【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part8【変な女】 at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part8【変な女】 - 暇つぶし2ch241:ハッピー・ウェディング 2/3
07/05/17 03:51:35 uAWidUF+
 さて、そんなわけで、僕らは街へと繰り出した。急行で20分ほど、一時間ほど開場まで余裕
があったので、ふたりで、街をぶらついた。
 駅ビルの百貨店で、新色のリップと簡単な花束を買い、最低限の身だしなみを整える。さて、
目当てのホテルは、このあたりでもなかなかの格式を誇るところで、距離的な関係で、僕や
キョンの家族が利用するような場所ではない。つまり、初めて入る場所である。入り口には、
ご結婚されたふたりの名前が大書された看板が掲げられていた。
 私とキョンもいつかは、こんな風にみんなに祝福されてふたりだけの門出を飾るんだあ。
 そんなノイズを流しっぱなしにしていたのでは、自然と頬も緩もうというものだ。
「ナニ、にやついてんだ、気色悪い」
 キョンに突っ込まれた。まさか、キミとのバラ色の未来を夢見ていた、などとは言えない。
 僕だって女性だからね。大勢の人間に祝福される幸せな結婚にまったく興味がないわけでは
ないのだよ。
「意外だな、そういうのは全否定だと思ってた」
 何を言っているんだ、キョン。僕は生殖本能を否定したりはしないさ、本能を否定するなんて
不可能だし、意味のないことだ。本能に恋だの愛だのといった虚飾を必要以上に付けたり、
それを必要以上に礼賛する風潮や風俗を僕が評価しないだけの話だ。もちろん、ご結婚された
キミの従兄弟殿を祝福するのは当然のことだし、祝福したいと思っているよ。
「はぁ、まぁそういうもんかね」
 そういうもんさ。
 私の前では、あなたはもっと本能に忠実でいいと思うのよ、キョン。でも、そんな朴念仁な
あなたも大好き、私の本能はあなたに刺激されっぱなし。だけど、私にだって、少しは理想
って物がある。本能とか、口では言っているけど、動物みたいに奪われたいわけじゃあない。
やっぱり、告白は男の子の方からじゃなきゃ、ダメ。こう見えても、自分が女として、そこそこ
魅力的であることには自信がある。私を手にいれようって言うんなら、私の意地悪くらい乗り
越えてくれなきゃ、ヤダ。ふぅ、キョンってば、本当に気がついてくれないんだもんなぁ。意地
悪なのはあなたのほうよ。ホントにイケナイ人ね。そんなわけで最近は、ポリシーをねじ曲げ
ようかと悩んでしまう私なのです。

 会場の入り口には本日の主役であるお二人が、僕らを迎えてくれた。新郎である、キョンの
従兄弟殿は、ミッドナイトブルーのタキシード。面立ちがちょっとキョンに似ている。血のつ
ながりを感じてしまう。新婦はパールホワイトのイブニングドレス、ベールを付ければ簡易の
ウェディングドレスといっても通りそうだ。手にはブーケを持っていた。たしか挙式は神前だと
キョンから聞いていたから、何か憧れか、余興にブーケトスでもするのだろう。

「なんだよ、キョン。こんなに可愛い彼女連れとはお前も隅におけないね」
 従兄弟さんは、そんな風にキョンをからかった。よし、計画通り。
「そんなんじゃないっすよ、妹が急に来れなくなっちゃったから、無理言って来て貰ったんです」
 ただ、誘われて女がこんなところについてくるなんて思うなよ、キョン。
「何を言ってるんだか、タダのお友達がこんな風に来るわけないっての、ねぇ」
 最後のは僕に対する言葉だったので、曖昧に微笑んで会釈した。むふふ、意味ありげに表情
を作るのは得意なのだ。持ってきた花束を新婦に渡す。
「ありがとうございます」
 新婦の人はそういって、ブーケと一緒に私の送った花も抱えてくれた。優しそうな人だ。
きっと、いい奥さんになるのだろう。
 新しいお客さんが来たので、新郎と新婦はそっちと話し始めている。
「まいったなぁ、ここでもお前とのことをからかわれるとはな」
 キョン、満更でもないって顔をしているね。
 期待しても、いいのかな? いいよね。期待しちゃうよ、私。
「いや、そのな、こんな時にどんな顔をすればいいのか、よくわからん」
 ネタかい? キョン。そうだね、笑うといいと思うよ。
「は?」
 いや、いいんだ、気にしないでくれたまえ。

242:ハッピー・ウェディング 3/3
07/05/17 03:55:01 uAWidUF+
 パーティは、お定まりの退屈な挨拶に幕を開け、滞りなく進行した。キョンはアレが旨かった、
コレは旨そうだと、ハチ鳥のように、テーブルを飛び回り、僕の所に料理を届けてくれたので、
退屈はしなかった。
 僕のいるテーブルから、キョンが旅立って、獲物を捕って戻ってくる。その一連の流れは
否応なく、原始的な狩猟社会を想起させた。そんな風に彼の動きを目で追っていたから、僕は
気がついてしまった。彼が、誰かを捜しているということに。
 最初は誰か親戚の人でも探しているのか、そう思った。だけど、彼が目を留めているのは、
新婦の友人と思しき20台前半の女性ばかりだ。
 もしかして、キョンは年上趣味なんだろうか、同級生以下は彼の恋愛対象になりえないのだ
ろうか? そんな風にも思った。かすかだけれど、僕は彼の瞳に恋愛感情を見たからだ。私が
彼の瞳の中に探している気持ち、それが現われていた。なんだろう、気分、悪いな……。
 ノイズを打ち消す。
 それが僕の気持ちに何の関係がある。僕は僕であり、僕でしかない、彼にとっての友人
佐々木、その役割を演じきらなければならない。僕はノイズに騙されてはいけないんだ。彼を
失いたくない、彼の友達でいたいんだ。それとも、不確実な、回答権が相手にしかない、そん
な問いかけを仕掛けて、この僕にだけ許されたポジションすらも破壊するつもりなのか。そん
な愚かな自分でいたいのか?
 さっきまで、美味しいと思っていた料理はどれも、砂の味しかしなかった。


 パーティは無事に終わり、僕らは帰途についた。帰りがけ、出口には、酔いで顔を真っ赤に
した新郎とそれを微笑みながら、支える新婦が会場を後にする招待客と挨拶を交わしていた。
彼はふたたび従兄弟殿に祝福を告げ、代わりに「あの子、美人だな、お前にはもったいないぜ、
離さないようにしな」と私が喜ぶようなことを言ってくれていた。だけど、もうノイズはいらない。
 騒ぐ私を僕は無視する。
 新婦が「ごめんなさいね、あの人酔っぱらっちゃって」と幸せそうな笑顔で告げてくれた。
ブーケを分解したのだろう、小さな花束が手渡される。
「お幸せに」
 心を込めて、そう告げた。すべての人の祝福があるように。こんな祈りに意味はない、けれ
ど願った、無私に。

「ねえ、誰を……捜していたの」
 帰り道、キョンにそう問いかけた。
「なんの……は、バレてたか?」
 苦笑して、彼は頭を掻いた。
「わりと。あの会場で、僕がキミ以外の誰に目を留めるというんだい」
 好きな人のことを見つめない女なんていない。私はあなたのことは誰よりも見ている。ねぇ、
あなたは誰を見つけたかったの? その人はあなたにとってどんな存在なの? ノイズと僕は
シンクロしていた。理性は彼のプライベートに踏み込むな、そうアラートを鳴らす。けれど、
そのささやきを僕は無視する。
「うん、このあいだな、行方不明になった親戚がいるんだよ、その人を、な。今日結婚した人
と仲が良かったからな、顔を出すかもしれない、そう思って」
 行方不明、なかなか衝撃的な告白だった。失敗した、こんな言葉が返ってくるなんて、理性
の警告を無視した罰か。だけど、私の唇は、別の言葉を紡ぐ。
「その人のこと、好きだったんだ……」
 私は何を言っている、ヤメロ、ヤメロ、それ以上、踏み込んではイケナイ。
「いや……ん~、どうだったんだろう、な。そうだったのかもしれないな」
 彼女のことを語る、彼は少し、嬉しそうだった。私のことを知らない人に説明する時も、
そんな顔をしてくれるのだろうか。
「すまない。配慮の足りない発言だった。謝罪するよ、キョン。気を悪くしないでくれ」
 理性がやっとアドバンテージを取り戻した、僕は僕のペルソナを取り戻す。
「無事だと、いいね、その人」
 キョンは、それ以上を告げる気がなかったのだろう。曖昧に頷いた。


 家まで、送ってもらった。
 ブーケは、ドライフラワーにしよう、これも彼との大事な記念品になるはずだ。
 その夜、僕は彼の夢を見た。
 今、振り返ってみれば、あれが私が私の力を認識した最初の夜だった。

243:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 03:56:09 uAWidUF+
以上、おしまい。

あれ~~~、ササッキーSSの予定だったんだけど。
あれ~~~。

佐々木かわいいよ佐々木、と書いてとりあえず〆ておこう。

244:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 04:09:17 eZQXvcw3
こんな時間にw

佐々木の中身がベタな女の子っぽくて新鮮だったよ

GJ!!

245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 05:17:55 mg6XZbu0
夏の思い出

・・・暑い。マジで暑い。時間は夜の10時をまわったというのに、記録的な猛暑となった今日は、塾から歩いて帰っている俺と佐々木の体力を容赦なく奪っていた。
『暑い暑い言わないでほしいな。心頭滅却すれば火もまた涼し、要は気の持ちようだよ。』
汗ダラダラで、首にタオル巻いて、うちわを扇ぎながら歩いている状態で言っても、説得力ないぞ佐々木。
『くっくっ、それもそうだね。キョンに説教する格好をしていなかったね僕は。実際、この暑さは異常だよ。』
そうだろそうだろ。暑いもんは暑いんだ。もう1Mも歩きたくない。

そんな時、小学校が通り道に見えてきた。こんな日はプールとかに飛び込んだら、さぞ気持ちいいだろうな。
『それだよキョン!』おわっ、何だよ急に?佐々木が声を大にして叫んでいた。
『あの学校のプールに忍び込もうじゃないか。ここらへんは人通りも少ない。余程見つからない筈だ!このままでは僕らは熱中症で倒れてしまうよ。』
正直、いい提案だと思った。余程暑いのか、佐々木がこんなことを言うのも珍しいし、素直にその案に賛成し、プールへ向かった。ただこの時は、暑さで脳がやられていたのか、大事なことを忘れていたんだ。



246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 06:25:14 mg6XZbu0
・・俺、水着持ってないぞ、佐々木。
『迂闊だったね。当然僕も持ってない。
こんな、ほんの先の事が予測出来なかったなんて、僕も暑さで頭がやられてたとしか思えない。』
まあしょうがないな。せっかくプールサイドまで来たが、引き返すしかないだろ。・・
ガサガサ、バサッ
佐々木は全裸になっていた。そして頭からプールへ飛び込んでいった。その、なんだ、びっくりした。
『キョンも早くおいでよ、これは最高だ!』
なんか凄いことを言ってらっしゃる。
そりゃ辺りは真っ暗だが、健全な男子中学生には躊躇してしまうシチュエーションだ。欧米じゃないんだぞ欧米じゃ。
欧米が大胆な感じなのかは実際知らないが。ああ何考えてんだ俺?

ただ、気持ち良さそうに泳ぐ佐々木は、微かに月明かりを浴びて凄く綺麗に見えた。
気が付けば俺も飛び込んでいた。もちろん服は着てない。
子供の頃は風呂とか男女関係なく入ったりしただろ?あんな感じの気持ちになったんだ、本当に。
『キョン、僕は君とじゃなければこんな事は出来ないと思う。それは素晴らしいことじゃないと思わないか?』
そう言った佐々木は微笑み、反転してクロールで泳いで行ってしまった。
俺もそう思うよ佐々木。しかし本当に気持ちが良い。あんなに恨めしかった『暑さ』に、今は逆に感謝している。どこか神秘的な、聖域というか、そんな時間だった。

そんな夏の思い出だった。だから佐々木は「親友」で間違いないだろう。
まあ俺は、それ以上の気持ちもあるんだけどね。

END



247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 06:27:22 mg6XZbu0
駄文スマン。次はうまくやります!

248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 06:48:36 4oHxEKfY
>>247
GJ!
ササッキーなにしてんだww

249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 08:20:56 kIvGmoyW
その日、俺たちは初めて繋がった。


ごめん、妄想しすぎた。

250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 08:23:57 fRTdgmzd
キョン「タオルねぇじゃん」
佐々木「正直暑さで頭をやられていたとしか…」

251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 08:32:57 ciZpqS3q
ワロタwwwww

252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 09:35:37 zR2qGeKi
>>250
「無い訳じゃない。この僕から分泌された水分と体臭をふんだんに染み込ませたタオルならね」
 また使い辛くなる表現しやがってコイツは……。
「でも使うんだろう? くっくっ……」

253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 10:41:55 AcXhff5I
お前ら朝っぱらから……超GJなことを!

254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 11:34:29 ciZpqS3q
佐々木はそれを持ちかえってあんなことや(ryをするんですね!

255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 11:36:26 c79Nfdwe
>>254
!!w

256:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 13:11:37 4oHxEKfY
佐々木可愛いよ佐々木

257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 14:51:37 6vX6bUET
佐々木の耳刺激してぇ~
URLリンク(blogimg.goo.ne.jp)

258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 15:33:59 3XqaoKlf
佐々木可愛いぞ佐々木

259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 15:40:42 Zj2Iah+l
ささ☆すた

260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 16:53:13 G/Mhd1uC
佐々木とキョンってお互いの誕生日の日に誕生日プレゼントをあげたりしてそうだな

261:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 16:53:27 DM2tZmbW
!. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.!    \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
 l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./   _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ
 !. ..l. : . : : : : : : : : :|: : : : : : : : :l: イ;.!, -'"´    ト:.:.:!:l:..|:.:.:.:.:.:!
. !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ       !ヽ |.!/:.:.:.:.:.:.:l
| : !: : : : : : :',: : : :, x-─ :.:...:.:l!.| レ    彡≠、k_ヾ:..r-、.:.:.:.:.!
. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ    ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,'     "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i
 !. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk           ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
 l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ           |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´    、        |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ     
.  ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ           ,     ,.l :./:l./:.ィ:ハ.}  ー`   
   ', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ >       ー "´     イi:.////ソ リ
   i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _           / リ/iイ'
.   }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - '   メ
    | : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i        ' ,
    l: ハ:トヘ  ̄             j        ` - _
   // ゙ー              /            ` - y`ーv、__
                    /               <: :/: : : : : 入
              /レ '  __    r ' ´ ̄    <´: :/: : : : : : : :.i
            _ ,ヘ: :.ラ      `          そ: / . . : : : : : : :ヽ
          ,´: : : :ヽ::}            _ ― :.: ̄i      . : : ヽ
          ,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::.....    {      . . : : i

くく・・・くく・・・くく・・・

262:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 17:25:27 W47+bVX1
「ねえキョン、今度の誕生日何が欲しい?」
「そうだなあ、富と権力はどうかな」
「まじめに答えてくれよ」
「そういうお前は?」
「/////////」
「やれやれ」

263:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 17:41:44 G/Mhd1uC
>>262
佐々木は何が欲しかったんだw

264:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 17:44:08 m5NX7j6b
空気嫁、キョン

265:名無しさん@お腹いっぱい
07/05/17 18:07:07 rLQ7ESZc
>>263
キョンだろ

266:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:07:11 4oHxEKfY
フラクラキョンは佐々木の誕生日フラグすら折りそうだw

267:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:24:22 GdX08s5S
>>243
書いてくれてありがとう!
興奮してる佐々木はやっぱりかわいいなw
乙!

268:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:32:03 6e7NiRQA
>>266

佐々木の誕生日

うわ、酷い隈だ。
昨日はキョンが誕生日に何をくれるのか色々考えてたら一睡もできなかったんだよなぁ…
僕の誕生日は知っている筈だし、今日は期待しても…いいよね?

「おはよう、キョン。」
「お、佐々木か。」
「さてキョン、君は今日が何の日か覚えているかな?」
「今日?特に祭日やら記念日等ではないし…。」
「祭日ほどではないが、ある人間にとっては非常に喜ばしい記念となる日だよ。」
「そうか!そういえば今日は妹の誕生日だった。危なく忘れるところだったぜ。」
「…」
「思い出させてくれてサンキュな、佐々木。 うん? そういえば何でお前が妹の誕生日を知っているんだ?」
「…君って奴は…ホントに…」

こうですか?わか(ry

269:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:34:22 TZD2BcBm
さすがは「キョンのフラグを折ることにかけてはキョン以上」と噂されるだけのことはあるなw

270:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:38:06 gnxidecV
隈ができた佐々木さんを幻視できる俺勝ち組

271:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:40:21 Qu5llc6X
>>268
こうだな。



「くっくっ、それはね、僕と同じ日付だと記憶していたからだよ。中学3年生にもなれば
誕生日を祝うという行事は、恋人でも居れば別だろうが、どうでもいいことだよ。だけど
君の妹はまだ小学生だ。きっと指折り数えて待っているだろうに、君も妹がお兄ちゃんと
読んでくれないと僕なんかに嘆くぐらいなら、こういう機会に兄らしい振る舞いをして得点
稼ぎをしてはどうかい?幸い、今日は塾の無い日だし、小学生の女の子が喜びそうな
品揃えの店も多少は知っているから、妹さんへのプレゼント選びの手伝いぐらいはできるが、
どうする?」

272:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:42:33 gnxidecV
>>271
なんというデートの誘い…

273:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:59:43 4oHxEKfY
>>271
フラグktkr!

274:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:02:04 EO/KJ7w0
>>271
そして話の前半部分を完璧に聞き逃すキョン

275:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:05:51 Qu5llc6X
「ああ、その点なら大丈夫だ。すでにあいつの欲しいものは目星を付けてあるし、
予算も確保してある。ありがとう、佐々木。おかげで助かった」


と平気でフラグを折るのが彼だ。

276:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:15:27 edTt6Kfl
佐々木、今日が誕生日だったのか、おめでとう。
せっかくの誕生日だってのに、うちの妹のために迷惑をかけるわけにはいかんだろうよ。
気持ちだけありがたく受け取らせてもらうよよ。それじゃあ、また明日な。

「キョン、君ってやつは…」




こうですか?わかりません

277:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:19:50 c79Nfdwe
>>276
good!

278:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:22:00 G/Mhd1uC
キョンは死亡フラグからお誘いフラグまであらゆるフラグを折れるなw

279:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:28:48 4oHxEKfY
キョンにフラグを折られる度に恍惚の表情を浮かべる佐々木が目に浮かぶな

280:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:29:55 GKPJuEF0
もはやフラグを折られることに快感を見出す佐々木カワイス

281:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:30:26 c79Nfdwe
>>280
ドMか?

282:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:41:30 W47+bVX1
むしろ復讐心をたぎらせる

283:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:44:38 SlGI7ann
ここまで来ると、キョンが佐々木を弄んでるようにさえ思えるw

284:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:45:27 n9+/+1kk
ていうかお前ら俺のササッキーに何をさせるつもりなんだぜ?

285:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:58:54 G/Mhd1uC
おまいらが変なこと言うからササッキーがMっ娘に思えてきたw

286:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:59:53 7BdMWDiJ
>>281
佐々木は攻めようと頑張ってみるけど結局受けに回るタイプだろう

287:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:05:07 4oHxEKfY
ということは佐々木は誘い受けってことか
なんかエロいな…

288:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:08:36 Qu5llc6X
んなこと言ったら、佐々木もハルヒもドMで、キョンは自覚無きドSになるだろうが。

289:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:14:44 G/Mhd1uC
ハルヒの女キャラでSと思えるのは朝倉と森しか思い浮かばないな

290:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:18:02 Dput+Tru
>>289
俺の喜緑さんは?

291:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:18:20 2pyaHQrc
つ喜緑さん

292:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:23:50 G/Mhd1uC
>>290
黒キャラだけどなんとなくMな希ガス
みくるや橘はMだと思うけど佐々木とハルヒはSかMか分からないな
長門や昆布さんもワカンネ

293:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:33:40 mdAYT69i
長門はS。昆布はL。

294:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:35:56 O/sC62cA
それは髪の長さか

295:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:40:13 4oHxEKfY
>>293
吹いたwww
てか佐々木って長門と同じくらいの髪の量だな

296:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:49:51 ptlyyfnQ
>>295
って事は佐々木もSか。

なんか今回の黒幕、喜緑さんのような気がしてならない(´д` )



297:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:59:28 AcXhff5I
佐々木が”作られたもの”だなんてことは信じないぞ!

298:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:03:06 fRTdgmzd
論理的会話に定評のある佐々木

299:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:15:05 SlGI7ann
>>297
で、大元を消しに掛かるって感じ?
それじゃどこぞの名家の坊ちゃんじゃあるまいし…存在が消えるような自体にはならないでほしいな

300:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:23:24 4oHxEKfY
驚愕で佐々木が消えたらこの良スレに来ることもなくなるだろうな…
そんな展開にならないように祈るよ…

301:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:29:10 90nFcC/8
俺は消えたとしてもここに残るな。たとえ一人になったとしても

302:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:33:56 2pyaHQrc
朝倉スレとも掛け持ちしてるし消失長門も好きだからきっとこのスレにも居続けるな。

303:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:36:32 zxzS04kS
驚愕読む時は、あんなに一緒だったのに/see-sawをBGMにしよう
鬱になる準備は万全だ!

304:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:39:03 JwcRjaWq
>>303
怜奈?だかのIsolationとか山崎まさよしのOne more time, One more chanceあたり
マジおぬぬめ

305:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:41:32 G/Mhd1uC
俺は驚愕読むときはFirst Good-ByeをBGMにしようかな
でもなぜか佐々木が消えないような気がしてならないんだよな

306:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:42:40 2pyaHQrc
つか、佐々木が消える理由があまり思いつかないからね。

307:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:51:57 5kxaHDP6
実はハルヒこそ佐々木の力が産み出したダミーだったんだよ!

佐々木「さあキョン、涼宮さんとの思い出を消去して僕のもとへ還るんだ」
キョン「そ、そんなこと俺にできるはずないじゃないかっ!俺のハルヒを返せっ」
佐々木「ぐっ、そ、そんな、統合したはずのダミーが?うぐっ!」
ハルヒ「ここは?キョン?キョン!会いたかった!」
キョン「ハルヒ!やっと会えた!俺は、俺はお前を選んだんだ!」
佐々木「・・・フッ・・どうやら僕の負けだな・・・これが『愛』か・・・さよなら、キョン、涼宮さんとお幸せに」
キョン「佐々木、お前とはもっと語り合いたかった・・・最高の強敵(とも)だったぜ・・・」


END

谷川先生の次回作にご期待ください!

308:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:58:01 G/Mhd1uC
>>307
やっぱりハルキョンオチなのね…
うん、まぁあの二人はベストコンビだもんね…

309:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:02:13 4oHxEKfY
>>308
そう鬱になるなよw

310:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:02:20 ptlyyfnQ
>>307
 lヽ,,lヽ
|(    )もうやめて!佐々キョンENDを望んでいる人達のライフはゼロよ!
と   i
 しーJ


311:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:12:09 SlGI7ann
ルートの中に佐々木とのルートがあったらいいなとは思う…
あくまで想像上に過ぎないけどね

312:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:17:11 eJJgSumB
佐々木の萌え要素って何がある?

313:国木田スマン。人数の都合だ。
07/05/17 22:18:26 2pyaHQrc
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! 涼宮ハルヒの驚愕は、発売未定です。

キョン「チクショオオオオ! くらえ橘! 俺はポニテとツインテは別派なんだ!」
橘「さあ来なさい、キョンさん! 私は実はドジッ子なんです」
(ザン)
橘「んん… もう! こ この超能力者の私が…こんな一般人に…バ…バカなアアアア」
(ドドドドド)
橘「グアアアア」
九曜「─ドジッ子が─やられた……みたい─」
パンジー「規定事項だ…奴は我々四人の中でも最弱…」
国木田「なんで僕がこっちに入ってるんだろう…」
キョン「くらえええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
キョン「やった…ついに四天王を倒したぞ…これで佐々木のいる閉鎖空間の扉が開かれる!!」
佐々木「くっくっく、よく来たねキョン…待っていたよ…」
(ギイイイイイイ)
キョン「こ…ここが閉鎖空間だったのか…! 感じる…佐々木の落ち着きを…」
佐々木「キョン…戦う前に一つ言っておくことがある キミは僕を倒すのに
『フラグ』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」
キョン「な 何だって!?」
佐々木「そして涼宮さんたちは騒がしいので商店街へ解放しておいた あとは僕を倒すだけだねくっくっく…」
(ゴゴゴゴ)
キョン「フ…上等だ…俺も一つ言っておくことがある 
この俺の名前が未だにわからないような気がしたがそんなことはなかったぜ!」
佐々木「そうか」
キョン「ウオオオいくぞオオオ!」
佐々木「さあ来たまえキョン!」

キョンの勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!

314:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:18:37 g5ht3wW9
お望みとあらば長文で語ってやるぜ

315:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:21:07 GKPJuEF0
>>314
俺たち頭悪いからSSで頼む

316:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:22:02 G/Mhd1uC
>>313
カオスww
国木田が一番カワイソスw

>>312
言うとすればインテリっ娘なところよ

317:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:26:14 9K08i25l
>>313
ギャグマンガ日和乙

318:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:26:24 zR2qGeKi
 俺はまだ昇り始めたばかりだ。
 この北高へと続く長い坂をな……。

- 完 -

319:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:29:27 4oHxEKfY
>>312
僕っ娘

320:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:29:28 SlGI7ann
>>313
ソードマスターww

321:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:33:40 Dput+Tru
朝起きるとなぜか犬になっていたキョン
家をたたき出されて学校に逃げ込み
ハルヒに追われ
谷口に落書きされそうになり
なぜか佐々木に拾われる

そんな電波

322:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:37:47 zR2qGeKi
>>321
そいつはまさにトラブるって奴だな。
「こんなに汚れて……お風呂に入るかい、ワンちゃん」

323:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:39:01 G/Mhd1uC
てことは佐々木は犬を飼ってるわけだな

324:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:43:26 ptlyyfnQ
北高の中を吹き抜ける風が
いつもより冷たく感じられます。

古泉一樹に朝比奈みくる・・・
長門有希までいなくなってしまい
残る勇者はキョンとハルヒだけです。

佐々木の時空改変能力を
止められるかどうかは
彼等の手にかかっています。

一体どんな結末が
彼等をまちうけているのでしょうか。

短い髪を揺らし走るハルヒ・・・
佐々木がいる最後の教室は
もうすぐです・・・


ステージ8-4
『キョンと佐々木』

325:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:43:31 5kxaHDP6
>>312
男の自転車の二人乗りしてるくせに親友だとうそぶく素直じゃない乙女心
久しぶりに会った彼に「今寂しいの・・・」と思わせる台詞をそっと忍ばせる可愛らしさ
「ちょっと(体が)大人っぽくなったでしょ?」とストレートに言えないいじらしさ

326:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:44:08 qRRDhCWm
昨日のキョン子
完結の目処がたった。
だいたい24時ぐらいに投下予定

327:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:51:45 G/Mhd1uC
>>324
佐々木が悪役なのは既定事項かw

>>326
wktkしてるよ~

328:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:52:48 q2GLJkfu
>>326
おー、楽しみにしてますよ。


329:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:56:59 4oHxEKfY
>>326
ちょww目欄w
楽しみにしてる

330:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:59:50 zR2qGeKi
>>322
「へぇ……。キミはキャン、キャンではなくキョン、キョンと鳴くのか。
 素敵な鳴き声だね。さぁ、一緒においで。暖かい部屋でご飯を食べよう。
 ……今この瞬間からあなたの名前はキョンにする。よろしくね、キョン」
(っつーか俺だ! 気付け、気付いてくれ佐々木!)
「あはは、そんなに鳴いて……名前がそんなに気に入ったのかい? 実はわたしも、だよ」




もちろん続かない。

331:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:03:31 SlGI7ann
>>326
乙、待ってたよ

>>330
ダメだよ、その後お風呂に入る展開がなきゃw


332:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:06:06 5kxaHDP6
>>330
・・・残念だ
一緒にお風呂入ったりすると思ってたのに

333:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:07:28 5kxaHDP6
orz

334:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:07:57 g5ht3wW9
諸君 私は佐々木が好きだ
諸君 私は佐々木が好きだ
諸君 私は佐々木が大好きだ

僕っ娘が好きだ ショート娘が好きだ
貧乳が好きだ 知性派が好きだ
クールな娘が好きだ 美脚が好きだ
媚びないのが好きだ 素直じゃないのが好きだ
ちょっと中二なのが好きだ

学校で 塾で 通学路で グラウンドで 公園で
駅前で 喫茶店で 商店街で 自転車の荷台で
あらゆるところで観測される佐々木が好きだ

雁首をそろえた男子生徒たちが撃沈されるのが好きだ
中空に高々と掲げられた映画券が力なくひらひらと落ちたときなど心が躍る

トリックスターぶりでSOS団を翻弄するのが好きだ
キョンを虐げるハルヒの出鼻をくじいたときなど胸がすく思いだった

素直になれずしなくていいところで理論武装してしまうのが好きだ
キョン攻略のチャンスを何度も何度も逃しているところなど感動すら覚える

それでもそれとなくアプローチをかけ続ける様などもうたまらない
婉曲に搦め手でせめていっても全力でスルーされるのも最高だ

哀れな信仰者たちが健気にも擦り寄ってきたのを冷淡に返し、
橘きょこたんに「んん…もうっ!」などといわせたときなど絶頂すら覚える

佐々キョンフラグをバキバキに折られるのが好きだ
必死に守るはずだった純愛ルートが跡形もなくなるのはとてもとても悲しいものだ

涼宮ハルヒのヒロイン補正に押しつぶされて散っていくのが好きだ
機関思念体未来人に追いまくられるのは屈辱の極みだ

諸君 我らは佐々木の 佐々木の幸せな未来を望んでいる
諸君 このスレに定住する佐々木親衛隊諸君
君達はいったいなにを望んでいる?
さらなる佐々木萌えを望むか?
情け容赦のないラブラブな佐々キョンを望むか?
赤面紅潮の限りを尽くしアニキャラ板のサーバーを殺す嵐のような佐々木を望むか?


『佐々木! かわいいよ! 佐々木!』

よろしい 佐々木かわいいよ佐々木


335:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:15:34 g5ht3wW9
続きが思いつかん…

336:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:17:33 mrZSOq4a
さて、佐々木スレにおいてSSの供給が激しいのは、

1.新キャラだから
2.佐々木の性格が2ch住人のツボにはまったから
3.ハルキョンSSに飽きたから

のどれだろうか

337:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:18:02 VnYiIFYP
>>330
風呂に入ると人間に戻るキョン

これなんてらんま
つか犬化のあたりはうる星だし、結局留美子だし
あー発想でトシがばれるわ

338:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:18:50 jUp4uMI8
>>336
個人的には2だと思う

339:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:20:31 PdLfWHdy
水かぶるとキョン子って訳か

340:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:21:14 ZstuyQ9E
4.佐々木のキャラが読めない=解釈の幅が広くとれる

341:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:21:49 ks2++lYQ
>>336
皆,佐々木が好きなのさ.
十分すぎる理由じゃないか.

342:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:26:13 5kxaHDP6
ボクっ娘に知性を与えたのが新しかった、のかも
とはいえ古典少女漫画へのオマージュだよな、「11人いる!」とかさ

343:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:26:14 HL+q61YJ
お、由利さんついに

344:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:32:32 Zj2Iah+l
フラグギアス
反逆のササッキー

「人々よ我等を恐れ、求めるがいい!」
「我等の名は裏SOS団!」
「我々、裏SOS団はフラグを折られた全ての者の味方である。女だろうと男であろろうと。」
「私は恋愛を否定しない。しかし、フラグを立てた者が立てたフラグを一方的にへし折るのを断じて許さない!」
「折っていいのは折られる覚悟がある奴だけだ!」

345:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:33:12 6gr7id3t
小ネタ考えてると、後になって「これ留美子じゃね」とかよくなるw
って言い出すと出尽くしてる感も出てきちゃうけど


ていうか俺の脳内佐々木が響子さんとかぶりまくりってのが末期的

346:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:34:57 se0lVukp
キョン「ぐはははぁぁ!あやつめぇぇ!やぁりおったわぁぁ!」


347:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:37:05 5q0XCCCl
のいぢの画力が低いってのは言うまでも無いけど、
ハルヒと佐々木って似てない?ハルヒからカチューシャ外して、目尻を下げたら佐々木になる気が…

348:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:38:44 aCgDxoat
わざとってこともあるかもな
四年前にある一人の人間の人格が分裂してハルヒと佐々木になったとか

349:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:39:31 SlGI7ann
目の色が一緒だったような記憶が…

350:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:45:50 OrZ+tRdr
orz

351:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:46:40 ciZpqS3q
>>303暁の車/YUUKAもオヌヌメ

音楽で欝になったの初めてだよ・・・

352:流様が見ている
07/05/17 23:51:41 qRRDhCWm
キョン子いきます

353:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:53:13 ptlyyfnQ
佐々木「み・・・見事だ・・」
橘「さ・・佐々木さん・・。」
佐々木「この勝負・・君達の勝ちだ・・。
    さぁ、トドメをさすがいい・・キョン・・
    
    僕の生命が失われれば、神の力は消え
    世界は元通りになるだろう・・・」

キョン「っ・・どうしてこんな事を・・・
    どうしてこんな事に・・・」
佐々木「キョン・・君がいなくなったあの日から僕は君を探し続けた・・
    探して、探して、探し続けて・・・とても、とても長い間探していたと思う・・
    だが、君は見つからなかった・・。
    
    僕にとって、君のいない世界などなんの意味もない・・。
    だから、僕は橘さん達に協力してもらって、神としての能力を手に入れ・・
    
    そして、この世界を消滅させる事にしたんだ・・。
    消えてしまった愛する君に、この世界を捧げる為に・・・。」

キョン「だが、現に俺はいまこの世界にいる。もう、誰も俺達の間を裂こうとはしないはずだ・・」

佐々木「もう手遅れさ・・・僕は罪を犯しすぎた・・。
    さぁ・・もう終わりにしよう・・・、君が生きていたことを知ることができ・・。
    そして、君がいるこの世界を消滅させずにすんだだけで、僕は満足だ・・・。

    僕の生命はもう長くない。今は世界が消える前に、僕の生命を止めねばならない。」

キョン「そんな・・・せっかく会う事が出来たっていうのに・・・」

橘「・・・・・!佐々木さん!!」
バシッ!!
橘「っ・・」
バタっ

佐々木・ハルヒ「橘さん!?」
キョン「橘っ!?」

354:流様が見ている
07/05/17 23:53:26 qRRDhCWm
結局その日の団活は昨日と代わり映えしなかった。
俺は昨日と同じでハルヒに無理矢理着替えさせられた。今度は婦警だ。勘弁してくれ。
長門も朝比奈さんも古泉も止めようとしない。絶対面白がっていやがる。
団活中、佐々木に呼び出しのメールを送った。本来なら次の休日が望ましいのだろうが、そこまで待ってい
たら男に戻れそうにない。
今週中にケリを付けねば。

団活後すぐに光陽園駅前公園に向かった。
ハルヒが一緒に帰ろうと言ったが大事な用があると断った。
すぐアヒル口になったがそれだけで引き下がってくれた。

駅前公園に着く頃には辺りが薄暗くなってきた。
少し心細い。………いやいやいや、待て待て待て。なんでそうなる。元は男だぞ、俺。
長門に呼び出されたときは平気だったではないか。しっかりしろ。
そんなことを考えていると気付いたことがある。今の俺は女であり、佐々木は女に告白したことにならない
のか?しかし告白した時は男だったし、などと心配したがそれは杞憂だった。

「佐々木………と橘と九曜か」
光陽公園には佐々木の他に橘と九曜もいた。こいつらを呼び出した覚えはない。
「えっと……キョン………かい?」
佐々木は戸惑っているな。
こいつらのことも聞きたいがまず確認だ。
「佐々木、今の俺はお前にどう映っている。俺だと分かるか」
「キョン……キョン子?いや、確かにキョンだとは認識出来るが。しかし男性のはずだったが…」
とりあえず佐々木は違和感を感じ取っているな。次に確認すべきことは
「なんでこいつらもいる」
「ん?ああ、彼女達はこの時間の女の子の一人歩きは危険だとついてきたんだ」
「佐々木さんとあなたの行動は出来得るかぎり捕捉しています」
「―――」
女の子一人は危ないからと言って付き添いに女の子を付けるのはどうかと思うが…こいつらは普通じゃなか
ったな。まあ、佐々木の安全のためなら納得出来る。しかしボディーガード要員なら九曜だけでも充分なは
ず。それに橘本人が出張らなくてもSPぐらいこっそりつけれるだろうに。
「それでしたら、私も直接確認がしたかったのです。あなたに異変が生じているという報告があったもので」
「そう、わた…僕もそれが聞きたい。キミは確かに男性だったはず。それがどうして……」
佐々木はいったん言葉を切って俺を下から上へと見回した。
「いったいキミに何が起きたんだい」
実はだな…





355:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:55:27 JuxJJzMY
ハルヒと佐々木が互いに反物質でどっちかが触ると消える

ってのはないにしろ、一年程度付き合いがあった奴が「バックアップ」だったら
そりゃ驚愕する。

で、ここで言われている段階で既になさげな気がしてきたよ。

356:流様が見ている
07/05/17 23:56:01 qRRDhCWm




「と、言うわけなんだ」
説明を聞き終えた佐々木は年がら年中事件に巻き込まれる名探偵のように顎に手をあてて
「まさかこんなことになるとは。涼宮さん発想には驚かされるよ」
俺も驚かされたよ。今まで散々珍妙なことに巻き込まれて、ある種、諦めの境地にまで達していたがまだま
だ経験が足りなかったようだ。こんな事態は受け入れられない。
「くっくっ、それは僕をふる前ふりかい。キミが元に戻るにはそれが最短かつ確実な手段らしいが…そんな
理由では僕はキミがこれから言う言葉は耳に入りそうにないよ」
「………そうだな、確かにそれは不謹慎だな」
少し焦っていたようだ。自分ために佐々木をふるのはいくらなんでも誠実さに欠ける。
しかし俺は佐々木の告白に対する決定的な答えはまだ出していない。
普通なら佐々木みたいな魅力的な女の子に、しかも頭もよく小難しくあるが話題に欠けることのない奴に好
きですなんて言われたら彼女がいなかったら二つ返事でOKするところだが、悲しいかな生まれてこのかた
およそ十七年、異性から告白なんてされたことがない俺は的確な返事を返すことが出来なかった。
しかも状況が状況だ。あの場で何か出来る度胸は俺はなかった。
それに佐々木とは中学三年での一年間に及ぶ友人としての付き合いがあった。
その佐々木のさらに一年ごしによる告白だ。俺もそれに対して真剣に考える必要があった。
だが昨日今日の騒動で焦った俺は答えを出す前に佐々木を呼び出してしまった。俺の不手際としか言い様が
ない。ならどうするか。
決まっている。
今の俺の正直な気持ちを言うしかない。
俺は佐々木を正面から見つめる。
「佐々木、聞いてくれ。お前に告白されたことは正直嬉しかった。だが、今の俺はお前に対する返事をもっ
ていない。YESともNOとも言えない」
佐々木は静かに佇んで聞いている。
「それなのに、焦ってお前を呼び出したのは謝る。すまなかった」
佐々木の瞳はずっと俺だけに向いていた。
「これから先どうなるかは分からない。お前を好きになるかもしれないし、もしかしたら別の奴かもしれな
い。だからそれまでは…答えが出るまでは『親友』でいてくれないか」
俺が言えたのはそれまでだった。
佐々木は瞳を閉じ「ふぅ」とため息を吐いた。
「まったく。キミという奴は、優柔不断だね。いや、卑怯と言うべきか」
う、それは謝る。しかし今はそうとしか言い様がないんだ。
「くっくっ、だがまぁ、それならまだまだこれから機会はあるということだ。これ以上の関係になるには僕
の努力次第というわけだ」佐々木は目を開いてこちらに歩み寄った。
「ならば今暫らく、よろしく頼むよ『親友』」
そう言って片手を差し出してきた。
「ああ、こちらこそよろしく」
俺は佐々木の手を握り返した。

357:流様が見ている
07/05/17 23:58:34 qRRDhCWm
パチパチパチと拍手の音がした。
音源の方を見ると橘と九曜がいた。
「いやぁ、素晴らしいのです。青春なのです」
「―親友――いい」
ぐはっ!そういえばこいつらがいたんだった。すっかり忘れていた。
「『これから先どうなるかは分からない。お前を好きになるかもしれない』」
「―親友――親友――」
ええい止めろ。くそ、自分の顔が耳まで真っ赤になるのが分かる。
なんで佐々木は平然としていられるんだ。とんだ羞恥プレイだ。
橘は一通り笑ったあと
「これで用件はすみやしたか?」
いや、待て。そもそも俺は男に戻るために佐々木を呼び出したんだ。このままではなんの解決にもならん。
だいいち俺が女のままでは佐々木も困るだろ。元は男だとはいえこのままでは佐々木は女が好きだというこ
とになる。
「キョン……いや今はキョン子か。それは些細なことだよ。僕はキミというパーソナリティーに好意を抱い
ているのであって、キミが男であろうが女であろうが大した問題ではない」
なんで俺のまわりは男の威厳というか矜持を軽視するんだ。俺が女のままでいいということか?
あいにく俺は元に戻りたいんだよ。
「ふむ。今のキョン子は外見上からして魅力的にすぎる。変な男に言い寄られるのは不愉快だな。明日ぐら
いに涼宮さんに忠告しておくかな。そうすればキミも元に戻るだろう」
本当か?スマン頼む。
しかしハルヒに言うだけで元に戻るのか?
あいつは人の言うことはほとんど聞かないぞ。
「なに、簡単さ。キミが女性であることの無意味さデメリットを伝えればいいだけさ。涼宮さんが聞く耳を
持たないのは彼女にとってくだらないことだけだよ。それが多いから聞き分けがきかないように見えるだけ
さ。まあ、人は見たいものを見たいように、聞きたいことを聞きたいようにしてしまうからね。なにも彼女
だけに限ったことでさないさ」
そうか。まあ、佐々木は俺が知るかぎり弁論に関してはこいつの右に出るものはいない。
佐々木に任せておけば大丈夫だろう。
「悪いな、佐々木」
「なに、お安い御用さ」


「さて、これで用件は全てすみましたね」
そうだな、最後は佐々木に頼む形になって情けないがなんとかなりそうだ。
「ではこれで解散ですね。私は佐々木さんを自宅までお見送りしますので、九曜さんは彼女をお願いします」
いや、そんなことしてもらわなくてもいいぞ。一人で帰れる。
「それはダメです。今のあなたは女の子なんですから。もう、日はとっくに暮れてます。こんな時間で女の
子一人では襲われちゃいますよ。なんのために私と九曜さんが一緒に出張ったと思っているんですか」
なるほどそういうわけか。

358:流様が見ている
07/05/18 00:01:13 qRRDhCWm
しかし九曜と二人で帰るのか。
「大丈夫ですよ。九曜さんと私達があなたに直接危害を加えることはありません。これを機にもっと仲良く
なって下さい」
「僕もそれを願うよ。それではまた」
「失礼します」
佐々木は片手を振って、橘はピョコンと頭を下げて去って行った。

あとに残されたのは俺と九曜だけだ。
「――」
相変わらず何考えているか分からないな。
「………」
こうしていても仕方ない。帰るか。

自転車を引いて九曜と家路につく。
「――」
しかし………間が持たない。こいつとの接点がないから会話の種がない。
まあ、あったとしても親睦を深めようとは思わないが。
「………」
自転車に乗らずに引いている家に着くまで時間がかかる。
自転車でさっさと行ってもいいが、それはさすがに九曜に悪いだろう。
でも、スーと平行移動しているこいつを見ると自転車の速度に構わずに、ついてきそうだ。
………それはちょっと不気味だな。
「乗るか?」と言おうかとしたが、髪が長すぎるから車輪に絡まりそうだ。
「………」
「――」
結局、気まずい空気のまま家まで着いた。

「玄関先まで見送ってもらってありがとな」
とりあえず礼だけは言っておく。
「――」
しかし九曜はその場に立ったままだ。どうしたんだ。
「――親友――」
手を差し出してきた。握手しろということか?
いや、佐々木の真似か。
「親友ってのはな、友達同士が互いに信頼出来て打ち解けあう仲たんだ。俺とお前は違うぞ」
言って聞かせる。
しかし九曜は全く微動だにしない。これは握手するまで帰りそうにないな。
「とりあえず友達からというところから」
握手をした。
「――友達――?」
首を傾げた。
「ああ、友達だ」
暫らくそのままにしていたがやがて満足したのか、またあの平行移動で夜の闇に溶けるように去って行った。
長門とはえらい違いだな。いや、長門もはじめは結構機械的だった。今ではかなり人間らしいが。
九曜はまだ知らないことが多いのだろう。いろいろ経験していけばあいつも人間らしくなっていくだろう。
そういえば九曜はどこに住んでいるのだろう。いくら宇宙人とはいえ屋根のないところに住んでいては体に
悪いなどといった心配はあいつには余計かな。

自室に帰った俺はベッドに倒れこんだ。
今日は疲れた。昨日は昨日で疲れたが、今日のはこの三日間で最大だ。
自分を誉めたいよ。
佐々木のおかげで元に戻る目処もついた。
無事に戻ったらあいつになにか礼でもしないとな。
などつらつら考えていたがいつの間にか眠りについていた。

359:流様が見ている
07/05/18 00:03:25 iyPQnFHA
翌日
制服のままで寝てしまったから服とスカートにしわが出来ていたがもともとの不精スキルが発動してそのま
まで登校した俺を見たハルヒが余計な世話焼きスキルが発動して長門と朝比奈さんとおまけに鶴屋さんまで
交えてちょっとした騒動があったがこれは蛇足だな。

その日、ハルヒは用があると放課後部室には来ずにすぐに帰った。
佐々木が呼び出したのだろう。佐々木とハルヒがなにを話し合うか気になるが、ここはあいつに任しておこ
う。

その夜、ハルヒから電話があった。
『今日、佐々木から呼び出しがあったんだけどさ』
それは知ってるとは言えないからうなずいておく。
『昨日あんた、佐々木と会ってたんだって』
佐々木のやつそんなことを言ったのか。
『あんたと佐々木、中学の時仲良かったらしいけど……そういう趣味?あんた男に興味持ってないようだか
ら』
なんだ、そういう趣味とは。佐々木よ、ハルヒになにを吹き込んだ。
『あたしは別にそういうのは否定しないけど。個人の自由だし。それにあたしも………』
急にゴニョゴニョと声が小さくなった。聞こえないぞ。
『とにかく!あんた、慎みなさい。SOS団員なんだから!』
と、だけ言って切りやがった。
………佐々木、本当にハルヒになにを言ったんだ。
ハルヒもなんだか変だったし。不安だ。
こんなんで俺は元に戻るのか?
今日やることのない俺は寝るしかなかった。

朝、妹に叩き起こされた。
「キョン君おっはよー」
キョン君じゃない、お兄ちゃんと言いなさい。
ん?キョン君?
もしや、と洗面台に直行した俺はそこにいつもの顔を見た。
良かった。戻っている。
佐々木はうまくやってくれたようだ。
とりあえず佐々木に電話して礼を述べた。そしてハルヒとなにを話したのか気になっていたから聞いてみる
と『女同士の会話には秘すべき秘密があるのだよ。詮索は無用だ』とはぐらかされた。
まあ、聞いてはいけないならば無理強いはするまい。
俺は久しぶりにブレザーに袖を通して登校した。

いつもの目線、まわりの奴らも女扱いしない。いいね。
教室にはやはりハルヒが先にいる
「おっす」
挨拶した俺を胡散臭げに見た。
「機嫌いいわね。なんかいいことでもあった?」
「まあな。」
「あっそ」
興味ないのかそれだけ言って机に突っ伏した。



360:流様が見ている
07/05/18 00:05:19 qRRDhCWm
放課後
ハルヒがまだ来ていない部室で
「おやおや、戻ったようですね」
なんだそのもの言いは、戻らなかった方がよかったみたいだな。
「いえいえそんなことは。ただ、もう少しあのままでもよろしかったと」
洒落にならんことを言うな。面白くない。
「残念」
長門、お前まで。
というかお前が情報操作すればすぐに解決出来たのではないか?
「まさか」
長門、棒読みだぞ。
「でも、少し残念です。せっかく仲間が出来たのに」
朝比奈さん勘弁して下さい。俺はもうコスプレなんてしたくありません。
三人とも無責任なことばかり言ってくる。
あかほり〇とるや高橋〇美子もびっくりな、リアル性転換なんてもうこりごりだ。

次の日の放課後、俺はとんでもないのを見た。
「ハルヒなんだそれは」
「これ?なんかね、有希とみくるちゃんと古泉くんと、あと佐々木さんの友達の京子ちゃんだっけ、みんな
から面白からってくれたの」
部室の机の上に置いているのは
ら〇ま1/2、MAEZ、かしまし
等々ある方向に偏りがあるDVDやら漫画、文庫等だった。

………………………………………………………………………………………………

ホント…もう、マジやめて。



その後、俺の性別が宙を舞う紙より不安定になったのは言うまでもない。



END

361:流様が見ている
07/05/18 00:07:49 iyPQnFHA
『おまけ』
駅前広場にて

「さて、もう一つ確認したいことがある」
ガシッと後ろから羽交い締めされる。
なんだ?橘!いつの間。何をする。そして佐々木がにじり寄ってくる。
なんか場の空気が急に変わったぞ。
「そのなんだ、キミ胸部はおかしくないか?なんだか僕より大きく見える」
佐々木は俺の胸を凝視している。目付きがヤバイ。渦巻いている。
「これはもう直接確かめるしかない」
むんずとわしづかみしてきた。
ちょ、やめろ。
「これは!やはり!」
もみもみもみもみって、おい!
「くっ!この!いけない、こいつはいけない胸だ」
マジ………やめて。
「ふっ、ふあ…っく」
マズイマズイマズイ。
変な気分になってきた。
「ふー」
って、橘!耳に息を吹き掛けるな。離せ。
「はむっ」ゾクゾクゾクッ
だーっ、耳たぶを噛むな。「はぁはぁはぁ」
佐々木、お前もいい加減やめろ。お願いだから。
「…………」もみもみ
くそ、聞いちゃいねえ。
あああああああ!
お前ら、やめろーーーーー!
・ ・ ・
・ ・


「はぁはぁはぁ」
あ、危なかった。
いけない世界の扉が開くところだった。
「ふむ、僕の精神衛生上、すぐに戻ってもらう必要があるね」
「私としてはこのままでもいいのですが」
お前ら、言いたいことはそれだけか?人の体を弄びやがって。
「僕はただ確認したまでさ」
「私はもっと楽しみたかったのです」
ああ、もう分かった。
橘、お前はガチレズだ。

「――出番――なし―」



お わ り

362:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:11:11 iyPQnFHA
とりあえずこれで終わりです
なんか佐々木分少なくてゴメン

この先キョン子ネタが思い付くようだったら
この話しを基本設定でやろうかと思ってます



お粗末さまでした




ササッキー、百合ンゲラー橘京子、キョン子は百合ん百合ん

363:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:13:41 DwJkSj3j
GJ!
情熱を持て余したw
おもしろいからキョン子シリーズ続いてほしいな

364:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:14:30 PrdTYUWI
>>362
乙です。
佐々木は頼りになる参謀ですねえ。
暴走すると危険ですが。

九曜も可愛いところがあってGJでした。
また思いつかれたら是非続きを書いてください。

365:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:18:02 l1aNHF+7
GJ!
最後のレズ展開に吹いたww
全部のキャラがらしくていいなぁ
キョンの佐々木への返事のしかたもいかにもキョンって感じがした
続編見てみたいな

366:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:25:03 TyMv+TvN
>>362
乙!佐々木は一体ハルヒに何を吹き込んだんだ・・w
と言うか佐々木に攻められるキョン子エロス

367:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:26:57 YYov7K8J
>>「くっ!この!いけない、こいつはいけない胸だ」
腹筋が破壊されるかと思ったwwwwwwwwwwwwwGJwwwwwwwwww

368:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 00:46:14 2x1Tt5Gm
>>362
結局佐々木達も名残惜しかったんだなw
GJ!

369:153
07/05/18 01:01:28 PKoEDddl
続かないと言ったのに今続きを書いてるのだが、どうやらキョン子分は充足しているようだね。

370:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 01:18:45 a0eiQyWd
もう完璧キョン子メインじゃねぇかよwww

いやまあ全然構いませんが

371:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 01:20:14 dgdgYG/F
キョン子もいいけどやっぱり佐々木かわいいよ佐々木

372:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 01:52:12 bQg/ABY5
うむ。ここはキョン子スレではないからなあ
まあ俺はかわいい佐々木が読めれば無問題w

373:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 01:56:22 jYujRr/I
>>362
GJ、ぜひ続きを。

>>369
 いや、ぜひ投下して欲しい。あの展開での佐々木の言動は極めて気になる。

374:1/2
07/05/18 02:05:00 TyMv+TvN
―今日、転入生が来る。
二日前に機関の上から聞かされた話だ。転入生が来る事自体は完全にどうでもいい事で、
それだけならば僕が気を病む事など無かっただろう。
連休明け直後でもない、一学期の中間試験も終わっていない、この五月半ばと言う中途半端
な時期に転入してくると、ただそれだけのちょっと変わった転入生であるだけだ。もっとも
僕自身がその変わった転入生であったので、他人の事を言えた立場ではないだろうが―
まあ、そんな事は何の問題でもない。もっと別のところに問題はあった。
始業のチャイムが鳴り、思索が中断される。それと同時に担任の教師がドアを開けて教室へ
と入ってきた。一人の女生徒を伴って。

来てしまったか―

「―から転入してきた佐々木さんです。仲良くしてあげて下さい―」

―そう、問題は彼女がただの転入生などでは無いと言う事だ。

「席は……古泉君の後ろが空いていますね。古泉君?」
「はい」
「よろしくお願いしましょう。休み時間にでも校内を案内してあげて下さい」
「判りました」
―やれやれ、これは何の因果だ? 涼宮ハルヒの面倒を見ているだけでも手一杯なのに、
まさかもう一人似たような厄介なのを見ていなければならなくなるとは―
「よろしく、古泉君」
いつの間にか僕の後ろの席まで来ていた彼女からそう声が掛かる。僕はそんなに長い時間を
呆けていたのだろうか―
「―そんな怖い目で見ないで欲しいな、知らない仲と言う訳でもないのだから」
彼女のそんな言葉にはっとして、僕は表情を検めた。いけないいけない、学校内では営業
スマイルを絶やさず続けなければ。例え相手が彼女であっても、だ。
「―失礼しました。改めまして、古泉一樹です。どうぞよろしく。お久し振りですね」
「あれ、古泉君って佐々木さんと知り合いなんだ?」
隣席の女子から、そんな問い掛け。
「ええ、春先にお会いしましてね。涼宮さん絡みで」
「ふーん、涼宮さんの知り合いなんだ―あ、よろしくね、佐々木さん。私は―」
彼女らが始める自己紹介。別段、興味など無い。
―やはり、彼らには面通ししておかねばならないのだろうな。次の休み時間にでもお邪魔
する事としようか。

「古泉君も去年のこの時期に転入してきたのだってね?」
休み時間、五組教室への移動中に掛けられた、彼女からのそんな問い。
「ええ、そうです―家の事情がありましてね。中途半端な時期での転入だったので色々と
 苦労しましたよ。特に中間試験の対策には悩まされましたね、どこまで何をやっているのか、
 全然判らなかったものですから」
「なるほど。申し訳ないけれど、後で試験範囲を教えて貰えないかな? 授業の進捗に
 ついてはあまり心配していないのだけれど、範囲を正確に把握しておく事は試験対策の
 基本だからね」
「了解しました。どうぞお構いなく―着きましたよ、ここです」
五組の教室の入口で、彼の友人へと、彼を呼んでくれるように頼む。
「やあ、国木田じゃないか。久方振りだね」
「あれ、佐々木さん? 久し振り―そっか、九組の転入生って君の事だったんだ」
「キミも相変わらず飄々としているようだね、マイペースと言うべきか」
「そうかな? ああゴメン、キョン達に用なんだよね。ちょっと待ってて」

375:2/2
07/05/18 02:07:12 TyMv+TvN
「キョン聞いた? 九組に転入生が来たって」
ああ、何か周りが噂してるのは耳に挟んだが、それがどうした? と言うか九組はこの時期
に転入生を迎えるのが趣味なのだろうか? 去年にしたって古泉のヤツが確か今頃転入して
きたものだと思ったが―って何だハルヒ、またお前転入生をSOS団に?
「面白いヤツならそうしたいけどね。見てみないと判らないじゃない?」
ははあ、なるほど? 今から見に行ってみようかと、そういう訳か。
まったくこいつの物好きさ加減にも呆れるを通り越して感心を覚えないでもないね。
「キョン、お客さんだよ」
そう話し掛けてきた国木田の示した先を見れば、噂をすれば影と言うべきか、古泉がいつも
の営業スマイルを浮かべて立っている。あいつはお客さんって感じはしないがな。
「何だ、向こうから来たみたいだぜ」
「あらホント、古泉君じゃない。丁度良いわ、聞いてみましょうよキョン」
「わ、こら―」
言い切らない内にハルヒは俺の手首を掴み、ぐいぐいと引っ張りながら教室出口へと歩き
出す。ったくこいつは本当に他人の都合などおかまいなしだな。
「おはよう古泉君、九組って転入生来たんでしょ? どんな人なの? 男? 女? 人類?
 宇宙人? それとも異世界人?」
「落ち着けハルヒ、そんなけったいな連中が転入してくるわけ無いだろう」
―まあ古泉は超能力者だった訳だが、それはこの際棚に上げておこう。
と言うか何だ古泉、近くでよく見たらお前の営業スマイル、今日はイマイチ冴えないな。
「―ええ、その転入生の事でここまで来た次第でして―」
どこと無く困ったような様子で古泉は廊下を振り返った。誰かを促す。
「やあ、お久し振り。キミ達はいつもそうやって一緒なのかい?」
くっくっと喉の奥で笑う声がした。
げ。まさか―
「佐々木さん?!」
俺より先に声を上げたのはハルヒの方だった。ありゃま珍しい、あのハルヒが鳩が豆鉄砲を
喰らったような顔をしてやがる。いや今はそれどころじゃない。殊と次第によっちゃ宇宙人
や未来人や超能力者や異世界人よりもよっぽど厄介なヤツが来ちまいやがった。
「何で、お前がここに?」
「何でって、僕がその転入生だからだよ。つれないね、キョン」
いやそうじゃない、質問を変えよう。
「何でお前が北高へ転入なんてして来なけりゃならんのか、それが判らない」
俺がそう聞くと、ふわりと花の様な笑みを浮かべた佐々木は、俺にこんな風に返してきた。
「―自分の気持ちに嘘はつけないのだと、そう気付いたからさ。今後ともよろしく、キョン」
佐々木、古泉、それにハルヒの視線が一箇所に集中した。

―え、俺?


やれやれ、何と言う事だろう―これで僕の生活はあの頃のスクランブル体制に逆戻りか。
涼宮ハルヒと佐々木、それに彼が上手くやってくれればいいのだが―
まったく、困ったものだ。

ーーー

マッガーレ↓を聞いてたらつい受信してしまって書いてしまった。
あんまり古泉と絡められなくて反省している。

376:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 02:51:09 jYujRr/I
>>375
 GJ、いや、これ。古泉から見た、三角関係+Xなら、えらく面白そう。
この後、古泉と橘が密談したり、協力したりして、頻発するふたつの
閉鎖空間の処理と神人倒したりするスペクタクルなんでしょ?


377:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 02:56:39 l1aNHF+7
GJ!
古泉にとって佐々木は敵だから警戒してるんだな
てか古泉と佐々木の会話が全然想像できないなw

378:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 03:56:48 0cCpjqou
古泉視点から始めてるのが上手くて新鮮だったんで、
続きがあるならまた●(かハルキョン以外の誰か)を
混ぜてくれるとうれしいというか楽しみっす

379:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 04:42:39 OYiXf420
どいつもコイツもSSを書かない人間はあれしろこれしろと簡単に言ってくれるぜ

380:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 06:36:49 UczlznxC
まあ受信した電波を共有することは悪くないと思うんだぜ

佐々木の謀略で●が佐々木空間に囚われるとか佐々木とハルヒが同盟するとか
●の化けの皮が剥れるとか谷口が忘れ物をするとか

381:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 09:15:03 DwJkSj3j
佐々木とキョンの運動会ってどんな感じだったんだろうな

382:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 09:22:13 eHylVtYT
>>381
二人三脚のssが出てきそうな予感

383:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 09:23:27 5X+tyj0D
六月の夢の時点では学校と塾以外に二人に交流は無いとある。
SSの舞台時期としてはそれ以降が想像し易いのだろうか。

384:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 09:37:50 l1aNHF+7
>>382
もうそのssあるけどね
佐々キョンで二人三脚には出てそうだ

385:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 09:56:48 Xcl4GTAY
むしろ運動会=体育祭と言えば借り物競争DEATHよ
佐々木が借り物『大切な人』でキョンを連れて行く
キョンは『親友』として大切なんだとあいも変わらずなフラクラ

386:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 12:34:13 qXJaJUem
自慰行為を佐々木に見られたキョンという電波を天蓋領域から受信

キョンのオ○ズはもちろんササッキーの写真

387:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 12:37:38 V8irvZJE
1.あろうことか佐々木が古泉に転ぶ
2.んなもんこっちはハルキョンで忙しいんだ興味ねえや
3.と思いつつ日頃の鬱憤が逆噴射してうっかり佐々木を味見してしまう古泉
4.キョン欝、あるいはキレる。ついでに佐々木への思いが明らかとなる
5.それを知ったハルヒがキレる→世界終了


何この欝ルート(゚д゚)


6.1に戻る





388:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 12:41:53 DwJkSj3j
佐々古よりも佐々国の方がありえる希ガス

389:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 12:48:48 CkOMHOVm
1.キョン狙いで佐々木転入
2.古泉、ハルキョンを強硬に確定させようとして佐々木を実食
3は省略、4以降同様

(゚д゚)

390:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:14:06 oN6n6djK
この流れで軽く鬱になれる俺はもう戻れないとこまで来ている

391:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:18:27 iyPQnFHA
●<すみません、女性の方はちょっと………
  やはり彼でないと

392:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:26:53 LCDtp+GF
パ「奇遇だな、実は僕もだ。奴をおとす共同戦線いこうではないか。
とりあえず奴に近づく女どもの排除だ」

393:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:28:44 oOxbarYR
きめえんだよ、ホモ信者が

394:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:39:20 1QG3MP3s
佐々木かわいいよかよわいよ

395:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:45:00 KSUrCNrK
>>386

ガラッ
佐「WAWAWA忘れ物~」
キ「!!」
佐「あれ?キョン君、具合でも悪いのん?あたし診てあげよっか☆」
キ「来るな来なくていい」

バラバラッ ←秘蔵写真(←つか今どき印画紙かい)

佐「あ、何か落ちt」
キ「―――」
佐「………|||||||」ゾワゾワゾワ

「―それ以来、彼女の一人称は『僕』に……いかがでしょうか?この推理」
「てめえ、今すぐ鬼籍に入るか?」ガタッ…

天蓋領域恐るべし

396:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:45:24 iyPQnFHA
>>393
いや、まあ、すまない
欝な流れ阻止のつもりでやったんだが


自重する

397:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 13:49:56 DwJkSj3j
>>394
かわいいけどかよわくはないだろw

>>395
それはないw

398:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:02:58 bc+P874D
19の以心伝心で幸せになった俺は勝ち組だと思う…

399:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:14:53 uUaNvXHM
●<おやおや、穏やかでないのは良くないですねえ。
僕と彼との関係には諸説ある、これは事実です。
しかしてその真相は…いえ、これ以上は皆さんのご想像にお任せしましょう。では。


400:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:19:43 nlOuhIwA
パンジーが国木田を過去に

佐々木(小)と国木田が中学校で会う

国木田「恋愛感情なんて精神病だよ。エロい人には分からんのです」
佐々木(小)納得

志望校について語り合った後
国木田「実は僕、僕っ子萌えなんだ」
佐々木(小)僕っ子に目覚める

国木田戻って来て素で忘れる

401:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:28:32 DwJkSj3j
>>400
てことは佐々木→国木田になるなw

402:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:32:22 W37evaOt
1.国木田狙いで佐々木転入

  お め で と う ! ! !




                           (゚д゚)

403:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:39:52 l1aNHF+7
佐々木→国木田はありえナスw
国木田→佐々木ならありえるかもね

404:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:43:54 Z6iVH9p2
佐々木様の画像ないか?可愛かったら買ってくる

405:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:44:44 dICjMuTL
>>386
日曜日の今日、佐々木が俺の家に来て一緒に勉強することになっている。
あいつが来る前に一発抜いておこう。
同じ部屋にいると、どうにも変な気分になってやばいからな。学校でもやばいくらいだ。
今まで何度持て余したものを我慢したか。このジェントルマンっぷりに表彰状を送りたいほどだぜ。

佐々木の写真を用意して床に座る。
学校行事も一緒にいるから、あいつの写真を撮るなんて簡単なのさ。
友人をオカズにこのような行為に及ぶのは抵抗があり、それさえも避けてきたが、そろそろ限界だ。
本人相手に暴走しないよう解消しておくべきだろう。うむ。
これまでずっと堪えてきた欲望と背徳感が混じって変に興奮する。
俺は写真の彼女に向かって顔射した……。

ギィ―
部屋のドアから小さな音がした。……ギィ?
ある種の予感に慄きながらそちらを見ると、表情を無くした佐々木が静かに立っていた。
佐々木の位置からは俺の様子がよく見える。どんな行為をしていたか一目瞭然だ。
なっなななななななな何故お前がここに!?
確かに来る約束はしていたが! 時間早いし!
佐々木は、ドアをノックせずに勝手に入るような礼儀知らずでもないだろうううううう!?
「キミは不在だが、部屋で待ってるといいと言われたんだ」
答える声にも感情がない。


こうですか!? わかりません!

406:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:45:25 W5DtjvGX
国木田は変な女発言の張本人じゃね

407:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:47:07 l1aNHF+7
>>404
分裂を買うって意味か?

408:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 14:51:44 l1aNHF+7
>>406
そうなんだよな
自分で国木田→佐々木はありえるかもって言ったがやっぱりありえないなw

409:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:00:19 OSMXHagH
>>404
佐々木なら売ってないぞ

少なくとも 今は まだ

410:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:04:30 bc+P874D
>>409
なんだ?その意味深過ぎる発言はww

411:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:11:24 DwJkSj3j
>>404
ほれ
URLリンク(www.vipper.org)

412:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:15:40 l1aNHF+7
>>411
佐々木かわいいよ佐々木
靴にこんなイラストが掲載されてたとは知らなかった…

413:聖なる侵入
07/05/18 15:50:46 QVZlWlsQ
ををををっ!!
こんなところに!!
キョンが落ちているっ!!
まっじっでぇぇぇー!!
どうするどうするどうする拾って帰るかあわわわわわ
「んれー?佐々木さぁん、どーしたんですかぁ?」
「ききき京子ちゃん!」
「ぁ、これキョンさーん。キョンだぁ。これこれぇ」オイオイオイ
「待って!あんまり、動かなさいほうがいいかもっ」
「くんくんくん。ぁたし、これぇ、持って帰ったほうがいいと思いまー」
…あ、あなたもそう思うの? って
「ちょ!!!京子ちゃん!!」
ダダダダダダダダダ
「突き突き突き突きぃ~」
「やめっ!ハウス!あんた何やってるの?」
「やわらかくして運びやすくしてまー」
「駄目よ!逆効k」
ふわ~~~~わわわわ
「快眠。お、君たち。ここで会ったが」
ちょ!!
起きたキョン!!
でも落ちてるキョン!!
ふたつに分裂!!
「ぉ。ぉいこらきょ~ん。大丈夫かぁ。っはっはっはー」
「よお橘。お父さんの入れ歯は」
えーー待て待て待て、落ち着け私。これは何かの暗喩に違いない。うぬー
「とぉーとつですがキョンさん、ぁたしと一緒に来てくださー」
「そうか。橘の言うことなら」
え!?何その展開
「ここではまずいのでぇ、そのぉ、奥~」
「そうか、奥か。奥のほうがいいのか」
「奥が良い~」
!!!!!
「こらちょっと君たち待て!」
「んぁ?」
「そこから一歩でも動いてみなさいこの落ちているほうのキョンを」
「あ。それ落ちてる俺」
ボワッ
京子消えた!!!
「いかんいかんいかん。よく見つけてくれた佐々木。ありがとう」
え?
「礼を言うよ」
ちゅっ☆
「//////ー!!」
ドキドキドキドキ
「ああっ、あのあのあのあのキョン!」
ボワッ
キョン消えたー!



ってなんでー!!
「………」
ハッ
落ちてるキョーン!!

※くりかえし

414:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:52:36 yW310aOF
電波

415:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:54:35 5A9cRhDq
まあ、暑かったからな。

416:それは男の夢
07/05/18 15:54:39 9cPtluXL
突然だが、地元で行われる祭りに佐々木と行くことになった。
当初の予定ではSOS団で行くことになったのだが、直前になってハルヒが家の事情とやらで欠席となり、
すると途端に朝比奈さんも長門も古泉も急に都合が悪くなり、俺1人だけで言ってもつまらんしやめようと思ったところに
丁度タイミング良く佐々木から誘いの電話があり今に至る。
「しかし待ち合わせ場所が俺の家で良かったのか?本来なら俺が迎えに行くべきじゃなかったのか?」
『くっくっ。構わないよキョン。僕がそうしたかったのだから』
家の近くまで来たらしい佐々木が電話を入れてきたのはちょっと前のことだ。
窓から外を眺めるが今のところ姿は見えない。
「ところで今どの辺りだ?まさか迷っているなんて言わないよな?」
『僕がキミの家を忘れたと思っているのかい?もうキミの家の扉の前さ』
な、なんだってー!!
壊れんばかりに携帯を握りしめ、それほど広くない家の中を走り出す。
「ハァハァ…」ガチャ
「やぁキョン」『やぁキョン』
目の前からと手にしている携帯からと佐々木の声が聞こえてくる。
「今日は晴れてよかったよ。先日までは雨の予報が出ていたからね」
「……あ、あぁ」
「どうしたんだいキョン?僕の着物姿に釘付けなのかい?」
正直に言おう。その通りだ。だがそんなことを口にするわけにはいかない。
「外が思ったよりも暑かったからちょっと立ちくらみを起こしただけだ」
「くっくっ。まぁそう言うことにしておくよ。では改めて訊くとしようか。今日の僕はどうだい?」
くるりと一回転する佐々木。
あぁ、そうだな。似合っているぞ。やはり着物は胸が控えめな方がよく似……
「どうしたんだいキョン?続く言葉を是非とも訊かせてもらいたいな」
「いやなんでもない。素直に似合っているぞ佐々木」
「ありがとうキョン。ところですこしあがらせてもらってもいいかな?やはりまだ外は暑くてね、
休ませてもらってからお祭りに行こうと思うのだけど?」
それは構わないぞ。ジュースぐらいしか出せないがいいか?
「贅沢は言わないよ」
って、俺の部屋に行くのか?居間の方が涼しいと思うぞ。親も妹と一緒に今は出かけているしな。
「いや、キミの部屋がいいな。キミに1つお願いもあるしね」
願い?なんだ?
先に俺の部屋に入った佐々木は、腰に巻かれていた帯を少しほどいてその先を俺に手渡し
「さぁキョン。その帯を力一杯引いてくれ。僕は精一杯声を出すよ」
……すまん、なんだって?
「いいから引っ張ってみてくれ」
なんだかよくわからんが、言われるままに渡された帯を引っ張る。
「あ~~れ~~」
なぁ教えてくれ。俺はどうリアクションすればいいんだ。
「ノリが悪いよキョン。こう言うときは、いいではないかと言ってくれないと。ほら、あ~~れ~~」
「い、いいではないか。いいではないか」
まったく、なにをしているんだ俺は。どこの悪代官だ。
「お戯れを~。お戯れを~」「キョンくんただいま!あのねハサミ貸して!明日の体育の授業で使うの!」
ザ・ワールド!!
佐々木はどうか知らないが、俺の中では今確実に時が止まっていた。
着物を着た女性の帯を引っ張る俺を妹の奴はどう思うだろうか。
「お母さんあのね!キョンくんが佐々木お姉ちゃんを脱がそうとしているよー」
見たまんまを親に告げ口する妹を誰が攻められようか。だがその前に事情説明をさせて欲しかった。
「キョン…」
ほどけた分の帯を手元にたぐり寄せ、俺を見上げてくる佐々木の目はなぜだか涙ぐんでいる。
「キョンになら…僕のすべてを見せてあげられるよ」
せめて冗談っぽく言ってくれ頼むから!


余談だが、このあとえらい剣幕で部屋にやってきた母親にちゃんと事情を説明するのに時間がかかったせいで、
祭りに行くのは日が傾きだしてからになってしまった。

417:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 15:55:15 uOwPiKGZ
早く驚愕出ないかなぁ・・・

418:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 16:08:03 gja3TXd8
そうっすね

419:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 16:08:42 XvgAw10j
驚愕は7月くらいかねぇ

420:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 16:10:35 gja3TXd8
京子とか佐々木のキャラがちょとずれてきてるな

421:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 16:13:53 iyPQnFHA
悪代官ごっこだったら



橘「佐々木さんこれを」サッ
佐「おおー、これは!橘さん、あなたも悪ね」
橘「いえいえ、佐々木さんほどでは」
佐橘「ほーっほっほっほ!」






さて、橘京子はいったい何を佐々木に差し出したのでしょう

422:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 16:24:39 UczlznxC
>413
ちょ、何なんだこれww
本気で吹いたww

423:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 16:31:12 eHylVtYT
>>411
今までのsos団の3トップから
佐々木団の2トップ(佐々木、橘)にキャラの
可愛さが移行してるような気がする

424:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 17:07:53 l1aNHF+7
>>416
ササッキーw

>>421
キョンのプロマイド写真

425:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 17:44:26 ELz2n22L
>>421
喫茶店でキョンが水を飲んだコップ

426:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 17:48:23 d5Y1s3YO
前スレ883なんだが、>>196よ、テラサンクス。

よし、がんがって湯煙佐々木後日談でも書いてくるよ。


427:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 17:55:26 l1aNHF+7
>>426
wktk!
禁則事項にならないようになw

428:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:02:18 ajpmg4L/
一時間以内に「佐々木かわいいよ佐々木」の書き込みが10回未満だったら佐々木は俺の嫁

429:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:02:51 VozmIqcV
佐々木かわいいよ佐々木

430:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:03:36 nB6q4qGG
佐々木かわいいよ佐々木

431:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:04:01 v2akvK3E
佐々木かわいいよ佐々木

分裂持ってないもんだから、キャラがわからなくなってきた

432:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:08:01 l1aNHF+7
>>431
分裂読んでないのにどうやって佐々木萌えになったんだww

433:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:10:24 v2akvK3E
>>432
持ってないだけで、全巻一通り立ち読みした

佐々木かわいいよ佐々木

434:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:11:20 XvgAw10j
>>432
ひとえに愛だよ!愛!

俺も分裂読んでないのにSS書いたりしたぜ

435:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:12:46 QKdcCEDh
佐々木かわぃぃよ佐々木

436:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:23:53 iyPQnFHA
「佐々木かわ、か、か、かわ…………」
(くそ、佐々木かわいいよ、なんて口に出していえるかよ)









「ん?キョンからメールだ」
『佐々木かわいいよ好きだ』
「…………キョン///」

437:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:24:44 l1aNHF+7
へぇ、分裂読まずにSS書くとかすごいな
俺は分裂で佐々木の挿絵見て佐々木かわいいよ佐々木になって好きになったな
ハルヒとは違う意味で電波だけど佐々木はいいキャラだよ

438:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:31:48 zWetWvo+
>>428
ん、まだ1時間は経ってないな。ならば今言うとしよう。
1日1回、「佐々木かわいいよ佐々木」

439:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:32:12 J7AWN8KD
佐々木の可愛さはキョンとセットになって発揮されると思う。

まあ、とにかくだ。
佐々木かわいいよ佐々木

440:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:32:42 emOTtcw1
佐々木かわいいよ佐々木

441:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:34:33 UczlznxC
全巻立ち読みってマジカ

佐々木かわいいよ佐々木

442:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:34:51 0lUCYweG
佐々木可愛いよ佐々木

たった一冊でここまで好きになったラノベキャラは初めてだ
あの長門でさえ消失まで四冊かかったというのに……

443:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:37:04 ajpmg4L/
「さっきから妙にうれしそうだが、いったい何をやってるんだ佐々木?」
「愛されているという確固たる証拠がほしくなってね、
年甲斐もなくくだらない書き込みをしたんだが、いやはや僕は皆を侮っていたようだ
まさか30分で10回とは、ね」
「? よくわからないんだが、もう少し簡単に説明してもらえるか」
「要するに僕は皆に愛されていて幸せだ、ということだよ」

444:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:37:41 DwJkSj3j
>>439
よう、俺
佐々木かわいいよ佐々木

そういえば過去スレでもこんな流れになったことがあったなw

445:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:38:18 UczlznxC
そして驚愕でこのスレは発狂する

それまでは

446:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:41:25 Ht8FA2h1
いい意味でも悪い意味でも刺激にはなるだろうな

447:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:49:58 v2akvK3E
>>441
マジだよん。俺は読むの早いもんでね。それでも本屋の人には悪いが。
憤慨まで1日で読み、分裂は別の日に。なのでSSと原作の境界が曖昧。

448:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:51:05 nB6q4qGG
>>447
SS書くなら資料としても買っておいたほうがいいと思うんだけど

449:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 18:54:07 VkxYp5q9

     原作とアニメと漫画の境目が曖昧という人は、
               普通にいるだろうな

 僕も 早くアニメにならないかな
       , -‐- 、.     ,. ‐-ー- 、
      ,'. /  ト、 ヽ.   ノ /    ヽ
.      i. ((从ソ 从〉  ノハハハハハ ! アト ドウジン
      l. (|┳ ┳i!l   .!|─ ─ ,iリ)! WEBマンガ
.     ハNiヘ  ー ノハ!.  ’ 、 - ,ノル´ イロイロ アリスギ
.        {iつ旦O    O旦と'!}
.       とくュュュュ〉    〈_.〈__,i'つ

450:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:02:27 l1aNHF+7
でも原作読まないで佐々木イラストやss見て好きになった奴は
佐々木→キョンが確定してるとかいろいろと勘違いしちゃってそうだな
原作と二次創作の佐々木は若干キャラが違うとこがあるから
改めて分裂読んで佐々木ってこんなキャラなの?って感じで幻滅しなければいいんだけど…

451:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:10:47 Ht8FA2h1
でも私、イフっていうのは好きだな

452:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:16:32 XvgAw10j
しかし、原作読んでから自分のSS読むとIF過ぎて笑える

453:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:16:39 PXKAssHS
原作持ってないと佐々木だけじゃなくて
他のキャラとか背景でいろいろ困りそうなんだけど>ss
まあそれでも書けるという天才の存在は否定しない。

454:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:17:53 DwJkSj3j
>>449
全くだ
アニメで佐々木が出ればさらに佐々木スキーが増えるのに
佐々木のインテリっ娘ぷりをアニメで見てみたいな

455:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:18:21 fYSXZtV4
>>34みたいなまるっきりのIFもあるね。

456:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:19:40 v2akvK3E
>>448
欲しいと思ったこともあるけど、なくても何とかなる
佐々キョンしか書いてないからなぁぁぁぁぁ

457:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:22:48 o6zCB13i
ぶっちゃけ佐々木のキャラを知りたいだけなら「分裂」だけでもいいのよね。
んでも「分裂」だけって非常に読みにくい希ガス。


458:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:30:07 SKe3rH4T
『佐々木と絡んでいるキョン』の方が萌える俺はこのスレにいても良いんだろうか?
いや『キョンと絡む佐々木』に萌えているのかもしれない。
ちなみに俺は男だ。

―――――――以下チラシの裏―――――――
俺の書いたしょうもない文章が、保管庫に小ネタとして保管されていて『驚愕』を隠せない。

459:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:30:40 nQxsP3Lc
>>457
佐々木のキャラ自体も、分裂だけじゃまだ不明点が多い。
いかようにも解釈できる、とも言える。IFは書きやすいかも。

460:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:32:36 nQxsP3Lc
>>458
末代まで残りますぞ
努々精進を怠りなさいますな

461:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:40:00 l1aNHF+7
>>458
よう
あの二人はいいコンビだから俺もどっちに萌えてるのか分からなくなるw

462:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:40:30 Gquf13hm
>>460 脅かしてどうするんだぜw

>>458 佐々木絡みが好きなら、むしろいるべき

463:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 19:51:00 DwJkSj3j
佐々キョンに萌えてるってことでいいジャマイカ
俺的には佐々木×キョンのインテリコンビ、橘→佐々木の百合コンビ?に萌えるな

464:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:02:26 l1aNHF+7
てかハルヒキャラって同性愛者を匂わせるキャラ多くないかw
佐々木、キョン、ハルヒとかはいたってノーマルだと思うけど

465:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:02:31 XvgAw10j
キョンにフラグ折られまくる佐々木に萌えるなぁ

原作の感じだと、佐々木は特にキョンが好き好き~って感じでもないし
キョンも特別意識してる感じでもないっぽいからな
橘が空回りしてるだけって感じ



466:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:04:04 Ht8FA2h1
>>464
存在もアブノーマルなついでに性癖もアブノーマルにしちゃったんだよきっと

467:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:07:02 hzqWGeur
原作で同性疑惑って●以外に誰かいる?
●だってそれっぽい記述があるというだけで


468:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:09:42 nlOuhIwA
>>464
てか、古泉くらいじゃあないか?
古泉のイメージが暴走しすぎなせいだろwww

469:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:10:05 QiVo7IRb
>>467
暴走のP283ぐらいだな

470:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:12:21 0U90S50x
ぶっちゃけガチにしてるのキャラスレだけじゃん

471:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:15:41 l1aNHF+7
>>467
阪中→ハルヒ
古泉→キョン
朝倉→長門
 橘→佐々木
このぐらいかw
実際はそっちの気なんて無いと思うけどね

472:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:25:33 DwJkSj3j
同性疑惑があるのは当然な希ガス
●はなぜかキョンに異常に顔を近づけたりストーカーまがいのことしてるし
なんであんなことするんただ…
橘も佐々木に対して必死だしな
おでん→長門、阪中→ハルヒは考えたことも無かったがw

473:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:26:31 ZY3/8gjE
BL/GLはネタにはなるけどね
ボクっこイコール性同一性とか言い出したら原作燃やすわw

>>469
みくるの部屋にはハルヒが出た

474:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:46:32 J7AWN8KD


 寒さに震える我が同胞よ。その涙を拭け。うつむくな。上を見るんだ。
 あの山を見ろ。あれが天に最も近き場所。すなわち神の頂である。
 我らが恋焦がれてきた夢の結晶たちは、全てあの頭頂を目指し険しき獣道を登り続けてきたのだ。たとえその道すがら砕け散ったとしても後続は歩むことを止めない。幾千幾万が砕け散ったことか。ただひたすら頭頂を目指し……
 その姿は一つの意思を持った行進である。果てしない登頂。それが夢の結晶の宿命である。
 しかし先達が切り拓いてきた道は、皮肉なことに彼ら自身の砕け散った欠片によって塞がれてしまった。後続は偉大すぎる先達の欠片に足を傷つけられ歩みを止め、そして自身も砕け散る。
 ああ、遥かなるかな頂よ!
 ……残ったのは、夢の残滓だけ。夢の残滓だけだ。
 しかしだ! しかし、であるぞ諸君!
 あの光を見ろ! あれこそ現世に降臨した光だ。彼女こそ最も美しき結晶になりうる存在。
 彼女の背中には翼がある。欠片の道を越え頂を目指せる翼が。
 その翼の片方は彼女自身のもの。そしてもう片方は、彼女の思い人が与えてくれる翼。
 誇るがいい。今我々は一つの伝説を目撃しているのだ。頂へと到達する存在が現れたのだ。
 比翼の少女。
 彼女こそ新世紀の女神であるのだ。



旧約萌書比翼の章より

475:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:49:10 fvWH3h1S
思ったんだけど佐々木がキョンに好意を持ってるとしたら
キョン自身が好きかハルヒと一緒にいるときのキョンが好きのどちらかだと思うんだ
まるで古泉みたいな感じだと思う

476:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:50:50 XvgAw10j
>>474
旧約萌書wwww

477:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 20:58:09 DwJkSj3j
>>475
もし驚愕で消失のときみたいなこと(だけどハルヒじゃなくてキョンが消失)が起これば佐々木の本当の気持ちが分かるな

478:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:03:29 rW9kUbRM
>>426
横レスですが、自分も続編を楽しみにしています。

479:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:20:29 bQg/ABY5
>>411
これ見ると貧乳ではないな
佐々木かわいいわマジで

480:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:33:39 7mJhqa0d
キョンは僕の乳のサイズに並々ならぬ関心を寄せてくれているが、僕のレゾンデートルはそこにしか存在しないのかい?

481:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:39:50 szquGu9R
男の浪漫ってやつですよ

男の浪漫と言えば、風呂覗きネタだな

482:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:40:47 XvgAw10j
>>480
佐々木さんには乳ではなくおっぱいと言って欲しいのです

483:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:42:45 l1aNHF+7
またおっぱいな流れになって失踪者が続出しそうな悪寒w

484:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:50:26 iyPQnFHA
>>481
修学旅行かなんかで旅館に泊まる

風呂入ってるとクラスの男子が覗きを画策

キョン止めに入るが結局キョンだけ女湯にダイブ

キョン袋叩き

軽傷負ったキョンに呆れながらも佐々木が手当て



とりあえずこんなんか?

485:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:52:14 fvWH3h1S
てかキョンはおっぱい星人だから佐々木の胸に興味をしめさないだろ…
常識的に考えて…

おや?PCの様子が…

486:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 21:57:44 Cq0MsJ7I
>>484

修学旅行に来ていた某ふもっふでハリセンで彼女は最高よな人たちと仲良くなる

一緒に奥多摩に旅行に行く

覗き


完璧だな

487:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 22:00:19 Q8u/kFth
酔っ払った勢いで書き上げたSSが完成したが……文章が滅茶苦茶だなコレ……

488:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 22:05:32 DwJkSj3j
>>487
そんなこと気にしないぜ
投下するんだ

489:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 22:11:27 7mJhqa0d
酒に酔った佐々木、なんて電波を受信しかけたではないか

490:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 22:18:15 Q8u/kFth
一応誤字脱字の見直しと可能な限りの手直ししてから投下しようと思う
大体30分くらいから15~20レスの予定
即興だから荒いけど簡便な!!

491:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 22:24:49 Ht8FA2h1
>>489
佐々木の酒癖は悪いと俺は見た

492:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/18 22:26:52 l1aNHF+7
>>489
佐々木は酒を飲むと絡んできそうだw

493:夢
07/05/18 22:34:18 Q8u/kFth


――なぁ佐々木、お前と一緒にその……ま、毎年桜が見たいんだが。

――ほぅ、それはキョンなりのプロポーズかい?

――あ~、まぁ……その、うん。そう思ってもらって構わないぞ。

――喜んで受けよう。

――って即決かよ!? 少しは悩んだり迷ったりしろよ、一生の事だぞ!?

――おや? キョンは僕に悩んだり迷って欲しかったのかい?

――グッ……そ、そんな事ぁ無いが……もうちょっとこう……

――くっくっ、キミが思い描いている情景は映画や小説の中だけさ。それにね……

――? なんだよ。

――愛しい人から待ち望んだ言葉をかけられたんだ。悩む訳ないだろう?

―― ――ッ! はぁ……やれやれだ。

――くくく、それよりも……幸せにしてくれるんだろうね?

――あぁ、俺の人生かけてお前を幸せにしてやるよ。

――そうか、それじゃあよろしく頼むよキョン。

そうして大学3年時に満開の桜の木の下で俺達は永遠を誓い合った。
言葉ほど綺麗な会話じゃなかったけど、まぁ「俺達らしい」って言葉がお似合いなプロポーズだったと思う。


494:夢
07/05/18 22:36:53 Q8u/kFth
蝉の騒がしい鳴き声で目が覚め、ひどい眠気に襲われながらゆっくりと目を開くと、見慣れた天井が目に入ってくる。

「おや? 起きたのかいキョン」

どこから風が? そんな事を思って身を起こそうとした時に、ふいにベッドの横から声がかかった。

「あぁ、佐々木か……おはよう」

声のする方向に首を向けると佐々木がベッドの横に腰掛けていて、その目は崩した線のように笑っていた彼女は
一瞬だけ目をパチクリとさせると、とても懐かしい――大切なモノを見る様な目で微笑んだ。
はて? 何か変な事を言っただろうか。

「あぁ、おはようキョン。随分と眠そうだが身体の調子はどうだい?」

あぁ、なんか知らんが猛烈に眠いな。
このまま二度寝しちまいそうなくらい眠いぜ。
夜更かしをした覚えは無いんだがなぁ。

「そうか。いやなに、眠いという事はそれだけ心身ともに疲弊しているという事さ。
 睡眠の目的は、心身の休息、記憶の再構成など高次脳機能にも深く関わっているとされ、
 下垂体前葉は、2時間から3時間の間隔で成長ホルモンを分泌する。放出間隔は睡眠によって変化しないが、放出量は多くなる。
 したがって、子供の成長や創傷治癒、肌の新陳代謝は睡眠時に特に促進され、もっとも必要な物とされている。
 ことわざにある『寝る子は育つ』というのもこの辺から来ているのだろうね。
 その他、免疫力やストレス物質の除去などがあるが、完全に解明されていない部分も多いんだが……まぁ僕らには関係無いさ」

そんなに動き回った覚えは無いんだがね。昔の不思議探検の方がよっぽどハードな気がするぜ。
それにしても相変わらず無駄に博識だなぁ、お前は。
それにリアリスト過ぎて夢が無い。っとそうだ、夢といえば懐かしい夢を見たな。

「ふぅん、夢か。ちなみにどんな夢だったのか教えてくれないか?」

あ~、……ぶっちゃけお前にプロポーズした時の夢だった。

「おやおや、それはまた随分懐かしい夢だね。ふむ、夢というのは様々な説があるが一般的には見る者の願望が現れるというよ。
 それはつまりキョンがもう一度誰かにプロポーズしたいという願望の現われかな?」

よしてくれ、緊張でガチガチになるのも、あんなに恥ずかしい思いをするのもお前に対してだけで十分だし、
お前以外にそんな事をするつもりも無い。

「くっくっ、そうだね、キョンの言う通りだ。僕もキミ以外にプロポーズをされるつもりも受けるつもりも無い。
 ふむ、これは俗に言う以心伝心というヤツじゃないか?」

長年お前と過ごしてきたからな。その位の芸当は出来てもなんら疑問に思わんね。 

「ああ、違いない。それより長門さんと九曜さんにも目覚めの挨拶が必要なんじゃないかい?」

なに? と佐々木の視線のを追うといつから居たのか長門と九曜が佐々木と反対側の椅子に腰掛けていた。
あ~……すまん、別に無視してたわけじゃないんだが、その……気が付かなかった。

「いい」

「――別に……気にしない――」

そうか、助かる。
二人の返事を聞いて安堵する。全然気が付かなかった……
眠気のせいだろうか、どんなに存在が希薄でも慣れ親しんだ二人の気配をこの距離で感じない訳が無いのだが……



495:夢
07/05/18 22:38:19 Q8u/kFth

「しかしお前等はいつまで経っても容姿が変わらんなぁ」

流石に制服は着ていないが身体的な外見はほとんどあの時と変わっていないと思う。
自分に近かった長門の髪に触れ、優しく――感謝の気持ちを込めて撫で続ける。
長門の少しシャギーかかった髪は見た目とは裏腹に柔らかく、フワフワしていて気持ちが良かった。

「最近は天蓋……いや、周防とも仲良くしてるか?」

「天蓋領域と――周防九曜という固体と面識を持ってから仲違いをした記録は存在しない。
 情報統合思念体と天蓋領域も友好的な関係を築いている。問題無い」

「そうか」

「そう」

なら良いさ。
仲が悪いより良い方が良いに決まってる。
いつぞやの雪山の時の様に長門が苦しむ姿なんぞ見たくもないからな。

「……そう」

この対有機性コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスである長門と知り合ってからかなり経つが長門も長門なりに
感情を外に出すようになって来た――それでも俺から見れば、だが――そのせいか
今の長門がどんな感情を抱えているのかも判断が付くが、なんというか『寂しい』って感情なのかね?
何故そんな感情を抱くのか考えようとしても眠気のせいで頭が回転せずハッキリしない。
そしてもう一人の宇宙人である周防九曜に視線を向ける。
初めて会った時は言い様の無い寒気が襲い、恐怖が俺を支配したが、今では長門と同じように多少なりとも
コイツが何を考えているのかその無表情の向こうにある感情を読み取る事が出来る様になった。
今周防が立っている場所だと手が届かないのでどうしようかと思案していると
その考えを察してくれたのか、向こうから音も無く近付いて来た。

「すまんな周防」

そう言って長門と同じ様に頭を撫でてついでに手櫛で梳いてやる。
彼女の艶やかな黒髪はサラサラとしていて極上のシルクのような肌触りをしており、手櫛は少しも引っかかる事無く梳けた。

「あなたの――手は――とても……暖かい――」

そうか?
自分ではそんな事解らないし、至って普通だと思うんだがな。

「わかってると思うが長門と喧嘩なんかすんなよ?」

お前等が本気で喧嘩したら、それこそ日本どころか世界が破滅しそうだ。
それは勘弁して欲しい。

「――あなたが――それを――望むなら――」

「そうか」

如何にもコイツらしい物言いに苦笑する。
長門と同じ様にその無表情な顔から何を考えているのか読み取ろうとするが
周防からも「寂しい」という感情が見え隠れしていた。
長門といい周防といい、なんかあったんだろうか?



496:夢
07/05/18 22:39:44 Q8u/kFth

「でも自分でやってみたい事、して欲しい事があったら周りに遠慮しないでドンドン言えよ?
 お前は長門以上に感情のコントロールが巧くないみたいだし下手したら長門の時の二の舞いだ。
 自分の気持ちを溜め込んでも言い事なんざ一つもないんだからな」

1ミリ程度の首肯を持ってそれに応じるコイツを見て「やっぱり長門とコイツは似てる」と思い、顔がほころぶ。

「――あなたの――笑った……顔は――とても――綺麗ね――」

おいおいやめてくれ、男が綺麗とか言われてもあんまり嬉しくないぞ。

「おいおいキョン。僕の事は放ったらかしかい?
 キミの女たらしは今に始まった事じゃないが目の前でそうイチャイチャされては僕も堪らないのだが」

底冷えする様な声に慌てて佐々木の方を向くと、拗ねたような顔をする佐々木の顔で俺を睨んでいる。

「女たらしにイチャイチャって……お前なぁ」

「くくく、冗談さ。僕だってキョンとはそれなりに付き合いは長いからね。
 キミが意識してそういう事をする訳無いと知ってるし、信じているさ。問題は無意識でそれをする事だ。
 そのくせ他人から寄せられる好意には殺人的に鈍いと来てる。これは一種の才能かもしれないね。
 よく今まで生きていたモノだ、普通なら誰かに刺されていてもおかしくないよ」

「勘弁してくれ……刺されるって単語は俺の中の思い出したくない記憶ワースト上位を2つも占めてるんだ」

「……いや、冗談だったのだが、まさか本当に刺された事があるのかい?」

あー、一回目は未遂で、二回目は脇腹にブッスリだった。
止めよう、思い出しただけで刺された箇所がチクチクするんだ。

「そうだったのか……いや、悪い事を聞いてしまったな」

俺の名誉為に言っておくが、決して女性関係でそうなったんじゃないぜ?全部ハルヒ関連だからな。
……いや、一回目はともかく、二回目は女性関係なのか?
寝惚けた頭でそんな事を考えていると猛烈な眠気が襲ってくる。

「キョン? 眠いのかい?」

あぁ、なんか知らんが睡眠不足みたいだ。
すまんが……ちょっと……眠る。

「そうか……そうするといい。勿論夢の中で僕の事を想ってくれるんだろう?」

はは、そうだな。
自分で好きな夢が見れるのなら俺もお前の夢を見たいよ。
例えしわがれた婆さんになってもお前は綺麗だからな。

「うん……その言葉を聞いて安心したよ。ゆっくりと眠るといい」

「あぁ、そうさせてもらうか――おやすみ佐々木」

「あぁ、おやすみ……キョン。良い夢を」


497:夢
07/05/18 22:42:16 Q8u/kFth


『おやすみ』それが彼が残した最後の言葉となり、言葉通りそのまま眠るように逝ってしまった。
でも私はそれほど驚かなかった。なぜなら彼の顔は私の両親が亡くなる前とよく似た表情を……眠たそうな顔をしていたから。
葬儀は彼と私の肉親、それと親しい友人だけで簡単に行った。
キョンの妹さんとその友人であるミヨキチと呼ばれた子の泣き顔が印象に残った事を覚えている。
私は……不思議と涙は出なかった。喪主を務め、葬儀に参列してくれた人にお礼を述べる。

最後に目を覚ました時に私の事を旧姓で呼んだのは何か意図があったのだろうか?
それとも彼の事だから何も考えずに夢に影響されて呼んだだけかもしれない。

「質問がある」

葬儀も終わり、後片付けも一段落して、そんな事を考えながら休憩を取っていた。
歳のせいか最近やけに身体が疲れやすくなってきた。といつの間にか九曜さんを連れた長門さん傍にいて私に声をかけてきた。

「なにかしら?」

「彼が生命活動を停止する前から私の――『私達』の中に解析出来ないエラーが連続して発生している。
 それは情報統合思念体にも天蓋領域にも解析出来ないエラー……未知のエラーが私達に発生している。
 そして同じ波形のエラーがあなたの中にも発生している。だからこのエラーの正体を知っているなら教えて欲しい」

あぁ……そうか。人間なら当たり前に理解出来るこの『感情』が彼女達には理解出来ないのだ。
長年一緒に過ごした為か、彼女達が宇宙人に作られた存在という事をすっかり失念していた。
そう思うと私も彼に毒されていたんだなぁ、と改めて実感して笑いが零れてしまう。
そしてそんな感情を彼女達にもたらした自分の夫に目を向け、やっぱりキョンは女誑しなのかな? という思いも出てきた。

「それはね長門さん……『悲しい』と言う感情なの」

彼の遺影に目を向けたまま、優しく――諭すように告げる

「今まで存在していて当然と思ったモノが忽然と消えてしまう事に対する戸惑いや悲しみ、虚無感、無力感。
 そういった感情を貴女達は今学んでいるのだと思うわ」

「――よく――わからない――」



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