07/05/26 22:25:55 PB7j8m/f
261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 17:13:27 ID:UFWwI77R
こんな夜更けに、闇と風の中に自転車を走らせるのは誰だろう。
それは沙都子とにーにーだ。にーにーはおびえる沙都子を後ろに乗せている。
悟史 「沙都子、なぜ顔を隠すんだい?」
沙都子 「にーにーにはレナさんが見えないんですの?帽子をかぶって、長い鉈を持っている・・・」
悟史 「むぅ・・・あれは、ケンタ君人形だよ・・・」
レナ 「かぁいいね沙都子ちゃん、一緒に行こうよ。面白い遊びをしよ?しよ?
ゴミ捨て場にはいっぱいかぁいいものがあるし、手作りクッキーを私がたくさん用意して待っているよ」
沙都子 「にーにー、にーにー!聞こえませんの!?レナさんが私に何か言っておりますわ!」
悟史 「落ち着くんだ、ひぐらしが鳴いているだけだよ。」
レナ 「嘘だッ!!! いい子だね、私と一緒に行こうよ。私の後ろの足音がもてなすよ。
沙都子ちゃんをここちよく怖がらせ、常にストーキングし、あぅあぅ言うんだよ?だよ?」
沙都子 「にーにー、にーにー!見えないんですの、あの暗いところにオヤシロさまが!」
悟史 「むぅ・・・見えるよ。でも、あれはL5特有の幻覚と被害妄想だよ」
羽入 「あぅあぅ、ひどいのです・・・」
レナ 「沙都子ちゃんかぁいいよう、はぅ~、力づくでもおっ持ち帰URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」
沙都子 「にーにー!にーにー!レナさんが私を捕まえる!レナさんにお持ち帰りされる!ふわぁぁあああぁぁあぁあぁん!」
にーにーはぎょっとして、自転車を全力で走らせた。騒ぐ沙都子を背中に抱え、やっとの思いで診療所に着いた・・・
抱えられた沙都子はすでにイリーにメイド服を着せられていた。