07/05/16 14:19:05 43USt5c4
佐々木のテーマーを「僕はここにいる」にしている俺は異端なんだなぁ。
115:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 15:36:13 7SYikW1k
佐々木かわいいよ佐々木
116:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 15:44:43 YXLODwXb
>>105
それはない
117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:25:41 iA/DbRfs
幻視した風景を投下
状況は各自想像して欲しい
BGMはサンボマスター「そのぬくもりに用がある」を推奨
キョン… 君はついに橋を渡ってしまったね
ならば私も
視界が、少しぼやけていた。多分少し鼻声になってもいた
頭上でふたりを見下ろしているもう一人の自分は、
この状況を面白そうに眺めているだけだ
私はどうしたらいい?普段なら三十通りでもすらすら出てくる答えが
まるで記憶喪失にかかっているかのように出口を見失っている
彼はわたしを静かに見守っている 火刑場に引き摺り出された隠れキリシタンの
ようにすべてを受け入れる眼差しで
心臓から吐き出された血液が、熱く体中を駆け巡っているのを感じる
私はどうしたらいい?
その時、私の手は私の意思なしに動いた。私の右手は彼の右手を取っていた
「残念だよ、男女の間に紛れもない友情が存在し得ることを、身を以って証明できると
思っていたのだがね。キョン、君が一歩踏み出した以上、もうその僕のささやかな実験も
終わってしまったと同義だね で、僕はどうしたらいい?君の望みを聞かせてもらおうか
僕の出来る範囲で、君の要望に応えることはやぶさかではないが?」
私は彼に今どう見えているんだろう 多分私は今泣いている 私は空虚に続けていた
「男女間の性的な交わりを望んでいるのなら、答えはyesでもありnoでもある。そういう
行為にはそれなりに状況や心の準備を必要とするのでね」
「そんなんじゃない お前のその理屈っぽい話や、堅い鎧越しに話しかけてるような態度や
そんなの全部ひっくるめて その、なんだ 好きなのさ」
私の中の何かが音を立てて氷解していくのを感じた それは、もう何も偽らなくていいと感じた
安堵かもしれないし、自分の弱さを人に晒してしまった不安かもしれない 私は多分ぼろぼろに
泣いていた
ありがとう
そのあと自分が何を言ったか正直憶えていない。多分今まで溜め込んでいた彼への想いの一端を
暴露してしまったのだろう。今まで何度聞いても、彼は知らぬ存ぜぬを貫いている
それから何が変わったといえば、取り立てて変わったことなど無かった。携帯電話の料金プランを
変更したことと、僕という一人称が私に変わったことを除いては
118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:29:52 zs6IIISn
終わり・・・なのか?
119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:39:25 7SYikW1k
>>117
GJ!
いいね
120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:45:26 6MACifdd
>>117
往年のフランス映画みたいな終わり方がgood
121:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:51:08 fJdKJxWT
>>114
俺はマイリトルラバーのHello againだな
122:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:52:45 v6I42dZ9
投下始めるときと終わるときは伝えたほうがいいよ。
それはともかくGJ!
123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:53:44 /NpRt0iZ
>>117
とりあえずGJだ。
佐々キョン子SSを書こうとして難題にぶち当たった俺。
そのままキョンフィルターにするのかとか一人称どうすんだとか。
数行分書いてみて晒してみようかな
124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 16:58:51 AhNWzt6b
>123
よう
俺なんて書きかけのSS投げてキョン子書いてたら
佐々キョン子じゃなくてハルキョン子になりかけてるぜ
あーどうしよう
125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:04:36 /NpRt0iZ
シンデレラシンドロームじみた何時到着してくれるかわからない
白馬の王子様の存在をいつまで信じていたか何てことは昨日の愛憎交差する恋愛ドラマの
感想なみにどうでもいい話だけど、それでも私がいつまで理想上の貴公子の
存在を信じていたかというと、これは確信を持って言えることに初めから信じてなどいなかった。
という訳で大人の都合やら社会の暗部を幼くして覗き込んでしまった訳でもないのに
西洋の絶対王権主義の象徴たる存在を疑っていた賢しい私は、しかし
宇宙人やら未(略
とりあえず一人称と価値観をらしくしてみた。変だろうか?
126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:08:13 ohk98n+I
テーマ曲は特にないが、書く時はいつも全然関係ない曲をかけてるな……
男佐々木+女キョンネタの今は、「カルマの坂」をエンドレス。そして話の中身は萌えない。ボスケテ。
127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:14:02 7SYikW1k
>>125
いいんじゃないか
それにしてもキョン子も捻くれてるなw
佐々木とどう絡むのか期待してるよ
128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:15:24 ohk98n+I
>>125
キョン子でもサンタクロース云々言ってそうなイメージだけど、
女性的価値観を最初に出して方向性を明確にするのは良いと思う・・・とSSの書き方もよくわからないやつが言ってみる
129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:16:59 zs6IIISn
>>125
「私」でその文だと少々ハルヒに見えてしまう
キョンは女でも俺でいいと思う
きっかけは・・・まぁ親戚のオジさんの『俺』とかに影響されたとか
TVヒーローモノにあこがれて「俺」を使い始めたとかでいいんじゃね?
130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:30:24 CAm/ebj3
>>126
おもしろそうだな
てかいつも思うんだけど男佐々木の外見や口調が想像できないw
131:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:32:41 7SYikW1k
>>130
女相手には男口調で男相手だったら女口調なんじゃない?
132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:33:32 Ud6FXu2e
>>131
それはキツ過ぎるんじゃないだろうかw
133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:35:23 AhNWzt6b
いいんでない?
こっちは話しの展開上キョンフィルターをそのまま使ってる
一人称も俺だ
134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:35:55 /NpRt0iZ
一人称には、正直すごい悩んだ。
私→ハルヒっぽくなる
僕→佐々木がいる
俺→変わらねぇ
だから。
いっそのこと、あえて「自分」とかにして冷めてる感を出すのもアリかと
思ったが、あまりに冒険なんで怖かった。もう少しアイデア練ってくるノシ
135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:38:30 CAm/ebj3
>>131
いや、佐々木は相手の性別に合わせて口調を変えるから
女には女口調、男には男口調じゃないか?
そうだったとしてもちょっと嫌だけどw
136:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:43:02 7SYikW1k
>>135
それだったら今と変わらないよ
>>134
ハルヒの一人称は「あたし」だからキョン子は私でもいいと思うよ
137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:43:46 a/lETS29
やっぱり寂しがりやな感じがする…
分裂のP135の2行目がそう思わせる。
ここだけ読むと高校に友達がいないみたいだな
小難しい言葉を並べてキョンと長く語るのは少しでも寂しさを紛らわすためなのか…
138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:50:26 v6I42dZ9
寂しがりや
匂いフェチ(キョンフェチともいう)
ゴキブリと雷が大の苦手
誘い受け
まったくササッキーの可愛さは異常だぜ!
139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:51:28 afFs6bCB
普段との落差がポイントだろ。
140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:52:10 7SYikW1k
>>137
確かにそんな感じがするよな…
なんで佐々木は友達を作ろうとしないんだろう…
141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:55:13 afFs6bCB
本能的に自分の能力の危険性に気が付いているからじゃね?
142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 17:55:32 GjqHRGeE
一年たったら中学時代の友人関係なんて必要なくなるもんだ
楽しく過ごしてりゃな・・・
たぶん友達一人もいないと思われ
143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:03:17 7SYikW1k
佐々木…
キョンから離れて自立しないといけないのにそんなんじゃ駄目だろ…
144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:07:53 CAm/ebj3
これはキョンが分裂して佐々キョンエンドになるしかないな…
145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:08:16 v6I42dZ9
佐々木の就職先はキョンのお嫁さんだから良いのですw
146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:14:02 0l+jCZJw
佐々キョンENDになったら俺仕事辞める
147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:15:47 7SYikW1k
てか佐々木って誰とも結婚しなさそうなイメージがあるんだけど
148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:15:56 zs6IIISn
>>146
辞めてどうする!?w
149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:16:01 GjqHRGeE
男ばっかの高校であの容姿だったら色々アプローチはあったんだと妄想
だが頑なに拒むササッキーに男どもも愛想をつかし、「なんだよあの女、お高くとまってんじゃねえよ」状態
女日照りの逆ハーレムでちやほやされて嬉しい他の女生徒の反感をも次第に買いはじめ・・・
佐々木「・・・君たちにプラトニックな愛なんてわかるらないだろうなっ」とますます悪循環に
150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:19:16 zs6IIISn
>>149
それに近いSSが以前あった
佐々木が女子から逆恨みされて持ち物を弄られて、しかもそれがキョンからの贈り物って感じのヤツだった
151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:20:21 a/lETS29
…分裂で佐々木が自ら
「彼女たちしかいない」 「他によってくる者はいなかった」
と語ってるのにキョンは二つ目に気がつかなかったみたいね…
「そいつらと付き合うのはやめろ」って…
それじゃ佐々木1人になっちゃうよ?キョン。
152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:22:40 7SYikW1k
>>149
そうだったらマジ鬱るよ…
キョンが佐々木にキスのひとつくらいしてやったらササッキーも元気が出ると思うんだけどなw
153:※続かない
07/05/16 18:27:13 WzlIUUPg
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことは、旬を過ぎたアイドルの他愛も
無い熱愛報道以上にどうでもいい話だけど、それでも俺がいつまでサンタなんていう想
像上の赤服爺さんを信じていたかと言えば、これは確信を持って言えるけど最初から信
じてなんていなかった。
幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタはニセサンタだって理解してたし、母さ
んがサンタとキスをしてるところを目撃したわけでもないのに、他人の嗜好をリサーチ
した挙句家宅侵入するストーカーじじいの存在を疑っていた賢しい俺なのだが、はてさ
て、宇宙人や未来人や超能力者や、魔法少女や白馬の王子様や恋の成就するおまじない
なんかがこの世に存在しないっていう事に気付いたのは相当後になってからだった。
随分少女趣味だって?
余計なお世話だ。こんな言葉遣いだけど、俺は一応女なんだぜ。
ああ、悪いけど、こんな言葉遣いでも実は部屋はファンシーな壁紙で、大小のぬいぐ
るみが溢れてるのを周囲には隠してるんだろ? ってのを期待してるんだとしたらキッ
パリ言っておくけどそれも無いな。殺風景なもんさ。そんなわかりやすい萌え要素も、
宇宙人以下略同様にレアな存在だってことにも最近気付いた。
まあ、本当は気付いていたんだろう。ただ気付きたくなかっただけなんだ。
俺は自分の周りに、そういう漫画チックな事件が起こることを期待してたのさ。
ある日突然、自分はジャンヌダルクの生まれ変わりだと告げられるとか、あるいは、
光の園の住人が空から降って来て、それまであまり親しくもなかったクラスメイトとふ
たりで戦わなきゃいけなくなるとか、もうちょっと現実的なセンでは、一人暮らしを始
めるつもりが悪徳不動産に騙されて、学校一の美少年と同棲するハメになるのもいい。
しかし、現実ってのは意外と厳しい。
せめて曲がり角で転校生と激突するくらいならあってもいいじゃないかと思いつつ、
当然ながらそのどれもが起こらなかった。
中学生活も残すところあと一年になって、そろそろ 進路の事も考え始めないといけな
い折、俺の成績に不安を持った母さんが、無理矢理学習塾に叩き込んでくれた。実は今
はそこに向かってるとこなんだ。
自転車を停め、乱れたポニーテールを手で適当に撫で付ける。
このポニーテールは、昔好きだったいとこのお兄さんが、一番似合うって言ってくれ
たもの。そのお兄さんは、ろくでもない女と駆け落ちしちまったけど。
そうやって俺は大して行きたくも無い学習塾に行き―。
佐々木と、出会った。
154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:30:38 fYYNbuEi
>>151
いや、人さらいの共犯やカマドウマ送ってくるような連中の仲間と一緒に居ろとは言えんだろうさ。
「俺が一緒に居てやるから」と言えばこのスレでは神だったんだろうがw
>>153
是非続きを希望。
155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:35:24 jpJtuqeN
>>150
これかな?
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:40:16 a/lETS29
>>154
俺が言いたかったのはキョンに2つ目の台詞で「高校に友達がいない」と言うことに気付いてあげなよ!
ってこと。
どんな人でもそばにいてくれる人間を引き離しちゃ可哀相だよ。
幸い橘たちは佐々木にとって「敵じゃない」と語ってるし、
キョンがここで「友達なら俺がいる」的な台詞があれば別だが…
157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:40:33 CAm/ebj3
>>151
あれはさすがに仕方ない希ガス
裏SOS団は博士君の殺人未遂とか結構やばいことしてるからな
>>153
ちょw
なんという生殺しエンド…
158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:43:42 qYvHc0Hz
>>156
あれ、カマドウマって昆布の仕業だったっけ?
159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:46:52 WzlIUUPg
カマドウマはどっちかっていうと情報統合思念体の親戚。
160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:49:45 GjqHRGeE
>>156
あれ彼女なりの精いっぱいのSOSだよね?
キョンは気付いてて動揺してると期待してんだけど・・・
161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:56:50 zNXTEgEa
キョン子はエロパロ板の キョンの消失 を参考にしてみればいいとオモタ
162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 18:58:24 zjZbDa96
友達がいないって事が事実だとしたらSOS団に入る可能性もあるってわけか
それはそれでラブコメなハイスクールライフになるな
163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 19:01:13 a/lETS29
何にせよ驚愕を読んでからでないと推測はどこまで行っても推測だからな…
>>160
>>157のように裏SOS団はキョンにとっては佐々木以外危険な連中と認識してるから
気付いてても彼らの存在が大きかったから気に留める余裕が無かったのかもな
164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 19:09:31 AODp3fKD
佐々木もキョンを理解してるなら、
そろそろ正面突破しないとハルヒと同じ土俵には上がれないと
わかっていそうな気がするな。
165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 19:17:12 GjqHRGeE
キョンが欲しいのか、キョンと築いたような友人関係が欲しいのか
こればかりは続きを読まない限りはわからんね
前者の方が破壊力あって面白そうなんだがな
166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 19:32:02 7SYikW1k
前者だったらヤンデレになりそうな悪寒
167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:00:58 zs6IIISn
SS書いてて佐々木の呼称が解らず混乱して来たので個人的にまとめてみた
ただし分裂が手元に無いので間違いあったら訂正頼む
佐々木 私(ただし男性に対しては「僕」)
キョン キョン(時々キミ――漢字ではないのがミソ)
ハルヒ 涼宮さん
朝比奈 朝比奈さん
長門 長門さん
古泉 古泉
橘 橘さん
周防九曜 周防さん(九曜さんだったかも?)
パンジー 藤原(くん付けだったかどうかウロ覚え)
喜緑 喜緑さん
須藤 須藤
中河 中河
国木田 国木田
女性に対しては姓で呼ぶ事がほとんどっぽい。
男性に対しては中学時代の呼び名(須藤)がとか呼び捨てなので基本的に姓のみの呼び捨てなイメージがある
また「佐々木ならこう呼ぶだろう」という妄想も入ってる
168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:04:24 WHjDvBsS
>>167
パンジーは「彼」だったような…でも手元に無いから分からんw
169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:08:21 CAm/ebj3
>>167
「古泉」にちょっと違和感があるな
170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:26:43 HuZ6gYbh
>>167 藤原とは呼んでないはず。
でも男はキョン以外は基本呼び捨てっぽいね。
171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:32:54 h7KgWBhS
今さっき気づいたがパンジーの一人称って「僕」だったんだな。
てっきり「俺」かと思ってたぜ。
172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:45:01 qYvHc0Hz
>>171
●<僕もですね。やはり本質が同じだからでしょうか。アッー!!
173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 20:49:03 u/tYXSzH
俺が幻視したところによると
「ええと、古泉君・・・だったかな?」
「ああ、僕の名前を覚えていてくれましたか。彼と涼宮さん以外は
その他大勢と思われているのではないかと、ちょっと心配してたんですよ」
「くっくっ、僕もすべてを聞いているわけではないけど、君たち全員が驚く
べきプロフィールの持ち主だとは知っているからね。関係者の名前と顔
はきちんと覚えておこうと、それなりに努力をしているよ」
「ご協力感謝します、佐々木さん」
「それで、要件はなにかな、古泉君?」
とかだと思う。
174:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:01:03 CAm/ebj3
>>173
やっぱり君付けの方がしっくりくるな
175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:15:23 5A0F2z5y
佐々木は中学時代、友達いなかったわけではないよな
キョンは俺なんかよりよっぽど社交的だったと言ってるし
男子が多い私立に行ったせいで孤立したんだか?その辺よう分からんのだが
176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:23:14 h7KgWBhS
あまりの美貌に誰も近づけなかったに一票。
177:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:23:28 HRtPeljX
>>175
キョンという精神安定剤がなくなったから本音隠した上手なコミニケーションできなくなったか
気負わずに話せる相手がいなくて精神的に孤立してるとか
俺はこのどっちかだと思ってる
178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:23:51 qYvHc0Hz
男子の多い私立でフラグをバキボキ折ったから孤立したに一票
179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:25:03 0ggQmAz0
URLリンク(up2.viploader.net)
URLリンク(up2.viploader.net)
URLリンク(up2.viploader.net)
既出?
180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:26:28 Ibpa2PSC
>>179
一万年と二千年前から既出
181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:28:26 9GfaJI1F
中学と比べたら高校って良くも悪くも他人行儀じゃないか
中学くらいなら学年全体の顔と名前を把握してる人間は結構いるだろうが
高校で自分の学年全体の顔と名前を把握してる人間なんてまずおらんだろう
部活つながり地元つながり友達の友達つながり以外で他のクラスの人間とつながり持てる機会は少ない
佐々木の場合まずクラスの女子と馴染めなかったんじゃないかね
女子が少ないクラスだとまあ確実に女子は固まるので、そこに馴染めない女子は孤立あるのみ
部活もやってないなら完全封鎖
その上男を振りまくったときたら誰も寄ってこない希ガス
182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:32:18 9GfaJI1F
ageてしまった
つーかハルヒにしても佐々木にしても基本的に孤立してる子なのな
神様は孤高なのか
183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:34:03 AhNWzt6b
佐々木ぐらい聡いなら余計な衝突を回避するための
社交辞令的な付き合いぐらいはあるだろう
けどそれは上辺だけだから分裂でのキョンに言ったあのセリフが出てくる
と、言ってみる
184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:36:38 qYvHc0Hz
>>181
補足して言うと、
やっぱり序盤で仲良しグループが決まるから、そのグループに入れないor入らないと孤立
そういう意味では佐々木はあんまり友達を作ろうとしなかった、ってのもあるだろうな
185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:40:36 5A0F2z5y
>>181
あぁなるほどね。納得しますた。
余談だが、高校での孤立状態で寂しい思いをして、正月にキョンから届いた
年賀状を見て佐々木は初めて自分の気持ちに気付いた、という妄想が浮かんでしまった。
186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:47:04 GjqHRGeE
孤高が心地よい時なんてのもあったりするよな(遠い目)
まあなんだ、その
佐々木ほっとけないよ佐々木
187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 21:48:52 XXQFB7n5
>>179
これが既出なのはとっくとっくだが、この続きってあるのか?
そっちが気になる。
188:名無しさん@お腹いっぱい
07/05/16 21:52:34 5fT6Bxpj
佐々木かわいいよ佐々木
189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:05:17 J+DbpKFa
佐々木は孤独なんかじゃない!俺たちやキョンがいるじゃないくぁwせdrftgyふじこlp:ポワァーオグチョグチョ
190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:05:36 XXQFB7n5
>>187
一番最後の数字を変えたら続きが見れるかと思って試してみたら、とんでも
ないものが映ってたorz ホントあぷろだはカオスな空間だよな。
191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:13:06 7SYikW1k
>>187
続きはまだないな
192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:15:28 mCvCA4HE
ミヨキチスレ立ったみたいだけど、過疎ってるな。
佐々木や橘みたいにイラストでも出てくれればな。
イラストの効果は大きいと思うよ。
193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:33:43 Ao/aXewp
>>190
確かにカオスだが、469820、469822あたりは、当たらずも遠からず。
194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:47:44 NxU/Xli+
>>183
同意。キョンほど話の合うヤツがいないという程度の意味ジャマイカ
195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 22:55:32 oTBIEBnS
>>185
俺がんばってそれSSにしてみるよ
196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:09:46 wM/XGzYi
前スレ883に捧ぐ^^;
URLリンク(akm.cx)
……すいません
早すぎて流れ読めてない、てか乗れてませんorz
197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:11:02 C5xzQ9pD
>>195に期待
198:名無しさん@お腹いっぱい
07/05/16 23:14:18 5fT6Bxpj
>>195
wktk
199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:15:35 WHjDvBsS
>>196
色々な意味で上手いw
200:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:19:56 GCLId8Gg
浪人生で勉強に励んでるのにお前はニートだと言われて俺の脳内佐々木シミュレーターが早速作動した。
「キミもNEETの意味を間違えているようだね。いいかい、そもそもNEETというものはイギリスから輸入された言葉でその由来は
『Not in Education,Employment or Training』…の頭文字からとってNEETと呼ばれている。
直訳すると就業、就学、職業訓練のいづれもしてない人となるわけだけど、残念ながら
僕はきちんとバイトもしているし勉学も怠ってはいない、つまりNEETではないということだ。
確かに最近の日本ではイギリスで用いられるよりもはるかに対象となる範囲、定義が広がっていて、
単に無職であったりヒマが多そうに見られるだけでニートと揶揄されるようになっているように見受けられる。
だけど僕は自分がニートだと言われること、いやそれ以上に
そんな本来の意味から大きく逸脱した用法を親友が使うのを黙って見過ごしてはおけない。
キミも大学で高等教育を受ける身で経済学部在籍なのだから、
この程度の現代用語はきちんと把握していてもらいたいものだよ。この機会に一度学び直してみるといい。」
201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:21:38 vHzWnR2X
>>196
これはかわいいww
202:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:23:14 CAm/ebj3
>>196
すごいなw
>>200
すごく勉強になりますた…
203:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:42:39 AhNWzt6b
キョン子投下しますよ?
204:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:43:28 WHjDvBsS
どうぞお構いなく
205:流様が見ている
07/05/16 23:43:49 AhNWzt6b
さて、男性諸氏よ。質問がある。
ある朝、自分の息子がきれいさっぱりなくなってたらどうだ。
この場合の息子とは一親等ではなく自分の体二親等付属する分身だ。
男のシンボルである。それがなくなっているのだ。
これは恐怖以外のなにものではない。
人によっては喜ぶ奴もいるかもしれない。性同一性障害なんてのもあるしな。
しかし俺は健常な男だ。どノーマルだ。
モロッコに行ってもないのに性転換される覚えはない。
こんなことをする奴はあいつしかいない。
ハルヒだ。
『流様が見ている』
「おっき………!キョン………ん」
なんだか甲高い声が頭の上に降り注ぐ。もう少し寝かせてくれ。
昨日は本当にいろいろ大変だったんだ。そして今日の危険値も絶賛上昇中なのは確実なんだ。
少しは兄の苦労も察しておくれ。
「キョ………てー」タッタッタ
ふう、飽きたみたいだな。
朝の惰眠はなにものにもまさる。勝利を噛みしめながらまた、寝ようとしたら
「キョン子ちゃーーーん!」
ハッ! ドサッ!
ベッドから転がり落ちて緊急回避した。
妹よ。フライングボディプレスはないんじゃないかな?
そんな起こし方では逆に永眠しかねないぞ。もっと優しい起こし方にしてくれ。
「にゃははははー。起きたよー」
聞いちゃいねー。
はあ、とにかく起きるか。
ベッドから転がり落ちた体制から立ち上がった。
「?」
変だ。自分の部屋に違和感を感じる。
なんだか全てが大きく感じる。なぜだ?
頭と肩も重いし。まだ寝ぼけているようだ。顔を洗って目を覚まそう。
洗面台まで来た俺の目の前には見たことのない長髪の美少女がいる。
おかしい。俺は同居イベントなんてフラグを立てた覚えはないぞ。
それに今俺は洗面台の前に立っているんだ。だから洗面台の鏡には俺が映っているはずなのに見知らぬ美少
女が俺と同じ寝間着を着てこっちを見つめている。
寝間着のサイズが合っていないからいわゆるダボダボパジャマ状態だ。
なんか萌えるなと思ったら少女の頬が赤くなった。
とりあえず右手をあげて挨拶だ。
「よう」
同時に少女も左手をあげた。
「…………」
ラジオ体操第二ー。
ちゃんちゃららー
「うるさいわよー。暴れてないで早くしなさい!」
しまった。やりすぎた。
うん、トイレ行こうトイレ。
・
・
・
・
206:流様が見ている
07/05/16 23:46:01 AhNWzt6b
・
・
・
「…………………………………………………………………………………………」
せーの
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」
「さっきからうるさいわよー!」
落ち着け俺!
もう一度確認するんだ。
おっぱい、ボイーン!
マイサン、ナイーン(涙
ぐ、これはどういうことだ。俺の身に何が起きた。
俺は過去最大の混乱の中にいる。いったいどうすればいいんだ?
「早くしなさーい。遅刻するわよー」
まずい。お袋が呼んでる。
息子がいきなり娘になったなんてどう説明する。いや、説明したって理解づきないぞ。
そもそも俺も何が何だか分からん。
混乱していると。
「キョン子ちゃん、早くー」
妹がヒョコッと顔を出し俺の手を引いて居間に連れられた。
キョン子ちゃん?俺のことか?
「やっときた。早く食べなさい」
お袋も妹も普通にしている。どういうことだ?
さっきから俺の頭の上にクエスチョンマークが量産されている。
グーー
ああ、もう!腹が減っているのは確かだ。目の前の朝食をかたづけよう。
朝食を終えて自室に戻った俺は違和感の原因が分かった。
背が縮んだからまわりが大きく見えるのだ。
そして本来ブレザーが架かっているハンガーには北高のセーラー服が架かっていた。
俺にあれを着ろと言うのか?しかし、探してもブレザーは出てこない。
私服で学校に行くわけにはいくまい。
やむなく俺はセーラー服に袖を通した。
「いってきます」
足がスースーする。なんだか心許ないな。
家を出ようとしたところ
「ちょっと待ちなさい。髪止めしてないでしょ」
お袋に呼び止められた。
「後ろ向きなさい」
言われるままにする。
髪をいじられてなんだか背中がこそばゆい。
「よし!いってらっしゃい」
通学途中なんだかチラチラ視線を感じる。恥ずかしいな。
やっぱり変なのだろうか?
くそ!なんでこんな目に遭うんだ。なんだか腹が立ってきた。
長門か古泉ならなにか知っているだろう。北高に行ってあいつらに話しを聞かなければ。
俺は坂を駆け上がろうとしたところ
「よーっす!おはようキョン子」
谷口に声を掛けられた。やはりこいつも俺が女になったのになんの反応も示さず
「今日もお前は可愛いな」と言ってきた。
207:流様が見ている
07/05/16 23:48:15 AhNWzt6b
ゾワワワワーッと全身に鳥肌が立った。
やめろ。お前にそんなこと言われても気持ち悪いだけだ。
「俺は本来のことを言ったまでさ」
だからやめろって。歯を輝かせてもお前じゃ無駄だ。
様にならん。
「相変わらずのツンぶりだなー。いつになったらデレるんだ?」
なんで俺がデレなきゃいかんのだ。そういうのはハルヒ担当だろ。
「またハルヒか。お前らおかしいぞ女同士で」
う!谷口から負のオーラが出始めた。
ええい!今の谷口は危険だ。いや、前から危険だったが今や俺の身が危うい。
とにかく逃げるぞ。俺は脱兎の如く走りだした。
「ああ!待ってくれキョン子ーー」
教室にはすでにハルヒがいた。いつものごとくハルヒの前に座る
「おはようキョン子」
やっぱりお前もかハルヒ。
しかしハルヒがこの異常に気付いていないのは不幸中の幸いか。
「おはよう」
挨拶だけは返してこれからのことを考える。
長門と古泉と話し合わねば。
「あんたってポニー好きよねー」
ハルヒが俺の髪をいじりながら言ってきた。
「………まあ、否定はしないが」
「あたしにもポニー勧めたもんねー。でもやっぱりあんたの方が似合ってるわよ」
なんか複雑だ。自分がポニーが似合うようになるとはな。
ハルヒはホームルームが始まるやで俺の髪をいじっていた。
昼休み
俺はすぐに文芸部室に行った。そこにはハルヒ以外のSOS団員が揃っていた。
「来ましたね」
なんでこいつらはもう既にいるんだ。俺だって授業が終わったらすぐにすっ飛んできたのに。
それよりも
「お前らはわかるのか」
まずは確認だ。
古泉は朝比奈さんに目配せして、朝比奈さんがうなずいた。
朝比奈さんが手鏡を俺の前に差し出した。
鏡の中にはポニーテールの美少女がいる。間違いなく俺だ。
「あなたが男性から女性に変わったということですね。もちろん理解に及んでいます」
他の奴らは普通にしていたぞ。
「おそらく僕達以外は気付くことは出来ないでしょう。夏の時と同じです。」
「原因はやっぱり……」
「涼宮さんでしょう」
なんであいつは次から次へと問題を起こす。
俺を女にして何がしたい。
「涼宮さんだけが原因ではありませんよ。佐々木さんも原因です。昨日のことを思い出してください」
・
・
・
208:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:50:52 WHjDvBsS
支援
209:流様が見ている
07/05/16 23:51:18 AhNWzt6b
「僕はキョンが好きだ」
休日のいつものSOS団不思議探索の途中現われた佐々木は話しがあると言うのでハルヒは探索を中止し、
みんなを駅前の喫茶店に集めた。
そこで佐々木は爆弾を落とした。
ちなみに今日は佐々木は一人だ。無機物宇宙人やいけすかない未来人や誘拐超能力者はいない。
「な、なんですって?」
「聞こえなかった?私はキョンが好きだと言ったの。」
佐々木のいきなりの告白にハルヒは驚愕している。ポカーンと口を開けている。顎でも外れたか。
古泉は青ざめている。冷や汗なんかも垂らしているな。
朝比奈さんはおろおろしている。俺とハルヒと佐々木の間に視線を行ったり来たりだ。
長門は佐々木を見つめ続けている。無表情ではない、俺でも読み取れない感情を表している。
佐々木はいたって冷静だ。告白したと言うのに顔を赤らめることもない。
俺は仮にも、いやいや、大多数に可愛いと評される女の子から告白されたんだから普通は嬉しいと思うはず
なんだが、今ここから逃げ出したい気分だ。
なんだ、この空気は生きた心地がしない。
「そ、そんなのダメよSOS団員はね、恋愛禁止なのよ。風紀乱すような真似は見逃せないわ!」
「そうなのかい?」
なんでそこで俺に聞く。そんなこと俺は初耳だぞ。
それに佐々木よ、お前は恋愛感情なんて精神病とか言ってなかったか。
「言ってたよ。確かに精神病だ。なんせ寝ても覚めてもキミのことばかり思ってしまう。キミのことが頭か
ら離れないんだ。これはもはや病気と言う以外ないだろう」
臆面もなく言い切った。
「病気なら治さないといけない。この症状は成就させるにしても失恋させるにしても感情の昇華が最も効果
的らしい。そして有効な手段が直接の告白だと僕は結論づけた」
だからってなんでみんながいるこの場でするんだよ。普通は呼び出したりして二人きりにしたりするだろ。
「この問題は僕とキョンの二人だけでのものではないと判断したからね。」
どういう意味だよそれは。
「つまり結果は問わず告白することが目的だったわけね」
ハルヒが割り込んできた。
お前さっきから反応しすぎだぞ。
「当たり前でしょう。団長として団内の風紀が乱れようとしているのは見逃せないわよ」
なんだよ。さっきからその風紀の乱れっていうは。
「冷静を装っているがこれでもあまり余裕がなくてね、妙なことを口走ってしまうかもしれないよ」
佐々木、お前もいきなり割り込んでくるのか。
210:流様が見ている
07/05/16 23:52:24 AhNWzt6b
「例えばそうだね。キョンとキスがしたいとか」
ブッ!
「二人きりで睦言を囁きあったりね。」
………………………………………………………………………………………………………………………………
完全に空気が凍り付いた。
なんてことを言ってくれるんだ。本来なら嬉しいはずなのに今は針のむしろだ。
「だから…そんなの認められないわ!」
「なんで?風紀が乱れるから?」
「そうよ」
ふむ、と佐々木は間をあけてハルヒを見据える。
「それはキョンが信用できないというわけね」
「そんなこと言ってないわよ!」
ヤバイ、さらに悪い方向に行きそうだ。
「私にはそのように聞こえる。仮に僕とキョンが交際関係になったとしてもSOS団の活動にはたいした影
響はないはず。私とキョンは学校が違うから平日会うなんてことはなかなか出来ないし。私は塾に通ってい
る。休日もたまにしか会うことしか出来ない。それにキョンの性格からして誰かと交際関係だとしても相手
がいない時は通常と変わらないはず。違う?」
「それは……そうだろうけど」
佐々木は一気にまくし立てハルヒは気圧された。
「あんたはどうなのよ」
俺か?
「そうよ。あんたは佐々木さんと付き合いたいの?」
「そうだね。一番肝心なのはキョンの気持ちだ。僕達が議論してもキョンにその気がなかったら一人相撲だ」
いや、俺はだな。
佐々木のことは嫌いではない。どちらかというと好きだ。
でもそれは恋愛感情かと言われると分からん。親友としての好意はあるがそれ以上は自分でも判断つかん。
自分でも情けないと思っているさ。でもいきなり答えを出すことなんて出来ないぞ。
「ふむ、確かにいきなりすぎた。今ここで結論を出そうとしてもろくな結果はでないだろう。ここは時間を
置くのが懸命だ」
佐々木は立ち上がってハルヒに
「ここは私が払うから。涼宮さん寛大な判断を期待するね。キョン、僕にとっては一大事だよく考えた上で
答えを出してくれ。そうすればどんな結果だろうと僕は受け止められる」
そう言った後他の三人を見回して
「失礼するよ」
長門はぼーっと、朝比奈さんは「あ、どうも」と、古泉は会釈を、三者三様の見送りをした。
ハルヒと俺は黙っているしかできなかった。
・
・
・
はい、回想終了。
211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:53:44 GA0gDGFK
援護射撃よーい・・・てぇーーー!!
212:流様が見ている
07/05/16 23:54:22 AhNWzt6b
「もしかしてあの佐々木の告白が俺を女にした原因だとでもいうのか」
「そうとしか考えられません」
んなアホな。どうして告白されたから女にならんといけないんだ。
「おそらくは涼宮さんはあなたが女性であれば佐々木さんと交際することはないと判断したのでしょう」
どうしてそうなるんだ、ハルヒ。
「それにちょっと待て、それだったら中川の時には長門が男になっていないとおかしいぞ」
「本気で言っているんですか?」
なぜか古泉は驚いた様子だ。的外れなことは言ってないはずたが。
「長門さんの時とは状況が全く違います。涼宮さんにとって昨日のことは非常にストレスとなりました。昨
日は閉鎖空間が大量発生しました。この意味が分かりますね」
いや、分からん。何が言いたい。
「はぁ」と三人がため息をついた。
「まさかこれほどまでとは」
「キョン君、いくらなんでもひどすぎます」
「鈍感」
なんなんだ。揃いも揃って。意味が分からん。
「自業自得と言ったところです」
ハルヒがやったことだろ。俺は何もしていないぞ。
「その何もしないということが問題なのですが」
わけの分からんことを言って。
とにかく俺は元に戻れるのか。
「それは大丈夫でしょう。おそらく一時的なものだと思われます」
そうか良かった。で、どれくらいなんだ。
「分かりません」
「はあ?分かりませんって」
「涼宮ハルヒは混乱している。涼宮ハルヒの精神が安定するまでと推測する」
つまりハルヒが落ち着くまでってことか。
「そう」
「まあ、早く戻りたいなら佐々木さんとのことをすぐに決着をつけることですね。涼宮さんは断って欲しい
と思っていますが、こんなことをしてまで交際を認めないことはないでしょう。あなたが出した結論ならど
んな結果でも涼宮さんはあなたの意志を尊重しますよ。それに僕にとってはあなたが男性か女性かはどちら
でもいいことですから」
おま、最後のは余計だ。俺にとっては一大事だ。男の尊厳がかかっているんだ。
「でも今は女の子なんですよね。キョン君…じゃなくて今はキョン子ちゃんですね。うふ、とっても可愛い
ですよ。」
「ユニーク」
長門、朝比奈さん、あなたたちも他人事ですか。
ガクリ
213:流様が見ている
07/05/16 23:56:20 AhNWzt6b
放課後
俺はハルヒによって強制的にチャイナに着替えさせられた。どうやら朝比奈さんと並ぶコスプレ要員らしい。
朝比奈さんはいつものメイド服で給仕をしてくださる。長門もいつものごとく本の虫。ハルヒはネットサー
フィン。俺は古泉と軍艦ゲーム。
俺が女という以外は変化の特にないいつものSOS団だった。
パタンと長門のいつもの帰る合図。
「よし、帰るわよ」
ハルヒの威勢のいい掛け声とともに俺はいつものごとく朝比奈さんの着替えを目撃しないよう部室を出よう
としたら
「ちょっとキョン子、どこ行くの。そのままの格好で帰るの?」
あ、そうだった。チャイナのままだった。朝比奈さん先に着替えて下さい。俺はその後で。
「何言ってんの。一緒に着替えちゃいなさい。時間がもったいないでしょ」
なんてことを言う。俺と朝比奈さんが一緒は問題あるだろう。
「わけ分かんないこと言うわね。女同士問題なんてあるわけないじゃない。ほら、さっさと着替えちゃいな
さい」
うわ!止めろ!自分でやるから!
ハルヒは俺に絡み付いてきた。
結局、俺がハルヒのセクハラと格闘している間に朝比奈さんは着替え終えていた。
俺はハルヒの相手に必死で見ることは出来なかった。いや、別に見たかったわけではないぞ。
帰り道、俺はハルヒと一緒だった。
ハルヒやけに俺にベタついてくる。こいつは朝比奈さんにたいしても同じことをしているな。
「へへー、女同士の特権ね。男だったら出来やしないわ」
そりゃそうだ。男だったらセクハラで訴えられるぞ。
「ふふん、あんた気を付けなさいよ。口調はおかしいけどモテるからね。ぼーっとしてると襲われるわよ。
さっさと彼氏でも作って守ってもらいなさい。古泉くんとかはどう?」
なんで古泉が出てくる。気持ち悪い。男と付き合う趣味なんてないぞ。
「だってキョン子、古泉くんと仲いいじゃない」
仲いいの意味が違うぞ。
それにお前こそどうなんだよ。
「あたしはいいのよ。それより本当に彼氏作る気ないの?」
ああ、ない。プランクスケールほどもない。
「そっか……だったらさ、あ、あたしがずっと守ってあげようか」
「は?」
「あ!い、いや、な、なんでもない!」
ハルヒ、顔が赤いぞ。うつむいててもよく分かる。耳が赤い。
「うー、それじゃあね」
カールルイスも真っ青な勢いで走り去って行った。
214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/16 23:59:39 7SYikW1k
支援~
215:流様が見ている
07/05/17 00:02:08 qRRDhCWm
異変は翌日にも起きた。
谷口はうっとおしく、国木田は変わりなく、男子の視線を感じる以外の変化はない。
そして放課後事態が悪化していることに気付いた。
『流様が見ている』
部室のドアをノックすらと
「はぁーい、着替え中でーす」と朝比奈さんの返事があった。
暫く待つと入ってよしとの合図があったので中に入った。
長門とメイドの朝比奈さんがいらっしゃった。
「あ、キョン子ちゃんでしたか。それだったらすぐに入ってもよかったのに」
朝比奈さん冗談でもよして下さい。俺、男なんですから。
「あ!そうでした。なんであんなこと言ったんだろう?」
朝比奈さんは首を傾げている。
長門が顔を上げこっちを見た。
「どうした」
コンコンとノックの音がした。
「はぁーい。どうぞー」
古泉が来たか。
「おや、キョン子さんはまだ着替えていませんね。失礼しました。外で待ってます」
待て古泉。面白くないぞ、そのジョークは。
なんで俺がコスプレするのがデフォルトなんだ。
「いえ、昨日は……?」
古泉も首を傾げた。
妙だ。おかしいぞ。
「私達にも記憶の改竄の兆候が見られる」
長門それはどういうことだ。
「あなたが男性体であったという事実が塗り替えられようとしている。このままではあなたがもとから女性
体であることになる」
それは俺が完全に女になると言うことか。
「そう、あなたが男性体に戻ることが出来なくなる」
それは困る。どうしてそんなことになっているんだ。時間が経てば元に戻るじゃなかったのか。
「涼宮さんの心境が変化したのでしょう。あなたが女性のままでもいいと。昨日の今日のことです、心当た
りはありませんか?」
心当たりか、何がある?
あったのか?そんなことが
『守ってあげようか』
「あ!」「あるようですね」
どうすればいいんだ。俺は嫌だぞ女のままなんて。
「解決するには佐々木さんとのことを決着つけるしかないでしょうね。それも早急に。でなければあなたは
ずっと女性のままです」
結局それかよ。まだなんも答えなんて出てないぞ。昨日はそれどころではなかったからな。
「はじめに言っておきます。この件は僕達は手出し出来ません。あなたの問題です」
冷たいな。俺が女のままでもいいのか。
「そうですね。世界改変に比べれば微々たるものです」うわ!本気で言ってるな
「長門!」「問題ない」
こっちは問題大有りだ。
「朝比奈さん。未来の俺は男ですよね」こんな質問する奴は古今東西俺以外いないだろな。
「えーと、分かりません。でも大丈夫ですよ。キョン子ちゃん可愛いから、安心して下さい。きっと上手く
いきます」
それ、全然大丈夫でもないし、安心なんて出来ません。
216:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:02:59 F+lJhNn8
支援
217:流様が見ている
07/05/17 00:04:52 AhNWzt6b
とりあえずここまで
続きは明日以降
キョンフィルターがブッ壊れてるのは勘弁
218:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:06:35 vU6occZ0
>>217
乙です.
このあと,佐々木サマがどの要に絡んでくるかが見ものですね.
219:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:07:45 K3WsRM/2
各キャラの反応とか、それに対するキョン子ツッコミで意外にも面白かったな。
佐々木との絡みも楽しみ
220:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:08:16 Ibpa2PSC
>>217
何という焦らし・・・ビクビクッ
221:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:08:45 7SYikW1k
>>217
GJ!
まさかこの後の展開って佐々木とゆr(ry
222:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:08:51 xr+4vMhD
>>217
乙です。
次も期待してますよー。
キョン子が可愛くてよかったです。
ガチで戻らなくても良いかもw
223:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:09:37 +Fmj7HSO
>>217
wktk
ところで佐々木のセリフに「私」と「僕」が混同してるのは意図的かい?
224:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:11:30 seQuRbqB
>>217
乙、
この先は百合百合な展開希望w
225:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:13:14 4oHxEKfY
>>217
乙~
キョン子はなんか見てて飽きないなw
それにハルヒとかのキャラがらしくていい
この後佐々木とどう絡むのかwktk!
226:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:13:47 vU6occZ0
百合といえばきょこたんの出番ですよ
227:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:16:01 seQuRbqB
>>226
ああ、これみたいな?
URLリンク(gazoubbs.com)
228:流様が見ている
07/05/17 00:17:40 qRRDhCWm
みなさんありがとう
>>223
一応キョンに対してしゃべっているのと
ハルヒに対してしゃべっているのをと区別しながらやりましたんよ
ハルヒに対しては一応女口調にしているつもり
229:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:23:40 G/Mhd1uC
てか橘不便だなw
せっかくの百合要員なのに役をキョン子に持ってかれてるw
230:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:31:41 seQuRbqB
>>229
それに嫉妬する橘って事?w
231:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:32:59 u3ogpaP1
>>228
GJ!
キョン→キョン子か。いいね。そして今後絡んでくるであろう
佐々木さんに期待大。
どうでもいいがSS投下人の妄言。
キョン→キョン子の変化モノならまだしもデフォをキョン子に
すると百合にでもしない限り相手に困る。
男版佐々木が(●属性はないが)古泉みたいになってしまった俺を、
誰か射殺してくれ。
232:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:36:09 +Fmj7HSO
>>228が以下のどちらの派閥に属するかで今度のキョン子の展開が変わるだろうな
キョン×橘 派閥→キョンさんが女の人でも私は一向に構いません!!
佐々木×橘 派閥→キョンさんが女の人になった以上、佐々木さんは私が幸せに!
・・・あれ? 結局ガチ百合は変わらないのか??
233:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:40:07 ai/8oKbg
京子 VS キョン子 でキャットファイトが始まります
234:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 00:40:36 2JH8Bz+i
ハルヒと佐々木が友達になりますように
235:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 01:57:21 uAWidUF+
>>217
な、なんという華麗な焦らしか……
最初、タイトルの意味わかんなくてなんだろうと思ってた。
これで、佐々木が男だったら、すごいなぁ。
>>231
それは仕方がない、女性だからキャラ立ちするんであって、あの口調で男だったら、
古泉と被るのは避けられん。
236:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 02:15:19 rNA0ERe0
女でもキョンって敬称で通せそうな感じがするな
237:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 02:15:29 5JWaqMjm
というかだな、どっからどう見てもキャラがかぶってるのに
男性だとあそこまでひどい扱いで、女性だと親友扱いで自転車二人乗りですか
なんて………男女差別
といいつつ、俺は佐々木はいいが古泉イラネとか思ってるがw
238:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 03:44:34 uAWidUF+
>>63
そのネタいただいた。
というわけで、SS投下、3レス予定
239:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 03:47:39 1N3ooSOQ
それだけに(ごく少数の)親友古泉SSが心に沁みるんジャマイカw
240:ハッピー・ウェディング 1/3
07/05/17 03:47:55 uAWidUF+
あれはたしか、金曜の夕方の事だった。
「なぁ、佐々木。今日、放課後空いてるか」
キョンがそう言ってやって来た。特に差し迫った用事はない、キミの誘いなら喜んで応じるよ。
内心のノイズを押さえつけて、そう微笑した。
キキキキキョンが、デデデデデデート、これってデートの誘いだよね、どうしよう。家に戻る
時間あるのかなぁ。やだなぁ、今日、髪のセットいまいちだし、でも断わるわけにはいかない
よぉ。もう、今世紀中はないかもしれないチャンスだし。
「そうか、実はな、俺の従兄弟がこっちに来ててな。うん、この間、結婚したんだわ」
それはおめでたいね、ん、ということは親戚の集まりなのかい? 僕のような部外者が顔を
出していいものなのかな?
まさか、ご親戚に私を紹介してくれる? ご両親を飛び越えて? 当然、私を連れて行けば、
親戚のおじさん、おばさんが黙ってはいないはずだ。キョン、わかってるのかな? 分かって
るんだよね? や~~ん、照れちゃうなぁ。
「ほぉ、こんな可愛らしい彼女を連れてくるなんて、キョンもやるもんだ」とか
「こんなお若いのに、もうご結婚決めているの?」とか
「こりゃ、良くできたお嬢さんだ、キョン、ちゃんとツバつけとけよ」
とか言われちゃったりして~~。なぁ~~~んて、うふ、うふふふふふふふふ。
ふは、やばい、ノイズに飲み込まれてしまった。む、キョンはまだ不審がってない、大丈夫。
ばれてない、ばれてない。
「それは問題ない。式と披露宴自体は、田舎でもう済ましているんだ。今日のは、こっちの
友人連中を集めた披露宴二次会part2みたいなパーティらしい」
二次会part2なら、三次会ではないのか?
「まぁ実際に披露宴というわけじゃないからな。一次会がないわけだし、二次会自体も田舎で、
もうやってるわけだ。洒落っ気なんだろ、よくわからんが。とりあえずな、そのパーティに俺と
妹が呼ばれてたんだ。ところが妹のヤツが今日になって熱出しちゃってな」
おや、それは可哀想に。で、僕は妹さんの代役という訳か。
「ま、そういうわけだ」
なるほど、わかったよ、お兄ちゃん。いや、妹さんはキョンくんだったか。
「お兄ちゃんって、なんだよ」
照れるなよ、妹役をやるのだろう、お兄ちゃん。
うぅ、なんか特殊なプレイみたいだよお。お兄ちゃんっていうと、キョンが照れて、可愛い。
妹さん、キョンくんって呼んでたし、呼ばれ慣れてなくて、変な感じなんだね。
う~~ん、キョンの可愛いポイント、一個発見だよお。
「違うわっ!! パーティ自体は立食式で、従兄弟の会社の人とか、お嫁さんの会社の人とかが
来る、オープンなものなんだよ。チケット制で、ご祝儀も基本的には取らないしな、まぁそんで
妹の分のチケットがあまったんだ、払い戻しなんかできねぇしさ、それでタダ飯を喰いにいか
ねぇかと、そういうことだ」
パーティに行くとなると服を着替えないとな。
「ああ、学生は、制服で大丈夫って話だったから、学校帰りに、そのまんま行くつもりだった
んだ。こっから会場までの距離を考えても着替えるのはあんまり現実的じゃない」
せめて昨日の夜にでも連絡をくれれば、できる範囲でちゃんと準備をしたものを。
まぁ、それは仕方がないか今朝までは妹さんと行くつもりだったんだものね。
「そういうことだ。で、どうする」
ひとつだけ、確認しておきたい。キミはどうして僕を誘おうと思ったんだ。後学のためにも
教えていただきたい。
いくよお、行くに決まってるじゃない。断るなんてそんなもったいないことっできないよお。
だけど、キョンは私をどう思っているの? それって重要だよお。
「いつも何かと世話になっているからな。お礼も兼ねてってとこだ。お袋がさ、誘えって、な」
なんだい、キミのアイデアじゃないのかい。落胆してしまうね。でも、キミのお母さまから
の直じきのお誘いとあらば否やはない。喜んで、同道させてもらおう。
キョンのお母さまからのご指名、ここれって、アレだよね、私とキョンのお付き合いを認め
てくれてるってことだよね。や~~ん、もうご両親公認、公認。
241:ハッピー・ウェディング 2/3
07/05/17 03:51:35 uAWidUF+
さて、そんなわけで、僕らは街へと繰り出した。急行で20分ほど、一時間ほど開場まで余裕
があったので、ふたりで、街をぶらついた。
駅ビルの百貨店で、新色のリップと簡単な花束を買い、最低限の身だしなみを整える。さて、
目当てのホテルは、このあたりでもなかなかの格式を誇るところで、距離的な関係で、僕や
キョンの家族が利用するような場所ではない。つまり、初めて入る場所である。入り口には、
ご結婚されたふたりの名前が大書された看板が掲げられていた。
私とキョンもいつかは、こんな風にみんなに祝福されてふたりだけの門出を飾るんだあ。
そんなノイズを流しっぱなしにしていたのでは、自然と頬も緩もうというものだ。
「ナニ、にやついてんだ、気色悪い」
キョンに突っ込まれた。まさか、キミとのバラ色の未来を夢見ていた、などとは言えない。
僕だって女性だからね。大勢の人間に祝福される幸せな結婚にまったく興味がないわけでは
ないのだよ。
「意外だな、そういうのは全否定だと思ってた」
何を言っているんだ、キョン。僕は生殖本能を否定したりはしないさ、本能を否定するなんて
不可能だし、意味のないことだ。本能に恋だの愛だのといった虚飾を必要以上に付けたり、
それを必要以上に礼賛する風潮や風俗を僕が評価しないだけの話だ。もちろん、ご結婚された
キミの従兄弟殿を祝福するのは当然のことだし、祝福したいと思っているよ。
「はぁ、まぁそういうもんかね」
そういうもんさ。
私の前では、あなたはもっと本能に忠実でいいと思うのよ、キョン。でも、そんな朴念仁な
あなたも大好き、私の本能はあなたに刺激されっぱなし。だけど、私にだって、少しは理想
って物がある。本能とか、口では言っているけど、動物みたいに奪われたいわけじゃあない。
やっぱり、告白は男の子の方からじゃなきゃ、ダメ。こう見えても、自分が女として、そこそこ
魅力的であることには自信がある。私を手にいれようって言うんなら、私の意地悪くらい乗り
越えてくれなきゃ、ヤダ。ふぅ、キョンってば、本当に気がついてくれないんだもんなぁ。意地
悪なのはあなたのほうよ。ホントにイケナイ人ね。そんなわけで最近は、ポリシーをねじ曲げ
ようかと悩んでしまう私なのです。
会場の入り口には本日の主役であるお二人が、僕らを迎えてくれた。新郎である、キョンの
従兄弟殿は、ミッドナイトブルーのタキシード。面立ちがちょっとキョンに似ている。血のつ
ながりを感じてしまう。新婦はパールホワイトのイブニングドレス、ベールを付ければ簡易の
ウェディングドレスといっても通りそうだ。手にはブーケを持っていた。たしか挙式は神前だと
キョンから聞いていたから、何か憧れか、余興にブーケトスでもするのだろう。
「なんだよ、キョン。こんなに可愛い彼女連れとはお前も隅におけないね」
従兄弟さんは、そんな風にキョンをからかった。よし、計画通り。
「そんなんじゃないっすよ、妹が急に来れなくなっちゃったから、無理言って来て貰ったんです」
ただ、誘われて女がこんなところについてくるなんて思うなよ、キョン。
「何を言ってるんだか、タダのお友達がこんな風に来るわけないっての、ねぇ」
最後のは僕に対する言葉だったので、曖昧に微笑んで会釈した。むふふ、意味ありげに表情
を作るのは得意なのだ。持ってきた花束を新婦に渡す。
「ありがとうございます」
新婦の人はそういって、ブーケと一緒に私の送った花も抱えてくれた。優しそうな人だ。
きっと、いい奥さんになるのだろう。
新しいお客さんが来たので、新郎と新婦はそっちと話し始めている。
「まいったなぁ、ここでもお前とのことをからかわれるとはな」
キョン、満更でもないって顔をしているね。
期待しても、いいのかな? いいよね。期待しちゃうよ、私。
「いや、そのな、こんな時にどんな顔をすればいいのか、よくわからん」
ネタかい? キョン。そうだね、笑うといいと思うよ。
「は?」
いや、いいんだ、気にしないでくれたまえ。
242:ハッピー・ウェディング 3/3
07/05/17 03:55:01 uAWidUF+
パーティは、お定まりの退屈な挨拶に幕を開け、滞りなく進行した。キョンはアレが旨かった、
コレは旨そうだと、ハチ鳥のように、テーブルを飛び回り、僕の所に料理を届けてくれたので、
退屈はしなかった。
僕のいるテーブルから、キョンが旅立って、獲物を捕って戻ってくる。その一連の流れは
否応なく、原始的な狩猟社会を想起させた。そんな風に彼の動きを目で追っていたから、僕は
気がついてしまった。彼が、誰かを捜しているということに。
最初は誰か親戚の人でも探しているのか、そう思った。だけど、彼が目を留めているのは、
新婦の友人と思しき20台前半の女性ばかりだ。
もしかして、キョンは年上趣味なんだろうか、同級生以下は彼の恋愛対象になりえないのだ
ろうか? そんな風にも思った。かすかだけれど、僕は彼の瞳に恋愛感情を見たからだ。私が
彼の瞳の中に探している気持ち、それが現われていた。なんだろう、気分、悪いな……。
ノイズを打ち消す。
それが僕の気持ちに何の関係がある。僕は僕であり、僕でしかない、彼にとっての友人
佐々木、その役割を演じきらなければならない。僕はノイズに騙されてはいけないんだ。彼を
失いたくない、彼の友達でいたいんだ。それとも、不確実な、回答権が相手にしかない、そん
な問いかけを仕掛けて、この僕にだけ許されたポジションすらも破壊するつもりなのか。そん
な愚かな自分でいたいのか?
さっきまで、美味しいと思っていた料理はどれも、砂の味しかしなかった。
パーティは無事に終わり、僕らは帰途についた。帰りがけ、出口には、酔いで顔を真っ赤に
した新郎とそれを微笑みながら、支える新婦が会場を後にする招待客と挨拶を交わしていた。
彼はふたたび従兄弟殿に祝福を告げ、代わりに「あの子、美人だな、お前にはもったいないぜ、
離さないようにしな」と私が喜ぶようなことを言ってくれていた。だけど、もうノイズはいらない。
騒ぐ私を僕は無視する。
新婦が「ごめんなさいね、あの人酔っぱらっちゃって」と幸せそうな笑顔で告げてくれた。
ブーケを分解したのだろう、小さな花束が手渡される。
「お幸せに」
心を込めて、そう告げた。すべての人の祝福があるように。こんな祈りに意味はない、けれ
ど願った、無私に。
「ねえ、誰を……捜していたの」
帰り道、キョンにそう問いかけた。
「なんの……は、バレてたか?」
苦笑して、彼は頭を掻いた。
「わりと。あの会場で、僕がキミ以外の誰に目を留めるというんだい」
好きな人のことを見つめない女なんていない。私はあなたのことは誰よりも見ている。ねぇ、
あなたは誰を見つけたかったの? その人はあなたにとってどんな存在なの? ノイズと僕は
シンクロしていた。理性は彼のプライベートに踏み込むな、そうアラートを鳴らす。けれど、
そのささやきを僕は無視する。
「うん、このあいだな、行方不明になった親戚がいるんだよ、その人を、な。今日結婚した人
と仲が良かったからな、顔を出すかもしれない、そう思って」
行方不明、なかなか衝撃的な告白だった。失敗した、こんな言葉が返ってくるなんて、理性
の警告を無視した罰か。だけど、私の唇は、別の言葉を紡ぐ。
「その人のこと、好きだったんだ……」
私は何を言っている、ヤメロ、ヤメロ、それ以上、踏み込んではイケナイ。
「いや……ん~、どうだったんだろう、な。そうだったのかもしれないな」
彼女のことを語る、彼は少し、嬉しそうだった。私のことを知らない人に説明する時も、
そんな顔をしてくれるのだろうか。
「すまない。配慮の足りない発言だった。謝罪するよ、キョン。気を悪くしないでくれ」
理性がやっとアドバンテージを取り戻した、僕は僕のペルソナを取り戻す。
「無事だと、いいね、その人」
キョンは、それ以上を告げる気がなかったのだろう。曖昧に頷いた。
家まで、送ってもらった。
ブーケは、ドライフラワーにしよう、これも彼との大事な記念品になるはずだ。
その夜、僕は彼の夢を見た。
今、振り返ってみれば、あれが私が私の力を認識した最初の夜だった。
243:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 03:56:09 uAWidUF+
以上、おしまい。
あれ~~~、ササッキーSSの予定だったんだけど。
あれ~~~。
佐々木かわいいよ佐々木、と書いてとりあえず〆ておこう。
244:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 04:09:17 eZQXvcw3
こんな時間にw
佐々木の中身がベタな女の子っぽくて新鮮だったよ
GJ!!
245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 05:17:55 mg6XZbu0
夏の思い出
・・・暑い。マジで暑い。時間は夜の10時をまわったというのに、記録的な猛暑となった今日は、塾から歩いて帰っている俺と佐々木の体力を容赦なく奪っていた。
『暑い暑い言わないでほしいな。心頭滅却すれば火もまた涼し、要は気の持ちようだよ。』
汗ダラダラで、首にタオル巻いて、うちわを扇ぎながら歩いている状態で言っても、説得力ないぞ佐々木。
『くっくっ、それもそうだね。キョンに説教する格好をしていなかったね僕は。実際、この暑さは異常だよ。』
そうだろそうだろ。暑いもんは暑いんだ。もう1Mも歩きたくない。
そんな時、小学校が通り道に見えてきた。こんな日はプールとかに飛び込んだら、さぞ気持ちいいだろうな。
『それだよキョン!』おわっ、何だよ急に?佐々木が声を大にして叫んでいた。
『あの学校のプールに忍び込もうじゃないか。ここらへんは人通りも少ない。余程見つからない筈だ!このままでは僕らは熱中症で倒れてしまうよ。』
正直、いい提案だと思った。余程暑いのか、佐々木がこんなことを言うのも珍しいし、素直にその案に賛成し、プールへ向かった。ただこの時は、暑さで脳がやられていたのか、大事なことを忘れていたんだ。
246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 06:25:14 mg6XZbu0
・・俺、水着持ってないぞ、佐々木。
『迂闊だったね。当然僕も持ってない。
こんな、ほんの先の事が予測出来なかったなんて、僕も暑さで頭がやられてたとしか思えない。』
まあしょうがないな。せっかくプールサイドまで来たが、引き返すしかないだろ。・・
ガサガサ、バサッ
佐々木は全裸になっていた。そして頭からプールへ飛び込んでいった。その、なんだ、びっくりした。
『キョンも早くおいでよ、これは最高だ!』
なんか凄いことを言ってらっしゃる。
そりゃ辺りは真っ暗だが、健全な男子中学生には躊躇してしまうシチュエーションだ。欧米じゃないんだぞ欧米じゃ。
欧米が大胆な感じなのかは実際知らないが。ああ何考えてんだ俺?
ただ、気持ち良さそうに泳ぐ佐々木は、微かに月明かりを浴びて凄く綺麗に見えた。
気が付けば俺も飛び込んでいた。もちろん服は着てない。
子供の頃は風呂とか男女関係なく入ったりしただろ?あんな感じの気持ちになったんだ、本当に。
『キョン、僕は君とじゃなければこんな事は出来ないと思う。それは素晴らしいことじゃないと思わないか?』
そう言った佐々木は微笑み、反転してクロールで泳いで行ってしまった。
俺もそう思うよ佐々木。しかし本当に気持ちが良い。あんなに恨めしかった『暑さ』に、今は逆に感謝している。どこか神秘的な、聖域というか、そんな時間だった。
そんな夏の思い出だった。だから佐々木は「親友」で間違いないだろう。
まあ俺は、それ以上の気持ちもあるんだけどね。
END
247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 06:27:22 mg6XZbu0
駄文スマン。次はうまくやります!
248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 06:48:36 4oHxEKfY
>>247
GJ!
ササッキーなにしてんだww
249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 08:20:56 kIvGmoyW
その日、俺たちは初めて繋がった。
ごめん、妄想しすぎた。
250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 08:23:57 fRTdgmzd
キョン「タオルねぇじゃん」
佐々木「正直暑さで頭をやられていたとしか…」
251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 08:32:57 ciZpqS3q
ワロタwwwww
252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 09:35:37 zR2qGeKi
>>250
「無い訳じゃない。この僕から分泌された水分と体臭をふんだんに染み込ませたタオルならね」
また使い辛くなる表現しやがってコイツは……。
「でも使うんだろう? くっくっ……」
253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 10:41:55 AcXhff5I
お前ら朝っぱらから……超GJなことを!
254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 11:34:29 ciZpqS3q
佐々木はそれを持ちかえってあんなことや(ryをするんですね!
255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 11:36:26 c79Nfdwe
>>254
!!w
256:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 13:11:37 4oHxEKfY
佐々木可愛いよ佐々木
257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 14:51:37 6vX6bUET
佐々木の耳刺激してぇ~
URLリンク(blogimg.goo.ne.jp)
258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 15:33:59 3XqaoKlf
佐々木可愛いぞ佐々木
259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 15:40:42 Zj2Iah+l
ささ☆すた
260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 16:53:13 G/Mhd1uC
佐々木とキョンってお互いの誕生日の日に誕生日プレゼントをあげたりしてそうだな
261:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 16:53:27 DM2tZmbW
!. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.! \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./ _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ
!. ..l. : . : : : : : : : : :|: : : : : : : : :l: イ;.!, -'"´ ト:.:.:!:l:..|:.:.:.:.:.:!
. !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ !ヽ |.!/:.:.:.:.:.:.:l
| : !: : : : : : :',: : : :, x-─ :.:...:.:l!.| レ 彡≠、k_ヾ:..r-、.:.:.:.:.!
. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,' "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i
!. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´ 、 |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ
. ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ , ,.l :./:l./:.ィ:ハ.} ー`
', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ > ー "´ イi:.////ソ リ
i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _ / リ/iイ'
. }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - ' メ
| : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i ' ,
l: ハ:トヘ  ̄ j ` - _
// ゙ー / ` - y`ーv、__
/ <: :/: : : : : 入
/レ ' __ r ' ´ ̄ <´: :/: : : : : : : :.i
_ ,ヘ: :.ラ ` そ: / . . : : : : : : :ヽ
,´: : : :ヽ::} _ ― :.: ̄i . : : ヽ
,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::..... { . . : : i
くく・・・くく・・・くく・・・
262:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 17:25:27 W47+bVX1
「ねえキョン、今度の誕生日何が欲しい?」
「そうだなあ、富と権力はどうかな」
「まじめに答えてくれよ」
「そういうお前は?」
「/////////」
「やれやれ」
263:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 17:41:44 G/Mhd1uC
>>262
佐々木は何が欲しかったんだw
264:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 17:44:08 m5NX7j6b
空気嫁、キョン
265:名無しさん@お腹いっぱい
07/05/17 18:07:07 rLQ7ESZc
>>263
キョンだろ
266:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:07:11 4oHxEKfY
フラクラキョンは佐々木の誕生日フラグすら折りそうだw
267:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:24:22 GdX08s5S
>>243
書いてくれてありがとう!
興奮してる佐々木はやっぱりかわいいなw
乙!
268:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:32:03 6e7NiRQA
>>266
佐々木の誕生日
うわ、酷い隈だ。
昨日はキョンが誕生日に何をくれるのか色々考えてたら一睡もできなかったんだよなぁ…
僕の誕生日は知っている筈だし、今日は期待しても…いいよね?
「おはよう、キョン。」
「お、佐々木か。」
「さてキョン、君は今日が何の日か覚えているかな?」
「今日?特に祭日やら記念日等ではないし…。」
「祭日ほどではないが、ある人間にとっては非常に喜ばしい記念となる日だよ。」
「そうか!そういえば今日は妹の誕生日だった。危なく忘れるところだったぜ。」
「…」
「思い出させてくれてサンキュな、佐々木。 うん? そういえば何でお前が妹の誕生日を知っているんだ?」
「…君って奴は…ホントに…」
こうですか?わか(ry
269:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:34:22 TZD2BcBm
さすがは「キョンのフラグを折ることにかけてはキョン以上」と噂されるだけのことはあるなw
270:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:38:06 gnxidecV
隈ができた佐々木さんを幻視できる俺勝ち組
271:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:40:21 Qu5llc6X
>>268
こうだな。
「くっくっ、それはね、僕と同じ日付だと記憶していたからだよ。中学3年生にもなれば
誕生日を祝うという行事は、恋人でも居れば別だろうが、どうでもいいことだよ。だけど
君の妹はまだ小学生だ。きっと指折り数えて待っているだろうに、君も妹がお兄ちゃんと
読んでくれないと僕なんかに嘆くぐらいなら、こういう機会に兄らしい振る舞いをして得点
稼ぎをしてはどうかい?幸い、今日は塾の無い日だし、小学生の女の子が喜びそうな
品揃えの店も多少は知っているから、妹さんへのプレゼント選びの手伝いぐらいはできるが、
どうする?」
272:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:42:33 gnxidecV
>>271
なんというデートの誘い…
273:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 18:59:43 4oHxEKfY
>>271
フラグktkr!
274:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:02:04 EO/KJ7w0
>>271
そして話の前半部分を完璧に聞き逃すキョン
275:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:05:51 Qu5llc6X
「ああ、その点なら大丈夫だ。すでにあいつの欲しいものは目星を付けてあるし、
予算も確保してある。ありがとう、佐々木。おかげで助かった」
と平気でフラグを折るのが彼だ。
276:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:15:27 edTt6Kfl
佐々木、今日が誕生日だったのか、おめでとう。
せっかくの誕生日だってのに、うちの妹のために迷惑をかけるわけにはいかんだろうよ。
気持ちだけありがたく受け取らせてもらうよよ。それじゃあ、また明日な。
「キョン、君ってやつは…」
こうですか?わかりません
277:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:19:50 c79Nfdwe
>>276
good!
278:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:22:00 G/Mhd1uC
キョンは死亡フラグからお誘いフラグまであらゆるフラグを折れるなw
279:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:28:48 4oHxEKfY
キョンにフラグを折られる度に恍惚の表情を浮かべる佐々木が目に浮かぶな
280:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:29:55 GKPJuEF0
もはやフラグを折られることに快感を見出す佐々木カワイス
281:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:30:26 c79Nfdwe
>>280
ドMか?
282:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:41:30 W47+bVX1
むしろ復讐心をたぎらせる
283:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:44:38 SlGI7ann
ここまで来ると、キョンが佐々木を弄んでるようにさえ思えるw
284:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:45:27 n9+/+1kk
ていうかお前ら俺のササッキーに何をさせるつもりなんだぜ?
285:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:58:54 G/Mhd1uC
おまいらが変なこと言うからササッキーがMっ娘に思えてきたw
286:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 19:59:53 7BdMWDiJ
>>281
佐々木は攻めようと頑張ってみるけど結局受けに回るタイプだろう
287:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:05:07 4oHxEKfY
ということは佐々木は誘い受けってことか
なんかエロいな…
288:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:08:36 Qu5llc6X
んなこと言ったら、佐々木もハルヒもドMで、キョンは自覚無きドSになるだろうが。
289:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:14:44 G/Mhd1uC
ハルヒの女キャラでSと思えるのは朝倉と森しか思い浮かばないな
290:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:18:02 Dput+Tru
>>289
俺の喜緑さんは?
291:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:18:20 2pyaHQrc
つ喜緑さん
292:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:23:50 G/Mhd1uC
>>290
黒キャラだけどなんとなくMな希ガス
みくるや橘はMだと思うけど佐々木とハルヒはSかMか分からないな
長門や昆布さんもワカンネ
293:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:33:40 mdAYT69i
長門はS。昆布はL。
294:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:35:56 O/sC62cA
それは髪の長さか
295:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:40:13 4oHxEKfY
>>293
吹いたwww
てか佐々木って長門と同じくらいの髪の量だな
296:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:49:51 ptlyyfnQ
>>295
って事は佐々木もSか。
なんか今回の黒幕、喜緑さんのような気がしてならない(´д` )
297:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 20:59:28 AcXhff5I
佐々木が”作られたもの”だなんてことは信じないぞ!
298:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:03:06 fRTdgmzd
論理的会話に定評のある佐々木
299:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:15:05 SlGI7ann
>>297
で、大元を消しに掛かるって感じ?
それじゃどこぞの名家の坊ちゃんじゃあるまいし…存在が消えるような自体にはならないでほしいな
300:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:23:24 4oHxEKfY
驚愕で佐々木が消えたらこの良スレに来ることもなくなるだろうな…
そんな展開にならないように祈るよ…
301:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:29:10 90nFcC/8
俺は消えたとしてもここに残るな。たとえ一人になったとしても
302:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:33:56 2pyaHQrc
朝倉スレとも掛け持ちしてるし消失長門も好きだからきっとこのスレにも居続けるな。
303:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:36:32 zxzS04kS
驚愕読む時は、あんなに一緒だったのに/see-sawをBGMにしよう
鬱になる準備は万全だ!
304:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:39:03 JwcRjaWq
>>303
怜奈?だかのIsolationとか山崎まさよしのOne more time, One more chanceあたり
マジおぬぬめ
305:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:41:32 G/Mhd1uC
俺は驚愕読むときはFirst Good-ByeをBGMにしようかな
でもなぜか佐々木が消えないような気がしてならないんだよな
306:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:42:40 2pyaHQrc
つか、佐々木が消える理由があまり思いつかないからね。
307:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:51:57 5kxaHDP6
実はハルヒこそ佐々木の力が産み出したダミーだったんだよ!
佐々木「さあキョン、涼宮さんとの思い出を消去して僕のもとへ還るんだ」
キョン「そ、そんなこと俺にできるはずないじゃないかっ!俺のハルヒを返せっ」
佐々木「ぐっ、そ、そんな、統合したはずのダミーが?うぐっ!」
ハルヒ「ここは?キョン?キョン!会いたかった!」
キョン「ハルヒ!やっと会えた!俺は、俺はお前を選んだんだ!」
佐々木「・・・フッ・・どうやら僕の負けだな・・・これが『愛』か・・・さよなら、キョン、涼宮さんとお幸せに」
キョン「佐々木、お前とはもっと語り合いたかった・・・最高の強敵(とも)だったぜ・・・」
END
谷川先生の次回作にご期待ください!
308:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 21:58:01 G/Mhd1uC
>>307
やっぱりハルキョンオチなのね…
うん、まぁあの二人はベストコンビだもんね…
309:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:02:13 4oHxEKfY
>>308
そう鬱になるなよw
310:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:02:20 ptlyyfnQ
>>307
lヽ,,lヽ
|( )もうやめて!佐々キョンENDを望んでいる人達のライフはゼロよ!
と i
しーJ
311:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:12:09 SlGI7ann
ルートの中に佐々木とのルートがあったらいいなとは思う…
あくまで想像上に過ぎないけどね
312:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:17:11 eJJgSumB
佐々木の萌え要素って何がある?
313:国木田スマン。人数の都合だ。
07/05/17 22:18:26 2pyaHQrc
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! 涼宮ハルヒの驚愕は、発売未定です。
キョン「チクショオオオオ! くらえ橘! 俺はポニテとツインテは別派なんだ!」
橘「さあ来なさい、キョンさん! 私は実はドジッ子なんです」
(ザン)
橘「んん… もう! こ この超能力者の私が…こんな一般人に…バ…バカなアアアア」
(ドドドドド)
橘「グアアアア」
九曜「─ドジッ子が─やられた……みたい─」
パンジー「規定事項だ…奴は我々四人の中でも最弱…」
国木田「なんで僕がこっちに入ってるんだろう…」
キョン「くらえええ!」
(ズサ)
3人「グアアアアアアア」
キョン「やった…ついに四天王を倒したぞ…これで佐々木のいる閉鎖空間の扉が開かれる!!」
佐々木「くっくっく、よく来たねキョン…待っていたよ…」
(ギイイイイイイ)
キョン「こ…ここが閉鎖空間だったのか…! 感じる…佐々木の落ち着きを…」
佐々木「キョン…戦う前に一つ言っておくことがある キミは僕を倒すのに
『フラグ』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」
キョン「な 何だって!?」
佐々木「そして涼宮さんたちは騒がしいので商店街へ解放しておいた あとは僕を倒すだけだねくっくっく…」
(ゴゴゴゴ)
キョン「フ…上等だ…俺も一つ言っておくことがある
この俺の名前が未だにわからないような気がしたがそんなことはなかったぜ!」
佐々木「そうか」
キョン「ウオオオいくぞオオオ!」
佐々木「さあ来たまえキョン!」
キョンの勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
314:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:18:37 g5ht3wW9
お望みとあらば長文で語ってやるぜ
315:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:21:07 GKPJuEF0
>>314
俺たち頭悪いからSSで頼む
316:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:22:02 G/Mhd1uC
>>313
カオスww
国木田が一番カワイソスw
>>312
言うとすればインテリっ娘なところよ
317:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:26:14 9K08i25l
>>313
ギャグマンガ日和乙
318:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:26:24 zR2qGeKi
俺はまだ昇り始めたばかりだ。
この北高へと続く長い坂をな……。
- 完 -
319:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:29:27 4oHxEKfY
>>312
僕っ娘
320:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:29:28 SlGI7ann
>>313
ソードマスターww
321:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:33:40 Dput+Tru
朝起きるとなぜか犬になっていたキョン
家をたたき出されて学校に逃げ込み
ハルヒに追われ
谷口に落書きされそうになり
なぜか佐々木に拾われる
そんな電波
322:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:37:47 zR2qGeKi
>>321
そいつはまさにトラブるって奴だな。
「こんなに汚れて……お風呂に入るかい、ワンちゃん」
323:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:39:01 G/Mhd1uC
てことは佐々木は犬を飼ってるわけだな
324:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:43:26 ptlyyfnQ
北高の中を吹き抜ける風が
いつもより冷たく感じられます。
古泉一樹に朝比奈みくる・・・
長門有希までいなくなってしまい
残る勇者はキョンとハルヒだけです。
佐々木の時空改変能力を
止められるかどうかは
彼等の手にかかっています。
一体どんな結末が
彼等をまちうけているのでしょうか。
短い髪を揺らし走るハルヒ・・・
佐々木がいる最後の教室は
もうすぐです・・・
ステージ8-4
『キョンと佐々木』
325:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:43:31 5kxaHDP6
>>312
男の自転車の二人乗りしてるくせに親友だとうそぶく素直じゃない乙女心
久しぶりに会った彼に「今寂しいの・・・」と思わせる台詞をそっと忍ばせる可愛らしさ
「ちょっと(体が)大人っぽくなったでしょ?」とストレートに言えないいじらしさ
326:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:44:08 qRRDhCWm
昨日のキョン子
完結の目処がたった。
だいたい24時ぐらいに投下予定
327:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:51:45 G/Mhd1uC
>>324
佐々木が悪役なのは既定事項かw
>>326
wktkしてるよ~
328:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:52:48 q2GLJkfu
>>326
おー、楽しみにしてますよ。
329:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:56:59 4oHxEKfY
>>326
ちょww目欄w
楽しみにしてる
330:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 22:59:50 zR2qGeKi
>>322
「へぇ……。キミはキャン、キャンではなくキョン、キョンと鳴くのか。
素敵な鳴き声だね。さぁ、一緒においで。暖かい部屋でご飯を食べよう。
……今この瞬間からあなたの名前はキョンにする。よろしくね、キョン」
(っつーか俺だ! 気付け、気付いてくれ佐々木!)
「あはは、そんなに鳴いて……名前がそんなに気に入ったのかい? 実はわたしも、だよ」
もちろん続かない。
331:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:03:31 SlGI7ann
>>326
乙、待ってたよ
>>330
ダメだよ、その後お風呂に入る展開がなきゃw
332:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:06:06 5kxaHDP6
>>330
・・・残念だ
一緒にお風呂入ったりすると思ってたのに
333:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:07:28 5kxaHDP6
orz
334:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:07:57 g5ht3wW9
諸君 私は佐々木が好きだ
諸君 私は佐々木が好きだ
諸君 私は佐々木が大好きだ
僕っ娘が好きだ ショート娘が好きだ
貧乳が好きだ 知性派が好きだ
クールな娘が好きだ 美脚が好きだ
媚びないのが好きだ 素直じゃないのが好きだ
ちょっと中二なのが好きだ
学校で 塾で 通学路で グラウンドで 公園で
駅前で 喫茶店で 商店街で 自転車の荷台で
あらゆるところで観測される佐々木が好きだ
雁首をそろえた男子生徒たちが撃沈されるのが好きだ
中空に高々と掲げられた映画券が力なくひらひらと落ちたときなど心が躍る
トリックスターぶりでSOS団を翻弄するのが好きだ
キョンを虐げるハルヒの出鼻をくじいたときなど胸がすく思いだった
素直になれずしなくていいところで理論武装してしまうのが好きだ
キョン攻略のチャンスを何度も何度も逃しているところなど感動すら覚える
それでもそれとなくアプローチをかけ続ける様などもうたまらない
婉曲に搦め手でせめていっても全力でスルーされるのも最高だ
哀れな信仰者たちが健気にも擦り寄ってきたのを冷淡に返し、
橘きょこたんに「んん…もうっ!」などといわせたときなど絶頂すら覚える
佐々キョンフラグをバキバキに折られるのが好きだ
必死に守るはずだった純愛ルートが跡形もなくなるのはとてもとても悲しいものだ
涼宮ハルヒのヒロイン補正に押しつぶされて散っていくのが好きだ
機関思念体未来人に追いまくられるのは屈辱の極みだ
諸君 我らは佐々木の 佐々木の幸せな未来を望んでいる
諸君 このスレに定住する佐々木親衛隊諸君
君達はいったいなにを望んでいる?
さらなる佐々木萌えを望むか?
情け容赦のないラブラブな佐々キョンを望むか?
赤面紅潮の限りを尽くしアニキャラ板のサーバーを殺す嵐のような佐々木を望むか?
『佐々木! かわいいよ! 佐々木!』
よろしい 佐々木かわいいよ佐々木
335:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:15:34 g5ht3wW9
続きが思いつかん…
336:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:17:33 mrZSOq4a
さて、佐々木スレにおいてSSの供給が激しいのは、
1.新キャラだから
2.佐々木の性格が2ch住人のツボにはまったから
3.ハルキョンSSに飽きたから
のどれだろうか
337:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:18:02 VnYiIFYP
>>330
風呂に入ると人間に戻るキョン
これなんてらんま
つか犬化のあたりはうる星だし、結局留美子だし
あー発想でトシがばれるわ
338:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:18:50 jUp4uMI8
>>336
個人的には2だと思う
339:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:20:31 PdLfWHdy
水かぶるとキョン子って訳か
340:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:21:14 ZstuyQ9E
4.佐々木のキャラが読めない=解釈の幅が広くとれる
341:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:21:49 ks2++lYQ
>>336
皆,佐々木が好きなのさ.
十分すぎる理由じゃないか.
342:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:26:13 5kxaHDP6
ボクっ娘に知性を与えたのが新しかった、のかも
とはいえ古典少女漫画へのオマージュだよな、「11人いる!」とかさ
343:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:26:14 HL+q61YJ
お、由利さんついに
344:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:32:32 Zj2Iah+l
フラグギアス
反逆のササッキー
「人々よ我等を恐れ、求めるがいい!」
「我等の名は裏SOS団!」
「我々、裏SOS団はフラグを折られた全ての者の味方である。女だろうと男であろろうと。」
「私は恋愛を否定しない。しかし、フラグを立てた者が立てたフラグを一方的にへし折るのを断じて許さない!」
「折っていいのは折られる覚悟がある奴だけだ!」
345:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:33:12 6gr7id3t
小ネタ考えてると、後になって「これ留美子じゃね」とかよくなるw
って言い出すと出尽くしてる感も出てきちゃうけど
ていうか俺の脳内佐々木が響子さんとかぶりまくりってのが末期的
346:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:34:57 se0lVukp
キョン「ぐはははぁぁ!あやつめぇぇ!やぁりおったわぁぁ!」
347:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:37:05 5q0XCCCl
のいぢの画力が低いってのは言うまでも無いけど、
ハルヒと佐々木って似てない?ハルヒからカチューシャ外して、目尻を下げたら佐々木になる気が…
348:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:38:44 aCgDxoat
わざとってこともあるかもな
四年前にある一人の人間の人格が分裂してハルヒと佐々木になったとか
349:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:39:31 SlGI7ann
目の色が一緒だったような記憶が…
350:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:45:50 OrZ+tRdr
orz
351:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:46:40 ciZpqS3q
>>303暁の車/YUUKAもオヌヌメ
音楽で欝になったの初めてだよ・・・
352:流様が見ている
07/05/17 23:51:41 qRRDhCWm
キョン子いきます
353:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:53:13 ptlyyfnQ
佐々木「み・・・見事だ・・」
橘「さ・・佐々木さん・・。」
佐々木「この勝負・・君達の勝ちだ・・。
さぁ、トドメをさすがいい・・キョン・・
僕の生命が失われれば、神の力は消え
世界は元通りになるだろう・・・」
キョン「っ・・どうしてこんな事を・・・
どうしてこんな事に・・・」
佐々木「キョン・・君がいなくなったあの日から僕は君を探し続けた・・
探して、探して、探し続けて・・・とても、とても長い間探していたと思う・・
だが、君は見つからなかった・・。
僕にとって、君のいない世界などなんの意味もない・・。
だから、僕は橘さん達に協力してもらって、神としての能力を手に入れ・・
そして、この世界を消滅させる事にしたんだ・・。
消えてしまった愛する君に、この世界を捧げる為に・・・。」
キョン「だが、現に俺はいまこの世界にいる。もう、誰も俺達の間を裂こうとはしないはずだ・・」
佐々木「もう手遅れさ・・・僕は罪を犯しすぎた・・。
さぁ・・もう終わりにしよう・・・、君が生きていたことを知ることができ・・。
そして、君がいるこの世界を消滅させずにすんだだけで、僕は満足だ・・・。
僕の生命はもう長くない。今は世界が消える前に、僕の生命を止めねばならない。」
キョン「そんな・・・せっかく会う事が出来たっていうのに・・・」
橘「・・・・・!佐々木さん!!」
バシッ!!
橘「っ・・」
バタっ
佐々木・ハルヒ「橘さん!?」
キョン「橘っ!?」
354:流様が見ている
07/05/17 23:53:26 qRRDhCWm
結局その日の団活は昨日と代わり映えしなかった。
俺は昨日と同じでハルヒに無理矢理着替えさせられた。今度は婦警だ。勘弁してくれ。
長門も朝比奈さんも古泉も止めようとしない。絶対面白がっていやがる。
団活中、佐々木に呼び出しのメールを送った。本来なら次の休日が望ましいのだろうが、そこまで待ってい
たら男に戻れそうにない。
今週中にケリを付けねば。
団活後すぐに光陽園駅前公園に向かった。
ハルヒが一緒に帰ろうと言ったが大事な用があると断った。
すぐアヒル口になったがそれだけで引き下がってくれた。
駅前公園に着く頃には辺りが薄暗くなってきた。
少し心細い。………いやいやいや、待て待て待て。なんでそうなる。元は男だぞ、俺。
長門に呼び出されたときは平気だったではないか。しっかりしろ。
そんなことを考えていると気付いたことがある。今の俺は女であり、佐々木は女に告白したことにならない
のか?しかし告白した時は男だったし、などと心配したがそれは杞憂だった。
「佐々木………と橘と九曜か」
光陽公園には佐々木の他に橘と九曜もいた。こいつらを呼び出した覚えはない。
「えっと……キョン………かい?」
佐々木は戸惑っているな。
こいつらのことも聞きたいがまず確認だ。
「佐々木、今の俺はお前にどう映っている。俺だと分かるか」
「キョン……キョン子?いや、確かにキョンだとは認識出来るが。しかし男性のはずだったが…」
とりあえず佐々木は違和感を感じ取っているな。次に確認すべきことは
「なんでこいつらもいる」
「ん?ああ、彼女達はこの時間の女の子の一人歩きは危険だとついてきたんだ」
「佐々木さんとあなたの行動は出来得るかぎり捕捉しています」
「―――」
女の子一人は危ないからと言って付き添いに女の子を付けるのはどうかと思うが…こいつらは普通じゃなか
ったな。まあ、佐々木の安全のためなら納得出来る。しかしボディーガード要員なら九曜だけでも充分なは
ず。それに橘本人が出張らなくてもSPぐらいこっそりつけれるだろうに。
「それでしたら、私も直接確認がしたかったのです。あなたに異変が生じているという報告があったもので」
「そう、わた…僕もそれが聞きたい。キミは確かに男性だったはず。それがどうして……」
佐々木はいったん言葉を切って俺を下から上へと見回した。
「いったいキミに何が起きたんだい」
実はだな…
・
・
・
355:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/17 23:55:27 JuxJJzMY
ハルヒと佐々木が互いに反物質でどっちかが触ると消える
ってのはないにしろ、一年程度付き合いがあった奴が「バックアップ」だったら
そりゃ驚愕する。
で、ここで言われている段階で既になさげな気がしてきたよ。
356:流様が見ている
07/05/17 23:56:01 qRRDhCWm
・
・
・
「と、言うわけなんだ」
説明を聞き終えた佐々木は年がら年中事件に巻き込まれる名探偵のように顎に手をあてて
「まさかこんなことになるとは。涼宮さん発想には驚かされるよ」
俺も驚かされたよ。今まで散々珍妙なことに巻き込まれて、ある種、諦めの境地にまで達していたがまだま
だ経験が足りなかったようだ。こんな事態は受け入れられない。
「くっくっ、それは僕をふる前ふりかい。キミが元に戻るにはそれが最短かつ確実な手段らしいが…そんな
理由では僕はキミがこれから言う言葉は耳に入りそうにないよ」
「………そうだな、確かにそれは不謹慎だな」
少し焦っていたようだ。自分ために佐々木をふるのはいくらなんでも誠実さに欠ける。
しかし俺は佐々木の告白に対する決定的な答えはまだ出していない。
普通なら佐々木みたいな魅力的な女の子に、しかも頭もよく小難しくあるが話題に欠けることのない奴に好
きですなんて言われたら彼女がいなかったら二つ返事でOKするところだが、悲しいかな生まれてこのかた
およそ十七年、異性から告白なんてされたことがない俺は的確な返事を返すことが出来なかった。
しかも状況が状況だ。あの場で何か出来る度胸は俺はなかった。
それに佐々木とは中学三年での一年間に及ぶ友人としての付き合いがあった。
その佐々木のさらに一年ごしによる告白だ。俺もそれに対して真剣に考える必要があった。
だが昨日今日の騒動で焦った俺は答えを出す前に佐々木を呼び出してしまった。俺の不手際としか言い様が
ない。ならどうするか。
決まっている。
今の俺の正直な気持ちを言うしかない。
俺は佐々木を正面から見つめる。
「佐々木、聞いてくれ。お前に告白されたことは正直嬉しかった。だが、今の俺はお前に対する返事をもっ
ていない。YESともNOとも言えない」
佐々木は静かに佇んで聞いている。
「それなのに、焦ってお前を呼び出したのは謝る。すまなかった」
佐々木の瞳はずっと俺だけに向いていた。
「これから先どうなるかは分からない。お前を好きになるかもしれないし、もしかしたら別の奴かもしれな
い。だからそれまでは…答えが出るまでは『親友』でいてくれないか」
俺が言えたのはそれまでだった。
佐々木は瞳を閉じ「ふぅ」とため息を吐いた。
「まったく。キミという奴は、優柔不断だね。いや、卑怯と言うべきか」
う、それは謝る。しかし今はそうとしか言い様がないんだ。
「くっくっ、だがまぁ、それならまだまだこれから機会はあるということだ。これ以上の関係になるには僕
の努力次第というわけだ」佐々木は目を開いてこちらに歩み寄った。
「ならば今暫らく、よろしく頼むよ『親友』」
そう言って片手を差し出してきた。
「ああ、こちらこそよろしく」
俺は佐々木の手を握り返した。
357:流様が見ている
07/05/17 23:58:34 qRRDhCWm
パチパチパチと拍手の音がした。
音源の方を見ると橘と九曜がいた。
「いやぁ、素晴らしいのです。青春なのです」
「―親友――いい」
ぐはっ!そういえばこいつらがいたんだった。すっかり忘れていた。
「『これから先どうなるかは分からない。お前を好きになるかもしれない』」
「―親友――親友――」
ええい止めろ。くそ、自分の顔が耳まで真っ赤になるのが分かる。
なんで佐々木は平然としていられるんだ。とんだ羞恥プレイだ。
橘は一通り笑ったあと
「これで用件はすみやしたか?」
いや、待て。そもそも俺は男に戻るために佐々木を呼び出したんだ。このままではなんの解決にもならん。
だいいち俺が女のままでは佐々木も困るだろ。元は男だとはいえこのままでは佐々木は女が好きだというこ
とになる。
「キョン……いや今はキョン子か。それは些細なことだよ。僕はキミというパーソナリティーに好意を抱い
ているのであって、キミが男であろうが女であろうが大した問題ではない」
なんで俺のまわりは男の威厳というか矜持を軽視するんだ。俺が女のままでいいということか?
あいにく俺は元に戻りたいんだよ。
「ふむ。今のキョン子は外見上からして魅力的にすぎる。変な男に言い寄られるのは不愉快だな。明日ぐら
いに涼宮さんに忠告しておくかな。そうすればキミも元に戻るだろう」
本当か?スマン頼む。
しかしハルヒに言うだけで元に戻るのか?
あいつは人の言うことはほとんど聞かないぞ。
「なに、簡単さ。キミが女性であることの無意味さデメリットを伝えればいいだけさ。涼宮さんが聞く耳を
持たないのは彼女にとってくだらないことだけだよ。それが多いから聞き分けがきかないように見えるだけ
さ。まあ、人は見たいものを見たいように、聞きたいことを聞きたいようにしてしまうからね。なにも彼女
だけに限ったことでさないさ」
そうか。まあ、佐々木は俺が知るかぎり弁論に関してはこいつの右に出るものはいない。
佐々木に任せておけば大丈夫だろう。
「悪いな、佐々木」
「なに、お安い御用さ」
「さて、これで用件は全てすみましたね」
そうだな、最後は佐々木に頼む形になって情けないがなんとかなりそうだ。
「ではこれで解散ですね。私は佐々木さんを自宅までお見送りしますので、九曜さんは彼女をお願いします」
いや、そんなことしてもらわなくてもいいぞ。一人で帰れる。
「それはダメです。今のあなたは女の子なんですから。もう、日はとっくに暮れてます。こんな時間で女の
子一人では襲われちゃいますよ。なんのために私と九曜さんが一緒に出張ったと思っているんですか」
なるほどそういうわけか。
358:流様が見ている
07/05/18 00:01:13 qRRDhCWm
しかし九曜と二人で帰るのか。
「大丈夫ですよ。九曜さんと私達があなたに直接危害を加えることはありません。これを機にもっと仲良く
なって下さい」
「僕もそれを願うよ。それではまた」
「失礼します」
佐々木は片手を振って、橘はピョコンと頭を下げて去って行った。
あとに残されたのは俺と九曜だけだ。
「――」
相変わらず何考えているか分からないな。
「………」
こうしていても仕方ない。帰るか。
自転車を引いて九曜と家路につく。
「――」
しかし………間が持たない。こいつとの接点がないから会話の種がない。
まあ、あったとしても親睦を深めようとは思わないが。
「………」
自転車に乗らずに引いている家に着くまで時間がかかる。
自転車でさっさと行ってもいいが、それはさすがに九曜に悪いだろう。
でも、スーと平行移動しているこいつを見ると自転車の速度に構わずに、ついてきそうだ。
………それはちょっと不気味だな。
「乗るか?」と言おうかとしたが、髪が長すぎるから車輪に絡まりそうだ。
「………」
「――」
結局、気まずい空気のまま家まで着いた。
「玄関先まで見送ってもらってありがとな」
とりあえず礼だけは言っておく。
「――」
しかし九曜はその場に立ったままだ。どうしたんだ。
「――親友――」
手を差し出してきた。握手しろということか?
いや、佐々木の真似か。
「親友ってのはな、友達同士が互いに信頼出来て打ち解けあう仲たんだ。俺とお前は違うぞ」
言って聞かせる。
しかし九曜は全く微動だにしない。これは握手するまで帰りそうにないな。
「とりあえず友達からというところから」
握手をした。
「――友達――?」
首を傾げた。
「ああ、友達だ」
暫らくそのままにしていたがやがて満足したのか、またあの平行移動で夜の闇に溶けるように去って行った。
長門とはえらい違いだな。いや、長門もはじめは結構機械的だった。今ではかなり人間らしいが。
九曜はまだ知らないことが多いのだろう。いろいろ経験していけばあいつも人間らしくなっていくだろう。
そういえば九曜はどこに住んでいるのだろう。いくら宇宙人とはいえ屋根のないところに住んでいては体に
悪いなどといった心配はあいつには余計かな。
自室に帰った俺はベッドに倒れこんだ。
今日は疲れた。昨日は昨日で疲れたが、今日のはこの三日間で最大だ。
自分を誉めたいよ。
佐々木のおかげで元に戻る目処もついた。
無事に戻ったらあいつになにか礼でもしないとな。
などつらつら考えていたがいつの間にか眠りについていた。
359:流様が見ている
07/05/18 00:03:25 iyPQnFHA
翌日
制服のままで寝てしまったから服とスカートにしわが出来ていたがもともとの不精スキルが発動してそのま
まで登校した俺を見たハルヒが余計な世話焼きスキルが発動して長門と朝比奈さんとおまけに鶴屋さんまで
交えてちょっとした騒動があったがこれは蛇足だな。
その日、ハルヒは用があると放課後部室には来ずにすぐに帰った。
佐々木が呼び出したのだろう。佐々木とハルヒがなにを話し合うか気になるが、ここはあいつに任しておこ
う。
その夜、ハルヒから電話があった。
『今日、佐々木から呼び出しがあったんだけどさ』
それは知ってるとは言えないからうなずいておく。
『昨日あんた、佐々木と会ってたんだって』
佐々木のやつそんなことを言ったのか。
『あんたと佐々木、中学の時仲良かったらしいけど……そういう趣味?あんた男に興味持ってないようだか
ら』
なんだ、そういう趣味とは。佐々木よ、ハルヒになにを吹き込んだ。
『あたしは別にそういうのは否定しないけど。個人の自由だし。それにあたしも………』
急にゴニョゴニョと声が小さくなった。聞こえないぞ。
『とにかく!あんた、慎みなさい。SOS団員なんだから!』
と、だけ言って切りやがった。
………佐々木、本当にハルヒになにを言ったんだ。
ハルヒもなんだか変だったし。不安だ。
こんなんで俺は元に戻るのか?
今日やることのない俺は寝るしかなかった。
朝、妹に叩き起こされた。
「キョン君おっはよー」
キョン君じゃない、お兄ちゃんと言いなさい。
ん?キョン君?
もしや、と洗面台に直行した俺はそこにいつもの顔を見た。
良かった。戻っている。
佐々木はうまくやってくれたようだ。
とりあえず佐々木に電話して礼を述べた。そしてハルヒとなにを話したのか気になっていたから聞いてみる
と『女同士の会話には秘すべき秘密があるのだよ。詮索は無用だ』とはぐらかされた。
まあ、聞いてはいけないならば無理強いはするまい。
俺は久しぶりにブレザーに袖を通して登校した。
いつもの目線、まわりの奴らも女扱いしない。いいね。
教室にはやはりハルヒが先にいる
「おっす」
挨拶した俺を胡散臭げに見た。
「機嫌いいわね。なんかいいことでもあった?」
「まあな。」
「あっそ」
興味ないのかそれだけ言って机に突っ伏した。