が破綻します。鬱設定で恋愛に移行はかなり難しいですよ)
もっていくのは止めましょう。脈絡が無さすぎます。
話の流れを最初に明確に自分で描いて書き始めましょう。まぁ内容の疑問点は現状挙げたら切りが無いくらいです

最後に…
貴方が楽しみたいだけならチラシの裏にどうぞ。読む人が少しでもいる場所ならその人を楽しませる努力をしましょう。
頑張って下さいね

239:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 13:39:04 Ssne4Q6L
>>238
まぁお前の好みだけが投下されるとは限らないからな

240:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 15:08:00 R0XEXfHt
>>239
まぁマンセー意見ばかりじゃ職人の腕も上がらないし、アドバイスを参考にするのは悪くないけどな。
なんにせよ163乙、次も楽しみにしている。

241:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 16:57:10 7dfZlM+r
>>234
あんだけ言うんだからよっぽど立派なSS書きなんだろうな
ということで>>238はこのスレで模範SSを発表してくれるんだよな?
叩きとアドバイスは違うんだぜ?
>チラシの裏
の下りはアドバイスには見えないな


242:163
07/07/01 17:12:02 VuU80EFp
163です、今起きた。(夜勤生活者は今くらいにおきるのがデフォw)
結構レスついてるからちとビビったwwww

>>235
すまん、基ネタがわかんねぇww

>>236
ありがとう。
結構こういうので元気もらってたりするんで助かる。

>>237
ちょwwwww大牟田てwwwwww福岡じゃねーかwww
うはwwwwwww俺、熊本wwwwテラ九州人wwwwww

>>238
アドバイス、サンクス。
参考になります。

>>239
煽るなよwwwww

>>240
同感だ。
ありがとう。

>>241
おまいらwwww



243:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 17:45:33 ldFNqtTi
>>242

>>235はひぐらしネタ

244:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/01 20:44:22 TsJDdZdV
>>238のみんなが楽しめる完璧なSSはまだですかね^^

245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 00:55:30 SNszoJLR
>>234
熊本の水○○からGJを送らせてもらう

246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 01:01:53 kiNG9hNA
投下します。

247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 01:04:25 kiNG9hNA
「こなちゃんおはよ~」
「こなた。お早う」

いつもと変わらない朝。
週の真ん中水曜日、私はかがみとつかさと三人で通学路を並んで歩く。
朝の日射しが寝不足気味の私には、ちょっと辛い…
欠伸を噛みころしながらつかさとの会話に相槌を打っていると

「あんた。またネトゲ?最近遅れて来ないから、まぁ良いけど…程々にしときなよ?」

かがみんのきっつ~い一言に私は少しカチンと来た。眠そうな私=ネトゲとは少々考え方が短絡過ぎはしませんか?かがみんよ。
新作のギャルゲーと言う選択肢も……って違うだろ私!寝不足の原因は…

「違うんだ。ちょっと考え事があってさ…夜も眠れない訳なのだよ。かがみ君」
「何よこなた。考え事って?私達に出来る事なら相談に乗るわよ」

かがみは立ち止まって少し真面目な顔で私を見つめる。つかさもその横で「うんうん」と顔を縦に振り

「私に出来る事なら頑張るよ。こなちゃん」

と嬉しい事を言ってくれる。私は「取り敢えず学校行こうよ」と二人に歩くのを勧めた。
再度、三人で学校へと向かう私達。かがみとつかさはまだ心配そうに私をチラチラと気遣う様に見つめてくる。

248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 01:07:24 kiNG9hNA
「違うんだ。ちょっと考え事があってさ…夜も眠れない訳なのだよ。かがみ君」
「何よこなた。考え事って?私達に出来る事なら相談に乗るわよ」

かがみは立ち止まって少し真面目な顔で私を見つめる。つかさもその横で「うんうん」と顔を縦に振り

「私に出来る事なら頑張るよ。こなちゃん」

と嬉しい事を言ってくれる。私は「取り敢えず学校行こうよ」と二人に歩くのを勧めた。
再度、三人で学校へと向かう私達。かがみとつかさはまだ心配そうに私をチラチラと気遣う様に見つめてくる。

「あのさぁ…私…好きな人が出来た…みたいなんだ」

一瞬の沈黙―
その後
暴走…じゃない
かがみとつかさの絶叫


「えぇ~!あんたゲームのキャラとかじゃ…ないのよね」
「えぇ~!こなちゃん。誰なの?クラスの人?それとも…」

流石は双子。最初のリアクションは一緒だったが、失礼な事を宣うかがみんに恋話に食い付きまくりのつかさ
後半のリアクションは其々だ。

「でさ…考えててもしょうがないから告白しようかなと…」

私が顔を紅くしながら顔をぽりぽり掻いて呟く。
つかさは自分の事の様にキャッキャッとテンションが揚がってしまっている。

249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 01:08:56 kiNG9hNA
「こなちゃん。私、応援するからね!こなちゃんなら絶対告白上手くいくよ」

と私の両手を握りブンブンと手を振り回す。私はかがみの方に助けを求める様に視線を送ると少し苦笑いしながらつかさに注意する。
「ほらつかさ。早くしないと学校遅刻しちゃうよ」


―その後
学校に着いた私達はクラスの違うかがみと教室の入り口で別れた。その時、かがみんが私に

「こなた。いつ告白するの?」
「…今日、告白するよ」

「そっか…。頑張りなよ!こなた」

そう言ったかがみの横顔が私には少し寂しそうに見えた…

【続く】

250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 04:04:17 sgemIk+X
>>249
良策の予感…wktkだぜ!

251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 04:18:56 Q30fhLpO
早く続きを・・・。
wktkが止まらん

252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 04:24:31 6CHpoqlB
>>249
wk☆tk

253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 08:08:53 IX1RJI68
俺はいつでもおkだ

254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 08:45:06 3j1efWwg
俺放課後こなたに呼び出されたよ

255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 09:03:05 IX1RJI68
それ白石だよ

256:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 13:18:56 UMHY+4lC
( ^ω^)wktk

257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 15:27:41 kiNG9hNA
後半投下します

258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 15:28:59 kiNG9hNA
放課後―
私の携帯がメール着信の音を奏でた。私以外誰も居ない教室にお気に入りの曲が寂しく響き渡る。

「誰からだろ…」
携帯には泉こなたと表示されている。内容は―



「こなた!いるの?」

私はこの学校に入学してから一度も足を踏み入れた事の無い場所―
屋上へのドアノブに手をかけた。鍵が掛ってるかも、と心配したがすんなりと開く。
メールの内容は

【学校の屋上に来てください】の一文だけ
突然不安に駈られた私は急いで屋上に向かった訳なんだけど…

「あっ!良かった。かがみんまだ学校に居たんだ。帰ってたらどうしようかと思ったよ」

「はぁはぁ…急に何よ!変なメールしてきて」

意外に元気なこなたに安心しつつ、私は慌てて走ってきて荒くなった呼吸を落ち着けるとこなたに質問を投げ掛けた。朝から気になって仕方のなかった「告白」の行方を

「もう告白はしたの、こなた?」

「ううん。まだだよ。これからするところ」

夕陽の輝きを背に受け、こなたの姿が黒く映る。私からの距離だと表情がよく読み取れない。私はこなたに近寄ろうと歩み始めた。


259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 15:31:35 kiNG9hNA
「こなた告白する人って学校の人なの?もう皆殆ど帰っちゃったよ?もし不安なら私が一緒に…」

こなたの長い影がかぶりを振るう。綺麗な長い髪が夕陽を浴びて煌めきを放つ。お互いの距離が近づいていく。私が手を伸ばせば触れそうな距離まで歩み寄ろうとした

瞬間―

「柊かがみさん。私と付き合ってくれませんか?」

私より背の低い少女の顔が能面の様に白く無表情になる…言葉を発した後に来る応えを受け止めようとするように…
【どんな応えでも受け入れられる様に…】

時間は一瞬停まり
そして動き出す。

少女の顔が能面の様に見えたのは正に一瞬だった。

「…こなた。私達…」

「やだなぁ~冗談だよ。かがみん」

私の表情を見た少女は普段通りの元気な声、明るい表情をたたえ、頻りに「冗談だよ」「嘘だよ」と声を震わせる…

少女―こなたの目から溢れでる涙が無理に笑う顔を滑り落ちる。嗚咽が元気に振る舞おうとする声を潰す。
「ひくっ…違うよ。冗談なん…だから…嫌いならない…で」
「……嫌だよ…今までの関係…が壊れるなら…言わなきゃ…良…」

私の応えを聴かずに勝手に解釈して想いを終わらせよとするこなたの唇を塞ぐ。
―私の唇で




260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 15:33:33 kiNG9hNA
「ふぇ?か…かがみ?あれ?え?」

突然の事に混乱して訳の分からない行動に走ってるこなた。私は苦笑いを浮かべこなたを抱き締める。

「落ち着きなさいよ。さっきのは唯…驚いただけだから」


「私も好きよこなた。どうぞ宜しくお願いします」



―帰り道。
薄暗くなってきた通学路を二人で手を繋ぎながら歩く。宵闇が私達の秘めやかな恋心を優しく包んでくれてる様で心地良かった。

「良かった、告白して。かがみんと両想いをだったなんて…もっと早く言えば良かったよ」

さっきまでの泣き言が嘘の様に明るく振る舞うこなた。私も報われない恋だと諦めていたが
両想いなら話は別だ。
朝に聞いたこなたからの告白話は私にとってかなりショックだった…
人の物になったこなたを想像して今日の授業ははっきり言ってあんまり覚えてない。
とにかく、最終的に告白相手が私だった事にびっくりして…
そして凄く嬉しかった。

261:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 15:34:49 kiNG9hNA
「やったよ♪これでかがみんのデレモードが観れる。長かった…。今まで」

「デレモード?何それ?」
「ツンデレっ娘のセオリーとして【友達の時はツンツン】そして…【彼女になったらデレデレ】正に今がその時!」

興奮しているこなたを制して私は言葉を発した

「はぁ?私の恋人になったんだから私にふさわしくなるように今まで以上に厳しくするわよ!」

「えっ…」

「取り敢えず私のオススメラノベを百冊読んでね♪」
「そんな~」

私達のお付き合いはまだ始まったばかり。
大好きだよ!こなた。

【終わり】

262:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 15:36:01 kiNG9hNA
読んで頂いたみなさん
ありがとうございました。

263:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 17:00:01 0H7z8pJw
ごちそうさまでした

今度は電車乗り過ごさなかったぞとw

264:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 18:16:50 sgemIk+X
>>262
GJ!これはいいGLですね!
こなたがかがみに告白するっていうのは先読みできる展開だったけど、その王道を爽やかに〆る文才に敬服/(゚∀゜)です!

265:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 19:11:24 3j1efWwg
>>262

266:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 22:42:37 fCz8fzYk
>>262
百合は好きではないが、こな☆かがだと何故かほのぼのしててええなぁ。
GJ!!

>>263
漏れは危うく川内まで逝くとこだったよ。

267:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/02 23:45:12 UMHY+4lC
>>262

268:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 00:23:31 bq18lVfE
>>262 超GJ!!!!
こういうのが読みたかったんだ。
俺163なんだが、なんで俺が書くと
超鬱仕様になるんかなぁ。

262氏次回作も期待してます!!


269:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 01:44:52 H+/rVU6T
262GJ!!
全俺が震えた!
今日はぐっすり寝れそうだ!

270:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 01:54:31 H+/rVU6T
あと、162が書く超鬱仕様もなかなか良いと思われ
それと、少数派かも知れぬが、アンハッピーエンドも
漏れ的に見たい希ガス

271:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 03:52:23 JrYaeQtN
こなたの告白にかがみがドン引きして二人の間が険悪→こなたの心が崩壊ってのもいいなうは。

272:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 04:02:27 X6y+TGE7
>>262
GJだっぜ!!
告白して勘違いして、泣き出すこなたに萌えましt(ry

かがみんならこなたを幸せにできる!と信じますw

273:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 06:06:19 G06+KWLr
>>270
夜勤中唐突に思いついた第3弾のコンセプトがまさにソレ。

”微妙なハッピーエンド。”

うーん、でもエンディングで鬱になるってどうよ俺?

274:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 11:45:35 C2E+0w5w
>>262
IDどおりの作品

275:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 19:07:32 pGB7t3Lq
KINGとな

276:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 21:05:27 ZOzWcFzr
日本語がおかしいのはゆとりの影響だと思って華麗にスルーしてくれ…



ベッドの上で横たわる一人の女性。

俺がもっとも大事にしてきた人のうちの一人。

そしてもう二度と目を覚まさない女性(ヒト)

「ねぇ、お母さんまだ寝てるの?」

そうか、この子はまだ『死』というものを知らないのか。

それならそれでいい。この子は、ゆっくりそれを理解していけばいい…。

「あぁ、そうだよ。それと、しばらくお母さんとは会えないから、さよならしてあげなさい。」

「しばらくってどれくらい?明日?明後日?」

こうして考えると『一生会えない』とはよく言ったものだ。

「ん~…。こなたがもっと大きくなってからだね。」

「ふ~ん。それまで待ってたら会えるんだよね?」

「あぁ。また会えるさ。しかもお父さんたちが待ってる間、お母さんはずっと見ていてくれるんだよ。」

「ふ~ん。あれ、お父さん?」

「ん?」

「何でお父さん泣いてるの?これって悲しいことなの?」

頬に手を当ててみる。なるほど、確かに濡れてる。しかし、涙を流すなんて何年ぶりだろうか。

「いや、悲しくなんかないぞ。大人になったら悲しいこと以外でも泣くことがあるんだ。」

まったく、俺はなんでこんなに見栄っ張りなんだろうか。

娘の前だからって声を上げて泣くことすらできないのか。

本当は今すぐ泣き崩れたいほどなのに…。

本当は今すぐにでもあいつに会いに行きたいくらいなのに…。

「さぁ、早くお母さんにお別れを言いなさい。お父さんもいろいろとすることあるし、いつまでもここにいたらお医者さんにも迷惑だ。」

「うん。バイバイ、お母さん。」

バイバイ、かなた・・・。



277:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/03 21:06:51 ZOzWcFzr

まったく、この夢を見るのもこれで15回目か。毎年、『今日』になるとこの夢を見るな。

俺は、いつになったらこの『悪夢』から開放されるんだろうか…。それともこれは本当に『悪夢』なんだろうか…。

おっと、思いに耽けてるような暇はなかったな。そろそろ親類が来る時間帯だ。こなたの友達も何人か来てくれるらしい。

「お父さん!何時まで寝てんだよ!!もうゆい姉さんたち来ちゃってるよ!!」

今日はやけに早いな。

・・・

って後1時間くらいしかない!

「こなたぁ…。今日くらい起こしてくれてもいいだろぉ…。」

「だってもう起きてると思ってたんだし。さぁ、グチグチ言ってないで急いで急いで。」

「お父さん今から喪服に着替えてすぐにお坊さん呼びに行かなきゃいけないから、こなたは○×へオードブル取りに行ってくれないか?」

「はいはい、了解りょ~かい♪」

さて、急ぐか…。







よ~やく収まったか…。

「こなた、お友達はもう帰ったかい?」

「うん、もう帰ったよ。それにしても、今日は本当に法事か!?ってくらい盛り上がったねぇ~。」

「確かに盛り上がり方はすごかったな。まぁ母さんも賑やかなことが好きな人だったからきっと喜んでくれただろ。」

きっとな。

「それに引き換えお父さんは、今日やけにおとなしかったじゃん?いつもは女子高生来たらウザイほどテンション上がるくせに。」

む…。

「ウザイって言うな、傷つくだろ(笑)お父さんにも年に一度くらいはセンチメンタルになる日があるのだ。」

「年に一度しかないんだから幸せだよねぇ~。」

く…。このガキは…。

「あ!あたし今日は早く寝たいからお風呂先にいいかな?」

「いいよ。お父さんはちょっと母さんのところ行ってくるからね。風呂は明日シャワーだけ浴びるからぬいといていいぞ。」

「わかった、じゃあおやすみ~。」

「ああ、おやすみ。」



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